JPH11118902A - 移動体用通報装置及びそのシステム - Google Patents

移動体用通報装置及びそのシステム

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JPH11118902A
JPH11118902A JP9282424A JP28242497A JPH11118902A JP H11118902 A JPH11118902 A JP H11118902A JP 9282424 A JP9282424 A JP 9282424A JP 28242497 A JP28242497 A JP 28242497A JP H11118902 A JPH11118902 A JP H11118902A
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JP
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gps
mobile
pseudo range
signal
gps signals
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JP9282424A
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English (en)
Inventor
Andrews Scott
アンドリュース スコット
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で位置情報を送信する。 【解決手段】 GPS受信機12において、GPS衛星
から受信したGPS信号を信号復調器14で復調する。
そして、疑似レンジをバッファメモリ16に記憶する。
例えば6つの衛星からの最新の受信疑似レンジをバッフ
ァメモリ16に記憶する。緊急用ボタンの操作などによ
り、通報を行う場合には、電話プロセッサ22が固定メ
モリ20からメーデーセンタの電話番号を読み出し、電
話をかける。そして、バッファメモリ16に記憶されて
いる疑似レンジをDTMFジェネレータ26からのDT
MF信号に変調して送信する。送信を受けた外部機関
は、送られてきた疑似レンジから位置評定の処理を行
い、位置を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体の位置を知
らせるために移動体から外部機関へ通報する移動体用通
報装置及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用の緊急通報システムが
各種提案されている。すなわち、車両において、事故や
故障が発生したときには、所定の外部機関(例えば、メ
ーデーセンタ)に連絡を取り、必要な処置を頼むことが
必要とされる。この通報には、例えば移動体電話が利用
される。また、この通報においては、救急車や車両の修
理を行う人の派遣を依頼することになるため、車両の位
置を知らせる必要がある。そして、この車両位置の連絡
は、正確かつ迅速に行うことが要求される。
【0003】一方、車両の位置検出には、GPS(グロ
ーバル・ポジショニング・システム)装置がよく利用さ
れ、ナビゲーション装置の普及と共に、これを搭載する
車両が増えてきている。そこで、車両に搭載されたGP
S装置で検出した位置の緊急時の通報に利用することが
考えられる。例えば、米国特許第5,223,844号
公報には、車両に搭載されたGPS装置において検出し
た自車位置を救急センタに通知するものが記載されてい
る。これにより、車両における異常事態発生時におい
て、救急センタに対し、自車両の位置を迅速かつ正確に
知らせることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、GPS衛星から受信した電波から所定の演算により
位置評定演算を行う必要がある。すなわち、GPS装置
は、複数の人工衛星からのGPS信号を受信し、これに
基づいて位置評定を行うものであり、位置評定のための
演算処理が必要である。この位置評定のための演算は、
複数のGPS衛星のエフェメリス(軌道データ)、時刻
等を利用したものであり、このために高速のマイクロプ
ロセッサやメモリを必要とする。従って、このようなG
PS装置を備えることで、通報用の装置のコストが高く
なってしまうという問題点があった。さらに、位置デー
タを送信するためには、データ通信用のモデムなどが必
要であり、このような装置もコストアップの原因となっ
ていた。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、簡略な装置で移動体の位置を外部機関に通報する
ことができる移動体用通報装置及びそのシステムを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る移動体用通
報装置は、複数のGPS衛星からのGPS信号を受信す
る受信手段と、受信された複数のGPS信号を位置評定
のための処理を行うことなく所定の外部機関に対し送信
する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0007】このように、移動体用通報装置では、GP
S信号から位置評定を行わない。従って、GPS信号に
対する受信処理を行うだけでよく、位置評定のための演
算処理が不要になる。そこで、高速のプロセッサや、位
置評定のために必要なGPSエフェメリスのための記憶
領域などが不要になる。従って、移動体用通報装置を簡
単安価なものにできる。
【0008】さらに、位置評定のための処理を送信手段
からのGPS信号を受信した外部機関において行うこと
ができる。従って、この外部機関において、DGPS
(ディファレンシャルGPS)などの高度の位置評定を
行うことができる。
【0009】また、本発明は、前記受信した複数のGP
S信号からGPS疑似レンジを抽出し、抽出された疑似
レンジを前記送信手段により前記外部機関に対して送信
することを特徴とする。GPS疑似レンジには、そのG
PS信号を発信したタイムスタンプ(時刻データ)と、
衛星のIDナンバー(衛星番号)が含まれている。複数
の衛星からこれらのデータを得れば、外部機関におい
て、これを受信した移動体の位置を評定することができ
る。そして、移動体はこのGPS疑似レンジのみを送信
すればよいため、送信量を少なくして、位置についての
データを送信することができる。
【0010】また、本発明は、前記送信手段は、疑似レ
ンジ中の時刻データ及び衛星番号を送信することを特徴
とする。
【0011】また、本発明は、前記送信手段は、移動体
が緊急状態になったときに外部機関への送信を行うこと
を特徴とする。緊急状態における通報は確実、かつ正確
な位置情報を含むことが重要であり、本発明によって、
これを達成することができる。
【0012】また、本発明は、前記送信手段は移動体電
話を利用することを特徴とする。移動体電話は比較的安
価であり、これによって装置を安価なものにできる。
【0013】また、本発明は、前記送信手段は、DTM
F信号を用いてGPS信号を送信することを特徴とす
る。DTMF信号の発生手段は、電話機に元々備えられ
ており、データ通信のために特別の装置が必要なくな
る。
【0014】また、本発明は、上述のような移動体通報
装置と、これを受ける外部機関(例えば、メーデーセン
タ)からなるシステムに関する。このようなシステムに
より、移動体における緊急事態発生時において、移動体
の位置を含む好適な通報が行える。また、移動体に搭載
する通報装置が非常に簡単安価なものにでき、かつ移動
体の位置評定は正確なものにできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0016】図1は、車両に搭載された通報装置(移動
体用通報装置)10の構成を示すブロック図である。な
お、通報装置は車載に限らず、ノートパソコン、携帯情
報端末などに搭載させてよい。GPS受信機12は、複
数のGPS衛星からのGPS信号を受信する。GPS受
信機12には、信号復調器14が接続されており、受信
電波(GPS信号)を復調する。また、信号復調器14
は、復調されたGPS信号の中の疑似レンジ(pseu
do range)を抽出し、これをバッファメモリ1
6に書き込む。
【0017】ここで、信号復調器14は、疑似レンジ
(データ)をバッファメモリ16の2つのエリアに所定
数ずつ書き込む。このバッファメモリ16は、リングメ
モリのような構成であり、常に最新の所定数(例えば6
つ)のGPS衛星からの疑似レンジを記憶する。また、
1つのエリアに所定数ずつのGPS衛星からのデータを
書き込んだ場合には、エリアを変更し、もう1つのエリ
アに次の所定数のGPS衛星からのデータを書き込むこ
とで、いずれか一方のエリアには、常に所定数のGPS
衛星からのデータが記憶されているようにしてもよい。
なお、疑似レンジは、種々のタイムスタンプ(信号の時
刻を表すデータ)及び当該GPS衛星を特定するIDデ
ータを含んでいる。
【0018】バッファメモリ16には、マイクロコント
ローラ18が接続されており、マイクロコントローラ1
8は、バッファメモリ16に記憶されているデータを読
み出す。また、マイクロコントローラ18には、固定メ
モリ20が接続されており、マイクロコントローラ18
はこの固定メモリ20からもデータを読み出す。この固
定メモリ20には、車両のIDナンバーや、緊急連絡先
の電話番号などが記憶されている。なお、この固定メモ
リ20は、EEPROMなどを使用して、電源をオフし
ても記憶内容が消えないようになっている。
【0019】マイクロコントローラ18には、電話プロ
セッサ22が接続されている。また、電話プロセッサ2
2には、メモリ24及びDTMFジェネレータ26が接
続されている。なお、マイクロコントローラ18の機能
と電話プロセッサ22の機能を1つのプロセッサによっ
て行ってもよい。メモリ24には、疑似レンジのデータ
を10進のデータに変換したものが記憶される。また、
DTMFジェネレータ26は、通常のダイヤリングに必
要な少なくとも12種類のデータに予め割り付けられて
いる周波数信号であるDTMF(デュアルトーンマルチ
フリークエンシー)信号を発生する。さらに、電話プロ
セッサ22には、キーパッド、マイクロフォン及びスピ
ーカを有するハンドセット28が接続されており、これ
を利用して通常の通話が行われる。
【0020】電話プロセッサ22には、無線を利用する
通信機32が接続されており、これらを利用して電話回
線と接続される。すなわち、ハンドセット28を用いた
通話は、通常の移動体電話と全く同様に行われる。
【0021】図2には、メーデーセンタ40の構成が示
されている。メーデーセンタ40には、公衆電話回線が
接続されている。この電話回線は有線で接続された多数
の基地局を有し、この基地局が車両側の通報装置10と
無線回線で接続される。従って、車両側の通報装置10
が、通常の電話回線を利用して、メーデーセンタ40に
接続される。
【0022】電話回線には、メーデーセンタ40の交換
機44が接続されている。この交換機44には、オペレ
ータハンドセット46が接続されており、メーデーセン
タ40のオペレータが通話ができるようになっている。
交換機44には、DTMFデコーダ48が接続されてお
り、ここで受信したDTMF信号が1〜12のデータに
復調される。DTMFデコーダ48には、サーバシステ
ム50が接続されており、復調したDTMF信号につい
ての処理を行う。
【0023】サーバシステム50には、ユーザデータベ
ース52、地図データベース54、エフェメリスデータ
ベース55が接続されている。ユーザデータベース52
には、各ユーザについての固有データが記憶されてい
る。例えば、車両IDに対応して、車種、所有者の住
所、氏名、連絡先などのデータが記憶されている。ま
た、地図データベース54には、通常の地図データが記
憶されている。エフェメリスデータベース55にはGP
S衛星軌道データが記憶されている。
【0024】更に、サーバシステム50には、オペレー
タモニタ56が接続されており、サーバシステム50か
らのデータがここに表示される。すなわち、オペレータ
モニタ56には、ユーザデータベース52からのデータ
や、地図上に車両位置が表示されたりする。
【0025】図3に、車両用通報装置における処理のフ
ローチャートを示す。まず、信号復調器14において、
GPS信号の中の疑似レンジを受信した(S11)場合
には、それが新しいGPS衛星からのものであるかを判
定する(S12)。新しいGPS衛星からのものでなか
った場合には、S11に戻り、新しいGPS衛星からの
疑似レンジであった場合には、この疑似レンジをバッフ
ァメモリ16に格納する(S13)。そして、バッファ
メモリ16に格納されている疑似レンジが正確な位置を
演算するに十分な個数(例えば6個)になったかを判定
する(S14)。十分な個数になっていなかった場合に
はS11に戻り、十分な個数になっていた場合には、通
報システムが起動されているか否かを判定する(S1
5)。起動されていなかった場合には、緊急通報は不要
であり、S11に戻り、受信処理を繰り返す。一方、S
15の判定において、通報システムが起動されていた場
合には、最も新しいセットの受信疑似レンジを送信する
(S16)。
【0026】ここで、車両の搭乗者(ユーザ)は、事故
にあったり、故障が生じたり、けがをしたり、強盗に襲
われる等の緊急事態に遭遇した場合には、スイッチなど
の操作により、通報システムを起動する。なお、スイッ
チは、その理由によって、別のスイッチになっているこ
とが好適である。また、エアバッグが起動したり、燃料
がなくなったり、バッテリの電圧が下がったりしたこと
を検出した場合には、通報システムが自動的に起動され
る。
【0027】そして、通報システムが起動されることに
よって、S15において、YESとなり、S16の疑似
レンジなどの送信が行われる。
【0028】また、この疑似レンジの送信は、移動体電
話(携帯電話)を利用して行われ、データの通信にはD
TMF信号が利用される。すなわち、S16において、
電話プロセッサ22は、まず電話機をオフフックし、回
線を閉ループにする。そして、マイクロコントローラ1
8を介し、固定メモリ20から緊急通報先の電話番号を
読み出し、この電話番号に基づき、DTMFジェネレー
タ26から対応するDTMF信号を発生させる。そし
て、これを通信機32から無線で電話回線に送出するこ
とで、緊急通報先に電話がかけられる。
【0029】相手先の電話機がオフフックされ、両者の
電話が通じた場合には、電話プロセッサ22は、必要な
データをDTMF信号としてを送出する。電話が通じた
ことを確認するため、両者で音声信号(トーン信号の確
認をしたり、あるいは声による確認でもよい)のやりと
りを行うことが好適である。
【0030】送出されるデータは、ユーザIDナンバ
ー、通報の理由を示すコード(操作されたスイッチの種
別や自動起動された場合にその理由などを示すコー
ド)、GPS信号中の疑似レンジ等である。ユーザID
ナンバー、通報理由を示すコードは、基本的に0〜9の
数字で表されるため、これをそのままDTMF信号に対
応させることができる。なお、データの区切りを#等の
記号に対応させるとよい。また、GPS信号の疑似レン
ジは、通常20ビットのバイナリデータである。そこ
で、これを7桁の10進数にしてそれぞれをDTMF信
号に対応させればよい。
【0031】従って、疑似レンジについては、20ビッ
トのバイナリデータを10進数に変換してメモリ24に
書き込んでおき、これを読み出して、DTMF信号が発
生される。このようなデータについてのDTMF信号の
送出は、基本的にダイヤリングと同様にして行うことが
できる。
【0032】なお、他のデータ通信手段がある場合に
は、それを利用してもよい。しかし、DTMF信号を利
用するやり方によれば、通常の電話機の機能をそのまま
利用できるため、構成が非常に簡単になり、装置を安価
なものにできるというメリットがある。すなわち、DT
MF信号送出のための装置は元々電話機に備えられてい
るため、追加しなければならない部品は非常に少ない。
【0033】図4に基づいて、メーデーセンタ40側で
の処理について説明する。まず、緊急通報の電話があっ
た場合には、回線接続後DTMF信号の受信待ちの状態
として、車両側からのデータを受信する(S21)。そ
して、受信したDTMF信号をユーザについての情報
と、疑似レンジに分離する(S22)。ユーザ情報(ユ
ーザIDコードなど)に基づいて、ユーザデータベース
52にアクセスし、ユーザについての各種情報を取得す
る(S23)。一方、複数の衛星からのGPS信号中の
疑似レンジ及びエフェメリスデータベース55のエフェ
メリス(ephemeris:衛星軌道データ)に基づ
いて、車両側の通報装置10の位置を演算算出する(S
24)。
【0034】ここで、メーデーセンタ40において、他
の通信手段(例えば、FM多重放送)からGPSの誤差
情報を得て精度を上昇するディファレンシャルGPS
(DGPS)を利用することが好適である。これによ
り、車両側の通報装置においては、DGPS用の装置を
備えることなく、DGPSを利用した精度の高い通報装
置10の位置検出を行うことができる。
【0035】次に、検出した位置に基づいて、地図デー
タベース54にアクセスし、周辺の地図データを読み出
し、ユーザ位置を地図上に位置づける(S25)。そし
て、オペレータモニタ56にユーザ情報及びユーザ位置
を表示する。すなわち、ユーザ位置周辺の地図上にマー
クを表示すると共に、ユーザ情報を文字表示する(S2
6)。
【0036】これによって、メーデーセンタ40のオペ
レータは、ユーザの状況、位置について認識することが
できる。そして、その状況から、警察、消防署、修理工
場などへの連絡などが必要かを判断し、必要な場合はそ
の手配を行う。
【0037】また、この通報に引き続き、通常の通話を
行うこともできる。すなわち、ユーザが、ハンドセット
28を利用して、メーデーセンタ40のオペレータと通
話することができる。通報は、元々音声通信で行ってお
り、何ら切換の処理などを行うことなく、通常通話に切
り換えることができる。これによって、ユーザにとって
必要な措置についての確認をしたり、各種処置について
の指導も行うことができる。更に、救急車などの到着も
確認することができる。
【0038】このように、本実施形態によれば、データ
通信にDTMF信号を利用する。従って、データ通信の
ためのモデムなどを必要としない。特に、DTMFジェ
ネレータは、通常の電話機の一部として存在するもので
あり、非常に安価なものである。一方、DTMF信号を
利用するため、データの転送レートは比較的小さい。し
かし、送らなければならないデータは、比較的少なく、
システムの機能が限定されるものではない。
【0039】また、本実施形態によれば、疑似レンジを
そのままメーデーセンタに送る。従って、車両用通報装
置においては、GPS信号を処理し位置を評定する必要
がない。そこで、高性能なプロセッサやGPSエフェメ
リスを記憶するメモリなどが不要となる。これにより、
車両用通報装置においては、通常の電話のダイヤリング
などを行うのと同様のプロセッサがあればよいことにな
る。
【0040】更に、疑似レンジは、メーデーセンタで処
理される。そこで、車両において、DGPSのための装
置がなくても、DGPSを利用した正確な位置評定を行
うことができる。DGPSの誤差情報は、FM多重放送
などで提供されるが、この情報を得るためには、追加の
装置が必要となり、装置コストが上昇する。本実施形態
では、メーデーセンタがこれらの装置を有せばよい。さ
らに、車両の位置によっては、DGPSが利用できない
場合もあるが、メーデーセンタではこのようなことはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動体用通報装置の全体構成を示すブロック
図である。
【図2】 メーデーセンタの全体構成を示すブロック図
である。
【図3】 移動体用通報装置における処理を示すフロー
チャートである。
【図4】 メーデーセンタにおける処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 移動体用通報装置、12 GPS受信機、14
信号復調器、16 バッファメモリ、22 電話プロセ
ッサ、26 DTMFジェネレータ、32 通信装置、
40 メーデーセンタ、48 DTMFデコーダ、50
サーバシステム、52 ユーザデータベース、54
地図データベース。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のGPS衛星からのGPS信号を受
    信する受信手段と、 受信された複数のGPS信号を位置評定のための処理を
    行うことなく、所定の外部機関に対し送信する送信手段
    と、 を有することを特徴とする移動体用通報装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記受信した複数のGPS信号からGPS疑似レンジを
    抽出し、抽出されたGPS疑似レンジを前記送信手段に
    より前記外部機関に対して送信することを特徴とする移
    動体用通報装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、 前記送信手段は、疑似レンジ中の時刻データ及び衛星番
    号を送信することを特徴とする移動体用通報装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載の装
    置において、 前記送信手段は、移動体が緊急状態になったときに外部
    機関への送信を行うことを特徴とする移動体用通報装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つに記載の装
    置において、 前記送信手段は移動体電話を利用することを特徴とする
    移動体用通報装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、 前記送信手段は、DTMF信号を用いてGPS信号とユ
    ーザーデータ信号を送信することを特徴とする移動体用
    通報装置。
  7. 【請求項7】 複数のGPS衛星からのGPS信号を移
    動体において受信し、 受信した複数のGPS信号を外部機関に送信し、 送信を受けた外部機関が、送られてきた複数のGPS信
    号から移動体の位置を検出することを特徴とする移動体
    用通報システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のシステムにおいて、 前記移動体は、受信した複数のGPS信号からGPS疑
    似レンジを抽出し、抽出した疑似レンジを前記外部機関
    に対して送信することを特徴とする移動体用通報システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のシステムにおいて、 前記移動体は、疑似レンジ中の時刻データ及び衛星番号
    を送信することを特徴とする移動体用通報システム。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれか1つに記載の
    システムにおいて、 前記移動体は、移動体が緊急状態になったときに外部機
    関への送信を行うことを特徴とする移動体用通報システ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10のいずれか1つに記載
    のシステムにおいて、 前記移動体は移動体電話を利用することを特徴とする移
    動体用通報システム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のシステムにおい
    て、 前記移動体は、DTMF信号を用いてGPS信号とユー
    ザデータ信号を送信することを特徴とする移動体用通報
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003005186A1 (fr) * 2001-07-05 2003-01-16 Fujitsu Limited Demarrage d'application sur un processeur d'information au moyen d'une unite portative
JP2012203799A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Denso Corp 車両用装置

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