JPH11115652A - 車両用ハザードスイッチ装置 - Google Patents
車両用ハザードスイッチ装置Info
- Publication number
- JPH11115652A JPH11115652A JP9285120A JP28512097A JPH11115652A JP H11115652 A JPH11115652 A JP H11115652A JP 9285120 A JP9285120 A JP 9285120A JP 28512097 A JP28512097 A JP 28512097A JP H11115652 A JPH11115652 A JP H11115652A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- button
- hazard switch
- steering wheel
- hazard
- air bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steering Controls (AREA)
- Air Bags (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車のハザードランプを頻繁に使用す
る宅配用のトラック等において、ハザードランプスイッ
チの操作性を向上させる。 【解決手段】 ステアリングホイール１の中央のエアバ
ッグ収納部４の近傍にハザードスイッチの釦８を配設し
た。運転者からの距離が小さくなるので、シートベルト
を装着した状態でも操作が容易になる。また、釦８の正
面視形状を横長のものに形成したので、釦８が押し易く
なり、必要に応じて操舵中の操作も可能になる。
る宅配用のトラック等において、ハザードランプスイッ
チの操作性を向上させる。 【解決手段】 ステアリングホイール１の中央のエアバ
ッグ収納部４の近傍にハザードスイッチの釦８を配設し
た。運転者からの距離が小さくなるので、シートベルト
を装着した状態でも操作が容易になる。また、釦８の正
面視形状を横長のものに形成したので、釦８が押し易く
なり、必要に応じて操舵中の操作も可能になる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば宅配用の
トラックのように、停車回数が多く、そのつどハザード
ランプを点滅させる車両に適用する車両用ハザードスイ
ッチ装置に関するものである。
トラックのように、停車回数が多く、そのつどハザード
ランプを点滅させる車両に適用する車両用ハザードスイ
ッチ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車には、緊急停止時あるいは臨時に
一時的に停車をするときに点滅させるハザードランプが
装備されている。このハザードランプは、車室内のイン
ストルメントパネルに設けられた押釦式のハザードスイ
ッチを押すことによって点滅させる。ハザードスイッチ
の位置は、一般的には運転者側から見てステアリングホ
イールの裏側であり、運転者がシートベルトを装着した
姿勢では、手をかなり前方に差し出して操作することに
なる。
一時的に停車をするときに点滅させるハザードランプが
装備されている。このハザードランプは、車室内のイン
ストルメントパネルに設けられた押釦式のハザードスイ
ッチを押すことによって点滅させる。ハザードスイッチ
の位置は、一般的には運転者側から見てステアリングホ
イールの裏側であり、運転者がシートベルトを装着した
姿勢では、手をかなり前方に差し出して操作することに
なる。
【０００３】ハザードランプは、一般車両においてはも
ともとそう頻繁に使用するものではないため、使用時に
手を伸ばしても苦になるようなことはない。しかしなが
ら宅配便用の車両では、配達時に頻繁に停車するため、
ハザードランプの使用回数が非常に多くなる。ここで降
車するときの操作を考えてみると、目的地の前で停車
し、シートベルトをはずして降車するためにドアを開け
るが、ドアを開ける時間は後続車両への影響を考慮して
可及的短時間に行うことになる。このため、ハザードス
イッチの操作は、シートベルトをはずす前に行うことに
なるので、手を伸ばすことになるのである。
ともとそう頻繁に使用するものではないため、使用時に
手を伸ばしても苦になるようなことはない。しかしなが
ら宅配便用の車両では、配達時に頻繁に停車するため、
ハザードランプの使用回数が非常に多くなる。ここで降
車するときの操作を考えてみると、目的地の前で停車
し、シートベルトをはずして降車するためにドアを開け
るが、ドアを開ける時間は後続車両への影響を考慮して
可及的短時間に行うことになる。このため、ハザードス
イッチの操作は、シートベルトをはずす前に行うことに
なるので、手を伸ばすことになるのである。
【０００４】シートベルトの装着、未装着にかかわら
ず、頻繁に操作する用途に適合させるためには、ハザー
ドスイッチを運転者の近傍に配設するのがよい。しかし
ながら実際には、ハザードスイッチにはウインカーラン
プリレーへの配線が伴うことなどにより制約を受けるの
で、車室内のどこに配置するかが問題となる。
ず、頻繁に操作する用途に適合させるためには、ハザー
ドスイッチを運転者の近傍に配設するのがよい。しかし
ながら実際には、ハザードスイッチにはウインカーラン
プリレーへの配線が伴うことなどにより制約を受けるの
で、車室内のどこに配置するかが問題となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの点に鑑み
てなされたものであり、運転者がシートベルトを装着し
た姿勢でも容易に届く範囲であり、かつ電気配線を行う
のにも適したステアリングホイールに着目し、ここにハ
ザードスイッチを取付ける構造を提供しようとするもの
である。インストルメントパネルに取付けるべきスイッ
チ類の一部をステアリングホイールに取付けるようにし
たものに関しては、特開平６−１９１４１５号公報に開
示されたものがあるが、この公報のものはスイッチ基板
とタッチフィルムを用いる構造となっているのに対し、
本発明ではこれとは異なった構造とするものである。
てなされたものであり、運転者がシートベルトを装着し
た姿勢でも容易に届く範囲であり、かつ電気配線を行う
のにも適したステアリングホイールに着目し、ここにハ
ザードスイッチを取付ける構造を提供しようとするもの
である。インストルメントパネルに取付けるべきスイッ
チ類の一部をステアリングホイールに取付けるようにし
たものに関しては、特開平６−１９１４１５号公報に開
示されたものがあるが、この公報のものはスイッチ基板
とタッチフィルムを用いる構造となっているのに対し、
本発明ではこれとは異なった構造とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項１に記載された発明に
おいては、ステアリングホイール中央のエアバッグ収納
部の一部あるいはその近傍部分に、ハザードスイッチの
釦を配設したことを特徴とする。
決するための手段として、請求項１に記載された発明に
おいては、ステアリングホイール中央のエアバッグ収納
部の一部あるいはその近傍部分に、ハザードスイッチの
釦を配設したことを特徴とする。
【０００７】また請求項２に記載された発明において
は、請求項１に記載されたものにおいて、前記ハザード
スイッチの釦を、ステアリングホイールを車両が直進時
の向きにしたときのエアバッグ収納部の下部となる位置
に設け、該釦の正面視形状を、横長のものに形成したこ
とを特徴とする。
は、請求項１に記載されたものにおいて、前記ハザード
スイッチの釦を、ステアリングホイールを車両が直進時
の向きにしたときのエアバッグ収納部の下部となる位置
に設け、該釦の正面視形状を、横長のものに形成したこ
とを特徴とする。
【０００８】ハザードスイッチの釦をステアリングホイ
ール中央のエアバッグ収納部の一部あるいはその近傍部
分に配設すると、ホーン（クラクション）を吹鳴させる
のと同様の感覚でハザードランプを点滅させることがで
きる。
ール中央のエアバッグ収納部の一部あるいはその近傍部
分に配設すると、ホーン（クラクション）を吹鳴させる
のと同様の感覚でハザードランプを点滅させることがで
きる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
ついて説明する。１は自動車用のステアリングホイール
であって２はそのグリップ部、３はスポーク部、４は中
央のエアバッグ収納部である。２本のスポーク部３には
ホーンスイッチの釦５が設けられ、エアバッグ収納部４
のエアバッグドア６の下部（ステアリングホイール１
を、図１に示すように車両が直進時の向きにしたときの
下部）にはハザードスイッチ７（図２参照）の釦８が配
設されている。
ついて説明する。１は自動車用のステアリングホイール
であって２はそのグリップ部、３はスポーク部、４は中
央のエアバッグ収納部である。２本のスポーク部３には
ホーンスイッチの釦５が設けられ、エアバッグ収納部４
のエアバッグドア６の下部（ステアリングホイール１
を、図１に示すように車両が直進時の向きにしたときの
下部）にはハザードスイッチ７（図２参照）の釦８が配
設されている。
【００１０】図２は、図１のものの中央のエアバッグ収
納部を一部断面で示したものである。この図において９
はハウジングであり、その後方の筒部９ａの部分で、図
示しないステアリングシャフトに取付けられる。ハウジ
ング９の前部は拡開しており、その部分にエアバッグユ
ニット１０が収納されている。エアバッグユニット１０
の前部はエアバッグドア６で覆われている。このエアバ
ッグドア６は合成樹脂製であり、その一部が脆弱に形成
されているもので、表面にはパッドが貼着されている。
納部を一部断面で示したものである。この図において９
はハウジングであり、その後方の筒部９ａの部分で、図
示しないステアリングシャフトに取付けられる。ハウジ
ング９の前部は拡開しており、その部分にエアバッグユ
ニット１０が収納されている。エアバッグユニット１０
の前部はエアバッグドア６で覆われている。このエアバ
ッグドア６は合成樹脂製であり、その一部が脆弱に形成
されているもので、表面にはパッドが貼着されている。
【００１１】図２に示すように、エアバッグドア６は下
部が運転者側に突出しており、ハザードスイッチ７の釦
８はその下部に位置している。そしてこの釦８の側面形
状は略三角形でエアバッグドア６とは逆の形状となって
おり、エアバッグドア６との全体として山形の形状をな
すようになっている。そしてこの表面の傾斜は、図２か
ら明らかなように、釦８の厚みを変化させて形成するの
で、ハザードスイッチ７の本体の取付位置や角度には影
響を与えることがない。
部が運転者側に突出しており、ハザードスイッチ７の釦
８はその下部に位置している。そしてこの釦８の側面形
状は略三角形でエアバッグドア６とは逆の形状となって
おり、エアバッグドア６との全体として山形の形状をな
すようになっている。そしてこの表面の傾斜は、図２か
ら明らかなように、釦８の厚みを変化させて形成するの
で、ハザードスイッチ７の本体の取付位置や角度には影
響を与えることがない。
【００１２】図１に示すように、釦８の正面視形状は横
長の台形（矩形でもよい）となっており、運転者が確実
に操作できるように、指で押す面積を大きくしてある。
また、ホーンスイッチの釦５との誤操作を防ぐために、
どちらもステアリングホイール１の他の部分やエアバッ
グドア６とは異なった色としてあり（例としてホーンス
イッチの釦５はオレンジ色、ハザードスイッチ７の釦８
は赤色）、これとともに、それぞれの表面に二重三角マ
ークやラッパのマークを表してある。
長の台形（矩形でもよい）となっており、運転者が確実
に操作できるように、指で押す面積を大きくしてある。
また、ホーンスイッチの釦５との誤操作を防ぐために、
どちらもステアリングホイール１の他の部分やエアバッ
グドア６とは異なった色としてあり（例としてホーンス
イッチの釦５はオレンジ色、ハザードスイッチ７の釦８
は赤色）、これとともに、それぞれの表面に二重三角マ
ークやラッパのマークを表してある。
【００１３】このように構成されたこの車両用ハザード
スイッチ装置は、ハザードスイッチ７の釦８がステアリ
ングホイール１に設けられていることから、運転者がシ
ートベルトを装着した状態でも容易に、ごく自然に釦７
を押すことができる。したがって車両を停止する直前に
ハザードランプを点滅させるようにすれば、後続車両等
に十分な警告時間を与えることができる。
スイッチ装置は、ハザードスイッチ７の釦８がステアリ
ングホイール１に設けられていることから、運転者がシ
ートベルトを装着した状態でも容易に、ごく自然に釦７
を押すことができる。したがって車両を停止する直前に
ハザードランプを点滅させるようにすれば、後続車両等
に十分な警告時間を与えることができる。
【００１４】以上説明した実施の形態は、ハザードスイ
ッチ７の釦８をエアバッグドア６とは独立して設けた
が、このようにせず、エアバッグドア６を大きくし、そ
の一部で釦８を覆うようにしてもよい。この場合にはエ
アバッグドア６の表面に、ハザードスイッチの部分が明
確にわかるような識別を施す必要がある。
ッチ７の釦８をエアバッグドア６とは独立して設けた
が、このようにせず、エアバッグドア６を大きくし、そ
の一部で釦８を覆うようにしてもよい。この場合にはエ
アバッグドア６の表面に、ハザードスイッチの部分が明
確にわかるような識別を施す必要がある。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た車両用ハザードスイッチ装置であるから、ステアリン
グホイール中央のエアバッグ収納部の一部あるいはその
近傍部分に、ハザードスイッチの釦を配設した請求項１
に記載の発明によれば、視認性が増して操作性が著しく
向上する。
た車両用ハザードスイッチ装置であるから、ステアリン
グホイール中央のエアバッグ収納部の一部あるいはその
近傍部分に、ハザードスイッチの釦を配設した請求項１
に記載の発明によれば、視認性が増して操作性が著しく
向上する。
【００１６】また、ハザードスイッチの釦を、ステアリ
ングホイールを車両が直進時の向きにしたときのエアバ
ッグ収納部の下部となる位置に設け、この釦の正面視形
状を、台形あるいは矩形のような横長のものに形成した
請求項２の発明によれば、釦を可及的に大きなものとす
ることができるので、必要に応じて操舵中の操作も可能
となる。
ングホイールを車両が直進時の向きにしたときのエアバ
ッグ収納部の下部となる位置に設け、この釦の正面視形
状を、台形あるいは矩形のような横長のものに形成した
請求項２の発明によれば、釦を可及的に大きなものとす
ることができるので、必要に応じて操舵中の操作も可能
となる。
【図１】本発明の実施の形態の正面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
１ ステアリングホイール ４ エアバッグ収納部 ６ エアバッグドア ８ ハザードスイッチの釦
Claims (2)
- 【請求項１】 ステアリングホイール中央のエアバッグ
収納部の一部あるいはその近傍部分に、ハザードスイッ
チの釦を配設したことを特徴とする車両用ハザードスイ
ッチ装置。 - 【請求項２】 前記ハザードスイッチの釦を、ステアリ
ングホイールを車両が直進時の向きにしたときのエアバ
ッグ収納部の下部となる位置に設け、該釦の正面視形状
を、横長のものに形成したことを特徴とする請求項１に
記載の車両用ハザードスイッチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9285120A JPH11115652A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 車両用ハザードスイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9285120A JPH11115652A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 車両用ハザードスイッチ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115652A true JPH11115652A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17687384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9285120A Pending JPH11115652A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 車両用ハザードスイッチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11115652A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1190918A3 (en) * | 2000-09-26 | 2003-06-04 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Steering wheel having airbag apparatus |
| EP1251044A3 (de) * | 2001-04-18 | 2004-07-28 | TRW Automotive Safety Systems GmbH & Co. KG | Gassackmodul |
| JP2004284414A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Toyoda Gosei Co Ltd | エアバッグ装置を備えたステアリングホイール |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP9285120A patent/JPH11115652A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1190918A3 (en) * | 2000-09-26 | 2003-06-04 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Steering wheel having airbag apparatus |
| EP1393995A3 (en) * | 2000-09-26 | 2004-03-24 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Steering wheel having airbag apparatus |
| US6837514B1 (en) | 2000-09-26 | 2005-01-04 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Steering wheel having airbag apparatus |
| EP1251044A3 (de) * | 2001-04-18 | 2004-07-28 | TRW Automotive Safety Systems GmbH & Co. KG | Gassackmodul |
| US6848706B2 (en) | 2001-04-18 | 2005-02-01 | Trw Automotive Safety Systems Gmbh & Co. Kg | Gas bag module |
| JP2004284414A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Toyoda Gosei Co Ltd | エアバッグ装置を備えたステアリングホイール |
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