JPH11134980A - 絶縁開閉装置 - Google Patents
絶縁開閉装置Info
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- JPH11134980A JPH11134980A JP24804198A JP24804198A JPH11134980A JP H11134980 A JPH11134980 A JP H11134980A JP 24804198 A JP24804198 A JP 24804198A JP 24804198 A JP24804198 A JP 24804198A JP H11134980 A JPH11134980 A JP H11134980A
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- H01H33/666—Operating arrangements
- H01H33/6664—Operating arrangements with pivoting movable contact structure
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- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
器を別個に設けていたので、保守点検時には別々に操作
をしなければならず、操作がやりづらかった。 【解決手段】本発明の絶縁開閉装置は、主軸35を支点
として可動導体19が固定導体16と接地導体17との
間を回動する間に閉位置Y1,開位置Y2,断路位置Y
3,接地位置Y4を連続的に移動する。 【効果】この結果、一回の操作で4ポジションを連続的
に行えるので、操作がしやすく、使い勝手が良いばかり
か、また絶縁開閉装置を小型化できる。
Description
荷開閉器,接地装置のいずれか1つ又は2以上を集合又
は複合した絶縁開閉装置に関する。
らの電力を断路器と遮断器などで受電し、変圧器で負荷
に最適な電圧に変え、負荷例えばモータなどに電力を供
給している。受変電機器を保守・点検するには、遮断器
を切後、遮断器と別個に設けた断路器を開放し、さらに
接地開閉器を接地することにより、電源側の残留電荷,
誘導電流を接地に流し、かつ、電源からの再印加を防止
して、作業者の安全を守っている。また、母線が充電さ
れたまま接地開閉器を接地すると、事故につながるの
で、断路器と接地開閉器との間にはインターロックを設
けている。
4 号公報に記載されたガス絶縁開閉装置は、配電函に絶
縁ガスを充填したユニット室及び母線室に遮断器,2個
の断路器および接地開閉器を個別に製作して収納してい
る。遮断器として真空遮断器を使用する場合、真空遮断
器の操作器により可動接点が固定接点に対して上下に移
動して、投入,遮断したり、或いは特開昭55−143727号
公報に記載された真空遮断器は、主軸を支点として可動
接点が左右に回動して固定接点に対して接離して、投
入,遮断している。
断器を遮断後、遮断器と別個に設けた2個の断路器を開
放し、更に接地開閉器を接地することにより、電源側の
残留電荷,誘導電流を接地に流し、電源側からの再印加
を防止して、作業者の安全を守っている。保守点検の終
了は接地開閉器を開放後、遮断器を投入しなければなら
ず、一連の操作が連続して出来ず、操作がやりづらく、
使い勝手が悪い。
それぞれ個別に配置されており、この分、装置が大型化
し、更に個別に配置されていることは操作がしにくいだ
けでなく、誤操作の可能性を持つなどの欠点がある。ま
た、母線が充電されたまま接地開閉器を接地すると、事
故につながるので、断路器と接地開閉器との間には複雑
堅牢なインターロックを設けており、これが機器の配置
に制約を生じさせ装置がさらに大型になる。
うようにした使い勝手が良く、小型化された絶縁開閉装
置を提供することにある。
作器の操作力を軽くして、更に小型化した絶縁開閉装置
を提供することにある。
は、真空バルブ内に対応配置した固定導体と接地導体
と、両導体間に主軸を支点として両導体と開閉し、且つ
一方側が真空バルブ外に延びる可動導体とを備え、上記
可動導体が固定導体から接地導体に移動する間に閉位
置,開位置,断路位置,接地位置の4ポジション又は断
路位置を省いた3ポジションを一回の操作で連続的に行
うようにした。
1ないし図12より説明する。図1は絶縁開閉装置の内
部構造を示し、絶縁ガス容器1の詳細は図2及び図3で
ある。図1の左側及び右側から見た時の外観図が図4及
び図5である。図1のD−D線およびE−E線から断面
したのが図6及び図7である。その他の図8ないし図1
2は必要に応じて適宜に説明する。
絶縁ガス1G例えばSF6 中に真空バルブ11を配置し
た絶縁ガス容器1は、次のように構成している。絶縁容
器本体2は2枚の絶縁仕切板3間に3個の真空バルブ配
置場所2Sを介してエポキシ樹脂で一体にモールド成形
している。絶縁容器本体2の下側と上側とに本体絶縁板
4Bと固定絶縁板4Aとを設けて、約長方形の中空形状
の中空函体を作る。固定絶縁板4Aには3相の母線を貫
通する3個の開口部4Dに母線絶縁板6を着脱自在に配
置する。中空函体の絶縁容器本体2正面及び裏面に絶縁
カバー7A及び裏側絶縁カバー7Bを締付ネジ5により
取外自在に固定して、気密な絶縁ガス1Gを内部に充填
した絶縁ガス容器1を構成している。
て、絶縁ガス容器1の絶縁耐圧を増し、小型化を図って
いる。また絶縁ガス1Gが漏洩して絶縁性能が低下して
も、絶縁仕切り板3などの絶縁ガス容器1で絶縁できる
所謂二重絶縁構造にして、事故の拡大を防止し、安全性
を保持している。締付ネジ5を取り外して両絶縁カバー
7A,7Bを取り外すと、絶縁仕切板間の配置場所2S
に各真空バルブ11を正面及び裏面のどちらかでも容易
に収納出来るので、組立,分解作業能率を著しく向上す
ることができる。両絶縁カバー7A,7Bと絶縁ガス1
Gとは誘電率が異なり、絶縁距離を小さくすると部分放
電が発生し易くなるので、真空バルブ11及び操作機構
部38の絶縁ガス容器1に接近している絶縁ガス容器1
内面に凹部7Cを設けて、電界緩和を図り部分放電の発
生を防止している。5Aはネジ挿入穴である。
内部を真空密閉して、金属ケース12と金属ケース12
の上側及び下側に突出したセラミック部材の絶縁ブッシ
ング13,14を設け、上側絶縁ブッシング13と下側
絶縁ブッシング14の外側に設けた封止金具15に固定
導体16と接地導体17を取り付け、両導体間の真空バ
ルブ11の左側と右側とに消弧装置18と可動導体19
とを設けているので、約十字形状の真空バルブ11を形
成している。
8や可動導体19などの電極位置の金属ケース12の幅
をW2とし、金属ケース12の長さをW3としたとき、
W2はW1と同等またはそれ以上の大きさにしW3はW
2と同等以上の大きさにしている。断面積が小さい導体
16を通す封止金具15(この幅Wを1とする)に全電
圧が印加されているのに対し、消弧装置18を覆う金属
ケース12(この幅W2)の電圧は全電圧より小さい電
圧が印加されている(この電圧は全電圧の中間電圧つま
り理論的に半分)。W3は消弧装置18と可動導体19
と固定導体16とが接触する接触中心点との間の距離で
ある。
場合には、真空バルブ外に突出する可動導体19の直角
方向に対して、各相の真空バルブ11を図4のように配
置する。この結果、各真空バルブ11間は互いに幅W2
で近接するように配置されるので、W1の絶縁距離を充
分に取れると共に、幅W2方向を縮小することが出来
る。
Pb−Cu合金より成る固定接点16Aを設けている。
固定導体16は真空バルブ11の内部から外部に向かっ
て延びて、外部で母線側導体23Aが接続されている。
固定絶縁板4Aの支持部4Cにボルト22により締め付
け、固定導体16を固定している。母線側導体23Aは
母線絶縁板6の母線23Bに接続している。即ち、母線
絶縁板6は母線側導体23A及び母線23Bを一体注形
により絶縁樹脂例えばエポキシによりモールドされてい
る。
の内径に伸縮封止金具25を設け、伸縮封止金具25に
取り付けられた接地導体17は、絶縁ガイド24及び固
定ガイド29により支持され、バネ26により可動導体
19の接触に応じて軸方向に移動する。接地導体17は
途中に設けたバネ26を圧縮している止金板27や、複
数の薄い銅板からなる銅板28を、その突出端に嵌め込
んだ接地ナット31で締め付け固定する。従って、接地
時には可動導体19が接地導体17を押圧する押圧力
と、バネ26の圧縮力とにより接触し、接地電流は銅板
28を介して外部接地端子32に流れる。外部接地端子
32は可動導体19の突出側と反対方向に突出したの
で、接地ケーブルを外部接地端子32に接続する際に可
動導体19の突出端に邪魔されることがなく、着脱作業
が容易に出来る。
軸35を支点として固定導体16と接地導体17との間
を回動し、両者と開閉する。固定接点16Aと可動接点
19Aとが開放すると、両者間に発生するアーク放出方向
にアークを消弧する消弧装置18を配置している。
ように固定導体16の一方側から内部に食い込んだ取付
溝18Aに取付金具18Bをネジ18Cを締め付けて取
り付け、取付金具18Bに消弧装置18及びシールド1
8Dをネジ18Xにより取り付けている。ネジ18C,
ネジ18Xにより、固定導体16と可動導体19との外
側に消弧装置18を簡単に着脱できるようになった。
動導体19との間にコイル電極18Eと主電極18Fとの
間を接続部18Hにより取り付け、両電極は中央部に貫
通穴18Gを設け、両電極の外周端側から貫通穴に達す
る切欠溝を設けた。
Aが固定接点16Aから離れると、図9及び図10のよ
うにアークAは両接点間に発生し、可動接点19Aが貫
通穴18G付近に移動して来ると、アーク電流は主電極
18Fとコイル電極18Eとの円周部に沿って同方向に
流れ、この電流により発生した磁界は、アーク貫通穴付
近で同方向の縦型磁界となり、これより外周側でループ
磁界となり、縦型磁界ではアークを分散消弧し、ループ
磁界では主電極18Fの円周部をアークが磁気駆動して
消弧するので、著しく遮断性能を向上することが出来
る。
に、可動導体19は主軸35を支点として反時計方向に
回動し、アークホーン100と対応する位置に移動する
と切位置になり、固定接点と可動接点との間にアークA
を発生し、アークAは可動接点の先端から最も近い一対
のアークホーン100,101に移行し、アーク放出方
向に配置した消弧装置102のアークホーン100,1
01間をアークで接続した状態となり、このアークAは
消弧装置102の複数のセラミック絶縁材又はジルコン
磁器材より成る凸凹部103で引き伸ばし消弧する。こ
のため、アークAは電流零点で遮断し、従来のアークA
が電流零点の手前で遮断する所謂裁断電流を生じる恐れ
があったが、本発明では裁断電流を減少出来るので、過
電流対策は不要である。図15は接地導体を省いた真空
バルブを示したものであり、11Xはセラミックス絶縁体
であり、19Dは可動アーク導体である。
外側に延びており、途中でベローズ36を貫通してい
る。ベローズ36により、可動導体19を上,下方向に
回動して可動導体先端に設けた可動接点19Aが固定接
点16Aと接地導体17の間を移動する働きをする。可
動接点19Aの材料は上述の固定接点16Aと同材料で
ある。ベローズ36は、封止金具15によって固定され
ている。接続導体37間に可動導体19を挟持し、両導
体の貫通穴に挿入した主軸35の先端のネジにナットの
締付部(図示せず)により、締め付けて固定している。
部38を駆動して、可動導体19は主軸35を介して
上,下方向に回動すると、図11の4位置に停止する。
即ち、可動導体19が回動するのに応じて、可動接点1
9Aが固定接点16Aに接触する入位置Y1と、入位置
より下側に回動して電流を遮断する切位置Y2と、更に
下側に回動して雷などで絶縁破壊しないこと及び負荷導
体側で作業員が感電しない絶縁距離を充分に取った断路
位置Y3と、更に下側に回動して可動接点19Aが接地
導体17と接触した接地位置Y4とがある。
体である真空中で、可動導体19が固定接点16Aから
接地導体17に回動する間に一回の操作で連続的に4ポ
ジションを行うことが出来るので、操作がしやすく使い
勝手が良いばかりか、また可動接点19A,固定接点1
6A,接地導体17を一個所に集合化したので、上述の
従来技術に比べてより小型化することができる。更に断
路位置Y3を設けると、異電源突合せ例えば2回線にお
いて、1回線の絶縁開閉装置が入位置Y1で運転中にあ
り、他回線の絶縁開閉装置が断路位置Y3で待機中には
負荷側導体に作業員が接触しても安全であるばかりか、
また待機中から運転或いは運転中から待機に切り替える
場合も連続して作業ができるので、作業スピードが速
く、操作がしやすい。更に上述のように真空バルブ11
内の真空漏れにより絶縁性能が低下し、接地に放電する
と、この電流を変流器42で検出して、保護リレー42
Xを動作させて、可動導体19を動作させないように操
作機構部38をトリップさせることにより、真空バルブ
11の破損を防止する。
入した可動導体19の先端部とピン38Bにて連結し、
U金具は絶縁操作ロッド38Cに取り付けられており、
絶縁操作ロッドの他端と連結した操作レバー38Dが回
動軸38Eに取り付けられ、回動軸38Eに各相の操作
レバー38Dが取り付けられているが、これらはいずれ
も公知であるので、詳細構造の説明は省略する。
A形成時に絶縁樹脂と一体に軸受38Fをモールドした
ので、軸受38Fの内壁面の凹部38GにOリングを1
個設けるシール構造で良いのに対して、軸受38Fをモ
ールドしない従来技術では軸受に2個所のリングを必要
とするので、本発明に比べて、その分が複雑になり、作
業時間を要する。
が固定絶縁板4Aに一体固定されており、また他端は負
荷側導体41に接続している。負荷側導体41には変流
器42及びコンデンサ43を本体絶縁板4B内に一体に
モールド配置されている。負荷側導体41に流れる事故
電流や真空バルブ内の真空異常時に発生する接地電流を
変流器42で検出すると、保護リレーが動作し、操作機
構部38のトリップ機構が働いて、上述の操作機構部3
8を釈放し、可動導体19を下方向に回動して可動接点
19Aを固定接点16Aから開放して、遮断する。また
コンデンサ43は主回路の電圧を分圧して、主回路電
圧,位相を取り込み、図示していない検出部で潮流状態
や接地事故の方向などを検出させる。本発明では真空バ
ルブ11の真空異常が発生すると、真空バルブ11内の
絶縁性能が低下し、接地に放電するため保護リレー42
Xにより、従来容易に出来なかった真空異常の検出とそ
の対策とが可能となった。
軸方向に延びる垂直部41Aと垂直部先端を可動接点1
9Aと固定接点16Aが接触する開閉位置側方向に曲が
った所謂L形通電部を形成し、その先端でケーブルヘッ
ド45及び負荷ケーブル43に接続している。
3と逆曲部41B及び端面ネジ穴を締付ナット49で締
め付けし、絶縁保持部46に支持された調整ネジ頭47
回転すると、それに応じて絶縁保持部46が押圧され
て、外側に膨らむように広がり、調整ネジ47,締付ナ
ット49及び負荷ケーブル端子43を包囲している絶縁
ゴムカバー50を押圧して、絶縁保持部46と絶縁ゴム
カバー50とは密着が充分になり、両者に間隙がなくな
り、水分が内部に入りにくくなり、絶縁耐力を著しく向
上させることが出来る。これらはいずれも公知であるの
で、詳細構造の説明は省略する。
体23Aから負荷ケーブル43に流れる電流により、全
てのL形逆曲部41Bにおいてその外側方向に電磁力が
働く。本発明では図12に示す如く電磁力Fを発生す
る。この電磁力Fは、可動導体19により発生する外側
への電磁力Fから、逆曲部41Bの外側への電磁力F1
を減じたものである。可動接点19Aが固定接点16A
に接触する接触圧力は、短絡電流による電磁反発力Fに
打勝って投入及び通電し続けるだけの力が操作機構部3
8に要求され、従来技術では大きな接触力を必要とし、
大きな操作機構部が要求されていた。
力F1により、可動導体19により発生する外側への電
磁力Fを打ち消すので、この分操作機構部の駆動力を低
減でき、操作機構部38は可動導体19を固定導体16
と接地導体17とに接触する接触力だけでよいから、操
作機構部38は大幅に低減された操作力でよくなり、従
来技術の操作機構部に比べて、本発明の操作機構部38
を大幅に小型化及び軽量化することが出来るようになっ
た。
と、主軸35から可動接点19Aが固定接点16Aとの
接触位置までの可動導体19の幅寸法L1と、主軸35
から接触位置までの逆曲部41Bの幅寸法L2とする
と、L1=L2で、電磁力F=F1になり、操作機構部
38の操作力は接触圧力だけでよいから、操作機構部3
8の操作力を小さくできる。要するに適宜の操作力を得
るには電磁力F1は電磁力Fを打ち消す方向に幅寸法L
2を調整すればよいことになる。
可動導体19が固定導体16と開閉する遮断器等の開閉
器、固定導体16から断路位置Y3まで可動導体19を
移動した断路器、可動導体19と接地導体17とを使用
した接地開閉器等の開閉器単独製品としても使用するこ
とが出来る。また真空バルブ11を絶縁ガス容器1に収
納しない場合にも使用することが出来る。
として固定導体16の固定接点16Aと可動接点19Aと
が開閉する可動導体19を真空バルブ内に対応配置して
いる。各接点にはアークAを案内するスパイラル状溝1
8Sを設けている。固定導体16と可動導体19とはL
字型に配置され、L字型の電流が流れるため、事故電流
通電において、両導体間に大きな電磁反発力が働く。こ
の電磁反発力により可動接点19Aと固定接点16Aと
の間に点弧したアークAには常にL字型導体に流れる電
流及び両接点間に流れるアーク電流iによって、アーク
Aは両電極面外部に飛び出す方向の電磁力Hが働く。
16より離れて遮断する時には、固定接点16Aと可動
接点19Aとの間の間隙が大きくなるにつれて、電極外
周側から電極内周側に行くに従い順次間隙が狭くなるよ
うに可動接点19Aを傾斜状態で回動させているから、
アークAは外周側電極面よりアーク抵抗の小さい内周側
電極面に移動していく力が働く。
Hに対して、外周側電極面から内周側電極面に移動力が
働くので、アークAは両電極面外部に飛び出しにくくな
り、アークが真空バルブを突破ることがなく、遮断性能
を向上することが出来る。特に、アークAが両電極面外
部に飛び出す方向の電磁力Hが働くように固定導体16
の直角方向に接続した導体16Xとこれに対応する可動
導体19とを配置した場合には、図13の電極を使用す
れば、より効果的にアークAが両電極面外部に飛び出す
のを防止できる。逆曲部41Bの場合の上述と同様であ
る。
の他に、主軸を支点として固定導体16の固定接点16
Aと可動接点19Aとが開閉する可動導体19を真空バ
ルブ内に対応配置したものにおいて、各接点の背面にア
ークに並行な磁界を発生させるコイル電極を設けたもの
を使用することも出来る。つまり図9の固定接点16A及
び可動接点19Aの一方側に図10のようにコイル電極
と主電極を使用しても良い。
よれば、次の効果がある。
体17との間を回動する間に閉位置,開位置,断路位
置,接地位置の4ポジション(又は断路位置を除去した
3ポジション)を一回の操作で連続的に行うことが出来
るので、操作がしやすく使い勝手が良いばかりか、可動
導体19,固定導体16,接地導体17を一個所に集合
化したので、上述の従来技術に比べて構成部品数の減少
により小型化することができる。また断路位置を設けれ
ば、例えば2回線受電で1回線が運転中で他回線が断路
位置で待機中の時には、待機中の負荷側導体に作業員が
触れても、安全である。
Bにより、可動導体の電磁力を打ち消すようにしたの
で、操作機構部38は接触圧力(又は接触圧力より多少
大きな接触圧力)だけの操作力でよいから、従来技術の
操作機構部に比べて、本発明の操作機構部38を大幅に
小型化することが出来るようになり、絶縁開閉装置も小
型化することが出来る。
ら、外周側電極面のアークを内周側電極面に強制的に移
動させることが出来るので、アークAは真空バルブを突
破ることはなく、遮断性能を向上させることが出来る。
特に固定導体16の直角方向に配置した導体16Xとこ
れに対応する可動導体19とを対応配置した構成には、
アークAが真空バルブを突破るのを効果的に防止出来
る。
する消弧装置を設けたので、消弧装置を設けない場合に
比べて著しく遮断性能を向上することが出来るので、こ
の分、絶縁開閉装置を更に小型化することが出来る。
地導体とに主軸を支点として両導体と開閉し、且つ一方
側が真空バルブ外に突出する可動導体の直角方向に複数
相の真空バルブを配置したので、複数相の真空バルブ間
の幅方向の設置面積を縮小することが出来る。
である。
る。
る。
ある。
した電極の説明図である。
する説明図である。
である。
す説明図である。
を示す斜視図である。
ルブの断面図である。
ルブの断面図である。
体、17…接地導体、19…可動導体、35…主軸、4
1…負荷側導体、41B…逆曲部。
Claims (5)
- 【請求項1】真空バルブ内に配置され固定接点を有する
固定導体と、接地導体と、両導体間に配置した主軸を支
点として両導体と開閉し可動接点を有する可動導体と、
該可動導体を駆動する操作機構を備え、該可動導体が該
固定接点と接地導体の間を回動し、該可動導体は負荷導
体に接続され、該固定導体は母線側導体に接続され、該
接地導体は外部接地端子に接続されており、該負荷導体
は該可動導体に発生する電磁力を打ち消すように配置さ
れた絶縁開閉装置。 - 【請求項2】絶縁ガス容器と、該絶縁ガス容器に収容さ
れた真空ケースと、該真空ケース内に配置され固定接点
を有する固定導体と、可動導体の接触に応じて軸方向に
移動する接地導体と、両導体間に配置した主軸を支点と
して両導体と開閉し可動接点を有する可動導体と、該可
動導体を駆動する操作機構と、該固定接点と可動接点の
近傍に配置された消弧装置を備え、該可動導体が該固定
接点と接地導体の間を回動し、該可動導体は負荷導体に
接続され、該固定導体は母線側導体に接続され、該接地
導体は外部接地端子に接続されており、該負荷導体は該
可動導体に発生する電磁力を打ち消すように配置された
絶縁開閉装置。 - 【請求項3】絶縁ガス容器に収容された金属製真空バル
ブ内に配置され固定接点を有する固定導体と、可動導体
の接触に応じて軸方向に移動する接地導体と、両導体間
に配置した主軸を支点として両導体と開閉し可動接点を
有する可動導体と、該可動導体を駆動する操作機構と、
該固定接点と可動接点の近傍に配置された消弧装置を備
え、該可動導体が該固定接点と接地導体の間を回動する
間に、入位置Y1,切位置Y2,断路位置Y3及び接地
位置Y4の4位置又はY4以外の3位置を取るように該
可動導体を駆動機構により動作する該可動導体は負荷導
体に接続され、該固定導体は母線側導体に接続され、該
接地導体は外部接地端子に接続され、該負荷導体は該可
動導体に発生する電磁力を打ち消すように配置された絶
縁開閉装置。 - 【請求項4】真空ケース内に配置された固定導体と、外
部接地端子に接続された接地導体と、両導体の間に位置
した主軸を支点として両導体と開閉する可動導体と、該
可動導体を駆動する操作機構と、該固定導体と可動導体
の接触点近傍に配置された消弧装置を備え、該可動導体
が該固定導体と接地導体の間を回動し、該可動導体は負
荷導体に接続され、該固定導体は母線側導体に接続さ
れ、該負荷導体は該可動導体に発生する電磁力を打ち消
すように配置された絶縁開閉装置。 - 【請求項5】真空バルブ内に配置され固定接点を有する
固定導体と、外部接地端子に接続された接地導体と、両
導体の間に位置した主軸を支点として両導体と開閉し可
動接点を有する可動導体と、該可動導体を駆動する操作
機構と、該固定接点と可動接点の近傍に配置された消弧
装置と、該消弧装置に固定されたアークホーンと、該負
荷導体に発生する過電流を検出する変流器を備え、該可
動導体が該固定接点と接地導体の間を移動する間に、入
位置Y1,切位置Y2,断路位置Y3及び接地位置Y4
の4位置又は4以外の3位置を取るように該可動導体を
該駆動機構により動作し、該固定導体が該固定接点と接
地導体の間を回動し、該可動導体は負荷導体に接続さ
れ、該固定導体は母線側導体に接続され、該負荷導体は
該可動導体に発生する電磁力を打ち消すように配置され
た絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24804198A JP3175701B2 (ja) | 1995-09-27 | 1998-09-02 | 絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP7-249078 | 1995-09-27 | ||
JP24907895 | 1995-09-27 | ||
JP24907695 | 1995-09-27 | ||
JP7-249076 | 1995-09-27 | ||
JP24804198A JP3175701B2 (ja) | 1995-09-27 | 1998-09-02 | 絶縁開閉装置 |
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JP8252704A Division JP2948154B2 (ja) | 1995-09-27 | 1996-09-25 | 絶縁開閉装置 |
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JPH11134980A true JPH11134980A (ja) | 1999-05-21 |
JP3175701B2 JP3175701B2 (ja) | 2001-06-11 |
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JP (1) | JP3175701B2 (ja) |
-
1998
- 1998-09-02 JP JP24804198A patent/JP3175701B2/ja not_active Expired - Fee Related
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