JPH11127426A - 双方向ケーブル通信方法および双方向ケーブル通信システム - Google Patents

双方向ケーブル通信方法および双方向ケーブル通信システム

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JPH11127426A
JPH11127426A JP9290646A JP29064697A JPH11127426A JP H11127426 A JPH11127426 A JP H11127426A JP 9290646 A JP9290646 A JP 9290646A JP 29064697 A JP29064697 A JP 29064697A JP H11127426 A JPH11127426 A JP H11127426A
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Kazuhiro Ota
和廣 太田
Yasuo Nagaishi
康男 長石
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方向ケーブル通信方法及び装置において、
システムの追加に対応しつつ、ポイント−マルチポイン
ト通信を行う。 【解決手段】 親局40と子局41〜47との間のケー
ブル通信網上に、下りチャンネル0と、上りチャンネル
1〜4が設けられる。下りチャンネル0は、テレビ1チ
ャンネル分の帯域を占める。上りチャンネル1〜4は、
それぞれ、テレビ1チャンネル分の帯域を占める上りチ
ャンネル帯10、12、12、13の一部を占める。下
りチャンネル0の信号は、使用可能な上りチャンネル1
〜4を指し示す情報を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向ケーブル通
信方法及び装置に関し、具体的には、ポイント−マルチ
ポイントの回線構成を用いた双方向ケーブル通信システ
ムおよびこの通信システムのおける通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、放送と通信との融合が、両者の規
制緩和とともに進み、ケーブル通信網を用いたデータ通
信が行われている。例えば、ケーブルテレビ放送の空き
チャンネルを利用し、インターネットなどの双方向デー
タ通信を行う双方向ケーブル通信システムがある。
【0003】一般的に、双方向ケーブル通信システムに
おいては、上りチャンネルとして、50〜60MHz付
近以下の低周波数帯域のうち、テレビ1チャンネル分の
帯域の一部または全部が使用される。上りチャンネルと
して使用される、低周波数帯域のテレビ1チャンネル分
の帯域とは、国内では、6〜12MHz帯、12〜18
MHz帯、18〜24MHz帯、24〜30MHz帯、
30〜36MHz帯、36〜42MHz帯、42〜48
MHz帯、48〜54MHz帯である。下りチャンネル
としては、それ以上の高周波数帯のうち、テレビ1チャ
ンネル分の帯域の一部または全部が使用される。以下で
は、上りチャンネルとして使用されるテレビ1チャンネ
ル分の帯域のことを上りチャンネル帯、下りチャンネル
として使用されるテレビ1チャンネル分の帯域のことを
下りチャンネル帯と呼ぶ。
【0004】このような双方向ケーブル通信システムの
例として、従来、特願平9−007233号に示される
ものがある。
【0005】この従来例の双方向ケーブル通信システム
は、IDを用いることにより、使用する下りチャンネル
帯、上りチャンネル帯の変更を可能にするものである。
この従来例による技術を用いれば、システム稼動中に、
使用する下りチャンネル帯、上りチャンネル帯を変更す
ることが出来るため、ケーブルテレビ放送の番組の追加
や、他の通信システムの追加の際に帯域の設定が自由に
行える。
【0006】この従来例の双方向ケーブル通信システム
について、図面を用いて説明する。まず、ある時点(時
点tとする)での従来例の双方向ケーブル通信システム
について説明する。
【0007】図1は、従来例の双方向ケーブル通信シス
テムの時点tでの構成を示すものであリ、200はケー
ブル通信網、0は下りチャンネル、1〜4は上りチャン
ネル、30は親局、31〜37は子局、14は上りチャ
ンネル帯である。
【0008】図2は、従来例の双方向ケーブル通信シス
テムの時点tでの低周波数帯域であり、5は流合雑音、
10〜17は、上りチャンネル帯、20は別のシステム
の上りチャンネルによって伝送された信号である。図1
と同一構成部分の説明を省略する。
【0009】流合雑音とは、家庭からの電子機器等のノ
イズや、無線からのノイズによる双方向ケーブル通信路
特有のノイズであり、文献「ケーブルテレビ技術入門」
(監修 泉 武博、日本電子機械工業会編、コロナ社)に
詳細に説明されている。
【0010】従来例の双方向ケーブル通信システムの時
点tでの動作について説明する。図2に示されるよう
に、上りチャンネル1〜4は、それぞれ、上りチャンネ
ル帯14を4分割した中の最低周波数〜最高周波数に割
り当てられる。
【0011】図1に示されるように、上りチャンネル1
〜4は、それぞれ、子局32、34、35、37が使用
する。
【0012】ここで、従来例における課題を明らかにす
るため、前記従来例の双方向ケーブル通信システム、前
記別のシステムに加え、更に別のシステムが加わったも
のとする。このシステムの上りチャンネルによって伝送
された信号を21とする。このシステムの上りチャンネ
ルは、30〜36MHz帯以外を使用できないものとす
る。
【0013】前記従来例の双方向ケーブル通信システム
は、上りチャンネルの帯域を変更可能であるので、別の
帯域に移す。
【0014】図1、2に示した時点tでの従来例の双方
向ケーブル通信システムとの図面における同一部分には
同一番号を付し、説明を省略する。
【0015】図7は、従来例の双方向ケーブル通信シス
テムのシステム追加後(時点sとする)の構成を示すも
のである。
【0016】図8は、従来例の双方向ケーブル通信シス
テムの時点sでの低周波数帯域である。図7と同一構成
部分の説明を省略する。
【0017】従来例の双方向ケーブル通信システムの時
点sでの動作について説明する。図8に示されるよう
に、上りチャンネル1〜4は、それぞれ、上りチャンネ
ル帯12を4分割した中の最低周波数〜最高周波数に割
り当てられる。
【0018】図7に示されるように、上りチャンネル1
〜4は、それぞれ、子局31、33、35、36が使用
する。
【0019】このようにして、従来例の双方向ケーブル
通信システムを用いれば、システムの追加を容易に行え
る。
【0020】しかしながら、システムの追加に対応しつ
つ、このようなポイント−マルチポイント通信を行うた
めの具体的方法については、従来の文献に記載されてお
らず、実現が困難であるという問題がある。
【0021】また、別のシステムの上りチャンネルが、
すべての上りチャンネル帯に存在する場合、前記従来例
の双方向ケーブル通信システムを使用することができな
いという問題がある。
【0022】前記従来例の双方向ケーブル通信システム
の別の構成を図面を用いて説明する。
【0023】図1、2、7、8に示した時点t、sでの
従来例の双方向ケーブル通信システムとの図面における
同一部分には同一番号を付し、説明を省略する。
【0024】再び、図1、2に示される時点tの状態を
例に取ると、上りチャンネル1〜4は、それぞれ、上り
チャンネル帯14を4分割した中の最低周波数〜最高周
波数に割り当てられ、子局32、34、35、37が使
用する。
【0025】流合雑音の雑音特性は時々刻々と変化す
る。図30は、従来例の双方向ケーブル通信システムの
流合雑音の特性変化後(時点rとする)の構成を示すも
のである。
【0026】図31は、従来例の双方向ケーブル通信シ
ステムの時点rでの低周波数帯域である。図30と同一
構成部分の説明を省略する。
【0027】従来例の双方向ケーブル通信システムの時
点rでの動作について説明する。図31に示されるよう
に、上りチャンネル1、2は、それぞれ、上りチャンネ
ル帯12を4分割した中の最低周波数から3番目、最高
周波数の周波数に割り当てられる。
【0028】図30に示されるように、上りチャンネル
1、2は、それぞれ、子局31、33が使用する。
【0029】このように、この従来技術を用いて、別の
システムの信号や流合雑音を避け、通信を行うことが出
来る。
【0030】しかしながら、図30、31に示されるよ
うに、流合雑音と別のシステムの信号が、すべての上り
チャンネル帯に存在する場合、上りチャンネルの減少を
招くという問題があり、本例では、チャンネル3と4と
が使用できない状態になってしまっている。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来例
の双方向ケーブル通信システムにおいては、システムの
追加に対応しつつ、ポイント−マルチポイント通信を行
うための具体的方法については、従来の文献に記載され
ておらず、実現が困難である。
【0032】また、他のシステムの上りチャンネルが、
すべての上りチャンネル帯に存在する場合、前記従来例
の双方向ケーブル通信システムを使用することができな
いという問題がある。
【0033】さらに、流合雑音と別のシステムの信号
が、すべての上りチャンネル帯に存在する場合、上りチ
ャンネルの減少を招くという問題がある。
【0034】それゆえに、本発明の双方向ケーブル通信
方法およびシステムは、システムの追加に対応しつつ、
ポイント−マルチポイント通信を行うための具体的方法
を実現するものである。また、他のシステムとの共存を
図るとともに、上りチャンネルの減少を防ぐものであ
る。
【0035】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本願第1の発明の双方向ケーブル通信方法は、親局
と複数の子局との間のケーブル通信網上に、下りチャン
ネルと、複数の上りチャンネルとが設けられ、前記親局
が前記下りチャンネルを用いて前記複数の子局へ信号を
送り、前記複数の子局の各々が前記上りチャンネルを用
いて前記親局へ信号を送ることにより、親局と複数の子
局とが双方向通信を行う双方向ケーブル通信システムの
通信方法であって、前記複数の上りチャンネルの全て
は、特定のテレビ1チャンネル分の帯域の一部または全
部を占め、前記下りチャンネルは、テレビ1チャンネル
分の帯域を占めるチャンネルであり、前記下りチャンネ
ルによって伝送される信号は、上りチャンネルの占有す
る帯域を含むテレビ1チャンネル分の帯域を指し示す情
報および該テレビ1チャンネルの中の使用可能な上りチ
ャンネルを指し示す情報とを含む信号であることを特徴
とする双方向ケーブル通信方法を特徴としたものであっ
て、システムの追加に対応しつつ、ポイント−マルチポ
イント通信を行うための具体的方法を実現するものであ
る。
【0036】この方法を実現するために、本願第2の発
明の双方向ケーブル通信システムは親局と複数の子局と
の間のケーブル通信網上に、下りチャンネルと、複数の
上りチャンネルとが設けられ、前記親局が前記下りチャ
ンネルを用いて前記複数の子局へ信号を送り、前記複数
の子局の各々が前記上りチャンネルを用いて前記親局へ
信号を送ることにより、親局と複数の子局とが双方向通
信を行う双方向ケーブル通信システムであって、前記親
局側に備えられる装置として、ケーブル通信網上の信号
と、特定上りチャンネルが占有している帯域を含むテレ
ビ1チャンネル分の帯域を指し示す帯域情報とから、前
記帯域情報で示される帯域の前記ケーブル通信網上の信
号を選択的に抽出する信号装置と、前記信号装置で抽出
された信号中に子局からのメッセージが含まれているか
どうか判定し、含まれていない上りチャンネルがあれ
ば、該チャンネルを子局に割り当てる割り当て指示を作
成し出力する指示作成装置と、前記帯域情報、前記割り
当て指示および子局へのメッセージとを含むフレームを
作成し、前記下りチャンネルを用いて前記ケーブル通信
網上に出力する送信装置とを備えたことを特徴としたも
のであり、また、本願第3の発明の双方向ケーブル通信
システムは、親局と複数の子局との間のケーブル通信網
上に、下りチャンネルと、複数の上りチャンネルとが設
けられ、前記親局が前記下りチャンネルを用いて前記複
数の子局へ下りチャンネル信号を送り、前記複数の子局
の各々が前記上りチャンネルを用いて前記親局へ信号を
送ることにより、親局と複数の子局とが双方向通信を行
う双方向ケーブル通信システムであって、前記子局側に
備えられる装置として、前記ケーブル通信網の下りチャ
ンネルによって伝送された信号から、該信号に含まれた
上りチャンネルの占有する帯域を含むテレビ1チャンネ
ル分の帯域を指し示す帯域情報を抽出する帯域情報装置
と、前記下りチャンネルによって伝送された信号から該
信号に含まれた特定チャンネルを子局に割り当てる割り
当て指示を抽出する割り当て指示装置と、前記帯域情
報、前記割り当て指示および親局へのメッセージを含む
フレームを作成し、前記帯域情報および前記割り当て指
示とで指示された上りチャンネルを用いて前記ケーブル
通信網上に出力する送信装置とを備えたことを特徴とす
る双方向ケーブル通信システムである。
【0037】本願第4の発明の双方向ケーブル通信方法
は、親局と複数の子局との間のケーブル通信網上に、下
りチャンネルと、複数の上りチャンネルとが設けられ、
前記親局が前記下りチャンネルを用いて前記複数の子局
へ信号を送り、前記複数の子局の各々が前記上りチャン
ネルを用いて親局へ信号を送ることにより、親局と複数
の子局とが双方向通信を行う双方向ケーブル通信システ
ムの通信方法であって、前記下りチャンネルは、テレビ
1チャンネル分の帯域を占めるチャンネルであり、前記
複数の上りチャンネルの全ては、テレビ1チャンネル分
の帯域の一部または全部の帯域を複数個占め、前記上り
チャンネルによって伝送される信号は、周波数分割多重
された信号であることを特徴としたものであり、他のシ
ステムとの共存を図るものである。
【0038】本願第5の発明の双方向ケーブル通信方法
は、本願第4の発明の双方向ケーブル通信方法におい
て、前記下りチャンネルによって伝送された信号は、使
用可能な上りチャンネルを指し示す情報を含むことを特
徴としたもので、他のシステムとの共存を図るととも
に、上りチャンネルの減少を防ぐものである。
【0039】この方法を実現するために、本願第6の発
明の双方向ケーブル通信システムは、親局と複数の子局
との間のケーブル通信網上に、下りチャンネルと、複数
の上りチャンネルとが設けられ、前記親局が前記下りチ
ャンネルを用いて前記複数の子局へ信号を送り、前記複
数の子局の各々が前記上りチャンネルを用いて前記親局
へ信号を送ることにより、親局と複数の子局とが双方向
通信を行う双方向ケーブル通信システムであって、前記
親局側に備えられる装置として、ケーブル通信網上の信
号および複数の使用可能な上りチャンネルを指し示す情
報とから特定の上りチャンネルによって伝送された信号
を抽出する信号装置と、前記上りチャンネルによって伝
送された信号を入力し、該信号の中に前記子局からのメ
ッセージが含まれているかどうか判定し、含まれていな
い上りチャンネルがあれば、このチャンネルを前記複数
の子局のうちの一の子局に割り当てる割り当て指示を作
成する指示作成装置と、前記上りチャンネルを含むテレ
ビ1チャンネル分の帯域を指し示す情報と、前記割り当
て指示と、子局へのメッセージとを含むフレームを作成
し、前記ケーブル通信網上に出力する送信装置とを備え
たことを特徴としたものであり、本願第7の発明の双方
向ケーブル通信システムは、親局と複数の子局との間の
ケーブル通信網上に、下りチャンネルと、複数の上りチ
ャンネルとが設けられ、前記親局が前記下りチャンネル
を用いて前記複数の子局へ信号を送り、前記複数の子局
の各々が前記上りチャンネルを用いて前記親局へ信号を
送ることにより、親局と複数の子局とが双方向通信を行
う双方向ケーブル通信システムであって、前記子局側に
備えられる装置として、前記下りチャンネルによって転
送された信号から、該信号に含まれた割り当て指示を出
力する割り当て指示装置と、前記割り当て指示および親
局へのメッセージを含むフレームを作成し、前記割り当
て指示で指示された上りチャンネルで送信する送信装置
とを備えることを特徴としたものである。
【0040】本願第8の発明の双方向ケーブル通信方法
は、親局と子局0、1、・・・、m−1、m、・・・、
n(0<m<=n;m、nは整数)との間のケーブル通
信網上に、下りチャンネルと、複数の上りチャンネルと
が設けられ、上りチャンネルが、テレビ1チャンネル分
の帯域0、1、・・・、j−1、j、・・・k(0<j
<=k;j、kは整数)に分散され、子局0〜mは、帯
域0〜kの上りチャンネルを使用可能であり、子局m+
1〜nは、帯域jの上りチャンネルのみを使用可能であ
り、前記下りチャンネルは、使用可能な上りチャンネル
を指し示す情報と、帯域jを指し示す情報とを含むこと
を特徴としたものであり、他のシステムとの共存を図る
とともに、上りチャンネルの減少を防ぐことができる
上、システムの柔軟性を増すことができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0042】(実施の形態1)本発明の実施の形態1の
双方向ケーブル通信方法およびシステムについて説明す
る。
【0043】まず、ある時点(時点tとする)での本発
明の実施の形態1の双方向ケーブル通信方法について説
明する。
【0044】時点tでの本発明の実施の形態1の双方向
ケーブル通信方法は、図1、2、7、8、30、31に
示した従来例の双方向ケーブル通信システムと基本的な
形態は同じであるため、図面における同一部分には同一
番号を付し、説明を省略する。
【0045】従来例で示した図1は、本発明の実施の形
態1の双方向ケーブル通信方法における時点tでのシス
テム構成を示すものでもある。
【0046】従来例で示した図2は、本発明の実施の形
態1の双方向ケーブル通信方法における時点tでの低周
波数帯域でもある。
【0047】図3は、本発明の実施の形態1の双方向ケ
ーブル通信方法における時点tでの前記下りチャンネル
0の信号のフレームであり、100はユニークワード、
151は上りチャンネル帯番号、101〜104はチャ
ンネル情報、150は子局へのメッセージである。
【0048】前記ユニークワード100には、このシス
テム固有のユニークワードが書かれており、各子局31
〜37は、ユニークワード100を受け取ることで、フ
レームの始まりを検出する。
【0049】前記上りチャンネル帯番号151に、使用
する上りチャンネル帯が示され、前記子局31〜37
は、この上りチャンネル帯番号を受け取ることで、使用
する上りチャンネル帯を決定する。表1に、上りチャン
ネル帯番号と、使用する上りチャンネル帯との対応を示
す。例えば、"001010"(2進数、以下、""内は2進数)
ならば上りチャンネル帯10を使用する。
【0050】
【表1】
【0051】前記チャンネル情報101〜104に、そ
れぞれ、前記上りチャンネル帯を4分割した中の最低周
波数、最低周波数から2番目の周波数、最低周波数から
3番目の周波数、最高周波数の上りチャンネルを割り当
てられる子局の番号が示される。表2に、子局の番号と
割り当てられる子局の対応を示す。例えば、前記チャン
ネル情報102に示される子局の番号が"00011111"な
ら、前記上りチャンネル帯を4分割した中の最低周波数
から2番目の周波数に、子局31が割り当てられる。
【0052】子局31〜37は、このチャンネル情報を
受け取って、上りチャンネルが自局に割り当てられてい
れば、その上りチャンネルを用いて親局へのメッセージ
を送出する。
【0053】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通
信方法における時点tでのシステムの動作について説明
する。
【0054】図3に示されるように、前記上りチャンネ
ル帯情報151が"00001110"であるので、上りチャンネ
ル帯14が使用可能である。
【0055】また、前記チャンネル情報101〜104
がそれぞれ"00100000"、"00100010"、"00100011"、"001
00101"であるので、最低周波数〜最高周波数まで、それ
ぞれ子局32、34、35、37に割り当てられる。
【0056】この結果、図2に示されるように、上りチ
ャンネル1〜4は、それぞれ、上りチャンネル帯14を
4分割した中の最低周波数〜最高周波数に割り当てら
れ、図1に示されるように、上りチャンネル1〜4は、
それぞれ、子局32、34、35、37が使用する。
【0057】次に、別の時点(時点t’とする)での本
発明の実施の形態1の双方向ケーブル通信方法について
説明する。
【0058】時点t’での本発明の実施の形態1の双方
向ケーブル通信方法は、図1、2、7、8、30、31
に示した従来例の双方向ケーブル通信システムおよび図
1〜3に示した時点tでの本発明の実施の形態1の双方
向ケーブル通信方法と基本的な形態は同じであるため、
図面における同一部分には同一番号を付し、説明を省略
する。
【0059】図4は、本発明の実施の形態1の双方向ケ
ーブル通信方法における時点t’でのシステム構成を示
すものである。
【0060】図5は、本発明の実施の形態1の双方向ケ
ーブル通信方法における時点t’での低周波数帯域であ
る。
【0061】図6は、本発明の実施の形態1の双方向ケ
ーブル通信方法における時点t’での前記下りチャンネ
ル0の信号のフレームである。
【0062】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通
信方法における時点t’でのシステムの動作について説
明する。
【0063】図6に示されるように、前記上りチャンネ
ル帯情報151が"00001110"であるので、上りチャンネ
ル帯14が使用可能である。
【0064】また、前記チャンネル情報101〜104
がそれぞれ"00100000"、"00100100"、"00011111"、"000
00000"であるので、最低周波数〜最低周波数から3番目
の周波数まで、それぞれ子局32、36、31に割り当
てられる。最高周波数はどの子局も割り当てられない。
【0065】この結果、図5に示されるように、上りチ
ャンネル1〜3は、それぞれ、上りチャンネル帯14を
4分割した中の最低周波数〜最低周波数から3番目の周
波数に割り当てられ、図4に示されるように、上りチャ
ンネル1〜3は、それぞれ、子局32、36、31が使
用する。
【0066】ここで、本発明の実施の形態1の双方向ケ
ーブル通信方法におけるシステム、前記別のシステム
(20はこの別のシステムの上りチャンネルの信号で、
従来例で説明済み)に加え、更に別のシステムを加え
る。このシステムの上りチャンネルによって伝送された
信号を21とする。このシステムの上りチャンネルは、
30〜36MHz帯以外を使用できないものとする。
【0067】前記従来例の双方向ケーブル通信システム
は、上りチャンネルの帯域を変更可能であるので、別の
帯域に移す。
【0068】まず、上りチャンネルの帯域を変更後のあ
る時点(時点sとする)での本発明の実施の形態1の双
方向ケーブル通信方法について説明する。
【0069】時点sでの本発明の実施の形態1の双方向
ケーブル通信方法は、図1、2、7、8、30、31に
示した従来例の双方向ケーブル通信システムおよび図1
〜6に示した時点tおよびt’での本発明の実施の形態
1の双方向ケーブル通信方法との図面における同一部分
には同一番号を付し、説明を省略する。
【0070】従来例で示した図7は、本発明の実施の形
態1の双方向ケーブル通信方法におけるシステム追加後
(時点s)でのシステム構成を示すものでもある。
【0071】従来例で示した図8は、本発明の実施の形
態1の双方向ケーブル通信方法における時点sでの低周
波数帯域でもある。
【0072】図9は、本発明の実施の形態1の双方向ケ
ーブル通信方法における時点sでの前記下りチャンネル
0の信号のフレームである。
【0073】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通
信方法における時点sでのシステムの動作について説明
する。
【0074】図9に示されるように、前記上りチャンネ
ル帯情報151が"00001100"であるので、上りチャンネ
ル帯12が使用可能である。
【0075】また、前記チャンネル情報101〜104
がそれぞれ"00011111"、"00100001"、"00100011"、"001
00100"であるので、最低周波数〜最高周波数まで、それ
ぞれ子局31、33、35、36に割り当てられる。
【0076】この結果、図8に示されるように、上りチ
ャンネル1〜4は、それぞれ、上りチャンネル帯12を
4分割した中の最低周波数〜最高周波数に割り当てら
れ、図7に示されるように、上りチャンネル1〜4は、
それぞれ、子局31、33、35、36が使用する。
【0077】次に、別の時点(時点s’とする)での本
発明の実施の形態1の双方向ケーブル通信方法について
説明する。
【0078】時点s’での本発明の実施の形態1の双方
向ケーブル通信方法は、図1、2、7、8、30、31
に示した従来例の双方向ケーブル通信システムおよび図
1〜9に示した時点t、t’、sでの本発明の実施の形
態1の双方向ケーブル通信方法と基本的な形態は同じで
あるため、図面における同一部分には同一番号を付し、
説明を省略する。
【0079】図10は、本発明の実施の形態1の双方向
ケーブル通信方法における時点s’でのシステム構成を
示すものである。
【0080】図11は、本発明の実施の形態1の双方向
ケーブル通信方法における時点s’での低周波数帯域で
ある。
【0081】図12は、本発明の実施の形態1の双方向
ケーブル通信方法における時点s’での前記下りチャン
ネル0の信号のフレームである。
【0082】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通
信方法における時点s’でのシステムの動作について説
明する。
【0083】図12に示されるように、前記上りチャン
ネル帯情報151が"00001100"であるので、上りチャン
ネル帯12が使用可能である。
【0084】また、前記チャンネル情報101〜104
がそれぞれ"00000000"、"00100101"、"00100000"、"001
00100"であるので、最低周波数から2番目の周波数〜最
高周波数まで、それぞれ子局32、37、36に割り当
てられる。最低周波数はどの子局も割り当てられない。
【0085】この結果、図11に示されるように、上り
チャンネル2〜4は、それぞれ、上りチャンネル帯14
を4分割した中の最低周波数から2番目の周波数〜最高
周波数に割り当てられ、図10に示されるように、上り
チャンネル2〜4は、それぞれ、子局32、37、36
が使用する。
【0086】図13、14は、本発明の実施の形態1の
双方向ケーブル通信方法を具体的に実現する双方向ケー
ブル通信システムである。図1、2、7、8、30、3
1に示した従来例の双方向ケーブル通信システムおよび
図1〜12に示した本発明の実施の形態1の双方向ケー
ブル通信方法との図面における同一部分には同一番号を
付し、説明を省略する。
【0087】図13は親局側に設置される双方向ケーブ
ル通信装置である。201〜204は、上りチャンネル
信号である。
【0088】205は、割り当て指示である。221
は、ケーブル通信網200上の信号と、上りチャンネル
帯番号151とを入力し、この番号で示される帯域の前
記ケーブル通信網上の信号を取り出して、上りチャンネ
ル信号201〜204を抽出後、後段に出力する信号装
置である。
【0089】信号装置221の後段にある222は、前
記上りチャンネル信号201〜204を入力し、子局か
らのメッセージが含まれているかどうか判定し、含まれ
ていない上りチャンネルがあれば、このチャンネルを子
局に割り当てる指示を作成し、前記割り当て指示205
として出力する指示作成装置である。
【0090】223は、前記上りチャンネル帯番号15
1と、前記割り当て指示205と、前記子局へのメッセ
ージ150を入力し、前記割り当て指示205から前記
チャンネル情報101〜104を作成し、図3、図9に
示されるフレームを作成し、前記下りチャンネル0に出
力する送信装置である。
【0091】図14は、子局側に設置される双方向ケー
ブル通信装置である。211は、割り当て情報である。
【0092】212は、親局へのメッセージである。2
31は、前記下りチャンネル0の信号を入力し、信号に
含まれる、前記上りチャンネル帯番号151を出力する
帯域情報装置である。
【0093】232は、前記下りチャンネル0の信号を
入力し、信号に含まれる、前記チャンネル情報101〜
104を調べ、自局がチャンネルを割り当てられていれ
ば、その情報を前記割り当て情報211として出力する
割り当て指示装置である。
【0094】233は、上りチャンネル帯番号151
と、前記割り当て情報211と、前記親局へのメッセー
ジ212を入力し、この親局へのメッセージを含むフレ
ームを作成し、前記上りチャンネル帯番号151と、前
記割り当て情報211とで指示される上りチャンネルで
送信する送信装置である。
【0095】親局側に設置される双方向ケーブル通信装
置は、前記上りチャンネル帯番号151として、時点
t、sにおいてそれぞれ、"00001110"、"00001100"を入
力する。その結果、前記信号装置221で、前記ケーブ
ル通信網200上の信号から、時点tにおいては前記上
りチャンネル帯域14上、時点sにおいては前記上りチ
ャンネル帯域12上より前記上りチャンネル1〜4の信
号を取り出して、前記上りチャンネル信号201〜20
4を作る。そして、前記指示作成装置222で、それら
に子局からのメッセージが含まれているかどうか判定
し、含まれていない上りチャンネルがあれば、このチャ
ンネルを子局に割り当てる指示を作成し、前記割り当て
指示205として出力する。最後に、前記送信装置22
3で、フレーム化して前記下りチャンネル0に出力す
る。
【0096】一方、子局側に設置される双方向ケーブル
通信装置は、前記帯域情報装置231、前記割り当て指
示装置232により、前記下りチャンネル0の信号から
自局が割り当てられた上りチャンネルを調べ、親局への
メッセージがあれば、指示される上りチャンネルで送信
する。
【0097】この結果、時点tにおいては図1に示した
ように、前記上りチャンネル1〜4に、それぞれ前記子
局32、34、35、37が割り当てられる。時点t’
においては図4に示したように、前記上りチャンネル1
〜3に、それぞれ前記子局32、36、31が割り当て
られる。時点sにおいては図7に示したように、前記上
りチャンネル1〜4に、それぞれ前記子局31、33、
35、36が割り当てられる。時点s’においては図1
0に示したように、前記上りチャンネル2〜4に、それ
ぞれ前記子局37、32、36が割り当てられる。
【0098】このようにして、本発明の実施の形態1の
双方向ケーブル通信方法およびシステムは、システムの
追加に対応しつつ、ポイント−マルチポイント通信を行
うための具体的方法を実現するものである。
【0099】なお、本発明の実施の形態1の双方向ケー
ブル通信方法およびシステムにおいては、前記チャンネ
ル情報101〜104に、それぞれ、前記上りチャンネ
ル帯を4分割した中の最低周波数、最低周波数から2番
目の周波数、最低周波数から3番目の周波数、最高周波
数の上りチャンネルを割り当てられる子局が示され、前
記子局31〜37は、この上りチャンネル情報を受け取
って、上りチャンネルが自局に割り当てられていれば、
その上りチャンネルで親局へのメッセージを送出するよ
うにしたが、そうでなくてもよい。例えば、前記チャン
ネル情報101〜104に、それぞれ、前記上りチャン
ネル帯を4分割した中の最低周波数、最低周波数から2
番目の周波数、最低周波数から3番目の周波数、最高周
波数の上りチャンネルが子局に使用されているか空いて
いるかの情報が示され、前記子局31〜37は、この上
りチャンネル情報を受け取って、上りチャンネルが空い
ていれば、その上りチャンネルで親局へのメッセージを
送出するようにしてもよい。
【0100】また、本発明の実施の形態1の双方向ケー
ブル通信方法およびシステムにおいては、上りチャンネ
ルを使って伝送される信号は、上りチャンネル帯を周波
数分割多重して使用しているが、そうでなくてもよい。
上りチャンネル帯を分割して使用するものであれば、周
波数分割でなくとも、時分割多重でも、符号分割多重で
もよい。
【0101】また、本発明の実施の形態1の双方向ケー
ブル通信方法およびシステムにおいては、上りチャンネ
ル帯を4分割したが、そうでなくとも、複数に分割する
ものであればよい。
【0102】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通
信方法は、何らこのような詳細にとらわれることなく、
親局と複数の子局との間のケーブル通信網上に、下りチ
ャンネルと、複数の上りチャンネルとが設けられ、前記
親局が前記下りチャンネルを用いて前記複数の子局へ信
号を送り、前記複数の子局の各々が前記上りチャンネル
を用いて前記親局へ信号を送ることにより、親局と複数
の子局とが双方向通信を行う双方向ケーブル通信システ
ムの通信方法であって、前記複数の上りチャンネルの全
ては、特定のテレビ1チャンネル分の帯域の一部または
全部を占め、前記下りチャンネルは、テレビ1チャンネ
ル分の帯域を占めるチャンネルであり、前記下りチャン
ネルによって伝送される信号は、上りチャンネルの占有
する帯域を含むテレビ1チャンネル分の帯域を指し示す
情報および該テレビ1チャンネルの中の使用可能な上り
チャンネルを指し示す情報とを含む信号であることを特
徴とする双方向ケーブル通信方法を特徴としたものであ
って、システムの追加に対応しつつ、ポイント−マルチ
ポイント通信を行うための具体的方法を実現したもので
ある。
【0103】この方法を実現するために、親局側の双方
向ケーブル通信装置は、ケーブル通信網上の信号と、特
定上りチャンネルが占有している帯域を含むテレビ1チ
ャンネル分の帯域を指し示す帯域情報とから、この帯域
情報で示される帯域の前記ケーブル通信網上の信号を選
択的に抽出する信号装置と、この信号装置で抽出された
信号中に子局からのメッセージが含まれているかどうか
判定し、含まれていない上りチャンネルがあれば、該チ
ャンネルを子局に割り当てる割り当て指示を作成し出力
する指示作成装置と、帯域情報、割り当て指示および子
局へのメッセージとを含むフレームを作成し下りチャン
ネルを用いてケーブル通信網上に出力する送信装置とを
備えたことを特徴としたものである。
【0104】また、子局側の双方向ケーブル通信装置
は、ケーブル通信網の下りチャンネルによって伝送され
た信号から、この伝送された信号に含まれた上りチャン
ネルの占有する帯域を含むテレビ1チャンネル分の帯域
を指し示す帯域情報を抽出する帯域情報装置と、下りチ
ャンネルによって伝送された信号から、この伝送された
信号に含まれた特定チャンネルを子局に割り当てる割り
当て指示を抽出する割り当て指示装置と、帯域情報、割
り当て指示および親局へのメッセージを含むフレームを
作成し、帯域情報および割り当て指示とで指示された上
りチャンネルを用いてケーブル通信網上に出力する送信
装置とを備えたことを特徴としたものである。
【0105】(実施の形態2)本発明の実施の形態2の
双方向ケーブル通信方法について説明する。
【0106】本発明の実施の形態2の双方向ケーブル通
信方法は、図1、2、7、8、30、31に示した従来
例の双方向ケーブル通信システムおよび図1〜14に示
した本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通信方法お
よびシステムと基本的な形態は同じであるため、図面に
おける同一部分には同一番号を付し、説明を省略する。
【0107】図15は、本発明の実施の形態2の双方向
ケーブル通信方法におけるある時点でのシステム構成を
示すものであり、40は親局、41〜47は子局であ
る。
【0108】図16は、本発明の実施の形態2の双方向
ケーブル通信方法におけるこの時点での低周波数帯域で
あり、20〜27は、別のシステムの信号である。図1
3と同一構成部分の説明を省略する。
【0109】図17は、本発明の実施の形態2の双方向
ケーブル通信方法におけるこの時点での前記下りチャン
ネル0の信号のフレームである。
【0110】前記ユニークワード100には、このシス
テム固有のユニークワードが書かれており、前記子局4
1〜47は、このユニークワードを受け取ることで、フ
レームの始まりを検出する。
【0111】前記チャンネル情報111〜114に、そ
れぞれ、前記上りチャンネル帯10を4分割した中の最
高周波数、上りチャンネル帯12を4分割した中の最低
周波数から3番目の周波数、同最高周波数、上りチャン
ネル帯13を4分割した中の最高周波数の上りチャンネ
ルを割り当てられる子局の番号が示される。子局の番号
と、割り当てられる子局との対応は表2に示した。例え
ば、前記チャンネル情報112に示される子局の番号
が"00101001"なら、前記上りチャンネル帯12を4分割
した中の最低周波数から3番目の周波数に、子局41が
割り当てられる。
【0112】
【表2】
【0113】前記子局41〜47は、この上りチャンネ
ル情報を受け取って、上りチャンネルが自局に割り当て
られていれば、その上りチャンネルで親局へのメッセー
ジを送出する。
【0114】本発明の実施の形態2の双方向ケーブル通
信方法におけるこの時点でのシステムの動作について説
明する。
【0115】図17に示されるように、前記チャンネル
情報101〜104がそれぞれ"00101010"、"0010110
0"、"00101101"、"00101111"であるので、上りチャンネ
ル帯10の最高周波数、上りチャンネル帯12の最低周
波数から3番目の周波数、上りチャンネル帯12の最高
周波数、上りチャンネル帯13の最高周波数が使用可能
であり、それぞれ子局42、44、45、47に割り当
てられる。
【0116】この結果、図14に示されるように、上り
チャンネル1〜4は、それぞれ、上りチャンネル帯10
の最高周波数、上りチャンネル帯12の最低周波数から
2番目の周波数、上りチャンネル帯12の最高周波数、
上りチャンネル帯13の最高周波数に割り当てられ、図
13に示されるように、上りチャンネル1〜4は、それ
ぞれ、子局42、44、45、47が使用する。
【0117】このようにして、本発明の実施の形態2の
双方向ケーブル通信方法においては、他のシステムの上
りチャンネルが、すべての上りチャンネル帯に存在して
も使用することができ、他のシステムとの共存を図るも
のである。
【0118】なお、本発明の実施の形態2の双方向ケー
ブル通信方法においては、前記チャンネル情報111〜
114に、それぞれ、前記上りチャンネル帯10を4分
割した中の最高周波数、上りチャンネル帯12を4分割
した中の最低周波数から3番目の周波数、同最高周波
数、上りチャンネル帯13を4分割した中の最高周波数
の上りチャンネルを割り当てられる子局が示され、前記
子局41〜47は、この上りチャンネル情報を受け取っ
て、上りチャンネルが自局に割り当てられていれば、そ
の上りチャンネルで親局へのメッセージを送出するよう
にしたが、そうでなくてもよい。例えば、前記チャンネ
ル情報111〜114に、それぞれ、前記上りチャンネ
ル帯10を4分割した中の最高周波数、上りチャンネル
帯12を4分割した中の最低周波数から3番目の周波
数、同最高周波数、上りチャンネル帯13を4分割した
中の最高周波数の上りチャンネルが子局に使用されてい
るか空いているかの情報が示され、前記子局31〜37
は、この上りチャンネル情報を受け取って、上りチャン
ネルが空いていれば、その上りチャンネルで親局へのメ
ッセージを送出するようにしてもよい。
【0119】本発明の実施の形態2の双方向ケーブル通
信方法は、何らこのような詳細にとらわれることなく、
親局と複数の子局との間のケーブル通信網上に、下りチ
ャンネルと、複数の上りチャンネルとが設けられ、親局
が下りチャンネルを用いて複数の子局へ信号を送り、複
数の子局の各々が上りチャンネルを用いて親局へ信号を
送ることにより、親局と複数の子局とが双方向通信を行
う双方向ケーブル通信システムの通信方法であって、下
りチャンネルは、テレビ1チャンネル分の帯域を占める
チャンネルであり、複数の上りチャンネルの全ては、テ
レビ1チャンネル分の帯域の一部または全部の帯域を複
数個占め、上りチャンネルによって伝送される信号は、
周波数分割多重された信号であることを特徴としたもの
であり、他のシステムとの共存を図るものである。
【0120】(実施の形態3)本発明の実施の形態3の
双方向ケーブル通信方法およびシステムについて説明す
る。
【0121】まず、ある時点(時点tとする)での本発
明の実施の形態3の双方向ケーブル通信方法について説
明する。
【0122】時点tでの本発明の実施の形態3の双方向
ケーブル通信方法は、図1、2、7、8、30、31に
示した従来例の双方向ケーブル通信システムおよび図1
〜17に示した本発明の実施の形態1、2の双方向ケー
ブル通信方法およびシステムと基本的な形態は同じであ
るため、図面における同一部分には同一番号を付し、説
明を省略する。
【0123】図18は、本発明の実施の形態3の双方向
ケーブル通信方法における時点tでのシステム構成を示
すものであり、50は親局、51〜57は子局である。
【0124】図19は、本発明の実施の形態3の双方向
ケーブル通信方法における時点tでの低周波数帯域であ
る。図18と同一構成部分の説明を省略する。
【0125】図20は、本発明の実施の形態3の双方向
ケーブル通信方法における時点tでの前記下りチャンネ
ル0の信号であり、121〜124は、チャンネル情報
である。
【0126】前記ユニークワード100には、このシス
テム固有のユニークワードが書かれており、前記子局5
1〜57は、このユニークワードを受け取ることで、フ
レームの始まりを検出する。
【0127】前記チャンネル情報121〜124の前半
8bitに、上りチャンネルの番号が示される。前半8
bitのうち前半6bitは上りチャンネル帯番号を示
す。上りチャンネル帯番号と、使用する上りチャンネル
帯との対応は、表1に示した。前半8bitのうち後半
2bitは上りチャンネル帯を4分割した中の位置番号
を示す。表3に、位置番号と、上りチャンネル帯を4分
割した中の位置との対応を示す。例えば、前半8bit
が"00101011"なら上りチャンネル帯10を4分割した中
の最高周波数を示す。
【0128】
【表3】
【0129】前記チャンネル情報121〜124の後半
8bitに、それぞれ前半で示された上りチャンネルを
割り当てられる子局の番号が示される。子局の番号と、
割り当てられる子局との対応は表2に示した。例え
ば、"00110011"なら子局51が割り当てられる。
【0130】前記子局51〜57は、この上りチャンネ
ル情報を受け取って、上りチャンネルが自局に割り当て
られていれば、その上りチャンネルで親局へのメッセー
ジを送出する。
【0131】本発明の実施の形態3の双方向ケーブル通
信方法における時点tでのシステムの動作について説明
する。
【0132】図20に示されるように、前記チャンネル
情報121〜124の前半8bitがそれぞれ"0010101
1"、"00110010"、"00110011"、"00110111"であるので、
上りチャンネル帯10の最高周波数、上りチャンネル帯
12の最低周波数から3番目の周波数、上りチャンネル
帯12の最高周波数、上りチャンネル帯13の最高周波
数が示され、また、後半8bitがそれぞれ"0011010
0"、"00110110"、"00110111"、"00111001"であるので、
それぞれ子局52、54、55、57に割り当てられ
る。
【0133】この結果、図19に示されるように、上り
チャンネル1〜4は、それぞれ、上りチャンネル帯10
の最高周波数、上りチャンネル帯12の最低周波数から
3番目の周波数、上りチャンネル帯12の最高周波数、
上りチャンネル帯13の最高周波数に割り当てられ、図
18に示されるように、上りチャンネル1〜4は、それ
ぞれ、子局52、54、55、57が使用する。
【0134】次に、別の時点(時点sとする)での本発
明の実施の形態3の双方向ケーブル通信方法におけるシ
ステム構成を示す。図1、2、7、8、30、31に示
した従来例の双方向ケーブル通信システムおよび図1〜
17に示した本発明の実施の形態1、2の双方向ケーブ
ル通信方法およびシステムおよび図18〜20に示した
時点tでの本発明の実施の形態3の双方向ケーブル通信
方法との図面における同一部分には同一番号を付し、説
明を省略する。
【0135】図21は、本発明の実施の形態3の双方向
ケーブル通信方法における時点sでのシステム構成を示
すものである。
【0136】図22は、本発明の実施の形態3の双方向
ケーブル通信方法における時点sでの低周波数帯域であ
る。図21と同一構成部分の説明を省略する。
【0137】図23は、本発明の実施の形態3の双方向
ケーブル通信方法における時点sでの前記下りチャンネ
ル0の信号である。
【0138】本発明の実施の形態3の双方向ケーブル通
信方法における時点sでのシステムの動作について説明
する。
【0139】図23に示されるように、前記チャンネル
情報121〜124の前半8bitがそれぞれ"0011000
0"、"00111010"、"00111011"、"00111100"であるので、
上りチャンネル帯12の最低周波数、上りチャンネル帯
14の最低周波数から3番目の周波数、上りチャンネル
帯14の最高周波数、上りチャンネル帯15の最低周波
数が使用可能であり、また、後半8bitがそれぞれ"0
0110011"、"00110101"、"00110111"、"00111000"である
ので、それぞれ子局51、53、55、56に割り当て
られる。
【0140】この結果、図22に示されるように、上り
チャンネル1〜4は、それぞれ、上りチャンネル帯12
の最低周波数、上りチャンネル帯14の最低周波数から
3番目の周波数、上りチャンネル帯14の最高周波数、
上りチャンネル帯15の最低周波数に割り当てられ、図
21に示されるように、上りチャンネル1〜4は、それ
ぞれ、子局51、53、55、56が使用する。
【0141】図24、25は、本発明の実施の形態3の
双方向ケーブル通信方法を具体的に実現する双方向ケー
ブル通信システムである。図1、2、7、8、30、3
1に示した従来例の双方向ケーブル通信システムおよび
図1〜20に示した本発明の実施の形態1、2の双方向
ケーブル通信方法およびシステムおよび図21〜23に
示した本発明の実施の形態3の双方向ケーブル通信方法
との図面における同一部分には同一番号を付し、説明を
省略する。
【0142】図24は親局側に設置される双方向ケーブ
ル通信装置である。240は、使用される上りチャンネ
ルを示す上りチャンネル指示である。
【0143】241は、前記ケーブル通信網200上の
信号と、前記上りチャンネル指示240とを入力し、こ
の指示で示される上りチャンネルによって伝送された前
記ケーブル通信網上の信号を取り出して、前記上りチャ
ンネル信号201〜204を出力する信号装置である。
【0144】223は、前記上りチャンネル指示240
と、前記割り当て指示205と、前記子局へのメッセー
ジ150を入力し、前記割り当て指示205と前記上り
チャンネル指示240とから前記チャンネル情報121
〜124を作成し、図20、図23に示されるフレーム
を作成し、前記下りチャンネル0に出力する送信装置で
ある。
【0145】図25は、子局側に設置される双方向ケー
ブル通信装置である。213は、割り当て情報である。
【0146】251は、前記下りチャンネル0の信号を
入力し、信号に含まれる、前記チャンネル情報121〜
124を調べ、自局がチャンネルを割り当てられていれ
ば、その情報を前記割り当て情報213としてを出力す
る割り当て指示装置である。
【0147】253は、前記割り当て情報213と、前
記親局へのメッセージ212を入力し、この親局へのメ
ッセージを含むフレームを作成し、前記割り当て情報2
13とで指示される上りチャンネルで送信する送信装置
である。
【0148】親局側に設置される双方向ケーブル通信装
置は、前記上りチャンネル指示240を入力した結果、
前記信号装置241で、前記ケーブル通信網200上の
信号から、時点tにおいては、上りチャンネル帯10の
最高周波数、上りチャンネル帯12の最低周波数から3
番目の周波数、上りチャンネル帯12の最高周波数、上
りチャンネル帯13の最高周波数、時点sにおいては、
上りチャンネル帯12の最低周波数、上りチャンネル帯
14の最低周波数から3番目の周波数、上りチャンネル
帯14の最高周波数、上りチャンネル帯15の最低周波
数より前記上りチャンネル1〜4の信号を取り出して、
前記上りチャンネル信号201〜204を作る。そし
て、前記指示作成装置222で、それらに子局からのメ
ッセージが含まれているかどうか判定し、含まれていな
い上りチャンネルがあれば、このチャンネルを子局に割
り当てる指示を作成し、前記割り当て指示205として
出力する。最後に、前記送信装置223で、フレーム化
して前記下りチャンネル0に出力する。
【0149】一方、子局側に設置される双方向ケーブル
通信装置は、前記割り当て指示装置251により、前記
下りチャンネル0の信号から自局が割り当てられた上り
チャンネルを調べ、親局へのメッセージがあれば、指示
される上りチャンネルで、送信装置253により送信す
る。
【0150】この結果、時点tにおいては図18に示し
たように、前記上りチャンネル1〜4に、それぞれ前記
子局52、54、55、57が割り当てられる。時点s
においては図21に示したように、前記上りチャンネル
1〜4に、それぞれ前記子局51、53、55、56が
割り当てられる。
【0151】このようにして、本発明の実施の形態3の
双方向ケーブル通信方法およびシステムは、他のシステ
ムの信号および流合雑音が、すべての上りチャンネル帯
に存在しても、他のシステムとの共存を図るとともに、
上りチャンネルの減少を防ぐことができるものである。
【0152】なお、本発明の実施の形態3の双方向ケー
ブル通信方法およびシステムにおいては、前記チャンネ
ル情報121〜124の前半8bitに、使用可能な上
りチャンネルが示され、前記チャンネル情報121〜1
24の後半8bitに、それぞれ前半で示された上りチ
ャンネルを割り当てられる子局が示され、前記子局51
〜57は、この上りチャンネル情報を受け取って、上り
チャンネルが自局に割り当てられていれば、その上りチ
ャンネルで親局へのメッセージを送出するようにした
が、そうでなくてもよい。例えば、前記チャンネル情報
121〜124の前半8bitに、使用可能な上りチャ
ンネルが示され、前記チャンネル情報121〜124の
後半8bitに、それぞれ前半で示された上りチャンネ
ルが子局に使用されているか空いているかの情報が示さ
れ、前記子局51〜57は、この上りチャンネル情報を
受け取って、上りチャンネルが空いていれば、その上り
チャンネルで親局へのメッセージを送出するようにして
もよい。
【0153】本発明の実施の形態3の双方向ケーブル通
信方法は、何らこのような詳細にとらわれることなく、
親局と複数の子局との間のケーブル通信網上に、下りチ
ャンネルと、複数の上りチャンネルとが設けられ、親局
が前記下りチャンネルを用いて複数の子局へ信号を送
り、複数の子局の各々が前記上りチャンネルを用いて親
局へ信号を送ることにより、親局と複数の子局とが双方
向通信を行う双方向ケーブル通信システムの通信方法で
あって、下りチャンネルは、テレビ1チャンネル分の帯
域を占めるチャンネルであり、かつ、下りチャンネルに
よって伝送された信号は、使用可能な上りチャンネルを
指し示す情報を含み、複数の上りチャンネルの全ては、
テレビ1チャンネル分の帯域の一部または全部の帯域を
複数個占め、上りチャンネルによって伝送される信号
は、周波数分割多重された信号であることを特徴とした
ものであり、上りチャンネルの減少を防ぐものである。
【0154】この方法を実現するために、親局側の双方
向ケーブル通信装置はケーブル通信網上の信号および複
数の使用可能な上りチャンネルを指し示す情報とから特
定の上りチャンネルによって伝送された信号を抽出する
信号装置と、上りチャンネルによって伝送された信号を
入力し、この信号の中に子局からのメッセージが含まれ
ているかどうか判定し、含まれていない上りチャンネル
があれば、このチャンネルを複数の子局のうちの一の子
局に割り当てる割り当て指示を作成する指示作成装置
と、上りチャンネルを含むテレビ1チャンネル分の帯域
を指し示す情報と、割り当て指示と、子局へのメッセー
ジとを含むフレームを作成し、ケーブル通信網上に出力
する送信装置とを備えたことを特徴としたものであり、
また、子局側の双方向ケーブル通信装置は、下りチャン
ネルによって転送された信号から、この伝送された信号
に含まれた割り当て指示を出力する割り当て指示装置
と、割り当て指示および親局へのメッセージを含むフレ
ームを作成し、割り当て指示で指示された上りチャンネ
ルで送信する送信装置とを備えることを特徴としたもの
である。
【0155】(実施の形態4)本発明の実施の形態4の
双方向ケーブル通信方法およびシステムについて説明す
る。
【0156】まず、ある時点(時点tとする)での本発
明の実施の形態4の双方向ケーブル通信方法について説
明する。
【0157】時点tでの本発明の実施の形態4の双方向
ケーブル通信方法は、図1、2、7、8、30、31に
示した従来例の双方向ケーブル通信システムおよび図1
〜25に示した本発明の実施の形態1〜3の双方向ケー
ブル通信方法およびシステムと基本的な形態は同じであ
るため、図面における同一部分には同一番号を付し、説
明を省略する。
【0158】図26は、本発明の実施の形態4の双方向
ケーブル通信方法における時点でのシステム構成を示す
ものであり、60は親局である。
【0159】本発明の実施の形態3の双方向ケーブル通
信方法で示した図19は、本発明の実施の形態4の双方
向ケーブル通信方法における時点tでの低周波数帯域で
もある。
【0160】図27は、本発明の実施の形態4の双方向
ケーブル通信方法における時点tでの前記下りチャンネ
ル0の信号である。
【0161】本発明の実施の形態4の双方向ケーブル通
信方法における時点tでのシステムの動作について説明
する。
【0162】図27に示されるように、前記上りチャン
ネル帯情報151が"00001100"であるので、上りチャン
ネル帯12が使用可能であり、また、前記チャンネル情
報103、104がそれぞれ"00100010"、"00100011"、
であるので、前記上りチャンネル帯12を4分割した中
の最低周波数から3番目、最高周波数は、それぞれ子局
34、35に割り当てられる。
【0163】また、前記チャンネル情報121、122
の前半8bitがそれぞれ"00101011"、"00110111"であ
るので、上りチャンネル帯10の最高周波数、上りチャ
ンネル帯13の最高周波数が使用可能であり、また、後
半8bitがそれぞれ"00110100"、"00111001"であるの
で、それぞれ子局52、57に割り当てられる。
【0164】この結果、図19に示されるように、上り
チャンネル1〜4は、それぞれ、上りチャンネル帯10
の最高周波数、上りチャンネル帯12の最低周波数から
3番目の周波数、上りチャンネル帯12の最高周波数、
上りチャンネル帯13の最高周波数に割り当てられ、図
26に示されるように、上りチャンネル1〜4は、それ
ぞれ、子局52、34、35、57が使用する。
【0165】次に、別の時点(時点sとする)での本発
明の実施の形態4の双方向ケーブル通信方法におけるシ
ステム構成を示す。図1、2、7、8、30、31に示
した従来例の双方向ケーブル通信システムおよび図1〜
25に示した本発明の実施の形態1、2、3の双方向ケ
ーブル通信方法およびシステムおよび図26、19、2
7に示した時点tでの本発明の実施の形態4の双方向ケ
ーブル通信方法との図面における同一部分には同一番号
を付し、説明を省略する。
【0166】図28は、本発明の実施の形態4の双方向
ケーブル通信方法における時点sでのシステム構成を示
すものである。
【0167】本発明の実施の形態3の双方向ケーブル通
信方法で示した図22は、本発明の実施の形態4の双方
向ケーブル通信方法における時点sでの低周波数帯域で
もある。
【0168】図29は、本発明の実施の形態4の双方向
ケーブル通信方法における時点sでの前記下りチャンネ
ル0の信号のフレームである。
【0169】本発明の実施の形態4の双方向ケーブル通
信方法における時点sでのシステムの動作について説明
する。
【0170】図29に示されるように、前記上りチャン
ネル帯情報151が"00001110"であるので、上りチャン
ネル帯14が使用可能であり、また、前記チャンネル情
報103、104がそれぞれ"00100001"、"00100011"、
であるので、前記上りチャンネル帯14を4分割した中
の最低周波数から3番目の周波数、最高周波数は、それ
ぞれ子局33、35に割り当てられる。
【0171】また、前記チャンネル情報121、122
の前半8bitがそれぞれ"00110000"、"00111100"であ
るので、上りチャンネル帯12の最低周波数、上りチャ
ンネル帯15の最低周波数が使用可能であり、また、後
半8bitがそれぞれ"00110011"、"00111000"であるの
で、それぞれ子局51、56に割り当てられる。
【0172】この結果、図22に示されるように、上り
チャンネル1〜4は、それぞれ、上りチャンネル帯12
の最低周波数、上りチャンネル帯14の最低周波数から
3番目の周波数、上りチャンネル帯14の最高周波数、
上りチャンネル帯15の最低周波数に割り当てられ、図
28に示されるように、上りチャンネル1〜4は、それ
ぞれ、子局51、33、35、56が使用する。
【0173】このように、本発明の実施の形態4の双方
向ケーブル通信方法においては、親局と複数の子局0、
1、・・・、m−1、m、・・・、n(0<m<=n;
m、nは整数)との間のケーブル通信網上に、下りチャ
ンネルと、複数の上りチャンネルとが設けられ、下りチ
ャンネルは、テレビ1チャンネル分の帯域を占めるチャ
ンネルであり、上りチャンネルが、テレビ1チャンネル
分の帯域0、1、・・・、j−1、j、・・・k(0<
j<=k;j、kは整数)に分散され、上りチャンネル
によって伝送される信号は、周波数分割多重された信号
であり、子局0〜mは、帯域0〜kの上りチャンネルを
使用可能であり、子局m+1〜nは、帯域jの上りチャ
ンネルのみを使用可能であり、下りチャンネルは、複数
の上りチャンネルのうち使用可能な上りチャンネルを指
し示す情報と、帯域jを指し示す情報とを含むことを特
徴としたものであり、他のシステムの信号および流合雑
音が、すべての上りチャンネル帯に存在しても、他のシ
ステムとの共存を図るとともに、上りチャンネルの減少
を防ぐことができる上、子局側に、従来例の双方向ケー
ブル通信装置または本発明の実施の形態3の双方向ケー
ブル通信装置のいずれをも使用することが出来、システ
ムの柔軟性を増したものである。
【0174】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、システム
の追加に対応しつつ、ポイント−マルチポイント通信を
行うことができる。
【0175】また、他のシステムの上りチャンネルが、
すべての上りチャンネル帯に存在しても、双方向ケーブ
ル通信システムを使用することができる。
【0176】さらに、流合雑音と別のシステムの信号
が、すべての上りチャンネル帯に存在しても、上りチャ
ンネルの減少を招くことなく対応できる。
【0177】以上の効果を実現する上、システムの柔軟
性を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の双方向ケーブル通信システムの時点t
での構成および本発明の実施の形態1の双方向ケーブル
通信方法における時点tでのシステム構成を示した図
【図2】従来例の双方向ケーブル通信システムの時点t
での低周波数帯域および本発明の実施の形態1の双方向
ケーブル通信方法における時点tでの低周波数帯域を示
した図
【図3】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通信方
法における時点tでの下りチャンネルによって伝送され
た信号のフレームを示した図
【図4】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通信方
法における時点t’でのシステム構成を示した図
【図5】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通信方
法における時点t’での低周波数帯域を示した図
【図6】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通信方
法における時点t’での下りチャンネルによって伝送さ
れた信号のフレームを示した図
【図7】従来例の双方向ケーブル通信システムの時点s
での構成および本発明の実施の形態1の双方向ケーブル
通信方法における時点sでのシステム構成を示した図
【図8】従来例の双方向ケーブル通信システムの時点s
での低周波数帯域および本発明の実施の形態1の双方向
ケーブル通信方法における時点sでの低周波数帯域を示
した図
【図9】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通信方
法における時点sでの下りチャンネルによって伝送され
た信号のフレームを示した図
【図10】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通信
方法における時点s’でのシステム構成を示した図
【図11】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通信
方法における時点s’での低周波数帯域を示した図
【図12】本発明の実施の形態1の双方向ケーブル通信
方法における時点s’での下りチャンネルによって伝送
された信号のフレームを示した図
【図13】親局側に設置される本発明の実施の形態1の
双方向ケーブル通信装置を示した図
【図14】子局側に設置される本発明の実施の形態1の
双方向ケーブル通信装置を示した図
【図15】本発明の実施の形態2の双方向ケーブル通信
方法におけるシステム構成を示した図
【図16】本発明の実施の形態2の双方向ケーブル通信
方法における低周波数帯域を示した図
【図17】本発明の実施の形態2の双方向ケーブル通信
方法における下りチャンネルによって伝送された信号の
フレームを示した図
【図18】本発明の実施の形態3の双方向ケーブル通信
方法における時点tでのシステム構成を示した図
【図19】本発明の実施の形態3および4の双方向ケー
ブル通信方法における時点tでの低周波数帯域を示した
【図20】本発明の実施の形態3の双方向ケーブル通信
方法における時点tでの下りチャンネルによって伝送さ
れた信号のフレームを示した図
【図21】本発明の実施の形態3の双方向ケーブル通信
方法における時点sでのシステム構成を示した図
【図22】本発明の実施の形態3および4の双方向ケー
ブル通信方法における時点sでの低周波数帯域を示した
【図23】本発明の実施の形態3の双方向ケーブル通信
方法における時点sでの下りチャンネルによって伝送さ
れた信号のフレームを示した図
【図24】親局側に設置される本発明の実施の形態3の
双方向ケーブル通信装置を示した図
【図25】子局側に設置される本発明の実施の形態3の
双方向ケーブル通信装置を示した図
【図26】本発明の実施の形態4の双方向ケーブル通信
方法における時点tでのシステム構成を示した図
【図27】本発明の実施の形態4の双方向ケーブル通信
方法における時点tでの下りチャンネルによって伝送さ
れた信号のフレームを示した図
【図28】本発明の実施の形態4の双方向ケーブル通信
方法における時点sでのシステム構成を示した図
【図29】本発明の実施の形態4の双方向ケーブル通信
方法における時点sでの下りチャンネルによって伝送さ
れた信号のフレームを示した図
【図30】従来例の双方向ケーブル通信システムの時点
rでの構成を示した図
【図31】従来例の双方向ケーブル通信システムの時点
rでの低周波数帯域を示した図
【符号の説明】
0 下りチャンネル 1〜4 上りチャンネル 5 流合雑音 10〜17 上りチャンネル帯 20〜27 別のシステムの信号 30,40,50 親局 31〜37 子局 41〜47 子局 51〜57 子局 100 ユニークワード 101〜104 チャンネル情報 111〜114 チャンネル情報 121〜124 チャンネル情報 150 子局へのメッセージ 151 上りチャンネル帯番号 200 ケーブル通信網 201〜204 上りチャンネル信号 205 割り当て指示 211,213 割り当て情報 212 親局へのメッセージ 221,241 信号装置 222 指示作成装置 223,233,253 送信装置 231,251 帯域情報装置 232 割り当て指示装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と複数の子局との間のケーブル通信
    網上に、下りチャンネルと、複数の上りチャンネルとが
    設けられ、前記親局が前記下りチャンネルを用いて前記
    複数の子局へ信号を送り、前記複数の子局の各々が前記
    上りチャンネルを用いて前記親局へ信号を送ることによ
    り、親局と複数の子局とが双方向通信を行う双方向ケー
    ブル通信システムの通信方法であって、 前記複数の上りチャンネルの全ては、特定のテレビ1チ
    ャンネル分の帯域の一部または全部を占め、 前記下りチャンネルは、テレビ1チャンネル分の帯域を
    占めるチャンネルであり、前記下りチャンネルによって
    伝送される信号は、上りチャンネルの占有する帯域を含
    むテレビ1チャンネル分の帯域を指し示す情報および該
    テレビ1チャンネルの中の使用可能な上りチャンネルを
    指し示す情報とを含む信号であることを特徴とする双方
    向ケーブル通信方法。
  2. 【請求項2】 親局と複数の子局との間のケーブル通信
    網上に、下りチャンネルと、複数の上りチャンネルとが
    設けられ、前記親局が前記下りチャンネルを用いて前記
    複数の子局へ信号を送り、前記複数の子局の各々が前記
    上りチャンネルを用いて前記親局へ信号を送ることによ
    り、親局と複数の子局とが双方向通信を行う双方向ケー
    ブル通信システムであって、 前記親局側に備えられる装置として、 ケーブル通信網上の信号と、特定上りチャンネルが占有
    している帯域を含むテレビ1チャンネル分の帯域を指し
    示す帯域情報とから、前記帯域情報で示される帯域の前
    記ケーブル通信網上の信号を選択的に抽出する信号装置
    と、 前記信号装置で抽出された信号中に子局からのメッセー
    ジが含まれているかどうか判定し、含まれていない上り
    チャンネルがあれば、該チャンネルを子局に割り当てる
    割り当て指示を作成し出力する指示作成装置と、 前記帯域情報、前記割り当て指示および子局へのメッセ
    ージとを含むフレームを作成し、前記下りチャンネルを
    用いて前記ケーブル通信網上に出力する送信装置とを備
    えたことを特徴とする双方向ケーブル通信システム。
  3. 【請求項3】 親局と複数の子局との間のケーブル通信
    網上に、下りチャンネルと、複数の上りチャンネルとが
    設けられ、前記親局が前記下りチャンネルを用いて前記
    複数の子局へ下りチャンネル信号を送り、前記複数の子
    局の各々が前記上りチャンネルを用いて前記親局へ信号
    を送ることにより、親局と複数の子局とが双方向通信を
    行う双方向ケーブル通信システムであって、 前記子局側に備えられる装置として、 前記ケーブル通信網の下りチャンネルによって伝送され
    た信号から、該信号に含まれた上りチャンネルの占有す
    る帯域を含むテレビ1チャンネル分の帯域を指し示す帯
    域情報を抽出する帯域情報装置と、 前記下りチャンネルによって伝送された信号から該信号
    に含まれた特定チャンネルを子局に割り当てる割り当て
    指示を抽出する割り当て指示装置と、 前記帯域情報、前記割り当て指示および親局へのメッセ
    ージを含むフレームを作成し、前記帯域情報および前記
    割り当て指示とで指示された上りチャンネルを用いて前
    記ケーブル通信網上に出力する送信装置とを備えたこと
    を特徴とする双方向ケーブル通信システム。
  4. 【請求項4】 親局と複数の子局との間のケーブル通信
    網上に、下りチャンネルと、複数の上りチャンネルとが
    設けられ、前記親局が前記下りチャンネルを用いて前記
    複数の子局へ信号を送り、前記複数の子局の各々が前記
    上りチャンネルを用いて親局へ信号を送ることにより、
    親局と複数の子局とが双方向通信を行う双方向ケーブル
    通信システムの通信方法であって、 前記下りチャンネルは、テレビ1チャンネル分の帯域を
    占めるチャンネルであり、 前記複数の上りチャンネルの全ては、テレビ1チャンネ
    ル分の帯域の一部または全部の帯域を複数個占め、前記
    上りチャンネルによって伝送される信号は、周波数分割
    多重された信号であることを特徴とする双方向ケーブル
    通信方法。
  5. 【請求項5】 前記下りチャンネルによって伝送された
    信号は、使用可能な上りチャンネルを指し示す情報を含
    むことを特徴とする請求項4記載の双方向ケーブル通信
    方法。
  6. 【請求項6】 親局と複数の子局との間のケーブル通信
    網上に、下りチャンネルと、複数の上りチャンネルとが
    設けられ、前記親局が前記下りチャンネルを用いて前記
    複数の子局へ信号を送り、前記複数の子局の各々が前記
    上りチャンネルを用いて前記親局へ信号を送ることによ
    り、親局と複数の子局とが双方向通信を行う双方向ケー
    ブル通信システムであって、 前記親局側に備えられる装置として、 ケーブル通信網上の信号および複数の使用可能な上りチ
    ャンネルを指し示す情報とから特定の上りチャンネルに
    よって伝送された信号を抽出する信号装置と、前記上り
    チャンネルによって伝送された信号を入力し、該信号の
    中に前記子局からのメッセージが含まれているかどうか
    判定し、含まれていない上りチャンネルがあれば、この
    チャンネルを前記複数の子局のうちの一の子局に割り当
    てる割り当て指示を作成する指示作成装置と、 前記上りチャンネルを含むテレビ1チャンネル分の帯域
    を指し示す情報と、前記割り当て指示と、子局へのメッ
    セージとを含むフレームを作成し、前記ケーブル通信網
    上に出力する送信装置とを備えたことを特徴とする双方
    向ケーブル通信システム。
  7. 【請求項7】 親局と複数の子局との間のケーブル通信
    網上に、下りチャンネルと、複数の上りチャンネルとが
    設けられ、前記親局が前記下りチャンネルを用いて前記
    複数の子局へ信号を送り、前記複数の子局の各々が前記
    上りチャンネルを用いて前記親局へ信号を送ることによ
    り、親局と複数の子局とが双方向通信を行う双方向ケー
    ブル通信システムであって、 前記子局側に備えられる装置として、 前記下りチャンネルによって転送された信号から、該信
    号に含まれた割り当て指示を出力する割り当て指示装置
    と、 前記割り当て指示および親局へのメッセージを含むフレ
    ームを作成し、前記割り当て指示で指示された上りチャ
    ンネルで送信する送信装置とを備えることを特徴とする
    双方向ケーブル通信システム。
  8. 【請求項8】 親局と複数の子局0、1、・・・、m−
    1、m、・・・、n(0<m<=n;m、nは整数)と
    の間のケーブル通信網上に、下りチャンネルと、複数の
    上りチャンネルとが設けられ、前記上りチャンネルが、
    テレビ1チャンネル分の帯域0、1、・・・、j−1、
    j、・・・k(0<j<=k;j、kは整数)に分散さ
    れ、 前記子局0〜mは、帯域0〜kの上りチャンネルを使用
    可能であり、 前記子局m+1〜nは、帯域jの上りチャンネルのみを
    使用可能であり、 前記下りチャンネルは、前記複数の上りチャンネルのう
    ち使用可能な上りチャンネルを指し示す情報と、帯域j
    を指し示す情報とを含むことを特徴とする請求項4記載
    の双方向ケーブル通信方法。
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