JPH11125027A - ハイブリッド減衰装置 - Google Patents

ハイブリッド減衰装置

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JPH11125027A
JPH11125027A JP28972697A JP28972697A JPH11125027A JP H11125027 A JPH11125027 A JP H11125027A JP 28972697 A JP28972697 A JP 28972697A JP 28972697 A JP28972697 A JP 28972697A JP H11125027 A JPH11125027 A JP H11125027A
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JP
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damping device
vibration
damping
building
passive
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JP28972697A
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Isao Nishimura
功 西村
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築構造物の振動を、最小限のエネルギー供
給により効果的に抑制でき、大地震にも対処可能なハイ
ブリッド減衰装置を提供する。 【解決手段】 建物架構内に、ほぼ速度に比例した減衰
力を発生するパッシブ減衰装置と、建物の振動に応じて
制御力を発生するアクティブ駆動装置とを、それぞれ柱
梁架構と耐震要素を連結するように配置する。パッシブ
減衰装置の減衰係数cd を、想定した振動外力による建
物の振動について、次式 【数17】 (ここで、xは振動中の建物架構の変位、yは振動中の
装置部分の変位を表す)を満たすように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、パッシブ減衰装
置とアクティブ駆動装置を組み合わせ、地震や風等の振
動外力による建築構造物の振動を、最小限のエネルギー
供給により効果的に抑制できるようにしたハイブリッド
減衰装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築構造物の振動低減を目的とした減衰
装置としては、従来、減衰材料をブレース等の耐震要素
を介して設置するパッシブ減衰装置が一般的である。
【0003】図2はそのようなパッシブ減衰装置の建物
への組み込み例を示したもので、柱梁架構と耐震要素と
してのブレースをパッシブ減衰装置を介して連結してい
る。
【0004】なお、図2(a) の点線部分はパッシブ減衰
装置の設置構面を示している。
【0005】減衰材料としては、粘性流体やオイル、あ
るいは金属材料の弾塑性履歴を用いたもの等がある。
【0006】しかし、こうした減衰材料を用いた振動制
御装置としてのパッシブ減衰装置には、後述するような
限界点のあることも近年判明してきた。
【0007】一方、アクチュエータ等を柱梁架構とブレ
ース等の耐震要素を連結するように組み込み、時々刻々
の振動に応じてアクティブに減衰力を付与することで振
動制御を行うアクティブ減衰装置も開発されている。
【0008】アクティブ減衰装置はパッシブ減衰装置と
異なり、大きな振動低減効果のあることが知られてい
る。しかし、このアクティブ減衰装置は、大きな制御力
と制御エネルギーを必要とする点で実現が難しい場合が
多い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
建物用制震装置としての減衰装置には、大きく分けてパ
ッシブ減衰装置とアクティブ減衰装置の2つの形式があ
るが、いずれの形式にも限界が存在する。
【0010】すなわち、 パッシブ減衰装置には、減衰性能に関する性能限界が
あり、通常、大きな減衰効果は期待できない。
【0011】アクティブ制震装置は、理論上はいくら
でも減衰効果を高めることができるが、必要とする制御
エネルギーが膨大となる。
【0012】本願発明は、このような従来技術の欠点を
補うものであり、建築構造物の振動を、最小限のエネル
ギー供給により効果的に抑制でき、大地震にも対処可能
なハイブリッド減衰装置を提供することを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明のハイブリッド
減衰装置では、建物架構内に、建物震動エネルギーを吸
収するパッシブ減衰装置と、建物の振動に応じて制御力
を作用させるアクティブ駆動装置とを、それぞれ架構内
に配置し、パッシブ減衰装置は振動エネルギーを吸収す
る目的で、アクティブ駆動装置は減衰効果を高める目的
で用いる。
【0014】このようなアクティブ駆動装置とパッシブ
減衰装置を併用し、パッシブ減衰装置によって与えられ
る減衰係数cd を後に詳述するように適切に設定する
と、外から働く外力(例えば地震力)によって建物全体
に投入されるエネルギーの略全てをパッシブ減衰装置で
吸収するといった制御が可能であり、その場合、アクテ
ィブ駆動装置に必要な制御エネルギーは理論上ゼロとな
る。
【0015】ほぼ速度に比例した減衰力を発生するパッ
シブ減衰装置としては、例えばオイルダンパー、高減衰
積層ゴム、粘性ダンパー、磁気ダンパー等が挙げられ
る。
【0016】また、アクティブ駆動装置としては、従来
の各種アクティブ制震装置に用いられている油圧式ある
いは電動式のアクチュエータ、リニアモータ、その他を
利用することができる。
【0017】次に、本願発明における作用について説明
する。
【0018】まず、パッシブ減衰装置のみによる減衰効
果の限界を図3に示す。
【0019】(a) は減衰装置を組み込む前の架構につい
て、骨組と力学モデルおよび共振曲線を示したものであ
る。減衰装置がないので、減衰率はゼロとなり、1次固
有振動数ω0 で無限大のピークを持つ1質点系のモデル
で表現することができる。
【0020】一方、(b) は柱梁架構内に粘性減衰を持つ
パッシブ減衰装置を組み込んだ架構である。1次固有振
動数ω0 近傍の共振曲線を示すと、ある最適な減衰係数
d=cd(opt)を設定したときに振動エネルギーの吸収
が最も効率良く行うことができることが分かる。
【0021】このことは、もしも減衰装置の減衰係数c
d が無限大の値となった場合を想定すると、(c) に示す
ように、減衰による振動低減効果が全くなくなること
で、容易に理解することができる。
【0022】このように、建物の柱梁架構内にパッシブ
減衰装置を組み込む場合は、その減衰装置の減衰係数が
無限大であると考えた場合の骨組と元の骨組の固有値解
析を行うことで、期待できる減衰効果を予測することが
可能である。
【0023】従って、パッシブ減衰装置そのものの剛性
が小さかったり、あるいは建物内の装置設置部位(ブレ
ース剛性等)の剛性が小さかったりすると、高い減衰付
与効果が得られない。このことは、建物内にある程度の
個数のパッシブ減衰装置を組み込まなければ減衰効果を
期待できないことを示している。
【0024】例えば、ある建物の構面(柱と梁で囲まれ
た空間)の数が12で、パッシブ減衰装置を組み込んだ
構面の数がそのうちの4構面であると仮定すると、パッ
シブ減衰装置に集中してくるせん断力は約30%であ
る。このうち減衰力として考えられる水平力は約15%
となることが知られている。このときの減衰率は最終的
に7.5%程度になる。この程度の減衰率を与えるため
に、構面の1/3をブレースで埋めなければならないこ
とになり、これは建築計画上困難である場合が多い。
【0025】図4は、パッシブ減衰装置およびブレース
を除いた建物剛性kとブレース剛性kd 、およびこれら
と共振曲線の関係を示したもので、パッシブ減衰装置が
ない場合の1次固有振動数ω0 が(k/m)1/2 、パッ
シブ減衰装置の減衰係数cdを無限大とした場合の1次
固有振動数が〔(k+kd )/m〕1/2 と表され、パッ
シブ減衰装置の減衰係数cd を最適値に調整したときの
共振曲線は、破線で示される曲線となる。
【0026】そこで、図5に示すようにアクティブ駆動
装置を構成するアクチュエータを設置し、層間の振動に
応じてアクティブな制御力u(t) を発生させるように制
御を行う。このとき、アクティブな制御力u(t) は層間
の剛性とは無関係に発生させることができるので、高い
振動制御効果が得られる。
【0027】しかし、こうしたアクティブ駆動装置の場
合は、外力によって建物に投入されたエネルギーの全て
をアクティブ駆動装置が消費しなければならないので、
極めて大きなエネルギー的余裕が必要になる。
【0028】一方、図6(a) に示すように、パッシブ減
衰装置とアクティブ駆動装置を並列に組み込むと(図7
のように直列に組み込んだり、建物架構内の他の構面に
組み込んでもよい)、アクティブ減衰装置で期待できる
のと同等の振動制御効果を得ることができる。
【0029】さらに、こうしたハイブリッド減衰装置の
場合は、外力によって構造物に投入される振動エネルギ
ーをパッシブ減衰装置によって消費することが可能であ
るので、アクティブ駆動装置のエネルギー消費を理論的
にはゼロとすることができる。
【0030】次に、この原理を詳しく述べる。
【0031】本願発明のハイブリッド減衰装置を力学モ
デルとして図示したのが、図6(a)である。図6(a) に
おいて、f(t) は地震や風等の振動外力、mは建物質
量、kはブレースを除いた建物剛性、kd はブレース構
面の剛性、cd はパッシブ減衰装置の与える減衰係数、
u(t) はアクティブ駆動装置の制御力、xは振動中の建
物の変位、yは減衰装置部位の変位を表す。
【0032】運動方程式を記述すると下式(1) を得る。
【0033】
【数1】
【0034】上式〔数1〕をマトリックスで表現する
と、以下のように表される。
【0035】
【数2】
【0036】両辺に、
【0037】
【数3】
【0038】を掛け合わせると、パワーの釣合い式とし
て次式〔数4〕を得る。
【0039】
【数4】
【0040】両辺を外力の作用開始時刻0から終了
(T)まで積分すると、エネルギーの釣合い式として次
式〔数5〕を得る。
【0041】
【数5】
【0042】系が安定であれば、運動エネルギーや振動
エネルギーがゼロに収束するから、T→∞のとき、
【0043】
【数6】
【0044】となる。
【0045】ここで、左辺第1項はパッシブ減衰装置の
吸収エネルギーの総量、第2項はアクティブ駆動装置の
作用エネルギーの総量である。また、右辺は外力が建物
に投入したエネルギーの総量である。
【0046】上式〔数6〕中、制御効果
【0047】
【数7】
【0048】が一定であるとすれば、変数はパッシブ減
衰装置の減衰係数cd のみであり、減衰係数cd を特定
の値に設定すると、理論上、制御エネルギーをゼロにす
ることができる。
【0049】このときの必要十分条件を表すと、下式
〔数8〕のようになる。
【0050】
【数8】
【0051】cd =cd(opt)を予めこの値に設定してお
けば、アクティブ駆動装置に必要なエネルギーは、外力
が去った後、ゼロに収束することが分かる。
【0052】このことの物理的意味は、建物の振動エネ
ルギーの全てをパッシブ減衰装置に消費させるようにア
クティブ駆動装置を作用させることが、理論的に可能で
あることを示している。
【0053】なお、実際には駆動装置の立ち上がり時
や、装置特性、個々の地震の振動特性に応じて、ある程
度の制御エネルギーの供給は必要となる。
【0054】また、直列の場合のハイブリッド減衰装置
の力学モデルが図7である。運動方程式を記述すると下
式を得る。
【0055】
【数9】
【0056】これをマトリックスで表現すると、以下の
ように表される。
【0057】
【数10】
【0058】両辺に左から、
【0059】
【数11】
【0060】を掛け合わせると、パワーの釣り合い式と
して次式〔数12〕を得る。
【0061】
【数12】
【0062】両辺を外力の作用開始時刻0から終了
(T)まで積分すると、エネルギーの釣合い式として次
式〔数13〕を得る。
【0063】
【数13】
【0064】系が安定であれば、T→∞のとき、
【0065】
【数14】
【0066】を得る。
【0067】並列型の場合と同様に、パッシブ減衰装置
の減衰係数cd を、
【0068】
【数15】
【0069】に設定すると、アクティブ駆動装置のエネ
ルギー量
【0070】
【数16】
【0071】はゼロに収束する。
【0072】このことは、並列型の場合と同様に、パッ
シブ減衰装置の減衰係数cd を上記の値に設定しておけ
ば、アクティブ駆動装置の制御負担が低減できることを
示している。
【0073】図8は従来のパッシブ減衰装置、従来のア
クティブ減衰装置、本願発明のハイブリッド減衰装置の
各方式の比較のための図であり、これをまとめると以下
のようになる。
【0074】(A) パッシブ減衰装置(図8(a) ) 効果を挙げるためには多数の構面に配置する必要があ
る。減衰性能については限界がある。
【0075】(B) アクティブ減衰装置(図8(b) ) 数少ない構面でも、アクティブな制御効果により、大き
な振動低減効果が生まれる。ただし、制御エネルギーが
大きい。
【0076】(C) ハイブリッド減衰装置(図8(c) 、図
8(d) ) パッシブ減衰装置とアクティブ駆動装置を組み合わせる
ことにより、アクティブ制御効果と同等の効果が得られ
る。理論上、制御エネルギーはゼロに収束する。
【0077】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明のハイブリッド
減衰装置を柱梁架構内に組み込んだ場合の一実施形態を
示したもので、柱1と梁2で囲まれる柱梁架構内に耐震
要素としてのV字形のブレース3を設け、この柱梁架構
とブレース3間にパッシブ減衰装置4とアクティブ駆動
装置5を並列に組み込み、両者を連結している。
【0078】図中、5aはアクティブ駆動装置5を構成
する駆動装置本体であり、油圧式あるいは電動式のアク
チュエータ等が用いられる。また、5bはコンピュータ
や電気回路等からなる制御手段、5cは制御手段5bか
らの制御信号によって駆動装置5aのパワーを制御する
ためのパワーコントローラーである。
【0079】また、図中、S1は柱梁架構の上側の梁に
取り付けたセンサー(加速度計あるいは速度計等)、S
2は装置部に取り付けたセンサー、S3は下側の梁に取
り付けたセンサーであり、地震等の外力が作用した際、
これらのセンサーから時々刻々送られてくる情報をもと
に、制御手段5bにより柱梁架構の振動を抑制するため
の減衰力を求め、パワーコントローラー5cを介して、
制御信号を駆動装置5aに出力する。
【0080】パッシブ減衰装置4としては、例えばオイ
ルダンパー等、ほぼ速度と比例する減衰力を発生させる
減衰装置を用い、その減衰係数cd が想定した振動外力
による建物の振動について、前項で示した〔数8〕の式
を満たすように設定する。
【0081】減衰係数cd をこのように設定すること
で、制御エネルギーを最小限に抑えつつ、建物架構に対
し大きな減衰効果を与えることができ、大地震にも対処
させることができる。
【0082】図9は従来のアクティブ駆動装置を用いた
場合の制御エネルギーの解析例を示したもので、横軸に
時間(秒)、縦軸に制御エネルギー(kNm)をとって
いる。
【0083】解析のための地震波としては、エルセント
ロNS成分100galを入力している。
【0084】図10は同様に本願発明のハイブリッド減
衰装置を用いた場合の制御エネルギーの解析例を示した
もので、架構の構成や解析のための入力地震波は図9の
場合と同じである。
【0085】これらの図から、本願発明のハイブリッド
減衰装置を用いることにより、制御エネルギーが最小限
に抑えられることがわかる。
【0086】
【発明の効果】従来のパッシブ減衰装置に比べ大きな
振動低減効果が期待できる。
【0087】従来のアクティブ減衰装置(制震装置)
では過大な制御エネルギーが必要であるが、本願発明に
よれば、理論上、制御エネルギーを全く必要とせず、制
御エネルギーを最小限に抑えることができるため、大き
な地震に対応した制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のハイブリッド減衰装置を柱梁架構内
に組み込んだ場合の一実施形態を示す図である。
【図2】従来のパッシブ減衰装置の建物への組み込み例
を示したもので、(a) は架構の水平断面図、(b) は架構
の鉛直断面図である。
【図3】従来のパッシブ減衰装置による減衰効果の限界
を説明するための図であり、(a) は減衰装置がない場
合、(b) はパッシブ減衰装置を組み込んだ場合、(c) は
パッシブ減衰装置の減衰係数cd を無限大とした場合の
骨組と力学モデルおよび共振曲線を示したものである。
【図4】(a) は従来のパッシブ減衰装置の力学モデルを
示す図、(b) はその調整と共振曲線の関係を示すグラフ
である。
【図5】(a) は従来のアクティブ減衰装置の力学モデル
を示す図、(b) はその制御と共振曲線の関係を示すグラ
フである。
【図6】(a) は本願発明のハイブリッド減衰装置の力学
モデルを示す図、(b) はその制御と共振曲線の関係を示
すグラフである。
【図7】本願発明でパッシブ減衰装置とアクティブ駆動
装置を直列に組み込んだ場合のハイブリッド減衰装置の
力学モデルを示す図である。
【図8】制御方式の比較説明のための架構図であり、
(a) は従来のパッシブ減衰装置の場合、(b) は従来のア
クティブ減衰装置の場合、(c) および(d) は本願発明の
ハイブリッド減衰装置の場合である。
【図9】従来のアクティブ減衰装置を用いた場合の制御
エネルギーの解析例を示すグラフである。
【図10】本願発明のハイブリッド減衰装置を用いた場
合の制御エネルギーの解析例を示すグラフである。
【符号の説明】
A…パッシブ減衰装置、B…アクティブ減衰装置、C…
ハイブリッド減衰装置、S1,S2,S3…センサー、
1…柱、2…はり、3…ブレース、4…パッシブ減衰装
置、5…アクティブ駆動装置、5a…駆動装置、5b…
制御手段、5c…パワーコントローラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物架構内に、振動エネルギーを吸収す
    るパッシブ減衰装置と、振動に応じて制御力を作用させ
    るアクティブ駆動装置とを配置し、地震等の外力によっ
    て生じる建物振動エネルギーの略全てを前記パッシブ減
    衰装置に吸収させるべく、前記アクティブ駆動装置を制
    御させるようにしたことを特徴とするハイブリッド減衰
    装置。
  2. 【請求項2】 パッシブ減衰装置は、オイルダンパーで
    ある請求項1記載のハイブリッド減衰装置。
  3. 【請求項3】 パッシブ減衰装置は、高減衰積層ゴムで
    ある請求項1記載のハイブリッド減衰装置。
  4. 【請求項4】 アクティブ駆動装置は、油圧式または電
    動式のアクチュエータである請求項1、2または3記載
    のハイブリッド減衰装置。
JP28972697A 1997-10-22 1997-10-22 ハイブリッド減衰装置 Pending JPH11125027A (ja)

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