JPH11122555A - チャンネルナビゲーション装置および方法 - Google Patents

チャンネルナビゲーション装置および方法

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JPH11122555A
JPH11122555A JP9283588A JP28358897A JPH11122555A JP H11122555 A JPH11122555 A JP H11122555A JP 9283588 A JP9283588 A JP 9283588A JP 28358897 A JP28358897 A JP 28358897A JP H11122555 A JPH11122555 A JP H11122555A
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JP9283588A
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Hiroyuki Senbon
浩之 千本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多チャンネル放送のナビゲーションを行なうの
に、3次元CGのテクスチャマッピングを用い、番組の
映像を可視化しユーザに解りやすいナビゲーションを行
う。 【解決手段】ナビゲーション用チューナコントローラ1
8によりチューナ3を制御し、順次サーチするチャンネ
ルの映像信号を次々と画像処理部12に送り込む。各チ
ャンネルの動画映像はテクスチャメモリ13にてテクス
チャマッピングされ、次にコンピュータグラフィック部
17にて、本をめくるような画像処理をうけ、またEP
Gデータと組み合わせられてディスプレイの半分の画面
に表示される。候補の映像があるとブックマークを画像
として付してチャンネルに対応つけ、最終的にはその候
補の中のチャンネルを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送受信
機に用いられて有効なチャンネルナビゲーション装置お
よび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術の発展に伴い、放送
業界においても衛星デジタル放送が世界中で開始され始
めた。このデジタル放送の1つの特徴としては、多チャ
ンネル化があり、数100chの放送が開始されてい
る。この多チャンネル化により一日中映画を流していた
り、ニュースを流していたりする専門のチャンネルが増
え、ユーザにとって選択の余地が増え、便利になってき
ている。
【0003】しかしながら、逆にチャンネル選択の範囲
が広がったことにより、どのチャンネルで、どんな番組
が放送されているのか、もしくは放送されるかを、ユー
ザが簡単に調べることは容易では無くなってきている。
【0004】この為、日本の衛星デジタル放送や、アメ
リカの衛星デジタル放送、あるいはアナログ放送ではあ
るが多チャンネル化が進んでいるアメリカのCATV等
では、わざわざ1つのチャンネルにPreview(プ
レビュー)チャンネルを設け、ここで各放送局の流して
いる番組の内容を全て表示している。しかし、この表示
は、各チャンネル番号(放送局名)と時間軸の2次元マ
トリックスで、マトリックス内部には、番組名が表示さ
れているだけか、もしくはドラマや映画の場合は、出て
も代表的な出演者や簡単なストーリーが、テキストで表
示されているだけで、映像は何もない状態である。この
為、ユーザが番組のワンショットを見たくとも見れない
のが現実であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来のチャンネルナビゲーションでは、テキストベース
の2次元表示のみで、ユーザにとって番組の内容を把握
をしきれないという問題があり、この点では極めて不便
である。
【0006】本発明は、かかる問題点に対処すべくなさ
れたものであって、3次元コンピュータグラフィックス
(以下3次元CGという)技術を用いて、表示次元を1
次元増やすことにより、多チャンネル放送のチャンネル
ナビゲーションでも、番組中の画像を表示しながら、ユ
ーザが内容を確認しやすいナビゲーションを行うナビゲ
ーション方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のチャンネルナビ
ゲーションシステムは、複数の異なった放送局からの信
号を同時に受信、表示画面に表示出来るデジタル放送受
信機において、ユーザがチャンネルのナビゲーションを
リモートコントロールから要求した場合、画面を複数分
割し、複数分割された画面の1つをユーザが現在見てい
るチャンネルの番組に割り当て、映像を表示し、残りの
画面をナビゲーション画面として割り当てる機能を有
し、ナビゲーション処理では、ユーザより指定された選
択および表示項目に従い、前記ナビゲーション画面に対
してユーザからの指示で、2次元CGを用いて番組案内
データ(EPGデータ)のテキスト情報のみで番組情報
を表示する有す一方、この予備選択及び最終選択された
番組情報がメモリに記憶され、次回の検索用データとし
て利用される機能を有し、さらにユーザからの指示なし
に3次元CGを利用して、本のページをめくる様なフリ
ップの動きを3次元のポリゴンで作成し、更にそのペー
ジ上にテクスチャマッピングを利用して、番組の画像を
マッピングする機能を有し、ユーザがフリップ中に見た
い番組の候補をリモートコントロールから予備選択でき
る機能を有し、ユーザがこの機能を使用して予備選択を
行った場合、予備選択を行ったことを示すマークをフリ
ップ中に表示する機能を有し、ユーザが一通り、番組の
検索を終わった後、ユーザに対し、最終的な選択を行う
様に指示する機能を有し、この最終選択の情報を基に、
チャンネルを切り替える機能を有する。
【0008】上記の手段により、ユーザが通常に番組を
見ている間に、他のチャンネルのEPGデータと画像デ
ータを取り込み、ユーザがチャンネルのナビゲーション
を指示した場合、バックエンドプロセッサにおいて、画
面を分割し、1つの画面を通常のTVの番組を表示し、
他方をナビゲーション用の画面として準備する。一方、
ナビゲーション処理では、ナビゲーションに必要な選択
項目の指示に従い、データのピックアップ及び処理を行
い、CPUがポリゴン座標値を用意し、CG部がポリゴ
ン上に画像のテクスチャマッピングを施し、CPUで順
次にポリゴンの座標値を変化させて、あたかも本がめく
れる(フリップ)する様な動作をさせる。ここでユーザ
が見たい番組の候補を指示した場合、ブックマークを入
れる。このブックマークの付いた番組からユーザが最終
的に見たい番組を選択させ、この番組情報をメモリに記
憶すると共に、チューナを指定のチャンネルに切り替え
る。
【0009】
【実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の一実施
の形態について説明する。
【0010】図1は、この発明に係るチャンネルナビゲ
ーション方法を実現したテレビジョン装置の構成を示
し、図2はこのテレビジョン装置で表示された画面上の
表示例を示す。
【0011】図1において、アンテナ1に誘起したテレ
ビジョン信号は、チューナ部2及び3に入力される。例
えばチューナ2は、ユーザが視聴するチャンネルを選択
する。チャンネル選択は、ユーザがリモコン操作するこ
とにより実現される。チューナ2の出力信号は、デマル
チプレクサ4に与えられ、デマルチプレクサ4では入力
信号が、ビデオストリーム、オーディオストリーム、及
びデータに分割される。ビデオデータはビデオデコーダ
6へ送られ、オーディオデータはオーディオデコーダ8
へ送られ、ビデオデコーダ6でデコードされたビデオ信
号は、バックエンドプロセッサ9へ送られる。バックエ
ンドプロセッサ9からの出力はディスプレイ10に供給
され表示される。オーディオデコーダ8の出力は、デジ
タルアナログ変換器20でアナログ信号に変換され、ス
ピーカ21に供給される。
【0012】一方、チューナ3は、バックエンド処理を
実現する。チューナ3には、ナビゲーション用のチュー
ナコントローラ18が接続されている。このチューナコ
ントローラ18は、複数のチャンネルをある一定時間毎
に選局する様にチューナ3に対するコントロールを行
い、チューナ3はこのコントロールに従い、各チャンネ
ルのテレビジョン信号を取り込み、この信号をデマルチ
プレクサ5に入力する。デマルチプレクサ5では、ビデ
オストリームとデータストリームを分離し、ビデオスト
リームは、ビデオデコーダ7へ送られ、データストリー
ムはCPU11に送り込まれる。
【0013】ビデオデコーダ7では、MPEGデータの
場合、初期のナビゲーション用にIフレームのみのデコ
ードを行ない、このデコード結果の画像データを画像処
理部12に供給する。画像処理部12ではテクスチャマ
ッピング処理の際に使用されるミップマップ(MIP-ma
p)用に、入力画像データを所定のサイズの水平と垂直
方向へ圧縮処理を行い、その結果をテクスチャメモリ1
3に格納する。この際に、テクスチャメモリ13に格納
された各チャンネルの画像情報は、たとえナビゲーショ
ン中であれ随時更新される。
【0014】ユーザがリモコン14で、チャンネルナビ
ゲートの指示を受信機に対して行うと、その指示がリモ
コン14の赤外線受信機15からCPU11に送られ、
CPU11は、バックエンドプロセッサ9に対して画面
分割を行う様に指示するコマンドを発行すると共に、画
像処理部16に対して、画像サイズの縦を半分にする様
に指示するコマンドを発行する。このコマンド発行を受
けて、バックエンドプロセッサ9は、画面を2分割し、
図2に示すように、左側の画面を現在見ている画像用と
し、右側をナビゲーション用画面に割り当てる。これと
同時に画像処理部16は、デコーダ6から出力されるビ
デオ画像データの縦のサイズを半分にする処理を行う。
この処理の後、CPU11は、チャンネルナビゲーショ
ン用の初期画面を用意するようにCG部17に指示し、
必要な画像データをテクスチャメモリ13に準備する。
【0015】CG部17では、この初期画面用の画像デ
ータを利用して画面を構成しフレームメモリ22へ出力
し、このフレームメモリ22に格納された初期画像デー
タをCG部17がバックエンドプロセッサ9に出力す
る。バックエンドプロセッサ9は、その初期画像データ
を右側の表示画面に表示する。
【0016】図2には表示画像の一例を示している。
【0017】ユーザは、初期画面上で、各選択項目を確
認し、リモートコントロール14で画面上の確認ボタン
で最終確認を行うと、選択項目に従って、CPU11が
各EPGデータをメインメモリ19から呼び出し、3次
元CG画像の生成の為のプログラムを起動する。
【0018】ここで、もしユーザが、表示方式にEPG
と映像の2つを同時表示することを選択した場合、CP
U11は各チャンネルのEPGデータをビットマップデ
ータに変換し、テクスチャメモリ13に格納する。
【0019】図2のナビゲーション用画面には、検索項
目として、「チャンネル」、「カテゴリ」が表示され、
検索方式としては、「EPG方式」、「ダイレクト」が
表示され、フリップ画面として「EPG付」、「EPG
無し」が表示されている。
【0020】即ち、ナビゲーション処理の選択項目は、
チャンネルを基に検索表示を行うか、番組のカテゴリ等
の番組情報を基に検索表示を行うかの選択が可能であ
る。また、表示方法として、まずEPGデータのみを使
用して時間とチャンネル番号を2次元の軸として、各チ
ャンネルの番組内容を表示し、その上でまず予備選択を
行い、それから各チャンネルの画像をテクスチャマッピ
ングを用いた番組のナビゲーションを行う方法(EPG
方式)を取るか、あるいは2次元のEPGデータの表示
及び予備選択なしに各チャンネルの画像をテクスチャマ
ッピングした番組のナビゲーションを行う方法(ダイレ
クト)をとるかの選択が可能である(ダイレクト)。
【0021】更に、フリップするページに表示する内容
は、画像情報だけか(EPG無し)、見開き2ページに
画像情報とEPGデータの双方を同時表示するかの選択
(EPG付き)を選択することが可能である。更に、ま
た画像のみの表示の場合、1ページに1チャンネル分を
表示するか、見開き2ページで1チャンネルを表示する
かを階層的選択項目とすることができる。
【0022】図3および図4に3次元CG画像生成と、
番組のサーチおよび選択決定までのプログラムのフロー
チャートを示す。図3、図4は、連続したフローチャー
トである。CPU11上で3次元CG生成プログラムが
起動されると、プログラム上でまずページを作成する為
のポリゴンが指定の座標値に従い用意され(図3のステ
ップ1)、CPU11からCG部17に対してこのポリ
ゴン上に初期画面で指定された表示方式に従い、例えば
見開きの右ページにEPGデータ、左ページにテクスチ
ャメモリ13に格納されたテクスチャデータをテクスチ
ャマッピングする様にコマンドを発行する(図3のステ
ップ2)。CG部17では、このコマンドによりページ
を構成しているポリゴン上にテクスチャマッピング処理
を施す(図3のステップ3)。さらにCPU11では、
本のページをめくる様にフリップさせる為の新たな座標
値を求め(図3のステップ4)、更に次のページに張り
付けるテクスチャのベースアドレスをメインメモリ19
のテーブルから引出し(図3のステップ5)、CG部1
7が、前のページのテクスチャマッピングを終了したこ
とを確認して(図3のステップ6)、次のコマンドを発
行する。
【0023】この処理を続けて行うことにより、フリッ
プの動作を実行させ、図5に示す様な画面のフリップを
行う。
【0024】一方、ユーザは、見たい候補が、ページ上
にあらわれた場合、リモートコントロール14を操作し
その候補のボタンを押す。この信号は、赤外線受信機1
5を介して、CPU11に入力され、CPU11は、図
6に示す様なメインメモリ19中のEPGデータのテー
ブルにタグのビットを立てる(図4のステップ7)。さ
らにCPU11では、ブックマーク用のテクスチャデー
タのアドレスとそれを張り付けるポリゴンの表示アドレ
スの発行、もしくはスプライトを使用する場合、スプラ
イト番号と表示アドレスを発行し(図4のステップ
8)、CG部17ではこの情報を受け、ブックマークを
発生し、図7の様にフリップ中のページ上にブックマー
クを付ける。
【0025】EPGデータの内容は、先立ってチューナ
3で受信され、順次メインメモリ19に取込まれてい
る。図6に示すように、このテーブルには、タグ書き込
み領域、チャンネル番号、カテゴリー、放送局名、タイ
トル、開始時間、その他の保持領域が設定されている。
【0026】チャンネルナビゲーションのサーチが全て
終了するか、あるいは、ユーザからの指示で選択終了の
指示が出た場合(図4のステップ9)、CPU11は、
フリップの動作を一時停止し、メインメモリ19内のE
PGデータのテーブルのブックマークタグを調べる(図
4のステップ10)。
【0027】ここで、もし、タグの数が1つの場合、予
備候補が最終候補と判断し、ナビゲーションの処理を終
了し(図4のステップ11)、CPU11はチューナ2
に対して、選局の切り替えを指示し、さらに画像処理部
16に対しては、画像圧縮の処理の中止、バックエンド
プロセッサ9に対しては全画面表示の各指示を送る(図
4のステップ12)。
【0028】一方、もし、複数の予備候補が存在する場
合、CPU11は、まず予備候補数を調べ(図4のステ
ップ13)、CPU11はその数によってチャンネルを
切り替えるタイミングとデコーダ部7のデコード方式を
決定する(図4のステップ14)。
【0029】このタイミングは、候補の数が少ないほ
ど、切り替えるタイミングはゆっくりとなる様にする。
この切り替えによって、再度、チューナ3は上記のタイ
ミングを発生するナビゲーション用チューナコントロー
ラ18のコントロールに従い、各チャンネルのテレビジ
ョン信号を取り込み、この信号をデマルチプレクサ5に
入力する。デマルチプレクサ5では、ビデオストリーム
とデータストリームの分離が行なわれ、ビデオストリー
ムは、ビデオデコーダ7へ送られ、データストリームは
CPU11に送り込まれる。ビデオデコーダ7では、M
PEGデータであって初期のナビゲーションの場合、I
フレーム(MPEG方式の圧縮画像データをデコードす
る際に基準となる画像圧縮データ)のみのデコードだっ
たが、予備選択により表示の候補数が少なくなった場
合、例えばBフレームの情報なども使用し動画像の再生
を行う。この再生動画像の画像データは、ビデオ処理部
12で所定のサイズとなるように水平と垂直方向へ圧縮
処理され、その結果はテクスチャメモリ13に格納され
る。
【0030】CPU11では、最初の動画像の1フレー
ム分の画像データがテクスチャメモリ13に格納される
のを確認し(図4のステップ15)、CPU11は、ペ
ージのフリップを行う為のポリゴンの座標値を用意する
と共に、各座標値に対してフリップ用の変換の演算処理
を開始し、さらにその座標データとテクスチャマッピン
グする為のテクセルデータを、CG部17に送る。CG
部17では、この情報を基にテクスチャマッピング処理
をポリゴンに対して施す(図4のステップ16、17、
18)。
【0031】この場合、まずフリップの際に動くページ
の方に、EPGデータを表示し、図8の様な表示を行
う。図8の場合は、左のページには動画像がマッピング
される。ここで、右のページのフリップが約90度にな
った時点で、このチャンネル選局を中止する様に、CP
U11からナビゲーション用チューナ3へ指示を与え、
更にCPU11から次に表示する選局の情報をナビゲー
ション用チューナ3へ指示を与える(図4のステップ1
9、20)。
【0032】さらにCPU11は、この時点で、次の動
画像テクスチャを格納する別のアドレスを指示する(図
4のステップ21)。この結果、テクスチャメモリ13
には、前に選択されたチャンネルの最後のフレームの静
止画像と新たに選局されたチャンネルの動画像の2つが
格納される。この結果、図9の様にCPU11では、フ
リップ中の前のページ(図9の左のページ)には、前に
選局された静止画像をテクスチャマッピングし、90度
を越えたフリップ中のページには、選局中の動画像がテ
クスチャマッピングされる様にテクスチャメモリ13の
管理を行う(図4のステップ22)。
【0033】一方、ユーザがフリップ中に最終的に見た
い番組をリモコンで選択すると、CPU11は、ナビゲ
ーションの終了処理として、ナビゲーション用チューナ
コントローラ18と画像処理部12、16、及びバック
エンドプロセッサ9に対して初期化の指示を与える(図
4のステップ11)。この指示により、チューナ2は、
ナビゲーションにより指定された選局を行い、画像処理
部16は、画像の圧縮処理を中止し、バックエンドプロ
セッサ9は、全画面表示モードに切り替えて、通常の表
示を行う。
【0034】なお画面上の各項目の選択を行う場合に
は、リモコン操作により当該項目の位置へカーソルを移
動させてクリックボタンを操作することにより当該項目
の選択や指定が実現されるようになっている。
【0035】次に、図面を参照して本発明の第2の実施
例について説明する。
【0036】図10は、本発明に係るチャンネルナビゲ
ーションシステムを搭載したデジタルTV受信機の更に
別の実施の形態を示すブロック図である。図1に示した
実施の形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
【0037】アンテナ1に誘起したテレビジョン信号
は、チューナ部2及び3に入力される。ユーザがあるチ
ャンネルを見ている場合、例えばチューナ2は、ユーザ
が見ている所定チャンネルを選択し、デマルチプレクサ
4でビデオストリーム、オーディオストリーム、及びデ
ータに分割され、ビデオデータはビデオデコーダ6へ送
られ、オーディオデータはオーディオデコーダ8へ送ら
れ、ビデオデコーダ6でデコードされたビデオ信号は、
バックエンドプロセッサ9へ送られ、ディスプレイ10
に表示される。一方、チューナ3は、バックエンド処理
として、この間に、ナビゲーション用のチューナコント
ローラ18が、複数のチャンネルをある一定時間毎に選
局する様にチューナ3に対してコントロールを行い、チ
ューナ3はこのコントロールに従い、各チャンネルのテ
レビジョン信号を取り込み、この信号をデマルチプレク
サ5に入力する。デマルチプレクサ5では、ビデオスト
リームとデータストリームを分離し、ビデオストリーム
は、ビデオデコーダ7へ送られ、データストリームはC
PU11に送り込まれる。
【0038】ビデオデコーダ7では、MPEGデータの
場合、初期のナビゲーション用にIフレームのみのデコ
ードを行ない、このデコード結果の画像データを、ビデ
オ処理部12で所定のサイズとなるように水平と垂直方
向の圧縮処理を行い、その結果をテクスチャメモリ13
に格納する。
【0039】この際に、テクスチャメモリ13に格納さ
れた各チャンネルの画像情報は、たとえナビゲーション
中であれ随時更新される。さらに、CPU11は随時更
新されるEPGデータのうち、チャンネル番号、番組
名、カテゴリ、スタート時間、終了時間、映画やドラマ
の場合、簡単なストーリー等の情報をEPG表示用デー
タとしてEPGメモリ22に格納する。
【0040】ユーザがリモコン14で、チャンネルナビ
ゲートの指示を受信機に対して行うと、その指示がリモ
コンの赤外線受信機15からCPU11に送られ、CP
U11は、バックエンドプロセッサ9に対して画面分割
を行う様に指示するコマンドを発行すると共に、画像処
理部16に対して、画像サイズの縦を半分にする様に指
示するコマンドを発行する(図11のステップ1)。こ
のコマンド発行を受けて、バックエンドプロセッサ9
は、まず画面を2分割し、左側の画面を現在見ている画
像用とし、右側ナビゲーション用画面に割り当てる。こ
れと同時に画像処理部は、デコーダ4から出力されるビ
デオ画像データの縦のサイズを半分にする処理を行う
(図11のステップ2)。この処理の後、CPU11
は、チャンネルナビゲーション用の初期画面を用意する
ようにCG部17し、必要な画像データをテクスチャメ
モリ13に準備する。CG部17では、この初期画面用
の画像データを利用して画面を構成しフレームメモリ2
2へ出力し、このフレームメモリ22に格納された初期
画像データをCG部17がバックエンドプロセッサ9に
出力し、バックエンドプロセッサ9は、その初期画像デ
ータを右側の表示画面に表示する(図11のステップ
3)。
【0041】図13に表示画像の一例を示す。ユーザ
は、初期画面上で、各選択項目を確認し、リモートコン
トロール14で画面上の確認ボタンで最終確認を行う
と、CPU11からバックエンドプロセッサ9に対して
右側の画面をさらに2分割する(全部で3画面)様な指
示をする。バックエンドプロセッサ9では、その指示に
従い、図14に示す様な右側の画面を上下2つの画面に
分割する(図11のステップ4)。
【0042】ここで選択こと項に基づいて、CPU11
はCG部17に対して、各チャンネルもしくは、各カテ
ゴリのEPGデータをEPGメモリ23から呼び出し、
CG部17に対して、EPGデータをビットマップデー
タに変換後、フレームメモリ22に一旦格納して、ビッ
トマップデータをバックエンドプロセッサ9へ送る様に
指示を行う。この指示に従い、CG部17は、EPGデ
ータのビットマップデータを作成し、バックエンドプロ
セッサ9へデータを送り、バックエンドプロセッサ9
は、所定の右側の下段にEPGデータを順次表示する
(図11のステップ5,6)。
【0043】一方、ユーザから、見たい候補が、ページ
上にあらわれた場合、リモートコントロール14から候
補のボタンを押す。この信号は、赤外線受信機15をか
えして、CPU11に入力され、CPU11は、図15
に示す様なメインメモリ19中のEPGデータのテーブ
ルにタグのビットを立てる(図11のステップ7)。
【0044】一方、CPU11は、ナビゲーション用チ
ューナコントローラ18に対して、指定のチャンネルを
選局するように指示し、ナビゲーション用チューナコン
トローラ18は、このCPU11からの指示に従い、各
パラメータをセットして、チューナ3は選局を行う(図
11のステップ8)。チューナ3では、各チャンネルの
テレビジョン信号を取り込み、この信号をデマルチプレ
クサ5に入力する。デマルチプレクサ5では、ビデオス
トリームとデータストリームを分離し、ビデオストリー
ムは、ビデオデコーダ7へ送られ、データストリームは
CPU11に送り込まれる。
【0045】ビデオデコーダ7では、動画像の再生を行
い、この再生動画像の画像データは、ビデオ処理部12
で所定のサイズとなるように水平と垂直方向への圧縮処
理を行い、その結果をテクスチャメモリ13に格納する
(図11のステップ9)。ここで、テクスチャメモリ1
3に書かれる動画像データは、選択されている画像デー
タのみである。
【0046】さらにCPU11では、画像を用いた3次
元ナビゲーションプログラムを起動する(図11のステ
ップ10)。
【0047】CPU11では、最初の動画像の1フレー
ム分の画像データがテクスチャメモリに格納されるのを
確認し(図11のステップ11)、CPU11は、ペー
ジのフリップを行う為のポリゴンの座標値を用意すると
共に、各座標値に対してフリップ用の変換の演算処理を
開始、さらにその座標データとテクスチャマッピングす
る為のテクセルデータを、CG部17に送る。
【0048】CG部17では、この情報を基にテクスチ
ャマッピング処理をポリゴンに対して施す(図11のス
テップ12,13,14)。図16の場合は、見開き2
ページに動画像がマッピングされる。ここで、右のペー
ジのフリップが約90度になった時点で、このチャンネ
ル選局を中止する様にCPU11からナビゲーション用
チューナへ指示を与え、更にCPU11から次に表示す
る選局の情報をナビゲーション用チューナへ指示を与え
る(図11のステップ15,16)。さらにCPU11
は、この時点で、次の動画像テクスチャを格納する別の
アドレスを指示する(図12のステップ17)。
【0049】この結果、テクスチャメモリ13には、前
に選択されたチャンネルの最後のフレームの静止画像と
新たに選局されたチャンネルの動画像の2つが格納され
る。この結果、図17の様にCPU11では、フリップ
中の前のページ(図17の左のページ)には、前に選局
された静止画像をテクスチャマッピングし、90度を越
えたフリップ中のページには、選局中の動画像がテクス
チャマッピングされる(図12のステップ18)。
【0050】一方、ユーザが、このページの内容を見た
いと選択した場合には、CPU11はブックマークを表
示する準備を行う(図12のステップ19)。ブックマ
ーク用のテクスチャデータのアドレスとそれを張り付け
るポリゴンの表示アドレスの発行、もしくはスプライト
を使用する場合、スプライト番号と表示アドレスを発行
し(図12のステップ20)、CG部17ではこの情報
を受け、ブックマークを図18の様にフリップ中のペー
ジ上にブックマークを付ける(図12のステップ2
1)。
【0051】チャンネルナビゲーションのサーチが全て
終了するか、あるいは、ユーザからの指示で選択終了の
指示が出た場合(図12のステップ22)、CPU11
は、フリップの動作を一時停止し、メインメモリ19内
のEPGデータのテーブルのブックマークタグを調べる
(図12のステップ23)。
【0052】ここで、もし、タグの数が1つの場合は、
予備候補が最終候補であると判断し、ナビゲーションの
処理を終了し(図12のステップ24)、CPU11か
らチューナ2に対して、選局の切り替えを指示、さらに
画像処理部16に対しては、画像圧縮の処理の中止、バ
ックエンドプロセッサ9に対しては全画面表示の各指示
を送る(図12のステップ25)。
【0053】一方、もし、複数の予備候補が存在する場
合、CPU11は、まず予備候補チャンネルを調べ(図
12のステップ26)、CPU11はこの情報をナビゲ
ーション用チューナコントロール部18に送り、再度、
チューナ3は、ナビゲーション用チューナコントロール
部18のコントロールに従い(図12のステップ2
7)、各チャンネルのテレビジョン信号を取り込み、こ
の信号をデマルチプレクサ5に入力する。デマルチプレ
クサ5では、ビデオストリームとデータストリームを分
離する。ビデオストリームは、ビデオデコーダ7へ送ら
れ、データストリームはCPU11に送り込まれる。ビ
デオデコーダ7では、動画像の再生を行う。この再生動
画像の画像データは、ビデオ処理部12で所定のサイズ
となるように水平と垂直方向の圧縮処理を行い、その結
果をテクスチャメモリ13に格納する(図11のステッ
プ9,10)。
【0054】CPU11では、最初の動画像の1フレー
ム分の画像データがテクスチャメモリに格納されるのを
確認し(図11のステップ11)、CPU11は、ペー
ジのフリップを行う為のポリゴンの座標値を用意すると
共に、各座標値に対してフリップ用の変換の演算処理を
開始し、さらにその座標データとテクスチャマッピング
する為のテクセルデータを、CG部17に送る。CG部
17では、この情報を基にテクスチャマッピング処理を
ポリゴンに対して施す(図11のステップ12,13,
14)。
【0055】まずフリップの際に動くページである、右
のページのフリップが約90度になった時点で、このチ
ャンネル選局を中止する様にCPU11からナビゲーシ
ョン用チューナ3へ指示を与え、更にCPU11から次
に表示する選局の情報をナビゲーション用チューナ3へ
指示を与える(図11のステップ15,16)。さらに
CPU11は、この時点で、次の動画像テクスチャを格
納する別のアドレスを指示する(図12のステップ1
7)。この結果、テクスチャメモリ13には、前に選択
されたチャンネルの最後のフレームの静止画像と新たに
選局されたチャンネルの動画像の2つが格納される。こ
の結果、図17に示す画像と同様にCPU11では、フ
リップ中の前のページ(図17の左のページ)には、前
に選局された静止画像をテクスチャマッピングし、90
度を越えたフリップ中のページには、選局中の動画像が
テクスチャマッピングされる(図12のステップ1
8)。
【0056】一方、ユーザがフリップ中に最終的に見た
い番組をリモコンで選択すると、CPU11は、ナビゲ
ーションの終了処理として、ナビゲーション用チューナ
コントロール18と画像処理部12、16、及びバック
エンドプロセッサ9に対して初期化の指示を与える(図
112のステップ24,25)。この指示により、チュ
ーナ2は、ナビゲーションにより指定された選局を行
い、画像処理部16は、画像の圧縮処理を中止し、バッ
クエンドプロセッサ9は、全画面表示モードに切り替え
て、通常の表示を行う。
【0057】図19はこの発明の更にまた他の実施の形
態を示している。
【0058】先の実施の形態と同一部分には同一符号を
付している。アンテナ1に誘起したテレビジョン信号
は、チューナ部2及び3に入力される。ユーザがあるチ
ャンネルを見ている場合、例えばチューナ2は、ユーザ
が見ている所定チャンネルを選択し、その出力信号をデ
マルチプレクサ4に供給する。デマルチプレクサ4は、
入力信号をビデオストリーム、オーディオストリーム、
及びデータに分割する。ビデオデータはビデオデコーダ
6へ送られ、オーディオデータはオーディオデコーダ8
へ送られ、ビデオデコーダ7でデコードされたビデオ信
号は、バックエンドプロセッサ9へ送られ、ディスプレ
イ10に表示される。
【0059】一方、チューナ3は、バックエンド処理と
して、この間に、ナビゲーション用のチューナコントロ
ーラ18が、複数のチャンネルをある一定時間毎に選局
する様にチューナ3に対するコントロールを行う。チュ
ーナ3はこのコントロールに従い、各チャンネルのテレ
ビジョン信号を取り込み、この信号をデマルチプレクサ
5に入力する。デマルチプレクサ5では、ビデオストリ
ームとデータストリームを分離する。ビデオストリーム
は、ビデオデコーダ7へ送られ、データストリームはC
PU11に送り込まれる。ビデオデコーダ7では、MP
EGデータの場合、初期のナビゲーション用にIフレー
ムのみのデコードを行ない、このデコード結果の画像デ
ータを、ビデオ処理部12で所定のサイズになるように
水平と垂直方向への圧縮処理を行い、その結果をテクス
チャメモリ13に格納する。この際に、テクスチャメモ
リ13に格納された各チャンネルの画像情報は、たとえ
ナビゲーション中であれ随時更新される。さらに、CP
U11は随時更新されるEPGデータのうち、チャンネ
ル番号、番組名、カテゴリ、スタート時間、終了時間、
映画やドラマの場合、簡単なストーリー等の情報をEP
G表示用データとしてEPGメモリ23に格納する。
【0060】ユーザがリモコン14で、チャンネルナビ
ゲートの指示を受信機に対して行うと、その指示がリモ
コンの赤外線受信機15からCPU11に送られる。す
ると、CPU11は、バックエンドプロセッサ9に対し
て画面分割を行う様に指示するコマンドを発行すると共
に、画像処理部16に対して、画像サイズの縦を半分に
する様に指示するコマンドを発行する(図20のステッ
プ1)。
【0061】このコマンド発行を受けて、バックエンド
プロセッサ9は、まず画面を2分割し、左側の画面を現
在見ている画像用とし、右側ナビゲーション用画面に割
り当てる。これと同時に画像処理部12は、デコーダ7
から出力されるビデオ画像データの縦のサイズを半分に
する処理を行う(図20のステップ2)。この処理の
後、CPU11は、チャンネルナビゲーション用の初期
画面を用意し、その画像データをテクスチャメモリ13
に格納し、CG部17では、この初期画面用の画像デー
タをフレームメモリ22へ出力し、このフレームメモリ
23に格納された初期画像データをCG部17がバック
エンドプロセッサ9に出力し、バックエンドプロセッサ
9は、その初期画像データを右側の表示画面に表示する
(図20のステップ3)。
【0062】図22に複数画面を指示した場合の表示画
像の一例を示す。図は、検索項目としてカテゴリを設定
し、検索方式としてEPG方式、分割画面数として3を
設定した場合を示している。ユーザは、初期画面上で、
各選択項目を確認し、リモートコントロール14で画面
上の確認ボタンで最終確認を行うと、CPU11からバ
ックエンドプロセッサ9に対してまず右側の画面を2分
割する(全部で3画面)様な指示をする。バックエンド
プロセッサ9では、その指示に従い、図23に示すよう
に右側の画面を上下2つの画面に分割する(図20のス
テップ4)。
【0063】ここで選択こと項に基づいて、CPU11
はCG部17に対して、各チャンネルもしくは、各カテ
ゴリのEPGデータをEPGメモリ22から呼び出し、
CG部17でビットマップデータに変換後、フレームメ
モリ23に一旦格納してバックエンドプロセッサ9へ送
る様に指示を行う。この指示に従い、CG部17は、E
PGデータのビットマップデータを作成し、バックエン
ドプロセッサ9へデータを送り、バックエンドプロセッ
サ9は、所定の右側の下段にEPGデータを順次表示す
る(図20のステップ5,6)。
【0064】一方、ユーザは自分の見たい候補が、ペー
ジ上にあらわれた場合、リモートコントロール14から
候補のボタンを押す。この信号は、赤外線受信機15を
介して、CPU11に入力され、CPU11は、図24
に示すようにメインメモリ19中のEPGデータのテー
ブルにタグのビットを立てる(図20のステップ7)。
【0065】ここで、CPU11は、EPGデータのテ
ーブル情報のその他の部分を検索し、何らかの情報が記
述されている場合、さらに画面を動的に分割する様にバ
ックエンドプロセッサ9に対して指示を出し、バックエ
ンドプロセッサはその指示に従い画面を再分割する(図
20のステップ8,9,10)。
【0066】一方、CPU11は、ナビゲーション用チ
ューナコントローラ18に対して、指定のチャンネルを
選局するように指示し、ナビゲーション用チューナコン
トロール18は、このCPU11からの指示に従い、各
パラメータをセットする。これによりチューナ3は選局
を行う(図20のステップ11)。
【0067】チューナ3では、各チャンネルのテレビジ
ョン信号を取り込み、この信号をデマルチプレクサ5に
入力する。デマルチプレクサ5では、ビデオストリーム
とデータストリームを分離し、ビデオストリームは、ビ
デオデコーダ7へ送られ、データストリームはCPU1
1に送り込まれる。ビデオデコーダ7では、動画像の再
生を行い、この再生動画像の画像データは、ビデオ処理
部12で所定のサイズになるように水平と垂直方向の圧
縮処理を行い、その結果をテクスチャメモリ13に格納
する(図20のステップ12)。ここで、テクスチャメ
モリ13に書かれる動画像データは、選曲されている画
像データのみである。
【0068】さらにCPU11では、画像を用いた3次
元ナビゲーションプログラムを起動する(図20のステ
ップ13)。
【0069】CPU11では、最初の動画像の1フレー
ム分の画像データがテクスチャメモリ13に格納される
のを確認し(図20のステップ14)、CPU11は、
ページのフリップを行う為のポリゴンの座標値を用意す
ると共に、各座標値に対してフリップ用の変換の演算処
理を開始し、さらにその座標データとテクスチャマッピ
ングする為のテクせルデータを、CG部17に送る。C
G部17では、この情報を基にテクスチャマッピング処
理をポリゴンに対して施す(図20のステップ15,1
6,17)。
【0070】図25に示すような場合は、見開き2ペー
ジに動画像がマッピングされる。ここで、右のページの
フリップが約90度になった時点で、このチャンネル選
局を中止する様にCPU11からナビゲーション用チュ
ーナ3へ指示を与え、更にCPU11から次に表示する
選局の情報をナビゲーション用チューナ3へ指示を与え
る(図20のステップ18,19)。さらにCPU11
は、この時点で、次の動画像テクスチャを格納する別の
アドレスを指示する(図21のステップ20)。この結
果、テクスチャメモリ13には、前に選択されたチャン
ネルの最後のフレームの静止画像と新たに選局されたチ
ャンネルの動画像の2つが格納される。この結果、図2
6の様にCPU11では、フリップ中の前のページ(図
26の左のページ)には、前に選局された静止画像をテ
クスチャマッピングし、90度を越えたフリップ中のペ
ージには、選局中の動画像がテクスチャマッピングされ
る(図21のステップ21)。
【0071】一方、ユーザが、このページの内容を見た
いと選択した場合には、CPU11はブックマークを表
示する準備を行う(図21のステップ22)。ブックマ
ーク用のテクスチャデータのアドレスとそれを張り付け
るポリゴンの表示アドレスの発行、もしくはスプライト
を使用する場合、スプライト番号と表示アドレスを発行
し(図21のステップ23)、CG部17ではこの情報
を受け、ブックマークを図27に示すようにフリップ中
のページ上にブックマークを付ける(図21のステップ
24)。
【0072】チャンネルナビゲーションのサーチが全て
終了するか、あるいは、ユーザからの指示で選択終了の
指示が出た場合(図21のステップ25)、CPU11
は、フリップの動作を一時停止し、メインメモリ19内
のEPGデータのテーブルのブックマークタグを調べる
(図21のステップ26)。ここで、もし、タグの数が
1つの場合、予備候補が最終候補と判断し、ナビゲーシ
ョンの処理を終了し(図21のステップ27)、CPU
11からチューナ2に対して、選局の切り替えを指示
し、さらに画像処理部16に対しては、画像圧縮の処理
の中止、バックエンドプロセッサ9に対しては全画面表
示の各指示を送る(図21のステップ28)。
【0073】一方、もし、複数の予備候補が存在する場
合、CPU11は、まず予備候補チャンネルを調べ(図
21のステップ29)、CPU11はこの情報をナビゲ
ーション用チューナコントローラ18に送る。すると、
再度、チューナ3は、ナビゲーション用チューナコント
ロール部18のコントロールに従い(図21のステップ
30)、各チャンネルのテレビジョン信号を取り込み、
この信号をデマルチプレクサ5に入力する。デマルチプ
レクサ5では、ビデオストリームとデータストリームを
分離し、ビデオストリームは、ビデオデコーダ7へ送ら
れ、データストリームはCPU11に送り込まれる。ビ
デオデコーダ7では、動画像の再生を行う。この再生動
画像の画像データは、ビデオ処理部12で所定のサイズ
となるように水平と垂直方向の圧縮処理され、その結果
はテクスチャメモリ13に格納される(図20のステッ
プ12,13)。
【0074】CPU11では、最初の動画像の1フレー
ム分の画像データがテクスチャメモリ13に格納される
のを確認し(図20のステップ14)、CPU11は、
ページのフリップを行う為のポリゴンの座標値を用意す
ると共に、各座標値に対してフリップ用の変換の演算処
理を開始し、さらにその座標データとテクスチャマッピ
ングする為のテクセルデータを、CG部17に送る。C
G部17では、この情報を基にテクスチャマッピング処
理をポリゴンに対して施す(図20のステップ15,1
6,17)。
【0075】まずフリップの際に動くページである、右
のページのフリップが約90度になった時点で、このチ
ャンネル選局を中止する様にCPU11からナビゲーシ
ョン用チューナ3へ指示を与え、更にCPU11から次
に表示する選局の情報をナビゲーション用チューナへ指
示を与える(図20のステップ18,19)。さらにC
PU11は、この時点で、次の動画像テクスチャを格納
する別のアドレスを指示する(図21のステップ2
0)。この結果、テクスチャメモリ13には、前に選択
されたチャンネルの最後のフレームの静止画像と新たに
選局されたチャンネルの動画像の2つが格納される。
【0076】この結果、図17の場合と同様にCPU1
1では、フリップ中の前のページ(図26の左のペー
ジ)には、前に選局された静止画像をテクスチャマッピ
ングし、90度を越えたフリップ中のページには、選局
中の動画像がテクスチャマッピングされる(図21のス
テップ21)。
【0077】一方、ユーザがフリップ中に最終的に見た
い番組をリモコンで選択すると、CPU11は、ナビゲ
ーションの終了処理として、ナビゲーション用チューナ
コントローラ18と画像処理部12、16、及びバック
エンドプロセッサ9に対して初期化の指示を与える(図
21のステップ27,28)。この指示により、チュー
ナ2は、ナビゲーションにより指定された選局を行い、
画像処理部16は、画像の圧縮処理を中止し、バックエ
ンドプロセッサ9は、全画面表示モードに切り替えて、
通常の表示を行う。
【0078】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、現行のアナログNTSCとデジタ
ル放送を同時に受信できる受信機で応用することも可能
である。また、チューナを3つ以上用意することによ
り、複数の動画像を同時に表示することが可能でり、上
記実施例に記載されたブロック図の構成に限定されるも
のではない。
【0079】上記したようにこの発明は、複数の異なっ
た放送局からの信号を同時に受信し、表示画面に表示出
来るデジタル放送受信機において、チャンネルナビゲー
ションのために放送されているEPGデータを取込み更
新する手段と、チャンネルのナビゲーションをリモート
コントロールから要求された場合、画面を複数分割する
手段と、複数分割された画面の1つをユーザが現在見て
いるチャンネルの番組に割り当て、映像を表示する手段
と、残りの画面をナビゲーション画面として割り当てる
手段と、ナビゲーション処理では、前記ナビゲーション
画面に表示する画像情報を得るために、3次元CGを利
用して、自動的に本のページをめくる様なフリップの動
きを3次元のポリゴンで作成し、更にそのページ上にテ
クスチャマッピングを利用して、番組の画像をマッピン
グするCG手段と、前記フリップの動き中で、リモート
コントロール手段からの操作入力の指示により、見たい
番組の候補の予備選択を行なう手段と、上記予備選択が
行われた場合、予備選択を行ったことを示すマークをフ
リップ中の画像に合わせて表示する手段と、番組の検索
が終了したことが検出されたとき、最終選択の情報を与
えるように指示する手段と、前記EPGデータを参照
し、前記最終選択の情報を基に、この情報に対応するチ
ャンネル選択を行なう手段とを有する。
【0080】またこの発明は、上記フリップするページ
上にテクスチャマッピングするデータは、番組の画像デ
ータのみか、あるいは、図5のように番組の画像データ
と前記EPGデータの双方かのいずれかである。
【0081】またこの発明は、前記番組の画像データと
EPGデータの双方を同時に表示する場合、フリップす
る見開きのページの一方を番組の映像データとし、他方
をEPGデータとし、前記見開きのページに表示する情
報が、番組の画像データのみの場合、1ページに1チャ
ンネル分を割り当てるか、もしくは、見開き2ページで
1チャンネル分とするかを選択することが可能である。
【0082】またこの発明は、前記EPGデータは、チ
ャンネル番号、放送局名、番組名、開始時間、カテゴ
リ、クローズドキャプションの有無、及び映画やドラマ
の場合、出演者名や簡単なストーリーの情報である。
【0083】更にこの発明は、例えば図8、図9で説明
したように前記番組の画像データは、フレームを単位と
する動画あるいは静止画である。
【0084】またこの発明は、マッピングにおいてテク
スチャデータが静止画の場合でかつ、NTSC信号の場
合、フレーム単位でビデオチャプチャし、一方、MPE
G方式の場合、Iフレームのみをデコードした画像を用
いるようにしている。
【0085】またこの発明は、予備候補から最終決定を
行なう場合に、フリップにより複数チャンネルの画像を
確認する場合、前記テクスチャデータを動画、半動画、
もしくは静止画のいずれのデータとして生成するが、そ
の条件は、表示対象となるチャンネル数の大小、もしく
はフリップの動きを表す表示選択方式により動的に変化
される。即ち、ビデオデコーダ7では、MPEGデータ
であって初期のナビゲーションの場合、Iフレーム(M
PEG方式の圧縮画像データをデコードする前記に基準
となる画像圧縮データ)のみのデコードだったが、予備
選択により表示の候補数が少なくなった場合、例えばB
フレームの情報なども使用し動画像の再生を行う。その
候補数に応じて動画、半動画、静止画が決定される。動
画と半動画は、例えば間引きするフレーム数で区別され
る。
【0086】またこの発明は、テクスチャマッピングの
ためのミップマップ処理は動画像もしくは静止画像に対
して水平/垂直圧縮処理を用いて行う。またこの発明に
おいて、前記予備選択を行った際に表示されるマーク
は、操作入力により前記予備選択を要求した時のフリッ
プ中のテクスチャマッピングされたページ上に表示され
る。
【0087】またこの発明において、メモリに格納され
る予備選択情報、及び最終選択された番組情報は、チャ
ンネル番号、放送局名、番組名、カテゴリ名、開始時間
のデータである。
【0088】更にまたこの発明は、図2に示したよう
に、ナビゲーション処理の選択項目は、チャンネルを基
に検索を行うか、番組のカテゴリ等の番組情報を基に検
索を行うかの選択と、表示方法として、まずEPGデー
タのみを使用して時間とチャンネル番号を2次元の軸と
して、各チャンネルの番組内容を表示し、その上でまず
予備選択を行い、それから各チャンネルの画像をテクス
チャマッピングを用いた番組のナビゲーションを行う方
法(EPG方式)を取るか、あるいは2次元のEPGデ
ータの表示及び予備選択なしに各チャンネルの画像をテ
クスチャマッピングした番組のナビゲーションを行う方
法(ダイレクト)をとるかの選択が可能である(ダイレ
クト)。
【0089】フリップするページに表示する内容は、画
像情報だけか(EPG無し)、見開き2ページに画像情
報とEPGデータの双方を同時表示するかの選択(EP
G付き)を選択することが可能である。更に、画像のみ
の表示の場合、1ページに1チャンネル分を表示する
か、見開き2ページで1チャンネルを表示するかを階層
的選択項目とすることができる。
【0090】またこの発明においては、上記の設定項目
は、テレビ受信機の初期設定の項目の1つでありテレビ
受信機の購入時に行う初期設定で行うと共に、ナビゲー
ション中に各選択項目の設定変更が可能である。
【0091】またこの発明において、チャンネルナビゲ
ーションは、上記の設定項目に従ってナビゲーション
し、ナビゲーション途中においても、ユーザが検索終了
を入力した場合、ナビゲーションを終了すると共に、終
了時に候補が1つの場合、自動的にこれを、最終目的チ
ャンネルとして自動的にシステムが判断する機能を備え
る。またこの発明では、ナビゲーション中のページのフ
リップの速度は、表示候補のチャンネル数により自動的
に変化する。
【0092】更にまたこの発明では、ナビゲーション画
面が複数画面(2つ以上)の場合、ユーザの指示によ
り、ナビゲーション画面位置を変えることが可能であ
る。例えば右下にフリップの画像を表示し、右上にEP
Gデータテーブルを表示することができる。これはテク
スチャメモリ13、CG部17、フレームメモリ22の
処理タイミングを設定することにより可能である。また
この発明では、複数の分割されたナビゲーション用画面
において、ナビゲーション画面の分割数が1つの場合、
フリップ画面のみを表示することも可能である。
【0093】またこの発明によると、複数の分割された
ナビゲーション用画面において、ナビゲーション画面の
分割数が2つの場合、1つの画面にはEPGデータを用
いて番組のスケジュールを表示し、他方にはフリップ画
面を割り付けることが可能である。
【0094】更にまた、この発明では複数の分割された
ナビゲーション用画面において、ナビゲーション画面の
分割数が3つ以上要求された場合、1つの画面にはEP
Gデータを用いて番組のスケジュールを表示し、他の画
面の1つにはフリップ画面を割り付け、残りの画面はE
PGの詳細な情報が存在している場合は、動的に画面分
割を行い、その内容を動的に分割された画面に表示す
る。
【0095】またこの発明では、複数の分割されたナビ
ゲーション用画面において、ナビゲーション画面の分割
数が1つの場合の処理の流れは、チャンネルを基に表示
あるいは、番組のカテゴリを基に表示の選択により、ユ
ーザがチャンネルを基に表示する場合を選んだ場合、既
にユーザが番組を見ている間に裏処理として、ある一定
時間毎に、受信可能なチャンネル毎にスキャンし、その
各チャンネルのEPGデータと画像データをメモリに順
次更新、格納する手順を有し、一方別処理として、ペー
ジを構成するポリゴンを準備し、さらにこのページがフ
リップする様にポリゴンの座標値を順次変更し、前記格
納された画像データおよびEPGデータを、表示方式で
指定された方法でチャンネルの若い番号から、フリップ
中のページにテクスチャマッピング処理を施し、この処
理を順次チャンネル毎に自動的に行う。一方、ユーザが
カテゴリ別の表示選択の場合、既にユーザが番組を見て
いる間に裏処理として、ある一定時間毎に、受信可能な
チャンネル毎にスキャンし、その各チャンネルのEPG
データと画像データをメモリに順次更新、格納し、前記
格納された画像データおよびEPGデータを、表示方式
で指定された方法で、ユーザによって指定されたカテゴ
リに一致するカテゴリ、もしくは、近いカテゴリについ
てEPGデータテーブルをチャンネルの若い番号から参
照し選択し、一方、別処理として、ページを構成するポ
リゴンを準備し、さらにこのページがフリップする様に
ポリゴンの座標値を順次変更し、前記選択手段で選択さ
れた番組の画像データとEPGデータが格納されている
テクスチャメモリから、前記記載のチャンネルの若い番
号から読み出し、テクスチャマッピング処理によりフリ
ップ画面上にマッピングする処理をページ毎に自動的に
行う処理の流れを有するものである。
【0096】またこの発明は、複数の分割されたナビゲ
ーション用画面において、ナビゲーション画面の分割数
が2つの場合の処理の流れは、ユーザが番組を見ている
間に裏処理として、ある一定時間毎に、受信可能なチャ
ンネル毎にスキャンし、その各チャンネルのEPGデー
タのみをメモリに順次更新して行き、2面あるナビゲー
ション画面のうちの1面をEPG表示用画面とし、ユー
ザが選択したチャンネルを基に表示あるいは、番組のカ
テゴリを基に表示の指示に従い、例えば,ユーザがチャ
ンネルを基にナビゲーションの指示を出した場合、まず
前記EPG表示画面にチャンネル番号の若い順に、チャ
ンネル番号、放送局名、番組名を表示し、ユーザがこの
EPG画面上に表示されたEPGデータから見たい番組
を選択する。ユーザがある番組を選択した場合、この選
択情報に基づき、番組を放映してる放送局のEPGデー
タ及び動画像データをメモリに順次格納する。一方、別
処理として、ページを構成するポリゴンを準備し、さら
にこのページがフリップする様にポリゴンの座標値を変
更するのは、次の候補選択が行われた時点とし、表示方
式の指示に従い、テクスチャマッピング処理により必要
なデータをページ上にマッピングする。一方、ユーザが
カテゴリ別の表示選択を行なっている場合、ユーザによ
って指定されたカテゴリに一致するカテゴリ、もしく
は、近いカテゴリについてEPGデータテーブルをチャ
ンネルの若い番号から参照し選択し、EPG表示画面に
チャンネル番号の若い順に、チャンネル番号、放送局
名、番組名を表示し、ユーザがこのEPG画面上に表示
されたEPGデータから見たい番組を選択する。ユーザ
がある番組を選択した場合、この選択情報に基づき、番
組を放映してる放送局のEPGデータ及び動画像データ
をメモリ順次格納する。一方、別処理として、ページを
構成するポリゴンを準備し、さらにこのページがフリッ
プする様にポリゴンの座標値を変更するのは、次の候補
選択が行われた時点とし、表示方式の指示に従い、テク
スチャマッピング処理により必要なデータをページ上に
マッピングする処理の流れを有する。
【0097】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明によれ
ば、多チャンネル化された放送のナビゲーションにおい
ても、3次元CGのテクスチャマッピングを用いて、番
組の映像を可視化でき、ユーザに解りやすいナビゲーシ
ョンを行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチャンネルナビゲーションシステ
ムを搭載したデジタル放送対応受信機の一実施の形態を
示すブロック図。
【図2】ナビゲーション初期画面の一例を示す図。
【図3】ナビゲーション動作における信号処理の流れを
示す図。
【図4】ナビゲーション動作における信号処理の流れを
示す図。
【図5】候補選択用フリップ画面の一例を示す図。
【図6】メインメモリ中のEPGデータテーブルのデー
タ構造の一例を示す図。
【図7】ブックマーク表示の一例を示す図。
【図8】最終候補選択のフリップ画面の一例を示す図。
【図9】動画像のテクスチャマッピングの一例を示す
図。
【図10】本発明に係るチャンネルナビゲーションシス
テムを搭載したデジタル放送対応受信機の第2の実施の
形態を例を示すブロック図。
【図11】第2の実施の形態におけるナビゲーション動
作における信号処理の流れを示す図。
【図12】同じく第2の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン動作における信号処理の流れを示す図。
【図13】第2の実施の形態における初期画面の一例を
示す図。
【図14】第2の実施の形態における画面分割の一例を
示す図。
【図15】第2の実施の形態におけるメインメモリ中の
EPGデータテーブルのデータ構造の一例を示す図。
【図16】第2の実施の形態における候補選択用フリッ
プ画面の一例を示す図。
【図17】第2の実施の形態におけるマッピング画面の
一例を示す図。
【図18】ブックマーク表示の一例を示す図。
【図19】本発明に係るチャンネルナビゲーションシス
テムを搭載したデジタル放送対応受信機の第3の実施の
形態を示すブロック図。
【図20】第3の実施の形態におけるナビゲーション動
作の信号処理の流れを示す図。
【図21】同じく第3の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン動作の信号処理の流れを示す図。
【図22】第3の実施の形態の初期画面の一例を示す
図。
【図23】第3の実施の形態の画面分割の一例を示す
図。
【図24】第3の実施の形態のメインメモリ中のEPG
データテーブルのデータ構造の一例を示す図。
【図25】第3の実施の形態の候補選択用フリップ画面
の一例を示す図。
【図26】第3の実施形態のマッピング画面の一例を示
す図。
【図27】ブックマーク表示の一例を示す図。
【符号の説明】
1…アンテナ、2、3…チューナ、4、5…デマルチプ
レクサ、6、7…ビデオデコーダ、8…オーディオデコ
ーダ、9…バックエンドプロセッサ、10…ディスプレ
イ、11…CPU、12…画像処理部、13…テクスチ
ャメモリ、14…リモコン、15…赤外線受信機、16
…画像処理部、17…CG部、18…ナビゲーション用
チューナコントローラ、19…メインメモリ、20…D
/A変換器、21…スピーカ、22…フレームメモリ、
23…EPGメモリ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なった放送局からの信号を受信
    し、表示画面に表示できるデジタル放送受信機におい
    て、 チャンネルナビゲーションのために放送されている番組
    案内データを取込み更新する手段と、 チャンネルのナビゲーションをリモートコントロールか
    ら要求された場合、画面を複数分割する手段と、 複数分割された画面の1つをユーザが現在見ているチャ
    ンネルの番組に割り当て、映像を表示する手段と、 残りの画面をナビゲーション画面として割り当てる手段
    と、 ナビゲーション処理では、前記ナビゲーション画面に表
    示する画像情報を得るために、3次元コンピュータグラ
    フィックス(CG)を利用して、自動的に本のページを
    めくる様なフリップの動きを3次元のポリゴンで作成
    し、更にそのページ上にテクスチャマッピングを利用し
    て、番組の画像をマッピングするCG手段と、 前記フリップの動き中で、操作入力の指示により、見た
    い番組の候補の予備選択を行なう手段と、 上記予備選択が行われた場合、予備選択を行ったことを
    示すマークをフリップ中の画像に合わせて表示する手段
    と、 番組の検索が終了したことが検出されたとき、最終選択
    の情報を与えるように指示する手段と、 前記番組案内データを参照し、前記最終選択の情報を基
    に、この情報に対応するチャンネル選択を行なう手段と
    を有したことを特徴とするチャンネルナビゲーション装
    置。
  2. 【請求項2】 上記フリップするページ上にテクスチャ
    マッピングするデータは、番組の画像データのみか、あ
    るいは番組の画像データと前記EPGデータの双方かの
    いずれかであることを特徴とした請求項1記載のチャン
    ネルナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記ナビゲーション処理を行なうための
    初期選択項目を設定するための手段は、 チャンネルを基に表示を行うか、番組のカテゴリ等の番
    組情報を基に表示を行うかの選択と、表示方法として、
    番組案内データのみを使用して時間とチャンネル番号を
    2次元の軸として、各チャンネルの番組内容を表示し、
    その上で予備選択を行い、それから各チャンネルの画像
    をテクスチャマッピングを用いた番組のナビゲーション
    を行う方法を取るか、あるいは2次元のEPGデータの
    表示及び予備選択なしに各チャンネルの画像をテクスチ
    ャマッピングを用いた番組のナビゲーションを行う方法
    をとるかの選択を行なわせる手段と、 フリップするページに表示する内容としては、画像情報
    だけか、見開き2ページに画像情報とEPGデータの双
    方を同時表示するかの選択を行わせ、画像のみの表示の
    場合、1ページに1チャンネル分を表示するか、見開き
    2ページで1チャンネルを表示するかを階層的選択項目
    とする手段とを有することを特徴とする請求項1記載の
    チャンネルナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 複数の分割されたナビゲーション用画面
    において、ナビゲーション画面の分割数が1つの場合の
    処理の流れは、チャンネルを基に表示する流れと、番組
    のカテゴリを基に表示する流れとがあり、ユーザがチャ
    ンネルを基に表示する流れを選んだ場合、既にユーザが
    番組を見ている間に裏処理として、ある一定時間毎に、
    受信可能なチャンネル毎にスキャンし、その各チャンネ
    ルのEPGデータと画像データをメモリに順次更新、格
    納する手順を有し、一方別処理として、ページを構成す
    るポリゴンを準備し、さらにこのページがフリップする
    様にポリゴンの座標値を順次変更し、前記格納された画
    像データおよび番組案内データを、表示方式で予め指定
    された方法でチャンネルの若い番号から、フリップ中の
    ページにテクスチャマッピング処理を施し、この処理を
    順次チャンネル毎に自動的に行うようにし、 一方、ユーザがカテゴリを基に表示する流れを選択した
    場合、既にユーザが番組を見ている間に裏処理として、
    ある一定時間毎に、受信可能なチャンネル毎にスキャン
    し、その各チャンネルのEPGデータと画像データをメ
    モリに順次更新および格納し、前記格納された画像デー
    タおよびEPGデータを、表示方式で予め指定された方
    法で、ユーザによって指定されたカテゴリに一致するカ
    テゴリ、もしくは、近いカテゴリを、EPGデータテー
    ブルをチャンネルの若い番号から参照して選択し、一方
    別処理として、ページを構成するポリゴンを準備し、さ
    らにこのページがフリップする様にポリゴンの座標値を
    順次変更し、前記選択手段で選択された番組の画像デー
    タとEPGデータが格納されているテクスチャメモリか
    ら、前記記載のチャンネルの若い番号から読み出し、テ
    クスチャマッピング処理によりフリップ画面上にマッピ
    ングする処理をページ毎に自動的に行う処理のするよう
    にしたことを特徴とするチャンネルナビゲーション方
    法。
  5. 【請求項5】 複数の分割されたナビゲーション用画面
    において、ナビゲーション画面の分割数が2つの場合の
    処理の流れは、ユーザが番組を見ている間に裏処理とし
    て、ある一定時間毎に、受信可能なチャンネル毎にスキ
    ャンし、その各チャンネルの番組案内データのみをメモ
    リに順次更新して行き、2面あるナビゲーション画面の
    うちの1面を番組案内データ表示用画面とし、ユーザが
    選択したチャンネルを基に表示あるいは、番組のカテゴ
    リを基に表示の指示に従い、例えば,ユーザがチャンネ
    ルを基にナビゲーションを行う指示を出している場合、
    前記の番組案内データ表示画面にチャンネル番号の若い
    順に、チャンネル番号、放送局名、番組名を表示し、ユ
    ーザがこの番組案内データ画面上に表示されたデータか
    ら見たい番組を選択し、ユーザがある番組を選択した場
    合、この選択情報に基づき、番組を放映してる放送局の
    番組案内データ及び動画像データをメモリ順次格納し、 一方、別処理として、ページを構成するポリゴンを準備
    し、さらにこのページがフリップする様にポリゴンの座
    標値を変更するのは、次の候補選択が行われた時点と
    し、表示方式の指示に従い、テクスチャマッピング処理
    により必要なデータをページ上にマッピングし、 ユーザがカテゴリを基にナビゲーションを行う指示を出
    している場合、ユーザによって指定されたカテゴリに一
    致するカテゴリ、もしくは、近いカテゴリについて番組
    案内データのテーブルをチャンネルの若い番号から参照
    して選択し、番組案内データ表示画面にチャンネル番号
    の若い順に、チャンネル番号、放送局名、番組名を表示
    し、ユーザがこの番組案内データ画面上に表示されたデ
    ータから見たい番組を選択した場合、この選択情報に基
    づき、番組を放映してる放送局の番組案内データ及び動
    画像データをメモリ順次格納し、 一方、別処理として、ページを構成するポリゴンを準備
    し、さらにこのページがフリップする様にポリゴンの座
    標値を変更するのは、次の候補選択が行われた時点と
    し、表示方式の指示に従い、テクスチャマッピング処理
    により必要なデータをページ上にマッピングする処理の
    流れを有するチャンネルナビゲーション方法。
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