JPH11125537A - 車両用操舵角検出装置 - Google Patents

車両用操舵角検出装置

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JPH11125537A
JPH11125537A JP30501397A JP30501397A JPH11125537A JP H11125537 A JPH11125537 A JP H11125537A JP 30501397 A JP30501397 A JP 30501397A JP 30501397 A JP30501397 A JP 30501397A JP H11125537 A JPH11125537 A JP H11125537A
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steering angle
steering
generator
electromotive force
vehicle
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JP30501397A
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Harushige Yamamoto
晴繁 山本
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Niles Parts Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ステアリングホイールを操舵すると直ちに演算
部を含む操舵角検出回路が起動し、その時点の操舵角が
直ちに検出できるようにする。 【解決手段】ステアリングホイール1を操舵することに
よって交流発電機2が交流起電力を導出すると起動回路
4によって操舵角検出回路3を起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステアリングホ
イールの操舵角を発電機を用いて検出する車両用操舵角
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の技術は、例えば実開平1
−89321号公報に示したものがある。この従来の技
術は、所定ピッチ間隔でスリットパターンを列設し、該
スリットパターンの位置変化及び位相差を受光素子を用
いて検出することで、ステアリングホイールの操舵角を
検出する相対操舵角センサを示していた。そして、この
従来の相対操舵角センサでは、ステアリングホイールが
中立位置から左右に何度回転したかを検出するために、
中立位置を検出する中立位置検出手段を必要としてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術は、中立位置を基準とした相対的な操舵角
を検出する方式であるが故に、例えば、ステアリングホ
イールを左右に数回転操舵したまま電源を切るとか、演
算回路の異常等によって記憶していた操舵角データが消
去されると、中立位置検出手段によって中立位置が検出
されるまで、操舵角は誤検出されたままと成り、信頼性
に乏しいという問題が有った。仮に、電源遮断直前の操
舵角データや、演算回路が異常状態に成る直前の操舵角
データを記憶し、電源投入や演算回路回復と同時に記憶
していた操舵角データを読み出しても、その時点ですで
に操舵角が変化しており、操舵角の誤検出を解消するに
は至らなかった。
【0004】この発明は、この様な課題に対処すべく発
明したものであり、例えば、イグニションスイッチがオ
フ状態であるときでも、また、操舵角を演算する演算部
が消勢であるときでも、ステアリングホイールを操舵す
ると直ちに演算部を含む操舵角検出回路が起動し、その
時点の操舵角が直ちに検出できる車両用操舵角検出装置
を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ステアリングホイールを操
舵するとそれに応答して対応した交流起電力を導出する
交流発電機と、該交流発電機に接続し該交流発電機が導
出する交流起電力の波数をカウントして操舵角を演算す
る操舵角検出回路とを具備した車両用操舵角検出装置を
提供する。
【0006】また請求項2記載の発明は、ステアリング
ホイールを操舵するとそれに応答して対応した交流起電
力を導出する交流発電機と、該交流発電機に接続し該交
流発電機が導出する交流起電力の波数をカウントして操
舵角を演算する操舵角検出回路とを備えた車両用操舵角
検出装置において、前記交流発電機が交流起電力を導出
すると前記操舵角検出回路の演算部を起動せしめる起動
回路を具備した車両用操舵角検出装置を提供する。
【0007】また請求項3記載の発明は、ステアリング
ホイールを操舵するとそれに応答して対応した交流起電
力を導出する交流発電機と、該交流発電機に接続し該交
流発電機が導出する交流起電力の波数をカウントして操
舵角を演算する操舵角検出回路とを備えた車両用操舵角
検出装置において、前記ステアリングホイール側及び前
記交流発電機側にそれぞれ伝達機構を設けて成る車両用
操舵角検出装置を提供する。
【0008】また請求項4記載の発明は、ステアリング
ホイールを操舵するとそれに応答して対応した交流起電
力を導出する交流発電機と、該交流発電機に接続し該交
流発電機が導出する交流起電力の波数をカウントして操
舵角を演算する操舵角検出回路とを備えた車両用操舵角
検出装置において、前記ステアリングホイールを支持す
るステアリングシャフトを伝達機構とし、該ステアリン
グシャフトに交流発電機を形成した車両用操舵角検出装
置を提供する。
【0009】また請求項5記載の発明は、前記操舵角検
出回路が、演算部で演算した操舵角データを逐次記憶す
るとともに該演算部が消勢状態である時も記憶内容を維
持する記憶部と、起動の際に該記憶部に記憶していた記
憶内容を読み出してその読み出した操舵角データを規準
に操舵角の演算を開始する前記演算部と、を具備した車
両用操舵角検出装置を提供する。
【0010】また請求項6記載の発明は、前記操舵角検
出回路が、前記演算部に供給する電源電圧を監視すると
ともにその電圧が所定レベルより降下すると、前記記憶
部に操舵角データを書き込むべく前記演算部に指令信号
を入力する記憶指令部を具備した車両用操舵角検出装置
を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、添付図
面に基づき説明する。図1に記号1で示す構成はステア
リングホイール、同じく2は交流発電機、3は操舵角検
出回路、4は起動回路、5はイグニションスイッチ、6
は直流電源であり、以下に詳述する。
【0012】まずステアリングホイール1は、車両の方
向転換を行なうために操舵する周知の部位であり、ステ
アリングシャフト(図示せず)に取り付けられている。
そして、該ステアリングホイール1の中央、又は後方に
は交流発電機2を装着している。
【0013】該交流発電機2は、前記ステアリングホイ
ール1を操舵するとそれに応答してステアリングホイー
ル1の操舵方向に対応した順序で所定の位相関係をもっ
た複数の交流起電力を導出する多相同期型発電機であ
り、ステアリングホイール1の回転力を回転磁石21に
伝達する伝達機構22,23と、前記回転磁石21が発
生する磁力線の変化に応じて交流起電力を発生する複数
のコイル24,25,26とを備えている。ちなみに、
伝達機構22,23は大歯車23と、大歯車23より歯
数の少ない小歯車22とで構成されており、該小歯車2
2に回転磁石21を軸着することで、ステアリングホイ
ール1の回転数を増幅して回転磁石21に伝達してい
る。尚、図1の交流発電機2は、3相4線式発電機を示
しているが、他の3相3線式発電機、3相7線式発電
機、又は図3に示す7相8線式発電機2−1と言った所
望の発電機を使用することができる。図3に示す7相8
線式発電機2−1については後述する。該交流発電機2
が発生する交流起電力は、操舵角検出回路3と起動回路
4とに導出されている。
【0014】上記交流発電機2に接続した操舵角検出回
路3について次に説明する。該操舵角検出回路3は、該
交流発電機2が導出する交流起電力の波数をカウントし
て操舵角を演算するとともに、該交流起電力の位相関係
から操舵方向を判定する操舵角検出回路3であり、演算
部31、記憶部32、記憶指令部33、波形整形部34
及び整流部35によって構成されている。
【0015】詳述すると、演算部31はマイクロコンピ
ュータによって構成されており、整流部35及び波形整
形部34を介して入力した交流起電力の波数をカウント
し、そのカウント値に基づき操舵角を演算する機能と、
交流起電力の位相関係から操舵方向を判定する機能と、
起動と同時に後述する記憶部32に記憶していた最新の
記憶内容を読み出して、その読み出した操舵角データを
基準に操舵角の演算を開始する機能とをプログラムとし
て有している。該演算部31によって算出した操舵角デ
ータは、出力端31a,31bから後段の制御回路群
(図示せず)に出力される。制御回路群は、該操舵角デ
ータに応じてハイキャス(後輪操舵)制御や、サスペン
ション減衰力制御や、オートマチックポジションシフト
制御や、居眠り運転防止制御といったそれぞれの制御を
実行している。
【0016】また、記憶部32は不揮発性メモリである
EEPROMによって構成されており、上記演算部31
で演算した操舵角データを逐次記憶するとともに、演算
部31が消勢状態である時も記憶内容を維持することが
できる。
【0017】また、記憶指令部33は、起動回路4から
前記演算部31に供給する電源電圧を監視するととも
に、その電圧が所定レベル(例えば約4[V])より降
下すると、前記記憶部32に最新の操舵角データを書き
込むべく前記演算部31に指令信号を入力する部分であ
り、コンパレータ33a、抵抗33b、ツェナ電圧が例
えば約4[V]のツェナダイオード33c、コンデンサ
33d、及びダイオード33eによって接続構成されて
いる。
【0018】また、波形整形部34は、整流部35から
入力した半波整流信号をパルス信号に波形整形する部分
であり、トランジスタ34a,34b,34c、プルア
ップ抵抗34d,34e,34f、及びベース抵抗34
g,34h,34iによって接続構成されている。
【0019】また、整流部35は、交流発電機2のコイ
ル24から整流部35の接続点a1に入力した図2
(a)に記号A1で示す第1相交流起電力と、同じくコ
イル25から接続点a2に入力した図2(a)に記号A
2で示す第2相交流起電力と、同じくコイル26から接
続点a3に入力した図2(a)に記号A3で示す第3相
交流起電力とをそれぞれ半波整流し、該半波整流信号を
波形整形部34と起動回路4とに出力する部分であり、
ダイオード35a〜35fによって接続構成されてい
る。上記波形整形部34は、該整流部35から半波整流
信号を入力すると、図2(b)に示すパルス信号を接続
点bに発生し、図2(c)に示すパルス信号を接続点c
に発生し、図2(d)で示すパルス信号を接続点dに発
生する。
【0020】次に起動回路4を説明する。該起動回路4
は、前記交流発電機2が交流起電力を導出して同時に前
記操舵角検出回路3を起動せしめる回路であり、第1入
力端41、第2入力端42、第3入力端43、出力端4
4、電源供給部45、電圧レギュレータ46、及びダイ
オード47,48を備えている。詳述すると、第1入力
端41は前記整流部35を介して交流発電機2に接続
し、第2入力端42は直流電源6に接続し、第3入力端
43はイグニションスイッチ5に接続し、出力端44は
前記操舵角検出回路3の記憶指令部33に接続してい
る。
【0021】また、電源供給部45は、前記第2入力端
42と前記直流電源6との接続関係が断たれても前記第
1入力端41を介して交流発電機2から入力した電圧を
出力端44を介して操舵角検出回路3に電源電圧として
供給する部分であり、トランジスタ45a,45b、コ
ンデンサ45c、ダイオード45d、及び抵抗45e〜
45gによって接続構成されている。そして、該電源供
給部45と第2入力端42との間にはダイオード47
を、第3入力端43との間にはダイオード48を、出力
端44との間には電圧レギュレータ46をそれぞれ接続
している。また、電圧レギュレータ46は電源供給部4
5から入力する電圧や、ダイオード48及びイグニショ
ンスイッチ5を介して入力する直流電源6の電圧を例え
ば約5[V]の一定電圧に変換する部分であり市販の電
圧レギュレータIC等を使用することができる。
【0022】尚、交流発電機として、例えば、図3に示
す如き7相8線式の発電機2−1を使用することもでき
る。該7相8線式の発電機2−1は、前記図1に示す交
流発電機2と同様に、ステアリングホイール1の回転力
を回転磁石21−1に伝達する伝達機構22−1,23
−1と、前記回転磁石21−1が発生する磁力線の変化
に応じて交流起電力を発生する7つのコイル24−1,
25−1,26−1,27−1,28−1,29−1,
20−1とを備えている。該7相8線式の発電機2−1
では、コイルが7つであるため、ステアリングホイール
1を操舵すると1/7ずつ位相がずれた7つの交流起電
力が導出されることと成る。該交流発電機は、ステアリ
ングホイールの後方に設けたコンビネーションスイッチ
に設けるとか、操舵角検出回路3や起動回路4と一体的
にユニット化することができる。
【0023】また、ステアリングホイールを支持するス
テアリングシャフトを伝達機構とし、該ステアリングシ
ャフトに交流発電機を形成するとか、前記コンビネーシ
ョンスイッチが有するターンシグナルキャンセルカムを
伝達機構として利用するとか、エアバッグに電源を供給
するための回転コネクタを伝達機構として利用するとい
ったように、様々な伝達機構を構成することができる。
その他、この発明は要旨を逸脱しない範囲において各種
の変形が可能である。
【0024】
【発明の効果】この発明は、叙上の如く構成されている
ので、次の効果を奏する。先ず、ステアリングホイール
を操舵するとそれに応答して対応した交流起電力を導出
する交流発電機と、該交流発電機に接続し該交流発電機
が導出する交流起電力の波数をカウントして操舵角を演
算する操舵角検出回路とを具備した請求項1記載の車両
用操舵角検出装置は、ステアリングホイールを操舵する
とその時点の絶対操舵角が直ちに検出できる効果を奏す
る。
【0025】また、ステアリングホイールを操舵すると
それに応答して対応した交流起電力を導出する交流発電
機と、該交流発電機に接続し該交流発電機が導出する交
流起電力の波数をカウントして操舵角を演算する操舵角
検出回路とを備えた車両用操舵角検出装置において、前
記交流発電機が交流起電力を導出すると前記操舵角検出
回路の演算部を起動せしめる起動回路を具備した請求項
2記載の車両用操舵角検出装置は、前記効果に加えて、
前記操舵角検出回路と直流電源との接続が断たれていて
も、前記交流発電機が発生する電気エネルギーによって
操舵角検出回路を作動させることができる効果を奏す
る。
【0026】また、ステアリングホイールを操舵すると
それに応答して対応した交流起電力を導出する交流発電
機と、該交流発電機に接続し該交流発電機が導出する交
流起電力の波数をカウントして操舵角を演算する操舵角
検出回路とを備えた車両用操舵角検出装置において、前
記ステアリングホイール側及び前記交流発電機側にそれ
ぞれ伝達機構を設けて成る請求項3記載の車両用操舵角
検出装置は、前記効果に加えて、ステアリングホイール
を操舵した回転力を交流発電機に効率良く伝達すると
か、回転数を増幅して伝達することができる効果を奏す
る。
【0027】また、ステアリングホイールを操舵すると
それに応答して対応した交流起電力を導出する交流発電
機と、該交流発電機に接続し該交流発電機が導出する交
流起電力の波数をカウントして操舵角を演算する操舵角
検出回路とを備えた車両用操舵角検出装置において、前
記ステアリングホイールを支持するステアリングシャフ
トを伝達機構とし、該ステアリングシャフトに交流発電
機を形成した請求項4記載の車両用操舵角検出装置は、
前記効果に加えて、ステアリングシャフト自体が伝達機
構を兼備するため、伝達機構の構成部品を少なくできる
効果を奏する。
【0028】また、前記操舵角検出回路が、演算部で演
算した操舵角データを逐次記憶するとともに該演算部が
消勢状態である時も記憶内容を維持する記憶部と、起動
の際に該記憶部に記憶していた記憶内容を読み出してそ
の読み出した操舵角データを規準に操舵角の演算を開始
する前記演算部と、を具備した請求項5記載の車両用操
舵角検出装置は、前記効果に加えて、記憶部に記憶した
操舵角データから絶対操舵角を高精度に検出することが
できる効果を奏する。
【0029】また、前記操舵角検出回路が、前記演算部
に供給する電源電圧を監視するとともにその電圧が所定
レベルより降下すると、前記記憶部に操舵角データを書
き込むべく前記演算部に指令信号を入力する記憶指令部
を具備した請求項6記載の車両用操舵角検出装置は、前
記効果に加えて、演算部が消勢状態に成る直前に演算部
において演算した最新データを記憶部に格納することが
できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す電気的結線図である。
【図2】図1の各接続点において計測された横軸時間t
に対する縦軸電位Eの信号波形の特性図を示したもので
あり、(a)は図1の接続点a1,a2,a3における
信号波形を示し、(b)は図1の接続点bにおける信号
波形を示し、(c)は図1の接続点cにおける信号波形
を示し、(d)は図1の接続点dにおける信号波形を示
している。
【図3】図1の交流発電機の別の実施の形態を示す要部
説明図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 交流発電機 21 回転磁石 22,23 伝達機構 24,25,26 コイル 3 操舵角検出回路 31 演算部 32 記憶部 33 記憶指令部 34 波形整形部 35 整流部 4 起動回路 45 電源供給部 5 イグニションスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイール(1)を操舵する
    とそれに応答して対応した交流起電力を導出する交流発
    電機(2)と、該交流発電機(2)に接続し該交流発電
    機(2)が導出する交流起電力の波数をカウントして操
    舵角を演算する操舵角検出回路(3)とを具備した車両
    用操舵角検出装置。
  2. 【請求項2】 ステアリングホイール(1)を操舵する
    とそれに応答して対応した交流起電力を導出する交流発
    電機(2)と、該交流発電機(2)に接続し該交流発電
    機(2)が導出する交流起電力の波数をカウントして操
    舵角を演算する操舵角検出回路(3)とを備えた車両用
    操舵角検出装置において、前記交流発電機(2)が交流
    起電力を導出すると前記操舵角検出回路(3)の演算部
    (31)を起動せしめる起動回路(4)を具備した車両
    用操舵角検出装置。
  3. 【請求項3】 ステアリングホイール(1)を操舵する
    とそれに応答して対応した交流起電力を導出する交流発
    電機(2)と、該交流発電機(2)に接続し該交流発電
    機(2)が導出する交流起電力の波数をカウントして操
    舵角を演算する操舵角検出回路(3)とを備えた車両用
    操舵角検出装置において、前記ステアリングホイール
    (1)側及び前記交流発電機(2)側にそれぞれ伝達機
    構(22,23)を設けて成る車両用操舵角検出装置。
  4. 【請求項4】 ステアリングホイール(1)を操舵する
    とそれに応答して対応した交流起電力を導出する交流発
    電機(2)と、該交流発電機(2)に接続し該交流発電
    機(2)が導出する交流起電力の波数をカウントして操
    舵角を演算する操舵角検出回路(3)とを備えた車両用
    操舵角検出装置において、前記ステアリングホイール
    (1)を支持するステアリングシャフトを伝達機構と
    し、該ステアリングシャフトに交流発電機(2)を形成
    した車両用操舵角検出装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1、2、3又は4記載の発明
    において、 前記操舵角検出回路(3)が、演算部(31)で演算し
    た操舵角データを逐次記憶するとともに該演算部(3
    1)が消勢状態である時も記憶内容を維持する記憶部
    (32)と、起動の際に該記憶部(32)に記憶してい
    た記憶内容を読み出してその読み出した操舵角データを
    規準に操舵角の演算を開始する前記演算部(31)とを
    具備した車両用操舵角検出装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1、2、3、4又は5記載の
    発明において、 前記操舵角検出回路(3)が、前記演算部(31)に供
    給する電源電圧を監視するとともにその電圧が所定レベ
    ルより降下すると、前記記憶部(32)に操舵角データ
    を書き込むべく前記演算部(31)に指令信号を入力す
    る記憶指令部(33)を具備した車両用操舵角検出装
    置。
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