JPH11110530A - 画像監視装置 - Google Patents

画像監視装置

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JPH11110530A
JPH11110530A JP9271748A JP27174897A JPH11110530A JP H11110530 A JPH11110530 A JP H11110530A JP 9271748 A JP9271748 A JP 9271748A JP 27174897 A JP27174897 A JP 27174897A JP H11110530 A JPH11110530 A JP H11110530A
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JP
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Application number
JP9271748A
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English (en)
Inventor
Akiko Konno
章子 紺野
Hideaki Uekusa
秀明 植草
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Fuji Electric Co Ltd
FFC Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
FFC Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, FFC Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変化の大きい重要な部分の画像監視を重点的
に、高解像度で長時間にわたって低コストで行なうこと
を課題とする。 【解決手段】 画像記憶装置3は、撮像装置1が撮像し
た監視領域の画像をサイクリックに記憶し、変化抽出部
4は画像記憶装置3が記憶した画像の変化の程度を検出
する。サンプリング間隔制御部5は、変化抽出部4が検
出した画像の変化の程度に応じて画像のサンプリング間
隔を決定し、サンプリング部6はサンプリング間隔制御
部5が決定したサンプリング間隔に従って画像記憶装置
3から画像をサンプリングして出力する。このとき、画
像変化の程度が大きい場合にはサンプリング間隔は短く
設定され、小さい場合にはサンプリング間隔は長く設定
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置によって
撮像した画像に基づいて撮像領域の監視を行う画像監視
装置、および、伝送路を介して遠隔的に画像の監視を行
う遠隔画像監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像装置を利用した画像監視方法
としては、撮像装置から送られるアナログビデオ信号を
モニタ画像として再生して、それを監視者が直接監視し
たり、このアナログビデオ信号を一旦VTRに録画し
て、必要に応じて再生して監視に用いる方法が一般的で
ある。また最近は、発達した通信網を利用して、ディジ
タル信号に変換したアナログビデオ信号を伝送すること
により、遠隔的に画像を監視したり、ディジタル画像デ
ータを一旦記録した後、それを再生して監視する方法も
用いられている。
【0003】更に、複数の撮像装置からの画像を一元監
視するような方法も用いられているが、この方法として
は、複数の撮像装置に対応する複数のモニタ画面を同時
に監視する方法や、複数の撮像装置による画像を1つの
モニタ画面に分割して表示する方法、あるいは、複数の
画像を自動的に切替えて監視する方法などが用いられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】監視者がモニタ画面を
直接監視する方法では、監視者がカメラの向きやズーム
を操作することにより、モニターしたい画像を細部にわ
たって監視することができるが、監視者を常にモニタ画
面の前に配備しておかなければならないなど、そのコス
トは極めて高いものとなる。また、この方法では、監視
者がモニタ画面から目を離した場合や、モニタ画面の前
から席を外した場合など、監視画像の見逃しが発生する
危険性がある。
【0005】監視画像を一旦VTR等に録画する方法
は、監視者を常駐させる必要がなく手軽であり、一旦録
画した監視画像を何度も再生することができるといった
利点がある。しかし、この方法では、タイムラプスVT
R等による長時間録画の必要が生じるが、この場合、記
録する画像に部分的に抜けが生じるような間欠記録とな
ってしまうため、再生画像の時間的解像度が低下し、肝
心な部分の画像が記録されないなどの欠点が生じる。
【0006】録画を利用した監視方法としては、赤外線
等を利用したアラームなどと連動させて、変化のあった
部分だけを録画するような方法も考えられるが、この方
法では、長時間にわたる緩やかな変動を全体的に記録す
ることができない等の欠点がある。
【0007】複数の撮像装置を利用する方法では、監視
者が多数のモニタ画面を監視する場合は1台のモニタを
監視するよりも更に注意力が低下し、適切な監視を長時
間にわたって行うことが難しくなる。また、1台のモニ
タ画面を分割する方法では、画像の解像度が低下して細
部の監視が難しいこと、画面を切替える方法では、監視
すべき変化の起こっている画像が全く映し出されず、必
要な部分の監視ができなくなるといった問題が発生す
る。
【0008】従って、本発明は従来技術による以下のよ
うな課題を解決しようとするものである。 (1)モニタすべき画像における変化の大きさに応じた
詳細さや解像度をもつ画像を常に出力するとともに、変
化がない部分や変化の程度が極めて少ない時間帯でも最
低限のおおまかな画像を出力することが困難であった。 (2)ディジタルデータを利用する場合において、ディ
ジタル画像出力領域における容量や出力帯域に制限があ
る場合、その出力領域や出力帯域では、監視に必要な画
面変化の程度に応じた詳細さをもつ画像を得ることが困
難であった。 (3)複数の撮像装置からの画像を一元監視する場合、
変化を捉えた撮像装置からの詳細な画像と、それ以外の
撮像装置からのおおまかな画像を同時に監視したり、出
力したりすることができなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像監視装置
は、撮像装置が撮像した監視領域の画像を連続的に記憶
する画像記憶装置と、該画像記憶装置が記憶した画像の
変化の程度を検出する変化抽出部と、該変化抽出部が検
出した画像の変化の程度に応じて画像のサンプリング間
隔を決定するサンプリング間隔制御部と、該サンプリン
グ間隔制御部が決定したサンプリング間隔に従って該画
像記憶装置から画像をサンプリングして出力するサンプ
リング部とを備えている。これにより、画像の変化の程
度に応じてサンプリング間隔を調整することができ、変
化が大きいときの画像を重点的により高い解像度で表示
するとともに、変化が小さい場合の画像も少ないデータ
量で監視することができる。したがって、高解像度によ
る長時間の監視を低コストで実現することが可能とな
る。
【0010】本発明の画像監視装置は、さらに、前記撮
像装置からの映像信号をディジタル画像に変換するA/
D変換手段を備えてもよく、前記画像記憶装置は該ディ
ジタル画像を循環的に記録してもよい。これにより、デ
ィジタルデータに変換された画像データを用いて、より
正確に、高速に画像変化の程度を検出することができ
る。
【0011】前記サンプリング間隔制御部は、前記変化
抽出部が検出した画像変化の程度が大きい場合にはサン
プリング間隔を短く設定し、小さい場合にはサンプリン
グ間隔を長く設定する。これにより、変化が大きくなる
につれて、出力画像により高い解像度を持たせることが
でき、少ないデータ量で高精度の監視が可能となる。
【0012】本発明の画像監視装置は、さらに、前記サ
ンプリング部が出力した画像を、例えば伝送路を介して
送信するためのデータ転送制御部と、該データ転送制御
部が送信データの出力容量を越える画像データを検出し
た場合、出力容量を越えた分の画像データを保存する記
憶装置と、送信しようとするデータ量が送信データの出
力容量を下回る場合、該記憶装置が記憶した画像データ
を送信しようとするデータに加えて出力する出力画像合
成部とを備えてもよい。これにより、伝送路等を介して
遠隔的に監視を行なう場合であっても、重要な画像デー
タについては多くのデータ量を送信し、あまり重要でな
い画像データに付いては少ない量のデータで通信を行な
うことができるので、伝送出力帯域に制限があったとし
ても、通信量を抑えて高速に高精度の監視を行なうこと
ができる。
【0013】本発明の画像監視装置は、さらに、前記出
力画像合成部が出力したデータを受信して画像に復元す
る画像復元部と、該画像復元部が復元した画像を記憶す
る受信画像記憶装置と、該受信画像記憶装置に記憶した
画像を本来の画像順序どおりに整列させて出力する画像
整列部とを備えてもよい。これにより、データ通信にお
ける帯域制限等のために時系列どおりに画像を伝送しな
かった場合であっても、正しい順序で画像を表示するこ
とが可能となる。この場合、前記出力画像合成部は画像
データとともに画像の順序を示す時間情報を送信し、前
記画像整列部は受信した該時間情報に基づいて画像を整
列させる。
【0014】本発明の画像監視装置は、さらに、第2撮
像装置によって撮像した監視領域の画像を連続的に記憶
する第2画像記憶装置と、該第2画像記憶装置に記憶し
た画像の変化の程度を検出する第2変化抽出部と、該第
2変化抽出部が検出した画像の変化の程度に応じて前記
サンプリング間隔制御部が決定したサンプリング間隔に
従って、該第2画像記憶装置から画像をサンプリングし
て出力する第2サンプリング部と、前記サンプリング部
と該第2サンプリング部が出力した画像を合成して1系
統の画像信号として出力する画像合成部とを備えてもよ
い。これにより、複数の撮像装置によってより広範囲に
監視を行なう場合であっても、重要な画像データを重点
的に出力することによって画像データ量を抑えることが
でき、広範囲にわたる高解像度による長時間の監視を低
コストで実現することが可能となる。
【0015】本発明による第2の画像監視装置は、撮像
装置によって撮像した監視領域の画像を連続的に記憶す
る画像記憶装置と、該画像記憶装置に記憶した画像の変
化の程度を検出する変化抽出部と、該変化抽出部が検出
した画像の変化の程度に応じて画像の解像度を決定する
画像解像度制御部と、該画像解像度制御部が決定した画
像解像度に従って該画像記憶装置が記憶する画像の解像
度を変換して出力する解像度変換部とを備えている。こ
れにより、画像の変化の程度に応じて解像度を調整する
ことができ、変化が大きいときの画像を重点的により高
い解像度で表示するとともに、変化が小さい場合の画像
も少ないデータ量で監視することができる。よって、高
解像度による長時間の監視を低コストで実現することが
可能となる。
【0016】第2の画像監視装置は、さらに、前記撮像
装置からの映像信号をディジタル画像に変換するA/D
変換手段とを備えていてもよく、前記画像記憶装置は該
ディジタル画像を循環的に記録してもよい。これによ
り、ディジタルデータに変換された画像データを用い
て、より正確に、高速に画像変化の程度を検出すること
ができる。
【0017】前記画像解像度制御部は、前記変化抽出部
が検出した画像変化の程度が大きい場合には画像解像度
を高く設定し、小さい場合には画像解像度を低く設定す
る。これにより、変化が大きくなるにつれて、出力画像
により高い解像度を持たせることができ、少ないデータ
量で高精度の監視が可能となる。
【0018】第2の画像監視装置は、さらに、前記解像
度変換部が出力した画像を、例えば伝送路を介して送信
するためのデータ転送制御部と、該データ転送制御部が
送信データの出力容量を越える画像データを検出した場
合、出力容量を越えた分の画像データを保存する記憶装
置と、送信しようとするデータ量が送信データの出力容
量を下回る場合、該記憶装置が記憶した画像データを送
信しようとするデータに加えて出力する出力画像合成部
とを備えてもよい。これにより、伝送路等を介して遠隔
的に監視を行なう場合であっても、重要な画像データに
ついては多くのデータ量を送信し、あまり重要でない画
像データに付いては少ない量のデータで通信を行なうこ
とができるので、伝送出力帯域に制限があったとして
も、通信量を抑えて高速に高精度の監視を行なうことが
できる。
【0019】第2の画像監視装置は、さらに、前記出力
画像合成部が出力したデータを受信して画像に復元する
画像復元部と、該画像復元部が復元した画像を記憶する
受信画像記憶装置と、該受信画像記憶装置に記憶した画
像を本来の画像順序どおりに整列させて出力する画像整
列部とを備えてもよい。これにより、データ通信におけ
る帯域制限等のために時系列どおりに画像を伝送しなか
った場合であっても、正しい順序で画像を表示すること
が可能となる。なおこの場合、前記出力画像合成部は画
像データとともに画像の順序を示す時間情報を送信し、
前記画像整列部は受信した該時間情報に基づいて画像を
整列させる。
【0020】第2の画像監視装置は、さらに、第2撮像
装置によって撮像した監視領域の画像を連続的に記憶す
る第2画像記憶装置と、該第2画像記憶装置に記憶した
画像の変化の程度を検出する第2変化抽出部と、該第2
変化抽出部が検出した画像の変化の程度に応じて前記画
像解像度制御部が決定した画像解像度に従って、該第2
画像記憶装置が記憶する画像の解像度を変換して出力す
る第2解像度変換部と、前記解像度変換部と該第2解像
度変換部が出力した画像を合成して1系統の画像信号と
して出力する画像合成部と、を備えてもよい。これによ
り、複数の撮像装置によってより広範囲に監視を行なう
場合であっても、重要な画像データを重点的に出力する
ことによって画像データ量を抑えることができ、広範囲
にわたる高解像度による長時間の監視を低コストで実現
することが可能となる。
【0021】本発明による画像監視方法は、撮像装置に
よって撮像した監視領域の画像を連続的に記憶するステ
ップと、記憶した画像の変化の程度を検出するステップ
と、検出した画像の変化の程度に応じて画像のサンプリ
ング間隔を決定するステップと、決定したサンプリング
間隔に従って記憶した画像をサンプリングして出力する
ステップと、を含んでいる。検出した画像変化の程度が
大きい場合にはサンプリング間隔は短く設定され、小さ
い場合にはサンプリング間隔は長く設定される。この方
法によれば、画像の変化の程度に応じてサンプリング間
隔を調整することができ、変化が大きいときの画像を重
点的により高い解像度で表示することができる。したが
って、高解像度による長時間の監視を低コストで実現す
ることが可能となる。
【0022】また、本発明による第2の画像監視方法
は、撮像装置によって撮像した監視領域の画像を連続的
に記憶するステップと、記憶した画像の変化の程度を検
出するステップと、検出した画像の変化の程度に応じて
画像の解像度を決定するステップと、記憶した画像を、
決定した解像度の画像に変換して出力するステップとを
含んでいる。検出した画像変化の程度が大きい場合には
高い解像度が設定され、小さい場合には低い解像度が設
定される。この方法によっても、変化が大きいときの画
像を重点的により高い解像度で表示することができ、高
解像度による長時間の監視を低コストで実現することが
可能となる。
【0023】本発明の画像監視方法および第2の画像監
視方法は、上記のステップに加えて、上述した本発明の
画像監視装置が実行する動作や手順を含んでいてもよ
い。これらの方法によれば、画像の変化の程度に応じて
画像のサンプリング間隔や解像度を調整することができ
る。したがって、変化が大きいときの画像を重点的によ
り高い解像度で出力表示するとともに、変化が小さい場
合の画像も少ないデータ量で監視することができ、高解
像度による長時間の監視を低コストで実現することが可
能となる。
【0024】上記の画像監視方法がコンピュータプログ
ラムによって実現された場合は、そのコンピュータプロ
グラムやそのコンピュータプログラムを格納する各種記
憶媒体も本発明の範囲に含まれるものとする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。図中、同じ機能を
持つ構成要素には同じ参照番号を付けている。
【0026】図1と2を用いて、本発明による画像監視
装置の第1実施形態について説明する。図1は、本発明
による画像監視装置の第1実施形態の構成を示してい
る。
【0027】第1実施形態の画像監視装置は、撮像装置
1と、A/D(アナログ−ディジタル)変換器2と、画
像記憶装置3と、変化抽出部4と、サンプリング間隔制
御部5と、サンプリング部6とを備えている。撮像装置
1が撮像した監視領域の画像はA/D変換器2によって
ディジタル化され、画像記憶装置3にサイクリック(循
環的)に記録され続ける。この画像記憶装置3はバッフ
ァで構成されるが、ハードディスクやその他磁気的ある
いは光学的記録装置で構成されてもよい。変化抽出部4
は画像記憶装置3に記憶した画像を処理し、画像上の変
化の程度を順番に段階的に検出してその結果をサンプリ
ング間隔制御部5に送る。この変化の程度は、例えば、
ディジタル化され時間的に前後する画像データのうち、
何画素の濃度値が変化したか等の判断によって検出され
る。
【0028】サンプリング間隔制御部5は、変化抽出部
4が検出した画像変化の程度に応じて画像記憶装置3に
対する画像サンプリング間隔を決定する。このときサン
プリング間隔制御部5は、画像上の変化が認められない
時間あるいは時間帯に対しては最も長いサンプリング間
隔を設定し、変化の程度が最も激しいときには最も短い
サンプリング間隔を設定する。画像変化の程度がこの間
にある時は、その変化の程度に応じて段階的に設定され
たサンプリング間隔が選択される。
【0029】サンプリング部6は、サンプリング間隔制
御部5が決定したサンプリング間隔に従って画像記憶装
置3が記憶する時系列画像をサンプリングして、出力画
像10として出力する。この出力画像10はそのまま表
示装置に出力されるか、あるいは画像監視装置に含まれ
るハードディスクやその他の記録装置に一旦記録された
後、表示に用いられる。
【0030】図2は、第1実施形態における、画像変化
の程度の時間的推移にともなうサンプリング間隔の変化
を表している。図2の中の(a)は変化抽出部4によっ
て検出された画像変化の時間的推移を表しており、
(b)はサンプリング間隔制御部5が設定したサンプリ
ング間隔に応じてサンプリング部6がサンプリングを行
なう時刻(サンプリング時刻:縦線)を表している。
【0031】図2からわかるように、サンプリング時刻
は画像の変化の程度に応じて設定され、変化が全くない
か非常に小さい場合には最大サンプリング間隔τmaxが
選択されて、粗い間隔でサンプリングが行われる。ま
た、画像の変化がだんだん大きくなると徐々にサンプリ
ング間隔τは短くなっていき(τmax>τ>τmin)、変
化量が所定の閾値を超えると最小サンプリング間隔τmi
nが選択されて、変化の様子が詳細に出力される。その
後、画像の変化が小さくなるにつれてサンプリング間隔
τは長く設定されていく(τmin<τ>τmax)。
【0032】次に、図3〜6を用いて、本発明による画
像監視装置の第2実施形態について説明する。第2実施
形態の画像監視装置は、送信側でサンプリングした画像
データを伝送路を介して受信側へと送り、受信側で画像
データを復元して監視を行なうものである。
【0033】図3は、本発明による画像監視装置の第2
実施形態における送信側の構成を示している。この受信
側の装置は、第1実施形態の構成に加えて、データ転送
制御部7と、出力画像合成部9と、画像記憶装置3’と
を備えている。画像記憶装置3は一次時バッファによっ
て、また、画像記憶装置3’は二次バッファによって別
々に構成されるが、これらの画像記憶装置は他の種類の
記憶装置によって構成されてもよく、また同じ装置とし
て構成されてもよい。
【0034】データ転送制御部7は、サンプリング部6
から出力された画像データの量を出力帯域上限8(出力
帯域によって決まるデータ転送量の上限:出力容量)と
比較し、画像データ量が出力帯域上限8よりも少なけれ
ば、画像データを出力画像合成部9へと出力する。送信
データの出力容量を越える画像データをデータ転送制御
部7が検出した場合、出力容量を越えた分の画像データ
は画像記憶装置3’に保存される。データ転送制御部7
は、その後送信しようとするデータ量が出力容量を下回
ったときに、画像記憶装置3’が記憶した画像データを
読み出して出力画像合成部9へと送る。出力画像合成部
9は、この一旦蓄積された画像データを出力容量を下回
る画像データに加えて送信データとして出力する。画像
記憶装置3’が画像データを蓄積していない場合は、出
力画像合成部9はデータ転送制御部7から送られてきた
データをそのまま出力する。出力画像合成部9が出力す
る送信データは、伝送路(無線でも可)を介して受信側
へと送られる。なお、出力画像合成部9から送信される
画像データには、各画像に対応させて、画像の順序を識
別するための時間情報とサンプリング時の画像の変化の
程度を表すデータが付加される。
【0035】図4は、第2実施形態の送信側における、
画像変化の程度の時間的推移にともなうサンプリング間
隔の変化、および出力データ量の変化を表している。図
4の中の(a)と(b)はそれぞれ図2の(a)と
(b)に対応するものであり(よって、詳しい説明は省
略する)、(c)は出力画像合成部9から出力されるデ
ータを表している。
【0036】図4からわかるように、画像の変化が大き
く、短いサンプリング間隔でサンプリングされたことに
より画像データが出力上限量を超えた場合、超過した分
のデータはリアルタイムでは出力されず、その時点では
出力上限量分のデータだけが出力される。超過したデー
タは一時的に一次画像記憶装置3’に蓄積され、その後
画像の変化量が減少した時に、出力帯域の残りの部分を
用いて、その時点でリアルタイムに出力されるデータに
上乗せされて伝送される。このようにして伝送されるデ
ータの画像は必ずしも時系列に従って伝送されるわけで
はないので、時間情報およびその時刻の画像の変化の程
度を表すデータが画像データに加えられて送信され、そ
れを用いて画像は受信側で時系列に並べ替えられる。
【0037】図5は、第2実施形態における受信側の構
成を示している。図5に示すように、受信側の装置は、
画像復元部21と、画像整列タイミング制御部22と、
画像記憶装置23と、画像整列部24とを備えている。
【0038】画像復元部21は、送信側から伝送路を介
して受信した受信データ20を各画像毎のデータに復元
する。復元された画像は画像記憶装置(バッファ)23
に記憶される。このとき、画像の時間順序は必ずしも常
に時系列に正しく並んでいるわけではないが、とりあえ
ず画像記憶装置23には受信順に画像データが蓄積され
る。その後、未到着データが無くなるか途切れた時点
で、画像整列タイミング制御部22は、受け取った各画
像の時間情報と画像変化の程度を表すデータを用いて画
像を時系列に整列させる命令を画像整列部24へと送
る。これを受けて画像整列部24は、画像記憶装置23
が蓄積する画像データを正しい順序に並べ替えて画像デ
ータ10として出力する。
【0039】図6は、第2実施形態の受信側における、
受信画像データ量の変化と再生される画像データの関係
を表している。図6の(a)は画像復元部21が受信し
た画像データの量の変化を表しており、(b)は画像整
列部24によって時系列順に並べ替えられた画像データ
を表している。
【0040】図6が示すように、受信して復元されたデ
ータは、各時刻においてすべて送信帯域内に収まってい
るが、この中には送信時に一次蓄積されて遅れて送信さ
れたデータ(データA)も存在する。このようなデータ
は画像整列部24によって正しい位置に並べられて、正
しく時系列どおりに配列された画像データが出力され
る。
【0041】次に、図7と8を用いて本発明による画像
監視装置の第3実施形態について説明する。図7は、本
発明による画像監視装置の第3実施形態の構成を示して
いる。
【0042】第3実施形態の画像監視装置は、第1実施
形態の装置に加えて、さらに、第2〜第nの撮像装置1
−2〜1−nと、第2〜第nのA/D変換器2−2〜2
−nと、第2〜第nの画像記憶装置3−2〜3−nと、
第2〜第nの変化抽出部4−2〜4−nと、第2〜第n
のサンプリング部6−2〜6−nと、画像合成部26と
を備えている。この実施形態では、撮像装置1とA/D
変換器2と画像記憶装置3と変化抽出部4とによって第
1の撮像系が構成され、撮像装置1−2とA/D変換器
2−2と画像記憶装置3−2と変化抽出部4−2とによ
って第2の撮像系が構成され、撮像装置1−nとA/D
変換器2−nと画像記憶装置3−nと変化抽出部4−n
とによって第nの撮像系が構成される。
【0043】このように、第3の実施形態の画像監視装
置は、1〜nまでの複数の撮像系を含むものであり、そ
れぞれの撮像系で入力され記憶された画像は、各撮像系
に対応するサンプリング部6〜6−nによってサンプリ
ングされ、画像合成部26によって一系統の信号に合成
される。第2〜第n系統における撮像装置1−2〜1−
n、A/D変換器2−2〜2−n、画像記憶装置3−2
〜3−n、変化抽出部4−2〜4−n、およびサンプリ
ング部6−2〜6−nの機能は、それぞれ第1実施形態
で説明した撮像装置1、A/D変換器2、画像記憶装置
3、変化抽出部4、サンプリング部6の機能と同じであ
るので、具体的説明は省略する。なお、第3実施形態の
サンプリング間隔制御部5は、各系統の変化抽出部4〜
4−nによって検出された画像変化の程度に応じて各系
統毎にサンプリング間隔を決定し、対応するサンプリン
グ部6〜6−nに通知する。
【0044】図8は、第3実施形態による出力画像の生
成方法を表している。図8の(a)、(b)、(c)
は、それぞれ第1撮像系、第2撮像系、第n撮像系にお
ける画像変化の程度とサンプリング間隔の関係を表して
おり、(d)は第1〜第n撮像系によってサンプリング
された画像(第1〜第3段)と、画像合成部26によっ
てそれらの画像を合成した結果得られる出力画像(最下
段)を表している。
【0045】図8が示す例では、まず第3撮像系におけ
る画像の変化が大きく、次に第1撮像系における画像の
変化が大きくなり、その次に第2撮像系において画像の
変化が大きくなる。変化抽出部4〜4−nが捕らえたこ
れらの画像変化に応じて、サンプリング間隔制御部5
は、各撮像系毎に、画像変化が大きい時にサンプリング
間隔が短くなるようにサンプリング間隔を設定する。そ
して、設定されたサンプリング間隔に応じて、サンプリ
ング部6〜6−nはそれぞれの系統の画像記憶装置3〜
3−nに蓄積された画像をサンプリングし、サンプリン
グされた画像は図8の(d)に示すように、画像合成部
26によって1つの系統の出力画像10に置き換えられ
る。
【0046】この出力画像においては、最初の時間帯
(T1<t<T2)では第3系統の画像が高濃度でサン
プリングされており、第1および第2系統の画像はわず
かしか含まれない。次の時間帯(T2<t<T3)では
第1系統の画像が高濃度でサンプリングされ、その間に
第2および第n撮像系の画像がわずかに含まれる。その
次の時間帯(T3<t<T4)では第2系統の画像が高
濃度でサンプリングされ、その間に第1および第n撮像
系の画像がわずかに含まれる。このように、この画像作
成方法によれば、複数の撮像系の画像を、それぞれの変
化の大きい部分をもらすことなく1つの出力画像にまと
めることができる。なお、複数の撮像系間で画像変化の
大きい時間が重なる場合は、画像変化の少ない時間帯に
一部の画像を移したり、あるいは一定量の画像を差し引
いて出力するような処理を行なうことも可能である。
【0047】次に、図9と10を用いて、本発明による
画像監視装置の第4実施形態について説明する。図9
は、本発明による画像監視装置の第4実施形態の構成を
示している。
【0048】第4実施形態の画像監視装置は、撮像装置
1と、A/D変換器2と、画像記憶装置3と、変化抽出
部4と、解像度制御部35と、解像度変換部36とを備
えている。撮像装置1が撮像した監視領域の画像はA/
D変換器2によってディジタル化され、画像記憶装置3
にサイクリック(循環的)に記録されつづける。変化抽
出部4は画像記憶装置3に記憶した画像の変化の程度を
順番に段階的に検出し、その結果を解像度制御部35に
送る。この変化の程度は、例えば、ディジタル化され時
間的に前後する画像データのなかで何画素の濃度値が変
化したかによって検出される。
【0049】解像度制御部35は、変化抽出部4が検出
した画像変化の程度に応じて画像の解像度を決定する。
このとき解像度制御部35は、画像上の変化が認められ
ない時間帯に対しては最も低い解像度を設定し、変化の
程度が最も激しいときには最も高い解像度を設定する。
画像変化の程度がこの間にある時は、その変化の程度に
応じて段階的に設定された解像度が選択される。
【0050】解像度変換部36は、解像度制御部35が
決定した解像度に従って、画像記憶装置3から読み出し
た画像の解像度を変換し、出力画像10として出力す
る。この出力画像10はそのまま表示装置に出力される
か、あるいは画像監視装置に含まれるハードディスクや
その他の記録装置に一旦記録された後、表示に用いられ
る。なお、解像度の変換方法としては、画像をサブサン
プリングする方法やモザイク化する方法などが適用され
る。
【0051】図10は、第4実施形態における、画像変
化の程度と設定される解像度との関係を表している。図
10の中の(a)は変化抽出部4によって検出された画
像変化の時間的推移を表しており、(b)は解像度制御
部35が設定した解像度の変化を表している。
【0052】図10からわかるように、解像度は画像の
変化の程度に応じて設定され、変化が全くないか非常に
小さい場合には最低の解像度が選択され、その画像は少
ないデータ量で表現される。また、画像の変化がだんだ
ん大きくなると徐々に解像度は高くなっていき、変化量
が所定の閾値を超えると最高解像度が選択されて、その
画像は高いデータ量を用いて表現され、変化の様子が詳
細に表される。その後、画像の変化が小さくなるにつれ
て解像度は低く設定されていく。
【0053】次に、図11〜14を用いて、本発明によ
る画像監視装置の第5実施形態について説明する。第5
実施形態の画像監視装置は、送信側で解像度を調節した
画像データを伝送路を介して受信側へと送り、受信側で
画像データを復元して監視を行なうものである。
【0054】図11は、本発明による画像監視装置の第
5実施形態における送信側の構成を示している。この受
信側の装置は、第4実施形態の構成に加えて、データ転
送制御部7と、出力画像合成部9と、画像記憶装置3’
とを備えている。画像記憶装置3は一次時バッファによ
って、画像記憶装置3’は二次バッファによって別々に
構成されるが、これらの画像記憶装置は他の種類の記憶
装置によって構成されてもよく、また同じ装置として構
成されてもよい。
【0055】データ転送制御部7は、解像度変換部36
から出力された画像データの量を出力帯域上限(出力帯
域によって決まるデータ転送量の上限:出力容量)と比
較し、画像データ量が出力帯域上限よりも少なければ、
画像データを出力画像合成部9へと出力する。送信デー
タの出力容量を越える画像データをデータ転送制御部7
が検出した場合、出力容量を越えた分の画像データは画
像記憶装置3’に保存される。データ転送制御部7は、
送信しようとするデータ量がその後出力容量を下回った
ときに、画像記憶装置3’が記憶した画像データを読み
出して出力画像合成部9へと送る。出力画像合成部9
は、この一旦蓄積された画像データを出力容量を下回る
画像データに加えて送信データ11として伝送路へと出
力する。画像記憶装置3’が画像データを蓄積していな
い場合は、出力画像合成部9はデータ転送制御部7から
送られてきたデータをそのまま出力する。出力画像合成
部9が出力する送信データは、伝送路(無線でも可)を
介して受信側へと送られる。なお、出力画像合成部9か
ら送信される画像データには、各画像に対応させて、画
像の順序を識別するための時間情報やその画像の解像度
を表すデータ等が付加される。
【0056】図12は、第5実施形態の送信側におけ
る、画像変化の程度と出力されるデータの解像度との関
係を表している。図12の中の(a)は図10の(a)
に対応するものであり(よって、詳しい説明は省略す
る)、(b)は出力画像合成部9による画像合成を表し
ている。
【0057】図12からわかるように、画像の変化が大
きく、高い解像度で表されたことにより画像データが出
力上限量を超えた場合、超過した分のデータはリアルタ
イムでは出力されず、出力上限量分のデータだけが出力
される。超過したデータは一時的に一次画像記憶装置
3’に蓄積され、その後画像の変化量が減少した時に、
出力帯域の残りの部分を用いて、その時点でリアルタイ
ムに出力されるデータに上乗せされて伝送される。この
ようにして伝送されるデータの画像は必ずしも時系列に
従って伝送されるわけではないので、受信側で時系列に
並べ替えられるように、時間情報を表すデータが画像デ
ータに加えられて送信される。
【0058】図13は、第5実施形態における受信側の
構成を示している。図13に示すように、受信側の装置
は、画像復元部21と、画像整列タイミング制御部22
と、画像記憶装置23と、画像整列部24とを備えてい
る。画像復元部21は、送信側から伝送路を介して受信
した受信データ20を各画像毎のデータに復元する。復
元された画像は画像記憶装置(バッファ)23に記憶さ
れる。このとき、画像の時間順序は必ずしも常に時系列
に正しく並んでいるわけではないが、とりあえず画像記
憶装置23には受信順に画像データが蓄積される。その
後、未到着データが無くなるか途切れた時点で、画像整
列タイミング制御部22は、受け取った各画像の時間情
報を表すデータを用いて画像を時系列に整列させる命令
を画像整列部24へと送る。これを受けて画像整列部2
4は、画像記憶装置23が蓄積する画像データを正しい
順序に並べ替えて、画像データ10として出力する。
【0059】図14は、第5実施形態の受信側におけ
る、受信画像データ量と再生画像データの解像度との関
係を表している。図14の(a)は画像復元部21が受
信した画像データの量の変化を表しており、(b)は画
像整列部24によって時系列順に並べ替えられた画像デ
ータを表している。
【0060】図14が示すように、受信して復元された
データは、各時刻においてすべて送信帯域内に収まって
いるが、この中には送信時に一次蓄積されて遅れて送信
されたデータ(データA)も存在する。このようなデー
タは画像整列部24によって正しい位置に並べられて、
正しく時系列どおりに配列された画像データが出力され
る。
【0061】次に、図15と16を用いて本発明による
画像監視装置の第6実施形態について説明する。図15
は、本発明による画像監視装置の第6実施形態の構成を
示している。
【0062】第6実施形態の画像監視装置は、第4実施
形態の装置に加えて、さらに、第2〜第nの撮像装置1
−2〜1−nと、第2〜第nのA/D変換器2−2〜2
−nと、第2〜第nの画像記憶装置3−2〜3−nと、
第2〜第nの変化抽出部4−2〜4−nと、第2〜第n
の解像度変換部36−2〜36−nと、画像合成部46
とを備えている。この実施形態では、撮像装置1とA/
D変換器2と画像記憶装置3と変化抽出部4とによって
第1の撮像系が構成され、撮像装置1−2とA/D変換
器2−2と画像記憶装置3−2と変化抽出部4−2とに
よって第2の撮像系が構成され、撮像装置1−nとA/
D変換器2−nと画像記憶装置3−nと変化抽出部4−
nとによって第nの撮像系が構成される。
【0063】このように、第6実施形態の画像監視装置
は、1〜nまでの複数の撮像系を含むものであり、それ
ぞれの撮像系で入力され記憶された画像は、各撮像系に
対応する解像度変換部36〜36−nによって解像度が
変換され、画像合成部46によって一系統の信号に合成
される。第2〜第n系統における撮像装置1−2〜1−
n、A/D変換器2−2〜2−n、画像記憶装置3−2
〜3−n、変化抽出部4−2〜4−n、およびサンプリ
ング部6−2〜6−nの機能は、それぞれ第4実施形態
の撮像装置1、A/D変換器2、画像記憶装置3、変化
抽出部4、サンプリング部6の機能と同じであるので、
具体的説明は省略する。なお、第6実施形態の解像度制
御部35は、各系統の変化抽出部4〜4−nによって検
出された画像変化の程度に応じて、各系統毎に画像の解
像度を決定し、対応する解像度変換部36〜36−nに
通知する。
【0064】図16は、第6実施形態による出力画像の
生成方法を表している。図16の(a)、(b)、
(c)は、それぞれ第1撮像系、第2撮像系、第n撮像
系における画像変化の程度と解像度の関係を表してお
り、(d)は第1〜第n撮像系によってサンプリングさ
れた画像(第1〜第3段)と、画像合成部46によって
それらの画像を合成した結果得られる出力画像(最下
段)を表している。
【0065】図16が示す例では、まず第3撮像系にお
ける画像の変化が大きく、次に第1撮像系における画像
の変化が大きくなり、その次に第2撮像系において画像
の変化が大きくなる。変化抽出部4〜4−nが捕らえた
これらの画像変化に応じて、解像度制御部35は、各撮
像系毎に、画像変化が大きい時に解像度が高くなるよう
に各画像の解像度を設定する。そして、設定された解像
度に応じて、解像度変換部36〜36−nはそれぞれの
系統の画像記憶装置3〜3−nから読み出した画像の解
像度を変換し、変換された画像は、図8の(d)に示す
ように、画像合成部46によって1つの系統の出力画像
10に置き換えられる。
【0066】この出力画像においては、最初の時間帯
(T1<t<T2)では第3系統の画像の解像度は高く
設定されており、第1および第2系統の画像の解像度は
低く設定される。次の時間帯(T2<t<T3)では第
1系統の画像の解像度が高く、第2および第n撮像系の
画像の解像度は低く設定される。その次の時間帯(T3
<t<T4)では第2系統の画像が高解像度で出力さ
れ、第1および第n撮像系の画像の解像度は低い。画像
合成部46による画像合成においては、図16の(d)
の最下段に示すように、高解像度の画像を表示した上
で、その片隅に低定解像度の画像を小さく表示するよう
な画像合成方法が用いられる。なお、複数の画像を、そ
れらの解像度に応じた大きさに表示画面を分割して同時
に表示してもよい。
【0067】図17は、本発明による実施形態を実現す
るコンピュータ装置を表している。上記した実施形態に
よる画像監視装置の機能をコンピュータプログラムによ
って実行した場合、そのコンピュータプログラムは記憶
媒体に格納された上で、図17に示すようなコンピュー
タによって実行される。このコンピュータシステムは、
コンピュータ本体50と、表示装置60と、キーボード
及びマウスからなる入力装置70を備えており、コンピ
ュータ本体50は、プロセッサ51と記憶装置52と記
憶媒体のドライバ53を備えている。
【0068】プロセッサ50は、コンピュータプログラ
ムに従って本発明の方法を実行し、記憶装置52はその
コンピュータプログラムやプログラムの実行に必要なデ
ータを保持する。ドライバ53は外部記憶媒体に格納さ
れたプログラムやデータをプロセッサ51や記憶装置5
2に導入するためのものであり、本発明の方法がプログ
ラムとして外部記憶媒体に記憶された場合は、このドラ
イバ53を介してそのプログラムが読み込まれて実行さ
れる。なお、入力装置70は、ユーザがプログラムの実
行に必要な入力を行なうために用いられる。
【0069】本発明の方法を実行するプログラムが外部
記憶媒体に格納される場合、それはCDROM等の光記
憶媒体、フロッピィーディスク等の磁気記憶媒体、ある
いはMD等の光−磁気記憶媒体で実現されうる。また本
発明を実現するプログラムは、ハードディスク、RO
M、RAM等の内部記憶媒体としても実現されうる。本
発明の方法を実現するプログラムを格納する外部記憶媒
体や内部記憶媒体も本発明の範囲に含まれるものとす
る。
【0070】第1実施形態の画像監視装置を図17のコ
ンピュータ装置で実現する場合は、撮像装置1がコンピ
ュータ本体50に接続され、A/D変換器2は撮像装置
1の出力側あるいはコンピュータ本体50の内部に設置
される。また、画像記憶装置3は記憶装置52あるいは
内部に別に設置されるバッファに対応し、変化抽出部4
とサンプリング間隔制御部5とサンプリング部6はコン
ピュータプログラムによって実現される。なお、出力画
像10は表示装置60に表示されるか、他の専用のディ
スプレイに表示される。
【0071】第2実施形態の送信部と受信部もそれぞれ
図17のようなコンピュータ装置で実現されうる。図3
に示した送信部を図17のコンピュータ装置で実現する
場合は、撮像装置1がコンピュータ本体50に接続さ
れ、A/D変換器2は撮像装置1の出力側あるいはコン
ピュータ本体50の内部に設置される。また、画像記憶
装置3は記憶装置52あるいは内部に別に設置されるバ
ッファに対応し、変化抽出部4とサンプリング間隔制御
部5とサンプリング部6とデータ転送制御部7と出力画
像合成部9はコンピュータプログラムによって実現され
る。なお、画像記憶装置3’はコンピュータのバッファ
として実現されるか、あるいは記憶装置52で兼用され
てもよい。送信データ11は、コンピュータ本体50に
接続される電話回線や専用伝送路によって受信部へと送
られる。
【0072】図5に示した受信部を図17のコンピュー
タ装置で実現する場合は、画像復元部21と画像整列タ
イミング制御部22と画像整列部24はコンピュータプ
ログラムによって実現される。画像記憶装置23はコン
ピュータのバッファとして実現されるか、あるいは記憶
装置52で兼用されてもよい。画像データ10は表示装
置60に表示されるか、他の専用のディスプレイに表示
される。
【0073】第3実施形態の画像監視装置を図17のコ
ンピュータ装置を用いて実現する場合は、撮像装置1〜
1−nがコンピュータ本体50に接続され、A/D変換
器2〜2−nは撮像装置1〜1−nの出力側あるいはコ
ンピュータ本体50の内部に設置される。また、画像記
憶装置3〜3−nは記憶装置52あるいは内部に別に設
置されるバッファに対応し、変化抽出部4〜4−nとサ
ンプリング間隔制御部5とサンプリング部6〜6−nと
画像合成部26はコンピュータプログラムによって実現
される。出力画像10は表示装置60に表示されるか、
他の専用のディスプレイに表示される。なお、各撮像系
毎にコンピュータ装置を適用してもよい。
【0074】第4実施形態の画像監視装置を図17のコ
ンピュータ装置で実現する場合は、撮像装置1がコンピ
ュータ本体50に接続され、A/D変換器2は撮像装置
1の出力側あるいはコンピュータ本体50の内部に設置
される。また、画像記憶装置3は記憶装置52あるいは
内部に別に設置されるバッファに対応し、変化抽出部4
と解像度制御部35と解像度変換部36はコンピュータ
プログラムによって実現される。出力画像10は表示装
置60に表示されるか、他の専用のディスプレイに表示
される。
【0075】第5実施形態の送信部と受信部もそれぞれ
図17のようなコンピュータ装置で実現されうる。図1
1に示した送信部を図17のコンピュータ装置で実現す
る場合は、撮像装置1がコンピュータ本体50に接続さ
れ、A/D変換器2は撮像装置1の出力側あるいはコン
ピュータ本体50の内部に設置される。また、画像記憶
装置3は記憶装置52あるいは内部に別に設置されるバ
ッファに対応し、変化抽出部4と解像度制御部35と解
像度変換部36とデータ転送制御部7と出力画像合成部
9はコンピュータプログラムによって実現される。な
お、画像記憶装置3’はコンピュータのバッファとして
実現されるか、あるいは記憶装置52で兼用されてもよ
い。送信データ11は、コンピュータ本体50に接続さ
れる電話回線や専用伝送路によって受信部へと送られ
る。
【0076】図13に示した受信部を図17のコンピュ
ータ装置で実現する場合は、画像復元部21と画像整列
タイミング制御部22と画像整列部24はコンピュータ
プログラムによって実現される。画像記憶装置23はコ
ンピュータのバッファとして実現されるか、あるいは記
憶装置52で兼用されてもよい。画像データ10は表示
装置60に表示されるか、他の専用のディスプレイに表
示される。
【0077】第6実施形態の画像監視装置を図17のコ
ンピュータ装置を用いて実現する場合は、撮像装置1〜
1−nがコンピュータ本体50に接続され、A/D変換
器2〜2−nは撮像装置1〜1−nの出力側あるいはコ
ンピュータ本体50の内部に設置される。また、画像記
憶装置3〜3−nは記憶装置52あるいは内部に別に設
置されるバッファに対応し、変化抽出部4〜4−nと解
像度制御部35と解像度変換部36〜36−nと画像合
成部46はコンピュータプログラムによって実現され
る。出力画像10は表示装置60に表示されるか、他の
専用のディスプレイに表示される。なお、各撮像系毎に
コンピュータ装置を適用してもよい。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、監視画像の変化の程度
に応じて画像のサンプリング間隔を調整したり画像の解
像度を調節したりすることができ、変化が大きいときの
画像を重点的により高い解像度で表示するとともに、変
化が小さい場合の画像も少ないデータ量で監視すること
ができる。したがって、高解像度による長時間の監視を
低コストで実現することが可能となる。
【0079】また、伝送路を介して遠隔的に監視を行な
う場合であっても、重要な画像データについては多くの
データ量を送信し、あまり重要でない画像データに付い
ては少ない量のデータで通信を行なうことができるの
で、伝送出力帯域に制限があったとしても、通信量を抑
えて高速に高精度の監視を行なうことができる。
【0080】また、複数の撮像装置によってより広範囲
に監視を行なう場合であっても、重要な画像データを重
点的に出力することによって画像データ量を抑えること
ができ、広範囲にわたる高解像度による長時間の監視を
低コストで実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像監視装置の第1実施形態を示
す構成図である。
【図2】第1実施形態における、画像変化の程度の時間
的推移にともなうサンプリング間隔の変化を表す図であ
る。
【図3】本発明による画像監視装置の第2実施形態にお
ける送信側の構成を示す図である。
【図4】第2実施形態の送信側における、画像変化の程
度の時間的推移にともなうサンプリング間隔の変化、お
よび出力データ量の変化を表す図である。
【図5】第2実施形態における受信側の構成を示す図で
ある。
【図6】第2実施形態の受信側における、受信画像デー
タ量の変化と再生される画像データの関係を表す図であ
る。
【図7】本発明による画像監視装置の第3実施形態を示
す構成図である。
【図8】第3実施形態による出力画像の生成方法を表す
図である。
【図9】本発明による画像監視装置の第4実施形態を示
す構成図である。
【図10】第4実施形態における、画像変化の程度と設
定される解像度との関係を表す図である。
【図11】本発明による画像監視装置の第5実施形態に
おける送信側の構成を示す図である。
【図12】第5実施形態の送信側における、画像変化の
程度と出力される画像の解像度との関係を表す図であ
る。
【図13】第5実施形態における受信側の構成を示す図
である。
【図14】第5実施形態の受信側における、受信画像デ
ータ量と再生画像データの解像度との関係を表す図であ
る。
【図15】本発明による画像監視装置の第6実施形態を
示す構成図である。
【図16】第6実施形態による出力画像の生成方法を表
す図である。
【図17】本発明による実施形態の実現に用いられるコ
ンピュータ装置を表す図である。
【符号の説明】
1 撮像装置 2 A/D変換器 3 画像記憶装置 4 変化抽出部 5 サンプリング間隔制御部 6 サンプリング部 7 データ転送制御部 8 出力帯域上限 9 出力画像合成部 10 出力画像 11 送信データ 20 受信データ 21 画像復元部 22 画像整列タイミング制御部 23 画像記憶装置 24 画像整列部 26 画像合成部 35 解像度制御部 36 解像度変換部 46 画像合成部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を利用して監視を行なう画像監視装
    置であって、 撮像手段によって撮像した監視領域の画像を連続的に記
    憶する画像記憶手段と、 該画像記憶手段に記憶した画像の変化の程度を検出する
    変化抽出手段と、 該変化抽出手段が検出した画像の変化の程度に応じて画
    像のサンプリング間隔を決定するサンプリング間隔制御
    手段と、 該サンプリング間隔制御手段が決定したサンプリング間
    隔に従って該画像記憶手段から画像をサンプリングして
    出力するサンプリング手段と、 を備えた画像監視装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記撮像手段からの映像信号を
    ディジタル画像に変換するA/D変換手段を備えてお
    り、 前記画像記憶手段は該ディジタル画像を循環的に記録す
    る、請求項1に記載の画像監視装置。
  3. 【請求項3】 前記サンプリング間隔制御手段は、前記
    変化抽出手段が検出した画像変化の程度が大きい場合に
    はサンプリング間隔を短く設定し、小さい場合にはサン
    プリング間隔を長く設定する、請求項1に記載の画像監
    視装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記サンプリング手段が出力し
    た画像を送信するためのデータ転送制御手段と、 該データ転送制御手段が送信データの出力容量を越える
    画像データを検出した場合、出力容量を越えた分の画像
    データを保存する記憶手段と、 送信しようとするデータ量が送信データの出力容量を下
    回る場合、該記憶手段が記憶した画像データを送信しよ
    うとするデータに加えて出力する出力画像合成手段とを
    備える、請求項1に記載の画像監視装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記出力画像合成手段が出力し
    たデータを受信して画像に復元する画像復元手段と、 該画像復元手段が復元した画像を記憶する受信画像記憶
    手段と、 該受信画像記憶手段に記憶した画像を本来の画像順序ど
    おりに整列させて出力する画像整列手段と、を備えた請
    求項4に記載の画像監視装置。
  6. 【請求項6】 前記出力画像合成部は画像データととも
    に画像の順序を示す時間情報を送信し、前記画像整列手
    段は受信した該時間情報に基づいて画像を整列させる、
    請求項5に記載の画像監視装置。
  7. 【請求項7】 さらに、第2撮像手段によって撮像した
    監視領域の画像を連続的に記憶する第2画像記憶手段
    と、 該第2画像記憶手段に記憶した画像の変化の程度を検出
    する第2変化抽出手段と、 該第2変化抽出手段が検出した画像の変化の程度に応じ
    て前記サンプリング間隔制御手段が決定したサンプリン
    グ間隔に従って、該第2画像記憶手段から画像をサンプ
    リングして出力する第2サンプリング手段と、 前記サンプリング手段と該第2サンプリング手段が出力
    した画像を合成して、1系統の画像信号として出力する
    画像合成手段と、 を備えた請求項1に記載の画像監視装置。
  8. 【請求項8】 画像を利用して監視を行なう画像監視装
    置であって、 撮像手段によって撮像した監視領域の画像を連続的に記
    憶する画像記憶手段と、 該画像記憶手段に記憶した画像の変化の程度を検出する
    変化抽出手段と、 該変化抽出手段が検出した画像の変化の程度に応じて画
    像の解像度を決定する画像解像度制御手段と、 該画像解像度制御手段が決定した画像解像度に従って該
    画像記憶手段から読み出した画像の解像度を変換して出
    力する解像度変換手段と、 を備えた画像監視装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記撮像手段からの映像信号を
    ディジタル画像に変換するA/D変換手段を備えてお
    り、 前記画像記憶手段は該ディジタル画像を循環的に記録す
    る、請求項8に記載の画像監視装置。
  10. 【請求項10】 前記画像解像度制御手段は、前記変化
    抽出手段が検出した画像変化の程度が大きい場合には画
    像解像度を高く設定し、小さい場合には画像解像度を低
    く設定する、請求項8に記載の画像監視装置。
  11. 【請求項11】 さらに、前記解像度変換手段が出力し
    た画像を送信するためのデータ転送制御手段と、 該データ転送制御手段が送信データの出力容量を越える
    画像データを検出した場合、出力容量を越えた分の画像
    データを保存する記憶手段と、 送信しようとするデータ量が送信データの出力容量を下
    回る場合、該記憶手段が記憶した画像データを送信しよ
    うとするデータに加えて出力する出力画像合成手段とを
    備える、請求項8に記載の画像監視装置。
  12. 【請求項12】 さらに、前記出力画像合成手段が出力
    したデータを受信して画像に復元する画像復元手段と、 該画像復元手段が復元した画像を記憶する受信画像記憶
    手段と、 該受信画像記憶手段に記憶した画像を本来の画像順序ど
    おりに整列させて出力する画像整列手段と、を備えた請
    求項11に記載の画像監視装置。
  13. 【請求項13】 前記出力画像合成部は画像データとと
    もに画像の順序を示す時間情報を送信し、前記画像整列
    手段は受信した該時間情報に基づいて画像を整列させ
    る、請求項12に記載の画像監視装置。
  14. 【請求項14】 さらに、第2撮像手段によって撮像し
    た監視領域の画像を連続的に記憶する第2画像記憶手段
    と、 該第2画像記憶手段に記憶した画像の変化の程度を検出
    する第2変化抽出手段と、 該第2変化抽出手段が検出した画像の変化の程度に応じ
    て前記画像解像度制御手段が決定した画像解像度に従っ
    て、該第2画像記憶手段が記憶する画像の解像度を変換
    して出力する第2解像度変換手段と、 前記解像度変換手段と該第2解像度変換手段が出力した
    画像を合成して、1系統の画像信号として出力する画像
    合成手段と、 を備えた請求項8に記載の画像監視装置。
  15. 【請求項15】 画像を利用して監視を行なう画像監視
    方法であって、 撮像手段によって撮像した監視領域の画像を連続的に記
    憶するステップと、 記憶した画像の変化の程度を検出するステップと、 検出した画像の変化の程度に応じて画像のサンプリング
    間隔を決定するステップと、 決定したサンプリング間隔に従って記憶した画像をサン
    プリングして出力するステップと、 を含む画像監視方法。
  16. 【請求項16】 前記画像のサンプリング間隔を決定す
    るステップでは、検出した画像変化の程度が大きい場合
    にはサンプリング間隔は短く設定され、小さい場合には
    サンプリング間隔は長く設定される、請求項15に記載
    の画像監視方法。
  17. 【請求項17】 画像を利用して監視を行なう画像監視
    方法であって、 撮像手段によって撮像した監視領域の画像を連続的に記
    憶するステップと、 記憶した画像の変化の程度を検出するステップと、 検出した画像の変化の程度に応じて画像の解像度を決定
    するステップと、 記憶した画像を、決定した解像度の画像に変換して出力
    するステップと、 を含む画像監視方法。
  18. 【請求項18】 前記画像の解像度を決定するステップ
    では、検出した画像変化の程度が大きい場合には高い解
    像度が設定され、小さい場合には低い解像度が設定され
    る、請求項17に記載の画像監視方法。
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