JPH11111499A - 高周波加速空胴および該高周波加速空胴製作に用いられるマグネトロンスパッタリング装置 - Google Patents

高周波加速空胴および該高周波加速空胴製作に用いられるマグネトロンスパッタリング装置

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JPH11111499A
JPH11111499A JP26867297A JP26867297A JPH11111499A JP H11111499 A JPH11111499 A JP H11111499A JP 26867297 A JP26867297 A JP 26867297A JP 26867297 A JP26867297 A JP 26867297A JP H11111499 A JPH11111499 A JP H11111499A
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JP
Japan
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cavity
inner conductor
outer conductor
magnetron
conductor
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JP26867297A
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Choichi Sumiya
暢一 角谷
Tomoko Ota
智子 太田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、機械的強度に優れ、しかも安定して
加速空胴の性能を維持できる高周波加速空胴および該高
周波加速空胴製作に用いられるマグネトロンスパッタリ
ング装置を提供する。 【解決手段】Cu からなる筒状の外導体12の中空部に
同軸的にCu からなる内導体13を配置し、これら外導
体12と内導体13の間に空胴14を形成した高周波加
速空胴11の内導体13の周囲にマグネトロン20を有
するワイヤ19を巻き付け、このワイヤ19を操作する
ことで、マグネトロン20を内導体13周囲に沿って螺
旋状に移動させることにより、高周波加速空胴11内の
外導体12および内導体13の表面を始めとする内部表
面全体にNb 薄膜を形成するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷電粒子を加速す
る高周波加速空胴および該高周波加速空胴製作に用いら
れるマグネトロンスパッタリング装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子核や素粒子の研究のために
開発された加速器は、電子、陽子、イオンなどの荷電粒
子を電磁力で数十億電子ボルト(数GeV)程度の高エ
ネルギー状態に加速するものとして用いられている。
【0003】このような加速器では、荷電粒子を加速す
るため、そのビームラインに高周波加速空胴を設けてい
る。この高周波加速空胴は、共振によって内部に電磁エ
ネルギーを蓄え、高電磁界を発生させてビームにエネル
ギーを加えることにより荷電粒子を加速するものであ
る。
【0004】ところで、高周波加速空胴は、その内部が
高電界になると、空胴内部表面に循環電流が流れるよう
になる。そして、この電流は高周波電流であるため、空
胴内面の材質に応じた表皮深さを流れ、ジュール損失を
生じる。
【0005】ところが、このジュール損失は、銅やアル
ミニウムなどで作られる常電導高周波加速空胴において
は、荷電粒子ビームの加速に必要な高電界を得る際に極
めて大きなものとなり、このジュール損失を補うため、
大きな高周波電力を供給できる大出力の高周波発振器が
必要となる。しかし、現状では、それを賄えるだけの大
出力の高周波発振器は現存せず、さらに、高周波加速空
胴の冷却面でも問題があり、常電導高周波加速空胴の適
用には限界があった。
【0006】そこで、最近では、高周波加速空胴の内面
に電流が流れてもジュール損失が生じない電気抵抗がほ
ぼ0Ωの超電導材を採用した超電導高周波加速空胴が考
えられている。
【0007】このような超電導高周波加速空胴は、使用
分野が多方面にわたるが、特に、最近では、放射性廃棄
物の消滅処理用の加速器においては、限られた電力によ
る超電導高周波加速空胴が切望されている。
【0008】図5(a)(b)は、このような超電導高
周波加速空胴のうち同軸型のものの構成例を示すもの
で、超電導高周波加速空胴1は、筒状の外導体2の中空
部に同軸的に内導体3を配置し、これら外導体2と内導
体3の間に空胴4を形成している。また、外導体2の側
面に、空胴4に連通するビームパイプ5、5を貫通して
設けるとともに、これらビームパイプ5の中心軸の延長
線上に位置する内導体3部分に孔部31を形成し、さら
に、超電導高周波加速空胴1の上部には、高周波(以下
RFとする)入力カプラーポート6とチューナ7を配置
している。
【0009】この場合、超電導高周波加速空胴1を構成
する外導体2および内導体3を始めとして、ビームパイ
プ5、RF入力カプラーポート6およびチューナ7は、
全て超電導体であるNb 材から構成されており、図示し
ない液体ヘリウム容器の内部に設置し、この容器内部を
液体ヘリウムで満たすことで浸漬冷却している。そし
て、この状態から、RF入力カプラーポート6内部の図
示しないアンテナよりRFパワーを外導体2と内導体3
の間の空胴4に供給することで内部に電磁エネルギーを
蓄え、高電磁界を発生させてビームパイプ5中のビーム
にエネルギーを加え荷電粒子を加速するようにしてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
超電導高周波加速空胴全体をNb 材で構成したものによ
ると、製作コストが高額となり、また、高純度のNb 材
を使用するため、機械的強度も弱い。さらに、Nb 材同
志の溶接箇所が多くなるため、溶接欠陥を発生する可能
性が高く、加速空胴の性能が劣化するという問題点があ
る。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、機械的強度に優れ、しかも安定して加速空胴の性能
を維持できる高周波加速空胴および該高周波加速空胴製
作に用いられるマグネトロンスパッタリング装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
少なくとも常電導材からなる筒状の外導体の中空部に同
軸的に常電導材からなる内導体を配置し、これら外導体
と内導体の間に空胴を形成した高周波加速空胴におい
て、前記高周波加速空胴内の前記外導体および内導体の
表面を含む前記高周波加速空胴の内部表面に超電導材か
らなる薄膜を形成するようにしている。
【0013】このようにすれば、高電界により高周波加
速空胴の内部表面に循環電流が流れても、ジュール損失
を抑制できる。また、超電導材の使用を最小限にしてコ
スト的に安価にできる。さらに、常電導材を使用するこ
とで、機械的強度を高めることができるとともに、超電
導材同志の溶接箇所がなくなり、溶接欠陥を発生する可
能性も低くできる。
【0014】請求項2記載の発明は、少なくとも常電導
材からなる筒状の外導体の中空部に同軸的に常電導材か
らなる内導体を配置し、これら外導体と内導体の間に空
胴を形成した高周波加速空胴製作に用いられるマグネト
ロンスパッタリング装置において、前記空胴中の前記内
導体の周囲に沿って設けられたワイヤと、このワイヤに
取り付けられた超電導材の薄膜を形成するためのマグネ
トロンとを具備し、前記ワイヤの操作により前記マグネ
トロンを前記内導体周囲に沿って移動可能にしている。
【0015】このようにすれば、高周波加速空胴内の外
導体および内導体の表面を含む内部表面全体に均一した
厚さで薄膜を形成することができる。請求項3記載の発
明は、少なくとも常電導材からなる筒状の外導体の中空
部に同軸的に常電導材からなる内導体を配置し、これら
外導体と内導体の間に空胴を形成した高周波加速空胴製
作に用いられるマグネトロンスパッタリング装置におい
て、前記空胴中の前記内導体の周囲に沿って設けられた
ワイヤと、このワイヤに沿って移動可能にする駆動手段
を有する超電導材の薄膜を形成するためのマグネトロン
とを有している。
【0016】このようにすれば、高周波加速空胴内の外
導体および内導体を含む内部表面全体の薄膜形成を自動
的に効率よく行うことができる。請求項4記載の発明
は、少なくとも常電導材からなる筒状の外導体の中空部
に同軸的に常電導材からなる内導体を配置し、これら外
導体と内導体の間に空胴を形成した高周波加速空胴製作
に用いられるマグネトロンスパッタリング装置におい
て、前記空胴中の前記内導体の周囲に沿って設けられた
ワイヤと、このワイヤに沿って複数個設けられた超電導
材の薄膜を形成するためのマグネトロンとを有してい
る。このようにすれば、高周波加速空胴内の外導体およ
び内導体を含む内部表面全体の薄膜形成を短時間で行う
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。 (第1の実施の形態)図1(a)(b)は、本発明の第
1の実施の形態が適用される同軸型高周波加速空胴の概
略構成を示している。図において、11は高周波加速空
胴で、この高周波加速空胴11は、Cu からなる筒状の
外導体12を有し、この外導体12の中空部に同軸的に
Cu からなる内導体13を配置し、これら外導体12と
内導体13の間に空胴14を形成している。
【0018】また、筒状の外導体12の側面に空胴14
に連通するCu からなるビームパイプ15、15を貫通
して設けるとともに、これらビームパイプ15の中心軸
の延長線上に位置する内導体13部分に孔部131を形
成している。
【0019】さらに、高周波加速空胴11の上部には、
図示しないアンテナを有するCu からなる高周波(以下
RFとする)入力カプラーポート16を設けるととも
に、チューナ17を設けている。
【0020】このように構成された高周波加速空胴11
の外導体12と内導体13の間の空胴14中に、RF入
力カプラーポート16よりマグネトロンスパッタリング
装置18を挿入している。
【0021】このマグネトロンスパッタリング装置18
は、ワイヤ19と、このワイヤ19の先端に設けられる
マグネトロン20を有している。ワイヤ19は、内導体
13の周囲に巻き付けられる形状をなすもので、このワ
イヤ19を操作することで、マグネトロン20を内導体
13周囲に沿って螺旋状に移動できるようにしている。
また、このワイヤ19には、図示しない冷却水路が設け
られていて、ワイヤ19自身およびマグネトロン20の
温度を制御できるようにしている。一方、マグネトロン
20は、高周波加速空胴11内の外導体12および内導
体13を始めとする内部表面全体にNb 薄膜を形成する
ためのもので、図2に示すように複数(図示例では4
個)のドーナツ型永久磁石201を図示のような極性関
係に並設し、これら永久磁石201をNb 材からなる円
筒容器202内に収容し、さらに、円筒容器202を貫
通して永久磁石201の穴部にワイヤ19端部を挿通す
るように構成している。この場合、ワイヤ19の動きが
スムーズに行くように、永久磁石201の穴部とワイヤ
19との間に若干の隙間を設けている。
【0022】また、高周波加速空胴11の外導体12と
ワイヤ19との間には、外導体12をプラス極、ワイヤ
19をマイナス極にして直流電源21を接続し、例えば
Arガスの雰囲気中で直流電源21によりワイヤ19を
介してマグネトロン20に所定の電圧を印加することに
より、マグネトロン20周囲にプラズマが発生して円筒
容器202よりNb 材料を放出させ、高周波加速空胴1
1内の外導体12および内導体13表面を始めとする内
部表面にスパッタさせるようにしている。
【0023】次に、このように構成した実施の形態の動
作を説明する。まず、図1(a)(b)に示すように高
周波加速空胴11を構成し、この高周波加速空胴11の
外導体12と内導体13の間の空胴14中にマグネトロ
ンスパッタリング装置18を挿入する。
【0024】そして、外導体12と内導体13の間の空
胴14に、例えばAr ガスを充填し、直流電源21より
ワイヤ19を介してマグネトロン20に所定の電圧を印
加する。これにより、マグネトロン20周囲にプラズマ
が発生して、円筒容器202よりNb 材料が放出され、
高周波加速空胴11内の外導体12および内導体13の
表面を始めとする内部表面にスパッタされる。
【0025】この状態で、ワイヤ19を操作し、マグネ
トロン20を内導体13周囲に沿って螺旋状に移動させ
ることにより、高周波加速空胴11内の外導体12およ
び内導体13の表面を始めとする内部表面全体にNb 薄
膜を形成できることになる。
【0026】従って、このようにすれば、高周波加速空
胴11を構成する外導体12、内導体13を始め、ビー
ムパイプ15、RF入力カプラーポート16の全てをC
u 材で構成し、これらの表面にマグネトロンスパッタリ
ング装置18により電気抵抗がほぼ0ΩのNb 薄膜を形
成するようにしたので、高電界により高周波加速空胴の
内部表面に循環電流が流れた場合も、ジュール損失を確
実に抑制することができる。また、高周波加速空胴11
の内部表面にNb 薄膜を形成するのみのため、Nb 材の
使用量も最小限にでき、コスト的にも安価にできる。さ
らに、高周波加速空胴11を構成する外導体12、内導
体13を始め、ビームパイプ15、RF入力カプラーポ
ート16の全てをCu 材で構成しているため、機械的強
度を高めることができ、また、Cu 材は、熱電導および
電気特性とも優れるため、高周波加速空胴11の内部表
面における損失を低減でき、より高い加速電界を発生さ
せることが可能になる。さらに、高周波加速空胴11の
内部表面の溶接箇所も少なくでき、溶接欠陥を発生する
可能性も低くなり、加速空胴の性能劣化も解消できる。
【0027】また、マグネトロンスパッタリング装置1
8は、内導体13の周囲に螺装されるワイヤ19先端に
マグネトロン20を取り付け、ワイヤ19の操作により
マグネトロン20を内導体13周囲に沿って螺旋状に移
動できるようにしているので、高周波加速空胴11内の
外導体12および内導体13の表面を始めとする内部表
面全体に均一した厚さでNb 薄膜を形成することができ
る。 (第2の実施の形態)図3(a)(b)は、本発明の第
2の実施の形態の概略構成を示すもので、図1と同一部
分には同符号を付している。
【0028】この場合もマグネトロンスパッタリング装
置18は、ワイヤ19とマグネトロン20を有し、ワイ
ヤ19は、内導体13の周囲に巻き付けた状態で固定
し、また、マグネトロン20は、図示しない駆動機構に
よりワイヤ19に沿って内導体13周囲に沿って螺旋状
に自動的に移動できるようにしている。
【0029】このような構成としても、外導体12と内
導体13の間の空胴14に、例えばAr ガスを充填し、
直流電源21よりワイヤ19を介してマグネトロン20
に所定の電圧を印加すると、マグネトロン20周囲にプ
ラズマが発生して、Nb 材料が高周波加速空胴11内の
外導体12および内導体13の表面を始めとする内部表
面にスパッタされる。また、この状態で、マグネトロン
20の図示しない駆動手段により、マグネトロン20を
内導体13周囲に沿って螺旋状に移動させることによ
り、高周波加速空胴11内の外導体12および内導体1
3の表面を始めとする内部表面全体にNb 薄膜を形成す
ることができる。
【0030】従って、このようにしても第1の実施の形
態と同様な効果を期待でき、さらに、マグネトロンスパ
ッタリング装置18は、マグネトロン20を駆動手段に
より、ワイヤ19に沿って自動的に移動させるようにで
きるので、高周波加速空胴11の内部表面のNb 薄膜の
形成を自動的に効率よく行うことができる。 (第3の実施の形態)図4(a)(b)は、本発明の第
3の実施の形態の概略構成を示すもので、図1と同一部
分には同符号を付している。
【0031】この場合もマグネトロンスパッタリング装
置18は、ワイヤ19とマグネトロン20を有し、ワイ
ヤ19を内導体13の周囲に巻き付けた状態で設けると
ともに、このワイヤ19に沿って、複数のマグネトロン
20を所定の間隔をおいて設けている。
【0032】このような構成としても、外導体12と内
導体13の間の空胴14に、例えばAr ガスを充填し、
直流電源21よりワイヤ19を介してマグネトロン20
に所定の電圧を印加すると、複数のマグネトロン20周
囲にプラズマが発生して、Nb 材料が高周波加速空胴1
1内の外導体12および内導体13の表面を始めとする
内部表面にスパッタされるようになり、内部表面全体に
一度にNb 薄膜を形成することができる。
【0033】従って、このようにしても第1の実施の形
態と同様な効果を期待でき、さらに、複数のマグネトロ
ン20を同時に動作させることで、高周波加速空胴11
の内部表面のNb 薄膜の形成を短時間で行うことがで
き、高周波加速空胴11の製作を効率的に行うことがで
きる。
【0034】なお、上述した第1乃至第3の実施の形態
では、高周波加速空胴11内の外導体12および内導体
13を始めとする内部表面全体にNb 薄膜を形成する場
合を述べたが、Nb 材に限定するものでなく、マグネト
ロンスパッタリングに応用できる超電導材ならば、他の
ものを適用することもできる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高周
波加速空胴内の外導体および内導体の表面を含む高周波
加速空胴の内部表面に超電導材からなる薄膜を形成する
ようにしたので、高電界により高周波加速空胴の内部表
面に循環電流が流れても、ジュール損失を確実に抑制で
きる。また、超電導材の使用を最小限にできるので、コ
スト的にも安価にできる。さらに、常電導材を使用する
ことで、機械的強度を高めることができるとともに、超
電導材同志の溶接箇所がなくなり、溶接欠陥を発生する
可能性も低くできる。
【0036】また、高周波加速空胴内の外導体および内
導体の表面を含む内部表面全体に均一した厚さで超電導
材の薄膜を形成することができる。さらに、高周波加速
空胴内の外導体および内導体を含む内部表面全体の超電
導材の薄膜形成を自動的に効率よく行うことができる。
【0037】さらにまた、高周波加速空胴内の外導体お
よび内導体を含む内部表面全体の超電導材の薄膜形成を
短時間で行うことができ、高周波加速空胴の製作を効率
的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図2】第1の実施の形態に用いられるマグネトロンの
概略構成を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図4】本発明の第3の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図5】従来の超電導高周波加速空胴の一例の概略構成
を示す図。
【符号の説明】
11…高周波加速空胴、 12…外導体、 13…内導体、 14…空胴、 15…ビームパイプ、 16…高周波入力カプラーポート、 17…チューナ、 18…マグネトロンスパッタリング装置、 19…ワイヤ、 20…マグネトロン、 201…永久磁石、 202…円筒容器、 21…直流電源。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも常電導材からなる筒状の外導
    体の中空部に同軸的に常電導材からなる内導体を配置
    し、これら外導体と内導体の間に空胴を形成した高周波
    加速空胴において、 前記高周波加速空胴内の前記外導体および内導体の表面
    を含む前記高周波加速空胴の内部表面に超電導材からな
    る薄膜を形成したことを特徴とする高周波加速空胴。
  2. 【請求項2】 少なくとも常電導材からなる筒状の外導
    体の中空部に同軸的に常電導材からなる内導体を配置
    し、これら外導体と内導体の間に空胴を形成した高周波
    加速空胴製作に用いられるマグネトロンスパッタリング
    装置において、前記空胴中の前記内導体の周囲に沿って
    設けられたワイヤと、 このワイヤに取り付けられた超電導材の薄膜を形成する
    ためのマグネトロンとを具備し、 前記ワイヤの操作により前記マグネトロンを前記内導体
    周囲に沿って移動可能にしたことを特徴とするマグネト
    ロンスパッタリング装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも常電導材からなる筒状の外導
    体の中空部に同軸的に常電導材からなる内導体を配置
    し、これら外導体と内導体の間に空胴を形成した高周波
    加速空胴製作に用いられるマグネトロンスパッタリング
    装置において、 前記空胴中の前記内導体の周囲に沿って設けられたワイ
    ヤと、 このワイヤに沿って移動可能にする駆動手段を有する超
    電導材の薄膜を形成するためのマグネトロンとを具備し
    たことを特徴とするマグネトロンスパッタリング装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも常電導材からなる筒状の外導
    体の中空部に同軸的に常電導材からなる内導体を配置
    し、これら外導体と内導体の間に空胴を形成した高周波
    加速空胴製作に用いられるマグネトロンスパッタリング
    装置において、 前記空胴中の前記内導体の周囲に沿って設けられたワイ
    ヤと、 このワイヤに沿って複数個設けられた超電導材の薄膜を
    形成するためのマグネトロンとを具備したことを特徴と
    するマグネトロンスパッタリング装置。
JP26867297A 1997-10-01 1997-10-01 高周波加速空胴および該高周波加速空胴製作に用いられるマグネトロンスパッタリング装置 Pending JPH11111499A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110706991A (zh) * 2019-10-09 2020-01-17 中国电子科技集团公司第十二研究所 一种适用于机械调谐式磁控管的外部调谐机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110706991A (zh) * 2019-10-09 2020-01-17 中国电子科技集团公司第十二研究所 一种适用于机械调谐式磁控管的外部调谐机构

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