JPH11136505A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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JPH11136505A
JPH11136505A JP9297270A JP29727097A JPH11136505A JP H11136505 A JPH11136505 A JP H11136505A JP 9297270 A JP9297270 A JP 9297270A JP 29727097 A JP29727097 A JP 29727097A JP H11136505 A JPH11136505 A JP H11136505A
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image
signal
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image signal
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JP9297270A
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Takeshi Aoyanagi
剛 青柳
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Original Assignee
Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/403Edge-driven scaling; Edge-based scaling

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナの解像度が高くなるに従い、画像デ
ータサイズが増加し、像域判定を行うための回路の規模
が増大して、装置コストの増加を招いている。 【解決手段】 ステップS1401で600dpiの画像信号の解
像度を1/2に間引きした300dpiの画像信号により、ステ
ップS1302からS1304で網点および文字画像のエッジ判定
を行い、それらの結果に基づきステップS1305で文字判
定を行った後、ステップS1402で300dpiの解像度の文字
判定信号を補間して600dpiの文字判定信号にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
その方法に関し、例えば、入力される画像信号の像域を
分離し、その分離結果に基づき画像処理を行う画像処理
装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機用の画像処理においては、原稿画
像の文字領域と、下地や網点領域とを区別するための像
域分離を行う。そして、良好な画像出力が得られるよう
に、区別した領域それぞれに適した画像処理を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。
【0004】複写機においては、スキャナからの画像信
号をそのまま利用して像域を判定している。しかし、近
年、スキャナの解像度が高くなるに従い、画像データサ
イズが増加し、像域判定を行うために画像信号を遅延さ
せるためのメモリサイズの増大や、像域分離処理を行う
ための回路の規模が増大して、装置コストの増加を招い
ている。
【0005】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、画像データの高解像度化に対して像域分離処
理のコスト上昇を抑えることができる画像処理装置およ
びその方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0007】本発明にかかる画像処理装置は、入力され
る画像信号の解像度を低下させる第一の変換手段と、前
記解像度が低下された画像信号に基づき像域を分離する
分離手段と、前記入力画像信号の解像度に基づき、前記
分離手段から出力される像域分離信号の解像度を変換す
る第二の変換手段と、前記解像度が変換された像域分離
信号に基づく画像処理を前記入力画像信号に施す処理手
段とを有することを特徴とする。
【0008】また、入力される画像信号の解像度を低下
させる第一の変換手段と、前記解像度が低下された画像
信号に基づき網点画像を検出する第一の検出手段と、前
記入力画像信号の解像度に基づき、前記第一の検出手段
から出力される検出信号の解像度を変換する第二の変換
手段と、前記入力画像信号に基づき文字画像のエッジを
検出する第二の検出手段と、前記第二の変換手段および
前記第二の検出手段の検出結果に基づき文字画像域を分
離する分離手段と、前記分離手段から出力される像域分
離信号に基づく画像処理を前記入力画像信号に施す処理
手段とを有することを特徴とする。
【0009】また、入力される画像信号を二値化する二
値化手段と、前記二値化手段から出力される二値画像信
号の解像度を低下させる第一の変換手段と、前記解像度
が低下された二値画像信号に基づき網点画像を検出する
第一の検出手段と、前記入力画像信号の解像度に基づ
き、前記第一の検出手段から出力される検出信号の解像
度を変換する第二の変換手段と、前記入力画像信号に基
づき文字画像のエッジを検出する第二の検出手段と、前
記第二の変換手段および前記第二の検出手段から出力さ
れる検出信号に基づき文字画像域を分離する分離手段
と、前記分離手段から出力される像域分離信号に基づく
画像処理を前記入力画像信号に施す処理手段とを有する
ことを特徴とする。
【0010】本発明にかかる画像処理方法は、入力され
る画像信号の解像度を低下させ、前記解像度が低下され
た画像信号に基づき像域を分離し、前記入力画像信号の
解像度に基づき、前記分離ステップで出力される像域分
離信号の解像度を変換し、前記解像度が変換された像域
分離信号に基づく画像処理を前記入力画像信号に施すこ
とを特徴とする。
【0011】また、入力される画像信号の解像度を低下
させ、前記解像度が低下された画像信号に基づき網点画
像を検出し、前記入力画像信号の解像度に基づき、前記
網点画像の検出結果を示す信号の解像度を変換し、前記
入力画像信号に基づき文字画像のエッジを検出し、前記
解像度が変換された前記網点画像の検出結果を示す信号
および前記文字画像のエッジの検出結果を示す信号に基
づき文字画像域を分離し、前記文字画像域の分離結果を
示す信号に基づく画像処理を前記入力画像信号に施すこ
とを特徴とする。
【0012】また、入力される画像信号を二値化し、二
値化された画像信号の解像度を低下させ、前記解像度が
低下された二値画像信号に基づき網点画像を検出し、前
記入力画像信号の解像度に基づき、前記網点画像の検出
結果を示す信号の解像度を変換し、前記入力画像信号に
基づき文字画像のエッジを検出し、前記解像度が変換さ
れた前記網点画像の検出結果を示す信号および前記文字
画像のエッジの検出結果を示す信号に基づき文字画像域
を分離し、前記文字画像域の分離結果を示す信号に基づ
く画像処理を前記入力画像信号に施すことを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
【第1実施形態】 [構成]図1はカラー複写機における像域分離処理を説
明するためのブロック図である。
【0015】101は画像入力部で、カラー複写機のイメ
ージリーダー部などカラー画像を入力する部分である。
画像入力部101としては、このほかに、例えば、カラー
イメージスキャナなどの原稿画像の読取装置や、広義に
おいてはコンピュータからの画像入力などを含めること
ができる。画像入力部101は、原稿画像から読み取った
各画素について、RGB三色に分解された色分解信号R1、G
1、B1を出力する。
【0016】画像入力部101から出力された色分解信号R
1、G1、B1の一つであるG1信号は、文字検出部111に入力
され、各画素が文字や細線などの文字線画像を構成する
か、または、階調をもつ写真画像を構成するかが判定さ
れる。文字検出部111からは、その判定結果を示す1ビッ
トの文字判定信号MJが出力される。
【0017】文字判定信号MJは、空間フィルタ係数記憶
部112に入力され、文字線画像を構成する画素に対して
は文字線画像用の空間フィルタ係数が選択され、写真画
像を構成する画素に対しては写真画像用の空間フィルタ
係数が選択される。選択された空間フィルタ係数は空間
フィルタ102に設定される。
【0018】一方、画像入力部101から出力された色分
解信号R1、G1、B1は、色判定部113に入力され、各画素
が無彩色であるか有彩色であるかが判定される。色判定
部113からは、その判定結果を示す1ビットの有彩色判定
信号COLORが出力される。
【0019】黒文字信号生成部114は、文字判定信号MJ
および有彩色判定信号COLORを入力し、文字線画像を構
成し、かつ、無彩色と判断された画素に対して1ビット
の黒文字信号KM1を出力する。
【0020】また、空間フィルタ102は、空間フィルタ
係数記憶部112から設定される空間フィルタ係数に基づ
き、画像入力部101から入力される色分解信号R1、G1、B
1に対してエッジ強調やスムージングなどのフィルタリ
ングを行う。
【0021】空間フィルタ102から出力される信号R2、G
2、B2は、画像変倍部103に入力されて、所定の倍率の変
倍される。画像変倍部103は、線形補間による拡大・縮
小などの変倍を行うとともに、入力画像と出力画像の解
像度が異なる場合の解像度変換も行う。例えば、スキャ
ナの解像度が300dpi、プリンタの解像度が600dpiで等倍
出力を行うときは、画像の縦横の画素数がともに二倍に
なるように線形補間を行い、200%の拡大出力を行うとき
は、画像の縦横の画素数がともに四倍になるように線形
補間を行う。
【0022】画像編倍部103の変倍および解像度変換に
応じて、黒文字信号生成部114から出力された黒文字信
号KM1に対しても変倍および解像度変換を行う必要があ
る。つまり、黒文字信号KM1は、黒文字信号変倍部115に
入力されて、変倍および解像度変換が施された黒文字信
号KM2として出力される。黒文字信号編倍部115による処
理は、黒文字信号が二値信号であることから、論理和法
を用いて拡大・縮小が行われる。
【0023】画像変倍部103から出力される信号R3、G
3、B3は、LOG変換部104に入力されて、輝度信号からプ
リント出力用の濃度信号であるシアンC1、マゼンタM1、
イエローY1信号に変換される。その変換式は以下のよう
なものである。 C = (-255/1.60)×log(R/255) M = (-255/1.60)×log(G/255) Y = (-255/1.60)×log(B/255) なお、対数の底は10である
【0024】LOG変換部104を構成する場合、入力値と対
数変換後の値とからなるルックアップテーブルをメモリ
に格納して、RGB画像信号をアドレス端子へ入力し、そ
のアドレスに対応するデータを変換後のCMY画像信号と
して出力される構成でもよい。
【0025】黒生成部105は、LOG変換部104から出力さ
れるC1、M1、Y1信号を入力し、それら三色の信号のうち
の最低値を示す信号を黒信号K2として出力する。なお、
黒生成部105から出力されるC2、M2、Y2信号はそれぞれC
1、M1、Y1信号と同等の値にする。出力マスキング部106
は、黒生成部105から出力されるC2、M2、Y2、K2信号
を、マトリクス演算により画像出力部に用いるプリンタ
などの発色特性に合わせた信号に補正する。出力ガンマ
補正部107は、出力マスキング部106から出力されるC3、
M3、Y3、K3信号を、予め設定された濃度変換カーブに従
って変換し、濃度やカラーバランスの調整を行う。二値
化部108は、本実施形態の画像出力部として二値カラー
プリンタを用いるために、出力ガンマ補正部107から出
力される多値画像信号C4、M4、Y4、K4に誤差拡散法など
の二値化処理を施して、二値画像信号C5、M5、Y5、K5を
出力する。勿論、画像出力部に多値カラープリンタを使
用するときは、二値化部108における二値化処理は必要
ない。
【0026】黒文字反映部109は、二値化部108からC5、
M5、Y5、K5信号を入力し、黒文字信号変倍部115から黒
文字信号KM2を入力する。黒文字反映部109は、KM2が
‘0’、つまり黒文字画素以外を示すときはC5、M5、Y
5、K5信号をそのまま出力する。また、KM2が‘1’、つ
まり黒文字画素を示し、かつ、C5、M5、Y5、K5信号の少
なくとも一つが‘1’(ドットを形成)の場合は、その
色にかかわらず黒単色でドットを形成するように信号を
変換、つまりK信号を‘1’にし、他の信号を‘0’にす
る。この処理によって、黒文字を構成すると判定された
画素は黒単色で形成されることになり、良好な黒文字の
再現が得られる。
【0027】画像出力部110は、黒文字反映部109から出
力される二値画像信号C6、M6、Y6、K6に基づき、記録し
に画像を形成するインクジェット方式などのプリンタ、
あるいは、二値画像データを画像ファイルとして出力ま
たは記録する画像出力装置などである。
【0028】[処理]次に、文字検出部111に関して詳
細な処理の説明を行う。
【0029】図2は文字検出部111が実行する文字検出処
理の一例を示すフローチャートである。
【0030】本実施形態では、画像入力部101から出力
されるRGB画像信号のうちG1信号を判定信号Dとするの
で、画像信号入力ステップS201で8ビットのG信号を判定
入力する。以下では、注目画素の座標を[V][H]で表す。
従って、判定信号はD[V][H]で表される。
【0031】5×5平均濃度演算ステップS202では、5×5
画素のエリア処理によりD[V][H]の平均値を求めAVE5を
出力する。 AVE5[V][H] = (ΣΣD[V+x][H+y])/25 …(1) ただし、Σ演算の範囲はx, y = -2から+2
【0032】エッジ成分抽出ステップS203では、エッジ
強調処理の前処理としてエッジ成分を抽出する。つま
り、図3に示すような5×5フィルタによりエッジ成分EDD
55を抽出するが、その演算式は以下のようになる。 EDD55 = ΣΣ(D[V+x][H+y]・KM0[x][y]) …(2) ただし、Σ演算の範囲はx, y = -2から+2
【0033】また、エッジ成分抽出ステップS203では、
図4に示すような3×3フィルタでエッジ成分を抽出す
る。本実施形態の場合、主走査方向EDD33Hと副走査方向
EDD33Vとで別々にエッジ成分を抽出するが、それらの演
算式は以下のようになる。 EDD33H = ΣΣ(D[V+x][H+y]・KM1[x][y]) …(3) EDD33V = ΣΣ(D[V+x][H+y]・KM1[x][y]) …(4) ただし、Σ演算の範囲はx, y = -1から+1
【0034】続く、エッジ強調処理ステップS204では、
抽出されたエッジ成分に基づいて注目画素のエッジ強調
を行う。その処理は以下の演算式で行い、異なるエッジ
強調を施した結果としてEDGE1およびEDGE2を出力する。 EDGE1 = D + EDD55×EDKYD0 + EDD33V×EDKYD1 + EDD33H×EDKYD2 …(5) ただし、EDGE1 > 255の場合はEDGE1 = 255 EDGE1 < 0の場合は EDGE1 = 0 EDGE2 = D + EDD55×EDKYD3 …(6)
【0035】なお、(5)および(6)式の定数EDKYD0、EDKY
D1、EDKYD2およびEDKYD3は、エッジ強調量を調節するた
めの定数であり、0、1/1、1/2、1/4および1/8の中から
選択可能である。
【0036】続く、二値化処理ステップS205では、以下
の演算式を用いて、AVE5とエッジ強調結果EDGE1を比較
して文字のエッジを検出する。二値化結果は1ビットのB
DTとして出力される。 EDGE1 < AVE5の場合はBDT =‘1’ EDGE1 ≧AVE5の場合はBDT =‘0’ …(7)
【0037】続く、孤立量算出ステップS206では、入力
されるBDTに基づき、周囲画素に対する注目画素の孤立
状態を表す孤立量を求める。処理の詳細は次のようにな
る。
【0038】図5に矢印a、b、cおよびdで示す各方向にB
DTを参照して、BDTの組み合わせが‘010’となる方向の
特性値を1とする。そして、各方向の特性値の和を孤立
量KA1とする。つまり、孤立量KA1は0から4の値をとる。
ただし、図6に示す四つのパターンは、本来KA1=3である
がKA1=0にする。 KA1 = a + b + c + d …(8)
【0039】次に、各方向にBDTを参照して、BDTの組み
合わせが‘101’となる方向の特性値を1とする。そし
て、各方向の特性値の和を孤立量KA0とする。つまり、
孤立量KA0も0から4の値をとる。ただし、図7に示す四つ
のパターンの場合は本来KA0=3であるがKA0=0にする。 KA0 = a + b + c + d …(9)
【0040】次に、孤立量加算ステップS207で、所定エ
リアに含まれる画素の孤立量KA1およびKA0それぞれを加
算してSUM11およびSUM10を出力する。 SUM11[V][H] = ΣΣKA1[x][y] …(10) SUM10[V][H] = ΣΣKA0[x][y] …(11)
【0041】なお、(10)および(11)式におけるΣ演算の
範囲は孤立量を加算する画素を含むエリアのサイズによ
って決まるが、本実施形態ではx、yともに-5から+5の範
囲とする。
【0042】網点判定ステップS208では、SUM11およびS
UM10を閾値K11、K10およびK1と比較することにより、注
目画素が網点領域に含まれるのか、それ以外の領域に含
まれるのかを示す網点判定信号PMJを出力する。つま
り、下式を満足しない場合は網点領域に含まれることを
示すPMJ =‘0’を出力し、下式を満足する場合は網点領
域外に含まれることを示すPMJ =‘1’を出力する。 (SUM11 < K11) && (SUM10 < K10) && ((SUM11 + SUM10) < K1) …(12)
【0043】一方、濃度差演算ステップS209では、EDGE
2およびAVE5を入力して二値化を行い、その結果をDL0と
して出力する。 AVE5 - EDGE2 > NOUDOINの場合は DL0 =‘1’ EDGE2 - AVE5 > NOUDOOUTの場合はDL0 =‘1’ …(13) これら以外の場合は DL0 =‘0’
【0044】続く、3×3孤立除去ステップS210では、5
×5画素の領域を使用して3×3画素以下の孤立点の除去
を行い、その結果をDL1として出力する。つまり、図8に
示すような、注目画素を中心とする5×5画素の領域にお
いてDL0を参照し、3×3画素以下の孤立点を判定する。
本実施形態の場合、最外周のDL0がすべて‘0’、つまり
図8に示す斜線部分の画素のDL0がすべて‘0’だった場
合、その内側の3×3画素領域の各画素に対応するDL1を
すべて‘0’として出力する。それ以外の場合はDL1=DL0
を出力する。
【0045】続く、ノッチ補正ステップS211では、3×3
画素領域のDL1を参照して不連続部分を補正するととも
に、DL1の孤立画素を除去する。つまり、注目画素のDL1
に対して隣接する二つの画素のDL1が、図9に示す四つの
パターンを示す場合は注目画素に対応するDL2=‘1’を
出力し、注目画素に隣接する画素のDL1が図10のパター
ンを示す場合は注目画素に対応するDL2=‘0’を出力す
る。それ以外のパターンを示す場合は注目画素に対応す
るDL2=DL1を出力する。
【0046】次に、文字判定ステップS212では、網点判
定信号PMJおよびノッチ補正ステップS211で出力される
信号DL2を入力して文字画像を判定し、その結果を信号K
BDTとして出力する。つまり、下の条件式を満足する場
合は文字部に含まれる画素を表すKBDT =‘1’を出力
し、下の条件式を満足しない場合は文字部に含まれない
画素を表すKBDT =‘0’を出力する。 (PMJ =‘1’) && (DL2 =‘1’) …(14)
【0047】続く、太らせ処理ステップS213では、入力
されるKBDTに基づき、最終的な文字判定信号MJを出力す
る。この処理は、KBDTを3×3画素領域で参照して、KBDT
を一画素分広げる(太らせる)処理であるが、その詳細
は次のようになる。
【0048】太らせ処理ステップS213では、図11に示す
ように、注目画素のMJIDETの周辺画素領域(図11に示す
斜線部)にKBDT=‘1’の画素が存在する場合はMJ=‘1’
を出力し、KBDT=‘1’の画素が一画素も存在しない場合
はMJ=‘0’を出力する。この処理により文字画像のエッ
ジ部外までMJが‘1’になるが、これは、黒文字画像の
エッジ部分で起こりやすい色ずれ部分を考慮したもので
ある。このようにすれば、黒文字画像のエッジ部分で生
じた色ずれ部分まで黒文字画像に対する処理を行うこと
ができ、シャープなエッジをもつ黒文字画像を形成する
ことができる。
【0049】図13は図2に示した文字判定処理をより簡
単に表したフローチャートである。つまり、二値化ステ
ップS1302は、図2に示したエッジ成分抽出ステップS20
3、エッジ強調処理ステップS204、5×5平均濃度演算ス
テップS202および二値化処理ステップS205からなる。ま
た、網点判定ステップS1303は、孤立量算出ステップS20
5、孤立量加算ステップS206および網点判定ステップS20
6からなる。また、エッジ判定ステップS1304は、エッジ
成分抽出ステップS203、エッジ強調処理ステップS204、
5×5平均濃度演算ステップS202、濃度差演算ステップS2
09、3×3孤立除去ステップS210およびノッチ補正ステッ
プS211からなる。また、文字判定ステップS1305は、文
字判定ステップS212および太らせ処理ステップS213から
なる。
【0050】すなわち、文字検出部111は、図13に示す
ように、ステップS1301で入力される画像信号に対し
て、一方で二値化して網点を判定する。また他方では、
黒文字画像のエッジを判定する。そしてこれらの判定結
果を合成することで、文字画像の検出を行う。
【0051】しかしながら、上記の処理は、スキャナの
解像度に依存する次のような問題をもっている。すなわ
ち、ある大きさの網点を解像度が異なる複数のスキャナ
で読取る場合、解像度の低いスキャナであれば少ない画
素数で網点を検出することが可能だが、解像度の高いス
キャナになればなるほど多くの画素を調べなければ網点
を検出することはできない。例えば、図12Aに示すよう
な300dpiの1ドットに相当する網点を300dpiのスキャナ
で読取り、二値化を行った場合の画像データは、図12B
に示すように一つの網点が一画素に対応する。従って、
3×3画素の範囲で孤立量を算出することができる。しか
し、図12Aに示す網点を600dpiのスキャナで読取り、二
値化を行った場合の画像データは、図12Cに示すように
一つの網点が四画素に対応することになる。このため、
一つの網点を検出するためには最低でも5×5画素の範囲
の画像データを必要とする。
【0052】同様に、孤立量を加算するエリアも300dpi
のスキャナと600dpiのスキャナでは、600dpiのスキャナ
で読取った方が四倍の面積を必要とすることになる。こ
のような理由から、スキャナの高解像度化に伴い、判定
処理に使用する画素数が増大して、画像データを遅延さ
せるためのメモリサイズも増大する傾向にある。このた
め、画像領域を判定する処理部のコスト、とくに網点判
定にかかるコストが増大している。
【0053】そこで、本実施形態においては、画像領域
の判定処理に先立って間引き処理を行い、画像領域の判
定に使用する画像データの解像度を低下させることによ
り、回路規模、コストの軽減を図る。この処理を以下で
詳細に説明する。なお、以下では、一例として、600dpi
の解像度で画像データを入力し、300dpiの解像度で文字
検出を行う例を図14をに示す。つまり、図14に示す処理
は、図13に示した処理に、間引きステップS1401および
補間ステップS1402を加えたものである。
【0054】間引きステップS1401では、600dpiの画像
信号の解像度を主走査方向、副走査方向ともに1/2に間
引きして300dpiの画像信号にする。具体的には、図15A
に示すように、入力された600dpiの画像信号の2×2画素
を一つのブロックにする。そして、最大値を示す画素の
値をそのブロックの代表値とし、図15Bに示すように、3
00dpiの画像信号に変換する。
【0055】文字判定ステップS1305の後、補間ステッ
プS1402で、300dpiの解像度の文字判定信号を主走査方
向、副走査方向ともに論理和法を用いて補間して600dpi
の文字判定信号にする。600dpiに戻された文字判定信号
は、黒文字信号生成部114に入力され、前述と同様の処
理が行われることになる。
【0056】このように、二値化ステップS1302、網点
判定ステップS1303、エッジ判定ステップS1304および文
字判定ステップS1305における処理は、300dpiの画像信
号に対して行うことになり、入力画像信号の解像度が高
くても文字検出部111の回路規模、画像信号を遅延させ
るメモリなどの増大を防ぐことができる。
【0057】なお、上記の説明では、2×2画素のブロッ
クの最大画素値を代表値として使用して画素を間引く方
法を説明したが、四画素の平均値や中間値を用いたり、
所定位置の画素の値を代表値にするなどの方法を用いて
もよい。
【0058】また、上記の説明では、一例として600dpi
の画像信号に間引き処理を施して300dpiの画像信号に変
換する例を説明したが、例えば、1200dpiから600dpiや3
00dpiなど、画像信号の解像度を落とす方向への変換で
あれば、当然、文字検出部111の回路規模や画像信号を
遅延させるためのメモリサイズの増大を防ぐという効果
を期待することができる。
【0059】
【第2実施形態】以下、本発明にかかる第2実施形態の画
像処理装置およびその方法を説明する。なお、本実施形
態において、第1実施形態と略同様の構成については、
同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0060】第1実施形態では、二値化ステップS1302、
エッジ判定ステップS1304に入力される画像信号の両方
に間引き処理を施す例を説明した。この場合、エッジ判
定ステップS1304において検出されるエッジは、600dpi
の画像信号から検出されるものより、当然、粗い状態に
なる。従って、細かい文字のエッジが検出できないこと
になる。そこで、二値化ステップS1302、網点判定ステ
ップS1303に入力される画像信号に対して間引き処理を
行い、エッジ判定ステップS1304は間引き処理されてい
ない画像信号で行う構成を第2実施形態として説明す
る。このようにすれば、細かい文字のエッジ部分も正確
に検出することができる。
【0061】図16は第2実施形態の文字判定処理の一例
を示すフローチャートである。
【0062】入力される例えば600dpiの画像信号は、エ
ッジ判定ステップS1304には、そのままの解像度で入力
される。一方、二値化ステップS1302に入力される画像
信号は、間引きステップS1401で例えば300dpiの画像信
号に変換されたものである。そして、二値化ステップS1
302および網点判定ステップS1303により得られた300dpi
の網点判定信号PMJは、補間ステップS1402で補間され、
例えば600dpiの画像信号に変換される。600dpiに戻され
た網点判定信号PMJは、エッジ判定信号DL2とともに文字
判定ステップS1305へ入力され、文字判定が行われる。
【0063】これにより、二値化ステップS1302および
網点判定ステップS1303は、解像度を低下させた画像信
号で行うため、それらの回路規模および画像信号を遅延
させるためのメモリサイズなどの増大を防ぐことができ
る。一方、エッジ判定ステップS1304は、解像度を低下
させていない画像信号で行うため、細かい文字のエッジ
も検出でき、細かい文字に対応する文字判定信号KBDTを
得ることができる。
【0064】
【第3実施形態】以下、本発明にかかる第2実施形態の画
像処理装置およびその方法を説明する。なお、本実施形
態において、第1実施形態と略同様の構成については、
同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0065】上記の実施形態においては、多値の画像信
号に間引き処理を施すため、間引き処理を行うための回
路規模およびメモリサイズが大きくなる。そこで、第3
実施形態においては、二値化後の画像信号に対して間引
き処理を行うことにより、間引き処理を行うための回路
規模およびメモリサイズの縮小を図るものである。
【0066】図17は第3実施形態の文字判定処理の一例
を示すフローチャートである。
【0067】入力された例えば600dpiの画像信号はその
まま、エッジ判定ステップS1304および二値化ステップS
1302に入力される。二値化ステップS1302で二値化され
た画像信号は、間引きステップS1401で例えば300dpiの
画像信号に間引かれる。この間引き処理は、図18Aに示
すように、入力された600dpiの二値画像信号の2×2画素
を一つのブロックとする。そして、図18Bに示すよう
に、画素値‘1’の画素をもつブロックに対しては‘1’
の二値画像信号を出力し、画素値‘1’の画素をもたな
いブロックに対しては‘0’の二値画像信号を出力す
る。勿論、固定位置の画素値を二値画像信号の値にする
方法を用いてもよい。
【0068】解像度が低下された二値画像信号に基づ
き、網点判定ステップS1303で出力される網点判定信号P
MJは、補間ステップS1402で、主走査方向、副走査方向
ともに論理和法を用いて二倍に拡大補完され、600dpiの
画像信号に戻される。
【0069】このように、網点判定ステップS1303で
は、解像度が低下された画像信号に基づき処理を行うこ
とができるため、その回路規模および画像信号を遅延さ
せるメモリサイズなどの増大を防ぐことができる。その
上、間引き処理も、二値画像信号に対して行うことにな
るため、間引き処理に関わる回路規模および画像信号を
遅延させるためのメモリサイズの縮小を図ることができ
る。
【0070】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0071】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。また、コンピュータが読出した
プログラムコードを実行することにより、前述した実施
形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ
ードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS
(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0072】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像データの高解像度化に対して像域分離処理のコスト
上昇を抑える画像処理装置およびその方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー複写機における像域分離処理を説明する
ためのブロック図、
【図2】文字検出部111が実行する文字検出処理の一例
を示すフローチャート、
【図3】5×5フィルタの一例を示す図、
【図4】3×3フィルタの一例を示す図、
【図5】注目画素の孤立状態を表す孤立量の求め方を示
す図、
【図6】注目画素の孤立状態を表す孤立量の求め方を示
す図、
【図7】注目画素の孤立状態を表す孤立量の求め方を示
す図、
【図8】孤立点の除去方法を説明する図、
【図9】孤立画素を除去方法を説明する図、
【図10】孤立画素を除去方法を説明する図、
【図11】太らせ処理を説明する図、
【図12A】像域判定におけるスキャナの解像度に依存
する問題を説明するための図、
【図12B】像域判定におけるスキャナの解像度に依存
する問題を説明するための図、
【図12C】像域判定におけるスキャナの解像度に依存
する問題を説明するための図、
【図13】図2に示した文字判定処理をより簡単に表し
たフローチャート、
【図14】600dpiの解像度で画像データを入力し、300d
piの解像度で文字検出を行う例を示すフローチャート、
【図15A】間引き処理の一例を示す図、
【図15B】間引き処理の一例を示す図、
【図16】第2実施形態の文字判定処理の一例を示すフ
ローチャート、
【図17】第3実施形態の文字判定処理の一例を示すフ
ローチャート、
【図18A】第3実施形態における間引き処理の一例を
示す図、
【図18B】第3実施形態における間引き処理の一例を
示す図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像信号の解像度を低下させ
    る第一の変換手段と、 前記解像度が低下された画像信号に基づき像域を分離す
    る分離手段と、 前記入力画像信号の解像度に基づき、前記分離手段から
    出力される像域分離信号の解像度を変換する第二の変換
    手段と、 前記解像度が変換された像域分離信号に基づく画像処理
    を前記入力画像信号に施す処理手段とを有することを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記分離手段は文字画像域を分離するこ
    とを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 入力される画像信号の解像度を低下させ
    る第一の変換手段と、 前記解像度が低下された画像信号に基づき網点画像を検
    出する第一の検出手段と、 前記入力画像信号の解像度に基づき、前記第一の検出手
    段から出力される検出信号の解像度を変換する第二の変
    換手段と、 前記入力画像信号に基づき文字画像のエッジを検出する
    第二の検出手段と、 前記第二の変換手段および前記第二の検出手段の検出結
    果に基づき文字画像域を分離する分離手段と、 前記分離手段から出力される像域分離信号に基づく画像
    処理を前記入力画像信号に施す処理手段とを有すること
    を特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 入力される画像信号を二値化する二値化
    手段と、 前記二値化手段から出力される二値画像信号の解像度を
    低下させる第一の変換手段と、 前記解像度が低下された二値画像信号に基づき網点画像
    を検出する第一の検出手段と、 前記入力画像信号の解像度に基づき、前記第一の検出手
    段から出力される検出信号の解像度を変換する第二の変
    換手段と、 前記入力画像信号に基づき文字画像のエッジを検出する
    第二の検出手段と、 前記第二の変換手段および前記第二の検出手段から出力
    される検出信号に基づき文字画像域を分離する分離手段
    と、 前記分離手段から出力される像域分離信号に基づく画像
    処理を前記入力画像信号に施す処理手段とを有すること
    を特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 入力される画像信号の解像度を低下さ
    せ、 前記解像度が低下された画像信号に基づき像域を分離
    し、 前記入力画像信号の解像度に基づき、前記分離ステップ
    で出力される像域分離信号の解像度を変換し、 前記解像度が変換された像域分離信号に基づく画像処理
    を前記入力画像信号に施すことを特徴とする画像処理方
    法。
  6. 【請求項6】 入力される画像信号の解像度を低下さ
    せ、 前記解像度が低下された画像信号に基づき網点画像を検
    出し、 前記入力画像信号の解像度に基づき、前記網点画像の検
    出結果を示す信号の解像度を変換し、 前記入力画像信号に基づき文字画像のエッジを検出し、 前記解像度が変換された前記網点画像の検出結果を示す
    信号および前記文字画像のエッジの検出結果を示す信号
    に基づき文字画像域を分離し、 前記文字画像域の分離結果を示す信号に基づく画像処理
    を前記入力画像信号に施すことを特徴とする画像処理方
    法。
  7. 【請求項7】 入力される画像信号を二値化し、 二値化された画像信号の解像度を低下させ、 前記解像度が低下された二値画像信号に基づき網点画像
    を検出し、 前記入力画像信号の解像度に基づき、前記網点画像の検
    出結果を示す信号の解像度を変換し、 前記入力画像信号に基づき文字画像のエッジを検出し、 前記解像度が変換された前記網点画像の検出結果を示す
    信号および前記文字画像のエッジの検出結果を示す信号
    に基づき文字画像域を分離し、 前記文字画像域の分離結果を示す信号に基づく画像処理
    を前記入力画像信号に施すことを特徴とする画像処理方
    法。
  8. 【請求項8】 画像処理のプログラムコードが記録され
    た記録媒体であって、 入力される画像信号の解像度を低下させるステップのコ
    ードと、 前記解像度が低下された画像信号に基づき像域を分離す
    るステップのコードと、 前記入力画像信号の解像度に基づき、前記分離ステップ
    で出力される像域分離信号の解像度を変換するステップ
    のコードと、 前記解像度が変換された像域分離信号に基づく画像処理
    を前記入力画像信号に施すステップのコードとを有する
    ことを特徴とする記録媒体。
  9. 【請求項9】 画像処理のプログラムコードが記録され
    た記録媒体であって、 入力される画像信号の解像度を低下させるステップのコ
    ードと、 前記解像度が低下された画像信号に基づき網点画像を検
    出するステップのコードと、 前記入力画像信号の解像度に基づき、前記網点画像の検
    出結果を示す信号の解像度を変換するステップのコード
    と、 前記入力画像信号に基づき文字画像のエッジを検出する
    ステップのコードと、 前記解像度が変換された前記網点画像の検出結果を示す
    信号および前記文字画像のエッジの検出結果を示す信号
    に基づき文字画像域を分離するステップのコードと、 前記文字画像域の分離結果を示す信号に基づく画像処理
    を前記入力画像信号に施すステップのコードとを有する
    ことを特徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】 画像処理のプログラムコードが記録さ
    れた記録媒体であって、 入力される画像信号を二値化するステップのコードと、 二値化された画像信号の解像度を低下させるステップの
    コードと、 前記解像度が低下された二値画像信号に基づき網点画像
    を検出するステップのコードと、 前記入力画像信号の解像度に基づき、前記網点画像の検
    出結果を示す信号の解像度を変換するステップのコード
    と、 前記入力画像信号に基づき文字画像のエッジを検出する
    ステップのコードと、 前記解像度が変換された前記網点画像の検出結果を示す
    信号および前記文字画像のエッジの検出結果を示す信号
    に基づき文字画像域を分離するステップのコードと、 前記文字画像域の分離結果を示す信号に基づく画像処理
    を前記入力画像信号に施すステップのコードとを有する
    ことを特徴とする記録媒体。
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