JPH11122802A - 器具のコンセント装置 - Google Patents

器具のコンセント装置

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JPH11122802A
JPH11122802A JP28354197A JP28354197A JPH11122802A JP H11122802 A JPH11122802 A JP H11122802A JP 28354197 A JP28354197 A JP 28354197A JP 28354197 A JP28354197 A JP 28354197A JP H11122802 A JPH11122802 A JP H11122802A
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JP
Japan
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outlet
current
commercial power
protector
receptacle
Prior art date
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Pending
Application number
JP28354197A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Morimoto
哲司 森本
Yasumasa Yamane
安正 山根
Satoru Yamada
哲 山田
Masami Fukumoto
正美 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP28354197A priority Critical patent/JPH11122802A/ja
Publication of JPH11122802A publication Critical patent/JPH11122802A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 器具に設けたコンセントから複数個の負荷を
同時に使用することができ、且つ同時使用の場合におけ
る使用電流を自動的に制限する。 【解決手段】 主たる器具1の側壁に複数個の差し込み
口10、11を設け、その内の1つの差し込み口に保安
器14を介挿し、この保安器が所定電流以上の電流を検
出した時に前記保安器の作動により制御素子15を開放
して他の差し込み口への商用電源への商用電源の印加を
防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電気コタツ
の様な器具のコンセント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的消費電力が大きい家庭用の器具、
例えば、電気コタツでは、天板の下面中央部に500〜
600Wの消費電力のヒータユニットを取り付けてお
り、冬季にはこのヒータユニットから導出した電源コー
ドを部屋内の壁コンセントに連結して暖をとるようにし
ている。
【0003】そして、最近はライフスタイルも変化しコ
タツとして使用している時に天板の上から所謂電気ホッ
トプレートを用いて焼肉を行ったり、螢光灯スタンドを
置いて勉学に励んだり、天板の上にパソコンを置いて作
業をすることが多くなってきた。
【0004】この様にコタツの天板の上に電気器具を置
いて使用する場合の交流電源を供給する方法としては次
の3つの方法がある。
【0005】 コタツ全体を移動させて器具に取り付
けたコードが壁コンセントまで届くようにする。
【0006】 器具のコードと壁コンセントとの間を
テーブルタップで連結する。
【0007】 天板に予備コンセントを取り付ける。
【0008】は、部屋内におけるコタツの設置位置が
自ずと決定され、使用者の許容行動範囲が規制される欠
点がある。
【0009】は、器具を使用する度にテーブルタップ
を準備する必要があり、煩しいと共にコタツ本体から導
出した電源コードとテーブルタップの2本のコードが部
屋内を横切って邪魔である。
【0010】は、コタツ本体の設置位置に特別な規制
がなく、且つコタツ本体から導出する1本の電源コード
だけでコタツ本体と器具の電源を得ることができ最も有
効な方法である。この先行技術として実開昭58−89
744号公報を開示する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そして、前述の先行技
術は、電源コード3にスイッチ4を取り付け、このスイ
ッチの切替により交流電源を炬燵発熱部7側或はコンセ
ント2側に選択して供給するようにしている。
【0012】ところが、この様な構成では、炬燵発熱部
と他の器具(例えばパソコンや螢光灯)とを同時に使用
することができないと共に使用する器具に応じて切り替
える必要があり、その操作が面倒であった。
【0013】本発明は器具に設けたコンセントから複数
個の負荷を同時に使用することができ、且つ同時使用の
場合における使用電流を自動的に制限するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、器具の側壁に
電源コードを介して商用電源を供給する少なくとも2口
以上の複数個の差し込み口を有するコンセントを備え、
前記1つの差し込み口には、前記商用電源との間に電流
を検出する保安器を介挿し、前記他の差し込み口には、
前記保安器の動作により商用電源の供給を制限する制御
素子を設けたものである。
【0015】また、前記1つの差し込み口は、器具に取
り付けた消費電力の大きい負荷の専用コンセントとし、
前記他の差し込み口は、器具の前記負荷とは別の負荷の
拡張コンセントとしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の器具のコンセント装置の実施
例を示す要部断面図、図2は同じく使用例を示す斜視図
である。
【0017】(1)は電気コタツを実施例とした場合の
主たる器具で、天板(器具の側壁となる部材)(2)
と、この天板の裏面中央部に取り付けられ電源プラグ
(3)を有する電源コード(4)を導出したヒータ
(5)とファン(6)を有するヒータユニット(7)
と、天板の四隅に固定した脚体(8)…とから構成して
いる。
【0018】(9)は前記天板(2)の側面に取り付け
た複数個の差し込み口(10)、(11)を有するコン
セントで、1つの差し込み口(10)(図1の左側)は
ヒータユニット(7)の電源プラグ(3)の専用とし、
他の差し込み口(11)は後述するパソコン、螢光灯等
の他の負荷(16)の専用とする。
【0019】一般に電気コタツのヒータユニット(7)
の消費電力は、概ね500W〜600W程度であり、使
用時には電源コード(4)に約5〜6Aの消費電流が流
れる。
【0020】(12)は前記コンセント(9)と部屋内
の既設コンセント(図示せず)とを連結接続する電源プ
ラグ(13)を有した主電源コードで、並列接続された
それぞれの差し込み口(10)、(11)に接続してい
る。
【0021】(14)は前記主電源コード(12)の商
用電源と1つの差し込み口(10)との間に介挿した主
電源コード(12)の電流を検出する保安器で、所定電
流(15A)以上の電流が流れると他の差し込み口(1
1)と主電源コード(12)との間に介挿したリレー接
点よりなる制御素子(15)を開放して他の差し込み口
(11)への商用電源の供給を制限する。
【0022】前記保安器(14)は、例えば内部に常に
1つの差し込み口(10)への商用電源を供給し主電源
コード(12)の電流を検出する電流検出回路と、この
回路が所定電流以上の電流を検出すると、1つの差し込
み口(10)への商用電源が印加状態のままで内蔵した
リレーにより制御素子(15)を開放する。
【0023】そして、1つの差し込み口(10)は、他
の差し込み口(11)に比べて優先的に商用電源を印加
するものであって大きい負荷の専用コンセントとなり、
他の差し込み口(11)は比較的小さい負荷に適した拡
張コンセントとなる。
【0024】次に動作について説明する。電気コタツの
みを使用する場合は、ヒータユニット(7)の電源プラ
グ(3)を1つの差し込み口(10)に連結接続し、主
電源コード(12)の電源プラグ(13)を壁コンセン
トに連結接続する。
【0025】この状態でヒータユニット(7)のヒータ
(5)、ファン(6)に通電し採暖する。
【0026】上述の採暖状態で、天板(2)の上面に、
例えばパソコン(負荷)(16)を載置して使用する場
合は、図1のようにパソコン(16)の電源プラグ(1
7)を他の差し込み口(11)に連結接続する。
【0027】パソコンの消費電力は約30〜50W程度
で電流も0.3A〜0.5Aと小さく、ヒータユニット
(7)の消費電力を約500Wとしても主電源コード
(12)に流れる電流は合計で約5.3〜5.5A程度
となり、ヒータユニット(7)とパソコン(16)の両
方を使用することができる。
【0028】ところが、他の差し込み口(11)に連結
接続する器具がパソコンのような消費電力の小さいもの
ではなく、例えばホットプレートやドライヤーのような
消費電力が約1200〜1300W程度の大きい負荷の
ものにあっては約12A〜13Aの電流が流れる。これ
にヒータユニット(7)の消費電流の5Aが加わり主電
源コード(12)には17A〜18Aの電流が流れる。
【0029】保安器(14)は、この所定電流以上の電
流を検出することにより制御素子(15)を開放して他
の差し込み口(11)への商用電源の印加を停止しホッ
トプレート等の使用の制限をする。
【0030】この状態でホットプレート等の大きい負荷
の電源プラグを他の差し込み口(11)から、一旦取り
外すと保安器(14)がリセットされるが、再び他の差
し込み口(11)に連結接続すると、前述の動作と同様
に商用電源の印加が停止する。
【0031】ところが、大きい負荷の電源プラグを他の
差し込み口(11)から、一旦取り外した後にパソコン
(16)の電源プラグ(17)を他の差し込み口(1
1)に連結接続すると、保安器(14)がリセットされ
消費電流が小さいことから制御素子(15)が閉成し他
の差し込み口(11)に商用電源が印加されて電気コタ
ツとパソコンの併用ができる。
【0032】又、春季から秋季の間は、一般に電気コタ
ツを使用することはないが、この季節にはホットプレー
トの様な大きい負荷の電源プラグを1つの差し込み口
(10)に連結接続し、他の差し込み口(11)にパソ
コン(16)の電源プラグ(17)を連結接続してそれ
ぞれの併用ができる。
【0033】勿論、この場合であっても、他の差し込み
口(11)に電気ポットの様に消費電流が約7Aの負荷
を接続すれば主電源コード(12)には約19A以上の
電流が流れて保安器(14)が作動し制御素子(15)
を開放して他の差し込み口(11)への商用電源の印加
を停止する。
【0034】尚、1つの差し込み口(10)に電気ポッ
トを連結接続し、他の差し込み口(11)にパソコン
(16)を連結接続した場合は、合計の消費電流が約
7.2A〜7.5Aであり、連続してそれぞれの器具の
併用使用ができる。
【0035】
【発明の効果】以上の様に本発明は、器具の側壁に少な
くとも2口以上の複数個の差し込み口を設けて、その内
の1つに電流を検出する保安器を設け、他の差し込み口
には前記保安器により動作して所定電流以上の電流が流
れるのを制限する制御素子を設けたものであるから、1
つの差し込み口から大きな負荷を使用中に他の差し込み
口に大きな負荷を接続した場合であっても自動的に商用
電源の印加を停止して安全を図る。
【0036】また、1つの差し込み口は大きい負荷の専
用コンセントとし、他の差し込み口を別の負荷のコンセ
ントとしたため、消費電流の小さい負荷を他の差し込み
口に接続した場合には、大きい負荷と小さい負荷を同時
に連続して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の器具のコンセント装置の実施例を示す
要部断面図である。
【図2】同じく使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 主たる器具 3 電源プラグ 4 電源コード 7 ヒータユニット 9 コンセント 10 差し込み口 11 差し込み口 12 主電源コード 13 電源プラグ 14 保安器 15 制御素子
フロントページの続き (72)発明者 山田 哲 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 福本 正美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具の側壁に電源コードを介して商用電
    源を供給する少なくとも2口以上の複数個の差し込み口
    を有するコンセントを備え、前記1つの差し込み口に
    は、前記商用電源との間に電流を検出する保安器を介挿
    し、前記他の差し込み口には、前記保安器の動作により
    商用電源の供給を制限する制御素子を設けたことを特徴
    とする器具のコンセント装置。
  2. 【請求項2】 前記1つの差し込み口は、器具に取り付
    けた消費電力の大きい負荷の専用コンセントとし、前記
    他の差し込み口は、器具の前記負荷とは別の負荷の拡張
    コンセントとしたことを特徴とする請求項1に記載の器
    具のコンセント装置。
JP28354197A 1997-10-16 1997-10-16 器具のコンセント装置 Pending JPH11122802A (ja)

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JP28354197A JPH11122802A (ja) 1997-10-16 1997-10-16 器具のコンセント装置

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JPH11122802A true JPH11122802A (ja) 1999-04-30

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030057829A (ko) * 2001-12-29 2003-07-07 주식회사 엘지이아이 출력제어회로
JP2010257698A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Tadayoshi Takahashi 電飾パネルを有する電気器具
JP2011082128A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Powertech Industrial Co Ltd コンセント装置およびその接続方法

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