JP2001153606A - フォトセンサ、移動検出装置およびこれを備えた機器、カメラ - Google Patents

フォトセンサ、移動検出装置およびこれを備えた機器、カメラ

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JP2001153606A
JP2001153606A JP33935199A JP33935199A JP2001153606A JP 2001153606 A JP2001153606 A JP 2001153606A JP 33935199 A JP33935199 A JP 33935199A JP 33935199 A JP33935199 A JP 33935199A JP 2001153606 A JP2001153606 A JP 2001153606A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸回転する遮光板を用いるタイプのフォトセ
ンサは大型化し易い。 【解決手段】 発光部からの光を受光部で受けて信号を
出力するフォトセンサ(フォトインタラプタ等)におい
て、発光部と受光部との間に、径方向に貫通する穴又は
溝形状の透光部15を形成した軸部材14を配置し、こ
の軸部材を回転させて透光部を通して受光部にて受光さ
れる光量を変化させることにより信号出力レベルを変化
させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光部からの光を
受光部で受けて信号を出力する、フォトインタラプタ等
のフォトセンサおよびこれを用いた移動検出装置、光学
機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのシャッタ等の検出対象物
の回転位置あるいは回転方向を検出する機構には、発光
部と受光部を有するフォトインタラプタが用いられるこ
とが多い。
【0003】このようなフォトインタラプタとしては、
図3および図4に示されるように、検出対象物に連動し
て回転する軸32に遮光板33を取り付け、この遮光板
33をフォトインタラプタ31のセンサ光路を横切る位
置に配置して構成されるものがある。遮光板33が回転
すると、この遮光板33の回転位置に応じて発光部から
受光部に受光される光量が変化し、図5に示すように、
フォトインタラプタ出力レベルが変化する。
【0004】また、フォトインタラプタには、図6に示
すようにくさび型の穴36が形成された遮光板34を用
い、フォトインタラプタ出力レベルと軸回転角とを高精
度に対応させたものもある。
【0005】これらフォトインタラプタの出力レベルと
回転角の関係をテーブル化しておき、検出対象物の回転
によって変化するフォトインタラプタ出力レベルとテー
ブルデータとを比較演算することにより、検出対象物の
回転位置の検出が可能となる。また、時間毎に得られる
フォトインタラプタ出力の差を検出し、その差の正負に
よって、検出対象物がどちらの方向に回転しているかの
判定を行うこともできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフォトインタラプタでは、フォトインタラプタの位
置が遮光板33,34の回転中心から離れているため、
次のような欠点があった。
【0007】(1)回転による移動距離は、回転中心か
ら遠ざかるほど長くなるため、フォトインタラプタの出
力変化範囲を広く、つまり使用回転角度範囲を広く取る
ためには非常に大きなセンサ又は遮光板が必要になり、
機構の大型化を招く。
【0008】一方、小型化を目的として小さなセンサと
小さな遮光板とで構成することもできるものの、 (2)遮光板又はくさび状の穴の形状寸法及びセンサ取
り付け位置のズレがフォトインタラプタ出力に大きく影
響する。つまり、回転量に対するフォトインタラプタ出
力の変化の割合が個々にばらつく。
【0009】(3)また遮光板を支持する軸のラジアル
方向のガタも(2)と同様に作用する。
【0010】(4)さらに、直線性をもってフォトイン
タラプタ出力を変化させるには、遮光板又は穴の形状が
重要となるが、遮光板が回転運動するため設計が困難で
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、発光部からの光を受光部で受けて信
号を出力するフォトセンサ(フォトインタラプタ等)に
おいて、発光部と受光部との間に、径方向に貫通する穴
又は溝形状の透光部を形成した軸部材を配置し、この軸
部材を回転させて透光部を通して受光部にて受光される
光量を変化させることにより信号出力レベルを変化させ
るようにしている。
【0012】すなわち、発光部と受光部との間の光路上
に、上記透光部を有する軸部材を配置し、検出対象物に
連動させて軸部材を上記光路上で回転させることで検出
対象物の移動位置又は移動方向を検出できるようにして
いる。
【0013】これにより、フォトセンサ、さらにはこれ
を用いた移動検出装置や機器のコンパクト化を図ること
が可能となる。しかも、発光部および受光部に対する軸
部材の配置位置のずれが信号出力に与える影響が小さい
ため、従来のセンサほど高い部品寸法精度や組立精度が
要求されない。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態であるフォトインタラプタ(フォトセ
ンサ)を示している。
【0015】この図において、1はフォトインタラプタ
本体であり、所要のスペースを挟んで発光部と受光部と
を対向保持している。
【0016】14は上記スペース、すなわち発光部と受
光部間の光路上に配置された回転軸である。この回転軸
14には、径方向に貫通する溝15が形成されている。
【0017】このように構成されるフォトインタラプタ
において、回転軸14が回転すると図1(A)および図
1(C)から分かるように、発光部と受光部間の光路幅
15gが変化する。このため、フォトインタラプタ1の
受光部における受光量が変化し、フォトインタラプタの
出力レベルが変化する。
【0018】なお、回転軸14の回転位置とフォトイン
タラプタの出力レベルとの関係は、図5に示したグラフ
と同様になり、回転軸14の回転位置の変化に比例して
フォトインタラプタの出力レベルがほぼリニアに変化す
る。
【0019】(第2実施形態)図2には、上記第1実施
形態にて説明したフォトインタラプタを用いた、カメラ
(光学機器)用シャッタを示している。
【0020】この図において、6は巻線、7は巻線コイ
ルベースであり、巻線6を支持し、かつ回動可能にシャ
ッタベース8と嵌合している。
【0021】4a,4bはマグネットで、ヨーク3aに
貼りつけられ、他方のヨーク3bと対向して磁場を形成
する。
【0022】10,11は遮光羽根であり、シャッタベ
ース8に形成された2本のピン(不図示)と羽根穴10
a,11aとがそれぞれ隙間嵌合している。また、コイ
ルベース7のレバーピン(不図示)と遮光羽根10,1
1に形成された長溝10b,11bとがそれぞれ隙間嵌
合している。
【0023】12は遮光羽根10,11を押さえるシャ
ッタカバーであり、ビス13a,13bによりシャッタ
ベース8に固定される。
【0024】5はスプリングであり、コイルベース7の
軸14の外周に取り付けられている。スプリング5の一
端はコイルベース7のバネ掛け部7aに、他端はシャッ
タベース8に掛けられており、このスプリング5はコイ
ルベース7を一方向に付勢している。
【0025】フォトインタラプタ1は、センサホルダ2
により支持され、このセンサホルダ2はシャッタベース
8に取り付けられている。
【0026】コイルベース7の回転軸(第1実施形態に
て説明した回転軸)14は、センサホルダ2に形成され
た穴(不図示)を貫通し、回転軸14に設けられた溝1
5がフォトインタラプタの発光部と受光部の光路上に配
置される。
【0027】このように構成されるシャッタにおいて、
巻線6に電流が通電されると、マグネット4a,4bお
よびヨーク3a,3b間の磁界作用により、巻線6とと
もにコイルベース7が回動する。そしてコイルベース7
のレバーピン(不図示)の移動により、遮光羽根10,
11が開き動作する。
【0028】巻線6への通電を停止すると、遮光羽根1
0,11を閉じる方向にスプリング5が作用し、遮光羽
根10,11が閉じ動作する。
【0029】このような遮光羽根10,11の開閉動作
に伴い、コイルベース7の回転軸14つまりは溝15が
光路上で回転するため、フォトインタラプタの出力レベ
ルが変化し、その出力レベルに基づいて遮光羽根10,
11の位置(絞り量)の検出が可能となる。
【0030】また、必要であれば、時間毎に得られるフ
ォトインタラプタ出力の差を検出し、その差の正負によ
って、遮光羽根10,11が開閉方向のうちどちらの方
向に動作しているかの判定を行うこともできる。
【0031】なお、上記実施形態では、回転軸14にこ
れを径方向に貫通する溝15を形成する場合について説
明したが、回転軸にこれを径方向に貫通する穴を形成し
てもよい。
【0032】また、上記第2実施形態では、カメラ用シ
ャッタにフォトインタラプタを用いた場合について説明
したが、本発明のフォトセンサは、カメラにおけるシャ
ッタ以外の作動部分やカメラ以外の各種機器の作動部分
の動きを検出するためのセンサとして用いることができ
る。
【0033】さらに、上記実施形態では、検出対象物
(コイルベース7)が回転動作し、この検出対象物に形
成された回転軸14をフォトインタラプタの回転軸とし
て用いる場合について説明したが、例えば、検出対象物
の直線動作を、この検出対象物とは別体の回転軸に回転
運動として伝えるようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発光部と受光部との間の光路上に、径方向に貫通する溝
又は穴形状の透光部を有する軸部材を配置し、検出対象
物に連動させて軸部材を上記光路上で回転させること
で、受光部への受光量を変化させてフォトセンサ出力レ
ベルを変化させ、検出対象物の移動位置や移動方向を検
出できるようにしているので、フォトセンサ、さらには
これを用いた移動検出装置や機器のコンパクト化を図る
ことができる。しかも、発光部および受光部に対する軸
部材の配置位置のずれがフォトセンサ出力に与える影響
が小さいため、従来のセンサほど高い部品寸法精度や組
立精度が要求されることをなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるフォトインタラプ
タの構成図。
【図2】本発明の第2実施形態であるシャッタの分解斜
視図。
【図3】従来のフォトインタラプタの構成図。
【図4】従来のフォトインタラプタの構成図。
【図5】軸回転量とフォトインタラプタ出力の関係を表
したグラフ図。
【図6】従来のフォトインタラプタの構成図。
【符号の説明】
1 フォトインタラプタ 2 センサホルダ 3a,3b ヨーク 4a,4b マグネット 5 スプリング 6 巻線コイル 7 コイルベース 8 シャッタベース 10,11 遮光羽根 12 シャッタカバー 13 止めビス 15 溝 33,34 遮光板 35 投、受光部 36 くさび型穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部からの光を受光部で受けて信号を
    出力するフォトセンサにおいて、 前記発光部と前記受光部との間に、径方向に貫通する穴
    又は溝形状の透光部を形成した軸部材を配置し、 この軸部材を回転させて前記透光部を通して前記受光部
    にて受光される光量を変化させることにより信号出力レ
    ベルを変化させることを特徴とするフォトセンサ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフォトセンサを用いる
    とともに、 前記軸部材を検出対象物の動きに連動させて回転させ、
    変化する信号出力レベルに基づいて前記検出対象物の移
    動位置又は移動方向を検出することを特徴とする移動検
    出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の移動検出装置を備えた
    ことを特徴とする機器。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の移動検出装置を備えた
    ことを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 前記検出対象物が、開閉動作して撮影光
    路面積を変化させる遮光部材であることを特徴とする請
    求項4に記載のカメラ。
JP33935199A 1999-11-30 1999-11-30 フォトセンサ、移動検出装置およびこれを備えた機器、カメラ Pending JP2001153606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002251079A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Canon Inc 画像形成装置及び回転体速度検出装置
JP2015007581A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 リンテック株式会社 位置認識装置および位置認識方法

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