JPH11106762A - 燃料の改質装置 - Google Patents
燃料の改質装置Info
- Publication number
- JPH11106762A JPH11106762A JP27111297A JP27111297A JPH11106762A JP H11106762 A JPH11106762 A JP H11106762A JP 27111297 A JP27111297 A JP 27111297A JP 27111297 A JP27111297 A JP 27111297A JP H11106762 A JPH11106762 A JP H11106762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- ceramic cylinder
- far
- cylinder
- infrared
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】セラミックス材からの遠赤外線放射により、燃
料を活性化させて効率を高めているが、燃料の通過素材
として連続多孔質の網目状のセラミックス体等が使用さ
れており、そこを燃料を通過させるときに組成構造によ
る抵抗があり、急速に燃料を通過させようとしても、即
時流量増大に追随できなかった。このため、例えば車両
が、急速発進等の操作を行った場合に運転操作上の支障
を生ずることがあった。この課題を解決し、燃焼効率を
高めかつ、運転操作が円滑に行われる装置を提供する。 【解決手段】網目状の連続多孔体よりなる円柱状の遠赤
外線放射性セラミックス体と、それを貫挿した内部が中
空の形状を備えた遠赤外線放射性円筒体セラミックスと
から構成される燃料の改質装置。
料を活性化させて効率を高めているが、燃料の通過素材
として連続多孔質の網目状のセラミックス体等が使用さ
れており、そこを燃料を通過させるときに組成構造によ
る抵抗があり、急速に燃料を通過させようとしても、即
時流量増大に追随できなかった。このため、例えば車両
が、急速発進等の操作を行った場合に運転操作上の支障
を生ずることがあった。この課題を解決し、燃焼効率を
高めかつ、運転操作が円滑に行われる装置を提供する。 【解決手段】網目状の連続多孔体よりなる円柱状の遠赤
外線放射性セラミックス体と、それを貫挿した内部が中
空の形状を備えた遠赤外線放射性円筒体セラミックスと
から構成される燃料の改質装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠赤外線を放射す
るセラミックス材を組み合わせて構成し、燃料の燃焼効
率の改善改質を行う装置に関する。
るセラミックス材を組み合わせて構成し、燃料の燃焼効
率の改善改質を行う装置に関する。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】セラミッ
クス材からの遠赤外線放射により、重油、軽油、ガソリ
ン、可燃混合ガス等を活性化させて、燃焼効率を高めて
いることは周知であり、また上記の流体を通過させる素
材としては連通多孔質のセラミックス体等が使用されて
いる。しかし、前記連通多孔質のセラミックス体は、例
えば軽油、ガソリン等の流体を通過させる場合、その組
成構造上による抵抗があり、特に急激に流体を通過させ
ようとして、圧力をかけるか、あるいは吸引力を増大し
ても、前記抵抗のため流体は即時に比例して流量増大に
追随できず、タイムラグを生ずることがあった。このた
め、例えば軽油、ガソリン等を使用する車両において、
急速発進、急坂路への対応、危険回避のための急加速等
の変速操作を行った場合に、タイムラグにより加速が直
ちに対応できず運転操作上の支障を生ずることがあっ
た。本発明は、上記の課題を解決し、燃焼効率を高めか
つ、運転の操作が円滑に行われる装置を提供する。
クス材からの遠赤外線放射により、重油、軽油、ガソリ
ン、可燃混合ガス等を活性化させて、燃焼効率を高めて
いることは周知であり、また上記の流体を通過させる素
材としては連通多孔質のセラミックス体等が使用されて
いる。しかし、前記連通多孔質のセラミックス体は、例
えば軽油、ガソリン等の流体を通過させる場合、その組
成構造上による抵抗があり、特に急激に流体を通過させ
ようとして、圧力をかけるか、あるいは吸引力を増大し
ても、前記抵抗のため流体は即時に比例して流量増大に
追随できず、タイムラグを生ずることがあった。このた
め、例えば軽油、ガソリン等を使用する車両において、
急速発進、急坂路への対応、危険回避のための急加速等
の変速操作を行った場合に、タイムラグにより加速が直
ちに対応できず運転操作上の支障を生ずることがあっ
た。本発明は、上記の課題を解決し、燃焼効率を高めか
つ、運転の操作が円滑に行われる装置を提供する。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記に鑑み、
鋭意研究の結果下記の手段によりこの課題を解決した。 （１）連通多孔質の遠赤外線放射性セラミックス円柱体
を貫挿した遠赤外線放射性セラミックス円筒体であっ
て、かつ前記セラミックス円柱体の外周面と前記セラミ
ックス円筒体の内周面との間には流体が容易に流通する
空隙通路が形成されてなることを特徴とする燃料の改質
装置 （２）遠赤外線放射性セラミックス円柱体を貫挿した、
内部が中空のスパイラル状突起部を外周部に備えた遠赤
外線放射性セラミックス円筒体と、前記セラミックス円
筒体の外周面を捲回被覆する炭素繊維布と、前記炭素繊
維布の前後部を捲着するリング状の電導線と、上記各部
材を収容するための円筒状容器であって、両端面に、流
体導入・導出用のニップルが突設された蓋体を有する導
電性円筒状容器と、前記セラミックス円筒体の両端の開
口部と前記導電性円筒状容器の蓋体内面との間に押圧・
介在される合成樹脂性のリング状パッキン材と、から構
成されることを特徴とする燃料の改質装置。 （３）燃料が液体であることを特徴とする（１）項又は
（２）項に記載の燃料の改質装置。 （４）燃料が気体であることを特徴とする（１）項又は
（２）項に記載の燃料の改質装置。 （５）（１）項〜（４）項のいずれか１項に記載の燃料
の改質装置が、内燃機関の燃料タンクと、インジェクタ
ー又はキャブレターとの間に装着されてなることを特徴
とする燃料供給装置。
鋭意研究の結果下記の手段によりこの課題を解決した。 （１）連通多孔質の遠赤外線放射性セラミックス円柱体
を貫挿した遠赤外線放射性セラミックス円筒体であっ
て、かつ前記セラミックス円柱体の外周面と前記セラミ
ックス円筒体の内周面との間には流体が容易に流通する
空隙通路が形成されてなることを特徴とする燃料の改質
装置 （２）遠赤外線放射性セラミックス円柱体を貫挿した、
内部が中空のスパイラル状突起部を外周部に備えた遠赤
外線放射性セラミックス円筒体と、前記セラミックス円
筒体の外周面を捲回被覆する炭素繊維布と、前記炭素繊
維布の前後部を捲着するリング状の電導線と、上記各部
材を収容するための円筒状容器であって、両端面に、流
体導入・導出用のニップルが突設された蓋体を有する導
電性円筒状容器と、前記セラミックス円筒体の両端の開
口部と前記導電性円筒状容器の蓋体内面との間に押圧・
介在される合成樹脂性のリング状パッキン材と、から構
成されることを特徴とする燃料の改質装置。 （３）燃料が液体であることを特徴とする（１）項又は
（２）項に記載の燃料の改質装置。 （４）燃料が気体であることを特徴とする（１）項又は
（２）項に記載の燃料の改質装置。 （５）（１）項〜（４）項のいずれか１項に記載の燃料
の改質装置が、内燃機関の燃料タンクと、インジェクタ
ー又はキャブレターとの間に装着されてなることを特徴
とする燃料供給装置。
【０００４】
【発明の実施の形態】以下本発明の燃料の改質装置の構
造と作用を、図に基づいて説明する。図１は燃料改質装
置の正面外観図である。図において、１は燃料改質装
置、２は収納容器、３はニップル、４は取り付け具、５
は外部接続用チューブを示す。本燃料改質装置は、例え
ば図６（自動車のエンジンに燃料改質装置を装着した場
合の説明図。）に示したように、燃料系の中間、燃料タ
ンク６とフィードポンプ８との間に、ニップル３の前後
に外部接続用チューブ５を接続し、取り付け具４により
ボディに固着して装着される。図２はスパイラルセラミ
ックス円筒体を使用した燃料改質装置の一部正面断面図
である。図において、１２は炭素繊維布、１３はパッキ
ン、１４はスパイラルセラミックス円筒体、１５は電導
線リング、１６は連通多孔質のセラミックス円柱体、１
７は側路を示す。図３は図２の収納容器内部の部材の配
置図。で、図３の（イ）図は、収納容器内部の部材を示
す図２の左側面図。（ロ）図は、収納容器内部の部材を
示す図２の正面図。である。図に示したようにスパイラ
ルセラミックス円筒体１４は、例えば、石膏の分割型に
泥状のセラミックスを鋳込んで成型した後石膏を取り除
いて、内部が中空のスパイラル状突起を備えた遠赤外線
放射性のスパイラルセラミックス円筒体１４を得ること
ができる。また、連通多孔質のセラミックス円柱体１６
は、空隙を形成した焼失可能な連通多孔体を、セラミッ
クス液に浸し乾燥させた後、焼成して連通多孔体を焼失
することで遠赤外線放射性の連通多孔質体が得られる。
なお、連通多孔質よりなるセラミックス体は、Ｌｉ2Ｏ
を含有、Ａｌ2Ｏ3・ＳｉＯ2 系セラミックスで作成、１
０ミクロン前後の赤外線放射率９０％以上の材質を有す
る。
造と作用を、図に基づいて説明する。図１は燃料改質装
置の正面外観図である。図において、１は燃料改質装
置、２は収納容器、３はニップル、４は取り付け具、５
は外部接続用チューブを示す。本燃料改質装置は、例え
ば図６（自動車のエンジンに燃料改質装置を装着した場
合の説明図。）に示したように、燃料系の中間、燃料タ
ンク６とフィードポンプ８との間に、ニップル３の前後
に外部接続用チューブ５を接続し、取り付け具４により
ボディに固着して装着される。図２はスパイラルセラミ
ックス円筒体を使用した燃料改質装置の一部正面断面図
である。図において、１２は炭素繊維布、１３はパッキ
ン、１４はスパイラルセラミックス円筒体、１５は電導
線リング、１６は連通多孔質のセラミックス円柱体、１
７は側路を示す。図３は図２の収納容器内部の部材の配
置図。で、図３の（イ）図は、収納容器内部の部材を示
す図２の左側面図。（ロ）図は、収納容器内部の部材を
示す図２の正面図。である。図に示したようにスパイラ
ルセラミックス円筒体１４は、例えば、石膏の分割型に
泥状のセラミックスを鋳込んで成型した後石膏を取り除
いて、内部が中空のスパイラル状突起を備えた遠赤外線
放射性のスパイラルセラミックス円筒体１４を得ること
ができる。また、連通多孔質のセラミックス円柱体１６
は、空隙を形成した焼失可能な連通多孔体を、セラミッ
クス液に浸し乾燥させた後、焼成して連通多孔体を焼失
することで遠赤外線放射性の連通多孔質体が得られる。
なお、連通多孔質よりなるセラミックス体は、Ｌｉ2Ｏ
を含有、Ａｌ2Ｏ3・ＳｉＯ2 系セラミックスで作成、１
０ミクロン前後の赤外線放射率９０％以上の材質を有す
る。
【０００５】上記スパイラルセラミックス円筒体１４
と、連通多孔質のセラミックス円柱体１６とを一体構造
にするには、焼成前の連通多孔質のセラミックス円柱体
１６を、焼成前のスパイラルセラミックス円筒体１４の
中央貫孔に収納して焼成することにより一体構造とな
る。あるいは、スパイラルセラミックス円筒体１４と、
連通多孔質のセラミックス円柱体１６とをそれぞれ焼成
して、スパイラルセラミックス円筒体１４の中央貫孔に
収納接着してもよく、また、焼成した連通多孔体のセラ
ミックス円柱１６を未焼成のスパイラルセラミックス円
筒体１４に収納した後、焼成して成形してもよい。上記
のようにして一体構造となるが、そのスパイラルセラミ
ックス円筒体１４の外周には、図３の（イ）図及び
（ロ）図に示すように、炭素繊維布１２を捲回被覆させ
た後、前記炭繊維布１２の前後部をリング状の電導線１
５により捲着して、装着している。
と、連通多孔質のセラミックス円柱体１６とを一体構造
にするには、焼成前の連通多孔質のセラミックス円柱体
１６を、焼成前のスパイラルセラミックス円筒体１４の
中央貫孔に収納して焼成することにより一体構造とな
る。あるいは、スパイラルセラミックス円筒体１４と、
連通多孔質のセラミックス円柱体１６とをそれぞれ焼成
して、スパイラルセラミックス円筒体１４の中央貫孔に
収納接着してもよく、また、焼成した連通多孔体のセラ
ミックス円柱１６を未焼成のスパイラルセラミックス円
筒体１４に収納した後、焼成して成形してもよい。上記
のようにして一体構造となるが、そのスパイラルセラミ
ックス円筒体１４の外周には、図３の（イ）図及び
（ロ）図に示すように、炭素繊維布１２を捲回被覆させ
た後、前記炭繊維布１２の前後部をリング状の電導線１
５により捲着して、装着している。
【０００６】また、前記の収納容器２内部の部材は、金
属製の収納容器２の中に収納される。最初、収納容器２
は図２に示すように、外側に開口するニップル３を有す
る内外、２つの円筒形に分かれている。 図において、まず内側の長い円筒の左側の給油用のニッ
プル３が突設された蓋体内面に耐油性合成樹脂体のリン
グ状パッキン１３を接着し、次に図３の（ロ）図に示す
前記部材を、内側の収納容器の右側開口部から挿着し
て、その左端をパッキン１３に接合させる。そして、外
側の短い収納容器の右側の給油用のニップル３が突設さ
れた蓋体内面に前記パッキン１３を接着した後、前記内
側の収納容器の外側に被せる。この際、上記パッキン１
３に部材の左右端が接合するように圧力を加えて、収納
容器の中間付近で、内外の収納容器を溶着する。また、
このとき前記電導線１５は内側の収納容器の内周壁に接
触する。上記のようにして燃料の改質装置１が作成され
る。
属製の収納容器２の中に収納される。最初、収納容器２
は図２に示すように、外側に開口するニップル３を有す
る内外、２つの円筒形に分かれている。 図において、まず内側の長い円筒の左側の給油用のニッ
プル３が突設された蓋体内面に耐油性合成樹脂体のリン
グ状パッキン１３を接着し、次に図３の（ロ）図に示す
前記部材を、内側の収納容器の右側開口部から挿着し
て、その左端をパッキン１３に接合させる。そして、外
側の短い収納容器の右側の給油用のニップル３が突設さ
れた蓋体内面に前記パッキン１３を接着した後、前記内
側の収納容器の外側に被せる。この際、上記パッキン１
３に部材の左右端が接合するように圧力を加えて、収納
容器の中間付近で、内外の収納容器を溶着する。また、
このとき前記電導線１５は内側の収納容器の内周壁に接
触する。上記のようにして燃料の改質装置１が作成され
る。
【０００７】次に上記の燃料の改質装置１の作用につい
て説明する。図２及び図６（後記）において、燃料例え
ば軽油は、右側のニップル３から流入し、左側のニップ
ルから流出するものとする。前記軽油は通常図６に示す
フィードポンプ８（図６）の吸引力により改質装置１の
中を通過する。この通過量は吸引力に比例するが、前述
したように最終的には、例えば車両の変速操作に比例す
る。一定速度の通常の運転操作の状態では燃料流量は略
一定であり、この場合前記改質装置１の中の連通多孔質
のセラミックス円柱体１６を、燃料は抵抗なく通過する
が、急加速操作等でエンジンの回転数及びエンジンの負
荷率を急速に増大すると、比例して燃料流量も急速に増
大する。前述したように、連通多孔質のセラミックス円
柱体１６はその組成構造上燃料に対し抵抗があり、右側
の流入に体し一定の円形状の面積を有する流入受け入れ
開口部では、特に流量が急速に増大すると直ちに対応で
きない。このとき、前記セラミックス円柱体１６の外側
に配設された前記スパイラルセラミックス円筒体１４の
側路１７を通過する燃料は、バイパスを旋回する流れと
なって連通多孔質のセラミックス円柱体１６の側面から
も進入するので、接触面積が拡大され、処理速度が増加
し急速な燃料流量の増大にも追随することができる。こ
のためタイムラグを生ずることなく円滑な運転操作を行
うことができる。
て説明する。図２及び図６（後記）において、燃料例え
ば軽油は、右側のニップル３から流入し、左側のニップ
ルから流出するものとする。前記軽油は通常図６に示す
フィードポンプ８（図６）の吸引力により改質装置１の
中を通過する。この通過量は吸引力に比例するが、前述
したように最終的には、例えば車両の変速操作に比例す
る。一定速度の通常の運転操作の状態では燃料流量は略
一定であり、この場合前記改質装置１の中の連通多孔質
のセラミックス円柱体１６を、燃料は抵抗なく通過する
が、急加速操作等でエンジンの回転数及びエンジンの負
荷率を急速に増大すると、比例して燃料流量も急速に増
大する。前述したように、連通多孔質のセラミックス円
柱体１６はその組成構造上燃料に対し抵抗があり、右側
の流入に体し一定の円形状の面積を有する流入受け入れ
開口部では、特に流量が急速に増大すると直ちに対応で
きない。このとき、前記セラミックス円柱体１６の外側
に配設された前記スパイラルセラミックス円筒体１４の
側路１７を通過する燃料は、バイパスを旋回する流れと
なって連通多孔質のセラミックス円柱体１６の側面から
も進入するので、接触面積が拡大され、処理速度が増加
し急速な燃料流量の増大にも追随することができる。こ
のためタイムラグを生ずることなく円滑な運転操作を行
うことができる。
【０００８】次に前記炭素繊維布１２の作用を説明す
る。炭素繊維布１２は前記スパイラルセラミックス円筒
体１４のクッション材として、また、遠赤外線放射を助
成し、さらに燃料がリークした場合の含侵材となり、そ
して、流体が円筒内を急速に流れる際に発生する静電気
を蓄積させ、その周囲に捲着した電導線１５を介して金
属製の収納容器２に伝送し、収納容器２の金属製の取り
付け具４（図１）によってさらに外部の筺体に逃がして
いる。
る。炭素繊維布１２は前記スパイラルセラミックス円筒
体１４のクッション材として、また、遠赤外線放射を助
成し、さらに燃料がリークした場合の含侵材となり、そ
して、流体が円筒内を急速に流れる際に発生する静電気
を蓄積させ、その周囲に捲着した電導線１５を介して金
属製の収納容器２に伝送し、収納容器２の金属製の取り
付け具４（図１）によってさらに外部の筺体に逃がして
いる。
【０００９】図４は収納容器内部の部材の配置図。で、
図５の（イ）図は、収納容器内部の部材を示す図４の左
側面図。（ロ）図は、収納容器内部の部材を示す図４の
正面図。である。図に示したようにセラミックス円筒体
１８は、例えば、石膏の分割型に泥状のセラミックスを
鋳込んで成型した後石膏を取り除いて、内部が中空の円
筒体を備えた遠赤外線放射性のセラミックス円筒体を得
ることができる。また、連通多孔質のセラミックス円柱
体１６は、空隙を形成した焼失可能な連通多孔体を、セ
ラミックス液に浸し乾燥させた後、焼成して連通多孔体
を焼失することで遠赤外線放射性の連通多孔質体が得ら
れる。
図５の（イ）図は、収納容器内部の部材を示す図４の左
側面図。（ロ）図は、収納容器内部の部材を示す図４の
正面図。である。図に示したようにセラミックス円筒体
１８は、例えば、石膏の分割型に泥状のセラミックスを
鋳込んで成型した後石膏を取り除いて、内部が中空の円
筒体を備えた遠赤外線放射性のセラミックス円筒体を得
ることができる。また、連通多孔質のセラミックス円柱
体１６は、空隙を形成した焼失可能な連通多孔体を、セ
ラミックス液に浸し乾燥させた後、焼成して連通多孔体
を焼失することで遠赤外線放射性の連通多孔質体が得ら
れる。
【００１０】上記セラミックス円筒体１８と、連通多孔
質のセラミックス円柱体１６とを一体構造にするには、
焼成前の連通多孔質のセラミックス円柱体の１６を、焼
成前のセラミックス円筒体１８の中央貫孔に収納して焼
成することにより一体構造となる。あるいは、セラミッ
クス円筒体１８と、連通多孔質のセラミックス円柱体１
６とをそれぞれ焼成して、セラミックス円筒体１８の中
央貫孔に収納接着してもよく、また、焼成した連通多孔
質のセラミックス円柱１６を未焼成のセラミックス円筒
体１８に収納した後、焼成して成形してもよい。上記の
ようにして一体構造となるが、そのセラミックス円筒体
１８の外周には、図５の（イ）図及び（ロ）図に示すよ
うに、炭素繊維布１２を捲回被覆させた後、前記炭繊維
布１２の前後部をリング状の電導線１５により捲着し
て、装着している。
質のセラミックス円柱体１６とを一体構造にするには、
焼成前の連通多孔質のセラミックス円柱体の１６を、焼
成前のセラミックス円筒体１８の中央貫孔に収納して焼
成することにより一体構造となる。あるいは、セラミッ
クス円筒体１８と、連通多孔質のセラミックス円柱体１
６とをそれぞれ焼成して、セラミックス円筒体１８の中
央貫孔に収納接着してもよく、また、焼成した連通多孔
質のセラミックス円柱１６を未焼成のセラミックス円筒
体１８に収納した後、焼成して成形してもよい。上記の
ようにして一体構造となるが、そのセラミックス円筒体
１８の外周には、図５の（イ）図及び（ロ）図に示すよ
うに、炭素繊維布１２を捲回被覆させた後、前記炭繊維
布１２の前後部をリング状の電導線１５により捲着し
て、装着している。
【００１１】また、前記の収納容器２内部の部材は、金
属製の収納容器２の中に収納される。最初、収納容器２
は図４に示すように、外側に開口するニップル３を有す
る内外、２つの円筒形に分かれている。 図において、まず内側の長い円筒の左側の給油用のニッ
プル３が突設された蓋体内面に耐油性合成樹脂体のリン
グ状パッキン１３を接着し、次に図５の（ロ）図に示す
前記部材を、内側の収納容器の右側開口部から挿着し、
その左端をパッキン１３に接合させる。そして、外側の
短い収納容器の右側の給油用のニップルが突設された蓋
体内面に前パッキン１３を接着した後、前記内側の収納
容器の外側に被せる。この際、上記パッキン１３に部材
の左右端が良く接合するように圧力を加えて、収納容器
の中間付近で、内外の収納容器を溶着する。また、この
とき前記電導線１５は内側の収納容器の内壁に接触す
る。上記のようにして燃料の改質装置１が作成される。
属製の収納容器２の中に収納される。最初、収納容器２
は図４に示すように、外側に開口するニップル３を有す
る内外、２つの円筒形に分かれている。 図において、まず内側の長い円筒の左側の給油用のニッ
プル３が突設された蓋体内面に耐油性合成樹脂体のリン
グ状パッキン１３を接着し、次に図５の（ロ）図に示す
前記部材を、内側の収納容器の右側開口部から挿着し、
その左端をパッキン１３に接合させる。そして、外側の
短い収納容器の右側の給油用のニップルが突設された蓋
体内面に前パッキン１３を接着した後、前記内側の収納
容器の外側に被せる。この際、上記パッキン１３に部材
の左右端が良く接合するように圧力を加えて、収納容器
の中間付近で、内外の収納容器を溶着する。また、この
とき前記電導線１５は内側の収納容器の内壁に接触す
る。上記のようにして燃料の改質装置１が作成される。
【００１２】上記の燃料の改質装置１の作用について説
明する。図４及び図６（後記）において、燃料例えば軽
油は、右側のニップル３から流入し、左側のニップルか
ら流出するものとする。前記軽油は通常図６に示すフィ
ードポンプ８（図６）の吸引力により改質装置１の中を
通過する。この通過量は吸引力に比例するが、前述した
ように最終的には、例えば車両の変速操作に比例する。
一定速度の通常の運転操作の状態では燃料流量は略一定
であり、この場合前記改質装置１の中の連通多孔質のセ
ラミックス円柱体１６を燃料は抵抗なく通過するが、急
加速操作等でエンジンの回転数及びエンジンの負荷率を
急速に増大すると、比例して燃料流量も急速に増大す
る。前記連通多孔質のセラミックス円柱体１６はその組
成構造上、燃料に対し抵抗があり、右側の流入に体し一
定の円形状の面積を有する流入受け入れ開口部では、特
に流量が急速に増大すると直ちに対応できない。このと
き、前記連通多孔質のセラミックス円柱体１６の外側に
配設された前記セラミックス円筒体１８の側路１９を通
過する燃料は、バイパスとして流れ、またその流れは連
通多孔質のセラミックス円柱体１６の側面からも進入す
るので、接触面積が拡大され、処理速度が増加し急速な
燃料流量の増大にも追随することができる。このためタ
イムラグを生ずることなく円滑な運転操作を行うことが
できる
明する。図４及び図６（後記）において、燃料例えば軽
油は、右側のニップル３から流入し、左側のニップルか
ら流出するものとする。前記軽油は通常図６に示すフィ
ードポンプ８（図６）の吸引力により改質装置１の中を
通過する。この通過量は吸引力に比例するが、前述した
ように最終的には、例えば車両の変速操作に比例する。
一定速度の通常の運転操作の状態では燃料流量は略一定
であり、この場合前記改質装置１の中の連通多孔質のセ
ラミックス円柱体１６を燃料は抵抗なく通過するが、急
加速操作等でエンジンの回転数及びエンジンの負荷率を
急速に増大すると、比例して燃料流量も急速に増大す
る。前記連通多孔質のセラミックス円柱体１６はその組
成構造上、燃料に対し抵抗があり、右側の流入に体し一
定の円形状の面積を有する流入受け入れ開口部では、特
に流量が急速に増大すると直ちに対応できない。このと
き、前記連通多孔質のセラミックス円柱体１６の外側に
配設された前記セラミックス円筒体１８の側路１９を通
過する燃料は、バイパスとして流れ、またその流れは連
通多孔質のセラミックス円柱体１６の側面からも進入す
るので、接触面積が拡大され、処理速度が増加し急速な
燃料流量の増大にも追随することができる。このためタ
イムラグを生ずることなく円滑な運転操作を行うことが
できる
【００１３】次に前記炭素繊維布１２の作用を説明す
る。炭素繊維布１２は前記セラミックス円筒体１８のク
ッション材として、また、遠赤外線放射を助成し、さら
に燃料がリークした場合の含侵材となり、そして、流体
が円筒内を急速に流れる際に発生する静電気を蓄積さ
せ、その周囲に捲着した電導線１５を介して金属製の収
納容器２に伝送し、収納容器２の金属製の取り付け具４
（図１）によってさらに外部の筺体に逃がしている。
る。炭素繊維布１２は前記セラミックス円筒体１８のク
ッション材として、また、遠赤外線放射を助成し、さら
に燃料がリークした場合の含侵材となり、そして、流体
が円筒内を急速に流れる際に発生する静電気を蓄積さ
せ、その周囲に捲着した電導線１５を介して金属製の収
納容器２に伝送し、収納容器２の金属製の取り付け具４
（図１）によってさらに外部の筺体に逃がしている。
【００１４】図６は、内燃機関特に、自動車のエンジン
に本発明の燃料改質装置を装着した事例の説明図。であ
る。図において６は燃料タンク、７はインジェクション
ポンプ、８はフイードポンプ、９は燃料フィルター、１
０はノズル、１１はエンジンを示す。燃料タンク６とフ
ィードポンプ８の間に前記燃料改質装置１を装着し、外
部接続用チューブ５（図１）によって燃料タンク６及び
フィードポンプ８に接続されている。例えば燃料を軽油
とすると、燃料タンク６内の軽油はフィードポンプ８の
吸引力により、燃料改質装置１を通過する際に遠赤外線
の放射を受ける。この軽油は矢印のように進行し、フュ
ーエルフィルター９を通り、ここから軽油はインジェク
ションポンプ７を経由してノズル１０に供給される。一
方、フューエルフィルター９から分岐した調節された空
気流量がインジェクション用のノズル１０に入る。そし
て、軽油と混合されて霧状に燃焼室（図示せず）に噴射
される。前記に説明したように、燃料改質装置１を通過
する軽油の流量は、エンジンの急速な加速に対しても円
滑に対応するとともに、活性化された軽油が供給され
る。なお、実施例による燃料改質の度合いは、車両排気
ガス合格基準に対し、ＣＯ、ＨＣ、ＮＯX、とも、軽、
重量車ともに大幅に下回っている。
に本発明の燃料改質装置を装着した事例の説明図。であ
る。図において６は燃料タンク、７はインジェクション
ポンプ、８はフイードポンプ、９は燃料フィルター、１
０はノズル、１１はエンジンを示す。燃料タンク６とフ
ィードポンプ８の間に前記燃料改質装置１を装着し、外
部接続用チューブ５（図１）によって燃料タンク６及び
フィードポンプ８に接続されている。例えば燃料を軽油
とすると、燃料タンク６内の軽油はフィードポンプ８の
吸引力により、燃料改質装置１を通過する際に遠赤外線
の放射を受ける。この軽油は矢印のように進行し、フュ
ーエルフィルター９を通り、ここから軽油はインジェク
ションポンプ７を経由してノズル１０に供給される。一
方、フューエルフィルター９から分岐した調節された空
気流量がインジェクション用のノズル１０に入る。そし
て、軽油と混合されて霧状に燃焼室（図示せず）に噴射
される。前記に説明したように、燃料改質装置１を通過
する軽油の流量は、エンジンの急速な加速に対しても円
滑に対応するとともに、活性化された軽油が供給され
る。なお、実施例による燃料改質の度合いは、車両排気
ガス合格基準に対し、ＣＯ、ＨＣ、ＮＯX、とも、軽、
重量車ともに大幅に下回っている。
【００１５】また、燃料が液体で、重油、軽油、ガソリ
ン等の各種燃料に対応することができる。さらに、燃料
が気体で、天然ガス、メタンガス、プロパンガス、空気
と液体燃料の混合ガス等の各種燃料に対応できる。
ン等の各種燃料に対応することができる。さらに、燃料
が気体で、天然ガス、メタンガス、プロパンガス、空気
と液体燃料の混合ガス等の各種燃料に対応できる。
１、本発明の請求項１の発明によれば流体が、連通多孔
質の遠赤外線放射性セラミックス円柱体及び、それを貫
挿した内部が中空の形状を備えた遠赤外線放射性セラミ
ックス円筒体のバイパス及び前記連通多孔質のセラミッ
クス円柱体の側面からも通過するため、流体燃料の急速
な増大に直ちに対応することができ、内燃機関等の操作
を遅滞なく円滑に行うことができる。また、遠赤外線の
放射を受けることにより、流体燃料が活性化され、燃焼
効率を高めることができる。 ２、請求項２の発明によれば、流体が、連通多孔質の遠
赤外線放射性セラミックス円筒体と、それを貫挿した内
部が中空のスパイラル状突起部を外周部に備えた遠赤外
線放射性のスパイラルセラミックス円筒体のバイパスに
より、渦巻き状に通過する流れが、バイパス及び前記連
通多孔質のセラミックス円柱体の側面からも通過するた
め、流体燃料の急速な増大に直ちに対応することがで
き、内燃機関等の操作を遅滞なく円滑に行うことができ
る。また、遠赤外線の放射を受けることにより、流体燃
料が活性化され、燃焼効率を高めることができる。さら
に、スパイラルセラミックス円筒体の外周を捲回被覆す
る炭素繊維布と、前記炭繊維布の前後部を捲着するリン
グ状の電導線とにより、炭繊維布はセラミックス円筒体
のクッション材として、また、遠赤外線放射を助成し、
さらに燃料がリークした場合の含侵材となり、そして、
流体が円筒内を急速に流れる際に発生する静電気を蓄積
させ、その周囲に捲着した電導線を介して金属製の収納
容器に伝送し、金属製の取り付け具によって外部の筺体
に逃がし、高圧静電気による危険を防止している。 ３、請求項３の発明によれば、燃料が液体で、重油、軽
油、ガソリン等の各種燃料に対応することができる。 ４、請求項４の発明によれば、燃料が気体で、天然ガ
ス、メタンガス、プロパンガス、空気と液体燃料の混合
ガス等の各種燃料に対応することができる。 ５、請求項５の発明によれば、内燃機関の、燃料タンク
と、インジェクター又はキャブレターの間に燃料改質装
装を装着することによって、流体燃料を使用する各種の
エンジンに適用でき、例えば燃料改質装置を通過する軽
油の流量は、エンジンの急速な加速に対して円滑に対応
できるとともに、活性化された軽油が供給され、運転効
率が向上する。また、実施例による燃料の改質は、例え
ば、車両排気ガス合格基準に対し、ＣＯ、ＨＣ、Ｎ
ＯX、とも、軽、重量車ともに大幅に下回る効果を示し
ている。
質の遠赤外線放射性セラミックス円柱体及び、それを貫
挿した内部が中空の形状を備えた遠赤外線放射性セラミ
ックス円筒体のバイパス及び前記連通多孔質のセラミッ
クス円柱体の側面からも通過するため、流体燃料の急速
な増大に直ちに対応することができ、内燃機関等の操作
を遅滞なく円滑に行うことができる。また、遠赤外線の
放射を受けることにより、流体燃料が活性化され、燃焼
効率を高めることができる。 ２、請求項２の発明によれば、流体が、連通多孔質の遠
赤外線放射性セラミックス円筒体と、それを貫挿した内
部が中空のスパイラル状突起部を外周部に備えた遠赤外
線放射性のスパイラルセラミックス円筒体のバイパスに
より、渦巻き状に通過する流れが、バイパス及び前記連
通多孔質のセラミックス円柱体の側面からも通過するた
め、流体燃料の急速な増大に直ちに対応することがで
き、内燃機関等の操作を遅滞なく円滑に行うことができ
る。また、遠赤外線の放射を受けることにより、流体燃
料が活性化され、燃焼効率を高めることができる。さら
に、スパイラルセラミックス円筒体の外周を捲回被覆す
る炭素繊維布と、前記炭繊維布の前後部を捲着するリン
グ状の電導線とにより、炭繊維布はセラミックス円筒体
のクッション材として、また、遠赤外線放射を助成し、
さらに燃料がリークした場合の含侵材となり、そして、
流体が円筒内を急速に流れる際に発生する静電気を蓄積
させ、その周囲に捲着した電導線を介して金属製の収納
容器に伝送し、金属製の取り付け具によって外部の筺体
に逃がし、高圧静電気による危険を防止している。 ３、請求項３の発明によれば、燃料が液体で、重油、軽
油、ガソリン等の各種燃料に対応することができる。 ４、請求項４の発明によれば、燃料が気体で、天然ガ
ス、メタンガス、プロパンガス、空気と液体燃料の混合
ガス等の各種燃料に対応することができる。 ５、請求項５の発明によれば、内燃機関の、燃料タンク
と、インジェクター又はキャブレターの間に燃料改質装
装を装着することによって、流体燃料を使用する各種の
エンジンに適用でき、例えば燃料改質装置を通過する軽
油の流量は、エンジンの急速な加速に対して円滑に対応
できるとともに、活性化された軽油が供給され、運転効
率が向上する。また、実施例による燃料の改質は、例え
ば、車両排気ガス合格基準に対し、ＣＯ、ＨＣ、Ｎ
ＯX、とも、軽、重量車ともに大幅に下回る効果を示し
ている。
【図１】燃料改質装置の正面外観図。
【図２】スパイラルセラミックス円筒体を使用した燃料
改質装置の一部正面断面図。
改質装置の一部正面断面図。
【図３】図２の収納容器内部の部材の配置図。
【図４】セラミックス円筒体を使用した燃料改質装置の
一部正面断面図。
一部正面断面図。
【図５】図４の収納容器内部の配置図。
【図６】自動車のエンジンに燃料改質装置を装着した事
例の説明図。
例の説明図。
１：燃料改質装置 ２：収納容器 ３：ニップル ４：取り付け
具 ５：外部接続用チューブ ６：燃料タン
ク ７：インジェクションポンプ ８：フィード
ポンプ ９：燃料フィルター １０：ノズル １１：エンジン １２：炭素繊維
布 １３：パッキン １４：スパイラ
ルセラミックス円筒体 １５：電導線リング １６：連通多孔
質のセラミックス円柱体 １７：側路 １８：セラミッ
クス円筒体 １９：側路
具 ５：外部接続用チューブ ６：燃料タン
ク ７：インジェクションポンプ ８：フィード
ポンプ ９：燃料フィルター １０：ノズル １１：エンジン １２：炭素繊維
布 １３：パッキン １４：スパイラ
ルセラミックス円筒体 １５：電導線リング １６：連通多孔
質のセラミックス円柱体 １７：側路 １８：セラミッ
クス円筒体 １９：側路
Claims (5)
- 【請求項１】連通多孔質の遠赤外線放射性セラミックス
円柱体を貫挿した遠赤外線放射性セラミックス円筒体で
あって、かつ前記セラミックス円柱体の外周面と前記セ
ラミックス円筒体の内周面との間には流体が容易に流通
する空隙通路が形成されてなることを特徴とする燃料の
改質装置。 - 【請求項２】連通多孔質の遠赤外線放射性セラミックス
円柱体を貫挿した内部が中空のスパイラル状突起部を外
周部に備えた遠赤外線放射性セラミックス円筒体と、前
記セラミックス円筒体の外周面を捲回被覆する炭素繊維
布と、前記炭素繊維布の前後部を捲着するリング状の電
導線と、上記各部材を収容するための円筒状容器であっ
て、両端面に、流体導入・導出用のニップルが突設され
た蓋体を有する導電性円筒状容器と、前記セラミックス
円筒体の両端の開口部と前記導電性円筒状容器の蓋体内
面との間に押圧・介在される合成樹脂性のリング状パッ
キン材と、から構成されてなることを特徴とする燃料の
改質装置。 - 【請求項３】燃料が液体であることを特徴とする請求項
１又は２に記載の燃料の改質装置。 - 【請求項４】燃料が気体であることを特徴とする請求項
１又は２に記載の燃料の改質装置。 - 【請求項５】請求項１〜４のいずれか１項に記載の燃料
の改質装置が、内燃機関の燃料タンクと、インジェクタ
ー又はキャブレターとの間に装着されてなることを特徴
とする燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27111297A JPH11106762A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 燃料の改質装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27111297A JPH11106762A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 燃料の改質装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11106762A true JPH11106762A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17495512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27111297A Pending JPH11106762A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 燃料の改質装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11106762A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006003705A1 (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-12 | Tajiri, Yasuo | 液体燃料改質装置 |
-
1997
- 1997-10-03 JP JP27111297A patent/JPH11106762A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006003705A1 (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-12 | Tajiri, Yasuo | 液体燃料改質装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5044346A (en) | Fuel activation method and fuel activation device | |
| EP1726815B1 (en) | General-purpose engine fuel tank fuel vapor treatment system | |
| US4383906A (en) | Device for sensing oxygen concentration in an exhaust gas | |
| US4116797A (en) | Oxygen sensor | |
| EP0047313A1 (en) | Devices for supplementing conventional liquid fuels in internal combustion engines with gaseous fuel supplements | |
| US8359902B2 (en) | Gas sensor apparatus for automotive exhaust gas applications | |
| US4450681A (en) | Carbon particulates cleaning device for diesel engine | |
| US4024848A (en) | Arrangement for preventing water from entering a fuel system of an internal combustion engine | |
| JPH11106762A (ja) | 燃料の改質装置 | |
| RU2003135210A (ru) | Ракетный двигатель | |
| US3996902A (en) | Waste-gas suppressor for internal-combustion engines | |
| US20040238802A1 (en) | Combustion promoting material | |
| EP0703359A3 (en) | Liquid oxidizer immersion type hybrid rocket | |
| JP2003042032A (ja) | 内燃機関の燃料供給系におけるベーパ除去装置 | |
| JPH0533727Y2 (ja) | ||
| JP3924670B2 (ja) | 二輪車用燃料噴射装置における燃料供給装置 | |
| US4019472A (en) | Water injection device for internal combustion engines | |
| JPH0640894Y2 (ja) | エンジンのブリーザ装置 | |
| KR200243971Y1 (ko) | 배기매니폴드의배기가스유동개선장치 | |
| JPS6321716Y2 (ja) | ||
| JPH04109465U (ja) | 燃料噴射供給装置 | |
| JPS58107811A (ja) | モノリス触媒保持装置 | |
| JPS6334657Y2 (ja) | ||
| JP4134488B2 (ja) | 電磁弁 | |
| JPH05321646A (ja) | 排気ガス浄化装置 |