JPH11130690A - 免疫調節薬及び抗炎症薬 - Google Patents
免疫調節薬及び抗炎症薬Info
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- JPH11130690A JPH11130690A JP9312852A JP31285297A JPH11130690A JP H11130690 A JPH11130690 A JP H11130690A JP 9312852 A JP9312852 A JP 9312852A JP 31285297 A JP31285297 A JP 31285297A JP H11130690 A JPH11130690 A JP H11130690A
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Abstract
し、自己免疫疾患、特に、膠原病、全身性エリテマトー
デス、慢性関節リウマチ等に有効である免疫調節薬及び
抗炎症薬を提供する。 【解決手段】 ヒメマツタケ(Agaricus blazei Mur
r.)の抽出物を有効成分とする。
Description
症薬に係り、特にヒメマツタケの抽出物を有効成分とす
る免疫調節薬及び抗炎症薬に関する。
マチ等の膠原病は免疫系の異常を原因とする自己免疫疾
患である。全身性エリテマトーデスは多臓器障害性の慢
性炎症性疾患であり、慢性関節リウマチは関節炎を主徴
とする慢性炎症性疾患である。従来より、この疾患に対
しては、ペニシラミン、金剤等の非ステロイド系消炎鎮
痛薬やデキサメタゾン、プレドニゾロン等のステロイド
系薬剤が用いられてきた。
剤は十分な治療効果を上げることができなかったり、副
作用を発現する場合がある。例えば、非ステロイド系消
炎鎮痛薬は活動性の慢性関節リウマチに対しては薬剤反
応性は低い。また、ステロイド系薬剤は長期連用により
重篤な副作用を生じることがあり、臨床的な使用に際し
てはかなりの注意を必要とする。一方、天然素材の中に
は免疫調節作用や消炎作用を有するものがあり、上記疾
患に対する薬剤としての利用が検討されてきた。
いた免疫調節薬及び消炎薬について鋭意研究した結果、
ヒメマツタケの抽出物が安定した免疫調節作用及び消炎
作用を有し、膠原病、全身性エリテマトーデス、慢性関
節リウマチ等の自己免疫疾患に有効であり、しかも副作
用がないこととを見出し、本発明を完成した。即ち、本
発明はヒメマツタケ(Agaricus blazei Murr.)の抽出
物を有効成分として含有する免疫調節薬及び抗炎症薬で
ある。
garicus)のヒメマツタケ(Agaricusblazei Murr.)であ
る。この菌糸体の培養及びキノコの栽培方法は特に限定
されるものではなく、同種のキノコと同様の条件下で培
養、栽培することが可能である。本発明では、その薬理
効果の安定性からヒメマツタケCJ−01株を用いるこ
とが好ましい。ヒメマツタケCJ−01株は、例えば、
pH5.5〜7.0、含水率55〜80%、C/N比2
5〜95の堆肥培地中で培養、栽培することが出来、特
に、サトウキビの葉、頂頭部、バカスを原材料として、
上記の条件で堆肥を熟成化させた後、菌糸体をその培地
に接種して植壌土によって覆土処理して、光照射下の条
件で栽培することができる。
のではなく、例えば、ヒメマツタケの子実体又は培養菌
糸体の水抽出液として、また、液体培地を用いて菌糸体
を培養した場合は液体培地のろ液として、さらにはこれ
らの液体を凍結乾燥させた粉体として得ることができ
る。通常、1日の服用分は、例えば、ヒメマツタケの子
実体の乾燥試料3〜10gを80〜90℃の熱水400
ml〜600mlで30〜60分間抽出して得ることが
でき、得られた抽出液は1日3〜6回に分けて、食前又
は食間に服用することが好ましい。
節作用及び抗炎症作用を有し、自己免疫疾患、特に、膠
原病、慢性関節リウマチ等に有効である。
本発明はこれに限定されるものではない。以下の実施例
においては、ヒメマツタケとしてヒメマツタケCJ−0
1株を用いた。その理由は、栽培や品質管理の方法が確
立されており、その結果、最も安定した薬理効果が期待
できるからである。 1.ヒメマツタケCJ−01株子実体の栽培 サトウキビの葉、頂頭部、バカスを原材料とし、pH
6.2、含水率70%、C/N比45の状態に熟成した
堆肥培地400gを800ml容のポリプロピレン製培
養瓶に詰め、オートクレーブで滅菌した。この培養基に
菌糸体を接種し30日間培養したヒメマツタケCJ−0
1株の菌糸体が増殖した培地を栽培用培地に接種し、植
壌土によって覆土処理した後、温度20〜35℃、湿度
80%以上で、500ルクスの光照射下で培養し、ヒメ
マツタケCJ−01株(Agaricus b lazei Murr. CJ-0
1)の栽培30〜120日の間に連続的に子実体を得
た。
別 上記の方法で培養、収穫したヒメマツタケCJ−01株
の子実体及び対照としてヒメマツタケの他株A並びにB
の子実体10gを各々4℃の蒸留水150ml中で3時
間攪伴して冷水抽出液を得た。得られた各々の冷水抽出
液を、アンホライン(pH3.5〜9.5)を含む5%
ポリアクリルアミドゲルを使用して、700V、15m
A、15Wの条件で3時間、電気泳動した後、活性染色
を行い各々のアイソザイムパターンを得た。結果を図1
に示す。図1から明らかなように、ヒメマツタケCJ−
01株は、pH6.7、4.4及び3.9付近に他株A
及びBに見られない特異的バンドを有し、他株A及びB
に見られるpH4.1及び4.7付近のバンドを有しな
いことが認められる。以上の結果からヒメマツタケCJ
−01株抽出物は、ヒメマツタケの他の株とは異なる特
異的成分を有することが明らかになった。
分分析 上記の方法で培養、収穫したヒメマツタケCJ−01株
の子実体について以下のような成分分析を行なった。 (1)一般分析 ヒメマツタケCJ−01株の子実体を60℃で通風乾燥
した後、水分、タンパク質、脂質、炭水化物(糖質、繊
維質)及び灰分の含量を日本食品標準成分表に記載され
た方法で定量した。結果を表1に示す。
含まれる無機質を蛍光X線分析装置を用いて定量した。
結果を表2に示す。
るビタミン類を常法に従って、分析した。結果を表3に
示す。
実体は、キノコ類としては多量のビタミンを含有してい
た。また、動物性食品に含有されるビタミンB12が検
出されたことは注目に値する。
粉砕した。粉砕したもののうち16メッシュのふるいを
透過した粉末30gを秤量し、80℃の蒸留水600m
lで1時間加熱抽出した。この熱水抽出液を凍結乾燥
し、粉末化した。この粉末(以下、熱水抽出物とい
う。)1mgを70%ギ酸1mlに溶解し、気相加水分
解法でアミノ酸へ分解し、アミノ酸分析装置で分析し
た。その結果、ヒメマツタケCJ−01株にグルタミン
酸、グリシン及びアスパラギンが多く含有されているこ
とが明らかになった。
硫酸で加水分解し、アルジトールアセテートとしてGC
分析して中性糖を定量した。内部標準物質としてはmy
o−イノシトールを用いた。結果を表4に示す。
ニル法により行なった。標準物質としてはグルクロン酸
を用いた。その結果、1.7%のウロン酸が検出され
た。
抽出物をメチル化した。メチル化糖に90%のギ酸を加
え、100℃で2時間加熱後、0.5N硫酸を加え、1
00℃で12時間加水分解し、炭酸バリウムで中和し
た。脱塩後、水素化ホウ酸ナトリウムを加え、室温で一
晩放置した。これに無水酢酸−ピリジン混合物(1:
1)を加え、100℃で1時間加熱し、アルジトールア
セテートとして、ガスクロマトグラフ法により分析を行
なった。結果を図2及び表5に示す。図2はメチル化ア
ルジトールアセテートのガスクロマトグラムを示し、表
5は図2のクロマトグラムの各々のピークが表すメチル
化糖、そのグリコシド結合及び重量百分率を示す。
内部標準物質として399.65MHz、70℃で1H
−核磁気共鳴スペクトルを得た。結果を図3に示す。 δppm: 5.03 5.24 5.62
5.66 上記の結果から、グルコースはα(1−4)及びα(1
−6)結合しており、プルランと類似した構造を有する
ことが明らかになった。また、ガラクトースはβ(1−
6)結合していることが明らかになった。
の乾燥子実体をサンプルミルで粉砕した。粉砕したもの
のうち16メッシュのふるいを通過した粉末5gを80
℃の熱水600mlで1時間抽出し、ヒメマツタケCJ
−01株抽出液を得た。
般薬理試験 上記の操作で得られたヒメマツタケ抽出液のヒトに対す
る薬理作用を確認するため、手術経験、常備薬及び特記
事項となる既往暦のない20代及び30代の男性8人を
被験者として、ヒト服用試験を行なった。被験者はヒメ
マツタケ抽出液600mlを1日3回に分けて服用し
た。被験者の生活は、これまでの生活暦と同様とした。
被験者は服用開始前、服用開始後1ヶ月及び3ヶ月の時
点で採血され、採取された血液は一般血液検査、生化学
的検査、免疫学的検査に供された。結果を表6〜表8に
示す。
検査から、ヒメマツタケ抽出液の服用により、免疫力を
指標する各項目の上昇が認められたが、特に、自然免疫
系のNK細胞の上昇が顕著であった。また、生化学的検
査からは、特に、血中脂質に関する項目が改善されたこ
とが認められる。さらに、上記いずれの検査からもヒメ
マツタケCJ−01株抽出液の副作用を示唆する結果は
得られなかった。以上の結果から本発明に係るヒメマツ
タケ抽出液の効果は明らかであった。
タケ抽出液の薬理試験 ヒメマツタケCJ−01株抽出液の膠原病に対する有効
性を確認するため膠原病モデルマウスMRL/lprを
用いた試験を行なった。MRL/lprマウスのオス3
2頭を固形飼料及び滅菌水で1週間予備的に飼育し、1
6頭ずつ2組に組み分けした。組み分けに際し、各群の
マウスの総体重が均一になるようにした。組み分けされ
たマウスはさらに2週間飼育された後、試験に供され
た。処置群にはヒメマツタケ抽出液の体重換算量5g/
600ml/60kgを7週齢から投与し、未処置群に
は抽出液を投与しなかった。投与試験開始後、飼料、滅
菌水は自由に摂取させた。飼育は、温度21±5℃、湿
度50±20%、白色蛍光燈下で12時間の明暗サイク
ルの条件下で行われた。飼育中、摂食量と摂水量を毎
日、体重を1週間毎に測定し、各週の平均を求めた。さ
らに、飼育中に膠原病に特有の病変を肉眼で観察した。
血し、膠原病に関連する血液検査項目を定法により測定
した。また、採血後、内臓器の状態を調べるため各群の
マウスを解剖するとともに、各群のマウスの四肢を切断
し、脚部、胴体部及び頭部の組織を中性ホルマリンで固
定し、病理組織検査を行なった。
は各群のマウスのC反応性タンパク(CRP)の平均値
を示すグラフ、図5は各群のマウスのリウマチ因子(R
F)の平均値を示すグラフ、図6は各群のマウスの乳酸
脱水素酵素(LDH)の平均値を示すグラフ、図7は各
群のマウスのCD4並びにCD8の百分率及びCD4/
CD8を示すグラフである。図4〜図7から明らかなよ
うに、膠原病及び慢性関節リウマチの指標となる各項目
について、処置群は未処置群より低い値を示した。ま
た、肉眼的観察では、処置群、未処置群のいずれにおい
ても、脱毛、血管炎、壊死の各症状が観察されたが、各
症状について処置群は未処置群に比べて発症の遅延が観
察され、各症状も軽度であった。
す。図8は未処置群のマウスの後肢関節部の超薄切片を
ヘマトキシリン−エオシンで染色した顕微鏡写真(×4
00)、図9は処置群のマウスの後肢関節部の超薄切片
をヘマトキシリン−エオシンで染色した顕微鏡写真(×
200)である。図8及び図9から明らかなように、未
処置群では慢性関節リウマチに特有のフィブリン析出及
び滑膜重層化が認められる。一方、図9からはこのよう
なリウマチの特徴はみられない。上記の結果から得られ
た病理所見を表9に示す。表9では各病変の状態はスコ
アー化されており、数値が大きいものほど炎症が激しい
ことを意味する。
病や慢性関節リウマチ等の自己免疫性疾患に有効である
ことが明らかになった。
スに対するヒメマツタケCJ−01株抽出液の薬理試験 ヒメマツタケCJ−01株抽出液の慢性関節リウマチ等
に対する有効性を確認するためII型コラーゲン誘導関節
炎モデルマウスDBA/1Jを用いた試験を行なった。
0.05N酢酸溶液に牛鼻中隔由来のII型コラーゲンを
溶解し、これを同量のフロイント完全アジュバント(F
CA)と混合してエマルジョンを得た。このエマルジョ
ンをマウスDBA/1Jの尾根部皮内に100μg/
0.05ml投与し、初回免疫を行った。3週間後にフ
ロイント不完全アジュバント(FIA)と同量のII型コ
ラーゲンによる追加免疫を同部に投与して、慢性関節リ
ウマチモデルマウスDBA/1Jを得た。
のオス24頭のうち処置群の12頭にはヒメマツタケC
J−01株抽出液1.6mg/日(ヒト体重換算量5g
/600ml/60kg)を追加免疫後発症を確認した
2日目から投与し、未処置群には抽出液を投与しなかっ
た。投与試験開始後、飼料、滅菌水は自由に摂取させ
た。飼育は、温度21±5℃、湿度50±20%、白色
蛍光燈下で12時間の明暗サイクルの条件下で行われ
た。飼育中、摂食量と摂水量を毎日、体重を1週間毎に
測定し、各週の平均を求めた。
スの関節炎の発症率を示すグラフである。図10におい
ては発症率は関節炎を発症したマウスの四肢の数を各群
のマウスの肢数で除して示されている。図10から明ら
かなように、未処置群では初回免疫後6週目で50%以
上の発症率を示しているのに対し、処置群では20%前
後の発症率を示しており、明らかな抑制効果が認められ
た。
示す写真、図12は未処置群のマウスの右前肢掌部を示
す写真、図13は処置群のマウスの右前肢甲部を示す写
真、図14は処置群のマウスの右前肢掌部を示す写真、
図15は正常マウスの右前肢甲部を示す写真、図16は
正常マウスの右前肢掌部を示す写真である。図11〜図
16から明らかなように、未処置群では関節炎に特有の
発赤と腫張が認められるが、処置群ではこのような特徴
はみられず、正常マウスに近い状態となっていることが
わかる。
アー)を示すグラフである。図17においては、関節炎
係数はスコアー化されており、無変化を0点、1指ある
いは複数指の腫張を1点、全体に見られる発赤と腫張を
2点、全体にみられる強い発赤と腫脹を3点とし、図1
7に示した。四肢の合計を最高12点とし、発症した全
てのマウスの合計点を1群マウスの肢数で除してスコア
ーとした。図17から明らかなように、処置群では未処
置群と比較して関節炎係数は低値であり、関節炎の進行
阻止が認められた。
の尾静脈より採血した血清中の抗−II型コラーゲンマウ
ス抗体を酵素免疫測定法(ELISA法)により測定し
た。ウシ由来のII型コラーゲン10μg/0.1mlを
96孔マイクロプレートに固相化し、ウシ血清アルブミ
ンでブロックした後、500倍に希釈した被検マウスの
血清と反応させた。その後、ペルオキシダーゼ標識Ig
G抗体と反応させ2,2’−アシノビス−3−エチルベ
ンゾチアゾリン−6−スルホン酸アンモニウム塩(AB
TS)基質溶液で呈色後、415nmにおける吸光度を
測定した。また、対照としてデキサメタゾン(DEX)
を0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウムに懸
濁し、1mg/kgを週3回腹腔内投与したマウスを用
いて同様な処理を行った。結果を図18に示す。図18
から明らかなように、処置群のマウスは対照群(DE
X)ほどの抑制効果は示さないものの、未処置群に比べ
て抑制効果が認められる。
す。図19〜図21はマウスの前肢関節部の超薄切片を
ヘマトキシリン−エオシンで染色した顕微鏡写真であ
り、図19は未処置群マウスを、図20は処置群マウ
ス、図21は正常マウスの組織を示す。図19〜図21
から明らかなように、処置群では、滑膜細胞重層化の抑
制、線維芽細胞増殖抑制、軟骨細胞の空胞変性抑制、パ
ンヌス形成の抑制が観察された。以上の結果から本発明
に係るヒメマツタメ抽出液は慢性関節リウマチに有効で
あることが明らかになった
の免疫調節薬及び抗炎症薬は、安定した免疫調節作用及
び抗炎症作用を有し、自己免疫性疾患、特に、膠原病、
全身性エリテマトーデス、慢性関節リウマチ等に有効で
ある。
ツタケの他株A並びにBの子実体の各々のアイソザイム
パターンを示す。
トグラムを示す。
平均値を示すグラフである。
を示すグラフである。
均値を示すグラフである。
びCD4/CD8を示すグラフである。
マトキシリン−エオシンで染色した顕微鏡写真(×40
0)である。
トキシリン−エオシンで染色した顕微鏡写真(×20
0)である。
である。
ある。
ある。
る。
る。
すグラフである。
すグラフである。
ヘマトキシリン−エオシンで染色した顕微鏡写真(×4
0)である。
マトキシリン−エオシンで染色した顕微鏡写真(×4
0)である。
キシリン−エオシンで染色した顕微鏡写真(×20)で
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 ヒメマツタケ(Agaricus blazei Mur
r.)の抽出物を有効成分とする免疫調節薬。 - 【請求項2】 抗自己免疫性疾患作用を有する請求項1
記載の免疫調節薬。 - 【請求項3】 抗膠原病作用を有する請求項1記載の免
疫調節薬。 - 【請求項4】 抗関節リウマチ作用を有する請求項1記
載の免疫調節薬。 - 【請求項5】 抗全身性エリテマトーデス作用を有する
請求項1記載の免疫調節薬。 - 【請求項6】 前記ヒメマツタケはヒメマツタケCJ−
01株(Agaricus blazei Murr. CJ-01)である請求項
1乃至5のいずれか1項に記載の免疫調節薬。 - 【請求項7】 前記ヒメマツタケCJ−01株はpH
5.5〜7.0、含水率55〜80%、C/N比25〜
95の堆肥培地中で覆土処理され、光照射下で培養され
たものである請求項6記載の免疫調節薬。 - 【請求項8】 前記抽出物は電気泳動によりpH6.
7、4.4及び3.9付近に特異的バンドを有する請求
項6記載の免疫調節薬。 - 【請求項9】 前記抽出物はグルコースα(1−4)結
合及びα(1−6)結合を有しており、ガラクトースβ
(1−6)結合を有している請求項6記載の免疫調節
薬。 - 【請求項10】 ヒメマツタケ(Agaricus blazei Mur
r.)の抽出物を有効成分とする抗炎症薬。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9312852A JPH11130690A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 免疫調節薬及び抗炎症薬 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9312852A JPH11130690A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 免疫調節薬及び抗炎症薬 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11130690A true JPH11130690A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=18034214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9312852A Pending JPH11130690A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 免疫調節薬及び抗炎症薬 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11130690A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001085191A1 (en) * | 2000-05-09 | 2001-11-15 | Tsukuba Biosystem, Ltd. | Hyaluronidase activity and allergenic cell activity inhibitor |
KR20020089149A (ko) * | 2001-05-21 | 2002-11-29 | 콤비 가부시키가이샤 | 감염 억제 조성물 및 그것을 함유하는 음식품 |
JP2009019020A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Golden Biotechnology Corp | 自己免疫疾病治療に用いるベニクスノキタケシクロヘキサンケトン化合物 |
-
1997
- 1997-10-29 JP JP9312852A patent/JPH11130690A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001085191A1 (en) * | 2000-05-09 | 2001-11-15 | Tsukuba Biosystem, Ltd. | Hyaluronidase activity and allergenic cell activity inhibitor |
KR20020089149A (ko) * | 2001-05-21 | 2002-11-29 | 콤비 가부시키가이샤 | 감염 억제 조성물 및 그것을 함유하는 음식품 |
JP2009019020A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Golden Biotechnology Corp | 自己免疫疾病治療に用いるベニクスノキタケシクロヘキサンケトン化合物 |
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