JPH11134220A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH11134220A
JPH11134220A JP9294263A JP29426397A JPH11134220A JP H11134220 A JPH11134220 A JP H11134220A JP 9294263 A JP9294263 A JP 9294263A JP 29426397 A JP29426397 A JP 29426397A JP H11134220 A JPH11134220 A JP H11134220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
job
abnormality
control box
processing apparatus
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9294263A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takayama
誠之 高山
Shoichi Ibaraki
正一 茨木
Kiyonori Wakai
聖範 若井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH11134220A publication Critical patent/JPH11134220A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常が生じた場合に、装置の損傷を回避す
る。 【解決手段】 情報処理装置に、CPUファン1203や外
気取り込みファンの異常を検知し、異常検知信号を発信
する動作状態検知部1104と、異常検知信号を受け取った
場合に発光により警告を行う警告ランプ302とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置が異
常を来たした場合の処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置においては、CPU
などが高熱を発し、その温度上昇によりCPU自体や他の
部品が誤動作を起こしたり、損傷する危険があるので、
装置に外気を取り入れる口や冷却用のファンを設けるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような発熱対策を講じている場合でも、冷却用のファン
の停止や不良などにより、装置内が高温状態になる危険
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、情報処理装置に、情報処理装置内
部の異常を検知する異常検知手段と、前記異常の検知に
基づいて異常検知信号を発信する異常検知信号発信手段
と、異常検知信号を受け取った場合に警告を行う警告手
段とを備える。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の1実
施形態を詳細に説明する。
【0006】図1は、本実施形態のプリンタの構成を示
した図である。
【0007】同図において、操作パネル101は、利用者
が指でタッチすることで情報の入力が可能であり、メニ
ューを表示させて、その中から項目を選択入力したり、
キーボードを表示させて、そのキーにタッチすることで
文字列を入力することもできる。操作パネル101は、プ
リンタ本体102の背後に設けられた支柱で支えられ、プ
リンタの上部に位置する。
【0008】プリンタ本体102は、コントロールボック
ス103から受信した文書や画像などの情報の印刷を行な
う。コントロールボックス103は、操作パネル101からの
操作や、外部装置からの指示や情報に基づいて、プリン
タ本体102による印刷の実行を制御するとともに、他の
装置に指示や情報を送信する。コントロールボックス10
3は、プリンタ本体102の背後に設置される。ペディスタ
ル104は、プリンタ本体102の下部に設置されるオプショ
ンであり、印刷用紙を供給する。
【0009】プリンタ本体102に対して、操作パネル101
及びコントロールボックス103は上述のようにプリンタ
本体102の背後に設置されるので、本実施形態では、プ
リンタ本体102の側面に設けられた手差しトレーの使用
やメンテナンス用のカバーの開閉は自由に行なえる。
【0010】図2は、プリンタのコントロールボックス
に対する接続構成を示す図である。
【0011】コントロールボックス103は、ホストコン
ピュータや他のプリンタなどの装置群201とネットワー
クを介して接続され、プリンタ本体102とはパラレルポ
ートを介して接続されている。また、オプションのシリ
アルポートにより、モデム202なども接続可能である。
更に、コントロールボックス103は、操作パネル101とマ
ルチケーブル203によって接続されている。マルチケー
ブル203は、電源供給、音声入出力、表示、タッチパネ
ル入力、IrDA送受信、スイッチ、LED点灯などのための
多数のケーブルを含んでいる。マルチケーブル203の詳
細は、図9につき後述する。
【0012】図3は、コントロールボックス103と操作パ
ネル101との接続構成を示す図である。以下の接続は、
全てマルチケーブル203によって行われる。
【0013】まず、IrDA送受信ユニット301は、赤外線
の送信及び受信を行なう。これについては、図26〜28に
つき後述する。LED302は、ファン停止警告ランプであ
る。これについては、図21〜22につき後述する。タッチ
パネル303は、コントロールボックス103より電源の供給
を受けるとともに、VGA信号を受信してGUIのための画面
表示を行ない、タッチパネル信号(RX,TX,GTR,RTS)を送
信する。スイッチ304は、 LCD用バックライトのオンオ
フのためのスイッチである。これについては、図20につ
き後述する。オーディオアンプ305は、コントロールボ
ックス103より音声出力を受信して増幅し、スピーカ306
に出力する。マイク307は、音声入力を行ない、コント
ロールボックス103へ送信する。
【0014】図4は、コントロールボックス103の機能
構成を表した図である。
【0015】本実施形態では、処理指示命令(Job)を1
つの処理単位として扱い、Job生成部401、解析・実行部
402、出力処理部403の各部を適切なタイミングで動作さ
せることに特徴がある。
【0016】また、従来のプリンタをプリンタ本体102
と表した。プリンタ本体102は、従来技術と同様に、プ
リンタ本体102外部からの印刷情報を受け取り、命令に
従って印刷処理を実行し、印刷結果を出力する。
【0017】まず、ユーザにより操作が行なわれた場合
について説明する。操作パネル101などからユーザが何
らかの操作を行うと、Job生成部401によりその操作に対
応するJobが生成され、データベース404に追加される。
【0018】上記データベース404に追加されたJobは、
解析・実行部402により監視され、実行条件が満足され
たかどうか逐次チェックされる。その結果、実行条件が
満足されたJobが見つかれば、そのJobに対応する処理が
実行され、実行結果を反映させたJobでデータベース404
が更新される。
【0019】例えば、ユーザが時刻を指定して印刷を指
示した場合、Job生成部401により、ユーザの操作内容が
Jobとして生成され、データベース404に追加される。こ
こで、あらかじめ上記ユーザ操作の発生に対して行うべ
き処理を指定したJob「ユーザが操作した時、操作内容
を解析し、このJobを再登録する」がデータベース404に
あった場合、未解析のJobが、データベース404に存在し
ていることを発見した解析・実行部402により、ユーザ
の操作内容が解析され、対応する処理が決定され、Job
として生成されてデータベース404に追加される。
【0020】この場合、印刷処理がJobとして追加され
ると共に、ユーザの操作内容を表すJobが解析済みとし
て更新され、ユーザ操作を解析する為の上記Jobが再登
録される。
【0021】ユーザが指定した時刻になった時、上記生
成された印刷処理のJobが実行され、印刷情報を生成
し、プリンタ本体102に渡し、新たなJob「印刷結果が出
た時、Jobに反映させる」をデータベース404に追加す
る。プリンタ本体102は、従来技術と同様に、指示され
た通りに印刷を実行し、印刷結果を出力する。更に、印
刷終了後、実行結果をプリンタ本体102から、プリンタ
ステータスとして取得し、Jobに反映させる。
【0022】本実施形態のプリンタ本体102で、用紙や
トナーが無くなったり、何らかのエラーが発生した場
合、Job生成部401によりプリンタ本体102のプリンタス
テータスの変化を取得し、対応するJobを生成し、デー
タベース404に追加される。例えば、プリンタ本体102の
プリンタステータスから、トナーが無くなったと判断さ
れた時には、プリンタステータスの発生がJobとして生
成され、データベース404に追加される。
【0023】ここで、あらかじめ上記ステータスの発生
に対して行うべき処理を指定したJob「トナーが無くな
った時、発注依頼を通知し、このJobを再登録する」がデ
ータベース404にあった場合、通知処理が実行され、そ
のJobが再登録される。その結果、同じ状況が発生した
場合、毎回処理が実行されることになる。
【0024】また、同じステータスの変化であっても、
プリンタ本体102ではなく、それ以外の部分の状態であ
る内部ステータスの変化に対しても、同様の処理を実行
する。
【0025】例えば、液晶タッチパネル303のバックラ
イトの電源を切った場合などが、その一例になる。ここ
で、あらかじめ上記ステータスの発生に対して行うべき
処理を指定したJob「バックライトの電源が切られた
時、初期化処理を実行し、このJobを再登録する」がデー
タベース404にあった場合、初期化処理が実行され、Job
が再登録される。これにより、製品を安定して動作させ
る為に必要な、定期的な初期化処理が、適切なタイミン
グで行えるようになる。
【0026】また、Job生成部401により、外部状況の変
化を取得した場合、対応するJobを生成し、データベー
ス404に追加する。
【0027】例えば、ネットワーク等で接続された外部
のプリンタにエラーが発生した時には、外部状況の変化
の発生がJobとして生成され、データベース404に追加さ
れる。ここで、あらかじめ上記外部状況の変化の発生に
対して行うべき処理を指定したJob「外部のプリンタに
エラーが発生した時、Job送信指示命令を送信し、このJ
obを再登録する」がデータベース404にあった場合、出力
処理部403よりエラーが発生したプリンタにJob送信指示
命令が送信され、このJobがデータベース404に再登録さ
れる。その結果、同じ状況が発生した場合、毎回同じ処
理が実行されることになる。
【0028】また、外部から処理指示命令(Job)が送ら
れてくると、Job生成部401で、この命令を受信して対応
するJobを生成し、生成したJobをデータベース404に追
加する。
【0029】例えば、Job送信指示命令が送られてきた
場合、Job送信指示命令を受信したということがJobとし
て生成され、データベース404に追加される。
【0030】ここで、あらかじめ上記Jobの受信に対し
て行うべき処理を指定したJob「Jobを受信した時、受信
したJobを追加し、このJobを再登録する」がデータベー
ス404にあった場合、 Job送信指示命令が追加さ
れ、Jobが再登録される。
【0031】続いて、上記Job送信指示命令の実行条件
が適合した時、上記Jobに対応する送信処理が実行さ
れ、Jobが送信される。
【0032】次に、上記で説明したJob送信指示命令以
外が受信された場合について、印刷情報送信指示命令が
受信された場合について説明する。
【0033】例えば、他の情報出力装置が持つ情報を印
刷する為には、その情報から対応する印刷情報を取得す
る必要がある。実現方法の一例としては、情報自体を送
信してもらう方法があるが、この方法では自装置でその
情報に対応する印刷処理が実現可能である必要がある。
そこで、この例では別の方法として、その情報に対応す
る印刷情報を送信してもらう場合について説明する。
【0034】他装置から、印刷情報送信指示命令106が
送られてきた場合、Jobを受信したということが、Jobと
して生成され、データベース404に追加される。その
後、Jobの実行条件が適合した時、上記Jobに対応する印
刷情報送信処理が実行される。印刷情報送信処理では、
要求された情報から印刷情報を生成し、指示された通り
に送信する。
【0035】上記送信された印刷情報を受信した情報出
力装置側では、Job生成部401により、印刷情報の取得が
Jobとして生成され、データベース404に追加される。
【0036】ここで、上記で説明したように、事前に印
刷情報送信指示命令を送信した時点で、印刷情報が送信
されることを前提にJob「印刷情報送信指示命令の送信
先からの印刷情報を受信した時、印刷処理を実行する」
がデータベース404に追加されているはずなので、印刷
処理が実行され、受信された印刷情報がプリンタ本体10
2に送られ、印刷が実行され、印刷結果が出力される。
【0037】以上説明した処理指示命令の例の他に、通
知や出力を指示する処理指示命令もある。もちろんこれ
らの処理指示命令は、外部から受信される場合もある
し、事前にデータベース404に格納されている場合もあ
る。
【0038】例えば、通知指示命令の実行条件が適合さ
れた場合、通知処理が実行され、Email,Tel,FAXを利用
して通知される。また、出力指示命令の実行条件が適合
された場合、出力処理が実行され、表示や音声出力など
の処理が実行される。
【0039】図5は、本実施形態の主要なハードウェア
構成を示す図である。スイッチやファンなどは省略して
いる。
【0040】本発明の一実施形態である情報出力装置
は、マイク307、タッチパネル303、キーボード/マウス5
01、IrDA送受信部301、ネットワーク502、モデム202な
どの入力機器を持ち、入力部503から入力情報が取得さ
れる。更に、プリンタ本体102のプリンタステータス
も、セントロケーブルなどを介して、入力部503から取
得される。プリンタ本体102以外の内部ステータスも、
内部のセンサ、モニタなどにより検出され、取得され
る。
【0041】一方、処理結果は、出力部504から、プリ
ンタ本体102、ディスプレイ510、スピーカ208、LED20
9、赤外線送受信装置210、ネットワーク502、モデム202
などの出力機器にそれぞれに対応した情報として出力さ
れる。例えば、印刷処理が実行された場合、セントロケ
ーブルなどを介して、印刷情報がプリンタ本体102に渡
される。プリンタ本体102では、受け取った印刷情報に
従って、印刷を実行し、印刷結果を出力する。なお、入
力部503と出力部504とは、必ずしも物理的に別体ではな
い。
【0042】また、CPU508は、フローチャートにつ
き後述する処理手順を含む各種プログラムを実行し、シ
ステムバス511により接続された装置各部を制御する。
また、上述したJob生成部401、解析・実行部402、出力
処理部403の各部の機能を、対応するプログラムを実行
することで実現する。
【0043】ROM505は、固定的なデータやプログラ
ムを記憶する。RAM506は、データやプログラムを一
時記憶する。ハードディスクドライブ(HDD)507
は、プログラムやデータをハードディスクに永続的に記
憶でき、上述したデータベース404として利用される。
システムバス511は、上述した装置各部を接続し、装置
間でデータやアドレス、制御信号を送受信する媒体とし
て利用される。
【0044】フローチャートにつき後述する処理手順を
含む各種プログラムは、ROM505に記憶されていても
よいし、HDD507からRAM506へ、処理に先立ってあ
るいは処理の実行中に必要に応じてロードされるように
してもよい。また、HDD507に代えて、MOドライブ
等の他の外部記憶装置を利用してもよい。
【0045】以上の構成により、入力情報に対応するJo
bがJob生成部401で生成され、ハードディスク507にある
データベース404に追加され、解析・実行部402により、
上記ハードディスク507にあるデータベース404からJob
を取得し、対応する処理を実行し、出力処理部403によ
り処理結果を出力する処理が実現される。
【0046】図6は、プリンタの背面図である。
【0047】同図において、コントロールボックス電源
ケーブル601、プリンタ電源ケーブル602、ペディスタル
電源ケーブル603は、それぞれ、コントロールボックス1
03、プリンタ本体102、ペディスタル104に電力を供給す
るために用いられる。セントロケーブル604は、コント
ロールボックス103とプリンタ本体102を接続する。支柱
605は、操作パネル101を支えており、マルチケーブル20
3は、支柱605内を通っている。
【0048】プレート606は、プリンタ本体102とペディ
スタル104に挟まれていて、コントロールボックス103及
び支柱605は、プレート605上に固定されている。プレー
ト605の詳細は、図17につき後述する。このように、操
作パネル101は、マルチケーブル203を介してコントロー
ルボックス103に接続しており、コントロールボックス1
03は、セントロケーブル604を介してプリンタ本体102と
接続している。
【0049】図7は、コントロールボックス103の側面図
である。
【0050】同図において、(a)は操作パネル101に
近い側面であり、(b)はその反対側の側面である。マ
ルチケーブルコネクタ701は、操作パネル101と接続する
ためのマルチケーブル203を接続する。メインスイッチ7
02は、コントロールボックス103の電源をオンオフす
る。電源コネクタ703は、コントロールボックス電源ケ
ーブル601を接続する。取り込み口704は、内部ファンの
ために外気を取り込む。COMポート705は、RS232C
によるシリアル通信用のポートである。ネットワークケ
ーブルコネクタ706は、ネットワーク502へ接続するため
のケーブルを接続する。セントロケーブルコネクタ706
は、プリンタ本体102と接続するためのセントロケーブ
ル604を接続する。
【0051】図8は、操作パネルとコントロールボック
スの接続構成を示す図である。
【0052】マルチケーブル203は、コネクタ801により
操作パネル101と着脱可能に接続し、コネクタ802により
コントロールボックス103と着脱可能に接続している。
従って、操作パネル101及びコントロールボックス103の
内の一方を交換することは容易である。
【0053】図9は、マルチケーブルの詳細構成を説明
する図である。
【0054】支柱605は鉄パイプで構成され、操作パネ
ル101を支えるとともに、その内部を通るマルチケーブ
ル203の外部シールドの役割も果たしている。マルチケ
ーブル203は、1本の線としてまとめられてシールドされ
ており、マルチケーブル203内で各ケーブル901〜907が
それぞれシールドされている。
【0055】ケーブル901は、操作パネル101でLCD電源
スイッチ303のオンオフを行なったときに、LCD電源スイ
ッチ処理信号を操作パネル101からコントロールボック
ス103に送信する。ケーブル902は、コントロールボック
ス103内部のファンが停止したときに、LEDの色を変化さ
せてユーザに報せるためのファン停止通知信号をコント
ロールボックス103から操作パネル101に送信する。ケー
ブル903は、コントロールボックス103と操作パネル101
との間の赤外線による情報の送受信及びGND(アース)に
用いられる。ケーブル904は、画像表示情報(R,G,B,H,V)
及びGND(アース)のために用いられる。ケーブル905は、
タッチパネルの送受信情報(RX,TX,CTS,RTS)及びGND(ア
ース)を含む。ケーブル906は、音声の入力情報(Mic i
n)、出力情報(Line Out)及びGND(アース)を含む。ケー
ブル907は、アナログ出力電源12b,デジタル制御電源5
V,LCD電源12V及びGND(アース)を含んでいる。
【0056】このように、コントロールボックス103と
操作パネル101を接続するマルチケーブル203に、複数の
情報の電送機能を持たせている。
【0057】図10は、マルチ入出力ボードの構成を示す
図である。
【0058】操作パネル101内には、マルチ入出力ボー
ド1001が設けられており、マルチケーブルコネクタ1004
によりマルチケーブル203と接続する。IrDA送受信部301
は、赤外線情報を送受信する。LED発光部302は、ファン
停止通知部から送られた信号により発光し、ファンの停
止を通知する。オーディオアンプ305は、後述する音声
出力処理部1106から受け取った音声情報を増幅してスピ
ーカ306に出力する。LCD電源1002は、LCDバックライト
用の電源であり、バックライト寿命延命の為、LCD電源
を別供給にして、LCDバックライトのみをオフできるよ
うにしている。LCDバックライト電源スイッチ303は、後
述するLCD電源SW処理部1108に信号を送る。タッチパネ
ル303は、タッチ入力された情報を、後述するRS232C受
信部1103に送るとともに、後述するVGA1102から表示情
報を受け取り、画面に表示する。マイク307は、入力さ
れた音声情報を後述する音声入力処理部1105に送る。
【0059】このように、マルチ入出力ボード1001で
は、1つの基盤に、複数の機能を持たせている。
【0060】図11は、コントロールボックスの機能構成
を示す図である。
【0061】IrDA制御部1101は、赤外線送受信情報を処
理する。VGA1102は、表示情報をタッチパネル303のディ
スプレイに送る。RS232C受信部1103は、タッチパネルか
らの情報を受け取る。ファン停止通知部1104は、CPUフ
ァン及び外気取り込ファンから信号を受けて、どちらか
片方または両方のファン停止時に、LED発光部302に通知
信号を送る。音声入力処理部1105は、マイクから入った
音声情報を受けて処理する。音声出力処理部1106は、音
声情報をライン情報をとしてオーディオアンプ305に出
力する。電源1107は、アナログ出力電源5V,デジタル制
御電源12V,LCD電源12Vを有する。LCD電源SW処理部1108
は、スイッチ304から信号を受けて電源1107に信号を送
り、LCD電源1003への電源供給を切断する。
【0062】図12は、コントロールボックスの内部構成
を示す図である。
【0063】コントロールボックス103は、ハードディ
スクドライブ507、電源制御部1201、CPUボード1202、D
基盤1204を備えている。
【0064】電源制御部1201は、アナログ出力電源5V,
デジタル制御電源12V,LCD電源12Vを有する。単一の電源
を2分割し、入出力ボード電源(デジタル制御及び、ア
ナログ出力)とバックライト電源を別供給としている。
【0065】CPUボード1202は、音声出力処理部1106,音
声入力処理部1105,RS232C受信部1103,VGA1102, IrDA制
御部1101を有し、CPUファン1203を備えている。CPU
及び関連する制御装置にIrDA制御部1101を取り付けてい
る。D基盤1204は、IrDA制御部及びファン停止通知部か
ら構成される。
【0066】IrDA基盤を制御部(D基盤 )と、送受信部(S
基盤) の2つに分けたことにより、制御部へのメンテナ
ンス及びアップグレード作業を容易にしている。また、
CPUファン1203及び外気取り込みファンのセンサの信号
を、基盤上で1本にまとめ、ファン停止通知部1104に与
えるようにしている。また、マルチケーブルコネクタ70
1で、各種信号を一本のマルチケーブルに変換してい
る。
【0067】図13は、操作パネルに対して力を加えた場
合を説明する図である。(a)は操作パネル101の背面
図、(b)はその側面図である。
【0068】(b)に示すように、支柱パイプ605の上
端がプリンタ本体102の正面方向に曲げられており、そ
の先端にパイプ1305が水平となるようにT字型に固定さ
れている。これらは溶接により一体化されているものと
する。パイプ1305の両端には、パイプを挟み込んでその
周囲を回転可能なパイプクリップ1304が取り付けられて
いる。そして、操作パネルの重心点1301を水平に通るよ
うに、パイプクリップ1304が後ろ金具1303とネジ1301で
操作パネル101に固定され、パイプクリップ1304がパイ
プ1305の周囲を回転することにより、操作パネル101を
上下に傾けることができる。
【0069】一方、プレート606は、プリンタ本体102の
自重で動かないようになっており、このプレート606上
には、パイプブロック1306がネジで固定されており、支
柱パイプ605は、パイプブロック1306に挿し込まれ、パ
イプブロック1306にネジで固定される。
【0070】以上の構成により、本実施形態では、強い
力で操作した時に、タッチパネル303が変形しないよう
に、操作パネル101全体が動くことで対応する。これに
より、まず、操作面に角度を付けることにより、加重を
減少させる。また、2.パネルが回転することにより、パ
ネル本体の破損を防止する。更に、支柱パイプ605がし
なることで、衝撃を吸収し、加重を減少させる。また、
回転中心と土台の距離によって衝撃を吸収し、加重を減
少させる。
【0071】具体的には、(b)で、パネル周辺のA点
をAFという力で押した時、パネルが回転してパネル本体
の変形を回避する。
【0072】一方、パネル中心のB点をBFという力で押
した時、パネルは回転しない。しかしながら、この時、
支柱パイプ605が変形する(しなる)ことで、パネルの破
損を回避する。すなわち、元の支柱としなり量のBF>破
損限界力> BF cosαとなるようにパイプを角度αだけ
しならせ、弾性力を持たせる。
【0073】図14は、操作パネルに対して強い力を加え
た場合を説明する図である。また、図15は、操作パネル
を押す力とプリンタにかかる力の関係を表わした図であ
る。
【0074】図15において、限界点を超える力で操作パ
ネルを押すと、そのままでは、プリンタが倒れてしまう
危険がある。そこで、本実施形態では、強い力を加えた
時に、倒れる代わりに一部が破壊されることで対応す
る。
【0075】図18は、支柱パイプの固定方法を説明する
図である。
【0076】まず、パイプブロック1306を、パイプブロ
ック固定ネジ1401により二ヶ所でプレート606に固定す
る。固定したパイプブロック1306に支柱パイプ605を差
込み、パイプブロック1306の側面に開けたネジ穴から、
パイプ固定ネジ1402をねじこんでパイプを固定する。
【0077】そこで、図14においては、操作パネル101
に強い力が働いた場合、パイプブロック1306に支柱パイ
プ605を固定しているパイプ固定ネジ1402が緩む、また
は、破損する 。もしくは、プレート606にパイプブロッ
ク1306を固定しているパイプブロック固定ネジ1401が緩
む、または、破損する 。具体的には、支柱パイプ60
5を角度αより更に曲げる力が働いた場合、BF>破損
限界力> BF cosαとなり、破損する。
【0078】図16は、ペディスタルを付けた場合のコン
トロールボックスの配置を説明する図である。
【0079】同図において、紙送り機構部1601は、搬送
経路1602により、ペディスタル104から紙送りを行な
う。そして、プリンタ本体102と、ペディスタル104との
間に、プレート606を挟み、その上に支柱605及びコント
ロールボックス103を固定する。これにより、プリンタ
本体102の自重を利用しての固定が可能になるととも
に、プリンタ本体102自体には直接取り付け加工をせず
にすむ。
【0080】また、プレート606は、ペディスタル104の
上にただ載っているだけでなく、プレート606を固定し
やすい形状としている。
【0081】具体的には、プレート606を、プリンタ本
体102の足の部分を切り欠いて、突起1701を設け、ペデ
ィスタル104とプリンタ本体102を位置決めピン1704と止
め金具1705で固定する際に、その位置決めピン固定金具
1705内に、突起1701と差込み棒1702を差込み、差込み棒
1702をネジ1703で固定することにより三点で固定する。
その結果、紙送り機構部1601と、プリンタ本体102の構
造(高さ)に影響を与えず、紙送りの邪魔にならないよう
にコントロールボックス103を設置することが出来る。
固定の際に、突起1701とともに、トレー606とは一体で
ない差込み棒1702を利用することで、位置合わせや固定
を容易にしている。
【0082】そこで、プレート606の形状を機種ごとに
変えれば、あらゆる機器に対して、本体の形状に手を加
えることなく支柱605及びコントロールボックス103を取
り付け可能である。
【0083】図17は、ペディスタル及びプリンタ本体と
プレートの位置関係を説明する図である。
【0084】図17において、プリンタ本体102底面の
A、B、C、Dは、プリンタ本体102の足であり、プレ
ート606におけるa、b、c、dは、それぞれリンタ本
体102の足A、B、C、Dを置く位置である。また、ペ
ディスタル104上部のE、F、Gは、プリンタ本体102を
載せる位置を定めるための位置決めピンであり、プリン
タ本体102底面のe、f、gは、それぞれ、位置決めピ
ンE、F、Gに対応するピン穴である。
【0085】差込棒1702は、位置決めピン1704を支える
止め金具1705の内部に、位置決めピン1704に突き当たる
まで差し込まれる。差込棒1702の他の一端は、差込棒固
定ネジ1703によって、プレート606に固定される。プレ
ート606から一体で成形されている突起1701も、差込棒1
702と同様にして、止め金具1705の内部に差し込まれ
る。プレートを固定する3点において、全てに固定用の
突起を設けずに、差込棒固定ネジ1703によって、プレー
ト606に固定される差込棒1702を用いることにより、プ
レートの固定を容易にしている。
【0086】図19は、操作パネルの外観を示す図であ
る。(a)は前面、(b)は背面を示している。
【0087】前面には、表示及び操作画面であるタッチ
パネル303、スピーカ306、IrDA送受信部301、LED表示部
302が設けられている。一方、背面には、マルチケーブ
ルコネクタ701があり、操作パネル101をパイプクリップ
を介して支柱に取り付けるための後ろ金具1302がネジ止
めされている。側面には、バックライト電源スイッチ30
3が備えられている。
【0088】図20は、バックライト電源を説明する図で
ある。同図において、バックライト電源スイッチ303
は、画面の表示だけをOFFするものである。
【0089】操作パネル101においては、液晶画面を使
用し続けることで、画面の品質が低下する。それを避け
る為には、画面の表示をこまめにOFFする必要がある
が、操作パネル101は独立の電源を持たず、コントロー
ルボックス103から電源の供給を受けている。ところ
が、プリンタ自体は常に使用される可能性があるので、
コントロールボックス103全体の電源をOFFすること
はできない。
【0090】そこで、本実施形態では、図11につき説明
したように、コントロールボックス103内の電源を分け
て、バックライト電源スイッチ303のオンオフ操作に対
応する指示信号を電源スイッチ処理部1108で処理するこ
とにより、画面の表示だけをOFFできるようにしてい
る。
【0091】図21は、パイロットランプの点灯に関する
構成を説明する図である。
【0092】図22は、動作状態検知部のファン状態検知
処理に関するフローチャートである。
【0093】動作状態検知部1104により、CPUファン
1203および外気取り込み口704内の外気取り込みファン
の状態を検知し、いずれかが停止している場合にファン
停止信号を発信する(ステップS2201〜2205)。ファン
停止信号を受けると、パイロットランプ302が赤にな
る。すなわち、2つのファンの少なくとも1つが止まる
とランプ302が赤になる。
【0094】これに限らず、ファン停止信号で更に色々
な状態を表わせるようにし、ランプの色も、赤、緑、オ
レンジなどに変化できるようにして、2つのファンの両
方の停止と片方の停止、あるいはどちらのファンが停止
しているか、完全な停止と動作不良などを識別できるよ
うにしてもよい。
【0095】また、利用者に対する報知は、上記のパイ
ロットランプに限らず、スピーカから警告音を発しても
よいし、操作パネルに警告メッセージを表示してもよ
い。また、装置付近にいない利用者あるいは管理者に対
して、電話や電子メールFAXなどで異常を連絡するよ
うにしてもよい。
【0096】図23は、シャットダウン処理に関するフロ
ーチャートである。
【0097】例えば、上述の動作状態検知部1104により
ファン停止を検知するなど異常を検知し、異常のある場
合はシャットダウン処理を実行させる(ステップS2301
〜2304)。
【0098】ここでは、状態の変化を感知し、予期でき
ない動作を行ってしまう危険がある場合、シャットダウ
ンを自動的に実行し、電源をOFFすることで回避す
る。ファン停止に限らず、装置内の温度の異常上昇、外
部記憶装置の異常動作などを検知した場合に、シャット
ダウン処理を実行するようにしてもよい。
【0099】図24は、再初期化処理に関するフローチャ
ートである。
【0100】使用状況を検知し、使用中でなければ、初
期化処理を実行させる(ステップS2401〜2404)。
【0101】装置が継続的に動作している過程で、ソフ
ト的、ハード的に不安定になる危険性がある(システム
モジュールを利用している為、ノイズの為など)。これ
を避ける為に、ユーザが使用しておらず、初期化処理を
問題なく動作させることが可能と判断されるタイミング
で、初期化処理(プロセスを切る、再起動する)を実行
させる。
【0102】使用中か否かは、例えば、画面が消える
(ユーザが明示的に消す、あるいは一定時間操作が無
い)ことにより感知してもよい。
【0103】図25は、状況判断処理に関するフローチャ
ートである。
【0104】装置状態を感知し、実行すべき処理を状態
に応じて変化させる。具体的には、通知を行なう場合、
画面の電源スイッチの状態を検知し、画面ONであれ
ば、人が近くにいるので、画面表示または音声で通知す
る。一方、画面OFFであれば、人が近くにいないの
で、メールまたは電話で通知する。また、単に、画面O
Nであれば表示を利用し、画面OFFであれば表示以外
を利用するようにしてもよい。
【0105】また、画面のON・OFFに限らず、操作
中、スクリーンセーバ復帰などにより、人が近くにいる
と検知してもよいし、図26〜28につき後述するIrDA送受
信部を用いた赤外線による検知で、人が装置の前にいる
かどうかを判定するようにしてもよい。
【0106】図26は、操作パネルのIrDA送受信部による
認証処理動作を説明する図である。
【0107】同図において、(a)は、IrDA送受信部30
1からの認証情報要求信号に対して、ユーザAが自分の
リモコン2601によってユーザAの認証情報を送信するこ
とを表わしている。(b)も同様にユーザBが自分のリ
モコン2601によってユーザBの認証情報を送信すること
を表わしている。
【0108】(c)は、認証情報要求信号が反射入力し
たことを検知して、装置の前に人が居ると判断すること
を表わしている。一方、(d)は、認証情報要求信号に
対して、反射がないので、装置の前に誰もいないと判断
することを表わしている。
【0109】図27は、操作パネルのIrDA送受信部による
認証処理のフローチャートである。
【0110】IrDA送受信部301は、常に認証情報要求信
号を発信し、認証情報を受信した場合は、認証した操作
者に対応した処理を実行する(ステップS2701〜270
3)。例えば、操作者に許可されているレベルに応じた
メニューを表示したり、操作者がカスタマイズした設定
に応じた処理を実行する。
【0111】また、認証情報を受信しない場合は、IrDA
反射により人の在不在を検知し、人の存在を検知した場
合には、人が存在している時の処理を実行し、人の存在
を検知しない場合には、認証情報要求信号の発信を繰り
返す(ステップS2704〜2706)。例えば、人の存在を検
知した場合には、スクリーンセーバから画面を復帰させ
たり、装置の利用を促すメッセージを表示あるいは音声
出力する。
【0112】図28は、ユーザの持つリモコンによる認証
情報発信処理のフローチャートである。
【0113】リモコン2601はユーザ固有の認証情報を持
ち、IrDA送受信部301からの認証情報要求信号を受
信し、ユーザ固有の認証情報を発信する。更に、IrD
A送受信部301を利用して、リモコンによる操作ができ
る。
【0114】次に、印刷機能と読み取り機能とを有する
複合装置に係わる実施形態について説明する。かかる装
置は、プリンタ、コピーとして機能するとともに、スキ
ャナ、FAXなどとしても利用される。
【0115】図29は、本実施形態の複合装置の外観図で
ある。
【0116】複合装置本体2901の横に設置された付加機
能部2902に、操作パネル101が固定され、コントロール
ボックス103が内蔵されている。
【0117】図30は、複合装置の背面図である。図31
は、コントロールボックスの正面及び背面図である。
【0118】図30に示すように、付加機能部2902の背面
に、図31の(b)に示すコントロールボックス103の背
面がある。これは、図7の(b)で説明したものと同じ
構造である。一方、コントロールボックス103の正面側
は、付加機能部2902の筐体内で、操作パネル101に一端
が接続したマルチケーブル203の他端と接続している。
【0119】図32は、操作パネルとコントロールボック
スの接続構成を示す図である。
【0120】マルチケーブル203は、コネクタ801により
操作パネル101と着脱可能に接続し、コネクタ802により
コントロールボックス103と着脱可能に接続している。
【0121】図33は、複合装置の構成を説明する図であ
る。(a)は通常の設置状態、(b)は付加機能部を移動
した状態を示している。
【0122】図34は、複合装置の下部の構成を説明する
図である。
【0123】図33において、フィーダ3301にセットされ
た原稿、もしくはフィーダ3301の下にある原稿台に直接
セットされた原稿を読み取って、給紙トレー3305から給
紙される紙に複写し、複写結果を排紙トレー3306に排出
する。原稿台に原稿をセットするには、フィーダ3301の
背面側を支点として、フィーダ3301を装置の背後側へ持
ち上げるようになっている。
【0124】このため、本実施形態の操作パネル101
は、図1につき説明した例とは異なり、装置上部ではな
く、装置の横に設置する。ここで、排紙トレー3306側に
設置すると、排紙トレー3306から複写結果を取り出すと
いう頻繁に行われる動作を妨げるので、その反対側に設
置する。
【0125】但し、そちらの側も、手差し給紙のための
手差しトレー3308や、紙詰まりなどの際に、開ける必要
のあるメンテナンス用カバー3309が設けられているの
で、頻繁ではないが、それらの利用のために付加機能部
2902を移動できる必要がある。そのため、付加機能部29
02の下部にキャスター3304を設け、横にスライドできる
ようにしている。これにより、複合装置本体2901のメン
テナンス時 には、作業スペースを確保でき、手差し給
紙や紙詰まり時に開く扉の邪魔にならないようにしてい
る。
【0126】このように可動式にする為に、キャスター
3304を付けたバー3307の上に付加機能部2902を設置す
る。このバー3307は、平行な2枚の板状の部材のそれぞ
れの中央を他の1枚の板状の部材でつないだ「エの字」
型の構造を有している。なお、上記の説明は便宜的なも
のであって、バー3307は3つの部材で構成する必要はな
く、1枚の板として成形されていてよい。このバー3307
を複合装置本体2901の下部を通し、平行な部分の1方の
上に付加機能部2902を固定し、平行な部分の他の1方の
両端にガイド3302を取り付け、ガイド3302が装置の正面
及び背面に接した状態でバー3307が移動することで、付
加機能部2902が装置の右横方向に移動するようにしてい
る。バー3307には、キャスター3304を3個所(付加機能
部2902の下部に2個所、2つのガイド3302の中央部分に
1個所)取り付けた。
【0127】これにより、複合装置本体2901に部材を追
加したり加工したりせずに、下からキャスター3304付き
のバー3307を差し込むことにより設置できる。複合装置
本体2901を動かさずに、斜めにバー3307を差し込み、複
合装置本体2901の足と足の間にバー3307の付加機能部29
02の下部と平行な部材を設置する。設置後、バーにガイ
ドを取り付けることで、付加機能部2902を固定する。
【0128】また、可動時の安定性を強化する為に、付
加機能部2902のコントロールボックスカバーの横幅をコ
ントロールボックス103よりも大きめにとり、安定性を
確保している。
【0129】図35は、支柱パイプの固定方法を説明する
図である。
【0130】操作パネル101は、2本の支柱パイプによ
って支えられ、各支柱パイプは、バー3307に以下のよう
に取り付けられている。まず、パイプブロック1306を、
パイプブロック固定ネジ1401により二ヶ所でプレート60
6に固定する。固定したパイプブロック1306に支柱パイ
プ605を差込み、パイプブロック1306の側面に開けたネ
ジ穴から、パイプ固定ネジ1402をねじこんでパイプを固
定する。
【0131】図36は、実施形態のスキャナの外観図であ
る。
【0132】本実施形態のスキャナでは、付加機能を追
加するために、上述したコントロールボックス103の機
能の一部または全部をスキャナ本体3604に組み込み、ス
キャナ本体3604の背面に接続されるケーブル3604で操作
パネル101と接続する。操作パネル101は、直接机上に置
いて使用される。
【0133】本実施形態でも、図20〜28につき上述した
各機能を実現することができる。また、他の例のよう
に、コントロールボックスを装置の背面や横に設置して
もよい。
【0134】なお、図20〜28につき上述した各機能は、
その機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記憶した記憶媒体を、装置あるいはシステムに供給し、
装置あるいはシステム内のコンピュータが記憶媒体に格
納されたプログラムコードを読み出して実行することに
よって達成してもよい。
【0135】更に、装置あるいはシステム内のコンピュ
ータが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
して実行することによって、上述した機能を直接実現す
るばかりでなく、そのプログラムコードの指示に基づい
て、コンピュータ上で稼動しているOSなどの処理によ
り、上述の機能を実現される場合も含まれる。
【0136】これらの場合、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0137】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異常が生じた場合に、利用者に警告を行なうことで、装
置の損傷を回避することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のプリンタの構成を示した図である。
【図2】コントロールボックスに対する接続構成を示す
図である。
【図3】コントロールボックスと操作パネルとの接続構
成を示す図である。
【図4】コントロールボックスの機能構成を表した図で
ある。
【図5】実施形態の主要なハードウェア構成を示す図で
ある。
【図6】プリンタの背面図である。
【図7】コントロールボックスの側面図である。
【図8】操作パネルとコントロールボックスの接続構成
を示す図である。
【図9】マルチケーブルの詳細構成を説明する図であ
る。
【図10】マルチ入出力ボードの構成を示す図である。
【図11】コントロールボックスの機能構成を示す図で
ある。
【図12】コントロールボックスの内部構成を示す図で
ある。
【図13】操作パネルに対して力を加えた場合を説明す
る図である。
【図14】操作パネルに対して強い力を加えた場合を説
明する図である。
【図15】操作パネルを押す力とプリンタにかかる力の
関係を表わした図である。
【図16】ペディスタルを付けた場合のコントロールボ
ックスの配置を説明する図である。
【図17】ペディスタル及びプリンタ本体とプレートの
位置関係を説明する図である。
【図18】支柱パイプの固定方法を説明する図である。
【図19】操作パネルの外観を示す図である。
【図20】バックライト電源を説明する図である。
【図21】パイロットランプの点灯に関する構成を説明
する図である。
【図22】動作状態検知部のファン状態検知処理に関す
るフローチャートである。
【図23】シャットダウン処理に関するフローチャート
である。
【図24】再初期化処理に関するフローチャートであ
る。
【図25】状況判断処理に関するフローチャートであ
る。
【図26】操作パネルのIrDA送受信部による認証処理動
作を説明する図である。
【図27】操作パネルのIrDA送受信部による認証処理の
フローチャートである。
【図28】ユーザの持つリモコンによる認証情報発信処
理のフローチャートである。
【図29】実施形態の複合装置の外観図である。
【図30】複合装置の背面図である。
【図31】コントロールボックスの正面及び背面図であ
る。
【図32】操作パネルとコントロールボックスの接続構
成を示す図である。
【図33】複合装置の構成を説明する図である。
【図34】複合装置の下部の構成を説明する図である。
【図35】支柱パイプの固定方法を説明する図である。
【図36】実施形態のスキャナの外観図である。
【符号の説明】
101 操作パネル 102 プリンタ本体 103 コントロールボックス 104 ペディスタル 201 装置群 202 モデム 203 マルチケーブル 301 IrDA送受信ユニット 302 LED 303 タッチパネル 304 スイッチ 305 オーディオアンプ 306 スピーカ 307 マイク 401 Job生成部 402 解析・実行部 403 出力処理部 404 データベース 501 キーボード/マウス 502 ネットワーク 503 入力部 504 出力部 505 ROM 506 RAM 507 HDD 508 CPU 510 ディスプレイ 511 システムバス 601 コントロールボックス電源ケーブル 602 プリンタ電源ケーブル 603 ペディスタル電源ケーブル 604 セントロケーブル 605 支柱 606 プレート 701 マルチケーブルコネクタ 702 メインスイッチ 703 電源コネクタ 704 取り込み口 705 COMポート 706 ネットワークケーブルコネクタ 801、802 コマンド解析部 901〜907 ケーブル 1001 マルチ入出力ボード 1002 LCD電源 1101 IrDA制御部 1102 VGA 1103 RS232C受信部 1104 ファン停止通知部 1105 音声入力処理部 1106 音声出力処理部 1107 電源 1108 LCD電源SW処理部 1201 電源制御部 1202 CPUボード 1203 CPUファン 1204 D基盤 1301 重心点 1303 後ろ金具 1304 パイプクリップ 1305 パイプ 1306 パイプブロック 1401 パイプブロック固定ネジ 1402 パイプ固定ネジ 1601 紙送り機構部 1602 搬送経路 1701 突起 1702 差込み棒 1703 ネジ 1704 位置決めピン 1705 位置決めピン固定金具 2601 リモコン 2901 複合装置本体 2902 付加機能部 3301 フィーダ 3302 ガイド 3304 キャスター 3305 給紙トレー 3306 排紙トレー 3307 バー 3308 手差しトレー 3309 メンテナンス用カバー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置内部の異常を検知する異常
    検知手段と、 前記異常の検知に基づいて異常検知信号を発信する異常
    検知信号発信手段と、 異常検知信号を受け取った場合に警告を行う警告手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記警告手段が、発光部の発光により警
    告を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記警告手段が、警告音の出力により警
    告を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記警告手段が、エラーメッセージの表
    示により警告を行うことを特徴とする請求項1記載の情
    報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記警告手段が、電話、電子メールまた
    はFAXにより異常を通知することを特徴とする請求項
    1記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記異常検知手段が、冷却ファンの停止
    を検知する請求項1記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記異常検知手段が、複数の冷却ファン
    の少なくとも1つまたは全ての停止を異常として検知す
    る請求項6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記異常検知手段が、装置内の所定温度
    以上への上昇を検知する請求項1記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記情報処理装置が、情報の読み取りま
    たは印刷の一方または両方を実行する手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
JP9294263A 1997-10-27 1997-10-27 情報処理装置 Withdrawn JPH11134220A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006191501A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
US7873287B2 (en) 2007-03-30 2011-01-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus addressing an abnormality in the cooling device and a method of controlling the image forming apparatus

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JP2006191501A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
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