JPH11117072A - チャンバ内への基板搬入/搬出方法 - Google Patents

チャンバ内への基板搬入/搬出方法

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Publication number
JPH11117072A
JPH11117072A JP29336797A JP29336797A JPH11117072A JP H11117072 A JPH11117072 A JP H11117072A JP 29336797 A JP29336797 A JP 29336797A JP 29336797 A JP29336797 A JP 29336797A JP H11117072 A JPH11117072 A JP H11117072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
differential pressure
reaction
chamber
reaction tubes
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29336797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Suzaki
健一 寿崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ウェーハの反応管14、16内への搬入、搬出
時に反応管14、16の内外圧力差をなくすことによっ
てパーティクルの発生を防止できるチャンバ内への基板
搬入/搬出方法を提供する。 【解決手段】メインバルブ109までの間の排気ポート
36に差圧計131を設置し、反応管14の外部に差圧
計132を設置する。差圧計131によって反応管1
4、16内の圧力を検出し、差圧計132によって反応
管14、16の外部の圧力を検出する。ウェーハ20の
処理を減圧化で行った後にN2 を反応室14、16内に
注入しする。差圧計131と差圧計132との間に圧力
差がなくなった時点でボートダウンすると反応管14、
16の外部の圧力と反応管14、16内の圧力が同圧に
なった状態での開口ができ、ボート18を引き出しても
排気ポート36からのパーティクルの戻り等が生じるの
を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャンバ内への基
板搬入/搬出方法に関し、特に、減圧下で気相成長を行
う半導体製造装置におけるチャンバ内への基板搬入/搬
出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の気相成長装置は、例え
ば、図1の様にヒータ12内部に外部反応管14、内部
反応管16を設けこの内部反応管16内にボート18を
設置しボート18にウェーハ20を装填して、反応ガス
注入ポート32より反応ガスを流入させ、流入した反応
ガスは内部反応管16内を上昇させ、その後、内部反応
管16と外部反応管14との間の間隙15を降下させ排
気ポート36より反応ガスを排出する構造になってい
た。
【0003】ウェーハ20を出炉する場合は、反応室1
4、16内を減圧にして、ウェーハ20の処理(気相成
長)を減圧化で行った後にN2 を0.5〜5.0l/m
inで炉内(反応室14、16内)に注入し、徐々に大
気圧に戻す。大気圧を検知するために、大気圧スイッチ
が設けられているが、このスイッチでは厳密な検知が出
来ず、反応室14、16内が多少陰圧側若しくは陽圧側
のいずれであってもスイッチ動作してしまう。従って、
使用方法としては確実に陰圧が解除されるようにするた
めに、陽圧側(760torr以上)で作動するように
セットされていた。大気圧スイッチでは厳密な検知がで
きないために、陰圧側で合わせると陰側へのズレ量によ
っては、ウェーハ脱落による破損やボート他石英部品の
破損も考えられるからである。
【0004】このような理由から、炉内圧力が大気圧セ
ンサーで760torr以上であることを確認した状態
で出炉を可能としている。又、ウェーハ20の入炉の場
合は、炉内圧力が760torr以上であることをセン
サで確認した後にボート入出口をシールしているシャッ
ターが移動し、ボート入出口を開口し、その後ボート1
8を挿入している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この様にウェーハの2
0入出炉の場合、炉内圧力が760torr以上であり
さえすれば可能となっており、圧力の上限は設けていな
い。従って、反応炉内と反応炉外との間に差圧がある場
合には排気ポート36付近に付着している反応生成物4
0が反応管16内に戻りウェーハ20に付着してしまう
という問題があった。
【0006】従って、本発明の目的は、反応炉内外の差
圧によってパーティクルが発生するという従来技術の問
題点を解決し、ウェーハ入出炉時のパーティクル発生を
無くすことのできるチャンバ内への基板搬入/搬出方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、チャン
バ内の圧力を測定可能な第1の差圧計によって検出され
た第1の圧力と、チャンバ外部の圧力を測定可能な第2
の差圧計によって検出された第2の圧力との間に圧力差
がなくなった時点で、前記チャンバを開き、前記チャン
バ内に前記基板を搬入または前記チャンバから前記基板
を搬出することを特徴とするチャンバ内への基板の搬入
/搬出方法が提供される。
【0008】このようにすれば、基板をチャンバ内に搬
入し、またチャンバから搬出する際にチャンバの内部の
圧力と外部の圧力との間の差をなくすことができ、その
結果、チャンバ内外の圧力差に起因して排気系等からの
パーティクルの戻り等が生じるのを防止することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の基板搬入/搬出方法が好
適に適用される縦型半導体製造装置の概略断面図であ
り、図2は、本発明の基板搬入/搬出方法が好適に適用
される縦型半導体製造装置の概略配管図である。なお、
図1、図2中、12はヒータ、14は外部反応管、15
は間隙、16は内部反応管、18はボート、20はウェ
ーハ、22は断熱板、24は断熱板ホルダー、26はオ
ーリング上部冷却経路、28はオーリング下部冷却経
路、30はインレットフランジ、32は反応ガス導入ポ
ート、34はシールキャップ、36は排気ポート、40
は反応生成物付着部、51〜53はマスフローコントロ
ーラ、60はフィルタ、70はニードルバルブ、80は
ドライポンプ、91、92は逆止弁、100は縦型気相
成長装置、101〜111はバルブ、121〜124は
圧力計、131、132は差圧計をそれぞれ示す。
【0011】本実施の形態においては、メインバルブ1
09までの間の排気ポート36に差圧計131を設置
し、反応管14の外部の筺体内にも差圧計132を設置
する。差圧計131によって反応管14、16内の圧力
を検出し、差圧計132によって反応管14、16の外
部の筺体内の圧力(本実施の形態では大気圧)を検出す
る。
【0012】ウェーハ20を出炉する場合は、反応室1
4、16内を減圧にして、ウェーハ20の処理(気相成
長)を減圧化で行った後にN2 を炉内(反応室14、1
6内)に注入し、徐々に大気圧に戻す。
【0013】そして、差圧計131と差圧計132との
間に圧力差がなくなった時点でボートダウンすると反応
管14、16の外部の筺体内の圧力(本実施の形態では
大気圧)と反応管14、16内の圧力が同圧になった状
態での開口ができ、ボート18を引き出しても排気ポー
ト36からのパーティクルの戻り等が生じるのを防止す
ることができる。
【0014】また、ウェーハ20の入炉の場合は、出炉
の際と同様にして反応管14、16の外部の筺体内の圧
力と反応管14、16内の圧力が同圧になった時点でボ
ート入出口をシールしているシャッターを移動し、ボー
ト入出口を開口し、その後ボート18を挿入する。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、基板をチャンバ内に搬
入し、またチャンバから搬出する際にチャンバの内部の
圧力と外部の圧力の差をなくすことができ、その結果、
チャンバ内外の圧力差からパーティクルが発生するのを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板搬入/搬出方法が好適に適用され
る縦型気相成長装置の概略断面図である。
【図2】本発明の基板搬入/搬出方法が好適に適用され
る縦型気相成長装置の概略配管図である。
【符号の説明】
12…ヒータ 14…外部反応管 15…間隙 16…内部反応管 18…ボート 20…ウェーハ 26…オーリング上部冷却経路 28…オーリング下部冷却経路 30…インレットフランジ 32…反応ガス導入ポート 34…シールキャップ 36…排気ポート 40…反応生成物付着部 100…縦型気相成長装置 101〜111…バルブ 121〜124…圧力計 131、132…差圧計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャンバ内の圧力を測定可能な第1の差圧
    計によって検出された第1の圧力と、チャンバ外部の圧
    力を測定可能な第2の差圧計によって検出された第2の
    圧力との間に圧力差がなくなった時点で、前記チャンバ
    を開き、前記チャンバ内に前記基板を搬入または前記チ
    ャンバから前記基板を搬出することを特徴とするチャン
    バ内への基板の搬入/搬出方法。
JP29336797A 1997-10-09 1997-10-09 チャンバ内への基板搬入/搬出方法 Withdrawn JPH11117072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29336797A JPH11117072A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 チャンバ内への基板搬入/搬出方法

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JP29336797A JPH11117072A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 チャンバ内への基板搬入/搬出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11117072A true JPH11117072A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17793872

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29336797A Withdrawn JPH11117072A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 チャンバ内への基板搬入/搬出方法

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JP (1) JPH11117072A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6611128B2 (en) * 2001-09-14 2003-08-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Device for detecting a battery condition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20050104