JPH11112170A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH11112170A
JPH11112170A JP27563697A JP27563697A JPH11112170A JP H11112170 A JPH11112170 A JP H11112170A JP 27563697 A JP27563697 A JP 27563697A JP 27563697 A JP27563697 A JP 27563697A JP H11112170 A JPH11112170 A JP H11112170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
recording
heat sink
rear surface
radio cassette
Prior art date
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Pending
Application number
JP27563697A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Saito
真 齋藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の前後方向の薄型化を実現することがで
きる記録再生装置を提供する。 【解決手段】 CDラジオカセット駆動装置10の内蔵
部品32,34,36等を包囲すると共にCDラジオカ
セット駆動装置10の外形を構成するケーシング18
と、基板34に搭載されたパワーアンプからの発熱を外
部に放熱するヒートシンク36とを備え、ヒートシンク
36をケーシング18の背面18aの上部の内側に配置
し、ケーシング18の背面18aの下側に、ヒートシン
ク36の下側を覆うような水平部18dを有する凹部1
8bを形成すると共に、ヒートシンク36の上側、後
側、及び下側に近接する、ケーシング18の上面部18
c、背面18aの上部、及び凹部18bの水平部18d
に、複数の通気孔40を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCDラジオ
カセット駆動装置等のような記録再生装置に関し、特に
ヒートシンクを内蔵するような記録再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の記録再生装置としては、例えば、
図7に示すようなCDラジオカセット駆動装置50があ
った。同図に示すように、CDラジオカセット駆動装置
50は、カセットデッキ部52や、基板54に搭載され
たパワーアンプに取り付けられて、そのパワーアンプか
らの発熱を外部に放熱するためのヒートシンク56等の
内蔵部品を有すると共に、これらの内蔵部品を包囲して
かつCDラジオカセット駆動装置50の外形を構成する
ケーシング58を備えている。
【0003】ケーシング58の背面58a側には、背面
58aよりも後方(図7中右方)に突出する後方突出部
58bが形成され、この後方突出部58bの内側には、
ケーシング58の背面58aよりも後方に突出して配置
されたヒートシンク56が設けられている。後方突出部
58bは、ヒートシンク56の上側、後側、下側、及び
左右両側(図7中手前側と向こう側)に対向する各面を
有してヒートシンク56を覆い、そのような後方突出部
58bの上記各面には、スリット状の多数の通気孔60
が開口形成されている。
【0004】ケーシング58の後方突出部58bより下
側の背面58aにはACインレット62が設けられてお
り、このACインレット62には、図示しない電源コン
セントに接続されるプラグが一端部に設けられた電源コ
ード63の他端部に設けられた、コネクター64が差し
込まれて電源と接続されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の記録再生装置のCDラジオカセット駆動装置
50においては、ヒートシンク56の放熱性を向上させ
る目的から、ケーシング58の背面58aより後方に突
出するように後方突出部58bが形成されているため、
CDラジオカセット駆動装置50の奥行き寸法がそれだ
け大きくなってしまい、CDラジオカセット駆動装置5
0の前後方向の薄型化を図る上で障害となっているとい
う問題があった。
【0006】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、装
置の前後方向の薄型化を実現することができる記録再生
装置を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、放熱部材を前記ケーシングのほぼ背面の上
部の内側に配置し、前記ケーシングのほぼ背面の下側
に、前記放熱部材の下側を覆うような水平部を有する凹
部を形成すると共に、前記放熱部材の上側、後側、及び
下側に近接する、前記ケーシングの上面部、ほぼ背面の
上部、及び凹部の水平部に、複数の通気孔を形成する構
成としたものである。
【0008】このような構成の記録再生装置によれば、
放熱部材をケーシングのほぼ背面(ケーシングの背面よ
り多少は後方にケーシングの一部が出張っていても背面
に含む)より内側に配置することにより、従来のように
ケーシングの背面より大きく後方に突出する後方突出部
は形成しなくて済む。
【0009】また、ケーシングのほぼ背面の下側に、放
熱部材の下側を覆うような水平部を有する凹部を形成す
ると共に、放熱部材の上側、後側、及び下側に近接す
る、ケーシングの上面部、ほぼ背面の上部、及び凹部の
水平部に、複数の通気孔を形成することにより、放熱部
材の周囲の熱を上記複数の通気孔から逃がすための空気
の対流を起こすことができ、放熱部材の放熱機能を確保
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1ないし図6
は、本発明による記録再生装置の第1の実施の形態に係
るCDラジオカセット駆動装置10を説明するために参
照する図である。
【0011】図1ないし図5示すように、CDラジオカ
セット駆動装置10は、その外形を構成するケーシング
18を有している。そして図1に示すように、CDラジ
オカセット駆動装置10はそのケーシング18の前面
に、カセットテープデッキ部のドア12、CDを縦に挿
入するCDデッキ部のドア13、LCD(液晶ディスプ
レー)を用いた表示部15、ジョグダイアル17、ヘッ
ドホンジャック19、及び左右両側のスピーカーネット
21,22等を有している。
【0012】また図2に示すように、CDラジオカセッ
ト駆動装置10はその背面に、外部アンテナ端子23、
電池収納部24、ACインレット26(電源接続部)、
バックアップ電池収納部28、及びロッドアンテナ30
等を有している。
【0013】図3に示すように、CDラジオカセット駆
動装置10のケーシング18内には、カセットデッキ部
32や、基板34に搭載された高出力のパワーアンプ
(発熱回路、図示せず)に取り付けられて、そのパワー
アンプからの発熱を外部に放熱するためのヒートシンク
36(放熱部材)等と共に、その他の内蔵部品を有して
いる。
【0014】ヒートシンク36は、ケーシング18の背
面18aの上部より内側に配置されている。ヒートシン
ク36はアルミニウムにより形成され、図6に示すよう
に中央部に段部36bを有する折曲げ板状に形成され、
多数のフィン36aがその裏表両側に設けられている。
図3に示すように、ケーシング18の背面18aの下側
には、ヒートシンク36の下側を覆うような水平部18
dを有する凹部18bが形成されている。
【0015】また、ヒートシンク36の上側、後側、及
び下側に近接するケーシング18の、上面部18c、背
面18aの上部、及び水平部18dの各々には、図3,
図2,図4,及び図5に示すように、ケーシング18の
内部と外部を連通させる、複数のスリット状の通気孔4
0が並んで形成されている。
【0016】図3に示すように、ケーシング18の凹部
18bの突当たり垂直部には、上記図2に示したACイ
ンレット26が設けられており、凹部18bの図3中背
面18aからの水平方向の深さは、ACコード42(電
源コード)の一端部に設けられて、ACインレット26
に差し込まれるコネクター44が、その差し込み時に背
面18aより内側に収まるように設定されている。AC
コード42の他端部には、図示しない電源コンセントに
接続されるプラグが設けられている。
【0017】このようなCDラジオカセット駆動装置1
0においては、ヒートシンク36の周囲の空気は基板3
4のパワーアンプから伝達された熱によって暖められ、
上面部18cの通気孔40より上方外部に排出されると
共に、背面18aの通気孔40、及び凹部18bの水平
部18dの通気孔40より外部から冷気が取り入れられ
ることにより、ヒートシンク36の周囲の空気が対流
し、パワーアンプから発生する熱を効率よく外部に逃す
ことができる。
【0018】このとき、ヒートシンク36の下側に凹部
18bが形成されているため、ヒートシンク36の下側
の凹部18bの水平部18dとCDラジオカセット駆動
装置10の載置面46との間に充分なクリアランスが保
たれ、上記対流を効率よく行うことができる。
【0019】このような本発明の実施の形態によれば、
ヒートシンク36をケーシング18の背面18aより内
側に配置することにより、従来のようにケーシングの背
面より大きく後方に突出する後方突出部は形成しなくて
済む。このため、CDラジオカセット駆動装置10の奥
行き寸法が余計に大きくなることを防止して、CDラジ
オカセット駆動装置10の前後方向の薄型化を実現する
ことができる。
【0020】またこのように、従来のような後方突出部
をなくしただけでは、図7に示す従来のCDラジオカセ
ット駆動装置50のように、ケーシング58の背面58
aの下部のACインレット62に差し込まれるコネクタ
ー64が背面58aの後方に出張ったままとなり、せっ
かく本発明のようにCDラジオカセット駆動装置10の
ケーシング18の奥行きを小さくしても、背面18aが
その背面18aに対向する壁に付く位に、CDラジオカ
セット駆動装置10を従来より壁側に引っ込ませること
ができないが、図3に示す上記本発明の実施の形態にお
いては、背面18aの下側に凹部18bを形成し、その
突当たり垂直部にACインレット26が設けられると共
に、凹部18bの図3中背面18aからの水平方向の深
さは、ACコード42の一端部に設けられて、ACイン
レット26に差し込まれるコネクター44が、その差し
込み時に背面18aよりCDラジオカセット駆動装置1
0の内側に収まるように設定されているため、背面18
aがそれに対向する壁に付く位にCDラジオカセット駆
動装置10を従来より壁側に引っ込ませることができ
る。
【0021】なお、上記実施の形態においては本発明
を、「音声」の記録再生を行うことが可能なCDラジオ
カセット駆動装置10に適用したものについて説明した
が、本発明はビデオデッキのような「画像と音声」の記
録再生を行うことが可能な装置にも適用することができ
る。
【0022】また、前記実施の形態においては本発明
を、音声の記録と再生の両方を行うことが可能なCDラ
ジオカセット駆動装置10に適用したものについて説明
したが、本発明は再生専用装置のような、音声の再生の
みを行うことが可能な、記録を再生するという意味での
記録再生装置にも適用することができる。
【0023】また前記実施の形態においては、ヒートシ
ンク36が基板34に搭載されたパワーアンプからの発
熱を放熱する場合について説明したが、基板34に搭載
されたパワーアンプ以外の発熱回路からの発熱を放熱す
る場合にも、本発明を適用できることはいうまでもな
い。
【0024】さらに前記実施の形態においては、ケーシ
ング18の背面18aが単一の平面のものについて説明
したが、ケーシング18の背面18aの、ヒートシンク
36に対向する部分が、背面18aから多少(1cmな
いし3cm位)ケーシング18の後方に出張ったもので
あっても、従来のように本発明の効果がほとんど得られ
ない位にケーシング18の後方に大きく出張ったもので
ない限りは、本発明を適用することができる。
【0025】以上、本発明の実施の形態について具体的
に述べてきたが、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、その
他にも各種の変更が可能なものである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
放熱部材をケーシングのほぼ背面より内側に配置するこ
とにより、従来のようにケーシングの背面より大きく後
方に出張るような後方突出部は形成しなくて済む。この
ため、記録再生装置の奥行き寸法が余計に大きくなるこ
とを防止して、記録再生装置の前後方向の薄型化を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録再生装置の第1の実施の形態
に係るCDラジオカセット駆動装置10を示す前面図で
ある。
【図2】図1におけるCDラジオカセット駆動装置10
の背面図である。
【図3】図2におけるCDラジオカセット駆動装置10
のIII−III線断面図である。
【図4】図2におけるCDラジオカセット駆動装置10
の上面図である。
【図5】図1におけるCDラジオカセット駆動装置10
の底面図である。
【図6】図3におけるヒートシンク36を示す図であ
り、図6(a)はその平面図、図6(b)はその側面
図、図6(c)はその正面図である。
【図7】従来のCDラジオカセット駆動装置50を示す
断面図である。
【符号の説明】
10…CDラジオカセット駆動装置、12…カセットテ
ープデッキ部のドア、13…CDデッキ部のドア、15
…表示部、17…ジョグダイアル、18…ケーシング、
18a…背面、18b…凹部、18c…上面部、18d
…水平部、19…ヘッドホンジャック、21,22…ス
ピーカーネット、23…外部アンテナ端子、24…電池
収納部、26…ACインレット、28…バックアップ電
池収納部、30…ロッドアンテナ、32…カセットデッ
キ部、34…基板、36…ヒートシンク、36a…フィ
ン、36b…段部、40…通気孔、42…ACコード、
44…コネクター、46…載置面、50…CDラジオカ
セット駆動装置、52…カセットデッキ部、54…基
板、56…ヒートシンク、58…ケーシング、58a…
背面、58b…後方突出部、60…通気孔、62…AC
インレット、63…電源コード、64…コネクター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生装置の内蔵部品を包囲すると共
    に記録再生装置の外形を構成するケーシングと、 基板に搭載された発熱回路からの発熱を外部に放熱する
    放熱部材とを備え、 前記放熱部材を前記ケーシングのほぼ背面の上部の内側
    に配置し、 前記ケーシングのほぼ背面の下側に、前記放熱部材の下
    側を覆うような水平部を有する凹部を形成すると共に、 前記放熱部材の上側、後側、及び下側に近接する、前記
    ケーシングの上面部、ほぼ背面の上部、及び凹部の水平
    部に、複数の通気孔を形成することを特徴とする記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングの凹部の突き当たりの垂
    直部に電源接続部を設けると共に、 前記凹部の水平方向の深さを電源コード端部のコネクタ
    ーが前記電源接続部へ差し込まれた時に前記コネクター
    が収まる程度に設定することを特徴とする請求項1に記
    載の記録再生装置。
JP27563697A 1997-10-08 1997-10-08 記録再生装置 Pending JPH11112170A (ja)

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JP27563697A JPH11112170A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 記録再生装置

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JP27563697A JPH11112170A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 記録再生装置

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JP27563697A Pending JPH11112170A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 記録再生装置

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