JP7199094B2 - オーバーグラス - Google Patents

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本発明は、常時着用している眼鏡の上に重ねて掛けることが出来る拡大鏡(ルーペ)、サングラス、又は現場の作業者が眼を守るために掛ける保護用メガネなどのオーバーグラスに関するものである。
眼鏡といってもその種類は色々あり、近眼の人が着用するメガネ、老人が着用するメガネ(老眼鏡)、眩しい光を遮るために着用するサングラス、さらには溶接作業する際の強烈な光から目を守ることが出来る保護用メガネなど、多種多様なメガネが知られている。
また、同じ用途のメガネであっても、その外観及びデザインは様々であり、無数に近い種類のメガネが存在している。
一方、近年では常日頃着用している眼鏡の上に、拡大鏡として機能するルーペ型メガネが多用されている。この拡大鏡は普通のメガネのように顔に掛けることが出来るルーペであり、約1.3倍~1.8倍の大きさに拡大されることで、新聞や雑誌などの小さい文字であっても読むことが出来る。すなわち、老眼鏡だけでは文字が小さいために読めない文字が、拡大されることでよく見えて読むことが出来る。
しかし、この拡大鏡(ルーペ)は、各自の視力が確保された上で着用するものであり、元々、視力のない人が拡大鏡だけを着用して使うことは出来ない。すなわち、視力を矯正することが出来る眼鏡を掛け、その上で該拡大鏡を着用する必要がある。
サングラスの場合も同じであり、視力の欠けている人は矯正用の眼鏡が必要となり、その上でサングラスを掛けなくてはならない。
図5は、拡大鏡(ルーペ型メガネ)を常時着用メガネの上に掛けた場合の使用態様を示しているように、該拡大鏡(イ)は着用している眼鏡のフロント部の上に係止して掛けることが出来る。
該拡大鏡(イ)も、その基本的な形態は従来の眼鏡と共通し、フロント部(ロ)と両テンプル(ハ)、(ハ)を有し、フロント部(ロ)はワタリ(ニ)にレンズ(ホ)を取付けた構造としている。そして、上記ワタリ(ニ)は常時着用して眼鏡のフロント部の上に載置され、テンプル(ハ)、(ハ)が頭部側面に係止することで落下することなく掛けることが出来る。
しかし、常時着用している眼鏡の上に掛ける拡大鏡(イ)は安定せず、位置ズレし、時には顔から外れて落下することも多い。
近年、この種の拡大鏡は「ハズキルーペ」や「スマートアイ」と称されて市販されている。しかし、顔に掛けた際の安定性は乏しくて位置ズレし、時々掛けなおすことが必要となる。
特開2001-350123号に係る「拡大鏡付きメガネ」は、外科医が手術の際に着用するメガネであり、拡大鏡の着脱が容易であってメガネと一体化している。すなわち、フロント部からはリンク体を延ばし、リンク体の先端には両側へ延びるアームを取着し、このアームに拡大鏡を取付けると共に、両拡大鏡間距離は自由に変えることが出来るようにしている。
しかし、この「拡大鏡付きメガネ」は、新聞や雑誌を読む際に常時掛けているメガネに組み合わせて着用するものではない。
特開2001-350123号に係る「拡大鏡付きメガネ」
このように、常日頃着用しているメガネの上に掛けることが出来るメガネには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、位置ズレすることなく、安定して掛けることが出来るオーバーグラスを提供する。
ここで、対象とするオーバーグラスとしては、拡大鏡(ルーペ)のみならず、サングラス、作業時に使う保護用メガネも含まれる。

本発明に係るオーバーグラスは、フロント部と2本のテンプル(ツル)を有して構成し、基本的な構造は従来のものと共通しているが、特に上記テンプルの形態に特徴を備えている。テンプルは折畳みすることが出来るようにフロント部の両側に連結しているが、その継手は従来から多用されている蝶番が一般的である。しかし、その具体的な構造に関しては自由である。
そして、上記テンプルは基部から先端方向へ滑らかに湾曲して延びており、基部から上テンプル片と下テンプル片に分かれて延び、上テンプル片と下テンプル片の間には連続した空間が形成されている。
ここで、上テンプル片と下テンプル片の間の空間形状に関しては自由であり、基部から先端部にかけてほぼ一定幅の空間とすることが出来、又は先端部側を細くした空間とすることも可能である。
一方、フロント部の具体的な形態に関しては限定しないが、両リム部は連結部で左右対称に繋がれ、リム部にはレンズが嵌っている。そしてフロント部は正面側へ突出するように滑らかなに湾曲しているが、常時着用している眼鏡のフロント部に近い形状に湾曲している。
そして、フロント部を構成する上リム部はレンズ後方(背面側)へ突出した断面形状とし、ほぼ水平な上リム片を形成している。
本発明に係るオーバーグラスの基本的な形態はフロント部と2本のテンプルから成り、従来のものと共通する。そして、テンプルには基部から先端部にかけて空間を有している。従って、常に着用している眼鏡の上に、本発明のオーバーグラスを掛けた場合、テンプルには上記空間が形成されていることで、該空間に嵌って眼鏡のテンプルが押圧されることはなく、長時間にわたってオーバーグラスを着用しても顔の側面に痛みを感じることはない。
また、オーバーグラスのフロント部は着用している眼鏡のフロント部とほぼ同じ湾曲形状をしている為に、オーバーグラスのフロント部の上リム部背面側へ突出した上リム片が眼鏡のフロント部に係止することが出来る。
すなわち、上リム片が眼鏡のフロント部に載置されて、位置ズレすることなく安定して掛けることが出来る。ただし、該オーバーグラスは常時着用メガネの上に掛けることを主たる目的としているが、単独でも掛けることは可能である。
本発明に係るオーバーグラスの実施例で、平面図を表している。 本発明に係るオーバーグラスの実施例で、(a)は正面図、(b)は側面図を表している。 リムの上端部断面拡大図。 図2(b)に示すテンプルの各断面図。 常時着用しているメガネの上に別のメガネを重ねて掛けた従来の使用例。
図1、図2は本発明に係るオーバーグラスを示す実施例であり、図1は平面図、図2(a)は正面図、(b)は側面図をそれぞれ表している。
同図の1は樹脂製のフロント部、2は樹脂製のテンプルを示し、該フロント部1は両リム部3a,3bが連結部4にて繋がれ、リム部3a,3bにはレンズ5a,5bが嵌っている。
そして、上記テンプル2,2はフロント部1の両側に継手を介して連結し、その為にテンプル2,2は折畳まれる。ここで、継手としては従来から多用されている蝶番(図示なし)が用いられているが、他の型式の継手構造とする場合もある。
本発明のオーバーグラスは、通常、常時着用している眼鏡の上に掛けるもので、その為に該オーバーグラスは位置ズレすることなく、定位置に安定することが出来る形態としている。
そこで、上記フロント部1の中央連結部4は正面側へ大きく突出することなく、全体的に滑らかな湾曲形状を構成している。すなわち、下側に着用する眼鏡のフロント部に近い湾曲を成し、フロント部1は眼鏡フロント部に係止してズレ落ちることがないように成っている。
図3はフロント部1の上部断面拡大図であり、上リム部6はレンズ5から後方(背面側)へ突出し、上リム片7を形成している。
そこで、オーバーグラスを眼鏡の上に重ねて掛ける場合、この上リム片7が眼鏡フロント部に係止してズレ落ちないように保持される。
図2(b)はオーバーグラスの側面図であり、同時にテンプル2の正面図を表しているように、該テンプル2には大きな空間8を形成している。テンプル2は基部9から耳に係止する先端部10にかけて上記空間8は連続し、しかし、基部側空間8aは幅広で大きく、先端側空間8bは幅狭で小さく成っている。
テンプル2は上記空間8を形成するために、上テンプル片11と下テンプル片12を有して、両テンプル片11,12の間に上記空間8を有している。
そして、下テンプル片12は中間部で湾曲して上テンプル片11の側へ近づき、その為に先端側空間8bは小さく成っている。先端部側の下テンプル片12は大きく湾曲し、耳に係止し易いように下側は窪んだ形状と成っている。
このように、テンプル2は互いに分離した2本の上テンプル片11と下テンプル片12にて構成されて、間には空間8を有している。比較的細い上テンプル片11及び下テンプル片12は弾性に優れ、その為に外力が働くならば撓み変形することが出来る。
図4は図2(b)に示すテンプル2の各断面拡大図を表している。
(a)はA-A断面拡大図、(b)はB-B断面拡大図、(c)はC-C断面拡大図である。同図に示すように、テンプル2は大きな貫通した空間8を有しているが、点線で表しているように、外側へ僅かに膨らんだ形状としている。そして、A-A断面部とB-B断面部は同じ大きさ・形状であり、先端部であるC-C断面部は細くなっている。
ところで、本発明のオーバーグラスを掛ける場合、常時着用している眼鏡のテンプル(ヘ)がテンプル2に形成している空間8に嵌って位置決めされる。
したがって、オーバーグラスのテンプル2によって、眼鏡のテンプルが押圧されることはなく、長時間にわたって掛け続けても顔の側面に痛みを感じることはない。
そして、オーバーグラスのテンプルの空間8に眼鏡のテンプルが位置していることで、この空間8の範囲内で位置決めされる。
また、オーバーグラスのフロント部1は、その上リム片が背面側へ突出していて、この上リム片が眼鏡のフロント部に係止されることで、フロント部1のズレ落ちはなく、安定した位置決めがなされる。
1 フロント部
2 テンプル
3 リム部
4 連結部
5 レンズ
6 上リム部
7 上リム片
8 空間
9 基部
10 先端部
11 上テンプル片
12 下テンプル片


Claims (2)

  1. 常時着用している眼鏡の上に重ねて掛けることが出来るオーバーグラスにおいて、該オーバーグラスはフロント部とその両側に折畳み出来るように取付けたテンプルを有し、上記テンプルは基部から先端部にかけて上テンプル片と下テンプル片を途中で接することなく延ばし、連続して隔てられた空間を形成し、該空間は上記眼鏡の上にオーバーグラスを重ねて掛けた場合には、上記眼鏡のテンプルが嵌って押圧されることなく位置決めされるように形成され、また、上記フロント部は常時着用している眼鏡のフロント部に係止出来るように類似した湾曲形状とし、上リム部は背面側へ突出した上リム片を形成していることを特徴とするオーバーグラス。
  2. 上記テンプルの下テンプル片を途中で湾曲して上テンプル片に近づき、下側に凹状窪みを形成して先端側にて上記空間の幅寸法を小さくした請求項1記載のオーバーグラス。
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