JPH11108529A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH11108529A
JPH11108529A JP9281169A JP28116997A JPH11108529A JP H11108529 A JPH11108529 A JP H11108529A JP 9281169 A JP9281169 A JP 9281169A JP 28116997 A JP28116997 A JP 28116997A JP H11108529 A JPH11108529 A JP H11108529A
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JP
Japan
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cooling water
heat exchanger
cooling
water
refrigerant
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Application number
JP9281169A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kawaguchi
剛 川口
Kazuhiro Sekiguchi
和弘 関口
Tokutaro Mase
徳太郎 間瀬
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 冷凍機の設置位置の移動作業が簡単であ
るとともに、保守が容易な冷却装置を提供する。 【解決手段】 冷却装置は、冷媒を圧縮する圧縮機
(8)、この圧縮機で圧縮された冷媒を冷却水で冷却す
る水冷凝縮器(9)、水冷凝縮器からの冷媒が膨張する
冷媒膨張部(11)、および、冷媒膨張部から冷媒が流
入するとともに流入した冷媒が圧縮機へ流れている蒸発
器(12)を具備する冷凍機(6)と、この冷凍機が設
置されている部屋(2)の外に配置されているフィンチ
ューブ型熱交換器(21)と、このフィンチューブ型熱
交換器を空冷する熱交換器用送風機(23)と、水冷凝
縮器とフィンチューブ型熱交換器とを連結する冷却水配
管(31,32)と、水冷式凝縮器の冷却水を、フィン
チューブ型熱交換器に流して、再び水冷式凝縮器に戻す
冷却水循環ポンプ(22)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍機の排熱を室
外に放出している冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷却機器(たとえば冷却ショーケース、
冷却貯蔵庫や低温加工テーブルなど)には、物を冷却す
る冷凍機が設けられている。この冷凍機の排熱を、冷却
機器が設置されている部屋内すなわち室内に排出する
と、部屋の温度が上昇し、部屋の温度を調整している空
調機器の負荷が増大する。そこで、冷凍機の蒸発器を室
内に設置するとともに、冷凍機の凝縮器は室外に配置し
て、冷凍機の排熱を室外に排出する場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、凝縮器を室
外に配置すると、冷媒配管が長くなり、冷媒配管に充填
されるフロンやアンモニアなどの冷媒の量が多くなり、
コストが増大する。また、冷媒配管には比較的高圧の冷
媒が充填されており、この冷媒が冷媒配管から漏れるこ
とを防止するために、冷媒配管は膨張弁や圧縮機などに
溶接で堅固に接続されている。したがって、圧縮機や蒸
発器の設置位置を変更する際には、冷媒配管を溶接部付
近で溶断して外し、設置位置の変更後に、再度溶接する
必要があり、設置位置の変更作業に手間がかかってい
る。さらに、冷媒配管を外す際には、冷媒配管内の冷媒
を回収する必要がある。また、冷媒配管を接続する際に
は、冷媒配管内の空気を抜き取るとともに、空気抜取り
後、冷媒を充填する必要がある。この様に、冷媒配管の
配管工事は手数がかかっている。
【0004】そこで、冷凍機の凝縮器を水冷凝縮器に
し、この水冷凝縮器を室内に設置するとともに、クーリ
ングタワーを室外に設置し、この水冷凝縮器とクーリン
グタワーとを冷却水配管で連結することを検討した。こ
の様に冷却水配管で連結すると、配管の接続は溶接では
なく、着脱可能な接続金具で行え、冷凍機の設置位置の
変更が容易となる。しかしながら、クーリングタワーで
は冷却水の蒸発量が多く、頻繁に冷却水を補充する必要
がある。また、冷却水にゴミなどが混入することがあ
り、保守点検の手間がかかる。
【0005】また、冷凍機自体を室外に設置し、冷却水
配管で冷たい冷却水を室内の冷却機器に導くことも考え
られるが、冷却水の温度を約0℃以下に下げると、冷却
水が凍結するので、冷却水の温度は約0℃以上に設定さ
れている。したがって、冷却機器における冷却温度を約
0℃以下にすることが困難であるとともに、冷却機器の
冷却効率が低下する。また、配管内の流体の温度を大き
く低下させると、配管を断熱する必要があり、配管工事
のコストが増大する。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、冷凍機の設置位置の移動作業が簡単である
とともに、保守が容易な冷却装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却装置は、冷
媒を圧縮する圧縮機(8)、この圧縮機で圧縮された冷
媒を冷却水で冷却する水冷凝縮器(9)、水冷凝縮器か
らの冷媒が膨張する冷媒膨張部(11)、および、冷媒
膨張部から冷媒が流入するとともに流入した冷媒が圧縮
機へ流れている蒸発器(12)を具備する冷凍機(6)
と、この冷凍機が設置されている部屋(2)の外に配置
されているフィンチューブ型熱交換器(21)と、この
フィンチューブ型熱交換器を空冷する熱交換器用送風機
(23)と、水冷凝縮器の冷却水出口(9a)とフィン
チューブ型熱交換器の冷却水入口(21a)とを連結す
る第1冷却水配管(31)と、水冷凝縮器の冷却水入口
(9b)とフィンチューブ型熱交換器の冷却水出口(2
1b)とを連結する第2冷却水配管(32)と、水冷式
凝縮器の冷却水を、第1冷却水配管、フィンチューブ型
熱交換器および第2冷却水配管に流して、再び水冷式凝
縮器に戻す冷却水循環ポンプ(22)とを備えている。
【0008】また、フィンチューブ型熱交換器および熱
交換器用送風機を覆うケース(19)が設けられ、この
ケース内に冷却水循環ポンプが配置されている場合があ
る。
【0009】さらに、冷却水循環ポンプが、圧縮機の稼
働と略同時に稼働し、かつ、圧縮機の停止と略同時に停
止している場合がある。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明における冷却装置の
実施の一形態を図1ないし図3を用いて説明する。図1
は本発明の実施の一形態における冷却装置の正面図であ
る。図2は冷却装置の冷媒および冷却水の回路図であ
る。図3は冷却装置の電気回路図である。
【0011】たとえば冷却ショーケース、冷却貯蔵庫や
低温加工テーブルなどの冷却機器1は、店舗の店内や工
場の低温作業室などの室内2に設置されている。冷却機
器1内または冷却機器1付近には、冷凍機ユニット3が
設けられ、この冷凍機ユニット3のケース内には、冷凍
機6が設けられている。この冷凍機6は、フロンやアン
モニアなどの冷媒を圧縮する圧縮機8、この圧縮機8で
圧縮された冷媒を水冷する水冷凝縮器(たとえば、シェ
ルアンドコイル形式の水冷凝縮器)9、水冷凝縮器9で
冷却された冷媒が膨張する冷媒膨張部としての膨張弁1
1および蒸発器12を具備し、これらの機器は冷媒配管
で連結され、いわゆる冷凍サイクルが構成されている。
【0012】そして、圧縮機8が稼働すると、圧縮機8
が蒸発器12内の冷媒を吸い込み、圧縮し、水冷凝縮器
9に吐出する。水冷凝縮器9において、冷媒は水冷さ
れ、ついで、膨張弁11において膨張して、温度がさら
に低下する。この低温の冷媒は蒸発器12に流入し、蒸
発器12の周囲の物体たとえば空気、水や貯蔵槽などを
冷却し、再び圧縮機8に戻っている。
【0013】一方、室内2と壁14で隔てられている室
外16(すなわち、冷凍機6が設置されている部屋の
外)には、室外放熱ユニット18が設置されている。こ
の室外放熱ユニット18のケース19内には、フィンチ
ューブ型熱交換器21、冷却水循環ポンプ22および熱
交換器用送風機23などが設けられている。このケース
19には、換気用の開口26,27が形成されている。
【0014】そして、水冷凝縮器9の冷却水出口9a
と、熱交換器21の冷却水入口21aとは、第1冷却水
配管31で接続され、また、水冷凝縮器9の冷却水入口
9bと、熱交換器21の冷却水出口21bとは、第2冷
却水配管32で接続されている。冷却水配管31,32
は壁14を貫通し、一端が室内2に、他端が室外16に
延在している。また、第2冷却水配管32には、前述の
冷却水循環ポンプ22が設けられている。第1冷却水配
管31は、水冷凝縮器9に溶接などで固定されている水
冷凝縮器側配管31a、熱交換器21に溶接などで固定
されている熱交換器側配管31b、および、水冷凝縮器
側配管31aと熱交換器側配管31bとを連結している
連結配管31cで構成されている。この連結配管31c
は、水冷凝縮器側配管31aおよび熱交換器側配管31
bに、接続具としての接続金具34で着脱可能に接続さ
れている。
【0015】同様に、第2冷却水配管32は、水冷凝縮
器9に溶接などで固定されている水冷凝縮器側配管32
a、熱交換器21に溶接で固定されている熱交換器側配
管32b、および、水冷凝縮器側配管32aと熱交換器
側配管32bとを連結している連結配管32cで構成さ
れ、連結配管32cは、水冷凝縮器側配管32aおよび
熱交換器側配管32bに、接続金具34で着脱可能に接
続されている。冷却水循環ポンプ22は、熱交換器側配
管32bの中間部に設けられている。そして、水冷凝縮
器側配管31a,32aおよび熱交換器側配管31b,
32bは、金属パイプで構成され、一方、連結配管31
c,32cは、樹脂製の柔軟なホースで構成されてい
る。なお、冷却水配管31,32は、断熱材で覆われ
ず、断熱されていない。ただし、断熱材で覆うことも可
能である。また、水冷凝縮器9、冷却水循環ポンプ2
2、冷却水配管31,32および熱交換器21からなる
冷却水流路には、冷却水が充填されている。この冷却水
は、水道水などの真水に不凍液(たとえば、エチレング
リコールやプロピレングリコールなど)を混入して構成
されている。なお、暖かい場所に、冷却水配管31,3
2や室外放熱ユニット18などを設置する際には、必ず
しも、不凍液を混入する必要はない。
【0016】また、商用の交流電源などの電源36に、
第1スイッチ37を介して、圧縮機8および冷却水循環
ポンプ22が連結されている。この圧縮機8と冷却水循
環ポンプ22とは並列に接続されている。さらに、電源
36には、第2スイッチ38を介して、熱交換器用送風
機23が接続されている。この第2スイッチ38は、略
常時ONとなっており、熱交換器用送風機23は略常時
回転している。この熱交換器用送風機23は、ケース1
9の外の空気を、一方の換気用の開口26から吸い込
み、熱交換器21に送風し、他方の換気用の開口27か
ら排出している。この様にして、熱交換器用送風機23
は熱交換器21を空冷している。
【0017】冷却装置は、前述の冷凍機6、熱交換器2
1、冷却水循環ポンプ22、熱交換器用送風機23およ
び冷却水配管31,32などで構成されている。そし
て、第1スイッチ37がONとなると、圧縮機8および
冷却水循環ポンプ22が略同時に稼働する。この圧縮機
8の稼働により、冷凍機6の冷媒が流れて、蒸発器12
は温度が低下し、周囲の物体たとえば空気などの温度を
低下させる。一方、冷却水循環ポンプ22は、熱交換器
21の冷却水を吸い込んで、第2冷却水配管32を介し
て水冷凝縮器9に吐出する。そして、水冷凝縮器9に流
入した冷却水は、第1冷却水配管31を介して熱交換器
21に戻っている。この様にして、冷却水は循環してお
り、熱交換器21で空冷されて温度が低下するととも
に、水冷凝縮器9において、冷媒を冷却している。この
冷媒を冷却する際に、冷却水の温度は上昇している。
【0018】また、蒸発器12で冷却された空気など
は、冷却機器1たとえば冷却ショーケースの陳列室など
に供給されている。そして、陳列室などの温度が低下し
て、設定温度となると、第1スイッチ37がOFFとな
り、圧縮機8および冷却水循環ポンプ22は略同時に停
止する。逆に、陳列室などの温度が上昇して、設定温度
以上になると、第1スイッチ37がONとなり、圧縮機
8および冷却水循環ポンプ22は略同時に稼働する。
【0019】ところで、冷凍機6の設置位置を変更する
際には、接続金具34の部分で、冷却水配管31,32
の連結配管31c,32cを冷凍機ユニット3から分離
し、ついで、冷凍機ユニット3を所定の位置に移動して
設置し、設置後、接続金具34で連結配管31c,32
cと冷凍機ユニット3とを接続する。接続金具34で分
離した際に、冷却水は漏れることがあるが、その様な場
合には、連結配管31c,32cと冷凍機ユニット3と
を接続した後に、水道水などの冷却水を補充する。ま
た、連結配管31c,32cは柔軟なホースで構成され
ているので、移動距離が短い場合には、連結配管31
c,32cを冷凍機ユニット3から分離せずに、設置位
置を簡単に変更することができる。
【0020】前述のように実施の形態では、水冷凝縮器
9と熱交換器21とは、冷却水配管31,32で連結さ
れているので、簡単に冷凍機6の設置位置を変更するこ
とができる。特に、冷却水配管31,32が、接続具を
具備しているので、この接続具の部分で容易に分離する
ことができる。したがって、冷凍機6の移動を、冷却水
配管に妨げられずに行うことができる。
【0021】また、冷却水配管31,32は、柔軟なホ
ース部を具備しているので、水冷凝縮器9を冷却水配管
31,32から外さずに、簡単に設置位置を変更するこ
とができる。
【0022】さらに、冷却水は外気に触れることがない
ので、外気中のホコリやゴミなどが冷却水に混入するこ
とが少ない。したがって、保守点検作業が容易となる。
また、冷却水の蒸発を防止することができる。その結
果、冷却水の補充を頻繁に行う必要がなくなる。
【0023】そして、冷却水循環ポンプ22と圧縮機8
とを略同時に、稼働または停止させるスイッチ機構(第
1スイッチ37)が設けられているので、水冷凝縮器9
の冷却が必要な時だけ、冷却水循環ポンプ22が稼働し
ており、ランニングコストを削減することができる。
【0024】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態において、冷却水配管31,32は壁
14を貫通しているが、床や天井などに配設して、室内
2から室外16に延在させることも可能である。
【0025】(2)室外16は屋外でも可能であるし、
室内2以外の室内でも可能である。たとえば、冷却機器
1および冷凍機ユニット3を店内に配置し、室外放熱ユ
ニット18を商品仕分け室に配置することが可能であ
る。 (3)実施の形態においては、蒸発器用送風機が設けら
れていないが、蒸発器用送風機を設けることも可能であ
る。この蒸発器用送風機は、圧縮機8が稼働中は稼働す
るとともに、圧縮機8の停止後も、稼働していることが
好ましい。
【0026】(4)実施の形態においては、熱交換器用
送風機23は略常時稼働しているが、適宜必要に応じて
停止することも可能である。たとえば、圧縮機8の稼働
と、略同時に熱交換器用送風機23を稼働したり、ま
た、圧縮機8の停止と、略同時に熱交換器用送風機23
を停止したりすることが可能である。 (5)実施の形態においては、冷却水循環ポンプ22
は、第2冷却水配管32の熱交換器側配管32bに設け
られているが、冷却水を循環させることができるなら
ば、その配置は適宜変更可能である。すなわち、冷却水
配管31,32の適宜の箇所に設置可能である。ただ
し、室外16側に配置した方が、冷却水循環ポンプ22
の熱が室内2の室温に影響することが少ないので、好ま
しい。
【0027】(6)実施の形態においては、接続金具3
4は、冷却水配管31,32の中間部に設けられている
が、冷却水配管31,32の端部に設けることも可能で
ある。また、接続金具34は必ずしも設ける必要はな
い。 (7)冷凍機6の数量や熱交換器21の数量は、適宜選
択可能である。冷凍機6や熱交換器21を複数設けた場
合には、直列に接続することも可能であるし、並列に接
続することも可能である。
【0028】(8)冷却水配管31,32の材質は、実
施の形態のものに限定されず、適宜選択可能である。 (9)実施の形態においては、冷媒膨張部は膨張弁11
で構成されているが、他の構造でも可能である。たとえ
ば、キャピラリーチューブなどで構成することも可能で
ある。 (10)冷凍機6は、冷却機器1内に設けたり、冷却機
器1の外に設けたりすることができる。また、冷凍機6
の蒸発器12のみを冷却機器1内に設けることも可能で
ある。
【0029】
【発明の効果】本発明の冷却装置によれば、冷凍機の凝
縮器を水冷凝縮器とし、かつ、冷凍機が設置されている
部屋の外にフィンチューブ型熱交換器を配置するととも
に、この水冷凝縮器と熱交換器とを冷却水配管で接続し
ている。したがって、冷凍機の排熱は、水冷凝縮器およ
び冷却水配管を介して熱交換器に伝達され、室外に放出
されている。その結果、室内の温度が上昇することを防
止することができる。しかも、水冷凝縮器と熱交換器と
は冷却水配管で接続されており、配管に充填されている
ものが冷媒ではなく、取扱いの簡単な水であるので、冷
媒配管の場合と比して、簡単に配管工事を行うことがで
きる。したがって、冷凍機の設置位置の変更を簡単に行
うことができる。さらに、熱交換器がフィンチューブ型
熱交換器であり、冷却水が外気に触れることがないの
で、ゴミなどが冷却水に混入することや、冷却水の蒸発
を防止することができる。その結果、冷却装置の保守点
検が容易となる。
【0030】また、フィンチューブ型熱交換器および熱
交換器用送風機を覆うケースが設けられ、このケース内
に冷却水循環ポンプが配置されている場合には、冷却水
循環ポンプも室外に配置され、冷却水循環ポンプの熱で
室内の温度が上昇することを防止することができる。し
かも、熱交換器、送風機および冷却水循環ポンプを、工
場でユニット化して製造することができ、現場工事を減
少させることができる。
【0031】さらに、冷却水循環ポンプが、圧縮機の稼
働と略同時に稼働し、かつ、圧縮機の停止と略同時に停
止している場合には、冷媒の冷却が必要な時だけ、冷却
水循環ポンプを稼働させることができ、ランニングコス
トを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の一形態における冷却装置
の正面図である。
【図2】図2は冷却装置の冷媒および冷却水の回路図で
ある。
【図3】図3は冷却装置の電気回路図である。
【符号の説明】
2 室内(冷凍機が設置されている部屋) 6 冷凍機 8 圧縮機 9 水冷凝縮器 9a 冷却水出口 9b 冷却水入口 11 膨張弁(冷媒膨張部) 12 蒸発器 19 ケース 21 フィンチューブ型熱交換器 21a 冷却水入口 21b 冷却水出口 22 冷却水循環ポンプ 23 熱交換器用送風機 31 第1冷却水配管 32 第2冷却水配管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮する圧縮機、この圧縮機で圧
    縮された冷媒を冷却水で冷却する水冷凝縮器、水冷凝縮
    器からの冷媒が膨張する冷媒膨張部、および、冷媒膨張
    部から冷媒が流入するとともに流入した冷媒が圧縮機へ
    流れている蒸発器を具備する冷凍機と、 この冷凍機が設置されている部屋の外に配置されている
    フィンチューブ型熱交換器と、 このフィンチューブ型熱交換器を空冷する熱交換器用送
    風機と、 水冷凝縮器の冷却水出口とフィンチューブ型熱交換器の
    冷却水入口とを連結する第1冷却水配管と、 水冷凝縮器の冷却水入口とフィンチューブ型熱交換器の
    冷却水出口とを連結する第2冷却水配管と、 水冷式凝縮器の冷却水を、第1冷却水配管、フィンチュ
    ーブ型熱交換器および第2冷却水配管に流して、再び水
    冷式凝縮器に戻す冷却水循環ポンプとを備えている冷却
    装置。
  2. 【請求項2】 フィンチューブ型熱交換器および熱交換
    器用送風機を覆うケースが設けられ、このケース内に冷
    却水循環ポンプが配置されていることを特徴とする請求
    項1記載の冷却装置。
  3. 【請求項3】 冷却水循環ポンプが、圧縮機の稼働と略
    同時に稼働し、かつ、圧縮機の停止と略同時に停止して
    いることを特徴とする請求項1または2記載の冷却装
    置。
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