JPH1111422A - ロール状物体の包装装置 - Google Patents

ロール状物体の包装装置

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JPH1111422A
JPH1111422A JP18034697A JP18034697A JPH1111422A JP H1111422 A JPH1111422 A JP H1111422A JP 18034697 A JP18034697 A JP 18034697A JP 18034697 A JP18034697 A JP 18034697A JP H1111422 A JPH1111422 A JP H1111422A
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JP
Japan
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sheet
roll
shaped object
cylinder
core tube
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JP18034697A
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English (en)
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溥之 ▲高▼川
Hiroyuki Takagawa
Yoshihiko Kogo
宜彦 向後
Tatsuo Kuwabara
辰雄 桑原
Hirohide Murakami
博英 村上
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Churyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Churyo Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡便で且つ自動でロール状物体の
外周にシートを巻くことができる包装装置である。 【解決手段】 本発明の包装装置は、帯状物を芯管1a
に巻いたロール状物体の外側にシート10aを巻くロー
ル状物体の包装装置であって、予め敷いたシート10a
の上にロール状物体1を載せると共に、シート10aの
両端に粘着材を塗布し、ロール状物体1を転動させてシ
ート10aを巻き付けるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状物体の外
周にシートを巻く包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール状物体にシート(フィルム
シート等)を包装する作業は、手作業で行われているこ
とが多く、具体的には、ロール状物体の外周にシートを
巻く場合には、予め敷いてあるシートの上にロール状物
体を載せ、シートの両端部を重ね合わせた状態で粘着材
を介して貼着している。又、シートの端部を芯管内に挿
入するシート端末処理を行う場合においても、手作業に
よって折り込んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、シート
の包装作業は手作業で行っているため、作業効率の向上
が望まれている。そこで、本発明は、自動的にロール状
物体を包装可能とする包装装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の包装装置は、
帯状物を芯管に巻いたロール状物体の外側にシートを巻
くロール状物体の包装装置であって、予め敷いたシート
の上に前記ロール状物体を載せると共に、前記シートの
両端に粘着材を塗布し、ロール状物体を転動させて、シ
ートを巻き付けるものである。又、請求項2の包装装置
は、帯状物を中空の芯管に巻き、且つ、その帯状物の外
側にシートを巻き付けたロール状物体の端部において、
シートを芯管に向かって折り込む折込機と、ロール状物
体の他端部に前記芯管内を負圧にする吸引装置とを備え
るものである。折込機によってシートを芯管に向かって
おり込むと共に、芯管内を負圧にするので、シートは芯
管内に吸引され、ロール状物体の端部はシートを密着さ
れて包装される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のロール状物体を包装する
装置について、図面を参照して説明すると、図1は全体
平面図であって、2はロール状物体1の供給設備、5は
誘導装置、9はシート供給装置、20はシートの縁部に
粘着テープを付着するテープ貼着装置、30はロール状
物体を時計方向及び反時計方向に転動する回転誘導装置
30であってシート10aをロール状物体1に巻き付け
る。60はシート端末処理装置であって、ロール状物体
1に巻き付けたシート10aの両端処理をなす、100
は厚紙巻き工程であって、厚紙供給装置103と回転誘
導装置30Aとで厚紙をロール状物体1に巻き付ける。
【0006】図2は、図1の部分拡大図であって、中空
の芯管1aに帯状物を巻いたロール状物体1の供給設備
2について説明する。供給台2Aは、アングル材等をシ
ート搬送コンベア3に向かって下傾斜状に並列配置して
構成してあると共に、シート搬送コンベア3の手前に
は、出没可能な前停止体2aと後停止体2bが設けてあ
る。そして、これらの前停止体2a、後停止体2bは、
後記で詳述する操作によって連続するロール状物体1を
切離す操作を行う。尚、供給台2Aの側部には、バーコ
ードリーダ(図示略)が備えてあり、ロール状物体1の
表面にバーコードを介して記載の「ロール状物体の長さ
データ」を読取り、後述する厚紙巻き工程100におけ
るデータを得る。
【0007】前記供給台2に対向するシート搬送コンベ
ア3の側部には、ロール状物体1を受け止めると共に、
シート搬送コンベア3の所定位置に誘導する誘導装置5
が設置してある。この誘導装置5は、複数の受体6aを
取付けの基板6と、この基板6を往復動するシリンダ7
と、往復動する基板6のガイド体8a、8aで構成して
ある。
【0008】シート搬送コンベア3の左側にはシート供
給装置9が配設してあり、シート10aが巻いてあるシ
ートロール体10を回転可能に設置して、フリーローラ
10bを介して緊張状態で供給可能である。尚、シート
10aはフィルム状のシートであって、前記ロール状物
体1の外周囲に巻き付けるものであり、シート10aの
幅はロール状物体1の周囲長さ以上である。そして、こ
のシート10aは、予めシート搬送コンベア3の上に、
シートカット装置11まで敷いてあって、前記供給台2
から転動してくるロール状物体1を受入れる。尚、シー
ト10aの長さは、後記で詳述するロール状物体1の端
末処理を可能とする長さであり、前記シートカット装置
11は、シート10aの両端を押え、カッターの往動に
よって切断可能である。
【0009】また、シート搬送コンベア3の前側中央に
は、ロール状物体の直径を測定する測定装置12が設置
してある。この測定装置12は、ロール状物体1がシー
ト搬送コンベア3の所定位置にセットされたとき、シリ
ンダ(図示略)の降下位置によって、ロール状物体1の
直径を測定し、後述の端末処理装置60のデータとす
る。
【0010】次に、前記ロール状物体の供給設備2、誘
導装置5及びシート供給装置9の作用について説明す
る。尚、前記シート搬送コンベア3に延設して、巻付搬
送コンベア13が設置してあり、シート搬送コンベア3
に連動して作動し、フィルムシート(図示略)は、前記
したように、シート搬送コンベア3の上に予め、シート
カット装置11まで敷いてある。又、前停止体2aと後
停止体2bは、突出状態である。
【0011】ロール状物体1を供給台2Aに載せると、
ロール状物体は転動して、前停止体2aによって停止す
る。そして、バーコードリーダでロール状物体に記載の
バーコードを読み取って、「ロール状物体の長さデー
タ」を得る。次に、前停止体2aを没状態にすると、ロ
ール状物体は転動して、後停止体2bで停止する。一
方、誘導装置5のシリンダ7を往動状態にして、受体6
aでロール状物体の受け止め可能とする。そして、後停
止体2bを没状態にすると、ロール状物体は転動して、
受体6aで受け止められ、その後、シリンダ7を復動す
ることによって、ロール状物体を所定位置まで誘導する
と、予め敷いてあるフィルムシートの上にロール状物体
1が載置状態となる。
【0012】次に、測定装置12を介してロール状物体
1の直径を測定し、その後、シート搬送コンベア3と巻
付搬送コンベア13を作動させて、フィルムシートに載
った状態のロール状物体1を、ロール状物体の後部が所
定位置(シートの後端)になるまで搬送し、その後、シ
ートカット装置11を介して、シート10aを切断す
る。
【0013】図3は、シート10aをロール状物体1の
外周に巻き付ける、巻付搬送コンベア13の両側に配設
のスポット粘着装置14とテープ貼着装置20、及び巻
付搬送コンベア13の上部に配設の回転誘導装置30を
示す平面図である。又、図4は、ロール状物体1の回転
誘導装置30の平面図、図5は図3のA〜A側面図であ
る。
【0014】スポット粘着装置14は、往復動するシリ
ンダ15と、シリンダロッドに連結のL字状の打杆1
6、及び、その打杆16を回動可能に支持する支持体1
7で構成のリンク機構を介して、前記打杆16の先端部
に付着の粘着材をシート10aの表面に塗布するもので
ある。尚、前記シリンダ15の作動は、巻付搬送コンベ
ア13で搬送されるロール状物体1に対応する位置のシ
ート10aから開始される。
【0015】一方、粘着テープを貼り付けるテープ貼着
装置20について概説すると、吸引筒体21は貼着シリ
ンダ22を介して昇降可能であり、表面には適宜の間隔
で孔23が穿設してあり、側部から吸引ポンプ(図示
略)へホース24を介して連結してある。又、この吸引
筒体21は横動シリンダ26を介して、シート10aの
他縁部と粘着テープ引張装置27の間を往復動可能であ
る。粘着テープは、リール28に取り付けてあり、その
粘着テープの先端は粘着テープ引張装置27の挟着爪
(図示略)に挟着され、粘着テープ引張装置27はロッ
ドレスシリンダ29を介して、前記吸引筒体21の後端
部から先端部まで移動可能となっている。尚、この粘着
テープ引張装置27には、前記挟着爪の側部に粘着テー
プの切断器(図示略)が付設してある。
【0016】このテープ貼着装置20の作動について説
明すると、横動シリンダ26を介して吸引筒体21を前
記粘着テープ引張装置27まで移動させる。そして、粘
着テープ引張装置27に付設の挟着爪(図示略)で貼着
テープを挟着し、ロッドレスシリンダ29によって、貼
着テープを吸引筒体21の他端部まで移動させると共
に、吸引筒体21を負圧状態にする。この状態によっ
て、粘着テープは、吸引筒体21の表面に載置吸着状態
となる。その後、粘着テープ引張装置27の挟着爪(図
示略)から粘着テープを離脱させ、ロッドレスシリンダ
29を介して元の位置に戻すと共に、切断装置(図示
略)で粘着テープを切断する。そして、横動シリンダ2
6をシート10aの他縁部まで移動させた後、貼着シリ
ンダ22を上昇させると、粘着テープの一部はシート1
0aの他縁部に貼り付けられると共に、粘着テープの残
部は上面が粘着可能となる。そして、吸引筒体21の負
圧状態を解除すると共に、貼着シリンダ22を降下させ
て、横動シリンダ26によって、吸引筒体21を粘着テ
ープ引張装置27まで移動させて、次のロール状物体1
に備える。以上によって、シート表面の縁部は、スポッ
ト粘着によって粘着可能であり、他縁部は粘着テープに
よって粘着可能状態となる。
【0017】次に、シート10aの巻付けを行う回転誘
導装置30について説明する。移動架台は左移動架台3
2aと右移動架台32c及び中移動架台32bを連結架
台32d等を介して、平面視、H形状に連結して構成し
てある。そして、中移動架台32bは、前記連結架台3
2dに垂設の垂直架台32e、32eを介して固定して
あり、この中移動架台32bの両端にはブレーキシリン
ダ33、33が回動軸33cで回動可能に垂設してあ
る。
【0018】又、ブレーキシリンダ33のロッド33a
には、回動軸33bを介してL字レバー34が取り付け
てあり、このL字レバー34の端部は、左移動架台32
aと右移動架台32cに固定の回動軸34aを介して回
動可能であり、他端部にはローラ基台35aを介してロ
ーラ35が取り付けてある。尚、このローラ基台35a
は、前記L字レバー34の左右側に、回動軸34aに回
動可能な支持レバー37で支持されている。そのため、
前記ブレーキシリンダ33のロッド33aの位置(長
さ)によって、ローラ35、35の間の距離を調整可能
となり、ロール状物体1の異なる直径に対応できる。
【0019】前記左移動架台32aは、固定架台31に
固定のトラックレール38aと、スライドユニット38
bで構成のリニアウエィ38を介して往復動可能となっ
ている。一方、右移動架台32cには、支持体39を介
してギヤードモータ40が取り付けてあると共に、固定
架台31に固定のトラックレール41aと、スライドユ
ニット41bで構成のリニアウエィ41を介して往復動
可能となっている。又、ギヤードモータの回転軸40a
には歯車40bが固定してあり、その歯車40bに螺合
するラック44が、前記トラックレール41aに取り付
けてある。従って、ギヤードモータ40の正逆回転によ
って、歯車40b、ラック44を介して、右移動架台3
2c、左移動架台32a及び中移動架台32bは往復動
し、この結果、ローラ35、ローラ35の間のロール状
物体1は時計方向と反時計方向に回転誘導を受けること
となる。
【0020】次に、前記回転誘導装置30の作動につい
て説明すると、巻付搬送コンベア13で搬送されるロー
ル状物体1は、予め設定のブレーキシリンダ33による
間隔をあけたローラ35、35間に搬送される。又、シ
ート10aの両縁部は、前記スポット粘着装置14及び
テープ貼着装置20によって、シート10aの表面縁部
は粘着可能となっている。そこで、最初に、ギヤードモ
ータ40を正回転させると、移動架台32a〜32cの
移動と共にローラ35、35も移動する。そのため、ロ
ール状物体1は、ローラ35、35によって時計方向に
回転誘導されて、シート10aの縁部の粘着テープをロ
ール状物体1に貼り付ける。次に、ギヤードモータ40
を逆回転させると、ロール状物体1は反時計方向に回転
誘導されて、シートの他縁部のスポット粘着によって、
シート10aは巻き付けられる。
【0021】尚、前記したように、シートの縁部には粘
着テープ、他縁部には粘着材を塗布する形式で構成して
あるが、シート表面の両縁部を巻き付けたとき接着可能
に形成すればよく、例えば、シート10aを巻付搬送コ
ンベア13で搬送過程で、ハケ等で粘着材をシート10
aの両側に付着するように構成してもよい。又、前記
は、ギヤードモータ40を正逆回転させて、ロール状物
体1を時計方向と反時計方向に回転させてシート10a
を巻き付ける構成であるが、ロール状物体1を何れか一
方向に転動させて巻き付ける構成であってもよい。
【0022】次に、シート端末処理装置60について、
平面を示す図7、B〜B側面を示す図8、正面を示す図
9を参照して説明する。巻付搬送コンベア13で搬送の
ロール状物体1は、後端コンベア61を介して搬送さ
れ、この後端コンベア61は、昇降装置62を介して昇
降可能である。昇降装置62は、モータ63の回転によ
るボールネジ64と、そのボールネジ64に螺合のナッ
ト65、ナット65に固定の載置台66、及びガイド体
67で構成され、載置台66に後端コンベア61が固定
してある。尚、昇降装置62は、前記測定装置12によ
って測定したロール状物体1の直径によって、後述の吸
引装置のノズル80がロール状物体1の芯管1aに嵌合
可能な位置まで上昇させる。
【0023】又、後端コンベア61の前側における固定
支持台69の上には、ロール状物体1の端からはみ出し
ているシート10aを芯管1aに向かって折り込む折込
機70が設置してある。この折込機70は、ロール状物
体1の外周から芯管1aに向かって回転可能な複数個の
折込体71と、それらの折込体71を駆動する正逆回転
可能なモータで構成してあり、それらの折込体71を介
してシート10aは芯管1aに向かって折り込まれる。
一方、後端コンベア61の側部には、支柱74を介して
吸引装置75が設置してあり、その吸引装置75は往復
動可能なロッドレスシリンダ76、ロッドレスシリンダ
76に沿って配設して往復動するリニアウェイ77、リ
ニアウェイ77に固定の延設材78に取り付けたノズル
80で構成し、ノズル80はロール状物体の右端部に移
動して芯管1aに嵌合、離脱可能となっている。又、そ
のノズル80は、吸引機(図示略)に接続してあり、芯
管1a内を負圧にする。尚、前記ノズル80のセンタ位
置と折込体71のセンタ位置は一致して設置してある。
【0024】次に、前記シート端末処理装置60の動作
について説明すると、後端コンベア61で搬送されるロ
ール状物体1は、昇降装置62を介して、芯管1aが前
記ノズル80の高さに一致するまで上昇される(図8、
図9の破線)。そして、ロッドレスシリンダ76を介し
てノズル80を芯管1aに嵌合させると共に、モータを
介して折込体71を芯管に向かって回動させると、シー
ト10aは芯管1aに向かって折り込まれる状態にな
る。一方、芯管1a内は、前記ノズル80を介して負圧
状態であるので、折り込まれるシート10aの先端は、
芯管1a内に吸い込まれると共にロール状物体1の後端
に密着状態となる。その後、ノズル80、折込体71を
前記の逆動作によって、元の状態にし、次のロール状物
体1に備える。
【0025】尚、前記したように、ロール状物体1の端
末処理は、折込機70と芯管1a内を負圧にすることに
よって行うものであり、折込機70はシート10aをロ
ール状物体1の外周から芯管1aに向かって絞り込めば
よいため、例えば、4個のシリンダを配置し、ロッドに
折込体を付設し、シリンダを芯管1aに向かって押し出
す方式等であってもよい。
【0026】次に、ロール状物体1の外周を巻き付けた
シート10aの前端処理を行うため、前端コンベア88
で搬送する(図1参照)。そして、この前端コンベア8
8における処置は、前記後端処理と同じ構成であるが、
折込機70とノズル80の位置が逆に配設して、前端に
おけるシート処理を行うので、同じ機器には同じ符号を
付して説明を略す。以上の前後端処理によって、ロール
状物体1は、シート10aで外周を巻かれ、且つ、前後
端においては芯管1a内に挿入されると共に密着状態で
全体を包装される。
【0027】この状態のロール状物体1は、図10に示
すように、前端コンベア88及び排出コンベア89で搬
送され、この状態で製品とするか、更にシートの外周に
厚紙を巻くかを選択し、この選択は、出没可能な選択装
置90a、90bを介して行う。又、製品とするために
傾斜排出路92が設置してあり、この傾斜排出路92の
途中には前停止体93aと後停止体93bが設置してあ
って、供給設備2で記載した操作によって、前停止体9
3aと後停止体93bの出没操作によって、連続状態の
ロール状物体1の切出しを行う。
【0028】一方、更に、シート10aの外周に厚紙を
巻く、厚紙巻き工程100に搬送されるが、その途中
に、位置決め装置95が設置してある。この位置決め装
置95は、シリンダ形式のプッシャ95aと受け台95
bで構成してあり、ロール状物体1をプッシャ95aが
押圧して位置決めをなす。
【0029】厚紙巻き工程100は厚紙供給装置103
と巻き工程部110で構成され、厚紙供給装置103
は、厚紙ローラ104からの厚紙104aの巻き癖を解
除する複数のローラ105を介して、前記供給設備2で
バーコードリーダを介して読み取った「ロール状物体1
の長さデータ」に基づいて、切断機106から排出され
る。尚、前記厚紙104aは、搬送されながら、その両
縁には、表面側に粘着部を残した状態で粘着テープ10
8が張られる。そして、厚紙104aの搬送長さが、前
記選定の長さになったとき、切断機106で厚紙104
aと共に粘着テープ108が切断され、この切断された
厚紙104aは、コンベア107を介して巻き工程部1
10まで搬送される。この予め敷かれた厚紙104aの
上に、前記位置決めされたロール状物体1を転動させる
と、先ず、厚紙の縁部の粘着テープ108がロール状物
体1に貼着し、その後、他縁部の粘着テープ108が貼
着し、ロール状物体1は厚紙104aで巻かれる。この
ように、ロール状物体1を転動させるという簡便な方法
によって、厚紙104aを巻き付けることができる。以
上によって、シート10aを巻かれたロール状物体1
は、更に、厚紙104aで巻かれた状態になり、その
後、排出コンベア109で搬送して、両端の芯管1aに
キャップを装着して製品とする。
【0030】
【発明の効果】請求項1の包装装置によれば、シートの
両端に粘着材を塗布して、ロール状物体を転動させてシ
ートを巻き付けるという簡便な方法で包装可能である。
又、請求項2の包装装置によれば、シートを芯管に向か
って折り込むと共に芯管内を負圧にするという簡便な方
法で、ロール状物体の端部はシートを密着包装される。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装装置の全体平面図である。
【図2】図1における供給設備等の部分拡大図である。
【図3】回転誘導装置を含む拡大平面図である。
【図4】回転誘導装置の拡大平面図である。
【図5】図3のA〜A側面図である。
【図6】回転誘導装置の正面図である。
【図7】シート端末処理装置の平面図である。
【図8】図7のB〜B側面図である。
【図9】シート端末処理装置の正面図である。
【図10】厚紙巻き工程を含む拡大平面図である。
【符号の説明】
1 ロール状物体 1a 芯管 10a シート 30、30A 回転誘導装置 35 ローラ 70 折込機 71 折込体 75 吸引装置 80 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 辰雄 名古屋市中村区岩塚町字九反所60番地の1 中菱エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 村上 博英 名古屋市中村区岩塚町字九反所60番地の1 中菱エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状物を芯管に巻いたロール状物体の外
    側にシートを巻くロール状物体の包装装置において、 予め敷いたシートの上に前記ロール状物体を載せると共
    に、前記シートの両端に粘着材を塗布し、 前記ロール状物体を転動させることを特徴とするロール
    状物体の包装装置。
  2. 【請求項2】 帯状物を中空の芯管に巻き、且つ、その
    帯状物の外側にシートを巻き付けたロール状物体であっ
    て、 ロール状物体の端部に、前記シートを芯管に向かって折
    り込む折込機と、 ロール状物体の他端部に前記芯管内を負圧にする吸引装
    置と、を備えることを特徴とするロール状物体の包装装
    置。
JP18034697A 1997-06-20 1997-06-20 ロール状物体の包装装置 Pending JPH1111422A (ja)

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