JPH11109291A - 多機能サングラス - Google Patents
多機能サングラスInfo
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- JPH11109291A JPH11109291A JP26532997A JP26532997A JPH11109291A JP H11109291 A JPH11109291 A JP H11109291A JP 26532997 A JP26532997 A JP 26532997A JP 26532997 A JP26532997 A JP 26532997A JP H11109291 A JPH11109291 A JP H11109291A
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- JP
- Japan
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- temple
- mounting
- band
- pad
- lens
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耳に掛けるべきテンプル部品と後頭部に掛け
るべきバンド部品とを、使用目的に応じて簡単に取り替
え可能な多機能サングラスを提供すること。 【解決手段】 レンズ1を支持するリム2の左右両端部
のエンドピース3に、装着者の耳に掛けるべきテンプル
61、又は装着者の後頭部に掛けるべきバンド62を着脱自
在に取り付けることの可能なテンプル取付部材5を配設
した。 【効果】 従来のように「テンプル掛止タイプ」と「バ
ンド保持タイプ」の両方のサングラスを用意し、携帯し
なければならないといった不便さもなく、また、色彩、
形状、長さ等の異なるテンプルやバンドを交換してファ
ッション性を向上させることも手軽に行い得る。
るべきバンド部品とを、使用目的に応じて簡単に取り替
え可能な多機能サングラスを提供すること。 【解決手段】 レンズ1を支持するリム2の左右両端部
のエンドピース3に、装着者の耳に掛けるべきテンプル
61、又は装着者の後頭部に掛けるべきバンド62を着脱自
在に取り付けることの可能なテンプル取付部材5を配設
した。 【効果】 従来のように「テンプル掛止タイプ」と「バ
ンド保持タイプ」の両方のサングラスを用意し、携帯し
なければならないといった不便さもなく、また、色彩、
形状、長さ等の異なるテンプルやバンドを交換してファ
ッション性を向上させることも手軽に行い得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多機能サングラ
ス、より詳しくは、耳に掛けるべきテンプル部品と後頭
部に掛けるべきバンド部品とを使用目的に応じて簡単に
取り替えることのできる多機能サングラスに関するもの
である。
ス、より詳しくは、耳に掛けるべきテンプル部品と後頭
部に掛けるべきバンド部品とを使用目的に応じて簡単に
取り替えることのできる多機能サングラスに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、サングラスは、日光によ
る眩惑や紫外線による網膜損傷などを防止する最も簡便
で有効な手段である。また、ファッション性にも優れて
いるので、海水浴、魚釣り、キャンプ等のアウトドアス
ポーツを楽しむ際、このサングラスを使用するのが一般
的である。
る眩惑や紫外線による網膜損傷などを防止する最も簡便
で有効な手段である。また、ファッション性にも優れて
いるので、海水浴、魚釣り、キャンプ等のアウトドアス
ポーツを楽しむ際、このサングラスを使用するのが一般
的である。
【0003】しかしながら、従来のサングラスは、通常
の視力矯正用の眼鏡と同様、左右のテンプル部品を耳に
引っ掛けて装着する「テンプル掛止タイプ」が殆どであ
ったため、例えば、スキー等の激しい運動を行なう場合
には、どうしてもサングラスの脱落の惧れがあった。
の視力矯正用の眼鏡と同様、左右のテンプル部品を耳に
引っ掛けて装着する「テンプル掛止タイプ」が殆どであ
ったため、例えば、スキー等の激しい運動を行なう場合
には、どうしてもサングラスの脱落の惧れがあった。
【0004】もっとも、スキーゴーグルのように、装着
者の後頭部に掛けたバンドによって眼鏡フロントを保持
するようにした「バンド保持タイプ」のサングラスを使
用すれば、脱落の心配も殆どなくなる。しかし、アウト
ドアスポーツを楽しむ際に、これらの「テンプル掛止タ
イプ」と「バンド保持タイプ」の両方のサングラスを用
意して携帯するのは頗る不便であり、実際は、何れか一
方のサングラスのみを使用するより仕方がなかった。
者の後頭部に掛けたバンドによって眼鏡フロントを保持
するようにした「バンド保持タイプ」のサングラスを使
用すれば、脱落の心配も殆どなくなる。しかし、アウト
ドアスポーツを楽しむ際に、これらの「テンプル掛止タ
イプ」と「バンド保持タイプ」の両方のサングラスを用
意して携帯するのは頗る不便であり、実際は、何れか一
方のサングラスのみを使用するより仕方がなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のサン
グラスに上記の如き難点があったことに鑑みて為された
もので、使用目的に応じて簡単にテンプルを取り外して
バンドと交換することができる多機能サングラスを提供
することを技術的課題とするものである。
グラスに上記の如き難点があったことに鑑みて為された
もので、使用目的に応じて簡単にテンプルを取り外して
バンドと交換することができる多機能サングラスを提供
することを技術的課題とするものである。
【0006】また、本発明の他の技術的課題は、上記課
題に加え、装着者の鼻周辺における通気性に優れた多機
能サングラスを提供することにある。
題に加え、装着者の鼻周辺における通気性に優れた多機
能サングラスを提供することにある。
【0007】更にまた、本発明の他の技術的課題は、上
記課題に加えて、使用目的に最適なノーズパッドを簡単
に交換することのできる多機能サングラスを提供するこ
とにある。
記課題に加えて、使用目的に最適なノーズパッドを簡単
に交換することのできる多機能サングラスを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
課題を解決するために、中央下部周辺に通気孔11を開設
した左右一体型のレンズ1と;このレンズ1の少なくと
も上縁部を支持し、左右両側縁にはエンドピース3・3
を備えたリム2と;これらエンドピース3・3の各持出
側の端部に丁番4を介して軸支され、装着者の耳に掛け
るべきテンプル61、或いは装着者の後頭部に掛けるべき
バンド62を着脱自在に取付可能なテンプル取付部材5
と;前記レンズ1の中央下部に付設され、後方へ向けて
取付突起71が突設されたパッド取付部材7と;このパッ
ド取付部材7の取付突起71に着脱自在に取り付けられて
前記レンズ1の通気孔11の後方位置に臨む風防カバー8
と;このパッド取付部材7の取付突起71に前記風防カバ
ー8を介在せしめた状態で着脱自在に取り付けられたノ
ーズパッド9と;から構成されているという技術的手段
を採用した。
課題を解決するために、中央下部周辺に通気孔11を開設
した左右一体型のレンズ1と;このレンズ1の少なくと
も上縁部を支持し、左右両側縁にはエンドピース3・3
を備えたリム2と;これらエンドピース3・3の各持出
側の端部に丁番4を介して軸支され、装着者の耳に掛け
るべきテンプル61、或いは装着者の後頭部に掛けるべき
バンド62を着脱自在に取付可能なテンプル取付部材5
と;前記レンズ1の中央下部に付設され、後方へ向けて
取付突起71が突設されたパッド取付部材7と;このパッ
ド取付部材7の取付突起71に着脱自在に取り付けられて
前記レンズ1の通気孔11の後方位置に臨む風防カバー8
と;このパッド取付部材7の取付突起71に前記風防カバ
ー8を介在せしめた状態で着脱自在に取り付けられたノ
ーズパッド9と;から構成されているという技術的手段
を採用した。
【0009】また、本発明は上記課題を解決するため
に、必要に応じて上記手段に加え、テンプル取付部材5
が、テンプル対向面に挿入孔51を有すると共に上下面に
は欠込窓52・52を備えた箱型に形成されている一方、テ
ンプル61の基端部、及び連結部材63を介してバンド62の
両端部には、互いに離反する方向へ付勢力を持った状態
で前記挿入孔51へ挿入されるべき二股部材64が設けられ
ていると共に、この二股部材64の各脚部外側には前記欠
込窓52・52の縁部に掛止可能な掛止凸部65・65が形成さ
れており、更にテンプル61の基端部の上下面にはテンプ
ル取付時にテンプル取付部材5を上下にガタ付きのない
状態で挟持すべきガイド突起66・66が形成されていると
いう技術的手段を採用した。
に、必要に応じて上記手段に加え、テンプル取付部材5
が、テンプル対向面に挿入孔51を有すると共に上下面に
は欠込窓52・52を備えた箱型に形成されている一方、テ
ンプル61の基端部、及び連結部材63を介してバンド62の
両端部には、互いに離反する方向へ付勢力を持った状態
で前記挿入孔51へ挿入されるべき二股部材64が設けられ
ていると共に、この二股部材64の各脚部外側には前記欠
込窓52・52の縁部に掛止可能な掛止凸部65・65が形成さ
れており、更にテンプル61の基端部の上下面にはテンプ
ル取付時にテンプル取付部材5を上下にガタ付きのない
状態で挟持すべきガイド突起66・66が形成されていると
いう技術的手段を採用した。
【0010】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
め、必要に応じて上記手段に加え、ノーズパッド9が、
パッド取付部材7の取付突起71が挿嵌されるべき取付孔
91を有する台座92と、この台座92に貼設された緩衝材93
とから構成されているという技術的手段を採用した。
め、必要に応じて上記手段に加え、ノーズパッド9が、
パッド取付部材7の取付突起71が挿嵌されるべき取付孔
91を有する台座92と、この台座92に貼設された緩衝材93
とから構成されているという技術的手段を採用した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて詳しく説明する。なお、図1は本実施
形態の多機能サングラスの全体斜視図、図2は同多機能
サングラスの要部分解斜視図、図3及び図4は同多機能
サングラスのテンプルの取付操作を説明する部分断面
図、図5は同多機能サングラスのバンドの取付状態を説
明する部分断面図、図6及び図7は同多機能サングラス
のノーズパッド周辺の要部断面図である。
施形態に基づいて詳しく説明する。なお、図1は本実施
形態の多機能サングラスの全体斜視図、図2は同多機能
サングラスの要部分解斜視図、図3及び図4は同多機能
サングラスのテンプルの取付操作を説明する部分断面
図、図5は同多機能サングラスのバンドの取付状態を説
明する部分断面図、図6及び図7は同多機能サングラス
のノーズパッド周辺の要部断面図である。
【0012】図中、符号1で指示するものは、左右一体
型のレンズであり、このレンズ1の中央下部周辺(装着
時における鼻部周辺)には大小複数の通気孔11・11…が
開設されている。このレンズ1としては、偏光レンズ、
色付きレンズ、ポリカーボネイトレンズ等が採択可能で
ある。
型のレンズであり、このレンズ1の中央下部周辺(装着
時における鼻部周辺)には大小複数の通気孔11・11…が
開設されている。このレンズ1としては、偏光レンズ、
色付きレンズ、ポリカーボネイトレンズ等が採択可能で
ある。
【0013】図中、符号2で指示するものは、前記レン
ズ1の上縁部に沿ってネジ止めされて当該レンズ1を支
持するリムであり、このリム2の左右両端には各々エン
ドピース3・3が後方へ向かって持出形成されている。
なお、このリム2はレンズ1の全周縁を抱持する所謂フ
ルリムを採択しても良い。
ズ1の上縁部に沿ってネジ止めされて当該レンズ1を支
持するリムであり、このリム2の左右両端には各々エン
ドピース3・3が後方へ向かって持出形成されている。
なお、このリム2はレンズ1の全周縁を抱持する所謂フ
ルリムを採択しても良い。
【0014】図中、符号5で指示するものは、前記エン
ドピース3・3の各持出側の端部に丁番4を介して軸支
されたテンプル取付部材である。このテンプル取付部材
5には、図2〜図4に示すように、装着者の耳に引っ掛
けるべきテンプル61が着脱自在に取り付け可能であると
共に、図5に示すように装着者の後頭部に掛けるべきバ
ンド62が連結部材63を介して着脱自在に取り付け可能で
ある。
ドピース3・3の各持出側の端部に丁番4を介して軸支
されたテンプル取付部材である。このテンプル取付部材
5には、図2〜図4に示すように、装着者の耳に引っ掛
けるべきテンプル61が着脱自在に取り付け可能であると
共に、図5に示すように装着者の後頭部に掛けるべきバ
ンド62が連結部材63を介して着脱自在に取り付け可能で
ある。
【0015】即ち、本実施形態のテンプル取付部材5
は、図2に示すように、テンプル対向面に挿入孔51を有
すると共に上下面には欠込窓52・52を備えた箱型に形成
されている。これに対して、テンプル61の基端部には、
互いに離反する方向へ付勢力を持った状態で前記挿入孔
51へ挿入されるべき二股部材64が設けられていると共に
この二股部材64の各脚部外側には前記欠込窓52・52の後
縁部に掛止されるべき掛止凸部65・65が形成されてい
る。そして更に、このテンプル61の基端部の上下面に
は、テンプル取付時にテンプル取付部材5の上下面を挟
持すべきガイド突起66・66が形成されている。
は、図2に示すように、テンプル対向面に挿入孔51を有
すると共に上下面には欠込窓52・52を備えた箱型に形成
されている。これに対して、テンプル61の基端部には、
互いに離反する方向へ付勢力を持った状態で前記挿入孔
51へ挿入されるべき二股部材64が設けられていると共に
この二股部材64の各脚部外側には前記欠込窓52・52の後
縁部に掛止されるべき掛止凸部65・65が形成されてい
る。そして更に、このテンプル61の基端部の上下面に
は、テンプル取付時にテンプル取付部材5の上下面を挟
持すべきガイド突起66・66が形成されている。
【0016】このように構成されたテンプル61の二股部
材64の各脚部を、それらの弾性付勢力に抗して互いに接
近させた状態で、テンプル取付部材5の挿入孔51内へ挿
入し(図3参照)、そして、この二股部材64の各脚部を
テンプル取付部材5の欠込窓52・52で外部に露出せし
め、その掛止凸部65・65を当該欠込窓52・52の後縁部に
掛止させることによって、テンプル取付部材5とテンプ
ル61とを連結するのである(図4参照)。このテンプル
取付時には、テンプル61のガイド突起66・66がテンプル
取付部材5の上下面を挟持するので、上下のガタ付きの
ない状態で確実なテンプル61の取り付けが可能になるの
である。
材64の各脚部を、それらの弾性付勢力に抗して互いに接
近させた状態で、テンプル取付部材5の挿入孔51内へ挿
入し(図3参照)、そして、この二股部材64の各脚部を
テンプル取付部材5の欠込窓52・52で外部に露出せし
め、その掛止凸部65・65を当該欠込窓52・52の後縁部に
掛止させることによって、テンプル取付部材5とテンプ
ル61とを連結するのである(図4参照)。このテンプル
取付時には、テンプル61のガイド突起66・66がテンプル
取付部材5の上下面を挟持するので、上下のガタ付きの
ない状態で確実なテンプル61の取り付けが可能になるの
である。
【0017】なお、テンプル61をテンプル取付部材5か
ら取り外す場合には、テンプル取付部材5の欠込窓52・
52に露出した二股部材64の各脚部を上下から摘んで内部
へ押し込むようにすれば、掛止凸部65・65と欠込窓52・
52との掛止状態を容易に外すことができ、簡単にテンプ
ル61を抜き取ることができる。
ら取り外す場合には、テンプル取付部材5の欠込窓52・
52に露出した二股部材64の各脚部を上下から摘んで内部
へ押し込むようにすれば、掛止凸部65・65と欠込窓52・
52との掛止状態を容易に外すことができ、簡単にテンプ
ル61を抜き取ることができる。
【0018】また、本実施形態では、図5に示すよう
に、装着者の後頭部に掛けるべきバンド62の両端部の連
結部材63にも前記テンプル取付部材5の挿入孔51へ挿入
されるべき二股部材64が設けられており、この二股部材
64の各脚部外側には前記欠込窓52・52の後縁部に掛止さ
れるべき掛止凸部65・65が形成されていて、バンド62も
同様にテンプル取付部材5に着脱自在に取り付け可能に
構成されている。
に、装着者の後頭部に掛けるべきバンド62の両端部の連
結部材63にも前記テンプル取付部材5の挿入孔51へ挿入
されるべき二股部材64が設けられており、この二股部材
64の各脚部外側には前記欠込窓52・52の後縁部に掛止さ
れるべき掛止凸部65・65が形成されていて、バンド62も
同様にテンプル取付部材5に着脱自在に取り付け可能に
構成されている。
【0019】このように、本実施形態の多機能サングラ
スにあっては、テンプル61とバンド62とを使用目的に応
じて簡単に付け替えることができるので、従来のように
「テンプル掛止タイプ」と「バンド保持タイプ」の両方
のサングラスを用意し、携帯しなければならないといっ
た不便さもなく、また、色彩、形状、長さ等の異なるテ
ンプルやバンドを適宜に交換して、ファッション性を向
上させることも手軽に行い得るのである。
スにあっては、テンプル61とバンド62とを使用目的に応
じて簡単に付け替えることができるので、従来のように
「テンプル掛止タイプ」と「バンド保持タイプ」の両方
のサングラスを用意し、携帯しなければならないといっ
た不便さもなく、また、色彩、形状、長さ等の異なるテ
ンプルやバンドを適宜に交換して、ファッション性を向
上させることも手軽に行い得るのである。
【0020】図中、符号7で指示するものは、前記左右
一体型のレンズ1の中央下部に付設された略V字形状の
パッド取付部材であり、このパッド取付部材7には後方
へ向けて棒状の取付突起71・71…が計4本、対称的に突
設されている。
一体型のレンズ1の中央下部に付設された略V字形状の
パッド取付部材であり、このパッド取付部材7には後方
へ向けて棒状の取付突起71・71…が計4本、対称的に突
設されている。
【0021】図中、符号8で指示するものは、透光性を
有する略V字形状の風防カバーであり、この風防カバー
8には、前記パッド取付部材7の取付突起71・71…が挿
通されるべき挿通孔81・81…が開設されている。この風
防カバー8をパッド取付部材7の取付突起71・71…に挿
通することによって、風防カバー8が前記レンズ1の通
気孔11・11…の後方位置に臨んだ状態で着脱自在に配置
されるのである。なお本実施形態においては、装着者の
視野を広く確保するために、風防カバーを透光性を有す
るもので構成しているが、勿論これに限定されるもので
はなく、風防カバーの形状が視野の妨げにならなけれ
ば、必ずしも風防カバーを透光性の材料で形成する必要
はない。
有する略V字形状の風防カバーであり、この風防カバー
8には、前記パッド取付部材7の取付突起71・71…が挿
通されるべき挿通孔81・81…が開設されている。この風
防カバー8をパッド取付部材7の取付突起71・71…に挿
通することによって、風防カバー8が前記レンズ1の通
気孔11・11…の後方位置に臨んだ状態で着脱自在に配置
されるのである。なお本実施形態においては、装着者の
視野を広く確保するために、風防カバーを透光性を有す
るもので構成しているが、勿論これに限定されるもので
はなく、風防カバーの形状が視野の妨げにならなけれ
ば、必ずしも風防カバーを透光性の材料で形成する必要
はない。
【0022】図中、符号9で指示するものは、左右のパ
ッド部90・90が連結されて成る二股形状の軟性合成樹脂
製ノーズパッドであり、このノーズパッド9の左右のパ
ッド部90・90には、前記パッド取付部材7の取付突起71
・71…が挿嵌されるべき取付孔91・91…が開設されてい
る。このノーズパッド9をパッド取付部材7の取付突起
71・71…に挿嵌することによって、ノーズパッド9がパ
ッド取付部材7に風防カバー8を介在した状態で着脱自
在に取り付けられるのである。
ッド部90・90が連結されて成る二股形状の軟性合成樹脂
製ノーズパッドであり、このノーズパッド9の左右のパ
ッド部90・90には、前記パッド取付部材7の取付突起71
・71…が挿嵌されるべき取付孔91・91…が開設されてい
る。このノーズパッド9をパッド取付部材7の取付突起
71・71…に挿嵌することによって、ノーズパッド9がパ
ッド取付部材7に風防カバー8を介在した状態で着脱自
在に取り付けられるのである。
【0023】このように、本実施形態の多機能サングラ
スにあっては、レンズ1の中央下部周辺(装着時におけ
る鼻部周辺)に開設された通気孔11・11…の後方位置に
風防カバー8を配設しているので、図6中の太矢印で示
すように、サングラス装着中に通気孔11・11…を通って
サングラス内に吹き込む前方からの気流を、この風防カ
バー8により両側へ逸らすことが可能になる。したがっ
て、通気孔11・11…を通った気流や異物が直接に目に入
る危険もなく、この通気孔11・11…の開口面積を大きく
して、発汗の多い鼻部周辺の通気性を大幅に向上させる
ことができるのである。
スにあっては、レンズ1の中央下部周辺(装着時におけ
る鼻部周辺)に開設された通気孔11・11…の後方位置に
風防カバー8を配設しているので、図6中の太矢印で示
すように、サングラス装着中に通気孔11・11…を通って
サングラス内に吹き込む前方からの気流を、この風防カ
バー8により両側へ逸らすことが可能になる。したがっ
て、通気孔11・11…を通った気流や異物が直接に目に入
る危険もなく、この通気孔11・11…の開口面積を大きく
して、発汗の多い鼻部周辺の通気性を大幅に向上させる
ことができるのである。
【0024】また、本実施形態の多機能サングラスにあ
っては、ノーズパッド9が着脱自在に配設されているの
で、使用目的に応じたノーズパッドを手軽に交換するこ
とができる。図7に示す実施変形例のノーズパッドは、
前記パッド取付部材7の取付突起71が挿嵌されるべき取
付孔91を有する二股形状の台座92と、この台座92に貼設
されたスポンジ材製の緩衝材93とから構成されている。
この実施変形例のノーズパッドは、クッション性により
優れているので、装着者の後頭部に掛ける前記バンド62
を使用する場合にも鼻部が痛くなることがない。
っては、ノーズパッド9が着脱自在に配設されているの
で、使用目的に応じたノーズパッドを手軽に交換するこ
とができる。図7に示す実施変形例のノーズパッドは、
前記パッド取付部材7の取付突起71が挿嵌されるべき取
付孔91を有する二股形状の台座92と、この台座92に貼設
されたスポンジ材製の緩衝材93とから構成されている。
この実施変形例のノーズパッドは、クッション性により
優れているので、装着者の後頭部に掛ける前記バンド62
を使用する場合にも鼻部が痛くなることがない。
【0025】本発明の具体例である実施形態は、概ね上
記のように構成されているが、本発明は上記実施形態に
限定されるものではなく、『特許請求の範囲』の記載内
で、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態に
おいては、ノーズパッド9を左右のパッド部90・90が連
結された二股形状に形成しているが、勿論これに限定さ
れるものではなく、パッド取付部材7の取付突起71・71
…に着脱自在に取付可能であれば、左右のパッド部が独
立したノーズパッドを採択しても良く、また、クッショ
ン性を更に高めるため、このパッド部の材質、形状等を
適宜に設計変更することも可能である。
記のように構成されているが、本発明は上記実施形態に
限定されるものではなく、『特許請求の範囲』の記載内
で、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態に
おいては、ノーズパッド9を左右のパッド部90・90が連
結された二股形状に形成しているが、勿論これに限定さ
れるものではなく、パッド取付部材7の取付突起71・71
…に着脱自在に取付可能であれば、左右のパッド部が独
立したノーズパッドを採択しても良く、また、クッショ
ン性を更に高めるため、このパッド部の材質、形状等を
適宜に設計変更することも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明に係る多機能サングラスにあっては、テンプ
ルとバンドとを使用目的に応じて簡単に付け替えること
ができるので、従来のように「テンプル掛止タイプ」と
「バンド保持タイプ」の両方のサングラスを用意し携帯
しなければならないといった不便さもなく、また、色
彩、形状、長さ等の異なるテンプルやバンドを適宜に交
換してファッション性を向上させることも手軽に行い得
る。
り、本発明に係る多機能サングラスにあっては、テンプ
ルとバンドとを使用目的に応じて簡単に付け替えること
ができるので、従来のように「テンプル掛止タイプ」と
「バンド保持タイプ」の両方のサングラスを用意し携帯
しなければならないといった不便さもなく、また、色
彩、形状、長さ等の異なるテンプルやバンドを適宜に交
換してファッション性を向上させることも手軽に行い得
る。
【0027】また、本発明の多機能サングラスにあって
は、レンズの中央下部周辺に開設した通気孔の後方位置
に風防カバーを配設しているので、通気孔を通ってサン
グラス内に吹き込む前方からの気流をこの風防カバーに
より両側へ逸らすことが可能になる。したがって、通気
孔を通った気流や異物が直接に目に入る危険もなく、こ
の通気孔の開口面積を大きくして、発汗の多い鼻部周辺
の通気性を大幅に向上させることができる。
は、レンズの中央下部周辺に開設した通気孔の後方位置
に風防カバーを配設しているので、通気孔を通ってサン
グラス内に吹き込む前方からの気流をこの風防カバーに
より両側へ逸らすことが可能になる。したがって、通気
孔を通った気流や異物が直接に目に入る危険もなく、こ
の通気孔の開口面積を大きくして、発汗の多い鼻部周辺
の通気性を大幅に向上させることができる。
【0028】更にまた、ノーズパッドが着脱自在に配設
されているので、使用目的に応じたノーズパッドを手軽
に交換することができ、汎用性に優れた実に使い勝手の
良い多機能サングラスを提供することができる。
されているので、使用目的に応じたノーズパッドを手軽
に交換することができ、汎用性に優れた実に使い勝手の
良い多機能サングラスを提供することができる。
【図1】本実施形態の多機能サングラスの全体斜視図で
ある。
ある。
【図2】同多機能サングラスの要部分解斜視図である。
【図3】同多機能サングラスのテンプルの取付操作を説
明する部分断面図である。
明する部分断面図である。
【図4】同多機能サングラスのテンプルの取付操作を説
明する部分断面図である。
明する部分断面図である。
【図5】同多機能サングラスのバンドの取付状態を説明
する部分断面図である。
する部分断面図である。
【図6】同多機能サングラスのノーズパッド周辺の要部
断面図である。
断面図である。
【図7】同多機能サングラスのノーズパッドの実施変形
例を示す要部断面図である。
例を示す要部断面図である。
1 レンズ 11 通気孔 2 リム 3 エンドピース 4 丁番 5 テンプル取付部材 51 挿入孔 52 欠込窓 61 テンプル 62 バンド 63 連結部材 64 二股部材 65 掛止凸部 66 ガイド突起 7 パッド取付部材 71 取付突起 8 風防カバー 9 ノーズパッド 91 取付孔 92 台座 93 緩衝材
Claims (3)
- 【請求項1】 中央下部周辺に通気孔11を開設した左右
一体型レンズ1と;このレンズ1の少なくとも上縁部を
支持し、左右両側縁にはエンドピース3・3を備えたリ
ム2と;これらエンドピース3・3の各持出側の端部に
丁番4を介して軸支され、装着者の耳に掛けるべきテン
プル61、或いは装着者の後頭部に掛けるべきバンド62を
着脱自在に取付可能なテンプル取付部材5と;前記レン
ズ1の中央下部に付設され、後方へ向けて取付突起71が
突設されたパッド取付部材7と;このパッド取付部材7
の取付突起71に着脱自在に取り付けられて前記レンズ1
の通気孔11の後方位置に臨む風防カバー8と;このパッ
ド取付部材7の取付突起71に前記風防カバー8を介在せ
しめた状態で着脱自在に取り付けられたノーズパッド9
と;から構成されていることを特徴とする多機能サング
ラス。 - 【請求項2】 テンプル取付部材5が、テンプル対向面
に挿入孔51を有すると共に上下面には欠込窓52・52を備
えた箱型に形成されている一方、 テンプル61の基端部、及び連結部材63を介してバンド62
の両端部には、互いに離反する方向へ付勢力を持った状
態で前記挿入孔51へ挿入されるべき二股部材64が設けら
れていると共に、この二股部材64の各脚部外側には前記
欠込窓52・52の縁部に掛止可能な掛止凸部65・65が形成
されており、更にテンプル61の基端部の上下面には、テ
ンプル取付時にテンプル取付部材5を上下にガタ付きの
ない状態で挟持すべきガイド突起66・66が形成されてい
ることを特徴とした請求項1記載の多機能サングラス。 - 【請求項3】 ノーズパッド9が、パッド取付部材7の
取付突起71が挿嵌されるべき取付孔91を有する台座92
と、この台座92に貼設された緩衝材93とから構成されて
いることを特徴とした請求項1又は請求項2記載の多機
能サングラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09265329A JP3122065B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 多機能サングラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09265329A JP3122065B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 多機能サングラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11109291A true JPH11109291A (ja) | 1999-04-23 |
JP3122065B2 JP3122065B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=17415687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09265329A Expired - Fee Related JP3122065B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 多機能サングラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3122065B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003062004A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-04 | Yamamoto Kogaku Co Ltd | ゴーグル |
JP2005531013A (ja) * | 2001-11-19 | 2005-10-13 | ケービーシー アメリカ,インコーポレーテッド | 取外し可能なパッドを有する換気式眼鏡 |
JP2013088725A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Olympus Corp | ウェアラブル機器の支持構造 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP09265329A patent/JP3122065B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003062004A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-04 | Yamamoto Kogaku Co Ltd | ゴーグル |
KR100870377B1 (ko) * | 2001-08-28 | 2008-11-25 | 야마모토 고가쿠 가부시키가이샤 | 고글 |
JP2005531013A (ja) * | 2001-11-19 | 2005-10-13 | ケービーシー アメリカ,インコーポレーテッド | 取外し可能なパッドを有する換気式眼鏡 |
JP2013088725A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Olympus Corp | ウェアラブル機器の支持構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3122065B2 (ja) | 2001-01-09 |
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