JPH11133279A - Sz型ケーブルおよびそのsz反転位置の検出方法 - Google Patents

Sz型ケーブルおよびそのsz反転位置の検出方法

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JPH11133279A
JPH11133279A JP9311427A JP31142797A JPH11133279A JP H11133279 A JPH11133279 A JP H11133279A JP 9311427 A JP9311427 A JP 9311427A JP 31142797 A JP31142797 A JP 31142797A JP H11133279 A JPH11133279 A JP H11133279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
tension member
type cable
inversion
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP9311427A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Uchiyama
義実 内山
Takeshi Toyoda
武司 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11133279A publication Critical patent/JPH11133279A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SZ型ケーブルのSZ反転位置を外から検知
できる。 【解決手段】 中心に磁性体材料の張力部材1Aを有す
るSZ溝付きロッド1に光ファイバ心線3が落とし込み
集合されて成るSZ型ケーブル、あるいは中心に位置す
る磁性体材料の張力部材のまわりに素線がSZ撚りに集
合されて成る通信ケーブルにおいて、SZ撚りまたはS
Z溝2のSZ反転点Pに対応した前記張力部材の長手方
向各点に磁化部分を連設させたことを特徴とするSZ型
ケーブルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はSZ型ケーブルお
よびそのSZ反転位置の検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SZ撚り集合、あるいはSZ溝付きロッ
ドが使用される意義は、このSZ反転位置においてその
ケーブルを切断した場合は長手方向に心線の長さのゆと
りが生じ、分岐や接続などの配線作業が非常にやりやす
くなることにある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら最近通信
ケーブルの主流になっている図3に示したSZ溝付きロ
ッド1を用いた光ファイバケーブルの場合はあらかじめ
外部からSZ反転位置Pを睨んで長さ周期を利用してそ
のSZ反転位置にマークしようとしても、既に外部被覆
1Bや防水テープがかけられてしまった後はSZ反転位
置を知ることもできないし、またなんらの方法で可能で
あったとしても誤差の集積のために却って正確にSZ反
転位置を検知できない不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、請求項1の発明
によるその解決手段は、中心に磁性体材料の張力部材を
有するSZ溝付きロッドに光ファイバ心線が落とし込み
集合されて成るSZ型ケーブル、あるいは中心に位置す
る磁性体材料の張力部材のまわりに素線がSZ撚りに集
合されて成る通信ケーブルにおいて、前記SZ撚りまた
はSZ溝のSZ反転点に対応した前記張力部材の長手方
向各点に磁化部分を連設させたことを特徴とするSZ型
ケーブルである。
【0005】また請求項2の発明による解決手段は、請
求項1記載のSZケーブルに近接して適宜の磁気検出器
を長手方向に沿って移動させ、これによって当該磁気検
出器の作動によって前記張力部材の磁化部分、すなわち
当該通信ケーブルのSZ反転位置を検知することを特徴
とするSZ型ケーブルのSZ反転位置の検知方法であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図2を参照してこの発明のSZ型
ケーブルの製造方法を説明する。まずこのケーブルに使
用するSZ溝付きロッド1に図2に説明した各工程を付
加する。
【0007】まず送出ドラム4から送り速度vをもって
送り出されたSZ溝付きロッド1は適宜のダンサローラ
装置を経た後消磁装置5において既存の磁化部分が除去
される。この消磁装置5は磁界の方向がばらばらな複数
の混合された磁界の中を通過させるものである。
【0008】その後SZ反転点検知器6においてSZ反
転点Pが検知される。SZ反転点検知器6は、たとえば
ロータリエンコーダのような、SZ溝付きロッド1のS
Z溝2に係合する爪61がSZ溝付きロッド1の走行に
連れて該ロッドのまわりに回転する角度を計測する一種
の角度検知器である。一つの方向の回転が止まって反対
方向の回転が始まる直前の位置がSZ反転点Pであるこ
とが知られる。
【0009】このSZ反転点検知器6から下流にちょう
ど距離L(=vt)の位置に着磁用コイル7を配置す
る。これは磁界の方向を揃えた少なくとも1個の電磁コ
イルであって、その励磁用のスィッチは上述したSZ反
転点検知器6から伝達され信号によって作動する。実際
的にはSZ反転点検知器6においてSZ反転点Pを検知
した時刻からt時間の後にこの励磁用スィッチを作動さ
せるように設定するのである。
【0010】上述の作動によって着磁用コイル7は励磁
され、これによってSZ溝付きロッド1のSZ反転点P
付近は磁化される。この磁化が確実になされたか否かは
その下流に配置される着磁検出用ガウスメータ8によっ
て調べられる。たとえば上述した送り速度vに対応した
時間間隔ごとにメータ値が所定値を越えて表示されるな
らば所望の着磁が確実になされたことを知るわけであ
る。
【0011】こうして各SZ反転点P付近が磁化された
SZ溝付きロッド1は巻取ドラム9の巻き取られる。
【0012】本発明の請求項1に規定したSZ型ケーブ
ルはこうして得られたSZ溝付きロッド1に所定の光フ
ァイバケーブル3を落とし込み集合し、これに外部被覆
1Bを施したものである。
【0013】SZ溝付きロッド1を使用しないメタル素
線のSZ撚り通信ケーブルの場合は図2に示す工程を与
える対象物は粗巻き直後のケーブルコアである。ただし
SZ反転点検出器6の代わりに、外観からSZ撚りのS
Z反転箇所を調べる画像処理装置を使用する。
【0014】つぎにこのような本発明のSZ型ケーブル
のSZ反転位置を検知する方法を図1について説明す
る。現場作業に適したもっとも簡単な方法は、たとえば
登山などに使用する簡単な方角指示用の磁石を磁気検出
器10として使用すればよい。ケーブルの外部被覆に添
わせて移動させ、磁針の振れが最大になる位置がSZ反
転点Pの位置であるから、ここを切断すればよいわけで
ある。もちろんガウスメータなどの本格的な磁気検出器
も使用できることは当然である。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば既に外部被覆がつけら
れたり、あるいはさらに別の素線が重ね撚りされている
状態のケーブルであっても、内部のSZ溝付きロッドの
SZ反転点の位置を簡単にかつ正確かつ確実に検知でき
るから、分岐、接続などの作業に極めて好適となる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の検知方法を説明するための簡略斜視
図である。
【図2】本発明のSZ型ケーブルに使用するためにSZ
溝付きロッドに与える工程をわかりやすく説明するため
の平面図である。
【図3】本発明のSZ反転点検知方法を説明するための
簡略斜視図である。
【符号の説明】
1 SZ溝付きロッド 1A 張力部材 2 SZ溝 3 光ファイバ素線 6 SZ反転点検出器 7 着磁用コイル 8 着磁検出用ガウスメータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心に磁性体材料の張力部材(1A)を
    有するSZ溝付きロッド(1)に光ファイバ心線(3)
    が落とし込み集合されて成るSZ型ケーブル、あるいは
    中心に位置する磁性体材料の張力部材のまわりに素線が
    SZ撚りに集合されて成る通信ケーブルにおいて、前記
    SZ撚りまたはSZ溝(2)のSZ反転点(P)に対応
    した前記張力部材の長手方向各点に磁化部分を連設させ
    たことを特徴とするSZ型ケーブル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のSZケーブルに近接して
    適宜の磁気検出器(10)を長手方向に沿って移動さ
    せ、これによって当該磁気検出器(10)の作動によっ
    て前記張力部材(1A)の磁化部分、すなわち当該通信
    ケーブルのSZ反転位置を検知することを特徴とするS
    Z型ケーブルのSZ反転位置の検知方法。
JP9311427A 1997-10-27 1997-10-27 Sz型ケーブルおよびそのsz反転位置の検出方法 Pending JPH11133279A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4665057B1 (ja) * 2010-06-15 2011-04-06 北日本電線株式会社 光ドロップケーブル
JP4689764B1 (ja) * 2010-11-15 2011-05-25 北日本電線株式会社 光ドロップケーブル

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JP2012002890A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Kita Nippon Electric Cable Co Ltd 光ドロップケーブル
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