JPH11130630A - 化粧崩れの評価法 - Google Patents

化粧崩れの評価法

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JPH11130630A
JPH11130630A JP30997497A JP30997497A JPH11130630A JP H11130630 A JPH11130630 A JP H11130630A JP 30997497 A JP30997497 A JP 30997497A JP 30997497 A JP30997497 A JP 30997497A JP H11130630 A JPH11130630 A JP H11130630A
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cosmetic
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JP30997497A
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Koichi Nomura
浩一 野村
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は、化粧崩れ現象を簡単に予知しうる
評価法を提供することを課題とする。 【解決手段】 濾紙の片面にメークアップ化粧料を塗布
し、その裏面にトリグリセライド、スクワレン、エステ
ル及び脂肪酸の混合物を投与し、化粧料塗布面のグロス
値の変化を指標とする、メークアップ化粧料の化粧崩れ
の評価法及びこの評価法に於いて、油脂成分の投与量が
0.6gの時、グロス値が1.8未満であることを特徴
とする、メークアップ化粧料を提供する。本発明によれ
ば、化粧崩れ現象を簡単に予知しうる評価法を提供する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メークアップ化粧
料の化粧崩れの評価法及びメークアップ化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】メークアップ化粧料に於いて、その重要
な品質の一つに化粧崩れしにくい、言い換えれば化粧持
ちの良さがある。これは、例えば、本発明者らが行った
メークアップ化粧料に関する意識調査に於いて、ファン
デーションに求める品質の重要な要素として81%の人
が化粧持ちの良さを挙げていること等より明らかであ
る。この様な化粧崩れの具体的な現象としては、色味が
赤くなる、ファンデーションなどのメークアップ化粧料
が皮膚より消失する、化粧した部分がてかる等が例示さ
れる。この中でも特に嫌われているのは、化粧部分のテ
カリであり、これは現在までの数々の調査でもこの現象
の改善が強く望まれていた。このテカリの原因として
は、皮脂の分泌による化粧料中の粉体の濡れの変化が推
定されている。この為、近年では、水濡れにのみ留意し
ていたメークアップ化粧料の製剤設計が皮脂濡れを意識
するようになってきている。この様な観点で、皮脂濡れ
しにくい、パーフルオロ化合物やパーフルオロシロコー
ン処理した粉体などの新規素材が開発されてきている。
しかしながら、メークアップ化粧料の化粧崩れは、その
モデルとしてはガラス基板にメークアップ化粧料を塗布
し、この上に皮脂類似油脂成分を振りかけるようなもの
で検討されたことはあるが、皮膚より分泌した油脂が化
粧面の下面より徐々に浸透して行くという現実のメカニ
ズムとは大きく異なり、いきなり化粧面上面が油脂で濡
れていながら下面は未だ濡れていないと言う状況であっ
て、このものは化粧崩れの代替モデルとしては極めて不
適切であり、結局のところ、多数のパネラー使用したア
ンケート調査や実使用テストに依存せざるを得ず、化粧
崩れ現象を簡単に予知しうる技術の開発が待たれてい
た。
【0003】一方、油脂透過性支持体上にメークアップ
化粧料を塗布し、その塗布面に対して裏側の面に油性成
分を投与し、それに起因するメークアップ化粧料の光学
特性の変化を指標とすることにより、化粧崩れを予知し
うることは全く知られていなかったし、この様な評価法
に於いて、油脂成分の投与量が0.6gの時、グロス値
が1.8未満であることを特徴とする、メークアップ化
粧料が皮脂濡れによるテカリを生じにくい優れた化粧料
であることも全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下行われたものであり、化粧崩れ現象を簡単に予知し
うる評価法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明者らは、この様な状況に鑑み
て、化粧崩れ現象を簡単に予知しうる評価法を求めて鋭
意研究を重ねた結果、油脂透過性支持体上にメークアッ
プ化粧料を塗布し、その塗布面に対して裏側の面に油性
成分を投与し、それに起因するメークアップ化粧料の光
学特性の変化を指標とすることにより、その様な評価が
可能であることを見いだし発明を完成させるに至った。
更に、この様な評価法に於いて、油脂成分の投与量が
0.6gの時、グロス値が1.8未満であることを特徴
とする、メークアップ化粧料が皮脂濡れによるテカリを
生じにくい優れた化粧料であることも、同時に見いだし
た。以下、本発明について、発明の実施の形態を中心に
詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1)本発明のメークアップ化粧料の化粧崩れの評価法 本発明のメークアップ化粧料の化粧崩れの評価法は、油
脂透過性支持体上にメークアップ化粧料を塗布し、その
塗布面に対して裏側の面に油性成分を投与し、それに起
因するメークアップ化粧料の光学特性の変化を指標とす
ることを特徴とする。ここで、油脂透過性支持体として
は、油脂類を毛細管現象などによって透過するものであ
れば特段の限定は受けずに使用でき、例えば、濾紙、
布、不織布、シリコーン膜等が例示でき、このうちコス
ト、入手のし易さ、再現性等の点で濾紙を用いるのが特
に好ましい。又、油性成分としては、皮脂と近似した物
理特性を有するものであれば特段の限定はされないが、
トリオレインやトリパルミチンなどのトリグリセライ
ド、スクワレン、ミリスチルオクタドデシレート等のエ
ステル、オレイン酸等の脂肪酸の混合物が好ましく、そ
の混合比としては、トリグリセライド5〜50重量%、
スクワレン5〜20重量%、エステル5〜50重量%、
脂肪酸5〜35重量%の混合物が好ましく、中でも、次
の組成の人工皮脂が特に好ましい。(人工皮脂;トリオ
レイン33.3重量%、オレイン酸20.0重量%、ス
クワレン13.3重量%、ミリスチルオクタドデシレー
ト33.4重量%)本発明の評価法に於いて特に技術的
に重要なことは、より生理作用に近い状態を保つため、
これらの油脂を裏面より均一に投与することである。こ
の様な方法としては、例えば、これらの油脂をアセトン
などの溶媒に溶解させ裏面より噴霧する方法やドクター
ブレード等によって予めガラス面などに薄い均一な油脂
膜を作成しておきこの上にメークアップ化粧料を施した
濾紙などの支持体を静かにのせる方法等が特に好ましく
例示できる。標準的な油脂の投与量としては、例えば、
桐山株式会社製No.5Cの直径65mmの濾紙を使用
した場合に0.6g投与するのが好ましく例示できる。
これは化粧崩れの予知特性値として現実と良く相関して
いるためである。更に、光学特性の変化としては、分光
光度、色差、グロス値、反射スペクトル強度等の変化を
用いることができるが、この中では、測定の容易さから
グロス値を用いるのが特に好ましい。グロス値は日本電
色株式会社製のグロスメーターPG−1M等を用いて、
入射角60度、受光角60度で測定するのが好ましい。
勿論、他社のグロスメーターを使用することもできる
し、入射角と受光角を変えることもできる。これらのグ
ロスメーターは基準板などによって補正することによ
り、再現性の良い値を得ることができる。この場合、本
発明の対象が化粧料塗布面であることから、基準板とし
て艶のない副基準板を艶ありの基準板として校正して使
用するのが、本発明の評価法の確度を上げるので特に好
ましい。使用した副基準板を通常の基準板とJISのグ
ロス値で比較したデータを表1に示す。
【0007】
【表1】
【0008】上述の本発明の評価法に於いて、上述のN
o.5C直径65mmの濾紙を用い、油脂成分として、
トリオレイン33.3重量%、オレイン酸20.0重量
%、スクワレン13.3重量%、ミリスチルオクタドデ
シレート33.4重量%を混合した人工皮脂を0.6g
投与した場合、艶なし基準板を艶あり基準板として校正
に用いたグロス値が40以下であれば、このメークアッ
プ化粧料は化粧崩れをしにくいと評価できる。尚、この
値には後記実施例に示す如く化粧崩れにくさと良好な相
関関係を有するので、この数値が大きければ大きいほど
崩れやすいメークアップ化粧料であると評価でき、又、
この数値が小さければ小さいほど化粧崩れを起こしにく
いメークアップ化粧料であると評価できる。
【0009】(2)本発明のメークアップ化粧料 本発明のメークアップ化粧料は、上述の本発明の評価法
に於いて、上述のNo.5C直径65mmの濾紙を用
い、油脂成分として、トリオレイン33.3重量%、オ
レイン酸20.0重量%、スクワレン13.3重量%、
ミリスチルオクタドデシレート33.4重量%を混合し
た人工皮脂を0.6g投与した場合、艶なし基準板を艶
あり基準板として校正に用いたグロス値が1.8未満、
より好ましくは1.75未満であることを特徴とする。
このグロス値は後記実施例に示す如く、1.8未満にな
ると実使用に於ける化粧崩れが殆ど実質的に感じられな
くなり、1.75未満では夏に於いても化粧崩れが起こ
らないほど化粧持ちの良いメークアップ化粧料となる。
かかる物性を有するメークアップ化粧料を設計するため
には、次の点に留意すればよい。即ち、1)含フッ素化
合物表面処理粉体或いはメチルシロキサン網状重合体の
様なオイル濡れしにくい粉体を使用する。特にこの際有
色顔料を表面処理などでオイル濡れしにくくすることは
非常に重要なことである。この際、メチルハイドロジェ
ンシリコーン処理程度の処理ではオイル濡れをしにくく
するには不十分であることを認識することは重要なこと
である。シリコーン処理としてはジメチルポリシロキサ
ンを1〜5重量%焼き付け処理したものの方がメチルハ
イドロジェンポリシロキサン処理よりもオイル濡れがし
にくく好ましい。2)例えばアルミニウム−亜鉛ピラー
ドクレイやイオン交換能を有する粉体等のような、オイ
ル、特に脂肪酸を選択的に吸着する粉体を配合する。
3)HLBが4以上の界面活性剤を配合しない。この様
に設計した処方成分を常法に従って処理すれば本発明の
メークアップ化粧料を得ることができる。又、本発明の
メークアップ化粧料としては、その種類については特段
の限定はされないが、上記の特質を勘案するならば、フ
ァンデーション等のベースメークアップ化粧料に応用す
るのが好ましく、ベースメークアップ化粧料の中でもル
ースパウダー、プレストパウダー、ツーウェイケーキ等
の粉体以外の成分の少ないメークアップ化粧料に応用す
るのが特に好ましい。
【0010】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明について更に詳
細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限定
を受けないことは言うまでもない。
【0011】<実施例1>下記に示す処方に従ってファ
ンデーションを作成した。即ち、イ)の成分をヘンシェ
ルミキサーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着
したパルベライザーで粗粉砕し、再びヘンシェルミキサ
ーで混合しながらロ)の成分を加えてコーティングし
た。このものを1mmヘリングボーンスクリーンを装着
したパルベライザーで仕上げ粉砕し、金皿に充填し加圧
成形してファンデーション1を得た。このファンデーシ
ョンを桐山株式会社製濾紙No.5C(直径65mm)
にパフを用いて一様に塗布し、一定重量の人工皮脂(ト
リオレイン33.3重量%、オレイン酸20.0重量
%、スクワレン13.3重量%、ミリスチルオクタドデ
シレート33.4重量%)をドクターブレードでガラス
面に延展させこれに前記濾紙をファンデーション塗布面
が上を向くように静かにのせ、平衡に達するまで待ち、
日本電色株式会社製のグロスメーターPG−1M等を用
いて、入射角60度、受光角60度で上記艶消し基準板
を艶あり基準板として校正して測定した。同時に、ミノ
ルタ株式会社製色差計CR−200を用いて白色板に対
する色差をL、a、bの値として測定した。チャージす
る人工皮脂量とL値、グロス値の関係を図1に示す。
又、同じファンデーションを用いて、女性パネラーの皮
膚に塗布し、経時的に同じくL値とグロス値を測定し
た。時間の変化に対するL値の変化とグロス値の変化も
併せて図1に示す。これら濾紙に於ける人工皮脂量の変
化に対するL値及びグロス値の変化のパターンと人の皮
膚上に於けるファンデーションのL値とグロス値の時間
に対する変化のパターンは極めて近似したものであるこ
とが判る。 (ファンデーション1処方) イ) ステアリン酸アルミニウム処理二酸化チタン 25 重量部 アシルグルタミン酸処理セリサイト 13 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理タルク 7 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理チタンマイカ 10 重量部 煙霧状シリカ 5 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理セリサイト 5 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理チタンセリサイト 15 重量部 メチルシロキサン網状重合体 5 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理黄色酸化鉄 1.5重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理ベンガラ 0.5重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理群青 1 重量部 ロ) 桂皮酸オクチル 1 重量部 ジメチルポリシロキサン 5 重量部 オレイルオクタドデシレート 5 重量部 ソルビタンモノオレート(HLB3.7) 1 重量部
【0012】<実施例2>実施例1のファンデーション
を用いて、本発明の評価法に於いて使用する人工皮脂の
組成の適性の検討を行った。使用した人工皮脂の組成は
表2に示す。化粧崩れの代表値には実施例1のグロス値
を用いた。結果を図2に示す。更に、これらの人工皮脂
の示差熱測定で得られた吸熱ピークの温度を表3に示
す。これらの結果より、人工皮脂の組成としては、その
ヒトの化粧崩れパターンの相似性からトリオレイン3
3.3重量%、オレイン酸20.0重量%、スクワレン
13.3重量%、ミリスチルオクタドデシレート33.
4重量%の組み合わせが好ましいこと、更に脂肪酸は融
点を下げるため化粧崩れ(テカリ)を助長する作用を有
すること、従って、皮脂より脂肪酸を除去することによ
り化粧崩れ(テカリ)が抑制しうることが判る。
【0013】
【表2】
【0014】
【表3】
【0015】<実施例3>実施例1、2と同様に人工皮
脂1を用いて、投与量0.6gにおけるグロス値を各種
ファンデーションについて測定した。併せて、パネラー
1群10名を用いて夏の炎天下に於ける化粧崩れのし易
さを、評点5:崩れない、テカラない、評点:殆ど崩れ
ない、殆どテカラない、評点3:やや崩れる、ややテカ
ル、評点2:崩れる、テカル、評点1:崩れやすい、テ
カリやすいの基準で判定した。結果をグロス値と平均評
点として表4に示す。又、使用したファンデーションの
処方は下記に示す。これより本発明の評価法は適切に化
粧崩れ(特にテカリ)を予知しうることが判る。又、こ
の評価法に於いてグロス値40以下であれば化粧持ちに
優れることが判る。更に30以下であればこの傾向はよ
り顕著であることも判る。
【0016】
【表4】
【0017】 (ファンデーション2) ステアリン酸アルミニウム処理二酸化チタン 23 重量部 アルミニウム−亜鉛ピラードクレイ 2 重量部 アシルグルタミン酸処理セリサイト 13 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理タルク 7 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理チタンマイカ 10 重量部 煙霧状シリカ 5 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理セリサイト 5 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理チタンセリサイト 15 重量部 メチルシロキサン網状重合体 5 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理黄色酸化鉄 1.5重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理ベンガラ 0.5重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理群青 1 重量部 桂皮酸オクチル 1 重量部 ジメチルポリシロキサン 5 重量部 オレイルオクタドデシレート 5 重量部 ソルビタンモノオレート 1 重量部 (ファンデーション3) ステアリン酸アルミニウム処理二酸化チタン 20 重量部 アルミニウム−亜鉛ピラードクレイ 5 重量部 アシルグルタミン酸処理セリサイト 13 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理タルク 7 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理チタンマイカ 10 重量部 煙霧状シリカ 5 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理セリサイト 5 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理チタンセリサイト 15 重量部 メチルシロキサン網状重合体 5 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理黄色酸化鉄 1.5重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理ベンガラ 0.5重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理群青 1 重量部 桂皮酸オクチル 1 重量部 ジメチルポリシロキサン 5 重量部 オレイルオクタドデシレート 5 重量部 ジグリセリンモノオレート 1 重量部 (ファンデーション4) ジメチルポリシロキサン焼き付け処理二酸化チタン 20 重量部 アルミニウム−亜鉛ピラードクレイ 5 重量部 メチルハイドロジェンポリシロキサン処理セリサイト 13 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理タルク 7 重量部 ジメチルポリシロキサン処理チタンマイカ 10 重量部 煙霧状シリカ 5 重量部 ジメチルポリシロキサン処理セリサイト 5 重量部 パーフルオロアルキルシラン処理チタンセリサイト 15 重量部 メチルシロキサン網状重合体 5 重量部 ジメチルポリシロキサン処理黄色酸化鉄 1.5重量部 ジメチルポリシロキサン処理ベンガラ 0.5重量部 ジメチルハシロキサン処理群青 1 重量部 桂皮酸オクチル 1 重量部 ジメチルポリシロキサン 5 重量部 オレイルオクタドデシレート 5 重量部 ジグリセリンモノオレート 1 重量部 (ファンデーション5) ジメチルポリシロキサン焼き付け処理二酸化チタン 20 重量部 アルミニウム−亜鉛ピラードクレイ 5 重量部 パーフルオロアルキルシラン処理セリサイト 13 重量部 メチルハイドロジェンシロキサン処理タルク 7 重量部 ジメチルポリシロキサン処理チタンマイカ 10 重量部 煙霧状シリカ 5 重量部 ジメチルポリシロキサン処理セリサイト 5 重量部 パーフルオロアルキルシラン処理チタンセリサイト 15 重量部 メチルシロキサン網状重合体 5 重量部 ジメチルポリシロキサン処理黄色酸化鉄 1.5重量部 ジメチルポリシロキサン処理ベンガラ 0.5重量部 ジメチルハシロキサン処理群青 1 重量部 桂皮酸オクチル 1 重量部 ジメチルポリシロキサン 5 重量部 オレイルオクタドデシレート 5 重量部 ジグリセリンモノオレート 1 重量部
【発明の効果】本発明によれば、化粧崩れ現象を簡単に
予知しうる評価法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の評価法と実使用試験に於ける化粧崩
れをグロス値とL値について比較した図である。
【図2】 人工皮脂の組成によるグロス値の変化を示す
図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油脂透過性支持体上にメークアップ化粧
    料を塗布し、その塗布面に対して裏側の面に油性成分を
    投与し、それに起因するメークアップ化粧料の光学特性
    の変化を指標とすることを特徴とする、メークアップ化
    粧料の化粧崩れに対する抵抗性の評価法。
  2. 【請求項2】 油脂透過性支持体が濾紙である、請求項
    1に記載の評価法。
  3. 【請求項3】 光学特性がグロス値である、請求項1又
    は2に記載の評価法。
  4. 【請求項4】 メークアップ化粧料がファンデーション
    である、請求項1〜3の何れか一項に記載の評価法。
  5. 【請求項5】 油性成分がトリグリセライド、スクワレ
    ン、エステル、脂肪酸の混合物である、請求項1〜5の
    何れか一項に記載の評価法。
  6. 【請求項6】 濾紙の片面にメークアップ化粧料を塗布
    し、その裏面にトリグリセライド、スクワレン、エステ
    ル及び脂肪酸の混合物を投与し、化粧料塗布面のグロス
    値の変化を指標とする、請求項1〜5の何れか一項に記
    載のメークアップ化粧料の化粧崩れの評価法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の評価法に於いて、油脂
    成分の投与量が0.6gの時、グロス値が1.8未満で
    あることを特徴とする、メークアップ化粧料。
  8. 【請求項8】 メークアップ化粧料がファンデーション
    である、請求項7に記載のメークアップ化粧料。
JP30997497A 1997-10-24 1997-10-24 化粧崩れの評価法 Pending JPH11130630A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008143837A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Pola Chem Ind Inc 粉体含有化粧料
JP2012215504A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Kao Corp 化粧崩れの評価方法
JP2020076777A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 株式会社コーセー 化粧料の皮脂崩れ評価方法、化粧料の皮脂崩れ評価装置

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