JPH11128026A - ソファ - Google Patents
ソファInfo
- Publication number
- JPH11128026A JPH11128026A JP31464497A JP31464497A JPH11128026A JP H11128026 A JPH11128026 A JP H11128026A JP 31464497 A JP31464497 A JP 31464497A JP 31464497 A JP31464497 A JP 31464497A JP H11128026 A JPH11128026 A JP H11128026A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sofa
- sofa body
- spring cushion
- sitting
- concave portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は座り心地がよく、へたりの生じない
ソファを新規に提供することを目的とするものである。 【構成】 本発明は弾力度を調整した横長の腰掛け部と
背当て部を有すソファ体を形成し、該ソファ体の腰掛け
部の内側全面に上面を開放した凹陥部を設け、該凹陥部
内にスプリングクッションと弾性マットを重ね入れして
腰掛け面を形成するとともに該ソファ体を皮革,布また
は合成樹脂等の表装材にて包被し表装することを特徴と
するソファにある。
ソファを新規に提供することを目的とするものである。 【構成】 本発明は弾力度を調整した横長の腰掛け部と
背当て部を有すソファ体を形成し、該ソファ体の腰掛け
部の内側全面に上面を開放した凹陥部を設け、該凹陥部
内にスプリングクッションと弾性マットを重ね入れして
腰掛け面を形成するとともに該ソファ体を皮革,布また
は合成樹脂等の表装材にて包被し表装することを特徴と
するソファにある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は座り心地が良好で、へ
たりのこない新規なソファに関するものである。
たりのこない新規なソファに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ソファは木材や金属パイプを用いて
ソファ骨組を形成し、該ソファ骨組に所要の弾性材を貼
付けて芯としてのソファ体を形成し、該ソファ体を皮革
等の表装材にて包被して形成してきたものである。
ソファ骨組を形成し、該ソファ骨組に所要の弾性材を貼
付けて芯としてのソファ体を形成し、該ソファ体を皮革
等の表装材にて包被して形成してきたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら木材や金
属パイプによるソファ骨組の形成と、弾性材の貼付けに
よるソファ体の形成には高度の熟練を要してしかも多く
の時間と労力を要して、能率的な生産を妨げて高価とな
るという課題があり、しかも重くて取扱いに難儀すると
いう課題があった。
属パイプによるソファ骨組の形成と、弾性材の貼付けに
よるソファ体の形成には高度の熟練を要してしかも多く
の時間と労力を要して、能率的な生産を妨げて高価とな
るという課題があり、しかも重くて取扱いに難儀すると
いう課題があった。
【0004】また腰掛け面は利用者による腰掛けの反複
によって座りぐせがつき、へたりが生ずるという課題が
あった。
によって座りぐせがつき、へたりが生ずるという課題が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は弾力度を調整し
たウレタン等にて横長の腰掛け部と背当て部を有すソフ
ァ体を形成し、該ソファ体の腰掛け部の内側全面に上面
を開放した凹陥部を設け、該凹陥部内にスプリングクッ
ションと弾性マットを重ね入れして腰掛け面を形成する
とともに該ソファ体を皮革,布または合成樹脂等の表装
材にて包被し表装して、かかる課題を解決するようにし
たのである。
たウレタン等にて横長の腰掛け部と背当て部を有すソフ
ァ体を形成し、該ソファ体の腰掛け部の内側全面に上面
を開放した凹陥部を設け、該凹陥部内にスプリングクッ
ションと弾性マットを重ね入れして腰掛け面を形成する
とともに該ソファ体を皮革,布または合成樹脂等の表装
材にて包被し表装して、かかる課題を解決するようにし
たのである。
【0006】
【発明の実施の形態】弾力度を調整したウレタン,ウレ
タンチップ等の成形材料の組合わせにて横長の腰掛け部
1と背当て部2および両側に肘当て部3a,3bとを備えた
分厚で適度の弾力性を有すソファ体4を形成する。
タンチップ等の成形材料の組合わせにて横長の腰掛け部
1と背当て部2および両側に肘当て部3a,3bとを備えた
分厚で適度の弾力性を有すソファ体4を形成する。
【0007】該ソファ体4の腰掛け部1は肘当て部3a,
3bを除く内側全面に上面を開放した凹陥部5を形成し、
該凹陥部5内に敷体状に上下方向に多数並列するコイル
ばね6と該コイルばね6をネット7にて包んでなるスプ
リングクッション8を嵌入敷着し、該スプリングクッシ
ョン8上にウレタンにて形成する弾性マット9を重ね載
せして腰掛け面10を形成する。なお11a,11bはスプリン
グクッション8の上下面に敷着する防疵面体で、防疵面
体11a,11bはコイルばね6の端部が突出してソファ体4
や弾性マット9を疵つけないように保護するものであ
る。防疵面体11a,11bはシュロの繊維や合成樹脂の繊維
等にて形成した押圧に強く且つ柔軟性に優れたものを使
用する。
3bを除く内側全面に上面を開放した凹陥部5を形成し、
該凹陥部5内に敷体状に上下方向に多数並列するコイル
ばね6と該コイルばね6をネット7にて包んでなるスプ
リングクッション8を嵌入敷着し、該スプリングクッシ
ョン8上にウレタンにて形成する弾性マット9を重ね載
せして腰掛け面10を形成する。なお11a,11bはスプリン
グクッション8の上下面に敷着する防疵面体で、防疵面
体11a,11bはコイルばね6の端部が突出してソファ体4
や弾性マット9を疵つけないように保護するものであ
る。防疵面体11a,11bはシュロの繊維や合成樹脂の繊維
等にて形成した押圧に強く且つ柔軟性に優れたものを使
用する。
【0008】腰掛け面10を設けたソファ体4を別途製作
する皮革等の表装材12にて包被し表装するのである。な
お13は腰掛け部1の底面を保護するための被覆シートで
ある。
する皮革等の表装材12にて包被し表装するのである。な
お13は腰掛け部1の底面を保護するための被覆シートで
ある。
【0009】このようにして形成するソファ14は木材や
金属パイプ等の骨組を要せず、またソファ体4の外表を
表装材にて包被表装するという単純な工程にて形成し得
るため能率的に生産することができ、またスプリングク
ッション8と弾性マット9の重着にて腰掛け面10を形成
するので、利用者が腰掛けるときに先づ柔らかい弾性マ
ット9に触れ、しかる後、腰の強いスプリングクッショ
ン8が利くこととなるので座り心地がよく、しかもスプ
リングクッション8の存在によって座りぐせがつきにく
く、また腰掛けと起立を反複してもスプリングクッショ
ン8の戻り圧によって腰掛け面10にへたりが生じないも
のとなる。
金属パイプ等の骨組を要せず、またソファ体4の外表を
表装材にて包被表装するという単純な工程にて形成し得
るため能率的に生産することができ、またスプリングク
ッション8と弾性マット9の重着にて腰掛け面10を形成
するので、利用者が腰掛けるときに先づ柔らかい弾性マ
ット9に触れ、しかる後、腰の強いスプリングクッショ
ン8が利くこととなるので座り心地がよく、しかもスプ
リングクッション8の存在によって座りぐせがつきにく
く、また腰掛けと起立を反複してもスプリングクッショ
ン8の戻り圧によって腰掛け面10にへたりが生じないも
のとなる。
【0010】なお図面は二人掛け用のソファについて描
いているが、同じ要領にて三人掛け用,四人掛け用は勿
論、一人掛け用の椅子を形成することもできる。
いているが、同じ要領にて三人掛け用,四人掛け用は勿
論、一人掛け用の椅子を形成することもできる。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、ウレタン等
の弾性材にて弾力を調整したソファ体を形成し、該ソフ
ァ体を皮革等の表装材にて包被し表装するという単純な
工程にてソファを形成し得るので、ソファを能率よく生
産することができるという効果を生ずる。
の弾性材にて弾力を調整したソファ体を形成し、該ソフ
ァ体を皮革等の表装材にて包被し表装するという単純な
工程にてソファを形成し得るので、ソファを能率よく生
産することができるという効果を生ずる。
【0011】ソファ体の腰掛け部を凹陥してスプリング
クッションと弾性マットを重ね入れして腰掛け面を形成
したので、該腰掛け面は座り心地を良好とし、しかも座
りぐせがつきにくく、また腰掛けを反複してもへたりの
生じないものとするという効果を生ずる。
クッションと弾性マットを重ね入れして腰掛け面を形成
したので、該腰掛け面は座り心地を良好とし、しかも座
りぐせがつきにくく、また腰掛けを反複してもへたりの
生じないものとするという効果を生ずる。
【0012】スプリングクッションをネットで包むとと
もに上下面を防疵面体にてカバーしたので、スプリング
端の飛び出しによるソファ体の損傷を防止することがで
きるという効果を生ずる。
もに上下面を防疵面体にてカバーしたので、スプリング
端の飛び出しによるソファ体の損傷を防止することがで
きるという効果を生ずる。
【図1】 ソファの形態例を示す斜視図である。
【図2】 同、腰掛け面部分を断面形にて示す正面図で
ある。
ある。
【図3】 ソファ体とスプリングクッションを重ね入れ
前の状態にて示す斜視図である。
前の状態にて示す斜視図である。
1は腰掛け部 2は背当て部 3a,3bは肘掛け部 4はソファ体 5は凹陥部 6はコイルばね 7はネット 8はスプリングクッション 9は弾性マット 10は腰掛け面 11a,11bは防疵面体 12は表装材 13は被覆シート 14はソファ
Claims (2)
- 【請求項1】 弾力度を調整した横長の腰掛け部と背当
て部を有すソファ体を形成し、該ソファ体の腰掛け部の
内側全面に上面を開放した凹陥部を設け、該凹陥部内に
スプリングクッションと弾性マットを重ね入れして腰掛
け面を形成するとともに該ソファ体を皮革,布または合
成樹脂等の表装材にて包被し表装することを特徴とする
ソファ。 - 【請求項2】 スプリングクッションは上下方向に向い
て並列する多数のコイルばねと該コイルばねを包むネッ
トとおよび該ネットの上下面に敷着する防疵面体とにて
形成する請求項1記載のソファ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09314644A JP3109026B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ソファ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09314644A JP3109026B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ソファ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11128026A true JPH11128026A (ja) | 1999-05-18 |
JP3109026B2 JP3109026B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=18055818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09314644A Expired - Fee Related JP3109026B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ソファ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109026B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200342137Y1 (ko) * | 2003-12-03 | 2004-02-14 | 양귀술 | 충격흡수가 용이한 소파 |
JP2020044107A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 株式会社ニトリホールディングス | 組立式ソファ |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP09314644A patent/JP3109026B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200342137Y1 (ko) * | 2003-12-03 | 2004-02-14 | 양귀술 | 충격흡수가 용이한 소파 |
JP2020044107A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 株式会社ニトリホールディングス | 組立式ソファ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3109026B2 (ja) | 2000-11-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |