JPH11114580A - 無菌化浄化装置 - Google Patents

無菌化浄化装置

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JPH11114580A
JPH11114580A JP9293642A JP29364297A JPH11114580A JP H11114580 A JPH11114580 A JP H11114580A JP 9293642 A JP9293642 A JP 9293642A JP 29364297 A JP29364297 A JP 29364297A JP H11114580 A JPH11114580 A JP H11114580A
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JP
Japan
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water
tap water
tank
ozone
aseptic
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Application number
JP9293642A
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English (en)
Inventor
Makoto Yokoi
誠 横井
Motoyuki Nomura
基之 野村
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ISHIKAWA KINZOKU KOGYO KK
Original Assignee
ISHIKAWA KINZOKU KOGYO KK
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Publication date
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  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高架水槽内の水道水を常時無菌状態に保持す
ることができる無菌化浄化装置を提供する。 【解決手段】 建物10の屋上に、水道本管19から給
送される水道水をいったん貯留した後各階の吐水部12
〜15、63に向けて水道水を流下する高架水槽11と
共に無菌化処理槽32を配設し、高架水槽11と無菌化
処理槽32との間に水道水循環流路Cを形成し、無菌化
処理槽32で水道水を無菌化処理し、処理後水道水を高
架水槽11内に貯留するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高架水槽の水道水
の無菌化を図ることができる無菌化浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に示すように、水道水は、水源8
0からの水をポンプ81で吸引して沈殿槽82に送り、
泥等を沈殿させた後、砂濾過槽83を通すことによって
微細な不純物を除去し、塩素処理タンク84において塩
素を大量に投入して殺菌を行うことによって生成され
る。そして、このようにして生成された水道水は、例え
ば、水道本管85及び給水分岐配管86を通して建物8
7の屋上に設置されている高架水槽88に給送されてい
ったん貯留され、その後、必要に応じて、流下配管89
を通して蛇口等の吐水部90に給送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、水道水は
大量に投入された塩素によって無菌化されているはずで
あるが、本出願人が、高架水槽88の水道水について実
験を行ったところ、むしろ、高架水槽88は各種菌の温
床となるおそれがあることが判明した。即ち、図13
(a)〜(d)に示すように、高架水槽を想定し、容量
200リットルのステンレスタンクからなる実験槽に水
道水を入れ、蓋をし、2週間にわたってその状態を保持
した。実験槽には通気孔を設け、サンプルは実験槽の下
部の取り出し口から回収し、実験槽内の残留塩素と一般
細菌群の動向調査を行い、以下の結果を得た。
【0004】 図13(c)に示すように、水道水中
の残留塩素は約3日で0.15ppmまで低下し、殺菌
効果はあまり期待できなくなる。 図13(d)に示すように、一般細菌は、7日後に
は飲料水として不適当な値まで上昇し、10日でピーク
となる。なお、大腸菌群は検出されなかったが、種菌が
混入すれば繁殖することは十分に考えられる。 図13(a)に示すように、過マンガン酸カリウム
消費量は、一般細菌と同様の変化がみられ、この有機物
は一般細菌のものと思われる。 図13(b)に示すように、硝酸塩性窒素及び亜硝
酸性窒素は、一般細菌と同様の変化が認められることか
ら一般細菌が原因と思われる。 このように、残留塩素が減少すると、二酸化炭素を炭素
源とした藻や菌の発生が起こり、過マンガン酸カリウム
消費量や硝酸塩性窒素及び亜硝酸性窒素の値が増大し、
飲料不適となる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、高架水槽内の水道水を常時無菌状態に保持
することができる無菌化浄化装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の無菌化浄化装置は、建物の屋上に、水道本管から
給送される水道水をいったん貯留した後各階の吐水部に
向けて前記水道水を流下する高架水槽と共に無菌化処理
槽を配設し、前記高架水槽と前記無菌化処理槽との間に
水道水循環流路を形成し、前記無菌化処理槽で前記水道
水を無菌化処理し、処理後水道水を前記高架水槽内に貯
留するようにしている。
【0007】請求項2記載の無菌化浄化装置は、請求項
1記載の無菌化浄化装置において、前記無菌化処理は、
オゾンを前記水道水に混入することによって行うように
している。請求項3記載の無菌化浄化装置は、請求項2
記載の無菌化浄化装置において、前記無菌化処理後の残
留オゾンを前記水道水から除去するようにしている。
【0008】請求項4記載の無菌化浄化装置は、請求項
1〜3のいずれか1項に記載の無菌化浄化装置におい
て、前記無菌化浄化装置は、前記無菌化処理槽内に、前
記高架水槽から前記水道水循環流路を通して供給される
前記水道水を濾過する活性炭層及び/又はセラミック濾
過材層から形成される第1の濾過部と、該第1の濾過部
で濾過された前記水道水にオゾン発生器で発生したオゾ
ンを混入するオゾン処理部と、前記水道水中の微細な不
純物を除去する中空糸膜からなる第2の濾過部を配設す
ることによって構成される。請求項5記載の無菌化浄化
装置は、請求項4記載の無菌化浄化装置において、前記
処理後水道水を前記吐水部の近傍から一部取り出し、吸
光セルを通してオゾン濃度と塩素濃度を測定する吸光度
センサを具備し、測定した前記オゾン濃度と塩素濃度に
基づいて前記オゾン発生器を制御する。
【0009】請求項6記載の無菌化浄化装置は、請求項
4又は5記載の無菌化浄化装置において、前記オゾン処
理部は前記水道水に前記オゾンに加えて空気を混入し、
前記中空糸膜をばっ気によって洗浄可能としている。請
求項7記載の無菌化浄化装置は、請求項1〜6のいずれ
か1項に記載の無菌化浄化装置において、前記無菌化浄
化装置は、前記高架水槽へ前記水道水を供給する給水配
管の中途に設けた真空脱ガス装置を具備し、該真空脱ガ
ス装置によって前記水道水中の塩素等をガス化して外部
に排出するようにしている。請求項8記載の無菌化浄化
装置は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の無菌化浄
化装置において、前記無菌化浄化装置は、前記高架水槽
内に配設されている。請求項9記載の無菌化浄化装置
は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の無菌化浄化装
置において、前記水道水を複数の前記吐水部の一部に、
前記無菌化浄化装置で無菌化処理することなく直接供給
可能に構成している。請求項10記載の無菌化浄化装置
は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の無菌化浄化装
置において、前記処理後水道水を前記吐水部の近傍から
一部取り出し、前記高架水槽に還流可能な構成としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。
【0011】(第1の実施の形態)まず、図1〜図3を
参照して、本発明の第1の実施の形態に係る無菌化浄化
装置Aの構成について説明する。図1に示すように、本
実施の形態に係る無菌化浄化装置Aは、2階建の建物1
0の屋上に既に設置されている高架水槽11に隣接して
設置されており、水道水循環流路Cを介して、高架水槽
11に連通連結されている。なお、建物10内には、吐
水部として、洗面器12と、浴槽13と、台所の流し台
14と、トイレ15とが設けられている。
【0012】以下、図1、図2を参照して、建物10の
屋上に設置される高架水槽11と無菌化浄化装置Aの具
体的構成について説明する。図示するように、高架水槽
11は、直方体の容器からなる貯水タンク16と、この
貯水タンク16を建物10の屋上に固定設置する支持脚
17とから構成されている。貯水タンク16の一方の側
壁の上部には流入口18が設けられており、流入口18
には、上流側端が水道本管19に接続された給水配管の
一例である給水枝管20の下流側端が接続されている。
かかる構成によって、水道本管19から給水枝管20を
通して水道水を貯水タンク16内に給水することができ
る。
【0013】貯水タンク16の底板21の中央部には処
理後水道水供給管22の上流側端が接続されており、処
理後水道水供給管22の下流側は、それぞれ、複数の分
岐配管23〜26を介して、それぞれ、吐水部の一例で
ある洗面器12と、浴槽13と、台所の流し台14と、
トイレ15と、散水装置63に接続されている。これら
の吐水部から発生する排水は排水管Vを通して下水管へ
排出される。
【0014】また、処理後水道水供給管22の上流側端
からわずか下方に位置する個所には、三方電磁弁27が
取付けられており、この三方電磁弁27を介して、水道
水循環流路Cの往路側を形成する往路パイプ28の一端
が処理後水道水供給管22に接続されている。一方、貯
水タンク16の他方の側壁の上部には戻り口29が取付
けられており、この戻り口29には、水道水循環流路C
の還路側を形成する還路パイプ30の一端が接続されて
いる。
【0015】次に、無菌化浄化装置Aの構成について説
明する。図2に示すように、建物10の屋上には、支持
脚31によって、傾斜された底板を有する容器からなる
無菌化処理槽の一例であるばっ気槽32が固定設置され
ている。ばっ気槽32の内部であって、高架水槽11に
近接した側には第1の濾過部が配設されている。第一の
濾過部は、一対の垂直隔壁33、34間に形成された空
間内に、上下方向に、活性炭層35と、セラミック濾過
材層36とを積層することによって形成されている。
【0016】また、ばっ気槽32の内部であって、高架
水槽11から離隔した側には第2の濾過部が配設されて
おり、中空糸膜37によって形成されている。かかる中
空糸膜37によって微細な不純物を除去できる。さら
に、ばっ気槽32は、ばっ気槽32内に供給される水道
水にオゾンと空気を混入することができるオゾン処理部
を具備する。オゾン処理部は、ばっ気槽32の頂部に、
オゾン発生器38と、このオゾン発生器38に圧搾空気
を供給するブロワーポンプ39を設置し、オゾン発生器
38のオゾン・空気流出口40を、オゾン送給管41、
42を通して、ばっ気槽32の底板上に配置したオゾン
・空気噴出盤43、44に接続することによって構成さ
れる。
【0017】かかる構成によって、オゾン・空気噴出盤
43、44より噴出するオゾンを水道水に混入すること
によって、水道水中の菌を効果的に殺菌できる。一方、
オゾン・空気噴出盤43、44より噴出する空気は、オ
ゾンをばっ気槽32の内部全体にわたって均一に拡散す
ることができ、上記したオゾンの殺菌効果を高めること
ができる。また、オゾン・空気噴出盤43、44より噴
出する空気(ばっ気)によって洗浄可能となり、中空糸
膜37の表面に濾過されない不純物が堆積してスケール
を形成するのを防止でき、中空糸膜37の濾過性能を常
時良好に維持できる。
【0018】ばっ気槽32の頂部には排オゾン処理器4
5が取付けられており、上記したオゾン処理部による殺
菌処理後にばっ気槽32中に残存するオゾンを外部に排
出することができ、還路パイプ30を通して高架水槽1
1に還流される水道水の残留オゾン濃度を低下すること
ができる。
【0019】還路パイプ30の中途には濾過ポンプ46
が取付けられており、この濾過ポンプ46の作動によっ
て、水道水循環流路Cの還路パイプ30を通して無菌化
処理後の水道水を高架水槽11に還流することができ
る。また、ばっ気槽32の底部の最下端には排土取出管
47が接続されており、排土取出管47には排土用電動
弁48が取付けられている。
【0020】次に、上記した構成を有する無菌化浄化装
置Aの制御部について、図2及び図3を参照して説明す
る。図示するように、高架水槽11の側壁には温度計5
1と、塩素濃度計52と、オゾン濃度計53と、ORP
計54と、電導率計55からなるセンサ群が取付けられ
ており、それぞれ、高架水槽11内の水道水の温度、塩
素濃度、オゾン濃度、酸化還元電位(ORP)、及び、
電導率を測定することができる。これらのセンサ群は制
御盤56の入力ポートに接続されている。
【0021】また、水道水循環流路Cの還路パイプ30
には、圧力計57と流量計58とが取付けられており、
無菌化浄化装置Aから高架水槽11へ還流される無菌化
処理の水道水の圧力と流量を測定することができる。そ
して、流量計58も制御盤56の入力ポートに接続され
ている。なお、図3に示すように、タイマーTも制御盤
56に接続されている。
【0022】一方、制御盤56の出力ポートには、図3
に示すように、ブロワーポンプ39と、オゾン発生器3
8と、排オゾン処理器45と、濾過ポンプ46と、排土
用電動弁48が接続されている。なお、図2及び図3に
示すように、制御盤56は記録用パソコン59にも接続
されている。
【0023】次に、上記した構成を有する無菌化浄化装
置Aによる水道水の無菌化処理について、図1〜図3を
参照して説明する。制御盤56に設けた運転スイッチを
押して濾過ポンプ46を作動して、高架水槽11と無菌
化浄化装置A(より正確には、無菌化浄化装置Aのばっ
気槽32)との間で水道水を循環させる。
【0024】この循環によって、高架水槽11内の水道
水は、往路パイプ28を通して無菌化浄化装置Aのばっ
気槽32内に流入し、まず、活性炭層35とセラミック
濾過材層36からなる第1の濾過部を通って濾過される
ことになる。この濾過によって、トリハロメタンが捕集
され、また、カルキ臭や、ある程度粗い不純物も除去さ
れることになる。その後、水道水は、中空糸膜37から
なる第2の濾過部を通して還路パイプ30に送給され
る。その際、第1の濾過部を通過した水道水中の微細な
不純物も効果的に捕集されることになる。
【0025】また、上記したばっ気槽32内における水
道水の移動において、図2に示すように、水道水は、常
時、オゾン・空気噴出盤43、44から噴出するオゾン
及び、空気と万遍なく接触することになる。従って、水
道水中の菌を確実に殺菌することができる。その後、水
道水循環流路Cの還路パイプ30を通して無菌化処理後
の水道水、即ち、処理後水道水を高架水槽11に還流す
る。
【0026】このように、本実施の形態では、水道水を
高架水槽11と無菌化浄化装置Aのばっ気槽32との間
で循環させることにより、高架水槽11内を、水道水に
菌が発生しない環境に保持すると共に、万一、菌を含む
水道水が高架水槽11内に流入しても速やかに殺菌し、
無菌化浄化装置Aによる無菌化処理によって高架水槽1
1内を無菌状態に保持することができる。また、無菌化
浄化装置Aによって、水道水の脱臭、脱色、脱トリハロ
メタンも図ることができる。
【0027】従って、料理・飲料水や生活用水での二次
汚染の危険を防止でき、各吐水部から吐水される水道水
の水質を良好かつ安全に維持することができる。また、
図2に点線で示すように、給水枝管20の中途から三方
切換弁60を介して逆洗配管61を分岐し、その先部を
無菌化浄化装置Aのばっき槽32の底部まで伸延させる
ことにより、第1の濾過部を形成する活性炭層35とセ
ラミック濾過材層36の逆洗を行うことができ、これら
を再生することができる。
【0028】さらに、図2に仮想線で示すように、高架
水槽11へ水道水を供給する給水枝管20の中途に真空
ポンプやアスピレータ等を具備する真空脱ガス装置62
を取付けている。従って、高架水槽11へ供給される水
道水中の塩素や他の成分が過剰に多い場合は、予め、水
道水中の塩素等をガス化して外部に排出することがで
き、無菌化浄化装置Aによって無菌化処理した後に各吐
水部から吐水される水道水の水質を良好に維持すること
ができる。真空脱ガス装置62は、例えば、図4に示す
ような構成とすることができる。即ち、真空脱ガス装置
62は、水道水が供給される真空タンク62aと、真空
タンク62a内に水道水を噴霧状態に供給する噴霧ノズ
ル62bと、真空タンク62a内を減圧状態にすると共
に、水道水中の塩素等をガス化して外部に排出すること
ができる真空ポンプ62cとから構成されている。ま
た、図5に示すように、塩素濃度計52やオゾン濃度計
53に代えて、吸光度センサ49を用いることもでき
る。即ち、処理後水道水を吐水部の近傍から電磁開閉弁
49eを具備する排水管49fを通して一部取り出し、
吸収セル49a内を通すと共に、2つのランプからなる
光源49bから照射された光をフィルタ49c及び吸収
セル49aに順次通過させ、受光体である光電管49d
によって受光し、受光量を測定することによって、容易
かつ確実にオゾン濃度と塩素濃度を測定することがで
き、これらの濃度に基づいてオゾン発生器38等を制御
することができる。なお、図5において、49gはタイ
マーである。さらに、図示しないが、水道水の殺菌は、
オゾンに代えて、紫外線を水道水に照射することによっ
て行うこともできる。この場合、安全性の高い無菌化浄
化装置Aを安価に製作することができる。
【0029】(第2の実施の形態)本実施の形態は、図
6及び図7に示すように、実質的に、第1の実施の形態
に係る無菌化浄化装置Aと略同一の構成を有する無菌化
浄化装置A1を、第1の実施の形態に係る高架水槽11
と略同一構成を有する高架水槽11a内に組み込んだこ
とを特徴とするものであり、無菌化浄化装置A1を新規
に設置する場合に用いることができる。なお、本実施の
形態において、上記したように、無菌化浄化装置A1を
高架水槽11a内に配設したこと、及び、それに伴い、
オゾン発生器38と対応するオゾン発生器38a等の必
要な構成要素の設置個所を移動したことを除いて、各構
成要素は第1の実施の形態と同一の機能を有するので、
第1の実施の形態で用いた符号に“a”を添えて示す。
【0030】本実施の形態においても、図6及び図7に
示すように、水道水を高架水槽11aと無菌化浄化装置
A1のばっ気槽32aとの間で循環させることにより、
高架水槽11a内を、水道水に菌が発生しない環境に保
持すると共に、万一、菌を含む水道水が高架水槽11a
内に流入しても速やかに殺菌し、無菌化浄化装置A1に
よる無菌化処理によって高架水槽32a内を無菌状態に
保持することができる。また、無菌化浄化装置A1によ
って、水道水の脱臭、脱色、脱トリハロメタンも図るこ
とができる。また、無菌化浄化装置A1を高架水槽11
a内に配設したので、建物10aの屋上の有効利用を図
ることができる。
【0031】ところで、トイレ15aや、散水装置63
a等に用いられる水道水はいわゆる雑用水なので、上記
した無菌化浄化装置A1による無菌化処理を必ずしも必
要としない場合がある。そこで、本実施の形態では、図
4に示すように、給水枝管64〜66によって水道本管
19aから直接、トイレ15aや散水装置63aに水道
水を供給できるようにしている。従って、無菌化処理を
しなくてよいので、節電を図ることができる。
【0032】さらに、本実施の形態において、無菌化浄
化装置A1によって無菌化処理後の水道水の残留塩素濃
度を極端に低くした場合、供給水の殺菌はオゾンのみに
依存することになるが、オゾンの残留性は低く、殺菌能
力は短時間になくなるおそれがある。そこで、本実施の
形態では、吐水部である洗面器12aと、浴槽13a
と、台所の流し台14aの近傍に、循環ポンプ67を具
備する循環配管68を、処理後水道水供給管22aから
分岐して、その先部を高架水槽11aに接続するように
している。従って、処理後水道水をこれらの吐水部の近
傍から一部取り出し、前記高架水槽11aに還流するこ
とによって、高架水槽11aのみならず、処理後水道水
供給管22a内を流れる処理後水道水の殺菌能力を常時
良好に維持することができる。また、この場合、塩素濃
度を低く維持できるので、美味しい処理後水道水を吐水
することができる。
【0033】図8に、第2の実施の形態の変形例に係る
無菌化浄化装置A2の構成を示している。本変形例は、
処理後水道水をさらに再処理する装置を吐水部に取付け
たこと、及び、雑用水を生活用水の排水によってまかな
うようにしたことに特徴を有する。即ち、図8に示すよ
うに、流し台14aにおいて処理後水道水供給管22a
の先部には、料理・飲料水用再処理装置69が取付けら
れており、脱オゾン、硬度調整等を行うことができる。
なお、料理・飲料水用再処理装置69として、市販のア
ルカリ水生成器を用いることもできる。
【0034】また、図8に示すように、建物10aの下
方に中水設備として中水貯留タンク70が設けられてお
り、この中水貯留タンク70は、排水管71を通して、
洗面器12a、浴槽13a、及び、流し台14aの排水
口に接続されている。一方、補給水供給管72を通し
て、水道本管19aが中水貯留タンク70内に接続され
ている。また、中水貯留タンク70は、トイレ15a及
び散水装置63aに、圧送ポンプ73を具備する中水供
給管74を介して接続されている。従って、トイレ15
a及び散水装置63aに用いる雑用水を、洗面器12
a、浴槽13a、及び、流し台14aにおいて生活用水
を用いた後の排水によってまかなうようにしているの
で、節水を図ることができる。
【0035】
【実施例】図9に示すように、本発明に係る無菌化浄化
装置と同様な構成を有する小型実験装置Bを製作し、約
1月間予備運転を行い、生物濾過を立ち上げた状態でC
OD負荷対応実験を行った。実験は、この小型実験装置
Bを設置後、何らかの理由により、供給原水の水質が急
激に悪化した状態での水処理能力を確認することを目的
としている。流入COD値は水質基準の上限値である1
0mg/リットルとし、エタノールを用いてCOD値の
調整を行った。なお、排水ポンプP3の運転パターン
は、一般家庭の給水パターンに準じたものとするために
時間制御を行った。その運転パターンを図10に示す。
【0036】図9に示す小型実験装置Bの構成について
簡単に説明すると、供給水タンクT1に貯水槽T2が並
設されている。供給水タンクT1は供給ポンプP1を具
備する給水配管75によって貯水槽T2に接続されてい
る。貯水槽T2内には循環ポンプP2を具備する循環流
路76が設けられており、循環流路76の両端は貯水槽
T2内の水道水中で開口すると共に、中途には、粒状活
性炭を充填した活性炭濾過器77aと、セラミック濾過
材を充填したセラミック濾過器77bと、オゾン処理槽
78が取付けられている。また、貯水槽T2内には、中
途に排水ポンプP3を具備する排水管79の一端が開口
している。
【0037】上記した構成において、供給水タンクT1
における水道水のCODは10ppmに調整した。その
ときの水道水の残留塩素濃度は0.4ppmであった。
活性炭濾過器77aと、セラミック濾過器77bと、オ
ゾン処理槽78の容量は、それぞれ、0.5リットル、
0.5リットル、1.0リットルとした。供給水タンク
T1の容量は2リットルとした。排水ポンプP3は16
リットル/dayのものを用い、供給ポンプP1の運転
制御は液面センサSによって行った。循環ポンプP2は
30ミリリットル/minのものを用いた。COD10
mg/リットル液供給による水質の変化を図11に示
す。図11から明らかなように、本実験では、貯水槽T
2内のCOD値は、水質基準に定められた快適水項目の
基準値を上回ることはなかった。
【0038】以上、本発明を、幾つかの実施の形態を参
照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形
態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他
の実施の形態や変形例も含むものである。
【0039】
【発明の効果】請求項1〜10記載の無菌化浄化装置に
おいては、水道水を高架水槽と無菌化浄化装置の無菌化
処理槽との間で循環させることにより、高架水槽内を、
水道水に菌が発生しない環境に保持すると共に、万一、
菌を含む水道水が高架水槽内に流入しても速やかに殺菌
し、無菌化浄化装置による無菌化処理によって高架水槽
内を無菌状態に保持することができる。従って、料理・
飲料水や生活用水での二次汚染の危険を防止でき、各吐
水部から吐水される水道水の安全性を維持することがで
きる。
【0040】請求項2記載の無菌化浄化装置において
は、無菌化処理をオゾンを水道水に混入することによっ
て行うようにしているので、菌を確実に殺菌することが
でき、また、無菌化処理後の残留オゾンは酸素となって
無害化するので、料理・飲料水の安全性を十分に確保で
きる。請求項3記載の無菌化浄化装置においては、無菌
化処理後の残留オゾンを水道水から除去するようにして
いる。従って、料理・飲料水の安全性をさらに確保でき
る。
【0041】請求項4記載の無菌化浄化装置において
は、無菌化浄化装置は、前記無菌化処理槽内に、高架水
槽から前記水道水循環流路を通して供給される水道水を
濾過する活性炭層及び/又はセラミック濾過材層から形
成される第1の濾過部と、第1の濾過部で濾過された水
道水にオゾン発生器で発生したオゾンを混入するオゾン
処理部と、水道水中の微細な不純物を除去する中空糸膜
からなる第2の濾過部を配設することによって構成され
ている。従って、殺菌のみならず、水道水の脱臭、脱
色、脱トリハロメタンも図ることができる。従って、料
理・飲料水や生活用水での二次汚染の危険を防止できる
と共に、各吐水部から吐水される水道水の水質を良好に
維持することができる。請求項5記載の無菌化浄化装置
においては、処理後水道水を吐水部の近傍から一部取り
出し、吸光セルを通してオゾン濃度と塩素濃度を測定す
る吸光度センサを具備し、測定したオゾン濃度と塩素濃
度に基づいてオゾン発生器を制御するようにしている。
従って、安価な吸光度センサを用いて容易かつ確実にオ
ゾン発生器の制御を行うことができる。
【0042】請求項6記載の無菌化浄化装置において
は、オゾン処理部は水道水にオゾンに加えて空気を混入
し、中空糸膜をばっ気によって洗浄可能としている。従
って、中空糸膜による濾過機能を常時良好に維持するこ
とができる。請求項7記載の無菌化浄化装置において
は、高架水槽へ水道水を供給する給水配管の中途に設け
た真空脱ガス装置を具備し、真空脱ガス装置によって水
道水中の塩素等をガス化して外部に排出するようにして
いる。従って、高架水槽へ供給される水道水中の塩素や
その他の成分が過剰に多い場合は、予め、水道水中の塩
素等をガス化して外部に排出することができ、無菌化浄
化装置によって無菌化処理した後に各吐水部から吐水さ
れる水道水の水質を良好に維持することができる。請求
項8記載の無菌化浄化装置においては、無菌化浄化装置
は高架水槽内に配設されているので、建物の屋上等の有
効利用を図ることができる。請求項9記載の無菌化浄化
装置においては、水道水を複数の吐水部の一部に、無菌
化浄化装置で無菌化処理することなく直接供給可能に構
成している。従って、無菌化処理をしなければならない
水道水の水量を低減でき、節電を図ることができる。請
求項10記載の無菌化浄化装置においては、処理後水道
水を吐水部の近傍から一部取り出し、高架水槽に還流可
能な構成としている。従って、高架水槽のみならず、処
理後水道水供給管内を流れる処理後水道水の殺菌能力を
常時良好に維持することができる。また、この場合、塩
素濃度を低く維持できるので、美味しい処理後水道水を
吐水することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る無菌化浄化装
置を建物の屋上に設置した設置状態説明図である。
【図2】同拡大正面図である。
【図3】同制御ブロック図である。
【図4】同真空脱ガス装置の概念的構成説明図である。
【図5】同吸光度センサの概念的構成説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る無菌化浄化装
置を建物の屋上に設置した設置状態説明図である。
【図7】同拡大正面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の変形例に係る無菌
化浄化装置を建物の屋上に設置した設置状態説明図であ
る。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る無菌化浄化装
置を模型化した小型実験装置の正面図である。
【図10】時刻と小型実験装置からの排水量との関係を
示すグラフである。
【図11】時刻とCOD濃度との関係を示すグラフであ
る。
【図12】従来の高架水槽に至る水道水の経路を示す説
明図である。
【図13】高架水槽における一般細菌、残留塩素濃度、
硝酸塩性窒素及び亜硝酸性窒素の濃度、及び、過マンガ
ン酸カリウム消費量の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
A 無菌化浄化装置 A1 無菌化浄
化装置 A2 無菌化浄化装置 B 小型実験装
置 C 水道水循環流路 P1 供給ポン
プ P2 循環ポンプ P3 排水ポン
プ S 液面センサ T タイマー T1 供給水タンク T2 貯水槽 V 排水管 Va 排水管 10 建物 10a 建物 11 高架水槽 11a 高架水
槽 12 洗面器(吐水部) 12a 洗面器
(吐水部) 13 浴槽(吐水部) 13a 浴槽
(吐水部) 14 流し台(吐水部) 14a 流し台
(吐水部) 15 トイレ(吐水部) 15a トイレ
(吐水部) 16 貯水タンク 17 支持脚 17a 支持脚 18 流入口 19 水道本管 19a 水道本
管 20 給水枝管 20a 給水枝
管 21 底板 21a 底板 22 処理後水道水供給管 22a 処理後
水道水供給管 23 分岐配管 23a 分岐配
管 24 分岐配管 24a 分岐配
管 25 分岐配管 25a 分岐配
管 26 分岐配管 27 三方電磁
弁 28 往路パイプ 29 戻り口 30 還路パイプ 31 支持脚 32 ばっ気槽(無菌化処理槽) 32a ばっ気
槽(無菌化処理槽) 33 垂直隔壁 34 垂直隔壁 35 活性炭層 35a 活性炭
層 36 セラミック濾過材層 36a セラミ
ック濾過材層 37 中空糸膜 37a 中空糸
膜 38 オゾン発生器 38a オゾン
発生器 39 ブロワーポンプ 39a ブロワ
ーポンプ 40 オゾン・空気流出口 40a オゾン
・空気流 41 オゾン送給管 42 オゾン送
給管 42a オゾン送給管 43 オゾン・
空気噴出盤 43a オゾン・空気噴 44 オゾン・
空気噴出盤 44a オゾン・空気噴 45 排オゾン
処理器 45a 排オゾン処理器 46 濾過ポン
プ 46a 濾過ポンプ 47 排土取出
管 47a 排土取出管 48 排土用電
動弁 48a 排土用電動弁 49 吸光度セ
ンサ 49a 吸光セル 49b 光源 49c フィルタ 49d 光電管 49e 電磁開閉弁 49f 排水管 49g タイマー 51 温度計 51a 温度計 52 塩素濃度
計 52a 塩素濃度計 53 オゾン濃
度計 53a オゾン濃度計 54 ORP計 54a ORP計 55 電導率計 55a 電導率計 56 制御盤 56a 制御盤 57 圧力計 57a 圧力計 58 流量計 58a 流量計 59 記録用パ
ソコン 59a 記録用パソコン 60 三方切換
弁 61 逆洗配管 62 真空脱ガ
ス装置 62a 真空タンク 62b 噴霧ノ
ズル 62c 真空ポンプ 63 散水装置 63a 散水装置 64 給水枝管 65 給水枝管 66 給水枝管 67 循環ポンプ 68 循環配管 69 料理・飲料水用再処理装置 70 中水貯留
タンク 71 排水管 72 補給水供
給管 73 圧送ポンプ 74 中水供給
管 75 給水配管 76 循環流路 77a 活性炭濾過器 77b セラミ
ック濾過器 78 オゾン処理槽 79 排水管
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 550 C02F 1/50 550L 560 560B 560E B01D 24/00 1/20 A C02F 1/20 1/28 D 1/28 1/44 H 1/44 B01D 29/08 520A 540A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の屋上に、水道本管から給送される
    水道水をいったん貯留した後各階の吐水部に向けて前記
    水道水を流下する高架水槽と共に無菌化処理槽を配設
    し、前記高架水槽と前記無菌化処理槽との間に水道水循
    環流路を形成し、前記無菌化処理槽で前記水道水を無菌
    化処理し、処理後水道水を前記高架水槽内に貯留するよ
    うにしたことを特徴とする無菌化浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記無菌化処理は、オゾンを前記水道水
    に混入することによって行うようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の無菌化浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記無菌化処理後の残留オゾンを前記水
    道水から除去するようにしたことを特徴とする請求項2
    記載の無菌化浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記無菌化浄化装置は、前記無菌化処理
    槽内に、前記高架水槽から前記水道水循環流路を通して
    供給される前記水道水を濾過する活性炭層及び/又はセ
    ラミック濾過材層から形成される第1の濾過部と、該第
    1の濾過部で濾過された前記水道水にオゾン発生器で発
    生したオゾンを混入するオゾン処理部と、前記水道水中
    の微細な不純物を除去する中空糸膜からなる第2の濾過
    部を配設することによって構成されることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の無菌化浄化装置。
  5. 【請求項5】 前記処理後水道水を前記吐水部の近傍か
    ら一部取り出し、吸光セルを通してオゾン濃度と塩素濃
    度を測定する吸光度センサを具備し、測定した前記オゾ
    ン濃度と塩素濃度に基づいて前記オゾン発生器を制御す
    るようにしたことを特徴とする請求項4記載の無菌化浄
    化装置。
  6. 【請求項6】 前記オゾン処理部は前記水道水に前記オ
    ゾンに加えて空気を混入し、前記中空糸膜をばっ気によ
    って洗浄可能としたことを特徴とする請求項4又は5記
    載の無菌化浄化装置。
  7. 【請求項7】 前記無菌化浄化装置は、前記高架水槽へ
    前記水道水を供給する給水配管の中途に設けた真空脱ガ
    ス装置を具備し、該真空脱ガス装置によって前記水道水
    中の塩素等をガス化して外部に排出するようにしたこと
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の無菌
    化浄化装置。
  8. 【請求項8】 前記無菌化浄化装置は、前記高架水槽内
    に配設されていることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れか1項に記載の無菌化浄化装置。
  9. 【請求項9】 前記水道水を複数の前記吐水部の一部
    に、前記無菌化浄化装置で無菌化処理することなく直接
    供給可能に構成したことを特徴とする請求項1〜8のい
    ずれか1項に記載の無菌化浄化装置。
  10. 【請求項10】 前記処理後水道水を前記吐水部の近傍
    から一部取り出し、前記高架水槽に還流可能な構成とし
    たことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載
    の無菌化浄化装置。
JP9293642A 1997-10-09 1997-10-09 無菌化浄化装置 Pending JPH11114580A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003018485A1 (fr) * 2001-08-31 2003-03-06 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Systeme et procede d'alimentation en eau
JP2011169859A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Nikuni:Kk 塩素濃度の自動管理方法および自動管理装置
JP2015085211A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 多田電機株式会社 冷却塔のオゾン殺菌装置及びオゾン殺菌方法
CN113529958A (zh) * 2020-05-28 2021-10-22 天正浚源环保科技有限公司 移动式真空环保厕所的除臭装置

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