JPH11129061A - 自動給湯装置におけるホッパー取付け構造 - Google Patents

自動給湯装置におけるホッパー取付け構造

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JPH11129061A
JPH11129061A JP29747797A JP29747797A JPH11129061A JP H11129061 A JPH11129061 A JP H11129061A JP 29747797 A JP29747797 A JP 29747797A JP 29747797 A JP29747797 A JP 29747797A JP H11129061 A JPH11129061 A JP H11129061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
mounting
connecting pin
injection sleeve
pin receiver
Prior art date
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Pending
Application number
JP29747797A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Soshino
正 曽篠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ahresty Corp
Original Assignee
Ahresty Corp
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Publication date
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンタッチでホッパーを正確な位置に設置
することができ、しかも使用に伴う振動などで取付け位
置がずれる恐れがないようにする。 【解決手段】 ホッパー1に突設した取付用アーム3に
連結ピン5を垂下突設すると共に、ホッパーの外底部に
載置板4を水平方向に設け、ホッパー取付用支柱2には
連結ピン受け8を垂直方向に設置し、連結ピン5を上記
連結ピン受け8に嵌挿して載置板4を射出スリーブAの
注湯口B上に載承させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイカスト鋳造等
に用いられる自動給湯装置において、ラドルで汲み取っ
た溶湯を射出スリーブ内に供給するのに際して、溶湯を
射出スリーブ内に確実且つ容易に供給し得るように、射
出スリーブの注湯口上に設置するホッパーの取付け構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種ホッパーの取付け構造で
は、図3及び図4に示す通り、ダイカスト鋳造機等のマ
シン側に固定した取付板aに、ホッパー取付用支柱bを
垂直方向に上下動自在に取付け、そのホッパー取付用支
柱b,b’にホッパーcを取付用アームdを介してボル
ト・ナットeで取り付けるようにしていた。その為に、
ホッパーの取付けに際して、先ずホッパー取付用支柱
b,b’を垂直方向に動かして射出スリーブA(の注湯
口B)に対するホッパーcの高さ位置を調整しナットf
で固定し、次に取付用アームdに形成した長穴gに沿っ
てホッパーcを水平方向に動かして射出スリーブAの注
湯口Bに対するホッパーcの位置を調整し、そして最後
にホッパーcをボルト・ナットeを中心にして水平方向
に動かしてラドル( 図示せず) の進行方向に対するホッ
パーcの向きを調整するといった具合に、勘と経験をも
とに都合3回も調整・位置合わせ作業を行なわなければ
ならず、ホッパーの位置決め・取付けに非常に手間取る
不具合があった。加えて、ホッパー取付用支柱bやホッ
パーcの取付用アームdを固定しているボルト・ナット
eが使用に伴う振動等により次第に緩んで、せっかく位
置決めしたホッパーの位置がずれやすいと言った不具合
もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の不具合に鑑みてなされたものであり、何等の勘も経
験も必要とせずにワンタッチでホッパーを正確な位置に
設置することができ、しかも使用に伴う振動などで取付
け位置がずれてしまうような恐れがない自動給湯装置に
おけるホッパー取付け構造を提供せんとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の自動給湯装置におけるホッパー取付け構造は、ホ
ッパーに突設せしめた取付用アームに連結ピンを垂下突
設すると共に、ホッパーの外底部に載置板を水平状に設
け、ホッパー取付用支柱には連結ピン受けを垂直方向に
設け、前記取付用アームの連結ピンを上記ホッパー取付
用支柱の連結ピン受けに嵌挿して前記載置板を射出スリ
ーブの注湯口上に載承させるようにした事を特徴とした
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。図中、1はホッパーを
示し、2はホッパー1を支持するためのホッパー取付用
支柱を示す。
【0006】ホッパー1自体は従来品と同様の形状・構
造に構成され、その側面部分に1本の取付用アーム3を
水平方向に一体的に突設すると共に、外底部には載置板
4を水平状に一体的に設ける。
【0007】そして、取付用アーム3の下面には、1本
又は複数本の連結ピン5を一体的に垂下突設する。連結
ピン5は、ホッパー1側とホッパー取付用支柱2側とを
連結させると同時にホッパー1が水平方向に移動しない
ように固定するためのものであり、適当な長さを有する
円柱形状に形成するか或いは多角柱形状に形成し、取付
用アーム3の下面に1本又は複数本を一体的に垂下突設
する。即ち、連結ピン5を、円柱形状に形成した場合に
は少なくとも2本以上(複数本)を取付用アーム3の下
面に垂下突設せしめ、多角柱形状に形成した場合には1
本又は2本を取付用アーム3の下面に垂下突設すれば良
い。ちなみに、図示実施例では、円柱形状に形成した長
さの異なる2本の連結ピン5を取付用アーム3の下面に
垂下突設してある。この様に、2本の連結ピン5を円柱
形状に形成し且つ長さを違えることにより、後述する連
結ピン受け8に対して容易に嵌挿させることができるよ
うになる。
【0008】また載置板4は、ホッパー1を射出スリー
ブAの注湯口B上に直接的に当接載承させるためのもの
であり、射出スリーブAの外径とほぼ同じ長さを有し且
つホッパー1の出口1a外径とほぼ同じ幅を有する平板
形状に形成し、ホッパー1の外底部、詳しくはホッパー
1の出口1aの外底部に水平状に一体的に設ける。この
時、図2に示すごとく、載置板4は射出スリーブAの軸
線に対して直交するように配置されるので、ラドル(図
示せず)の進行方向とホッパー1の向きを予め考慮して
載置板4をホッパー1の外底部に取付ける。
【0009】一方、ホッパー取付用支柱2は、例えば中
空パイプ材等を用いて略倒L字又は略F字形に形成し、
その上部をダイカスト鋳造機等のマシン側に取付けた取
付板6に溶接固定し、下端にプレート7を介して連結ピ
ン受け8を垂直方向に設置する。
【0010】連結ピン受け8は、取付用アーム3の下面
に垂下突設した連結ピン5を嵌挿受け入れるためのもの
であり、取付用アーム3の連結ピン5と適合して嵌挿し
得る内形形状をした中空パイプ様に形成し、ホッパー取
付用支柱2の下端に取付けたプレート7を貫通してプレ
ーと7の下面に一体的に垂下突設する。
【0011】而して、ホッパー1の取付けに際しては、
ホッパー取付用支柱2を予めダイカスト鋳造機等のマシ
ン側に取付けた取付板6に溶接固定しておき、ホッパー
1の取付用アーム3に垂下突設せしめた連結ピン5をホ
ッパー取付用支柱2の下端に垂下突設せしめた連結ピン
受け8に上方から嵌挿させる。すると、その状態でもっ
て載置板4が射出スリーブAの注湯口B上に当接載承さ
れ、これでホッパー1の取付け作業が完了する。
【0012】この際、射出スリーブAの外径が変わって
もホッパー1の載置板4が射出スリーブAの注湯口B上
に当接載承するように、取付用アーム3の下面とホッパ
ー取付用支柱2の下端すなわち連結ピン受け8の上端と
の間の距離Hを予め設定しておく。即ち、使用する射出
スリーブAのうち最も小径の射出スリーブAの外径を基
準にして、載置板4が射出スリーブAの注湯口B上に当
接載承された状態でなを取付用アーム3の下面と連結ピ
ン受け8の上端との間に適当な間隔があるように設定お
くものである。
【0013】
【発明の効果】本発明の自動給湯装置におけるホッパー
取付け構造は斯様に構成したので、ホッパーの取付用ア
ームに垂下突設せしめた連結ピンをホッパー取付用支柱
の下端に垂下突設せしめた連結ピン受けに上方から嵌挿
させるだけで、何等の勘も経験もまた工具も必要とせず
にワンタッチでもってホッパーを正確な位置に設置する
ことができる。
【0014】しかも、従来のように取付に際してボルト
・ナットを一切使用してないので、使用に伴う振動など
で取付け位置がずれてしまうような恐れがまったくな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施の一例を示す正面図。
【図2】 図1の平面図。
【図3】 (I)は従来例を示す正面図。(II)は
(I)の(X) −(X) 線に沿う断面図。
【図4】 図3(I)の平面図。
【符号の説明】
A:射出スリーブ B:注湯口 1:ホッパー 1a:ホッパーの出
口 2:ホッパー取付用支柱 3:取付用アーム 4:載置板 5:連結ピン 6:取付板 8:連結ピン受け

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーに突設せしめた取付用アームに
    連結ピンを垂下突設すると共に、ホッパーの外底部に載
    置板を水平状に設け、ホッパー取付用支柱には連結ピン
    受けを垂直方向に設け、前記取付用アームの連結ピンを
    上記ホッパー取付用支柱の連結ピン受けに嵌挿して前記
    載置板を射出スリーブの注湯口上に載承させるようにし
    た事を特徴とする自動給湯装置におけるホッパー取付け
    構造。
JP29747797A 1997-10-29 1997-10-29 自動給湯装置におけるホッパー取付け構造 Pending JPH11129061A (ja)

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JPH11129061A true JPH11129061A (ja) 1999-05-18

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ID=17847012

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JP29747797A Pending JPH11129061A (ja) 1997-10-29 1997-10-29 自動給湯装置におけるホッパー取付け構造

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