JPH11113024A - Museデコーダ - Google Patents

Museデコーダ

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JPH11113024A
JPH11113024A JP9265710A JP26571097A JPH11113024A JP H11113024 A JPH11113024 A JP H11113024A JP 9265710 A JP9265710 A JP 9265710A JP 26571097 A JP26571097 A JP 26571097A JP H11113024 A JPH11113024 A JP H11113024A
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JP
Japan
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signal
filter
frequency
component
color difference
Prior art date
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Withdrawn
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JP9265710A
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English (en)
Inventor
Ikuo Someya
郁男 染谷
Masahiro Komoda
昌博 菰田
Hiroshi Utsunomiya
浩 宇都宮
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MUSE復調信号等のフイルド内内挿を行う
行う回路において、画質を改善する。 【解決手段】 Y信号用の第1のフイルタ10と、色差
信号用の第2のフイルタ20を設け、スイッチSを切り
換えることによって、入力されたMUSE復調信号を選
択的にこの二つのフイルタ10、20で設定された周波
数特性で帯域の制限を行う。また、スイッチSは図示さ
れていないコントール回路から供給されている信号によ
って、Y信号成分のタイミングと、色差信号成分のタイ
ミングで切り換えるられるものである。色差信号が出力
される第2のフイルタ20の特性は垂直高域かつ水平低
域の部分を十分抑圧するような特性として折り返し妨害
信号が出ないようにする。Y信号成分が出力されるフイ
ルタ10の方は、垂直低域かつ水平高域の部分は従来の
フイルタの特性と同様に特に抑圧しないようにしている
が、Y信号成分は垂直方向のサンプリング周波数が色差
信号に比較して高く(2倍の周波数)なっているため、
あまり問題となることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばMUSE
(Multiple Sub Nyquist Sampling Encoding )方式
のように折り返し信号を含む伝送映像信号を処理する映
像信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在のテレビ放送においては、アスペク
ト比が4:3の例えばNTSC方式やアスペクト比が1
6:9のハイビジョン方式の放送が行われている。ハイ
ビジョン方式による放送は、放送衛星を使用した直接波
による電波により伝送され、1チャンネルの周波数帯域
幅が27MHzとしてFM変調により伝送されている。
このため、ハイビジョン信号の映像信号のベースバンド
帯域を8MHz程度とする必要があり、スタジオ規格で
は30MHzの信号帯域のR,G,Bの信号を圧縮して
8MHz程度のベースバンドとするMUSE方式が開発
された。
【0003】このMUSE方式は、元のハイビジョン信
号をディジタル信号に変換してから一様にサンプル点を
間引き、次にアナログ信号に戻してサンプル値を伝送し
ている。このようにサンプル値を間引いているためディ
ジタル/アナログ変換器のサンプリング周波数を低くで
き、伝送帯域を狭くすることができる。しかしながら、
このまま再生すると画質が低下するため、人間の視覚特
性が動く画像に対して解像度が低下することを利用し
て、動き領域と静止領域とで処理を変えるようにしてい
る。
【0004】すなわち、動き領域は解像度が多少悪くて
も目立たないため、1フィールドのデータから間引いた
サンプル点を再生し、静止領域は4フィールドのデータ
を重ね合わせてデータを再生するようにしている。この
ような、サンプル値伝送におけるサンプリング方式とし
ては、入力信号の最高周波数の2倍以下の周波数でサン
プリングする、いわゆるサブ−ナイキストサンプリング
方式が採用されているため、折り返し信号が発生する。
折り返し信号が発生すると、折り返しひずみとして画像
に影響を与えるが、その影響は動画の場合には影響は少
ないものの、静止画の場合には大きな影響を与えること
になるため、折り返し妨害を除去することが必要であ
る。
【0005】ここで、MUSEデコーダを図6に示しそ
の動作の概略を説明する。受信アンテナ100で受信さ
れた12GHzの伝送周波数のBS放送はODUにより
中間周波数の1.3GHzに変換されてMUSE対応の
BSチューナ101に入力される。このチューナ101
においてMUSEベースバンド信号に復調されて出力さ
れる。復調されたベースバンド信号はローパスフィルタ
(LPF)102で不要信号成分が除去されてアナログ
・デジタル変換器103によりデジタル信号に変換され
る。アナログ・デジタル変換器103のサンプリング周
波数は16.2MHzとされている。そして、水平・垂
直同期信号が同期検出器104により検出され、同期し
たクロックが発生されて各デジタル信号処理回路へ供給
される。
【0006】MUSE信号に多重されている音声信号
は、コントロール,音声分離回路105により音声信号
が分離され、次いで、3値−2値変換,時間伸張,デイ
ンタリーブ回路106により元の音声デジタル信号に復
号されて、さらに、音声デコーダ107によりアナログ
信号に変換されて音声信号として出力されている。一
方、映像信号はデエンファシス回路108によりデエン
ファシスされ、伝送路用逆Γ回路109により逆Γ特性
がかけられ、静止領域の信号は、Y(輝度)信号および
C(クロマ)信号共に、フレーム間内挿回路110によ
りフレーム間で内挿処理が行われる。また、動き領域は
フィールド内内挿回路114によりフィールド内で内挿
処理が施される。フイールド内内挿処理がなされた動き
領域の映像信号はサンプリング周波数変換回路115に
より、フイールド間内挿処理がなされた静止領域の映像
信号はサンプリング周波数変換回路111により共に、
Y信号は32.4MHzから48.6MHzに、C信号
は32.4MHzから64.8MHzにサンプリング周
波数が変換される。
【0007】この後、静止領域はフィールド間内挿回路
112によりフィールド間の内挿処理が施され、混合器
117により動き領域と混合される。この場合、静止領
域でフレーム間およびフィールド間内挿処理を行う場合
に、伝送された動きベクトルを検出して、前フレーム/
後フィールドの画像を動かして重ね合わせるようにして
いる。また、動き領域検出回路113はフレーム間の差
分を取ることにより動き領域を検出して動き/静止領域
を認識すると共に、動き領域検出回路113の検出出力
を乗算器116および、反転した後に乗算器118にも
供給するようにしている。
【0008】そして、この乗算器116、118の出力
である動き領域と静止領域との信号が混合器117によ
り混合されて出力され、TCI(Time Compressed In
tegration )デコーダ119に入力され、線順次で時間
圧縮されることによりY信号に時分割多重されたC信号
が、垂直方向に内挿されてからTCIデコードされて、
Y信号と色差信号R−Y信号およびB−Y信号に再生さ
れて出力される。次いで、デジタル−アナログ変換器1
20において各々アナログ信号に変換されて、各々LP
F121に入力されて不要信号成分が除去される。この
場合のLPF121の遮断周波数はY信号が22MHz
とされ、R−Y,B−Y信号がそれぞれ7MHzとされ
ている。LPF121よりの信号は逆マトリクス回路1
22によりR,G,B信号に再生されて、γ補正回路1
23においてγ補正されてディスプレイに供給されてい
る。
【0009】ところで、フィールド内内挿回路114に
入力される16.2MHzでサンプリングされた信号周
波数は、図7に示すような2次元の周波数成分を有す
る。この図は2次元周波数で表示されており、斜線を施
したひし形の部分は折り返し成分の部分であり、テンポ
ラル周波数として15Hzを持ち、その周囲の三角形状
の部分が通過帯域となるテンポラル周波数0Hzを持つ
信号部分とされている。また、A,B,Cは折り返し周
波数成分とされているが、Aは垂直の高域成分aの折り
返し成分、Bは平坦部bにおける折り返し成分、cは水
平成分の高域成分cの折り返し成分である。
【0010】ここで、斜線を施したひし形の部分を遮断
し、その周囲の三角形状の部分を通過させることにより
動画部分の補間を行うのが、前記したフィールド内内挿
回路114の2次元補開フイルタとしてとされている。
従来、このフィールド内内挿回路114は、図8に示す
ように1個の2次元補間フィルタ130でY信号成分及
び色差信号成分の通過帯域を制限しており、通常このフ
ィルタ130はトランスバーサルフィルタ等により構成
されている。
【0011】折り返し成分Bは、直流の折り返し成分に
相当し、振幅は大きいがフィルタ通過域から離れている
ので除去しやすく、また、折り返し成分Cは水平高域成
分cのおける折り返しである。また、折り返し成分Aは
振幅が大きい場合が多く、前記折り返し歪による影響は
大きくなっている。
【0012】ここで、この2次元補間フィルタ130の
理論伝送帯域(ナイキスト周波数)を完全にカバーする
ための特性は、図9に示すように水平周波数軸上の1
6.2MHzの点と、垂直周波数軸上の281.25c
/ph(Cycle per Picture Height )の点とを結んだ
ラインと、水平周波数軸と垂直周波数軸とで囲まれた三
角形状の面の領域が正規化レベル「1」で通過できる三
角柱上の2次元通過周波数特性を有する特性とされる。
【0013】そこで、この2次元補間フィルタ130の
水平周波数軸に平行な断面の水平周波数特性の一例を図
10に示す。この図の(a)は図7に示す断面Pにおけ
る垂直周波数ゼロのところの水平周波数特性であり、全
周波数帯域が通過するが、垂直方向に少しずれた断面Q
の水平方向の特性は同図(b)に示すように、16.2
MHzを中心として急峻な遮断特性を有するものとされ
ている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルタの
周波数−振幅特性が図11(a)に示すように急峻な場
合は、図11(b)に示すように、出力波形に強いリン
ギングを生じるようになる。従って、前記図11に示す
周波数−振幅特性の2次元補間フィルタ130のロール
オフ率が、例えば9.7%であるとすると図11(b)
に示すように強いリンギングを出力信号に生じるように
なる。リンギングが生じた画面はゴーストが発生したよ
うな画面となるため、非常に見づらい画面となる。
【0015】そこで、一般的にはフィルタの周波数−振
幅特性を図12(a)に示すように緩やかとすることで
リンギングが発生しない波形特性とし、一般的には図1
3に示すような緩やかな周波数特性の2次元補間フィル
タ130とされている。 しかしながら、この図のよう
に、垂直高域、かつ水平低域部分で十分抑圧されていな
い2次元フイルタを使用すると、図14のフイルタの通
過、遮断特性に示すようにAの垂直低域、かつ、水平高
域部分がA’の垂直高域かつ水平低域の折り返し妨害と
して現れることになる。
【0016】このような折り返し妨害は動画の信号処理
が行われるY信号成分、およびC信号成分の両者に影響
を及ぼすことになるが、Y信号成分は垂直方向のサンプ
リング周波数が色差信号成分に比較して高く目立たな
い。しかし、色差信号成分はR−Y,B−Yが線順次と
なっており、垂直周波数がY信号の1/2となっている
ために、影響を受けることになり、例えば図15に示す
ように色の付いた水平方向に高い周波数成分を有する画
像Q1.Q1(物体)が水平方向に動いているときは、
図15に示すように横線の妨害画像が発生し、画質を劣
化するという問題が生じている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる信号成分
によって発生する画質の劣化を軽減するMUSEデコー
ダを提供するものであって、動画信号のフィールド内内
挿信号処理を行うフイルタとして、入力されたMUSE
復調信号の輝度信号成分の周波数帯域を制限する2次元
の第1のフイルタ回路と、入力されたMUSE復調信号
の色差信号成分の周波数帯域を制限する2次元の第2の
フイルタ回路とを設け、前記入力されたMUSE復調信
号の信号帯域が前記第1、及び第2のフイルタ回路によ
って異なった特性によって個別に制限されるようにした
ものである。
【0018】すなわち、第1のフイルタの特性は一般的
に使用されている係数値でY信号の周波数帯域を所定の
遮断周波数とするが、第2のフイルタ回路の垂直高域部
分かつ、水平低域部分の遮断周波数は所定のナイキスト
周波数より小さくなるように設定し、十分に色差信号成
分が抑圧されるようにしている。
【0019】また、前記入力されたMUSE復調信号の
輝度信号成分の周波数帯域を制限すると2次元の第1の
フイルタ回路と、前記入力されたMUSE復調信号の色
差信号成分の周波数帯域を制限する2次元の第2のフイ
ルタ回路とを設けておき、前記第2のフイルタから出力
された信号成分から前記第1のフイルタより出力される
信号成分を減算して、色差信号成分の遮断周波数帯域を
ナイキスト周波数以下となるように構成するものであ
る。
【0020】本発明によれば、垂直方向で低域成分の少
ないY信号に対しては、通常のフイルタの特性で対処す
ることによって画質の特に垂直方向の解像度の低下をな
いようにしているが、色差信号成分についてはサンプリ
ングにより内挿補間される前に、フイルタの遮断周波数
をナイキストの周波数を十分に満たすように設定し、サ
ンプリングによって色差信号が折り返し妨害となること
によって発生する画質の低下を解消することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明のブロック図を図1に示
す。この図1はMUSE復調信号の動画のフィールド内
内挿を行うサンプリング処理前の2次元補間フィルタを
示しており、例えばY信号用の第1のフイルタ10と、
色差信号用の第2のフイルタ20を設け、スイッチSを
切り換えることによって、入力されたMUSE復調信号
を選択的にこの二つのフイルタ10、20で設定された
周波数特性で帯域の制限を行うようにしている。なお、
Aは入力されたMUSE復調信号のレベルを2倍とする
アンプであるが、フイルタの利得が2倍となるように設
定されていれば、特に必要とするものではない。また、
スイッチSは図示されていないコントール回路から供給
されている信号によって、Y信号成分のタイミングと、
色差信号成分のタイミングで切り換えるられるものであ
る。
【0022】この場合、色差信号が出力される第2のフ
イルタ20の特性は図4に示すように垂直高域かつ水平
低域の部分を十分抑圧するような特性としているが、Y
信号成分が出力されるフイルタ10の方は、垂直低域か
つ水平高域の部分は従来のフイルタの特性と同様に特に
抑圧しないようにしている。したがって、先に述べたよ
うにY信号成分について垂直解像度が低下しないように
することができると共に、解像度を重視するときは多少
折り返し妨害も発生するような特性としてもよい。
【0023】しかし、先に述べたようにY信号成分は垂
直信号成分の低域成分が色差信号に比較して高く(2倍
の周波数)なっているため、あまり問題となることはな
い。また、色差信号成分は図4に示すようにナイキスト
周波数において通過域が垂直低域かつ水平高域で十分に
抑圧されているため、色差信号成分による折り返し妨害
はほぼ完全に解消される。なお、色信号成分は多少高域
のゲインが減少しても、画質として意識されないことは
テレビの信号処理においてよく知られており、この点に
よって大きく画質が低下することはない。
【0024】図2は本発明の他の実施例を示す信号処理
回路であって、図1と同一部分は同一の符号とされてい
る。この実施の形態の場合はY信号の第1のフイルタ1
1の出力と、色差信号の第2のフイルタ21の出力を減
算回路31によって減算処理し、デジタル回路でフイル
タを構成する場合の回路規模を小さくするようにしたも
のである。図1の場合は、例えばY信号を通過させるフ
イルタ10の5ライン、7サンプル分のトランスバーサ
ルフイルタの係数は図3の(1)に示すようなデータと
され、同様に色差信号を通過させるフイルタ20を構成
するトランスバーサルフイルタの係数は図3の(2)に
ようなデータとされる。
【0025】ところで、この実施例の場合は、減算回路
31によって色差信号成分から、輝度信号を成分を差し
引いた信号を色差信号の出力信号とするようにしている
から、たとえば、図1の場合と同様な信号処理を行う際
でも、色差信号をフイルタリングする第2のフイルタ2
1の係数は図3の(3)のような小さい係数とすること
ができる。この図3(3)の係数は図3(2)で示した
図1の第2のフイルタ20の係数値より明らかに小さい
値によって構成されることになるから、本実施例の場合
は、図1の実施例の場合に比較して同一の特性を有する
2次元フイルタの回路規模を小さくすることができる。
【0026】本発明はこのようにY信号成分と、色差信
号成分の帯域を制限する際に、それぞれ異なった周波数
特性を有するフイルタを通過するように構成し、特に、
色差信号成分については、垂直低域かつ水平高域成分の
信号成分は図5に示すように2次元の周波数通過帯域を
示すから、図14に示すようにAの部分で折り返し妨害
が生じないようすることができる。その結果、図15に
示したように水平方向で高い周波数成分を有する画像が
表示されるシーンで折り返し妨害を軽減することがで
き、画質を向上することができる。
【0027】以上本発明をMUSE方式に適用した場合
について説明したが、これに限らず本発明の映像信号処
理装置は、動画処理によって映像信号の高密度伝送を行
うような方式の他の映像信号の処理等にも適用すること
ができるものである。
【0028】
【発明の効果】本発明の映像信号処理装置は以上のよう
に、特に動画信号成分を処理するサンプリング回路の前
段に設けられている帯域制限用のフイルタの特性を、Y
信号成分と色差信号成分に分離して処理することによ
り、特に、水平方向の高域周波数成分によって表示され
るような画像に発生する折り返し妨害を効果的に除去す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる2次元補間フィルタの構成ブロ
ック図である。
【図2】本発明に係わる他の実施例の2次元補間フイル
タの構成ブロック図である。
【図3】図2の実施例を採用した場合のデジタルフイル
タの乗算係数の一例を示す図である。
【図4】本発明のMUSEデコーダにおける色差信号成
分の通過帯域を示す特性図である。
【図5】色差信号成分の折り返しと通過帯域を説明する
ための図である。
【図6】受信したMUSE信号の信号処理を行うデコー
ド回路図を示す。
【図7】フィールド内内挿回路に入力されるMUSE信
号の2次元周波数を示す図である。
【図8】従来のMUSEデコーダのフィールド内内挿回
路である。
【図9】理論伝送帯域を完全にカバーするための2次元
補間フィルタの特性を示す図である。
【図10】2次元補間フィルタの水平方向の周波数特性
を示す図である。
【図11】フィルタの周波数−振幅特性が急峻な場合の
波形特性を示す図である。
【図12】フィルタの周波数−振幅特性が緩やかな場合
の波形特性を示す図である。
【図13】従来のMUSEデコーダの2次元補間フィル
タの特性の一例を示す図である。
【図14】2次元フィルタによる折り返し妨害の説明図
である。
【図15】垂直低域、かつ水平高域の周波数成分からな
る画像(Q1)の一例を示す表示画面の図である。
【符号の説明】
10,11 第1のフイルタ、20,21 第2のフイ
ルタ、S スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたMUSE復調信号の動画信号
    成分の周波数帯域を制限する信号処理回路として、 前記入力されたMUSE復調信号の輝度信号成分の周波
    数帯域を制限すると2次元の第1のフイルタ回路と、 前記入力されたMUSE復調信号の色差信号成分の周波
    数帯域を制限する2次元の第2のフイルタ回路とを設
    け、 前記入力されたMUSE復調信号の信号帯域が前記第
    1、及び第2のフイルタ回路によって個別に制限される
    フィールド内内挿信号処理回路を備えていることを特徴
    とするMUSEデコーダ。
  2. 【請求項2】 前記第2のフイルタ回路の垂直高域部分
    かつ水平低域部分の遮断周波数が所定のナイキスト周波
    数より小さくなるように設定されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のMUSEデコーダ.
  3. 【請求項3】 入力されたMUSE復調信号の動画信号
    成分の周波数帯域を制限する信号処理回路として、 前記入力されたMUSE復調信号の輝度信号成分の周波
    数帯域を制限すると2次元の第1のフイルタ回路と、 前記入力されたMUSE復調信号の色差信号成分の周波
    数帯域を制限する2次元の第2のフイルタ回路とを設け
    前記第2のフイルタから出力された信号成分から前記第
    1のフイルタより出力される信号成分を減算して、色差
    信号成分の遮断周波数帯域をナイキスト周波数以下とな
    るように構成したことを特徴とするフィールド内内挿信
    号処理回路を備えていることを特徴とするMUSEデコ
    ーダ。
JP9265710A 1997-09-30 1997-09-30 Museデコーダ Withdrawn JPH11113024A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006339936A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Hitachi Ltd 撮像装置

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JP2006339936A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Hitachi Ltd 撮像装置

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Effective date: 20041207