JPH1112190A - クロレラ及びモロヘイヤ含有錠剤並びにその製造法 - Google Patents

クロレラ及びモロヘイヤ含有錠剤並びにその製造法

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JPH1112190A
JPH1112190A JP9183177A JP18317797A JPH1112190A JP H1112190 A JPH1112190 A JP H1112190A JP 9183177 A JP9183177 A JP 9183177A JP 18317797 A JP18317797 A JP 18317797A JP H1112190 A JPH1112190 A JP H1112190A
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JP
Japan
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chlorella
moroheiya
weight
parts
mixed powder
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JP9183177A
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English (en)
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Terumasa Chiba
輝正 千葉
Takehiro Nakamura
雄啓 中村
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TAKEHAYA KK
Original Assignee
TAKEHAYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クロレラ及びモロヘイヤを含有する錠剤を提供
する。 【構成】クロレラ及びモロヘイヤ混合粉末を水により造
粒した顆粒80〜95重量部に、クロレラ及びモロヘイ
ヤ混合粉末5〜20重量部を添加して打錠するクロレラ
及びモロヘイヤ含有錠剤及びその製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロレラ及びモロヘイ
ヤから成る錠剤及びその製造法に関する。
【0002】
【発明の背景及び従来技術】クロレラはビタミン類、カ
ルシウム、鉄等のミネラル類を豊富に含み、健康食品と
して広く用いられている。一方、モロヘイヤは50%を
越える食物繊維と粘性多糖類を含んでおり、便秘を解消
し、高脂血症を改善する植物として注目を集めている。
すでに、クロレラ又はモロヘイヤのみを含有する錠剤、
クロレラ及びモロヘイヤを含有する錠剤等が市販されて
いるが、品質的に満足できる製品ではない。一般に、こ
れらの物質を錠剤とするには、直打法、造粒法等の打錠
法が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、市販されている
モロヘイヤを含有する錠剤は、水分を吸収した場合の膨
潤性が悪く、極端な場合は、服用しても消化管内で崩壊
せず錠剤の形を保ったまま排泄されることがあった。崩
壊性を改善するためには直打法等の方法が知られている
が、クロレラ及びモロヘイヤ混合粉末は流動性が悪く、
この方法によっては製造できなかった。一方、安定性、
外観等の点から使用溶媒、使用賦形剤等が限られてお
り、通常の造粒法のみでは崩壊性、外観等の点において
満足のできる錠剤を得ることは困難であった。そこで、
本発明者はこれら課題を解決すべく鋭意研究した結果、
以下に示す方法により、課題を解決できることを見いだ
し本発明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、クロレラ及び
モロヘイヤ混合粉末を水により造粒した顆粒80〜95
重量部に、クロレラ及びモロヘイヤ混合粉末5〜20重
量部を添加して打錠するクロレラ及びモロヘイヤ含有錠
剤である。本発明は、また、クロレラ及びモロヘイヤ混
合粉末を水により造粒した顆粒80〜95重量部に、ク
ロレラ及びモロヘイヤ混合粉末5〜20重量部を添加
し、他の成分を使用せずに打錠するクロレラ及びモロヘ
イヤ含有錠剤である。さらに、本発明は、クロレラ及び
モロヘイヤ混合粉末を水により造粒し、その80〜95
重量部にクロレラ及びモロヘイヤ混合粉末5〜20重量
部を添加し打錠するクロレラ及びモロヘイヤ含有錠剤の
製造法である。
【0005】本発明におけるクロレラ及びモロヘイヤ混
合粉末は、クロレラ20〜80重量部、モロヘイヤ80
〜20重量部から成る混合粉末である。また、クロレラ
及びモロヘイヤ混合粉末を水により造粒した顆粒とは、
混合粉末100重量部に対し、水1〜50重量部を加え
て製した円筒顆粒である。本発明によると、水で容易に
崩壊し、外観も良好なクロレラ及びモロヘイヤ含有錠剤
が得られるが、これが即ち本発明の目的である。
【0006】本発明で使用するクロレラは市販のクロレ
ラ粉末を用いることができ、例えば製品名「クロレラ粉
末」として八重山殖産株式会社から入手できる。モロヘ
イヤ粉末は製品名「モロヘイヤパウダー」としてキッコ
ーマン株式会社から入手できる。本発明においては、ク
ロレラ及びモロヘイヤの混合粉末を用いるが、混合はク
ロレラ20〜80重量部、モロヘイヤ80〜20重量部
を量り、既存の混合機により混合して得ることができ
る。
【0007】また、クロレラ及びモロヘイヤ混合粉末を
水により造粒するには、混合粉末100重量部を混合機
により攪拌しながら、精製水20〜150重量部を徐々
に加えて混練合し、次に、既存の造粒機、例えば円筒造
粒機により造粒することができる。円筒造粒機のスクリ
ーンは特に限定されないが、通常0.5〜5.0mmで
あり、好ましくは1.0〜3.0mmである。
【0008】本発明においては、打錠前に円筒顆粒80
〜95重量%にクロレラ及びモロヘイヤ混合粉末20〜
5重量%を添加するが、これは通常、混合機中で行う。
また、通常、円筒顆粒は乾燥、整粒して用いる。粉末を
混合後、通常用いられる打錠機により錠剤を製する。打
錠にあたっては、通常滑沢剤を使用するが、本発明によ
ると滑沢剤は必要としない。これは本発明の顕著な効果
の一つである。
【0009】
【発明の効果】本発明にかかるクロレラ及びモロヘイア
含有錠剤は外観が良好でかつ水で容易に崩壊する。ま
た、打錠にあたっては滑沢剤を使用する必要がない。以
下に示す実施例1で得られた錠剤と、市販のクロレラ・
モロヘイヤ含有錠剤、及び比較例1、2の水における崩
壊時間を表1に示す。比較例1は、クロレラ粉末及びモ
ロヘイヤ粉末を混合し打錠した製剤、比較例2はクロレ
ラ粉末及びモロヘイヤ粉末を水で造粒、乾燥後打錠した
製剤である。打錠は、直径8mm、1錠200mg、打
錠圧1トンで行った。また、崩壊は日局崩壊試験法に従
った。
【0010】
【表1】 表より、比較例及び市販されている錠剤の崩壊時間よ
り、本発明にかかる錠剤の崩壊時間は著しく短いことが
明らかである。
【0011】
【実施例】 以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に
説明するが、本発明がこれに限定されるわけではない。
【0012】実施例1 クロレラ粉末(八重山殖産製)900gとモロヘイヤ粉
末(キッコーマン製)900gをリボンミキサーで10
分間混合し、続いて精製水を徐々に加えて10分間練合
した。次にΦ=2mmのスクリーンを有する円筒顆粒機
を用いて造粒し、棚式乾燥機で60℃12時間乾燥し
た。20メッシュスクリーンを有するスピードミルを用
いて整粒後、リボンミキサーに移し、クロレラ及びモロ
ヘイヤの1:1混合粉末を200g添加して10分間混
合後、打錠して1錠200mgのクロレラ及びモロヘイ
ヤ含有錠剤を得た。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロレラ及びモロヘイヤ混合粉末を水によ
    り造粒した顆粒80〜95重量部に、クロレラ及びモロ
    ヘイヤ混合粉末5〜20重量部を添加して打錠するクロ
    レラ及びモロヘイヤ含有錠剤。
  2. 【請求項2】クロレラ及びモロヘイヤ混合粉末が、クロ
    レラ20〜80重量部、モロヘイヤ80〜20重量部か
    ら成る混合粉末である請求項1記載のクロレラ及びモロ
    ヘイヤ含有錠剤。
  3. 【請求項3】クロレラ及びモロヘイヤ混合粉末を水によ
    り造粒した顆粒が、混合粉末100重量部に対し、水2
    0〜150重量部を加えて製した円筒顆粒である請求項
    1記載のクロレラ及びモロヘイヤ含有錠剤
  4. 【請求項4】クロレラ及びモロヘイヤ混合粉末を水によ
    り造粒した顆粒80〜95重量部に、クロレラ及びモロ
    ヘイヤ混合粉末5〜20重量部を添加し、他の成分を使
    用せずに打錠するクロレラ及びモロヘイヤ含有錠剤。
  5. 【請求項5】クロレラ及びモロヘイヤ混合粉末を水によ
    り造粒し、その80〜95重量部にクロレラ及びモロヘ
    イヤ混合粉末5〜20重量部を添加し打錠するクロレラ
    及びモロヘイヤ含有錠剤の製造法。
JP9183177A 1997-06-24 1997-06-24 クロレラ及びモロヘイヤ含有錠剤並びにその製造法 Pending JPH1112190A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3156371A4 (en) * 2014-06-10 2018-01-10 Dexerials Corporation Water-purifying agent and water purification method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3156371A4 (en) * 2014-06-10 2018-01-10 Dexerials Corporation Water-purifying agent and water purification method
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