JPH11122226A - データ転送方式 - Google Patents

データ転送方式

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Publication number
JPH11122226A
JPH11122226A JP9303472A JP30347297A JPH11122226A JP H11122226 A JPH11122226 A JP H11122226A JP 9303472 A JP9303472 A JP 9303472A JP 30347297 A JP30347297 A JP 30347297A JP H11122226 A JPH11122226 A JP H11122226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
frame length
frame
length
response
Prior art date
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Pending
Application number
JP9303472A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Suzuki
昭浩 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9303472A priority Critical patent/JPH11122226A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信網の回線品質により送信フレーム長を決定
し、データ転送効率の向上を図るデータ転送方式の提
供。 【解決手段】通信装置が通信網を介してデータ通信を行
う通信システムのデータ転送方式において、送信フレー
ム長に従い、データの分割送信を行うフレーム送信手段
11と、送信フレームに対する応答を受信する応答受信
手段12と、フレーム送信の成功・失敗の状態により、
次回に送信するフレーム長を決定するフレーム長決定手
段13と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ転送方式に
関し、特に、通信装置が通信網を介してデータ通信を行
う場合のデータ転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のデータ転送方式において
データ長を最適化する方式に関する公知文献として例え
ば下記記載のものが参照される。
【0003】(1)特開平1−303945号公報に
は、受信データパケットの誤りを検出して、データパケ
ットの再送を行うシステムにおいて、あらかじめテスト
パターンを送出し、テストパターンの誤り率から最適な
データパケット長を決定するデータパケットのパケット
長最適化方式が提案されている。
【0004】(2)また特開平1−205641号公報
には、データ転送の相手局の変調部、復調部を制御する
ことのできる装置により、データ転送前や誤り率が高く
なった際にテストデータを送受信し、誤り率を測定し、
最適なデータ長を決定するデータパケットのパケット長
最適化方式が提案されている。
【0005】(3)さらに、特開平1−181251号
公報には、電話回線等を使用してデータを通信するデー
タ通信装置において、受信データのエラーを検出し、エ
ラーの検出したデータの再送を依頼できるシステムにお
いて、データのエラー数に応じて最適なデータ転送レー
ト、最適なデータ長を指示するデータ通信装置が提案さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方式は下記記載の問題点を有している。
【0007】第1の問題点は、(1)特開平1−303
945号公報に記載の方式おいては、データ転送開始前
にテストパターンを送信することにより、誤り率を測定
し、データパケット長を決定している、ということであ
る。
【0008】その理由は、データ転送前にデータパケッ
ト長を決定するため、データ転送中に回線品質が変化
し、誤り率が変化した際、最適なデータパケット長に変
更することができない、ためである。
【0009】第2の問題点は、(2)特開平1−205
641号公報に記載の方式においては、データ転送の相
手局の変調部、復調部を制御することによりテストパタ
ーンを送受信し、データパケット長を決定している、と
いうことである。
【0010】その理由は、データ転送の相手局の変調
部、復調部を制御し、最適なデータパケット長を決定す
るため、相手局から変調部、復調部が制御できる専用の
ハードウェアが無いと、最適なデータパケット長が決定
できない、ためである。
【0011】第3の問題点は、(3)特開平1−181
251号公報に記載の装置おいては、データのエラー数
に応じて最適なデータ転送レート、最適なデータ長を指
示している、ということである。
【0012】その理由は、最適なデータ長を相手に指示
するため、通信相手が全てこの手順に対応している必要
があり、この手順を実装していない相手との通信では最
適なデータ長となるようにネゴシエーションすることが
できない、ためである。
【0013】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、通信網の回線品質
により送信フレーム長を決定し、データ転送効率の向上
を図るデータ転送方式を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のデータ転送方式は、通信装置が通信網を介
してデータ通信を行う通信システムのデータ転送方式に
おいて、送信フレーム長に従い、データの分割送信を行
うフレーム送信手段と、送信フレームに対する応答を受
信する応答受信手段と、フレーム送信の成功・失敗の状
態により、次回に送信するフレーム長を決定するフレー
ム長決定手段と、を含み、前記通信網の現時点の回線品
質に応じて最適な送信フレーム長を決定し、データ転送
効率を向上する、ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明のデータ転送方式は、その好ましい
実施の形態において、通信装置が通信網(図1の2)を
介してデータ通信を行う通信システムのデータ転送方式
において、通信装置(図1の1)は、送信フレーム長に
従いデータを分割して送信を行うフレーム送信手段(図
1の11)と、送信フレームに対する相手通信装置から
の応答を受信する応答受信手段(図1の12)と、送信
フレームに対する送信の成功・失敗の状態により、次回
に送信するフレーム長を決定するフレーム長決定手段
(図1の13)と、を備えている。
【0016】フレーム長決定手段(図1の13)は、送
信フレームに対して相手通信装置からの応答を受信する
応答受信手段(図1の12)にて受信した肯定応答を計
数する手段を備え、該肯定応答計数値が予め定めた規定
値を超えた場合、送信フレーム長を最大フレーム長以下
の範囲で現在のフレーム長より所定長分大きな値に変更
し、フレーム送信手段(図1の11)に通知する。フレ
ーム送信手段はこのフレーム長に従って通信網を介して
相手通信装置へ送信フレームを送信する。
【0017】また、フレーム長決定手段(図1の13)
は、応答受信手段で受信する否定応答を計数する手段を
備え、該否定応答計数値が予め定めた規定値を超えた場
合、送信フレーム長を現在のフレーム長より所定長分小
さな値にに変更して、前記フレーム送信手段(図1の1
1)に通知する。フレーム送信手段はこのフレーム長に
従って通信網を介して相手通信装置へ送信フレームを送
信する。
【0018】また、本発明の実施の形態においては、フ
レーム長決定手段は、好ましくは、前記応答受信手段で
肯定応答を受信した場合に前記否定応答を計数する手段
の計数値をリセットし、応答受信手段で否定応答を受信
した場合に前記肯定応答を計数する手段の計数値をリセ
ットする。
【0019】本発明の実施の形態においては、フレーム
長決定手段は、好ましくは、応答肯定を計数する手段の
計数値が予め定めた規定値を超えた場合に最大フレーム
長以下の範囲で送信フレーム長を所定長大きな長さに変
更した後、前記応答肯定を計数する手段の計数値をリセ
ットし、否定応答を計数する手段の計数値が予め定めた
規定値を超えた場合に送信フレーム長を所定長小さな値
に変更した後、前記否定応答を計数する手段の計数値を
リセットする。
【0020】上記のように構成されてなる本発明の実施
の形態によれば、通信網の現時点の回線品質に応じて最
適な送信フレーム長を決定し、データ転送効率を向上す
ることができる。
【0021】
【実施例】次に、上記した本発明の実施の形態について
詳細に説明すべく、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明の一実施例のシステム
構成を示すブロック図である。図2は、送信フレームの
フォーマットの一例を示す図である。
【0022】図1を参照すると、1は通信装置、2は通
信網、3および4は通信装置である。通信装置1は、フ
レーム送信手段11、応答受信手段12、及びフレーム
長決定手段13を備えている。
【0023】通信装置1は、通信網2を介して通信装置
3および通信装置4に接続されている。通信装置1は、
初期設定値として、最大フレーム長と初期送信フレーム
長を有している。送信フレームは、図2に示すように、
ヘッダー部等にシーケンス番号を含み、ユーザデータ部
が続き、その後にチェックサムを含み、受信側でフレー
ムを正常に受信できるようになっている。
【0024】まず、通信装置1で通信装置3向けの送信
データが発生したとする。
【0025】フレーム送信手段11は、初期フレーム長
に従い、送信データを分割送信する。通信装置3は、通
信装置1から送信されたフレームを受信すると、フレー
ムのシーケンス番号とチェックサムをチェックし、正常
受信であれば通信装置1に対して肯定応答を送信する。
これにより、通信装置1の応答受信手段12は肯定応答
を受信する。
【0026】応答受信手段12は肯定応答を受け取る
と、フレーム送信手段11とフレーム長決定手段13に
肯定応答を受信した旨を通知する。
【0027】フレーム長決定手段13は、肯定応答を受
信した旨の通知を受け取ると、肯定応答受信カウンタ
(不図示)をカウントアップするとともに、否定応答受
信カウンタ(不図示)をクリアする。
【0028】肯定応答受信カウンタが初期設定回数(規
定値)を超えた時点で、送信フレーム長を、最大フレー
ム長以下の範囲で、現在のフレーム長よりも初期設定さ
れた割合で大きな値に変更し、フレーム送信手段11に
通知するとともに、肯定応答受信カウンタをクリアす
る。
【0029】一方、通信装置1のフレーム送信手段11
が送信したフレームが通信網2の回線品質が悪化する等
によりデータ化け等が発生した場合、通信装置3がフレ
ームを受信し、シーケンス番号とチェックサムをチェッ
クした際に、エラーを検出するため、通信装置3は通信
装置1に対して否定応答を送信する。これにより、通信
装置1の応答受信手段12は否定応答を受信する。
【0030】応答受信手段12は否定応答を受け取る
と、フレーム送信手段11とフレーム長決定手段13に
否定応答を受信した旨を通知をする。
【0031】フレーム長決定手段13は、否定応答を受
信した旨の通知を受け取ると、否定応答受信カウンタを
カウントアップするとともに、肯定応答受信カウンタを
クリアする。そして、否定応答受信カウンタが初期設定
回数を超えた時点で、送信フレーム長を、現在のフレー
ム長よりも初期設定された割合で小さな幅に変更し、フ
レーム送信手段11に通知するとともに、否定応答受信
カウンタをクリアする。
【0032】このようにして、通信装置が通信網を介し
てデータ通信をするシステムにおいて、通信網の現時点
の回線品質により最適な送信フレーム長を決定し、デー
タ通信を行うため、データ転送効率が向上する。
【0033】なお、通信装置3、4が通信装置1と同様
の構成を備えたもよいことはもちろんである。また、図
1には、通信装置が3台の構成が示されているが、本発
明は、この台数に限定されるものでないことはもちろん
である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信装置が通信網を介してデータ通信をするシステムに
おいて、データ転送効率を向上する、という効果を奏す
る。
【0035】その理由は、本発明においては、通信網の
現時点の回線品質により最適な送信フレーム長を決定し
データ通信を行うためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例における送信フレームのフォ
ーマットの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 通信装置 11 フレーム送信手段 12 応答受信手段 13 フレーム長決定手段 2 通信網 3 通信装置 4 通信装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信装置が通信網を介してデータ通信を行
    う通信システムのデータ転送方式において、 送信フレーム長に従い、データの分割送信を行うフレー
    ム送信手段と、 送信フレームに対する応答を受信する応答受信手段と、 フレーム送信の成功・失敗の状態により、次回に送信す
    るフレーム長を決定するフレーム長決定手段と、 を含み、 通信網の現時点の回線品質に応じて最適な送信フレーム
    長を決定し、データ転送効率を向上する、ことを特徴と
    するデータ転送方式。
  2. 【請求項2】通信装置が通信網を介してデータ通信を行
    う通信システムのデータ転送方式において、 前記通信装置が、送信フレーム長に従いデータを分割し
    て送信を行うフレーム送信手段と、 送信フレームに対する相手通信装置からの応答を受信す
    る応答受信手段と、 送信フレームに対する送信の成功・失敗の状態に応じ
    て、次回に送信するフレーム長を決定するフレーム長決
    定手段と、 を含み、 前記フレーム長決定手段が、前記応答受信手段で受信す
    る肯定応答を計数する手段を備え、該肯定応答計数値が
    予め定めた規定値を超えた場合、送信フレーム長を、最
    大フレーム長以下の範囲で現在のフレーム長よりも所定
    長分大きな値に変更して前記フレーム送信手段に通知
    し、前記フレーム送信手段では次回の送信フレームを該
    通知された送信フレーム値にて送信し、 前記応答受信手段で受信する否定応答を計数する手段を
    備え、該否定応答計数値が予め定めた規定値を超えた場
    合、送信フレーム長を、現在のフレーム長よりも所定長
    分小さな値に変更して前記フレーム送信手段に通知し、 前記フレーム送信手段では次回の送信フレームを該通知
    された送信フレーム長にて送信する、 ことを特徴とするデータ転送方式。
  3. 【請求項3】前記フレーム長決定手段が、前記応答受信
    手段で肯定応答を受信した場合に前記否定応答を計数す
    る手段の計数値をリセットし、 前記応答受信手段で否定応答を受信した場合に前記肯定
    応答を計数する手段の計数値をリセットする、ことを特
    徴とする請求項1又は2記載のデータ転送方式。
  4. 【請求項4】前記フレーム長決定手段が、応答肯定を計
    数する手段の計数値が予め定めた規定値を超えた場合に
    最大フレーム長以下の範囲で送信フレーム長を所定長大
    きな長さに変更した後、前記応答肯定を計数する手段の
    計数値をリセットし、 否定応答を計数する手段の計数値が予め定めた規定値を
    超えた場合に送信フレーム長を所定長小さな値に変更し
    た後、前記否定応答を計数する手段の計数値をリセット
    することを特徴とする請求項1又は2記載のデータ転送
    方式。
JP9303472A 1997-10-17 1997-10-17 データ転送方式 Pending JPH11122226A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011018850A1 (ja) 2009-08-12 2011-02-17 三菱電機株式会社 データ転送装置、データ転送方法及びデータ転送システム
JP2015164277A (ja) * 2014-02-28 2015-09-10 日本放送協会 送信装置、送信方法、およびプログラム

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Effective date: 20000718