JPH11127190A - 電子メールの転送方法 - Google Patents

電子メールの転送方法

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JPH11127190A
JPH11127190A JP9291898A JP29189897A JPH11127190A JP H11127190 A JPH11127190 A JP H11127190A JP 9291898 A JP9291898 A JP 9291898A JP 29189897 A JP29189897 A JP 29189897A JP H11127190 A JPH11127190 A JP H11127190A
Authority
JP
Japan
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mail
subscriber
electronic mail
server
electronic
Prior art date
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Pending
Application number
JP9291898A
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English (en)
Inventor
Toyomi Yokota
豊実 横田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のプロバイダが提供する電子メール・サ
ービスに加入する同一の加入者がいずれのプロバイダの
電子メールサーバにアクセスしても当該加入者宛てのす
べての電子メールをアクセスした電子メールサーバに収
集する。 【解決手段】 電子メールサーバ1−1,1−2及び1
−3の電子メールアドレス登録簿11は、加入者の電子
メールアドレスと他のプロバイダに関する該加入者の電
子メールアドレスとを登録する。電子メールサーバ1の
いずれかがクライアント5からアクセス要求を受けたと
き、電子メールアドレス登録簿11を参照して他のプロ
バイダの電子メールサーバ1に該加入者宛ての電子メー
ルを転送するよう要求する。転送要求を受けた他の電子
メールサーバ1は、到着している該当する電子メールを
転送要求元の電子メールサーバ1へ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のプロバイダ
が提供する電子メール・サービスにそれぞれ加入する同
一の加入者のためのサービスの方法であり、各プロバイ
ダの管理する電子メールサーバに分散して着信している
電子メールを1つの電子メールサーバに収集するために
電子メールサーバ間で電子メールを転送する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インターネットを経由する電子メールの
利用が普及しており、多くのプロバイダが各々のサービ
ス内容をもった電子メール・サービスを提供している。
これらサービスを受ける加入者の方もいくつかのプロバ
イダが提供するサービスの使い分けをしたり、海外出張
や海外駐在に伴って日本国内だけでなく出張・駐在先の
国のプロバイダに加入するなど、複数のプロバイダに加
入する加入者も増えている。これら複数のプロバイダに
加入する加入者は、自分が加入するプロバイダの管理す
る電子メールサーバにそれぞれアクセスして自分宛の電
子メールを読んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、複数のプロバイダに加入する加入者は、加入するす
べてのプロバイダの電子メールサーバにアクセスして自
分宛の電子メールを取得するか、または通信相手に自分
のすべての電子メールアドレスを知らしめて、すべての
電子メールアドレスへ電子メールの一斉送信をするよう
依頼しなければならない。
【0004】あるプロバイダがサービスを始めたよう
に、プロバイダ側のオペレータが契約した加入者に代わ
って他のプロバイダから当該加入者の電子メールを収集
するシステムでは、加入者は収集を契約したプロバイダ
にアクセスしなければならないという制約が生じるた
め、時と場合によっては余分な通信費がかかり却って不
便となることがある。また他のプロバイダにアクセスす
るときに使用するユーザIDとパスワードが収集を契約
したプロバイダの手に渡るので、セキュリティレベルが
低下するという問題もある。
【0005】また同一の加入者がプロバイダA,B,C
に加入しているとして、プロバイダB及びCの電子メー
ルアドレス登録簿に他電子メールアドレスとしてプロバ
イダAに加入する加入者の電子メールアドレスを登録
し、プロバイダB又はCに到着した当該加入者の電子メ
ールをすべてプロバイダAに転送するシステムも存在す
るが、このシステムも加入者が常にプロバイダAにアク
セスしなければならないため、アクセスを必要とするプ
ロバイダが固定されることになり、上記と同じ問題が生
じる。
【0006】本発明の目的は、上記問題を解決すること
にあり、利用目的、時、場所、通信コスト、通信相手な
どに応じて加入者の都合のよいプロバイダにアクセスす
るだけですべての電子メールを収集するような電子メー
ルの転送方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のプロバ
イダの電子メールサーバに加入する加入者について、各
電子メールサーバに加入者の電子メールアドレスと該加
入者の他のプロバイダに関する電子メールアドレスとを
登録しておき、加入者のクライアントからアクセス要求
を受けたとき電子メールアドレス登録簿を参照してこの
加入者が加入する他のプロバイダの電子メールサーバに
この加入者宛の電子メールを転送するよう要求し、電子
メールの転送要求を受けたときその加入者宛に着信して
いる電子メールを転送要求元の電子メールサーバへ転送
する方法を特徴とする。
【0008】また本発明は、電子メールサーバに読み込
んで実行可能とするように上記方法を記憶媒体上に実体
化したコンピュータプログラムを特徴とする。
【0009】加入者が加入する各々の電子メールサーバ
には他のプロバイダに関する電子メールアドレスが登録
されるので、加入者がどの電子メールサーバにアクセス
しても、アクセスされた電子メールサーバが電子メール
アドレス登録簿を参照することにより他のプロバイダの
電子メールサーバから当該加入者宛のすべての電子メー
ルを収集することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態について
図面を用いて説明する。
【0011】図1は、本実施形態の電子メールシステム
の構成図である。システムは電子メールサーバ1−1,
1−2,1−3、電子メールサーバ2,3,4、クライ
アント5及びこれら電子メールサーバ間、電子メールサ
ーバ・クライアント間を接続するネットワーク20から
構成される。本実施形態では、電子メールサーバ1−1
はプロバイダAが管理するサーバ、電子メールサーバ1
−2はプロバイダBが管理するサーバ、電子メールサー
バ1−3はプロバイダCが管理するサーバとし、クライ
アント5を操作する加入者は、電子メールサーバ1−
1,1−2及び1−3(の各プロバイダ)に加入してい
るものとする。またクライアント5の加入者と電子メー
ルを交換する相手は、プロバイダX,Y,Z等がそれぞ
れ管理する電子メールサーバ2,3,4等に加入してい
るものとする。
【0012】電子メールサーバ1−1は、情報処理装置
であり、その記憶装置には電子メールアドレス登録簿1
1及び電子メール格納ファイル12を格納する。電子メ
ールアドレス登録簿11は、通常のアドレス登録簿のよ
うに当該電子メールサーバに加入する加入者の電子メー
ルアドレスを登録するとともに、加入者が他のプロバイ
ダにも加入している場合には、複数の他の電子メールア
ドレスをも併せて登録する。電子メール格納ファイル1
2は、電子メールを格納する通常の電子メール格納ファ
イルである。電子メール自動転送プログラム13及び電
子メール転送要求プログラム14は、電子メールサーバ
1−1の主記憶装置に格納され、電子メールサーバ1−
1の処理装置によって実行されるプログラムである。電
子メール転送要求プログラム14は、ネットワーク20
を介してクライアント5からアクセス要求があったと
き、通常の電子メール送信プログラムのように電子メー
ル格納ファイル12に到着している電子メールを要求元
のクライアント5へ送信するほかに、電子メールアドレ
ス登録簿11を参照し他のプロバイダに加入している電
子メールアドレスが登録されていれば、自動的に他の電
子メールサーバ1−2,1−3に転送要求電子メールを
送信する。電子メール自動転送プログラム13は、通常
の電子メール受信プログラムのように到着した電子メー
ルを電子メール格納ファイル12に格納するほかに、他
の電子メールサーバ1−1から転送要求電子メールを受
信したとき、電子メール格納ファイル12を参照し指定
された電子メールアドレス宛に到着しているすべての電
子メールを転送要求のあった電子メールサーバ1−1宛
に転送する。電子メールサーバ1−2及び1−3は、電
子メールサーバ1−1と同様に電子メールアドレス登録
簿11、電子メール格納ファイル12、電子メール自動
転送プログラム13及び電子メール転送要求プログラム
14を設けており、電子メールサーバ1−1と同様に動
作する。以下電子メールサーバ1−1,1−2,1−3
を総称するときには電子メールサーバ1と呼ぶ。
【0013】電子メールサーバ2,3,4は、従来の電
子メールサーバの構成そのままであってもよいし、電子
メールサーバ1と同じ構成をもっていてもよい。クライ
アント5は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)の
ような情報処理装置であり、従来の電子メールを送信/
受信するクライアント側装置であり、本発明によって変
更を受けない。またネットワーク20は、インターネッ
ト及びイントラネットを含む任意のネットワークであ
る。
【0014】図2は、電子メールサーバ1,2,・・・
間に転送される電子メール中の表題、送信元アドレス及
び受信先アドレス部分のデータ形式を示す図である。図
2(a)は、プロバイダXの電子メールサーバ2の加入
者がプロバイダAの電子メールサーバ1−1の加入者に
宛てた電子メールの例を示す図である。図2(b)は、
プロバイダYの電子メールサーバ3の加入者がプロバイ
ダBの電子メールサーバ1−2の加入者に宛てた電子メ
ールの例を示す図である。ここで受信先アドレスKK@
Bと受信先アドレスK@Aは同一人物のアドレスとす
る。図2(c)は、プロバイダZの電子メールサーバ4
の加入者がプロバイダCの電子メールサーバ1−3の加
入者に宛てた電子メールの例を示す図である。ここで受
信先アドレスN@Cと受信先アドレスK@Aは同一人物
のアドレスとする。図2(d)は、転送要求電子メール
の例を示す図であり、表題の「Gather」(これは
一例であり、プログラム13,14に亘って統一したキ
ーワードを決めればよい。)は転送要求電子メールを送
信するためにあらかじめ決めたキーワードである。図2
(d)の例は、プロバイダAの電子メールサーバ1−1
からプロバイダBの電子メールサーバ1−2に宛てて送
られる転送要求電子メールの例を示している。図2
(e)は、プロバイダBの電子メールサーバ1−2から
プロバイダAの電子メールサーバ1−1へ転送される電
子メールの例を示す図である。表題に付されたFWは転
送されたメールを意味し、電子メールの本文は図2
(b)に示す電子メールの本文と同じである。
【0015】図3は、電子メールアドレス登録簿11の
データ形式を示す図である。電子メールアドレス登録簿
は、一般にそのプロバイダの電子メールサーバに加入す
る者の電子メールアドレスを登録する。本発明の電子メ
ールアドレス登録簿11は、これに加えて他のプロバイ
ダの電子メールサーバに加入する加入者の電子メールア
ドレスを併せて登録する。図3(a)は、プロバイダA
の電子メールサーバ1−1が保有する電子メールアドレ
ス登録簿11の1加入者分の情報であり、加入者電子メ
ールアドレスK@AのほかにプロバイダBの電子メール
サーバ1−2に加入する当該加入者の電子メールアドレ
スKK@B、プロバイダCの電子メールサーバ1−3に
加入する当該加入者の電子メールアドレスN@Cを登録
する。図3(b)は、プロバイダBの電子メールサーバ
1−2が保有する電子メールアドレス登録簿11の当該
加入者分の情報であり、同様に電子メールサーバ1−2
における加入者の電子メールアドレスのほかに他の電子
メールサーバに加入する当該加入者の電子メールアドレ
スを登録する。図3(c)は、プロバイダCの電子メー
ルサーバ1−3が保有する電子メールアドレス登録簿1
1の当該加入者分の情報であり、同様に電子メールサー
バ1−3における加入者の電子メールアドレスのほかに
他の電子メールサーバに加入する当該加入者の電子メー
ルアドレスを登録する。
【0016】まず通常の電子メール送信方法によって同
一人物宛ての電子メールがその通信相手から電子メール
サーバ1−1,1−2及び1−3に送信され、各電子メ
ールサーバ1はこの電子メールを自分が保有する電子メ
ール格納ファイル12に格納する。例えば図2(a)に
示す電子メールが電子メールサーバ1−1に到着し、図
2(b)に示す電子メールが電子メールサーバ1−2に
到着し、図2(c)に示す電子メールが電子メールサー
バ1−3に到着し、各々電子メールサーバ1が保有する
電子メール格納ファイル12に格納される。
【0017】図4は、電子メール転送要求プログラム1
4の処理の流れを示すフローチャートである。クライア
ント5がネットワーク20を介して電子メールサーバ1
−1,1−2又は1−3のいずれかにアクセス要求をす
ると、電子メール転送要求プログラム14はそのアクセ
ス要求を受け付ける(ステップ41)。次に図示しない
ユーザ管理ファイルを参照して正当な加入者からのアク
セスであるか否かを判定する(ステップ42)。すなわ
ちユーザIDとパスワードによってユーザの認証を行
う。不当なアクセスと判断されれば(ステップ42
N)、その旨をユーザに通知することによってアクセス
を拒絶する(ステップ43)。正当なアクセスであれば
(ステップ42Y)、電子メールアドレス登録簿11を
参照して登録された他電子メールアドレスに宛てて転送
要求電子メールを送信する(ステップ44)。例えばク
ライアント5を操作する加入者のアクセスする電子メー
ルサーバがプロバイダAの電子メールサーバ1−1であ
る場合には、電子メールアドレス登録簿11に登録され
た電子メールアドレスは図3(a)に示すものであるか
ら、プロバイダBの電子メールサーバ1−2に向けて図
2(d)に示す転送要求電子メールを送信する。プロバ
イダCの電子メールサーバ1−3に対しても同様に転送
要求電子メールを送信する。また加入者がプロバイダB
又はCの電子メールサーバ1−2又は1−3にアクセス
する場合も同様である。
【0018】次に電子メール転送要求プログラム14
は、電子メール格納ファイル12を参照して当該加入者
について当該プロバイダの電子メールサーバ1に着信し
ている「未読」の電子メールがあるか否かを判定する
(ステップ45)。そのような電子メールがあれば(ス
テップ45Y)、「未読」の電子メールを1つ加入者の
クライアント5へ転送し(ステップ46)、その電子メ
ールを「既読」にするよう電子メール格納ファイル12
を更新し(ステップ47)、ステップ45に戻る。「未
読」の電子メールがなくなれば(ステップ45N)、処
理を終了する。例えばクライアント5を操作する加入者
がプロバイダAの電子メールサーバ1−1にアクセスす
る場合には、図2(a)に示す電子メールが電子メール
格納ファイル12に格納されているので、この電子メー
ルがクライアント5へ転送される。
【0019】図5は、電子メール自動転送プログラム1
3の処理の流れを示すフローチャートである。電子メー
ルサーバ1−1,1−2,1−3のいずれかの電子メー
ル自動転送プログラム13がネットワーク20を介して
いずれかのクライアント又は電子メールサーバから電子
メールを受信したとき(ステップ51)、電子メールア
ドレス登録簿11を参照して受信メールは登録された加
入者宛ての電子メールか否かを判定する(ステップ5
2)。電子メールアドレス登録簿11に登録された加入
者への電子メールでない場合には(ステップ52N)、
宛先不明の電子メールとして送信元に返信し(ステップ
53)、プログラムを終了する。登録された加入者宛て
の電子メールである場合には(ステップ52Y)、電子
メールの表題を参照して転送要求電子メールか否かを判
定する(ステップ54)。表題が「Gather」であ
れば、ステップ54ではとりあえず転送要求電子メール
と判定する。転送要求電子メールでなければ(ステップ
54N)、通常の電子メールとして電子メール格納ファ
イル12に「未読」のフラグを付けて登録する(ステッ
プ57)。例えばプロバイダAの電子メールサーバ1−
1が受信した図2(a)に示す電子メール及びプロバイ
ダBの電子メールサーバ1−2が受信した図2(b)に
示す電子メールはそれぞれ通常の電子メールとして電子
メール格納ファイル12に格納される。
【0020】転送要求電子メールと判定した場合(ステ
ップ54Y)、電子メールアドレス登録簿11を参照し
て受信した電子メールの送信元アドレスが電子メールア
ドレス登録簿11に他電子メールアドレスとして登録さ
れているか否かを判定する(ステップ55)。電子メー
ルアドレス登録簿11に他電子メールアドレスとして登
録されていなければ(ステップ55N)、通常の電子メ
ールであるから、ステップ57の処理を行う。例えばプ
ロバイダCの電子メールサーバ1−3が受信した図2
(c)に示す電子メールの送信元アドレスがその電子メ
ールアドレス登録簿11に登録されていないとすれば、
通常の電子メールとして扱われる。送信元アドレスが電
子メールアドレス登録簿11に他電子メールアドレスと
して登録されていれば(ステップ55Y)、正しい転送
要求電子メールであるから、電子メール格納ファイル1
2を参照してこの加入者宛てに着信している「未読」の
電子メールをすべて要求元アドレス、すなわち受信した
転送要求電子メールの送信元アドレスに設定されたアド
レス宛てに転送する(ステップ56)。転送完了したと
き、転送した電子メールの状態を「既読」にするよう電
子メール格納ファイル12を更新する(ステップ5
8)。電子メール自動転送プログラム13は、受信した
転送要求電子メール自身を破棄する。例えばプロバイダ
Bの電子メールサーバ1−2が受信した転送要求電子メ
ールが図2(d)に示すものであるとすれば、電子メー
ルサーバ1−2の電子メール格納ファイル12に格納さ
れている図2(b)に示す電子メールの表題、送信元ア
ドレスおよび受信先アドレスを図2(e)に示すものに
変更した後にプロバイダAの電子メールサーバ1−1に
向けて転送する。このように転送要求電子メールのため
に設定された特定のキーワードを表題にもつ電子メール
を自分で自分の電子メールアドレス宛てに送信しない限
り、通常電子メールと転送要求電子メールは区別され
る。
【0021】なおクライアント5が電子メールサーバ1
−1,1−2,1−3のいずれかにアクセスすると、ス
テップ44の処理を実行し、加入者が意識することなく
自動的に他のプロバイダの電子メールサーバ1へ転送要
求電子メールが送信される。続いてステップ46の処理
によって加入者がクライアント5に受信した電子メール
を読んでいる間に転送要求電子メールに従って他の加入
プロバイダの電子メールサーバ1から転送された電子メ
ールが着信して電子メール格納ファイル12に格納され
ると、転送された電子メールについてステップ46の処
理が実行され、加入者のクライアント5に電子メールの
到着が通知される。もし他の加入プロバイダの電子メー
ルサーバ1から転送された電子メールが着信して電子メ
ール格納ファイル12に格納される前に加入者がログア
ウトした場合には、その後着信した転送電子メールは
「未読」の状態で電子メール格納ファイル12に格納さ
れるだけであり、加入者が次にアクセスする時点でこの
転送電子メールをクライアント5に受信することができ
る。
【0022】また少なくとも転送要求電子メールを他の
加入プロバイダ宛てに送信するステップ44の処理と、
転送要求電子メールを受信し、着信している電子メール
を要求された電子メールアドレス宛てに送信するステッ
プ54,55及び56の処理とを含むプログラムを記憶
媒体に格納し、図示しない駆動装置を介してあるいは伝
送によって電子メールサーバ1の主記憶装置に格納し、
実行することが可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術のように転送
先の電子メールサーバを固定し他の電子メールサーバは
常にその転送先の電子メールサーバに転送するのではな
く、複数のプロバイダに加入する加入者がどのプロバイ
ダの管理するサーバにアクセスしても他の複数のプロバ
イダの管理する電子メールサーバに転送要求電子メール
が発行され、他の電子メールサーバに到着している電子
メールがアクセスした電子メールサーバに収集される。
従って加入者がその時点で最も都合のよい電子メールサ
ーバにアクセスすれば、プロバイダによらずその加入者
宛て到着しているすべての電子メールを取得できるとい
う効果がある。また本発明によれば、従来技術のように
加入者のユーザIDとパスワードのようなセキュリティ
情報が加入しているプロバイダ以外の他のプロバイダの
手に渡ることがない。また電子メールを他のプロバイダ
の電子メールサーバに転送するとき、電子メールアドレ
ス登録簿を参照して登録されている電子メールサーバ宛
てに転送するので、転送される電子メールが第3者の手
に渡る恐れはない。従って本発明によりセキュリティ面
の安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の電子メールシステムの構成図であ
る。
【図2】電子メールサーバ間に転送される電子メールの
事例を示す図である。
【図3】実施形態の電子メールアドレス登録簿11のデ
ータ形式を示す図である。
【図4】実施形態の電子メール転送要求プログラム14
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】実施形態の電子メール自動転送プログラム13
の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−1,1−2,1−3:電子メールサーバ、11:電
子メールアドレス登録簿、13:電子メール自動転送プ
ログラム、14:電子メール転送要求プログラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロバイダがそれぞれ管理する電子
    メールサーバにそれぞれ加入する同一の加入者につい
    て、該電子メールサーバの各々が該加入者の電子メール
    アドレスと該加入者が加入する他のプロバイダに関する
    電子メールアドレスとを登録する記憶装置を有し、該加
    入者宛に着信している電子メールを収集するために転送
    する方法であって、 該加入者のクライアントからアクセス要求を受けた該電
    子メールサーバのいずれか1つによつて該記憶装置を参
    照して該加入者が加入する他のプロバイダの電子メール
    サーバに該加入者宛の電子メールを転送するよう要求
    し、 電子メールの転送要求を受けた電子メールサーバによっ
    て該加入者宛に着信している電子メールを転送要求元の
    電子メールサーバへ転送することを特徴とする電子メー
    ルの転送方法。
  2. 【請求項2】コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に
    実体化されたコンピュータプログラムであり、該プログ
    ラムは、複数のプロバイダがそれぞれ管理する電子メー
    ルサーバにそれぞれ加入する同一の加入者について、該
    加入者の電子メールアドレスと該加入者が加入する他の
    プロバイダに関する電子メールアドレスとを登録する記
    憶装置を有する電子メールサーバ上で走行するプログラ
    ムであって、該プログラムは下記のステップを含む: (a)該加入者のクライアントからアクセス要求を受け
    たとき、該記憶装置を参照して該加入者が加入する他の
    プロバイダの電子メールサーバに該加入者宛の電子メー
    ルを転送するよう要求し、 (b)電子メールの転送要求を受けたとき、該加入者宛
    に着信している電子メールを転送要求元の電子メールサ
    ーバへ転送する。
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