JPH11113838A - 内視鏡の湾曲機構 - Google Patents
内視鏡の湾曲機構Info
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- JPH11113838A JPH11113838A JP9280756A JP28075697A JPH11113838A JP H11113838 A JPH11113838 A JP H11113838A JP 9280756 A JP9280756 A JP 9280756A JP 28075697 A JP28075697 A JP 28075697A JP H11113838 A JPH11113838 A JP H11113838A
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Abstract
破損を防止でき、安全な操作可能な内視鏡の湾曲機構を
提供することにある。 【解決手段】 内視鏡の湾曲機構1は、複数の湾曲コマ
2が一列に連結され、この湾曲コマ2内を挿通するアン
グルワイヤ6が第1のリング7、接続部材である密着コ
イルバネ8及び第2のリング9を介して操作ワイヤ10
に接続している。操作ノブ14の操作に応じて、アング
ルワイヤ6及び操作ワイヤ10が押し引きし湾曲機構1
が湾曲するが、予めの設定により、操作ノブ14の操作
で、過度に湾曲させようとすると、一番初めに密着コイ
ルバネ8が変形し、第1のリング7又は第2のリング9
が密着コイルバネ8から外れ、アングルワイヤ6及び操
作ワイヤ10に操作ノブ14の回転操作の応力が伝わら
なくなり、湾曲コマ2、アングルワイヤ6及び操作ワイ
ヤ10が破損することがない。
Description
に関する。
れた操作ノブを操作することにより、湾曲部を挿通する
ワイヤが押し引きし、湾曲部を湾曲させる内視鏡の湾曲
機構が知られている。
は、身体の血管等に内視鏡挿入部を挿入して使用する場
合、湾曲操作をすると、湾曲部の拘束等により上記ワイ
ヤに過負荷がかかることがあり、ワイヤを固定している
ハンダ付け部が壊れる問題や、無理な力で湾曲操作しよ
うとすると、湾曲部の先端で身体の血管等に悪影響を与
える等の問題を解決する内視鏡の湾曲機構が開示されて
いる。この湾曲機構は、湾曲部を挿通するワイヤの途中
乃至端部に、過負荷防止バネを付設しており、ワイヤに
かかる引っ張り力量が所定の力量以下では、過負荷防止
バネは伸びず、ワイヤに全ての引っ張り力量がかかる一
方、所定の引っ張り力量を越えると、過負荷防止バネは
伸びてこの過負荷防止バネがワイヤにかかる過負荷を吸
収することができるものである。
負荷防止バネを使用した湾曲機構を用いた場合では、所
定の引っ張り力量を越えると、過負荷防止バネがある程
度の過負荷は吸収するが、この過負荷防止バネを介して
引っ張り力量がワイヤに伝わり、結果として、ワイヤに
かかる過負荷を完全には取り除くことはできない。
材でできている内視鏡にこの過負荷防止バネを使用した
湾曲機構を用い、この内視鏡をトラカールを介して腹腔
内に挿入し、腹腔内を観察する場合において、内視鏡の
湾曲部がトラカールの途中に位置しているときに誤って
湾曲操作をしてしまうと、ワイヤに伝わる力量は過負荷
防止バネにより低減するが、伝達した過負荷によりワイ
ヤの破損や湾曲部の破損が起こる可能性がある。さら
に、過度の湾曲操作により、湾曲部の湾曲による圧縮力
でトラカールを変形させてしまうことも考えられる。
れたものであり、その目的とするところは、湾曲用のワ
イヤに過負荷が全くかからなく、破損を防止でき、安全
な操作可能な内視鏡の湾曲機構を提供することにある。
に、本発明の内視鏡の湾曲機構は、手元の操作に応じて
湾曲部を挿通するワイヤが押し引きすることで、湾曲部
が湾曲動作する内視鏡の湾曲機構において、ワイヤの途
中に配設され、所定の引張力量が負荷されるとワイヤを
分離させる接続部材を具備することを特徴とするもので
ある。
せても、接続部材が所定の引張力量を負荷されると、ワ
イヤを分離させるために、手元で操作しても、ワイヤに
過負荷が全くかからなく、よって、破損を防止でき、安
全な操作が可能な内視鏡の湾曲機構を提供することがで
きる。
に基づいて説明する。図1乃至図3は、本発明に係る第
1の実施の形態を示すものである。図1は第1の実施の
形態に係る内視鏡の湾曲機構の概念図、図2は密着コイ
ルバネの部品図、図3は図1におけるA矢視図である。
は、一列に配列された複数の湾曲コマ2と、これら複数
の湾曲コマ2の前端乃至後端に紙面に対して垂直対称に
設けられたリベット孔3に挿通固定して前記複数の湾曲
コマ2を連結する複数のリベット4と、前記複数の湾曲
コマ2のうち最先端に位置する先端湾曲コマ5にその先
端が固定され、残りの湾曲コマ2の内側を挿通し、紙面
に対して上下対称に配置される2本のアングルワイヤ6
と、このそれぞれのアングルワイヤ6の他端に接続する
2つの第1のリング7と、この第1のリング7にそれぞ
れ鎖状に結合する接続部材である2つの密着コイルバネ
8と、この密着コイルバネ8とそれぞれ鎖状に結合する
2つの第2のリング9と、この第2のリング9とそれぞ
れ両端で接続する操作ワイヤ10と、この操作ワイヤ1
0をその外周に沿わせ接合部11で接合する円盤状のド
ラム12と、このドラム12の中心軸13に固定されド
ラム12の回転を操作する操作ノブ14とから構成され
ている。
に、円形状をしており、総巻数が4巻である。また、こ
の密着コイルバネ8を図1及び図3のごとくセットし、
密着コイルバネ8を半径方向に引っ張る際の破壊強度
A、すなわち、密着コイルバネ8が変形して第1のリン
グ7又は第2のリング9が密着コイルバネ8から外れる
力量は、引っ張りに対する湾曲コマ2の破壊強度をB、
アングルワイヤ6及び操作ワイヤ10の引張破壊強度を
Cとすると、B≧C≫Aを満たすように設定されてお
り、湾曲コマ2、アングルワイヤ6及び操作ワイヤ10
の引っ張り破壊強度に比べて密着コイルバネ8は十分に
小さく設定されている。
作用について説明する。前述したように、アングルワイ
ヤ6と操作ワイヤ10は第1のリング7、密着コイルバ
ネ8及び第2のリング9を介して接続されている。ま
た、操作ワイヤ10は接合部11でドラム12に接合さ
れており、ドラム12の中心軸13に操作ノブ14に固
定されている。このために、操作ノブ14を回転操作す
ると、ドラム12が回転し、このドラム12の回転に応
じて接合部11で接合されている操作ワイヤ10が押し
引きされる。この操作ワイヤ10の押し引きの応力は、
第2のリング9、密着コイルバネ8及び第1のリング7
を介して、アングルワイヤ6に伝わり、アングルワイヤ
6を押し引きする。その結果、アングルワイヤ6の押し
引き動作に応じて湾曲コマ2が連動することで上下の2
方向に湾曲する。
は途中、密着コイルバネ8を介してアングルワイヤ6に
伝わる。しかし、密着コイルバネ8は、前述したよう
に、予めB≧C≫Aを満たすように設定されているの
で、操作ノブ14を回転操作して、過度に湾曲させよう
とすると、一番初めに密着コイルバネが変形し、第1の
リング7又は第2のリング9が密着コイルバネ8から外
れる。
る場合は、その密着コイルバネ8を取り除き、第1のリ
ング7と第2のリング9とに新しい密着コイルバネ8を
鎖状に結合させる。第1のリング7と第2のリング9と
を新しい密着コイルバネ8に鎖状に結合させる方法は、
第1のリング7又は第2のリング9に新たな密着コイル
バネ8の端部を引っかけて、そのまま密着コイルバネ8
を回転することで、第1のリング7又は第2のリング9
が密着コイルバネ8に鎖状に結合される。
過度に湾曲させようとしても、密着コイルバネ8の引っ
張り破壊強度Aは湾曲コマ2、アングルワイヤ6及び操
作ワイヤ10の引っ張り破壊強度B、破壊強度Cに比べ
て十分に小さく設定されているために、まず初めに密着
コイルバネ8が変形して第1のリング7又は第2のリン
グ9が密着コイルバネ8から外れてしまい、アングルワ
イヤ6と操作ワイヤ10とが分離する。したがって、ア
ングルワイヤ6及び操作ワイヤ10に操作ノブ14の回
転操作の応力が伝わらなくなり、湾曲コマ2、アングル
ワイヤ6及び操作ワイヤ10が破損することがない。
ネ8のみが破損するために、その密着コイルバネ8のみ
を第1のリング7と第2のリング9に鎖状に接続するだ
けでよいので、修理が簡単で迅速にできる。また、修理
部品は、簡単な構造の密着コイルバネ8のみであるため
に安価である。
るために、第1のリング7又は第2のリング9に対して
回転し易く、そのため、湾曲操作をしているうちに、密
着コイルバネ8に対する第1のリング7及び第2のリン
グ9の結合位置が変わってしまう。しかし、密着コイル
バネ8の総巻数は4巻であるために、密着コイルバネ8
の位置によるコイル巻数のバラツキが少いが故に、密着
コイルバネ8の破壊強度Aはどの方向から引っ張っても
ほぼ同じ値を示す。
して第1のリング7と第2のリング9の結合位置が変化
しても破壊強度Aはほぼ一定であるために、信頼性のあ
る湾曲機構を得ることができる。
と第2のリング9を結合させるとき、結合位置を考慮す
る必要はなく簡単に結合することができる。
施の形態とは異なる形状の接続部材である密着コイルバ
ネ20を示す部品図である。以下、第1の実施の形態と
同様の構成及び作用については、同じ符号を付して説明
する。この第2の実施の形態は、密着コイルバネ20が
第1のリング7と第2のリング9に対して回転しないよ
うにしたもの、すなわち、この密着コイルバネ20は第
1のリング7と第2のリング9の結合位置を位置決め可
能としたものである。密着コイルバネ20は、第1の実
施の形態の密着コイルバネ8の形状とは異なり第1の円
弧部21と第2の円弧部22を有する長円形状をしてい
る。この長円形状の密着コイルバネ20の総巻数は1.
2巻であるが、前記第1の円弧部21と第2の円弧部2
2でのコイル巻数は共に1巻である。そして、この第1
の円弧部21と第2の円弧部22に第1のリング7と第
2のリング9がそれぞれ鎖状に結合されている。
作用について説明する。前述したように、第1の実施の
形態に係る密着コイルバネ8は円形状であるために、第
1のリング7と第2のリング9に対して密着コイルバネ
8は回転し易く、また、その総巻数が少ないと、密着コ
イルバネ8の位置でのコイル巻数のバラツキが大きい。
したがって、第1の実施の形態に係る円形状の密着コイ
ルバネ8を使用する場合では、位置によるコイル巻数の
バラツキを少なくするために、その総巻数を多くする必
要がある。
ルバネ20は、第1の円弧部21と第2の円弧部22を
有する長円形状をしているために、第1のリング7と第
2のリング9に対して回転せず、第1のリング7と第2
のリング9はそれぞれ第1の円弧部21と第2の円弧部
22で密着コイルバネ20と結合している。
施の形態の効果に加えて、密着コイルバネ20の総巻数
を少なくできるために、修理部品である密着コイルバネ
20がより安価であり、また、密着コイルバネ20に第
1のリング7及び第2のリング9を結合させるのがより
簡単である。さらに、密着コイルバネ20を小さく成形
でき、内視鏡の湾曲機構自体を小型にすることができ
る。
曲機構の概念図である。この第3の実施の形態に係る内
視鏡の湾曲機構25は、図5に示すように、前端乃至後
端に紙面に対して垂直対称に設けられたリベット孔3を
有する複数の湾曲コマ2が一列に配設されており、前記
リベット孔3と、このリベット孔3と直交する方向に対
称に設けられた直交リベット孔26とを有する2つの4
方向に湾曲可能な4方向湾曲コマ27が、一列に配列し
ている複数の湾曲コマ2の手元側の途中に配列されてい
る。そして、前記複数の湾曲コマ2と4方向湾曲コマ2
7のリベット孔3と直交リベット孔26にそれぞれ複数
のリベット4が挿通固定されていることにより、複数の
湾曲コマ2と4方向湾曲コマ27とが一列に連結されて
いる。また、アングルワイヤ6の先端は先端湾曲コマ5
に固定され、紙面に対して上下対称になるように残りの
湾曲コマ2と4方向湾曲コマ27の内側を挿通してい
る。
7に接続されており、この第1のリング7に第1の実施
の形態に係る接続部材と同様の密着コイルリング8が結
合し、この密着コイルバネ8に第2のリング9が結合さ
れている。第2のリング9には操作ワイヤ10の両端が
接続しており、この操作ワイヤ10はドラム12の外周
に沿って接合部11で接合している。このドラム12の
中心軸13にはドラム12の回転を操作する操作ノブ1
4が固定されている。
張る際の破壊強度A、引っ張りに対する湾曲コマ2の破
壊強度B、アングルワイヤ6及び操作ワイヤ10の引張
破壊強度Cは、第1の実施の形態と同様に設定されてい
る。
明する。この内視鏡の湾曲機構25は、紙面に対して上
下に配設されているために、操作ノブ14の操作によっ
て、アングルワイヤ6が押し引きされ、上下に湾曲操作
する。このとき、過度に湾曲させようとすると、一番初
めに密着コイルバネ8が変形し、第1のリング7又は第
2のリング9が密着コイルバネ8から外れ、アングルワ
イヤ6と操作ワイヤ10とが分離する。また、この湾曲
機構25に上下の湾曲方向に対して垂直方向の外力が働
くと、4方向湾曲コマ27が湾曲してその外力を吸収す
る。
効果に加えて、以下の効果がある。すなわち、操作ノブ
14の操作によって湾曲する上下の2方向と直交する方
向から外力を受けても、4方向湾曲コマ27を設けたこ
とにより、4方向湾曲コマ27が湾曲し、外力を吸収
し、湾曲機構25が破損されることがない。
線からなる図示しない網状管や図示しないチューブ状の
湾曲ゴムを被覆して、この湾曲機構25を内視鏡に使用
した場合は、より外力を吸収する。特に、腹腔鏡下外科
手術の場合は、硬性の処置具を頻繁に使用し、この硬性
の処置具が内視鏡の先端に当たることが多くても、前記
4方向湾曲コマ27、網状管及び湾曲ゴムによって処置
具が当たることによる外力を吸収でき、湾曲部の破損を
防止できるために、手術を中断をすることがない。
曲機構の概念図である。この第4の実施の形態に係る内
視鏡の湾曲機構30は、第3の実施の形態に係る4方向
湾曲コマ27の配置のみを変えたものである。図6に示
すように、この4方向湾曲コマ27は、最手元側から2
番目に配置されており、最手元側には湾曲コマ2のリベ
ット孔3と直交する方向に対称に設けられた直交リベッ
ト孔26のみを有する直交湾曲コマ31が配置されてい
る。
と、4方向湾曲コマ27がより手元側に配置されている
ために、第3の実施の形態のものと比べると、より手元
側から湾曲する。
マ27の位置がより手元側なので、湾曲方向の上下方向
の垂直方向に対する外力を、第3の実施の形態に比べて
より吸収することができる。
施の形態の内視鏡の湾曲機構1の外表面に洗浄用のシー
スを装着した状態の構成図である。図7は、例えば、腹
腔用又は胸腔用の内視鏡の挿入部34であり、この挿入
部34は、対物レンズ35を有する硬質な先端硬質部3
6と、この先端硬質部36の手元側で連結される湾曲部
37と、この湾曲部37の手元側で連結される硬質な手
元側硬質部38とから構成されている。さらに、手元側
硬質部38の先端部には、突起部39が180度対称と
なるように2つ設けられている。
5を洗浄するための洗浄シース40が装着されており、
この洗浄シース40は、前記先端硬質部36に対応する
部位は硬質な洗浄先端硬質部41に、前記湾曲部37に
対応する部位は湾曲可能な洗浄湾曲部42に、前記手元
側硬質部38に対応する部位は硬質な洗浄手元側硬質部
43に形成されている。また、湾曲部35の湾曲操作す
る機構は、第1の実施の形態と同様の湾曲機構1が用い
られている。
使用後に洗浄シース40を挿入部34から外す場合、手
元側硬質部38に設けられた突起部39がガイドになっ
て、挿入部34と洗浄シース40のクリアランスがほぼ
一定に保たれる。
設けることにより、挿入部34から洗浄シース40を外
す場合に、挿入部34と洗浄シース40のクリアランス
がほぼ一定に保たれ、洗浄手元側硬質部38が湾曲部3
5にくい込むことがないので、湾曲部35の破損を防止
することができる。
着コイルバネ8及び密着コイルバネ20には他の部材が
被覆していないが、バネ力を変化させない範囲で潤滑性
のある薄肉チューブ等を被覆し、密着コイルバネ8及び
密着コイルバネ20が進退する際に他の部位との引っか
かりを防止するようにしてもよい。
の2方向であるが、必要に応じて、上下以外の方向でも
よく、また、1方向でも、3方向以上でもよい。また、
接続部材は密着コイルバネ8、密着コイルバネ20等の
コイルバネに限らず、例えば、磁石を用い、所定の引張
力量を越えるとアングルワイヤ6と操作ワイヤ10とが
分離するようにしてもよい。
バネ8のコイル巻数は4巻であったが、必要に応じて2
巻以上でよく、望ましくは3巻以上がよい。第2の実施
の形態の密着コイルバネは1.2巻であったが、必要に
応じて1巻以上でもよい。また、第5の実施の形態で
は、2つの突起部39を180度対称に設けたが、突起
部39の個数と配置関係は、その都度必要に応じて変化
させてもよい。
んでいる。 (付記) (付記1)手元の操作に応じて湾曲部を挿通するワイヤ
が押し引きすることで、前記湾曲部が湾曲動作する内視
鏡の湾曲機構において、前記ワイヤの途中に配設され、
所定の引張力量が負荷されると前記ワイヤを分離させる
接続部材を具備することを特徴とする内視鏡の湾曲機
構。 (付記2)前記接続部材は、弾性部材で構成したことを
特徴とする付記1記載の内視鏡の湾曲機構。 (付記3)前記弾性部材は、密着コイルバネであること
を特徴とする付記2記載の内視鏡の湾曲機構。 (付記4)前記密着コイルバネは、円形に巻いたバネで
あることを特徴とする付記3記載の内視鏡の湾曲機構。 (付記5)前記密着コイルバネは、長円形に巻いたバネ
であることを特徴とする付記3記載の内視鏡の湾曲機
構。 (付記6)2方向の湾曲操作が可能な内視鏡の湾曲機構
において、湾曲部の一部に4方向湾曲可能な湾曲コマを
設けたことを特徴とする内視鏡の湾曲機構。 (付記7)前記4方向湾曲可能な湾曲コマは、前記湾曲
部の最手元側に配設されていることを特徴とする付記6
記載の内視鏡の湾曲機構。 (付記6及び付記7の目的)2方向湾曲可能な内視鏡に
おいて、その湾曲可能な方向以外からの外力を吸収する
ことができる内視鏡の湾曲機構を提供することである。 (付記6及ぶ付記7の効果)湾曲可能な方向以外の方向
からの外力を吸収できるために、湾曲機構が破損しな
く、安全な操作ができる。
は、所定の引張力量が負荷されるとワイヤを分離させる
接続部材をワイヤの途中に配設しているので、ワイヤに
過負荷が全くかからなく、破損を防止でき、安全に操作
できる。
念図。
部品図。
念図。
念図。
に洗浄用のシースを装着した状態の構成図。
Claims (1)
- 【請求項1】 手元の操作に応じて湾曲部を挿通するワ
イヤが押し引きすることで、前記湾曲部が湾曲動作する
内視鏡の湾曲機構において、 前記ワイヤの途中に配設され、所定の引張力量が負荷さ
れると前記ワイヤを分離させる接続部材を具備すること
を特徴とする内視鏡の湾曲機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28075697A JP4043081B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 内視鏡の湾曲機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28075697A JP4043081B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 内視鏡の湾曲機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11113838A true JPH11113838A (ja) | 1999-04-27 |
JP4043081B2 JP4043081B2 (ja) | 2008-02-06 |
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ID=17629523
Family Applications (1)
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JP28075697A Expired - Fee Related JP4043081B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 内視鏡の湾曲機構 |
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