JPH11116173A - エスカレーター及びトラベーター（動く歩道）の手摺の 自動洗浄と殺菌装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エスカレーター及びトラベーター（動く
歩道）の手摺の自動洗浄殺菌をするための装置に関する
ものである。 【解決手段】 エスカレーター及びトラベーター（動く
歩道）の手摺の送り出し口に消毒液を含ませた拭布を設
け常に手摺に接触させると共に紫外線殺菌灯で紫外線を
その手摺の表面に照射させ自動的に洗浄し殺菌するもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明に属する技術分野】本発明はエスカレーター及び
トラベーター（動く歩道）の手摺を洗浄殺菌するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来エスカレーター及びトラベーター
（動く歩道）の手摺を洗浄するには人が布で行ってい
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の方法でこの作業
を常に行うには費用がかかり、又極めて困難である。し
たがってこのエスカレーター及びトラベーター（動く歩
道）の使用場所が食品関係等の場合は、特に微菌伝染の
媒体となる危険性がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】そのためエスカレーター
及びトラベーター（動く歩道）等の手摺の送り出し口に
消毒液を含ませた拭布を設け常にその手摺に接触させ
る。と同時に紫外線殺菌管を設け点灯し紫外線をその手
摺の表面に照射させる。

【０００５】

【作用】これにより常に送出口より移動してくるエスカ
レーター及びトラベーター（動く歩道）の手摺の表面を
自動的に拭き取り洗浄消毒し、なおかつ紫外線殺菌灯の
照射で十分に殺菌できるものである。

【０００６】

【実施例】本装置の実施例を第１図により説明する。エ
スカレーター及びトラベーター（動く歩道）の手摺の
送り出し口にケースに組込まれた自動洗浄殺菌装置を
配置する。このケース内部には紫外線殺菌管がエスカ
レーター及びトラベーター（動く歩道）等の手摺の表
面に紫外線を照射するように取り付けられている。又、
その下部にはこの紫外線殺菌管の点灯部が配置される
と共に消毒液収納カセットを設ける。この消毒液収納
カセットの中には強力な消毒液が入っていてこの消
毒液収納カセットに浸してある液含浸部拭布によりそ
の消毒液は拭布へ毛細管の原理で浸透してくる。そ
こでこの拭布はエスカレーター及びトラベーター（動
く歩道）等の手摺の表面に接触する様に配置してい
る。したがってエスカレーター及びトラベーター（動く
歩道）等の手摺が矢印の方向へ移動する事によりそ
のエスカレーター及びトラベーター（動く歩道）等の手
摺の表面を洗浄し拭布に浸透している消毒液で常
に消毒するものである。と同時に前期の紫外線殺菌管
による紫外線の照射により更に十分に殺菌をするもので
ある。

【０００７】

【発明の効果】エスカレーター及びトラベーター（動く
歩道）等の手摺が移動する事により自動的にその表面を
洗浄し常に殺菌状態を保つ事が出来るものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 平面図

【図２】 側面図本発明を説明するための構成図であ
る。

【符号説明】

１．エスカレーター及びトラベーター（動く歩道）の手
摺 ２．拭布 ３．紫外線殺菌管 ４．消毒液 ５．手摺移動方向 ６．消毒液収納カセット ７．液含浸部拭布

フロントページの続き (72)発明者 杉山 一男 東京都三鷹市井の頭２−13−６ ピアいの かしら208 (72)発明者 小嶺 一也 東京都大田区東雪谷１−32−４ (72)発明者 中川 百樹 東京都墨田区京島３−20−４−204

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 手摺の送り出し口に消毒液を含ませた拭布を設け同時
   に紫外線殺菌管を設けたエスカレーター及びトラベー
   ター（動く歩道）の手摺の自動洗浄殺菌装置。