JPH11109292A - 近見作業用鼻めがね - Google Patents
近見作業用鼻めがねInfo
- Publication number
- JPH11109292A JPH11109292A JP30137897A JP30137897A JPH11109292A JP H11109292 A JPH11109292 A JP H11109292A JP 30137897 A JP30137897 A JP 30137897A JP 30137897 A JP30137897 A JP 30137897A JP H11109292 A JPH11109292 A JP H11109292A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nose
- glasses
- lenses
- bridge
- eyeglasses
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Eyeglasses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ２枚のレンズを鼻先だけで保持することに
よって眼鏡の目的を達する、近見作業用鼻めがねを提供
する。 【解決手段】 弾性を有するブリッジ（３）の両端部
にレンズ（１）（１ａ）を設け、このレンズのない側面
に鼻当て（２）（２ａ）を設けたことを特徴とする。
よって眼鏡の目的を達する、近見作業用鼻めがねを提供
する。 【解決手段】 弾性を有するブリッジ（３）の両端部
にレンズ（１）（１ａ）を設け、このレンズのない側面
に鼻当て（２）（２ａ）を設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は２枚のレンズを尾
翼の少し上、外側鼻軟骨付近を挟むように保持する事で
眼鏡として機能を果たす近見作業用鼻めがねに関するも
のである。
翼の少し上、外側鼻軟骨付近を挟むように保持する事で
眼鏡として機能を果たす近見作業用鼻めがねに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】近年、手元の細かい物を見る時に老眼鏡
を必要とする世代が急増している。老眼とは、水晶体と
その周辺の調節力が衰えることにより、近くの物体を見
た時に網膜上にピントを合わせる事ができなくなること
で、衰えて足りなくなった屈折力をレンズで補って近見
に焦点を合わせるための眼鏡を一般的に老眼鏡という。
を必要とする世代が急増している。老眼とは、水晶体と
その周辺の調節力が衰えることにより、近くの物体を見
た時に網膜上にピントを合わせる事ができなくなること
で、衰えて足りなくなった屈折力をレンズで補って近見
に焦点を合わせるための眼鏡を一般的に老眼鏡という。
【０００３】老眼鏡が必要な世代では、多焦点レンズを
装用することによって手元から遠方まで一枚のレンズで
焦点が合うように作られた遠近両用眼鏡が、最も高い比
率で伸びている。
装用することによって手元から遠方まで一枚のレンズで
焦点が合うように作られた遠近両用眼鏡が、最も高い比
率で伸びている。
【０００４】遠方視が不自由ではなく日常めがねを必要
としない人や遠近両用眼鏡を使いこなせない人は、手元
だけに焦点が合う単焦点の老眼鏡を使用している。
としない人や遠近両用眼鏡を使いこなせない人は、手元
だけに焦点が合う単焦点の老眼鏡を使用している。
【０００５】それ以外では、簡易眼鏡として２枚の光学
レンズを眼鏡枠に組み込み、その枠がいくつにも折り畳
まれることによって普通の眼鏡より小型になる物があ
る。
レンズを眼鏡枠に組み込み、その枠がいくつにも折り畳
まれることによって普通の眼鏡より小型になる物があ
る。
【０００６】眼鏡枠に耳に掛ける為の腕がついておら
ず、それを手に持って眼前に保持するか現在使用中の眼
鏡の内側に差し込んで使う物もある。
ず、それを手に持って眼前に保持するか現在使用中の眼
鏡の内側に差し込んで使う物もある。
【０００７】又、２枚のレンズとブリッジだけで、ブリ
ッジ部分に突起や金属のフックが付いていて使用中の眼
鏡に引っかけるか取り付けて使う物もある。
ッジ部分に突起や金属のフックが付いていて使用中の眼
鏡に引っかけるか取り付けて使う物もある。
【０００８】その他、１７世紀頃より使われていた鼻め
がねで、外国製で両眼の中央鼻の根元の尾根部分に挟ん
で使用する物などがあり、主にサングラス、老眼鏡とし
て使用されている。
がねで、外国製で両眼の中央鼻の根元の尾根部分に挟ん
で使用する物などがあり、主にサングラス、老眼鏡とし
て使用されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】多焦点レンズは価格も
高く、視界の関係からスポーツなど活動的な時には不向
きで、そう言う場合は、単焦点の遠用眼鏡かコンタクト
レンズの方が活動しやすいが、もしその時手元の細かい
物を見る必要が起きれば、眼鏡を掛け替えたり老眼鏡を
取り出して掛けなければならない。特に最近使い捨ての
コンタクトレンズを、アウトドアで活動する時だけ使用
する中高年の人が増えているが、この場合日常の眼鏡と
別にコンタクトレンズを入れた上から掛ける老眼鏡をも
たなければならない。
高く、視界の関係からスポーツなど活動的な時には不向
きで、そう言う場合は、単焦点の遠用眼鏡かコンタクト
レンズの方が活動しやすいが、もしその時手元の細かい
物を見る必要が起きれば、眼鏡を掛け替えたり老眼鏡を
取り出して掛けなければならない。特に最近使い捨ての
コンタクトレンズを、アウトドアで活動する時だけ使用
する中高年の人が増えているが、この場合日常の眼鏡と
別にコンタクトレンズを入れた上から掛ける老眼鏡をも
たなければならない。
【００１０】普段眼鏡を掛けていないで手元を見る時だ
け老眼鏡を掛けている人も含めて、アウトドアで活動す
る時も常に手元を見ることの出来る眼鏡を携帯していな
ければならない。さらに老眼は年齢が高くなるに従って
ピントを合わせる力が限りなくゼロに近づくので、必要
な距離に応じて度数を変えた眼鏡が必要になると言う事
まで起きてくる。
け老眼鏡を掛けている人も含めて、アウトドアで活動す
る時も常に手元を見ることの出来る眼鏡を携帯していな
ければならない。さらに老眼は年齢が高くなるに従って
ピントを合わせる力が限りなくゼロに近づくので、必要
な距離に応じて度数を変えた眼鏡が必要になると言う事
まで起きてくる。
【００１１】折り畳み式眼鏡は部品数も多く、価格が高
くなるうえ可動部分が多いので使用頻度が増えるとフレ
ームに狂いが起きやすくなる。
くなるうえ可動部分が多いので使用頻度が増えるとフレ
ームに狂いが起きやすくなる。
【００１２】手持ちタイプの眼鏡は使用中片手が塞がっ
てしまう。
てしまう。
【００１３】使用中の眼鏡に差し込んだり引っ掛けるタ
イプは眼鏡の内側に入れるため睫毛が触れたりして圧迫
感があるし、取り付けるタイプも含めて現在使用中の眼
鏡レンズと接触するので、双方に傷が付く可能性があ
る。
イプは眼鏡の内側に入れるため睫毛が触れたりして圧迫
感があるし、取り付けるタイプも含めて現在使用中の眼
鏡レンズと接触するので、双方に傷が付く可能性があ
る。
【００１４】鼻根に挟むタイプの物は、鼻の根元鼻骨付
近を挟むので欧米人なみの鼻の高さがないとほとんど使
用出来ない。
近を挟むので欧米人なみの鼻の高さがないとほとんど使
用出来ない。
【００１５】折り畳み式や鼻根に挟む方式は、眼鏡を使
用中の者は、その上からの装用は出来にくいし、それ以
外の物は眼鏡を掛けていないと使えない。本発明は、こ
れらの欠点を解決するために発明された物である。
用中の者は、その上からの装用は出来にくいし、それ以
外の物は眼鏡を掛けていないと使えない。本発明は、こ
れらの欠点を解決するために発明された物である。
【００１６】
【課題を解決するための手段】鼻先に挟んで保持できる
程度の弾性を有するブリッジ（３）の両端部にレンズ
（１）（１ａ）を設け、該ブリッジ（３）はレンズ
（１）（１ａ）を挟んだ時に鼻に触れない高さに且つ視
線を水平にしたときに、視線の妨げにならないように
し、レンズ（１）（１ａ）の内側面部に鼻当て（２）
（２ａ）を設け、この部分で鼻翼の少し上、外側鼻軟骨
付近を挟持できるようにした近見作業用鼻めがねであ
る。
程度の弾性を有するブリッジ（３）の両端部にレンズ
（１）（１ａ）を設け、該ブリッジ（３）はレンズ
（１）（１ａ）を挟んだ時に鼻に触れない高さに且つ視
線を水平にしたときに、視線の妨げにならないように
し、レンズ（１）（１ａ）の内側面部に鼻当て（２）
（２ａ）を設け、この部分で鼻翼の少し上、外側鼻軟骨
付近を挟持できるようにした近見作業用鼻めがねであ
る。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
説明する。両眼に対応する２枚の透明な合成樹脂のレン
ズ（１）（１ａ）の内側面にそれぞれ対称に鼻当て
（２）（２ａ）をレンズと一体成型で設ける。この２枚
のレンズに図１に示したブリッジ（３）を取り付ける
が、ブリッジもレンズと同素材の合成樹脂を使えば全て
を一体成型で製作することが出来、最も低いコストで製
作することが可能である。合成樹脂のブリッジは２枚の
レンズを鼻に固定するのに必要な弾性を充分に持たせ
る。ブリッジの形は図１を基本とするが、レンズを鼻に
挟んだ時に鼻に当たらない高さを持ち、且つ視線を水平
に上げた時妨げにならない範囲であれば図３のように別
の形を取る事も出来るしその時ブリッジの中央部を図３
にあるように外側に膨らませた形にすれば、鼻への着脱
時に指で摘む事が楽に行えるようになる。またブリッジ
の素材に関しては、金属の超弾性合金やステンレスなど
の細い線上の物を使えば鼻への圧迫感をより軽くして装
用感を向上させることが出来る。鼻当てもシリコンなど
弾力性のあるものを使用すればより装用感を向上させる
ことが出来る。レンズの形に関しても、ブリッジの取り
付けが出来て鼻当て部分の角度が合えば楕円形に限らず
円形、四角形、長方形、台形、ハート型などの形であっ
てもよい。
説明する。両眼に対応する２枚の透明な合成樹脂のレン
ズ（１）（１ａ）の内側面にそれぞれ対称に鼻当て
（２）（２ａ）をレンズと一体成型で設ける。この２枚
のレンズに図１に示したブリッジ（３）を取り付ける
が、ブリッジもレンズと同素材の合成樹脂を使えば全て
を一体成型で製作することが出来、最も低いコストで製
作することが可能である。合成樹脂のブリッジは２枚の
レンズを鼻に固定するのに必要な弾性を充分に持たせ
る。ブリッジの形は図１を基本とするが、レンズを鼻に
挟んだ時に鼻に当たらない高さを持ち、且つ視線を水平
に上げた時妨げにならない範囲であれば図３のように別
の形を取る事も出来るしその時ブリッジの中央部を図３
にあるように外側に膨らませた形にすれば、鼻への着脱
時に指で摘む事が楽に行えるようになる。またブリッジ
の素材に関しては、金属の超弾性合金やステンレスなど
の細い線上の物を使えば鼻への圧迫感をより軽くして装
用感を向上させることが出来る。鼻当てもシリコンなど
弾力性のあるものを使用すればより装用感を向上させる
ことが出来る。レンズの形に関しても、ブリッジの取り
付けが出来て鼻当て部分の角度が合えば楕円形に限らず
円形、四角形、長方形、台形、ハート型などの形であっ
てもよい。
【００１８】本発明は以上のような構造でこれを使用す
るときは、ブリッジの中央部を片手の二本の指で摘み図
４のように自分の鼻翼の少し上、外側鼻軟骨を挟むよう
に差し込むだけで装用でき、その位置は図６のように眼
鏡を使用中の者でもレンズどうしが接触するこことがな
く併用することが出来る。本発明が鼻の上で固定される
位置は、眼前水平０度の目線から下方へ約２０度から５
０度の視野の範囲をカバーするが、これは日常生活で近
見作業に最も使われる範囲であることから、このレンズ
に老眼鏡の度数を設定することが最も利用価値が高い。
るときは、ブリッジの中央部を片手の二本の指で摘み図
４のように自分の鼻翼の少し上、外側鼻軟骨を挟むよう
に差し込むだけで装用でき、その位置は図６のように眼
鏡を使用中の者でもレンズどうしが接触するこことがな
く併用することが出来る。本発明が鼻の上で固定される
位置は、眼前水平０度の目線から下方へ約２０度から５
０度の視野の範囲をカバーするが、これは日常生活で近
見作業に最も使われる範囲であることから、このレンズ
に老眼鏡の度数を設定することが最も利用価値が高い。
【００１９】
【発明の効果】本発明は小型、軽量、薄くて折り畳む必
要もなく片手の指二本で簡単に着脱が出来、鼻翼の少し
上、外側鼻軟骨付近を挟むように装用するので、鼻の大
きさ高さに関係なく使える。また眼鏡を使っていない人
もコンタクトレンズを使っている人も常に眼鏡を掛けた
ままの人も装用することが出来、装用中は両手は自由に
使いながら手元を見ていて、目線を水平に上げて遠方視
をする時の妨げにもならない。また屋外スポーツなどで
もし紛失したときも、予備の鼻めがねを誰でもすぐ購入
できるるような安価な価格設定が可能である。
要もなく片手の指二本で簡単に着脱が出来、鼻翼の少し
上、外側鼻軟骨付近を挟むように装用するので、鼻の大
きさ高さに関係なく使える。また眼鏡を使っていない人
もコンタクトレンズを使っている人も常に眼鏡を掛けた
ままの人も装用することが出来、装用中は両手は自由に
使いながら手元を見ていて、目線を水平に上げて遠方視
をする時の妨げにもならない。また屋外スポーツなどで
もし紛失したときも、予備の鼻めがねを誰でもすぐ購入
できるるような安価な価格設定が可能である。
【図１】本発明の正面図
【図２】本発明の底面図
【図３】本発明のブリッジ部分の他の実施例を示す図
【図４】本発明の使用状態を示す正面図
【図５】本発明の使用状態を示す側面図
【図６】本発明の他の眼鏡と併用した状態を示す側面図
１ レンズ １ａ レンズ ２ 鼻当て ２ａ 鼻当て ３ ブリッジ
Claims (1)
- 【請求項１】 鼻先だけでめがね全体を充分保持でき
るだけの弾性を有するブリッジ（３）の両端部に、両眼
に対応するレンズ（１）（１ａ）を設け、該ブリッジ
（３）はレンズ（１）（１ａ）を挟んだときに鼻に触れ
ず且つ視線を水平にした時、視線の妨げにならないよう
にし、レンズ（１）（１ａ）の内側面部に鼻当て（２）
（２ａ）を設けてなる近見作業用鼻めがね。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30137897A JPH11109292A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 近見作業用鼻めがね |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30137897A JPH11109292A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 近見作業用鼻めがね |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11109292A true JPH11109292A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17896162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30137897A Pending JPH11109292A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 近見作業用鼻めがね |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11109292A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011033733A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Nakamichi:Kk | 鼻掛け用眼鏡 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP30137897A patent/JPH11109292A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011033733A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Nakamichi:Kk | 鼻掛け用眼鏡 |
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