JPH11120590A - 偏向ミラーの回動位置検出装置 - Google Patents

偏向ミラーの回動位置検出装置

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JPH11120590A
JPH11120590A JP28155097A JP28155097A JPH11120590A JP H11120590 A JPH11120590 A JP H11120590A JP 28155097 A JP28155097 A JP 28155097A JP 28155097 A JP28155097 A JP 28155097A JP H11120590 A JPH11120590 A JP H11120590A
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mirror
holder
light receiving
light
mirror holder
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Takashi Takishima
俊 滝島
Toshio Nakagishi
利夫 仲岸
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で且つ簡単な構成で受光素子の感度差に
基づくオフセットを容易に除去することができる偏向ミ
ラーの回動位置検出装置を提供する。 【解決手段】 本発明の偏向ミラーの回動位置検出装置
は、偏向ミラー31を正面に保持するミラーホルダー3
0が回動軸Pを中心に回動可能とされ、回動軸P近傍の
ミラーホルダー30の背面側に反射面34Cを形成し、
発光素子と2つの受光素子とを具備するフォトセンサー
41が反射面34Cに対向配置され、フォトセンサー4
1の発光素子により発光されて反射面34Cで反射され
た光をフォトセンサー41の一方の受光素子で受光して
出力された受光出力と、他方の受光素子で受光して出力
された受光出力との差動出力に基づいて偏向ミラー30
の回動位置を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク装
置、光カード装置等に利用可能な偏向ミラーの回動位置
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、偏向ミラーの回動位置検出装
置には、図9に示す構成のものが知られている。図9
(a)、(b)において、1がベース部材、2がミラー
ホルダーである。ミラーホルダー2は、サスペンション
部材としての板バネ3によりベース部材1に揺動可能に
支持されている。ミラーホルダー2の一面には、偏向ミ
ラー4が設けられている。ミラーホルダー2の他面に
は、コイル5が設けられている。ベース部材1には、コ
イル5に対向させて、磁気ヨーク部材6が設けられてい
る。ベース部材1の上面には、回路基板7がビス8によ
り固定されている。回路基板7には、フォトセンサー9
が設けられている。フォトセンサー9には、その中央に
発光素子としてのLEDチップ9Aが設けられ、その両
側に受光素子としてのフォトトランジスタ9B、9Bが
設けられている。ミラーホルダー2の上面のフォトセン
サー9に対向する位置には、1個の反射板10が設けら
れ、LEDチップ9Aが発光して反射板10で反射した
光を、フォトトランジスタ9B、9Bが受光する構成と
なっている。
【0003】この種の検出装置では、ミラーホルダー2
がベース部材1に対して矢印A方向に揺動すると、反射
板10はフォトセンサー9に対して略平行に移動するの
で、フォトトランジスタ9B、9Bが受光する光量に差
が生じる。これにより、フォトトランジスタ9B、9B
の受光出力の差分が変化し、偏向ミラー4の回動位置が
検出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の偏向ミ
ラーの回動位置検出装置では、反射板10をミラーホル
ダー2の上面に設け、回路基板7をベース部材1の上面
に設けて、フォトセンサー9を反射板10に対向させる
構成であるために、偏向ミラーの回動位置検出装置が大
型化する不都合がある。
【0005】さらに、フォトトランジスタ9B、9Bの
感度に差がある場合、偏向ミラーの中立位置における回
動位置検出信号がゼロとなるようにフォトセンサーと反
射板との相対的位置関係を調整する事が好ましいが、フ
ォトセンサーが前記回路基板に設けられているので、レ
イアウト上、作業上その調整は困難であり、このため各
製品毎に検出回路を工夫してオフセット調整を行わなけ
ればならず、偏向ミラーの回動位置検出装置の検出回路
が複雑化していた。
【0006】この発明の目的は、小型で且つ簡単な構成
であり、しかも、受光素子の感度差に基づくオフセット
を容易に除去することができる偏向ミラーの回動位置検
出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、偏向
ミラーを正面に保持するミラーホルダーが回動軸を中心
に回動可能とされ、前記回動軸近傍の前記ミラーホルダ
ーの背面側に反射面を形成し、発光素子と2つの受光素
子とを具備するフォトセンサーが前記反射面に対向配置
され、前記フォトセンサーの発光素子により発光されて
前記反射面で反射された光を前記フォトセンサーの一方
の受光素子で受光して出力された受光出力と、他方の受
光素子で受光して出力された受光出力との差動出力に基
づいて前記偏向ミラーの回動位置を検出することを特徴
とする偏向ミラーの回動位置検出装置である。
【0008】請求項2の発明は、前記ミラーホルダーの
背面側には凹部が形成され、該凹部にはリブが設けら
れ、該リブの端面を前記反射面とすることを特徴とする
請求項1記載の偏向ミラーの回動位置検出装置である。
【0009】請求項3の発明は、前記ミラーホルダーが
ベース部材に回動可能に軸支され、該ベース部材に当接
する当接面を有するフォトセンサーホルダーに前記フォ
トセンサーが保持され、前記発光素子と2つの受光素子
とは前記当接面と略平行な面内に配置され、前記フォト
センサーホルダーが前記当接面を前記ベース部材に対し
て摺接させながら前記2つの受光素子の配列方向に沿っ
て移動可能とされていることを特徴とする請求項1又は
請求項2記載の偏向ミラーの回動位置検出装置である。
【0010】請求項4の発明は、前記フォトセンサーホ
ルダーの当接面と前記反射面及び偏向ミラー面とが平行
となる位置を前記ミラーホルダーの回動の基準位置と
し、前記2つの受光素子の配列方向を前記回動軸と直交
させ、前記ミラーホルダーを前記基準位置に保持して且
つ前記当接面を前記ベース部材に対して摺接させながら
前記2つの受光素子の配列方向に沿って前記フォトセン
サーホルダーを移動させることにより、前記2つの受光
素子の感度差に基づくオフセットを除去することを特徴
とする請求項3記載の偏向ミラーの回動位置検出装置で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】図1、図2において、20がベー
ス部材、30がミラーホルダーである。ミラーホルダー
30には、その正面に偏向ミラー31が取り付けられて
いる。偏向ミラー31の面31Aは、例えば、光ディス
ク装置のトラッキングサーボ制御に用いられる。ミラー
ホルダー30の下部と上部とには、軸受け部32B、3
2Aが設けられている。ミラーホルダー30の両側面部
には、扁平コイル33A、33Bが設けられている。扁
平コイル33A、33Bの末端が通電回路(図示を省
略)に接続されている。ベース部材20には、偏向ミラ
ー31と向かい合うように開口21が設けられ、偏向ミ
ラー31の面31Aが露出している。
【0012】ベース部材20は、下板部22Aと上板部
22Bとを有し、下板部22Aには、固定ピボット軸2
3Aが設けられ、上板部22Bには、可動ピボット軸2
3Bが設けられている。その固定ピボット軸23A、可
動ピボット軸23Bがそれぞれ軸受け部32B、32A
に軸支されることにより、ミラーホルダー30は図2の
矢印Bの様に揺動可能とされている。ベース部材20の
上板部22Bには、板バネ24Aがビス24Bにより固
定され、その板バネ24Aが可動ピボット軸23Bを外
側から所定の圧力で押圧している。ベース部材20の側
板部20A、20Bの内部には、永久磁石28A、28
Bが、扁平コイル33A、33Bと向かい合うように取
り付けられている。ミラーホルダー30は、扁平コイル
33A、33Bに流す電流と永久磁石28A、28Bと
の間の電磁誘導作用により、固定ピボット軸23Aと可
動ピボット軸23Bとを結ぶ軸線Pを回動軸として回動
する。可動部であるミラーホルダー30は、極力軽量化
を達成する事が好ましいため、ミラーホルダー30の背
面には、凹部34Aが設けられている。
【0013】一方、ミラーホルダー30を軸線Pを回動
軸として回転する回転体と考えた場合、軸線Pに対し
て、偏向ミラー31の重量が付加された偏向ミラー側の
モーメントと、その反対側のモーメントは釣り合う事が
好ましい。また、構造上強度不足による不要共振の発生
を防止しなければならない。これらの条件を達成するた
めに凹部34A内には、略長方体形状のリブ34Bが軸
線P近傍の背面側に軸線Pに沿って形成されており、偏
向ミラー31との重量バランスをとりつつ、ミラーホル
ダー30の強度向上を図っている。
【0014】さらに、リブ34Bの端面34Cは、図3
に示すような形状であり、後述するフォトセンサーホル
ダー40からの光を反射する反射面として利用するもの
である。この反射面34Cは、偏向ミラー31の面31
Aと平行に形成され、その材質、面粗さ等が制限される
ものではない。また、ミラーホルダー30が黒色の材料
からなる場合、反射面34Cに白色塗料を塗布したり、
反射テープを貼ってもよい。
【0015】ベース部材20の背面部20C、20Cに
は、図4に示すように、その上部片隅と下部片隅とにX
方向に細長い案内突起26がそれぞれ形成されている。
各背面部20C、20Cにはフォトセンサーホルダー4
0の当接面40A、40Aが当接し、その案内突起26
はフォトセンサーホルダー40に設けられた切り欠き部
40Bと係合して、フォトセンサーホルダー40を位置
決めする役割を果たす。
【0016】フォトセンサーホルダー40には、フォト
センサーとしてのフォトインターラプター41が配設さ
れている。フォトインターラプター41は、図5に示す
ように、発光素子としてのLEDチップ41Aと、受光
素子としてのフォトトランジスタ41B、41Cとを同
一平面41D上に持つ。LEDチップ41Aとフォトト
ランジスタ41B、41Cとはそれぞれ1個のパッケー
ジに収容されている。これらの収容に際して、LEDチ
ップ41A、フォトトランジスタ41B、41Cは、中
心軸42に沿って直線的に配置されている。
【0017】フォトインターラプター41は、当接面4
0Aと平行なフォトセンサーホルダー40の内壁面40
Cに取り付けられている。そして、フォトインターラプ
ター41の6本の端子がフォトセンサーホルダー40の
外壁面から外側に出されている。つまり、フォトインタ
ーラプター41は、フォトセンサーホルダー40の凹部
34A側に配置される。さらに、フォトセンサーホルダ
ー40がミラーホルダー30に取り付けられた状態で、
フォトインターラプター41の中心軸42が、反射面3
4Cと向かい合うように、且つ、反射面34Cの長手方
向と略直交してX方向に沿うようになっている。
【0018】フォトインターラプター41のLEDチッ
プ41A、フォトトランジスタ41B、41Cは、図6
に示すように、LEDチップ41Aのアノード端子が電
源(図示を省略)のプラス側に接続され、LEDチップ
41Aのカソード端子が電源のマイナス側に接続され、
フォトトランジスタ41B、41Cの各コレクタが電源
のプラス側に接続されている。また、フォトトランジス
タ41Bのエミッタが差動アンプリファイア43のプラ
ス側に接続され、フォトトランジスタ41Cのエミッタ
が差動アンプリファイア43のマイナス側に接続されて
いる。差動アンプリファイア43は、フォトトランジス
タ41B、41Cの受光出力Q1、Q2の差分に基づ
き、差動出力Q3を生成する役割を果たす。
【0019】つぎに、この実施の形態の作用を、フォト
センサーホルダー40の当接面40A及び内壁面40C
と、反射面34C及び偏向ミラー31の面31Aとが平
行となる位置をミラーホルダー30の回動の基準位置O
とし、フォトインターラプター41のLEDチップ41
Aの中心を通り、X方向及び軸線Pと直交する直線上の
フォトインターラプター41の位置を設計中心位置Mと
して説明する。
【0020】フォトインターラプター41のLEDチッ
プ41Aから出射された光は、ミラーホルダー30のリ
ブ34Bに設けられた反射面34Cのエッジ部34Dで
反射されて、フォトトランジスタ41B、41Cで受光
される。ミラーホルダー30が軸線Pを中心にして回動
すると、反射面34Cはフォトインターラプター41か
ら見て略平行に移動して、フォトトランジスタ41Bに
近づくか、または、フォトトランジスタ41Cに近づ
く。反射面34Cがフォトトランジスタ41Bに近づく
と、フォトトランジスタ41Bの受光量が増加してフォ
トトランジスタ41Cの受光量が減少し、反射面34C
がフォトトランジスタ41Cに近づくと、フォトトラン
ジスタ41Bの受光量が減少してフォトトランジスタ4
1Cの受光量が増加する。このため、ミラーホルダー3
0の回動によって、フォトトランジスタ41B、41C
の各受光出力Q1、Q2に差が生じる。
【0021】ここで、ミラーホルダー30が基準位置O
にあるときの各受光出力Q1、Q2を等しく設定すれ
ば、いずれの受光出力が大きいかにより、すなわち、差
動出力Q3の正負により、ミラーホルダー30の回動方
向がわかる。また、その差動出力Q3の大きさと回動角
度とに比例関係を持たせておけば、差動出力Q3の大き
さによりミラーホルダー30の回動角度を容易に算出す
ることができる。
【0022】図7(a)は、各フォトトランジスタ41
B、41Cの受光感度を同一と仮定したときの、フォト
トランジスタ41B、41Cの出力特性曲線を示してい
る。ミラーホルダー30が回動して、反射面34Cがフ
ォトトランジスタ41Bの方へ寄ると、反射面34Cの
エッジ部34Dで反射されてフォトトランジスタ41B
に入射する光の量が増加する。フォトトランジスタ41
Bの受光出力Q1の特性は、反射面34Cの材質や幅及
びフォトインターラプター41と反射面34Cとの距離
によって変化するが、ここでは略図7(a)の様な出力
が得られる。なお、フォトトランジスタ41Cも、フォ
トトランジスタ41Bと同様な特性であるが、フォトト
ランジスタ41Bに入射する光の量が増加しているとき
は、逆にフォトトランジスタ41Cに入射する光の量は
減少している。
【0023】その受光出力Q1、Q2の差動出力Q3が
図7(b)に示すものとなり、そのリニア範囲L(実際
に偏向ミラーを使用し、トラッキング制御を行う範囲)
を利用すれば、差動出力Q3と回動角度との間に比例関
係を得る。ここで、受光出力Q1の特性曲線と受光出力
Q2の特性曲線との交点Q4、すなわち、フォトトラン
ジスタ41Bの出力とフォトトランジスタ41Cの出力
とが等しいとき、差動出力Q3がゼロとなり、これがミ
ラーホルダー30の回動角度の基準位置Oとなる。
【0024】以上の説明では、便宜上、フォトトランジ
スタ41Bの受光出力Q1の特性とフォトトランジスタ
41Cの受光出力Q2の特性とが同一と仮定した。しか
し、実際上、フォトトランジスタ41B、41Cの感度
には差があるので、図8に示すように、受光出力Q1の
特性と受光出力Q2の特性とには差異がある。この差異
があると、フォトトランジスタ41Bの出力とフォトト
ランジスタ41Cの出力との等しい点が基準位置Oから
オフセットする。つまり、差動出力Q3が基準位置Oで
ゼロにならず、Q3=δとなる。
【0025】この差動出力Q3がゼロになるように、ミ
ラーホルダー30を基準位置Oに保持した状態で、当接
面40Aをベース部材20の背面部20Cに摺接させな
がらX方向に沿ってフォトセンサーホルダー40を反射
面34Cと略平行に移動させる。この移動により、反射
面34Cに対するフォトトランジスタ41B、41Cの
位置が変化するので、反射面34Cで反射されてフォト
トランジスタ41B、41Cに入射する光量がそれぞれ
変化し、その受光出力Q1、Q2が順次変化する。すな
わち、フォトトランジスタ41B、41Cに感度差ある
場合でも、設計中心位置Mを移動させる事により受光出
力Q1、Q2に基づく差動出力Q3が順次変化し、基準
位置Oでの差動出力Q3をゼロにすることができる。
【0026】この実施の形態によれば、ミラーホルダー
30を軸線Pを中心に回動可能とし、偏向ミラー31の
背面のリブ34Bに反射面34Cを設ける構成としたの
で、別途偏向角検出用の反射板を必要とせず、装置の小
型化を図ることができる。
【0027】また、ミラーホルダー30を基準位置Oに
保持した状態において、案内突起26に沿ってフォトセ
ンサーホルダー40をベース部材20に対して移動させ
ると、フォトセンサーホルダー40は反射面34Cと略
平行にフォトトランジスタ41B、41Cの配列方向に
移動するので、そのフォトトランジスタ41B、41C
の受光出力Q1、Q2が順次変化するとともに差動出力
Q3も順次変化し、フォトトランジスタ41B、41C
の感度差に基づくオフセットを容易に除去することがで
きる。
【0028】以上この発明の実施の形態について説明し
たが、フォトセンサーとして発光素子と受光素子とを個
別に組み合わせて構成してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ミラー
ホルダーのリブの端面を反射面として利用するので、新
たに反射面を設けることを不要にし、小型で且つ簡単な
構成にすることができる。
【0030】また、案内突起に沿ってフォトセンサーホ
ルダーを移動させると、当接面をベース部材に対して摺
接させながら2つの受光素子の配列方向に沿ってフォト
センサーホルダーが移動するので、ミラーホルダーを基
準位置に保持しつつそのフォトセンサーホルダーの移動
を行うことによって、2つの受光素子の受光出力が順次
変化してこれらの差動出力も順次変化し、受光素子の感
度差に基づくオフセットを容易に除去することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる偏向ミラーの回動位置検出装置
の要部断面図である。
【図2】図1のI−I断面を示す断面図である。
【図3】リブの反射面の形状を示す図である。
【図4】図1に示すベース部材とフォトセンサーホルダ
ーとを背面側から目視した場合の構成を模式的に示す分
解斜視図である。
【図5】フォトインターラプターを示す斜視図である。
【図6】フォトイタラプターの電気的接続関係を示す回
路図である。
【図7】フォトインターラプターを用いて、ミラーホル
ダーの回動角度の検出の一例を示す説明図であって、
(a)は同一感度を有するフォトインターラプターを用
いた場合の出力特性曲線を示し、(b)はその差動出力
曲線を示す。
【図8】感度差のあるフォトインターラプターを用いた
場合の出力特性曲線の一例と、この出力特性曲線に対応
する差動出力曲線を示す図であって、その感度差によっ
てオフセットが生じる理由の説明図である。
【図9】従来の偏向ミラーの回動位置検出装置の説明図
であって、(a)は分解斜視図、(b)は側面図であ
る。
【符号の説明】
20 ベース部材 30 ミラーホルダー 31 偏向ミラー 31A 面(偏向ミラー面) 34A 凹部 34B リブ 34C 反射面 40 フォトセンサーホルダー 41 フォトインターラプター(フォトセンサー) P 軸線(回動軸)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏向ミラーを正面に保持するミラーホル
    ダーが回動軸を中心に回動可能とされ、前記回動軸近傍
    の前記ミラーホルダーの背面側に反射面を形成し、発光
    素子と2つの受光素子とを具備するフォトセンサーが前
    記反射面に対向配置され、前記フォトセンサーの発光素
    子により発光されて前記反射面で反射された光を前記フ
    ォトセンサーの一方の受光素子で受光して出力された受
    光出力と、他方の受光素子で受光して出力された受光出
    力との差動出力に基づいて前記偏向ミラーの回動位置を
    検出することを特徴とする偏向ミラーの回動位置検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ミラーホルダーの背面側には凹部が
    形成され、該凹部にはリブが設けられ、該リブの端面を
    前記反射面とすることを特徴とする請求項1記載の偏向
    ミラーの回動位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記ミラーホルダーがベース部材に回動
    可能に軸支され、該ベース部材に当接する当接面を有す
    るフォトセンサーホルダーに前記フォトセンサーが保持
    され、前記発光素子と2つの受光素子とは前記当接面と
    略平行な面内に配置され、前記フォトセンサーホルダー
    が前記当接面を前記ベース部材に対して摺接させながら
    前記2つの受光素子の配列方向に沿って移動可能とされ
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の偏
    向ミラーの回動位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記フォトセンサーホルダーの当接面と
    前記反射面及び偏向ミラー面とが平行となる位置を前記
    ミラーホルダーの回動の基準位置とし、前記2つの受光
    素子の配列方向を前記回動軸と直交させ、前記ミラーホ
    ルダーを前記基準位置に保持して且つ前記当接面を前記
    ベース部材に対して摺接させながら前記2つの受光素子
    の配列方向に沿って前記フォトセンサーホルダーを移動
    させることにより、前記2つの受光素子の感度差に基づ
    くオフセットを除去することを特徴とする請求項3記載
    の偏向ミラーの回動位置検出装置。
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