JPH11123135A - 吸盤付き容器載架台 - Google Patents

吸盤付き容器載架台

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JPH11123135A
JPH11123135A JP30985097A JP30985097A JPH11123135A JP H11123135 A JPH11123135 A JP H11123135A JP 30985097 A JP30985097 A JP 30985097A JP 30985097 A JP30985097 A JP 30985097A JP H11123135 A JPH11123135 A JP H11123135A
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JP
Japan
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mounting base
container
container mounting
suction cup
main body
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Withdrawn
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JP30985097A
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Hideyuki Tatsumi
英幸 巽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要最小限の広さしかない食卓などの面積
を、より有効に活用できる載架台を提供する。 【解決手段】 テーブルTBL に吸着させる下部吸盤5
と、載置された容器10を吸着する上部吸盤9とを備え
て、円筒本体2の外周に螺合された保持輪4によって円
筒本体2の姿勢を固定的に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、載置された容器
を、吸着力によって安全に保持する容器載架台に関する
ものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】各家庭の食卓は、主と
して日本の住宅事情に起因して、家族構成人数によって
決まる必要最低限の広さしかないのが実情である。その
ため、多人数が集まった場合や、鍋物、焼肉などの食材
を置くスペースが必要な場合に、勢い、食卓の広さが不
足することになり、せっかくの食事が十分に楽しめない
という問題があった。また、生活が益々欧米化する傾向
から、子供の誕生会などのパーティを催すことも多い
が、このような場合にも、食卓の広さが不足して、不便
を感じることが多いのも実情である。しかも、従来の食
卓は、平面的にしか活用されておらず、華やかさを演出
する上でも限度があった。この点は、一般家庭の食卓に
限るものではなく、料理店その他の店舗における商品デ
ィスプレイにも該当する問題である。
【0003】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであって、必要最小限の広さしかない食卓などの面積
を、より有効に活用できるようにした容器載架台を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の容器載架台は、テーブルなどに吸着させる
下部吸着体(5)と、載置された容器(10)を吸着す
る上部吸着体(9)とを備えて、載架台本体(2)の外
周に螺合された保持体(4)によって載架台本体の姿勢
を固定的に保持するようにしている。本発明の容器載架
台は、下部吸着体と保持体とによってテーブルなどに確
実に吸着保持される。そして、上部吸着体の上に容器を
載置すれば、テーブルなどの限られた面積を立体的に活
用することができると共に、多様な華やかさを演出する
ことが可能となる。
【0005】上部吸着体と下部吸着体の素材は、物品を
吸着するものであれば特に限定されないが、典型的に
は、合成樹脂製の吸盤である。載架台の素材も特に限定
されないが、例えば、合成樹脂を用いる場合には、合成
樹脂製の吸盤を樹脂溶接などによって溶着させれば良
い。載架台本体や保持体の形状も、特に限定されない
が、載架台本体を略円筒形状とし、保持体を略円環状と
するのが好ましい。この場合、保持体が下方に抜け落ち
ないように螺合されていると更に好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、実施例に基づいて、この発
明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る容器載
架台1の一実施例を示す平面図(a)と正面図(b)で
あり、載架台1がテーブルTBL に吸着されている状態を
示している。また図2は、図1に示す載架台1の縦断面
図(a)と底面図(b)である。この載架台1は、図示
の例では合成樹脂製であり、図2(a)に示すように、
有底円筒状の円筒本体2と、脚付き円板状の上面板3
と、円環状の保持輪4とで構成されている。円筒本体2
の底板2aには、図2(b)に示すように、例えば9個
の下部吸盤5が樹脂溶接によって固着されている。下部
吸盤5の個数や配置は特に限定されないが、図示例のよ
うに、底板2aの中央に1個配置すると共に、底板2a
の外周に等間隔で配置するようにすれば、載架台1をテ
ーブルTBL に安定して吸着させることができる。なお、
吸盤5は、図3に示すように、その軸部5aを底板2a
に貫通させてより強固に樹脂溶接しても良い。
【0007】図2(a)に示すように、円筒本体2の下
部外周面にはネジ山6が突設されている。一方、保持輪
4の内周面には、前記のネジ山6に螺合するネジ溝7が
刻設されているので、保持輪4を回転させれば、円筒本
体2の周面上で保持輪4を上下動させることが可能とな
る。そして、保持輪4を最下部まで降下させた状態で
は、保持輪4と吸盤5の下端面がほぼ同一位置になるの
で、保持輪4の下端面4aが円筒本体2をしっかりと保
持することになり、下部吸盤5の弾性によって円筒本体
2が傾くことが防止される。なお、保持輪4のネジ溝7
は、保持輪4の上端面4bには達していないので、保持
輪4を如何に降下させても、円筒本体2から脱落するこ
とはない。
【0008】上面板3は、円筒本体2の外周径よりも大
径の円板部3aと、円板部3aから下向きに突出される
取付部3bとから構成されている。そして、取付部3b
に形成された段差部8によって上面板3と円筒本体2と
が係合され、樹脂溶接によって固着されて一体化されて
いる。図1(a)に示すように、上面板3の円板部3a
には、例えば7個の上部吸盤9が固着されている。上部
吸盤9の個数や配置も特に限定されないが、円板部3a
の中央に1個配置すると共に、円板部3aの外周に等間
隔で配置すれば、載架台1に載せる容器に対して安定し
た吸着力を発揮することができる。但し、載置された容
器を上部吸盤9から取り外す場合に、下部吸盤5の方が
テーブルTBL から外れてしまうことがないよう、上部吸
盤9の吸着力は、下部吸盤5の吸着力より弱く設定され
ている。なお、上部吸盤9についても図3のように取り
付けても良いのは勿論である。
【0009】以上説明した容器載架台1を組み立てるに
は、先ず、上面板3の円板部3aに上部吸盤9を取り付
けると共に、円筒本体2の底板2aに下部吸盤5を取り
付ける。次に、円筒本体2の上方から保持輪4を外挿
し、ネジ山6とネジ溝7とを螺合させる。そして、段差
部8によって上面板3と円筒本体2とを固着させれば、
図4に示す容器載架台1が完成する。完成した容器載架
台1を使用する場合には、容器載架台1をテーブルTBL
などに押し付けて、下部吸盤5をテーブル表面に吸着さ
せる。その後、保持輪4を回転させて降下させ、保持輪
4の下端部4aをテーブルTBL に当接させる。この操作
により容器載架台1がしっかり保持されるので、次に、
大皿などの容器を上部吸盤9に押し付けて吸着させる。
容器を載置すると、容器の重量が下部吸盤5に加わるの
で、下部吸盤5は、より確実にテーブルTBL などに吸着
されることになる。
【0010】図5は、高さの違う2つの容器載架台1
A,1Bに、トレー10Aと大皿10Bとを吸着させた
状態を図示したものであり、パーティなどの場合には、
この大皿やトレーに各種の食べ物を盛ることによって、
テーブル表面の限られたスペースを有効に活用すること
ができる。また、テーブル上の空間を立体的に活用でき
るので、食卓を華やかに演出することができる。なお、
トレイ10Aや大皿10Bに限らず、裏面が滑らかなも
のなら何でも吸着させて使用できるのは勿論である。使
用後は、先ず、容器10を上部吸盤9から取り外す。そ
して、保持輪4を回転させて上昇させた後、円筒本体2
を少し傾けて下部吸盤5とテーブルTBL とを離脱させれ
ば、容器載架台1を片づけることができる。この載架台
1は、密閉構造であるので汚れを水洗いすることがで
き、保持輪4を上昇させれば、円筒本体2のネジ山6も
含めて綺麗にすることができる。なお、上面板3の円板
部3aは、円筒本体2の外周径よりも大径であるので、
保持輪4が上方に抜ける恐れはない。
【0011】容器載架台1の大きさは、適宜に設定可能
であるが、外径10cm程度の大きさにすれば、十分確
実に大皿を保持することができる。また、載架台1の高
さも適宜に設定可能であるが、外径10cm程度に対し
て、高さ16〜20cm程度に設定すればデザイン的に
も落ちつき、小皿1枚のスペースで大皿を安定に保持す
ることができる(図5参照)。なお、円筒本体2の外周
部には、適宜な模様や絵を描くのが好ましい。
【0012】以上、合成樹脂製の載架台1を家庭用のテ
ーブルTBL に吸着させる実施例を説明したが、本発明
は、この実施例に限定されるものではない。例えば、本
発明の容器載架台1を、台所の調理台や流し台で使用す
るようにすれば、狭い作業スペースが有効に広がること
になる。また、料理店や一般商店の商品ディスプレイ用
の載架台などとして多用途に活用することもできる。同
様に、使用材料も合成樹脂に限定されるものではなく、
ステンレス、金メッキされたチタン、人工大理石など、
より豪華な各種の素材を用いることができる。形状につ
いても同様であり、円筒形に限らず、緩やかな傾斜の円
錐形や角錐形、多角形の角柱形、略瓢箪形など各種の形
状に変更可能である。
【0013】また、実施例の場合には、段差部8におい
て上面板3と円筒本体2とを溶着させたが、この点につ
いても変更可能である。例えば、上面板3や円筒本体2
をより肉厚にすると共に軸方向に十分に長い段差部8A
を設け(図6参照)、上面板3と円筒本体2とを回転可
能に係合させれば、食べ物を盛った大皿を自由に回転さ
せることが可能となる。なお、上面板3を回転可能に係
合させる場合には、上面板3と円筒本体2の間に、高さ
調整用の中間体11を設けるようにしても良い(図7参
照)。この場合には、上面板3と円筒本体2の間に、1
個又はそれ以上の中間体11を挿入すれば容器載架台1
の高さを調整することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の容器載架
台は、テーブルなどに吸着させる下部吸着体と、載置さ
れた容器を吸着する上部吸着体とを備えて、載架台本体
の外周に螺合された保持体によって載架台本体の姿勢を
固定的に保持するようにしているので、必要最小限の広
さしかない食卓などの面積を、より有効に活用すること
ができる。また、腕や指を挫いたり骨折した結果、普段
通りには食事が採れないような場合でも、食物を盛った
皿を本発明の容器載架台に吸着させたり、或いは、容器
載架台に吸着させたトレー上に食器を置くようにすれ
ば、姿勢を屈めることなく、ほぼ自然な姿勢のままで無
理なく食事を採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す容器載架台の平面図
(a)と正面図(b)である。
【図2】図1の容器載架台の断面図(a)と底面図
(b)である。
【図3】吸盤の取り付け状態の一例を図示したものであ
る。
【図4】完成状態の容器載架台を示す斜視図である。
【図5】容器載架台の使用状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の別の実施例を説明する図面である。
【図7】本発明の更に別の実施例を説明する図面であ
る。
【符号の説明】 TBL テーブル 1 容器載架台 2 載架台本体(円筒本体) 4 保持体(保持輪) 5 下部吸着体(下部吸盤) 9 上部吸着体(上部吸盤) 10 容器(トレー、大皿)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルなどに吸着させる下部吸着体
    (5)と、載置された容器(10)を吸着する上部吸着
    体(9)とを備えて、載架台本体(2)の外周に螺合さ
    れた保持体(4)によって載架台本体の姿勢を固定的に
    保持するようにしたことを特徴とする容器載架台。
  2. 【請求項2】 前記上部吸着体と下部吸着体(5)と
    は、合成樹脂製の吸盤であり、この吸盤が合成樹脂製の
    載架台に溶着されていることを特徴とする請求項1に記
    載の容器載架台。
  3. 【請求項3】 前記載架台本体は略円筒形状に形成さ
    れ、前記保持体は略円環状に形成されており、 前記載架台本体と保持体とは、保持体が下方に抜け落ち
    ないように螺合されていることを特徴とする請求項1に
    記載の容器載架台。
JP30985097A 1997-10-23 1997-10-23 吸盤付き容器載架台 Withdrawn JPH11123135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30985097A JPH11123135A (ja) 1997-10-23 1997-10-23 吸盤付き容器載架台

Applications Claiming Priority (1)

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JP30985097A JPH11123135A (ja) 1997-10-23 1997-10-23 吸盤付き容器載架台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11123135A true JPH11123135A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17998047

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30985097A Withdrawn JPH11123135A (ja) 1997-10-23 1997-10-23 吸盤付き容器載架台

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JP (1) JPH11123135A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011115756A3 (en) * 2010-03-14 2012-01-12 Stewart Anna M Pedestal attachable to serving dish with suction cup
FR2990613A1 (fr) * 2012-05-21 2013-11-22 Saint Romain Ets Dispositif pour surelever le plan de consommation des aliments contenus dans un recipient
KR101975242B1 (ko) * 2018-11-09 2019-05-07 창원대학교 산학협력단 환자 침대용 테이블

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WO2011115756A3 (en) * 2010-03-14 2012-01-12 Stewart Anna M Pedestal attachable to serving dish with suction cup
FR2990613A1 (fr) * 2012-05-21 2013-11-22 Saint Romain Ets Dispositif pour surelever le plan de consommation des aliments contenus dans un recipient
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20050104