JPH11132335A - シール装置 - Google Patents

シール装置

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JPH11132335A
JPH11132335A JP10222048A JP22204898A JPH11132335A JP H11132335 A JPH11132335 A JP H11132335A JP 10222048 A JP10222048 A JP 10222048A JP 22204898 A JP22204898 A JP 22204898A JP H11132335 A JPH11132335 A JP H11132335A
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JP
Japan
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sealing
socket
seal
sealing device
fibers
Prior art date
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Pending
Application number
JP10222048A
Other languages
English (en)
Inventor
Lennart Joernhagen
イエルンハゲン レンナルト
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Forsheda AB
Original Assignee
Forsheda AB
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11132335A publication Critical patent/JPH11132335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • F16L21/02Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings
    • F16L21/03Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings placed in the socket before connection
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • F16L21/02Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings
    • F16L21/035Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings placed around the spigot end before connection
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L25/00Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means
    • F16L25/0018Abutment joints

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】製造が容易で、相対的に高価でなく且つ、管の
接合と関連して、管の接合が始まる前に摺動膜の位置を
調節することが不必要なシール装置を提供すること。 【解決手段】二つの要素の間で継手を密閉するシール装
置を、互いに向かい合う二つのシール表面によって画定
され、前記要素に配置された空間(60)と、弾性材に
より構成され、シール表面の間の空間において圧縮され
るシール要素(62)から構成する。シール要素(6
2)が空間(60)に挿入されて、摺動動作が、一方の
シール要素の一つまたは幾つかの摺動表面と、他方の一
つまたは複数のシール表面(58)との間で行われ、そ
の位置でシール要素が空間におけるシール表面の間で圧
縮される。摺動を容易にするため、シール要素の一つの
摺動表面或いは複数の摺動表面と/または、これら一つ
の或いは複数の摺動表面と共動に適した一つの或いは複
数のシール表面が、少なくとも部分的に前記複数の表面
(図5参照)に塗られるファイバー群(72)を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、二つの要素、例え
ば二つの管端部分の間の継手を密閉するシール装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来知られているこの種類のシール装置
は、要素の間に位置し、互いに向かい合った二つのシー
ル表面によって画定され且つ、二つの要素に配置された
空間にあり、シール要素が弾性材から成り且つシール表
面の間の空間で圧縮される。シール要素は空間に挿入可
能で、摺動動作は一方のシール要素に配置された一つか
またはそれ以上の摺動表面と、他方のシール表面または
複数のシール表面との間で行われ、その位置ではシール
要素がシール表面の間の空間で圧縮される。特に、要素
とそれによる要素のシール表面は、相対的に粗材料、例
えばコンクリートから成る時、特別な処置を行うことが
必要である。その処置は、シール表面とシール要素の摺
動表面を、いかなる問題もなしにお互い摺動することを
可能にする。従って、コンクリートソケット管を接合す
る時、通常は最初にシールリングをコンクリート管の一
つのスピゴット端部に配置させて、シールリングの表面
に潤滑剤を塗り、ソケットのシール表面及び/またはソ
ケットのシール表面に接して摺動させ、最後にスピゴッ
ト端部をソケットに挿入することによって、管端部の間
を接合させる。そしてスピゴット端部に配置されたシー
ルリングが、ソケットのシール表面に接して摺動して、
シールリングはそれによって、ソケットとスピゴット端
部との間で圧縮される。コンクリートソケット管を接合
する時、また従来はシールリングをソケットにおいて、
そのシール表面で成形し、更に管は主に上記のような方
法で接合する。またこの場合は、シールリングのシール
表面と共動するシールリング及び/またはシール表面上
に、潤滑剤を塗ることが必要である。
【0003】管接合の際にシールリングに接して摺動す
る、シールリング及び/またはシール表面に潤滑剤を塗
ることは、管の接合を実質的により完全にする処置であ
る。これは特に、これは潤滑剤の塗布を通常、ソケット
とスピゴット端部を接合するほんの少し前に行わなけれ
ばならないという事実が生じる。管の接合に関して潤滑
剤を塗るという条件を避けるため、例えばスウェーデン
国特許明細書大7800282-1号に記載されているように、
以前から管を接合する際に摺動膜を備えたシールリング
を使用することが知られている。この種のシールリング
を使用する時、シールリングとソケットのシール表面ま
たはスピゴット端部との間では摺動しないが、シールリ
ングの摺動膜とシールリングの本体との間のシールリン
グの内側で、摺動膜はそれに沿って摺動することなし
に、摺動膜と結合するシール表面により支持される。こ
の種類のシールリングでは、潤滑剤をシールリングの摺
動膜とシールリングの本体との間に配置されたポケット
に塗る。シールリングは、その製造時に潤滑剤を塗るこ
とができるように製造されており、管の接合時に潤滑剤
を塗ることは必要としない。この種のシールリングの欠
点は、製造が複雑であり、結果として相対的に高価であ
ることである。別の欠点は、管の接合と関連して、しば
しば管の接合が始まる前に摺動膜の位置を調節すること
が必要であるということである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の欠点がないシール装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的に対応するため
に、本発明のシール装置は、摺動要素の複数の摺動表面
或いは摺動表面と/または、前記摺動表面或いは前記複
数の摺動表面と共動するためのシール表面或いは複数の
シール表面の少なくとも一つが、部分的に前記複数の表
面に塗られるファイバー群を備えていることを特徴とす
る。従って、驚くべきことに、ファイバー群を良好な方
法で、複数の摺動表面と/または複数のシール表面に塗
り、潤滑剤として作用するようにして、そして管接合に
関連して潤滑剤を塗るかまたは、摺動膜を設けたシール
要素を利用することを必要としないようにする。
【0006】
【本発明の実施の形態】適切には、ファイバー群は織物
ファイバー、例えばポリアミド製の人工ファイバーから
成り、長さが0.5mm〜5mmの間で、好ましくは単位平方ミ
リメータ当たり50〜300のファイバーから成る。ファイ
バー群は適切には接着剤、例えば二つの成分型の樹脂製
接着剤によって、表面と接続される。
【0007】シール要素が、シール表面の一つを形成す
るする要素内に成形される場合、またシール要素の表面
を適するようにすることができる。そのためシール要素
の表面は、シール要素とシール要素が成形される要素と
の間の結合を改善するため、ファイバー群を塗った前記
シール表面を備えた要素内に成形される。それによっ
て、シール要素が成形される要素の強度を低下させる欠
点があった、異なる型式の突出した保持部分を設けたシ
ール要素に備えることを不要にすることができる。
【0008】
【実施例】本発明によるシール装置の幾つか異なった実
施例を、以下に添付図面を参照して説明する。図1は、
二つのコンクリート要素の間の継手の断面図であり、今
りーと要素は、本発明によるシール装置によって互いに
対応して密封されている。図2は、図1に対応する断面
図であり、シール要素をコンクリート要素の空間に挿入
して、接合部を形成する前の状態である。図3は、二つ
のコンクリート管の端部に属するスピゴット端部とソケ
ットとの間の継手の長手方向断面図であり、接合部は本
発明によるシール装置を備えている。図4は、図3に対
応する軸方向断面図であり、スピゴット端部をソケット
に挿入して、継手を形成する前の状態である。図5は、
二つのコンクリート管の端部に属するスピゴット端部と
ソケットとの間の継手の軸方向断面図であり、継手が本
発明によるシール装置を備えており、本発明によるシー
ル装置はソケット内に成形されるシール要素から成る。
図6は、図5に対応する軸方向断面図であり、スピゴッ
ト端部をソケットへ軸方向に挿入して、ソケットとスピ
ゴット端部との間で継手を形成する前の状態である。図
7は、シール要素の断面図であり、図5によるシール装
置に含まれるシールリングの形式である。図8は、二つ
のコンクリート管に属するソケットとスピゴットとの間
における継手の軸方向断面図であり、継手は本発明によ
るシール装置を含み、シール装置はシール要素と接続し
た環状要素とシール要素から成り、シール要素同じく環
状要素はコンクリート管ソケット内に成形されている。
図9は、図8に対応する軸方向断面図であり、管を接合
する前の管ソケットである。図10は、シール要素と環
状要素の断面図であり、それと共に本発明によるシール
装置を含んで接続されている。
【0009】図1は、二つのコンクリート要素2と4と
の間の継手の断面図を示しており、例えば二つのコンク
リートプレートが各々、シール表面6と8をそれぞれ有
している。シール表面6と8は互いに向かい合って、共
にシール表面6と8との間の空間10を画定している。
空間10には、シール表面6と8との間で圧縮され、ビ
ードのように形成されるシール要素12を備える。シー
ルビード12は、弾性ゴム材料12と弾性材料に加硫処
理される補強要素18から成り、補強要素はプラスティ
ック或いは、弾性ゴム材料16に対応して堅固な他の材
料から成る。その側面で、表面はシール表面6及び8と
結合しており、シールビード12は、前記側面上に供給
されるファイバー群20の層を有する。ファイバー群2
0は織物ファイバー、例えばポリアミド製の人工ファイ
バーから成り、例えば長さが3mmである。ファイバー群
20は、シールビード12の側面には単位平方ミリメー
トル当たり相対的に大きな数のファイバー、例えば単位
平方ミリメートル当たり150〜300のファイバーを含む。
【0010】シールビード12をシール表面6と8との
間の空間10に挿入することによって、コンクリート要
素2と4との間を接合する時、ファイバー群20が摺動
剤または潤滑剤を提供することを目的としている。図1
に示されているように、シールビード12は空間10の
上端部から空間12へ押されて、シールビード12の摺
動表面が空間10のシール表面6及び8に接して摺動す
る。シールビード12が空間10に挿入される時、シー
ルビード12の側面がシール方法で、シール表面6及び
8に接して押されるように、シールビードは圧縮され
る。ファイバー群12が存在するので、潤滑剤を普通に
シールビードの側面上または、シール表面6及び8上に
塗ることは、なくすことができる。さもなければ潤滑剤
の塗布は、シールビード12が適切な方法でシール表面
6及び8に接して摺動を可能にするのに必要である。シ
ールビード12が空間に挿入される時、その挿入動作は
補強要素18があることで容易にされ、補強部材はシー
ルビード12が挿入時に、垂直方向へ圧縮されることを
防止する。
【0011】ファイバー群20は、接着剤、例えば二成
分型の樹脂製接着剤によってシールビード12の側面に
接着される。ファイバー群の塗布は、適切に従来の技術
によって行われ、従来の技術は、シールビードのシール
表面に、最初に接着剤を塗っており、更に帯電されたフ
ァイバーが接着剤に供給され、それにより貼り付いて接
着される。
【0012】図3は、二つのコンクリート管の端部の間
における継手の軸方向断面図を示しており、前記端部は
ソケット22とスピゴット端部24を形成している。ソ
ケット22は、内側に本質的に円筒形のシール表面26
を有し、スピゴット端部は、外側に同じく実質的に円筒
形のシール表面28を有する。シール表面26及び28
は、本質的に互い接して、環状空間30を画定してお
り、そこではシールリング32が圧縮されて、シール表
面26及び28に対して押される。シールリング32は
スピゴット端部24上の肩部36に置かれる支持部分3
4を有し、更にシール突出部38を備えており、シール
表面は図4から明らかなように、管を接合する前に、本
質的に円錐形の摺動表面40を形成する。ファイバー群
の層40は、摺動表面に塗られており、ファイバー群
は、図1及び1bによる実施例におけるファイバー群層
20と同じ種類である。
【0013】図3に示されたような管継手を形成する前
に、シールリング32は図4に示された位置でスピゴッ
ト端部24に応力が加えられ、更に、スピゴット端部2
4をソケット22にソケットの軸方向にと、スピゴット
端部、いわゆるシール表面26及び28と本質的に平行
な方向に挿入することによって、シール表面26及び2
8は、一方が他方に挿入されて図2に示された位置にな
る。接合動作の間、ソケット22の内側角部44が、図
3に示された位置にシール突出部38を圧縮するため、
シールリング32の円錐形摺動表面40に当接して、円
錐形摺動表面に対して摺動し、シールリング32はシー
ル表面16と28との間で圧縮される前記位置にある。
円錐形表面40に接する摺動は、表面がファイバー群の
層42を備えるので、可能になりファイバー群は接合動
作の間に、摺動剤または潤滑剤として作用している。層
42がファイバー群から成るので、通常のように潤滑剤
をシールリングのシール表面40または、ソケットのシ
ール表面26上に塗る必要はない。
【0014】図5には、コンクリートから成る二つの管
端部の各々に属するスピゴット端部ソケット52との間
の継手の軸方向断面図が示されている。継手は本発明に
よるシール装置によって密閉されており、シール装置は
内側が実質的にソケット52にの円筒形のシール表面5
6と、本質的にスピゴット端部54の円筒形のシール表
面58から成り、実際スピゴット端部54における円筒
形のシール表面54とソケットのシール表面とは同軸で
ある。シール表面56及び58は、ソケットとスピゴッ
ト端部との間で環状空間60を画定し、その空間にシー
ルリング62が圧縮されて、シール表面56及び58に
結合するように配置されている。シールリング62は、
シールリングがソケット52において、部分的にその表
面で成形されるので、ソケットのシール表面56と接続
されている。ソケットにおけるシールリング62の形成
は、それ自体既知の方法で、ソケット52を備えるコン
クリート管の成形と関連して行われていた。コンクリー
トとの貼付を改善し且つ、また次の管接合の間にシール
リング62をその成形状態の位置に保持するため、ソケ
ット52において成形されるシールリング62の表面部
分は、前記表面部分に塗られるファイバー群の層64を
備える。層64に含まれるファイバー群は、接着剤によ
ってシールリング62の前記表面部分に結合される。適
切にはファイバー群が織物ファイバー、例えばポリアミ
ド製の人工ファイバーから成り、ファイバーの長さは0.
5mm〜5mmの間であることができる。領域ユニット当たり
のファイバーの数は、例えば単位平方ミリメートル当た
り50〜300の間である。ファイバー群から成る層64
は、シールリング62に特別な保持部分またはその様な
ものを使用することなしに、シールリング62をコンク
リートと効果的に結合させる。その様な保持部分を省略
することは、保持部分がソケット52を成すコンクリー
トの強度を減らすということに関連して有利である。
【0015】ソケット52とスピゴット端部54との間
の継手は、ソケット52とスピゴット端部54が、図6
に示された位置から始まって、一方が他方へ軸方向、す
なわち本質的にはシール表面56及び58と平行な方向
にに挿入される。挿入動作の間、スピゴット端部の外縁
部66が、シールリング62の放射状内側を向くシール
部分68に当接し、そしてシール部分68の円錐形表面
70に接して摺動する。続く接合動作は、ソケット52
とスピゴット端部54が、図5に示された位置になると
終了し、その間は摺動表面58が、シールリング62に
おけるシール部分68の自由な内面に接して摺動する。
スピゴット端部54のコンクリート材とシールリング6
2のシール部分68との間の摺動を容易にするため、シ
ールリングのシール部分はその内面に、その内面に塗ら
れるファイバー群の層72を備える。このファイバー群
は、適切にはシール装置における層20及び40に含ま
れるファイバー群と同じ種類であり、シール装置は上記
実施例を参照して説明された本発明によるものである。
ファイバー群の層72は、管接合の前に特別な潤滑剤を
スピゴット端部54のシール表面58にまたはシールリ
ング62に塗る必要がないようにしている。
【0016】また、本発明によるシール装置の実施例
は、図8及び図9に示されている様に、二つのコンクリ
ート管の端部に属するスピゴット端部84とソケット8
2との間の継手に含まれている。ソケット82はシール
表面86を有し、スピゴット端部84はシール表面88
を有しており、シール表面は本質的に円筒形で、ソケッ
ト82とスピゴット端部84との間で環状空間90を形
成するように、互いに同軸である。環状空間90には、
シールリング90が配置され、シール表面86と88と
の間で圧縮される。シールリング92は、シールリング
92の内側でソケット82に軸方向に配置される環状要
素94と一体に形成されている。シールリング92と環
状要素94から成る環状ユニットは、ソケット82にそ
の内面で成形される。シールリング92と環状要素94
から成るユニットが、ソケット内に成形されている時、
環状要素94はシールリング92の内側で軸方向に、変
形可能な部分を形成しており、そのようにして、成形時
にシールリング92の内側で軸方向に配置され、実質的
に取り外されるモールド部分を使用する必要はなくな
る。シールリング92と同じく環状要素92は、ソケッ
ト82のコンクリート材内に成形される部分でファイバ
ー群の層96を有し、図5、図6、図7の実施例のよ
り、特別な保持要素をシールリング92と環状要素94
から取り除くことを可能にするのと同じ方法で、コンク
リートとの結合を改善する。
【0017】管継手を形成する時、ソケット82とスピ
ゴット端部84を図9の位置から軸方向に変位させ、摺
動動作は一方でスピゴット端部84の外縁部分98及び
スピゴット端部84のシール表面88と、他方でシール
リング92の内向き表面との間で行われる。摺動動作を
容易にするため、シールリング92は内側に、層102
を備えた円錐形表面100があり、層を成すファイバー
群は、は上記された本発明によるシール装置の実施例に
おけるファイバー群と同じ種類である。ソケット82と
スピゴット端部84を接合すると、シールリング92が
シール表面86と88との間の空間の密閉位置で圧縮さ
れる。環状要素94は、シールリング92の変形に応じ
て、またスピゴット端部84とソケット82との間で、
確定した角度を成して配置される。
【0018】ファイバー群から成る層102は、スピゴ
ット端部84とソケット82を接続する前に、潤滑剤を
塗る作業を省くことを可能にする。本発明は、特許請求
の範囲内で変形することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】二つのコンクリート要素の間の継手の断面図で
あり、今りーと要素は、本発明によるシール装置によっ
て互いに対応して密封されている。
【図2】図1に対応する断面図であり、シール要素をコ
ンクリート要素の空間に挿入して、接合部を形成する前
の状態である。
【図3】二つのコンクリート管の端部に属するスピゴッ
ト端部とソケットとの間の継手の長手方向断面図であ
り、接合部は本発明によるシール装置を備えている。
【図4】図3に対応する軸方向断面図であり、スピゴッ
ト端部をソケットに挿入して、継手を形成する前の状態
である。
【図5】二つのコンクリート管の端部に属するスピゴッ
ト端部とソケットとの間の継手の軸方向断面図であり、
継手が本発明によるシール装置を備えており、本発明に
よるシール装置はソケット内に成形されるシール要素か
ら成る。
【図6】図5に対応する軸方向断面図であり、スピゴッ
ト端部をソケットへ軸方向に挿入して、ソケットとスピ
ゴット端部との間で継手を形成する前の状態である。
【図7】シール要素の断面図であり、図5によるシール
装置に含まれるシールリングの形式である。
【図8】二つのコンクリート管に属するソケットとスピ
ゴットとの間における継手の軸方向断面図であり、継手
は本発明によるシール装置を含み、シール装置はシール
要素と接続した環状要素とシール要素から成り、シール
要素同じく環状要素はコンクリート管ソケット内に成形
されている。
【図9】図8に対応する軸方向断面図であり、管を接合
する前の管ソケットである。
【図10】シール要素と環状要素の断面図であり、それ
と共に本発明によるシール装置を含んで接続されてい
る。
【符号の説明】 2 コンクリート要素 4 コンクリート要素 6 シール表面 8 シール表面 10 空間 12 シールビード 16 弾性ゴム材料 18 補強要素 20 ファイバー群 22 ソケット 24 スピゴット端部 26 シール表面 28 シール表面 30 環状空間 32 シールリング 34 支持部分 36 肩部 38 シール突出部 40 摺動表面 42 層 44 内側角部 52 ソケット 54 スピゴット端部 56 シール表面 58 シール表面 60 環状空間 64 層 66 外縁部 68 シール部分 70 円錐形表面 72 層 82 ソケット 84 スピゴット端部 86 シール表面 88 シール表面 90 環状空間 92 シールリング 94 環状要素 96 層 98 外縁部 100円錐形表面 102層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに向かい合う二つのシール表面(6、
    8;26、28;56、58;86、88)によって画
    定され、二つの要素(2、4;22、24;52、5
    4;82、84)に配置された空間(10、30、6
    0、90)と、弾性材により構成され、シール表面の間
    の空間において圧縮されるシール要素(12;32;6
    2;92)から成り、シール要素が空間に挿入されて、
    摺動動作が、一方のシール要素の一つまたは幾つかの摺
    動表面と、他方の一つまたは複数のシール表面との間で
    行われ、その位置でシール要素が空間におけるシール表
    面の間で圧縮される、例えば二つの管端部などの、二つ
    の要素の間の継手を密閉するシール装置において、 シール要素の一つの摺動表面或いは複数の摺動表面と/
    または、これら一つ或いは複数の摺動表面と共動された
    一つ或いは複数のシール表面が、少なくとも部分的に前
    記複数の表面に塗られるファイバー群(20;47;7
    2;102)を備えることを特徴とするシール装置。
  2. 【請求項2】ファイバー群(20;42;72;10
    2)が、例えば二成分型の樹脂製接着剤のような、接着
    剤によって複数の表面に結合されることを特徴とする請
    求項1に記載のシール装置。
  3. 【請求項3】ファイバー群(20;42;72;10
    2)が、例えばポリアミド製の人工ファイバーのよう
    な、織物ファイバーから成り、その長さが0.5mm〜5mmの
    間、好ましくは0.5mm〜3mmの間であることを特徴とする
    請求項1または2に記載のシール装置。
  4. 【請求項4】ファイバー群(20;42;72;10
    2)が、単位平方ミリメートル当たり50〜300、好まし
    くは150〜300のファイバーから成ることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか一項に記載のシール装置。
  5. 【請求項5】空間(30;60;90)は、シール表面
    と平行な方向に、複数のシール表面(26、28;5
    6、58;86、88)が変位することによって、形成
    されており、シール要素(32;62;92)は、複数
    のシール表面の一つと堅く結合して配置されることによ
    って、複数のシール表面を変位させる前に空間に挿入さ
    れて、複数のシール表面が変位する間、更に別のシール
    表面(26;58;88)に接して、ファイバー群を備
    えた一つかそれ以上の摺動表面により摺動させているこ
    とを特徴とする請求の範囲1〜4のいずれか一項に記載
    のシール装置。
  6. 【請求項6】シール要素(62;92)が、前記一つの
    シール表面を構成する要素に成形されることを特徴とす
    る請求項5に記載のシール装置。
  7. 【請求項7】前記一つのシール表面を形成する要素(5
    2;82)内に成形されるシール要素(62;92)の
    表面が、少なくとも部分的に、表面に塗られるファイバ
    ー群(64;96)を備え、ファイバー群が、シール要
    素とシール要素が成形される要素との間の結合を改善す
    ることを特徴とする請求項6に記載のシール装置。
  8. 【請求項8】二つの要素が、ソケット(52;82)を
    形成する二つの管端部と、ソケットに挿入されるスピゴ
    ット端部(54;84)によって構成されて、シール要
    素が、ソケット内にその内面で成形されるシールリング
    (62;92)によって、構成されることを特徴とする
    請求項6または7に記載のシール装置。
  9. 【請求項9】弾性材から成り、シールリング(92)と
    接続した環状要素(94)を有し、スピゴット端部(8
    4)がソケット(82)に挿入される時、環状要素はソ
    ケット(82)の自由端に関連して、シールリングの内
    側で軸方向、ソケット内に成形され、シールリングが密
    閉変形するのに適応するようにされていることを特徴と
    する請求項8に記載のシール装置。
  10. 【請求項10】環状要素(94)が、ソケットに挿入さ
    れるスピゴット端部(84)に接して摺動するための摺
    動表面と/または、その成形位置におけるケットの材料
    に結合する表面にあり、少なくとも部分的に前記表面に
    塗られるファイバー群を備えることを特徴とする請求項
    9に記載のシール装置。
JP10222048A 1997-08-05 1998-08-05 シール装置 Pending JPH11132335A (ja)

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SE9702864D0 (sv) 1997-08-05
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