JPH11112858A - カメラシステム - Google Patents
カメラシステムInfo
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- JPH11112858A JPH11112858A JP9265907A JP26590797A JPH11112858A JP H11112858 A JPH11112858 A JP H11112858A JP 9265907 A JP9265907 A JP 9265907A JP 26590797 A JP26590797 A JP 26590797A JP H11112858 A JPH11112858 A JP H11112858A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外乱ノイズの侵入を防止し、カメラ本体の振
動による撮影画像のぶれ補正を精度よく行って、高品質
の撮影画像を得るカメラシステムを提供する。 【解決手段】 カメラ本体の振動が、縦揺れ検出器1
5、横揺れ検出器16に内蔵するADコンバータでAD
変換された縦揺れ検出信号、横揺れ検出信号として、マ
イコン6Bにシリアル転送され、縦揺れ検出信号から縦
揺れ補正用のCCD1の垂直方向の読出の垂直移動量
が、横揺れ検出信号から横揺れ補正用のメモリ3の読出
の水平移動量が演算され、CCD駆動回路5でCCD1
の垂直方向読出しが垂直移動量のタイミングで、メモリ
制御回路4でメモリ3の水平方向読出しが水平移動量の
タイミングで行なわれ、カメラ本体の振動による撮影画
像のぶれを補正し、AD変換後の触れ検出信号のマイク
ロコンピュータ6Bへの転送で、外乱ノイズの重畳が防
止され、ノイズレベル以下の信号レベルに対するカメラ
本体の振動が補正され、被撮影体の高品質の撮影画像が
得られる。
動による撮影画像のぶれ補正を精度よく行って、高品質
の撮影画像を得るカメラシステムを提供する。 【解決手段】 カメラ本体の振動が、縦揺れ検出器1
5、横揺れ検出器16に内蔵するADコンバータでAD
変換された縦揺れ検出信号、横揺れ検出信号として、マ
イコン6Bにシリアル転送され、縦揺れ検出信号から縦
揺れ補正用のCCD1の垂直方向の読出の垂直移動量
が、横揺れ検出信号から横揺れ補正用のメモリ3の読出
の水平移動量が演算され、CCD駆動回路5でCCD1
の垂直方向読出しが垂直移動量のタイミングで、メモリ
制御回路4でメモリ3の水平方向読出しが水平移動量の
タイミングで行なわれ、カメラ本体の振動による撮影画
像のぶれを補正し、AD変換後の触れ検出信号のマイク
ロコンピュータ6Bへの転送で、外乱ノイズの重畳が防
止され、ノイズレベル以下の信号レベルに対するカメラ
本体の振動が補正され、被撮影体の高品質の撮影画像が
得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子に結像さ
れる被撮影体の撮影像に対応する画像信号がメモリに格
納されて、前記被撮影体の撮影が行なわれ、撮影時のカ
メラ本体の振動による撮影画像のぶれの補正機能を備え
たカメラシステムに関する。
れる被撮影体の撮影像に対応する画像信号がメモリに格
納されて、前記被撮影体の撮影が行なわれ、撮影時のカ
メラ本体の振動による撮影画像のぶれの補正機能を備え
たカメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】撮像素子を使用したビデオカメラなどの
カメラシステムでは、カメラ本体の手振れなどの振動に
よる撮影画像のぶれを補正する補正機能を備えている。
図3は従来のこの種のカメラシステムの構成を示すブロ
ック図であり、被撮影体の撮影像が結像されるCCD1
に、CCD1から出力される画像信号に色信号処理と輝
度信号処理とを施す信号処理回路2が接続され、信号処
理回路2には、色信号処理と輝度信号処理が施された画
像信号が格納されるメモリ3が接続され、CCD1には
CCD1の撮像動作を制御するCCD駆動回路5が接続
され、メモリ3には、メモリ3の書込・読出動作を制御
するメモリ制御回路4が接続されている。
カメラシステムでは、カメラ本体の手振れなどの振動に
よる撮影画像のぶれを補正する補正機能を備えている。
図3は従来のこの種のカメラシステムの構成を示すブロ
ック図であり、被撮影体の撮影像が結像されるCCD1
に、CCD1から出力される画像信号に色信号処理と輝
度信号処理とを施す信号処理回路2が接続され、信号処
理回路2には、色信号処理と輝度信号処理が施された画
像信号が格納されるメモリ3が接続され、CCD1には
CCD1の撮像動作を制御するCCD駆動回路5が接続
され、メモリ3には、メモリ3の書込・読出動作を制御
するメモリ制御回路4が接続されている。
【0003】一方、カメラ本体の手振れなどによる振動
の縦方向の揺れを検出する縦揺れ検出センサ7と、カメ
ラ本体の振動の横方向の揺れを検出する横揺れ検出セン
サ8とが設けられ、縦揺れ検出センサ7には、検出アナ
ログ信号から高周波信号を除去するLPF(低域通過フ
ィルタ)9が接続され、横揺れ検出センサ8には、検出
アナログ信号から高周波信号を除去するLPF(低域通
過フィルタ)10が接続されている。また、撮影画像の
ぶれ補正動作を制御するマイクロコンピュータ6Aが設
けられ、マイクロコンピュータ6Aでは、全体の動作を
制御するCPU17に、バスBを介して、LPF9、1
0の出力信号をAD変換するADコンバータ13、振動
補正データを演算する振動補正データ演算回路12、及
び振動補正データを移動量に変換演算する移動量変換回
路11が接続されており、移動量変換回路11には、前
述のCCD駆動回路5とメモリ制御回路4とが接続され
ている。
の縦方向の揺れを検出する縦揺れ検出センサ7と、カメ
ラ本体の振動の横方向の揺れを検出する横揺れ検出セン
サ8とが設けられ、縦揺れ検出センサ7には、検出アナ
ログ信号から高周波信号を除去するLPF(低域通過フ
ィルタ)9が接続され、横揺れ検出センサ8には、検出
アナログ信号から高周波信号を除去するLPF(低域通
過フィルタ)10が接続されている。また、撮影画像の
ぶれ補正動作を制御するマイクロコンピュータ6Aが設
けられ、マイクロコンピュータ6Aでは、全体の動作を
制御するCPU17に、バスBを介して、LPF9、1
0の出力信号をAD変換するADコンバータ13、振動
補正データを演算する振動補正データ演算回路12、及
び振動補正データを移動量に変換演算する移動量変換回
路11が接続されており、移動量変換回路11には、前
述のCCD駆動回路5とメモリ制御回路4とが接続され
ている。
【0004】このような構成の従来のカメラシステムで
は、図示せぬレンズ系によって、被撮影体の光像がCC
D1に入射され、CCD1に被撮影体が結像されて光電
変換され、CCD駆動回路5の制御によって、CCD1
からは該結像に対応する撮影画像信号が読み出されて信
号処理回路2に入力され、信号処理回路2で撮影画像信
号中の輝度信号に対する輝度処理と、撮影画像信号中の
色信号に対する色処理とが行なわれた後にメモリ3に格
納される。そして、メモリ3から被撮影体の撮影画像信
号が、メモリ制御回路4によって読み出され、図示せぬ
ディスプレイに表示され、或いは記録紙にプリントされ
て、被撮影体の撮影画像が得られる。
は、図示せぬレンズ系によって、被撮影体の光像がCC
D1に入射され、CCD1に被撮影体が結像されて光電
変換され、CCD駆動回路5の制御によって、CCD1
からは該結像に対応する撮影画像信号が読み出されて信
号処理回路2に入力され、信号処理回路2で撮影画像信
号中の輝度信号に対する輝度処理と、撮影画像信号中の
色信号に対する色処理とが行なわれた後にメモリ3に格
納される。そして、メモリ3から被撮影体の撮影画像信
号が、メモリ制御回路4によって読み出され、図示せぬ
ディスプレイに表示され、或いは記録紙にプリントされ
て、被撮影体の撮影画像が得られる。
【0005】従来のカメラシステムによる被撮影体の撮
影に際しては、手振れなどによりカメラ本体が振動する
と、カメラ本体の縦揺れが、縦揺れ検出センサ7により
検出され、検出アナログ信号がLPF9に入力され、高
周波成分が除去された後に、転送通信線L1を介してマ
イクロコンピュータ6Aに転送され、カメラ本体の横揺
れが、横揺れ検出センサ8により検出され、検出アナロ
グ信号がLPF10に入力され、高周波成分が除去され
た後に、転送通信線L2を介してマイクロコンピュータ
6Aに転送される。
影に際しては、手振れなどによりカメラ本体が振動する
と、カメラ本体の縦揺れが、縦揺れ検出センサ7により
検出され、検出アナログ信号がLPF9に入力され、高
周波成分が除去された後に、転送通信線L1を介してマ
イクロコンピュータ6Aに転送され、カメラ本体の横揺
れが、横揺れ検出センサ8により検出され、検出アナロ
グ信号がLPF10に入力され、高周波成分が除去され
た後に、転送通信線L2を介してマイクロコンピュータ
6Aに転送される。
【0006】マイクロコンピュータ6Aでは、CPU1
7の指令によって、転送された縦揺れ検出信号と横揺れ
検出信号とは、ADコンバータ13によってAD変換さ
れ、振動補正データ演算回路12によって、縦揺れ信号
に基づいて縦揺れ補正データが、横揺れ信号に基づいて
横揺れ補正データがそれぞれ演算される。次いで、CP
U17の指令によつて、移動量変換回路11が作動し、
縦揺れ補正データに基づいて、CCD1の読取り時に、
カメラ本体の縦揺れによる画像ぶれを補正するために必
要な垂直移動量が変換演算され、横揺れ補正データに基
づいて、メモリ3の水平方向の読取り時に、カメラ本体
の横揺れによる画像ぶれを補正するために必要な水平移
動量が変換演算される。
7の指令によって、転送された縦揺れ検出信号と横揺れ
検出信号とは、ADコンバータ13によってAD変換さ
れ、振動補正データ演算回路12によって、縦揺れ信号
に基づいて縦揺れ補正データが、横揺れ信号に基づいて
横揺れ補正データがそれぞれ演算される。次いで、CP
U17の指令によつて、移動量変換回路11が作動し、
縦揺れ補正データに基づいて、CCD1の読取り時に、
カメラ本体の縦揺れによる画像ぶれを補正するために必
要な垂直移動量が変換演算され、横揺れ補正データに基
づいて、メモリ3の水平方向の読取り時に、カメラ本体
の横揺れによる画像ぶれを補正するために必要な水平移
動量が変換演算される。
【0007】そして、移動量変換回路11で得られた垂
直移動量のデータが、CCD駆動回路5とメモリ制御回
路4とに入力され、水平移動量のデータがメモリ制御回
路4に入力される。この状態で、被撮影体の撮影時に、
CCD駆動回路5は、垂直移動量データに基づいて、カ
メラ本体の縦揺れによる撮影画像信号の縦ぶれを補正す
るために必要なCCD1の縦方向の読取りのタイミング
を算出し、得られたタイミングで本来のタイミングから
ずれた読取りを行なう。また、メモリ制御回路4は、水
平移動量データに基づいて、カメラ本体の横揺れによる
撮影画像信号の横ぶれを補正するために必要なメモリ3
の水平方向の読取りのタイミングを算出し、得られたタ
イミングで本来のタイミングからずれた読取りを行な
う。
直移動量のデータが、CCD駆動回路5とメモリ制御回
路4とに入力され、水平移動量のデータがメモリ制御回
路4に入力される。この状態で、被撮影体の撮影時に、
CCD駆動回路5は、垂直移動量データに基づいて、カ
メラ本体の縦揺れによる撮影画像信号の縦ぶれを補正す
るために必要なCCD1の縦方向の読取りのタイミング
を算出し、得られたタイミングで本来のタイミングから
ずれた読取りを行なう。また、メモリ制御回路4は、水
平移動量データに基づいて、カメラ本体の横揺れによる
撮影画像信号の横ぶれを補正するために必要なメモリ3
の水平方向の読取りのタイミングを算出し、得られたタ
イミングで本来のタイミングからずれた読取りを行な
う。
【0008】このようにして、従来のカメラシステムに
よると、撮影時のカメラ本体の振動が、縦揺れ検出器7
と横揺れ検出器8とで、それぞれ縦揺れ検出信号、横揺
れ検出信号として検出され、マイクロコンピュータ6A
に転送されてAD変換され、マイクロコンピュータ6A
で、縦揺れ検出信号に基づき、縦揺れを補正するため
に、CCD1の垂直方向の読出しに必要な垂直移動量が
演算され、横揺れ検出信号に基づき、横揺れを補正する
ために、メモリ3の読出しに必要な水平移動量が演算さ
れる。そして、被撮影体の撮影時には、CCD駆動回路
5によって、CCD1の垂直方向の読出しが垂直移動量
に基づいたタイミングで行なわれ、メモリ3の水平方向
の読出しが水平移動利用に基づいたタイミングで行なわ
れるので、撮影時のカメラ本体の振動による撮影画像の
ぶれを補正した撮影が行なわれる。
よると、撮影時のカメラ本体の振動が、縦揺れ検出器7
と横揺れ検出器8とで、それぞれ縦揺れ検出信号、横揺
れ検出信号として検出され、マイクロコンピュータ6A
に転送されてAD変換され、マイクロコンピュータ6A
で、縦揺れ検出信号に基づき、縦揺れを補正するため
に、CCD1の垂直方向の読出しに必要な垂直移動量が
演算され、横揺れ検出信号に基づき、横揺れを補正する
ために、メモリ3の読出しに必要な水平移動量が演算さ
れる。そして、被撮影体の撮影時には、CCD駆動回路
5によって、CCD1の垂直方向の読出しが垂直移動量
に基づいたタイミングで行なわれ、メモリ3の水平方向
の読出しが水平移動利用に基づいたタイミングで行なわ
れるので、撮影時のカメラ本体の振動による撮影画像の
ぶれを補正した撮影が行なわれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のカメラシ
ステムでは、縦揺れ検出器7と横揺れ検出器8とから、
縦揺れ検出信号、横揺れ検出信号がそれぞれアナログ信
号として出力され、それぞれLPF9、10を介して、
マイクロコンピュータ6Aに転送されるので、縦揺れ検
出信号と横揺れ検出信号とに、外乱ノイズが重畳し易
く、外乱ノイズが重畳すると、ノイズレベル以下の信号
レベルに対応するカメラ本体の振動を補正することはで
きなくなる。
ステムでは、縦揺れ検出器7と横揺れ検出器8とから、
縦揺れ検出信号、横揺れ検出信号がそれぞれアナログ信
号として出力され、それぞれLPF9、10を介して、
マイクロコンピュータ6Aに転送されるので、縦揺れ検
出信号と横揺れ検出信号とに、外乱ノイズが重畳し易
く、外乱ノイズが重畳すると、ノイズレベル以下の信号
レベルに対応するカメラ本体の振動を補正することはで
きなくなる。
【0010】本発明は、前述したような従来のカメラシ
ステムでのカメラ本体の振動による画像ぶれの補正の現
状に鑑みてなされたものであり、その目的は、外乱ノイ
ズの侵入を防止し、カメラ本体の振動による撮影画像の
ぶれ補正を精度よく行って、常に高品質の撮影画像を得
ることが可能なカメラシステムを提供することにある
ステムでのカメラ本体の振動による画像ぶれの補正の現
状に鑑みてなされたものであり、その目的は、外乱ノイ
ズの侵入を防止し、カメラ本体の振動による撮影画像の
ぶれ補正を精度よく行って、常に高品質の撮影画像を得
ることが可能なカメラシステムを提供することにある
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によると、撮像素子に結像され
る被撮影体の撮影像に対応する画像信号がメモリに格納
されて、前記被撮影体の撮影が行なわれ、撮影時のカメ
ラ本体の振動による撮影画像のぶれの補正機能を備えた
カメラシステムであり、前記振動の縦揺れを検出し、第
1のディジタル検出信号として出力する第1のセンサ
と、前記振動の横揺れを検出し、第2のディジタル検出
信号として出力する第2のセンサと、前記第1のディジ
タル検出信号及び前記第2のディジタル検出信号が転送
され、これらの検出信号に基づいて、前記撮像画像のぶ
れを補正する画像補正ユニットを有することを特徴とす
るものである。
に、請求項1記載の発明によると、撮像素子に結像され
る被撮影体の撮影像に対応する画像信号がメモリに格納
されて、前記被撮影体の撮影が行なわれ、撮影時のカメ
ラ本体の振動による撮影画像のぶれの補正機能を備えた
カメラシステムであり、前記振動の縦揺れを検出し、第
1のディジタル検出信号として出力する第1のセンサ
と、前記振動の横揺れを検出し、第2のディジタル検出
信号として出力する第2のセンサと、前記第1のディジ
タル検出信号及び前記第2のディジタル検出信号が転送
され、これらの検出信号に基づいて、前記撮像画像のぶ
れを補正する画像補正ユニットを有することを特徴とす
るものである。
【0012】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記画
像補正ユニットが、前記第1のディジタル検出信号に基
づいて、前記縦揺れを補正する垂直補正移動量データ
を、前記第2のディジタル検出信号に基づいて、前記横
揺れを補正する水平補正移動量データをそれぞれ演算す
る演算手段と、前記垂直補正移動量データに基づいて、
前記撮像素子の垂直方向の読出タイミングを補正変更
し、前記水平補正移動量データに基づいて、前記メモリ
の水平方向の読出タイミングを補正変更する画像補正手
段とを有することを特徴とするものである。
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記画
像補正ユニットが、前記第1のディジタル検出信号に基
づいて、前記縦揺れを補正する垂直補正移動量データ
を、前記第2のディジタル検出信号に基づいて、前記横
揺れを補正する水平補正移動量データをそれぞれ演算す
る演算手段と、前記垂直補正移動量データに基づいて、
前記撮像素子の垂直方向の読出タイミングを補正変更
し、前記水平補正移動量データに基づいて、前記メモリ
の水平方向の読出タイミングを補正変更する画像補正手
段とを有することを特徴とするものである。
【0013】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に
おいて、前記第1のディジタル検出信号及び前記第2の
ディジタル検出信号の前記画像補正ユニットへの転送が
シリアル転送であることを特徴とするものである。
3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に
おいて、前記第1のディジタル検出信号及び前記第2の
ディジタル検出信号の前記画像補正ユニットへの転送が
シリアル転送であることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態
を、図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施の
形態の構成を示すブロック図、図2は図1の第1のセン
サ及び第2のセンサの構成を示す説明図である。
を、図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施の
形態の構成を示すブロック図、図2は図1の第1のセン
サ及び第2のセンサの構成を示す説明図である。
【0015】本実施の形態では、従来のカメラシステム
と同様に、図1に示すように、被撮影体の撮影像が結像
されるCCD1に、CCD1から出力される画像信号に
色信号処理と輝度信号処理とを施す信号処理回路2が接
続され、信号処理回路2には、色信号処理と輝度信号処
理が施された画像信号が格納されるメモリ3が接続さ
れ、CCD1にはその撮像動作を制御するCCD駆動回
路5が接続され、メモリ3には、メモリ3の書込・読出
動作を制御するメモリ制御回路4が接続されている。
と同様に、図1に示すように、被撮影体の撮影像が結像
されるCCD1に、CCD1から出力される画像信号に
色信号処理と輝度信号処理とを施す信号処理回路2が接
続され、信号処理回路2には、色信号処理と輝度信号処
理が施された画像信号が格納されるメモリ3が接続さ
れ、CCD1にはその撮像動作を制御するCCD駆動回
路5が接続され、メモリ3には、メモリ3の書込・読出
動作を制御するメモリ制御回路4が接続されている。
【0016】本実施の形態においては、縦揺れ検出セン
サ15及び縦揺れ検出センサ16は、従来の縦揺れ検出
センサ7及び縦揺れ検出センサ8とは異なり、図2に示
すように、縦揺れ検出信号或いは横揺れ検出信号を出力
する角速度検出回路18、AD変換を行なうADコンバ
ータ19、及びAD変換された縦揺れ検出信号或いは横
揺れ検出信号を、互いに時分割的にシリアル転送するシ
リアル転送回路20が互いに直列に接続された構成とな
っている。
サ15及び縦揺れ検出センサ16は、従来の縦揺れ検出
センサ7及び縦揺れ検出センサ8とは異なり、図2に示
すように、縦揺れ検出信号或いは横揺れ検出信号を出力
する角速度検出回路18、AD変換を行なうADコンバ
ータ19、及びAD変換された縦揺れ検出信号或いは横
揺れ検出信号を、互いに時分割的にシリアル転送するシ
リアル転送回路20が互いに直列に接続された構成とな
っている。
【0017】また、本実施の形態では、マイクロコンピ
ュータ6Bは、全体の動作を制御するCPU17に、バ
スBを介して、シリアルデータが格納されるシリアルデ
ータバッファ14、シリアルデータに基づいて振動補正
データを演算する振動補正データ演算回路12、及び振
動補正データを補正の移動量に変換演算する移動量変換
回路11が接続されており、縦揺れ検出センサ15及び
縦揺れ検出センサ16が、伝送通信線Lを介してシリア
ルデータバッファ14に接続され、移動量変換回路11
に、前述のCCD駆動回路5とメモリ制御回路4とが接
続されている。
ュータ6Bは、全体の動作を制御するCPU17に、バ
スBを介して、シリアルデータが格納されるシリアルデ
ータバッファ14、シリアルデータに基づいて振動補正
データを演算する振動補正データ演算回路12、及び振
動補正データを補正の移動量に変換演算する移動量変換
回路11が接続されており、縦揺れ検出センサ15及び
縦揺れ検出センサ16が、伝送通信線Lを介してシリア
ルデータバッファ14に接続され、移動量変換回路11
に、前述のCCD駆動回路5とメモリ制御回路4とが接
続されている。
【0018】このような構成の従来のカメラシステムで
は、従来のカメラシステムと同様に、図示せぬレンズ系
によって、被撮影体の光像がCCD1に入射され、CC
D1に被撮影体が結像されて光電変換され、CCD駆動
回路5の制御によって、CCD1からは該結像に対応す
る撮影画像信号が読み出されて信号処理回路2に入力さ
れ、信号処理回路2で、撮影画像信号中の輝度信号に対
する輝度処理と、撮影画像信号中の色信号に対する色処
理とが行なわれた後にメモリ3に格納される。そして、
メモリ3から被撮影体の撮影画像信号が、メモリ制御回
路4によって読み出され、図示せぬディスプレイに表示
され、或いは記録紙にプリントされて、被撮影体の撮影
画像が確認される。
は、従来のカメラシステムと同様に、図示せぬレンズ系
によって、被撮影体の光像がCCD1に入射され、CC
D1に被撮影体が結像されて光電変換され、CCD駆動
回路5の制御によって、CCD1からは該結像に対応す
る撮影画像信号が読み出されて信号処理回路2に入力さ
れ、信号処理回路2で、撮影画像信号中の輝度信号に対
する輝度処理と、撮影画像信号中の色信号に対する色処
理とが行なわれた後にメモリ3に格納される。そして、
メモリ3から被撮影体の撮影画像信号が、メモリ制御回
路4によって読み出され、図示せぬディスプレイに表示
され、或いは記録紙にプリントされて、被撮影体の撮影
画像が確認される。
【0019】このカメラシステムによる被撮影体の撮影
に際して、手振れなどによりカメラ本体が振動すると、
カメラ本体の縦揺れが、縦揺れ検出センサ15により検
出され、縦揺れ検出センサ15では、角速度検出回路1
8からの縦揺れ信号がADコンバータ19でAD変換さ
れた後に、シリアル転送回路20に入力される。同様に
して、カメラ本体の横揺れが、横揺れ検出センサ16に
より検出され、横揺れ検出センサ16では、角速度検出
回路18からの横揺れ信号がADコンバータ19でAD
変換された後に、シリアル転送回路20に入力される。
そして、縦揺れ検出センサ15と横揺れ検出センサ16
とからは、シリアル転送回路20によって、縦揺れ検出
信号と横揺れ検出信号とが、時分割的にシリアル信号と
して出力され、転送信号線Lを介してマイクロコンピュ
ータ6Bに転送される。
に際して、手振れなどによりカメラ本体が振動すると、
カメラ本体の縦揺れが、縦揺れ検出センサ15により検
出され、縦揺れ検出センサ15では、角速度検出回路1
8からの縦揺れ信号がADコンバータ19でAD変換さ
れた後に、シリアル転送回路20に入力される。同様に
して、カメラ本体の横揺れが、横揺れ検出センサ16に
より検出され、横揺れ検出センサ16では、角速度検出
回路18からの横揺れ信号がADコンバータ19でAD
変換された後に、シリアル転送回路20に入力される。
そして、縦揺れ検出センサ15と横揺れ検出センサ16
とからは、シリアル転送回路20によって、縦揺れ検出
信号と横揺れ検出信号とが、時分割的にシリアル信号と
して出力され、転送信号線Lを介してマイクロコンピュ
ータ6Bに転送される。
【0020】マイクロコンピュータ6Bでは、CPU1
7の指令によって、転送された縦揺れ検出信号と横揺れ
検出信号とは、シリアルデータとしてシリアルデータバ
ッファ14に格納され、振動補正データ演算回路12に
より、シリアルデータバッファ14から読み出された縦
揺れ信号に基づいて縦揺れ補正データが、横揺れ信号に
基づいて横揺れ補正データがそれぞれ演算される。次い
で、CPU17の指令によつて、移動量変換回路11が
作動し、縦揺れ補正データに基づいて、CCD5の読取
り時に、カメラ本体の縦揺れによる画像ぶれを補正する
ために必要な垂直移動量が変換演算され、横揺れ補正デ
ータに基づいて、メモリ3の水平方向の読取り時に、カ
メラ本体の横揺れによる画像ぶれを補正するために必要
な水平移動量が変換演算される。
7の指令によって、転送された縦揺れ検出信号と横揺れ
検出信号とは、シリアルデータとしてシリアルデータバ
ッファ14に格納され、振動補正データ演算回路12に
より、シリアルデータバッファ14から読み出された縦
揺れ信号に基づいて縦揺れ補正データが、横揺れ信号に
基づいて横揺れ補正データがそれぞれ演算される。次い
で、CPU17の指令によつて、移動量変換回路11が
作動し、縦揺れ補正データに基づいて、CCD5の読取
り時に、カメラ本体の縦揺れによる画像ぶれを補正する
ために必要な垂直移動量が変換演算され、横揺れ補正デ
ータに基づいて、メモリ3の水平方向の読取り時に、カ
メラ本体の横揺れによる画像ぶれを補正するために必要
な水平移動量が変換演算される。
【0021】そして、移動量変換回路11で得られた垂
直移動量のデータが、CCD駆動回路5とメモリ制御回
路4とに入力され、水平移動量のデータがメモリ制御回
路4に入力される。この状態で、被撮影体の撮影時に、
CCD駆動回路5は、垂直移動量データに基づいて、カ
メラ本体の縦揺れによる撮影画像信号の縦ぶれを補正す
るために必要なCCD1の縦方向の読取りのタイミング
を算出し、得られたタイミングで本来のタイミングから
ずれた読取りを行なう。また、メモリ制御回路4は、水
平移動量データに基づいて、カメラ本体の横揺れによる
撮影画像信号の横ぶれを補正するために必要なメモリ3
の水平方向の読取りのタイミングを算出し、得られたタ
イミングで本来のタイミングからずれた読取りを行な
う。
直移動量のデータが、CCD駆動回路5とメモリ制御回
路4とに入力され、水平移動量のデータがメモリ制御回
路4に入力される。この状態で、被撮影体の撮影時に、
CCD駆動回路5は、垂直移動量データに基づいて、カ
メラ本体の縦揺れによる撮影画像信号の縦ぶれを補正す
るために必要なCCD1の縦方向の読取りのタイミング
を算出し、得られたタイミングで本来のタイミングから
ずれた読取りを行なう。また、メモリ制御回路4は、水
平移動量データに基づいて、カメラ本体の横揺れによる
撮影画像信号の横ぶれを補正するために必要なメモリ3
の水平方向の読取りのタイミングを算出し、得られたタ
イミングで本来のタイミングからずれた読取りを行な
う。
【0022】このようにして、本実施の形態によると、
撮影時のカメラ本体の振動が、縦揺れ検出器15と横揺
れ検出器16とで検出され、縦揺れ検出器15と横揺れ
検出器16とでは、それぞれADコンバータ19によっ
てAD変換された縦揺れ検出信号、横揺れ検出信号とし
てシリアル転送回路20に入力され、縦揺れ検出器15
と横揺れ検出器16からは、シリアル転送回路20によ
って、縦揺れ検出信号と横揺れ検出信号とが、時分割的
にシリアル信号としてマイクロコンピュータ6Bに転送
される。また、マイクロコンピュータ6Bでは、縦揺れ
検出信号に基づき、縦揺れを補正するために、CCD1
の垂直方向の読出しに必要な垂直移動量が演算され、横
揺れ検出信号に基づき、横揺れを補正するために、メモ
リ3の読出しに必要な水平移動量が演算される。そし
て、被撮影体の撮影時には、CCD駆動回路5によっ
て、CCD1の垂直方向の読出しが垂直移動量に基づい
たタイミングで行なわれ、メモリ3の水平方向の読出し
が水平移動利用に基づいたタイミングで行なわれるの
で、撮影時のカメラ本体の振動による撮影画像のぶれを
補正した撮影が行なわれる。この場合、本実施の形態で
は、縦揺れ検出センサ15及び横揺れ検出センサ16か
らは、AD変換された縦揺れ検出信号及び横揺れ検出信
号が、マイクロコンピュータ6Bにシリアル転送される
ので、転送中に縦揺れ検出信号及び横揺れ検出信号に外
乱ノイズが重畳されることがなく、外乱ノイズレベル以
下の信号レベルに対応するカメラ本体の振動の高精度の
補正ができ、常に被撮影体の高品質の撮影画像を得るこ
とが可能になり、1本の転送信号線で転送が行なわれ、
装置の簡易小型化も可能になる。
撮影時のカメラ本体の振動が、縦揺れ検出器15と横揺
れ検出器16とで検出され、縦揺れ検出器15と横揺れ
検出器16とでは、それぞれADコンバータ19によっ
てAD変換された縦揺れ検出信号、横揺れ検出信号とし
てシリアル転送回路20に入力され、縦揺れ検出器15
と横揺れ検出器16からは、シリアル転送回路20によ
って、縦揺れ検出信号と横揺れ検出信号とが、時分割的
にシリアル信号としてマイクロコンピュータ6Bに転送
される。また、マイクロコンピュータ6Bでは、縦揺れ
検出信号に基づき、縦揺れを補正するために、CCD1
の垂直方向の読出しに必要な垂直移動量が演算され、横
揺れ検出信号に基づき、横揺れを補正するために、メモ
リ3の読出しに必要な水平移動量が演算される。そし
て、被撮影体の撮影時には、CCD駆動回路5によっ
て、CCD1の垂直方向の読出しが垂直移動量に基づい
たタイミングで行なわれ、メモリ3の水平方向の読出し
が水平移動利用に基づいたタイミングで行なわれるの
で、撮影時のカメラ本体の振動による撮影画像のぶれを
補正した撮影が行なわれる。この場合、本実施の形態で
は、縦揺れ検出センサ15及び横揺れ検出センサ16か
らは、AD変換された縦揺れ検出信号及び横揺れ検出信
号が、マイクロコンピュータ6Bにシリアル転送される
ので、転送中に縦揺れ検出信号及び横揺れ検出信号に外
乱ノイズが重畳されることがなく、外乱ノイズレベル以
下の信号レベルに対応するカメラ本体の振動の高精度の
補正ができ、常に被撮影体の高品質の撮影画像を得るこ
とが可能になり、1本の転送信号線で転送が行なわれ、
装置の簡易小型化も可能になる。
【0023】なお、以上に説明した実施の形態では、撮
像素子としてCCDを使用し、画像補正ユニットが、演
算された垂直補正移動量データに基づいて、撮像素子の
垂直方向の読出しタイミングを補正変更し、演算された
水平補正移動量データに基づいて、メモリの水平方向の
読出しタイミングを補正変更する場合を説明したが、本
発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、撮
像素子としては、例えばBBDなどを使用することがで
き、画像補正ユニットとして、プリズムによりカメラの
振動を光学的に補正する方式のものを使用することも可
能である。
像素子としてCCDを使用し、画像補正ユニットが、演
算された垂直補正移動量データに基づいて、撮像素子の
垂直方向の読出しタイミングを補正変更し、演算された
水平補正移動量データに基づいて、メモリの水平方向の
読出しタイミングを補正変更する場合を説明したが、本
発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、撮
像素子としては、例えばBBDなどを使用することがで
き、画像補正ユニットとして、プリズムによりカメラの
振動を光学的に補正する方式のものを使用することも可
能である。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、撮像素子
に結像される被撮影体の撮影像に対応する画像信号がメ
モリに格納されて、前記被撮影体の撮影が行なわれる
が、第1のセンサによって、撮影時のカメラ本体の振動
の縦揺れが検出され、第1のディジタル検出信号として
出力され、第2のセンサによって、撮影時のカメラ本体
の振動の横揺れが検出され、第2のディジタル検出信号
として出力され、画像補正ユニットに、第1のディジタ
ル検出信号及び第2のディジタル検出信号が転送され、
これらの検出信号に基づいて、被撮影体の撮像画像のぶ
れが補正されるので、転送時に第1のディジタル検出信
号及び第2のディジタル検出信号に外乱ノイズが重畳さ
れることがなく、外乱ノイズよりも低レベルの信号に対
応する振動によるぶれも補正され、被撮影体の撮影画像
のぶれ補正を高精度で行なうことが可能になる。
に結像される被撮影体の撮影像に対応する画像信号がメ
モリに格納されて、前記被撮影体の撮影が行なわれる
が、第1のセンサによって、撮影時のカメラ本体の振動
の縦揺れが検出され、第1のディジタル検出信号として
出力され、第2のセンサによって、撮影時のカメラ本体
の振動の横揺れが検出され、第2のディジタル検出信号
として出力され、画像補正ユニットに、第1のディジタ
ル検出信号及び第2のディジタル検出信号が転送され、
これらの検出信号に基づいて、被撮影体の撮像画像のぶ
れが補正されるので、転送時に第1のディジタル検出信
号及び第2のディジタル検出信号に外乱ノイズが重畳さ
れることがなく、外乱ノイズよりも低レベルの信号に対
応する振動によるぶれも補正され、被撮影体の撮影画像
のぶれ補正を高精度で行なうことが可能になる。
【0025】請求項2記載の発明によると、撮像素子に
結像される被撮影体の撮影像に対応する画像信号がメモ
リに格納されて、前記被撮影体の撮影が行なわれるが、
第1のセンサによって、撮影時のカメラ本体の振動の縦
揺れが検出され、第1のディジタル検出信号として出力
され、第2のセンサによって、撮影時のカメラ本体の振
動の横揺れが検出され、第2のディジタル検出信号とし
て出力され、画像補正ユニットに第1のディジタル検出
信号及び第2のディジタル検出信号が転送され、画像補
正ユニットでは、演算手段によって、第1のディジタル
検出信号に基づき垂直補正移動量データが、第2のディ
ジタル検出信号に基づき水平補正移動量データがそれぞ
れ演算され、画像補正手段によって、垂直補正移動量デ
ータに基づき、撮像素子の垂直方向の読出タイミング
が、水平補正移動量データに基づき、メモリの水平方向
の読出タイミングがそれぞれ補正変更されることによ
り、被撮影体の撮像画像のぶれが補正されるので、転送
時に第1のディジタル検出信号及び第2のディジタル検
出信号に外乱ノイズが重畳されることがなく、外乱ノイ
ズよりも低レベルの信号に対応する振動によるぶれも補
正され、被撮影体の撮影画像のぶれ補正を高精度で行な
うことが可能になる。
結像される被撮影体の撮影像に対応する画像信号がメモ
リに格納されて、前記被撮影体の撮影が行なわれるが、
第1のセンサによって、撮影時のカメラ本体の振動の縦
揺れが検出され、第1のディジタル検出信号として出力
され、第2のセンサによって、撮影時のカメラ本体の振
動の横揺れが検出され、第2のディジタル検出信号とし
て出力され、画像補正ユニットに第1のディジタル検出
信号及び第2のディジタル検出信号が転送され、画像補
正ユニットでは、演算手段によって、第1のディジタル
検出信号に基づき垂直補正移動量データが、第2のディ
ジタル検出信号に基づき水平補正移動量データがそれぞ
れ演算され、画像補正手段によって、垂直補正移動量デ
ータに基づき、撮像素子の垂直方向の読出タイミング
が、水平補正移動量データに基づき、メモリの水平方向
の読出タイミングがそれぞれ補正変更されることによ
り、被撮影体の撮像画像のぶれが補正されるので、転送
時に第1のディジタル検出信号及び第2のディジタル検
出信号に外乱ノイズが重畳されることがなく、外乱ノイ
ズよりも低レベルの信号に対応する振動によるぶれも補
正され、被撮影体の撮影画像のぶれ補正を高精度で行な
うことが可能になる。
【0026】請求項3記載の発明によると、請求項1ま
たは請求項2記載の発明で得られる効果に加えて、第1
のディジタル検出信号及び第2のディジタル検出信号が
画像補正ユニットへシリアル転送されるので、単一転送
線を使用し構成を簡易小型化することが可能になる。
たは請求項2記載の発明で得られる効果に加えて、第1
のディジタル検出信号及び第2のディジタル検出信号が
画像補正ユニットへシリアル転送されるので、単一転送
線を使用し構成を簡易小型化することが可能になる。
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】図1の第1のセンサ及び第2のセンサの構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】従来のカメラシステムの構成を示すブロック図
である。
である。
1…CCD、2…信号処理回路、3…メモリ、4…メモ
リ制御回路、5…CCD駆動回路、6B…マイクロコン
ピュータ、11…移動量変換回路、12…振動補正デー
タ演算回路、14…シリアルデータバッファ、15…縦
揺れ検出センサ、16…横揺れ検出センサ、17…CP
U。
リ制御回路、5…CCD駆動回路、6B…マイクロコン
ピュータ、11…移動量変換回路、12…振動補正デー
タ演算回路、14…シリアルデータバッファ、15…縦
揺れ検出センサ、16…横揺れ検出センサ、17…CP
U。
Claims (3)
- 【請求項1】 撮像素子に結像される被撮影体の撮影像
に対応する画像信号がメモリに格納されて、前記被撮影
体の撮影が行なわれ、撮影時のカメラ本体の振動による
撮影画像のぶれの補正機能を備えたカメラシステムであ
り、 前記振動の縦揺れを検出し、第1のディジタル検出信号
として出力する第1のセンサと、 前記振動の横揺れを検出し、第2のディジタル検出信号
として出力する第2のセンサと、 前記第1のディジタル検出信号及び前記第2のディジタ
ル検出信号が転送され、これらの検出信号に基づいて、
前記撮像画像のぶれを補正する画像補正ユニットを有す
ることを特徴とするカメラシステム。 - 【請求項2】 請求項1記載のカメラシステムにおい
て、前記画像補正ユニットが、前記第1のディジタル検
出信号に基づいて、前記縦揺れを補正する垂直補正移動
量データを、前記第2のディジタル検出信号に基づい
て、前記横揺れを補正する水平補正移動量データをそれ
ぞれ演算する演算手段と、前記垂直補正移動量データに
基づいて、前記撮像素子の垂直方向の読出タイミングを
補正変更し、前記水平補正移動量データに基づいて、前
記メモリの水平方向の読出タイミングを補正変更する画
像補正手段とを有することを特徴とするカメラシステ
ム。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のカメラシ
ステムにおいて、前記第1のディジタル検出信号及び前
記第2のディジタル検出信号の前記画像補正ユニットへ
の転送がシリアル転送であることを特徴とするカメラシ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9265907A JPH11112858A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | カメラシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9265907A JPH11112858A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | カメラシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11112858A true JPH11112858A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17423766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9265907A Pending JPH11112858A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | カメラシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11112858A (ja) |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP9265907A patent/JPH11112858A/ja active Pending
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