JPH11105628A - フロントドアステップ - Google Patents

フロントドアステップ

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JPH11105628A
JPH11105628A JP28784797A JP28784797A JPH11105628A JP H11105628 A JPH11105628 A JP H11105628A JP 28784797 A JP28784797 A JP 28784797A JP 28784797 A JP28784797 A JP 28784797A JP H11105628 A JPH11105628 A JP H11105628A
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front door
vehicle
inclined surface
door step
wheel fender
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Nobuhiro Inoue
信宏 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のフロントドアステップが前輪フェンダ
よりも車幅方向外側へ張り出していても、車両の見栄え
を向上させる。 【解決手段】 車両のフロントドアステップ3が前輪フ
ェンダ4よりも車幅方向外側へ張り出し、フロントドア
ステップ上面5の後端部が車両の後下方への傾斜面10
を形成して、フロントドアステップ上面5全体にすべり
止め7が取り付けられていると共に、フロントドア1が
閉じられたとき、フロントドア1がフロントドアステッ
プ3全体を覆うように構成され、かつ、フロントドア1
に取り付けられたウェザストリップがシール線Aに沿っ
て前輪フェンダ4及び傾斜面10を覆うすべり止め7の
傾斜表面7´に当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両におけるフロ
ントドアステップ、とくに、前輪フェンダよりも車幅方
向外側へ張り出したフロントドアステップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小型バスにおいては、図7〜図1
0に例示されているように、車体の前端にフロントドア
1が取り付けられ、前輪2の前方に設置されたフロント
ドアステップ3は、前輪フェンダ4よりも車幅方向外側
へ張り出して、その上面5及び外側面6にわたって樹脂
製等のすべり止め7が取り付けられており、フロントド
ア1が閉じられたとき、フロントドアステップ3に接続
して車体に形成された凹部8及び前輪フェンダ4の外側
面がフロントドア1によって覆われ、かつ、フロントド
ア1に取り付けられた上下方向に延びるウェザストリッ
プ9がフロントドア1の内面側と前輪フェンダ4の外側
面との間をシールするように構成されている。
【0003】すなわち、フロントドアステップ3が前輪
フェンダ4よりも車幅方向外側へ張り出しているため、
フロントドア1が開かれた状態でフロントドアステップ
3を利用した運転者の乗降は非常に便利となるが、フロ
ントドア1が閉じられたとき図9に示されているよう
に、フロントドアステップ外側面6におけるすべり止め
7が車外に露出していて、例えば黒色のすべり止め7が
車体の塗装色と異なっていると、車両としての見栄えが
良くない欠点がある。
【0004】また、車体側面に対してフロントドア1が
水平方向に開閉されるため、フロントドア1の下端と略
水平なフロントドアステップ上面5におけるすべり止め
7との間を完全にシールすることは困難であるので、前
輪2の回転にともなってはね上げられた泥水等が前方の
フロントドアステップ3後部へ、または、フロントドア
1とフロントドアステップ外側面6との隙間からフロン
トドアステップ上面5上へ侵入してたまる不具合は避け
られなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両におけ
るフロントドアステップが前輪フェンダよりも車幅方向
外側へ張り出していても、車両の見栄えを向上させよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る請求項1所載のフロントドアステップは、車両におけ
る前輪フェンダの前方に設けられ、上記前輪フェンダよ
りも車幅方向外側へ張り出して上面にスリップ止めが取
り付けられ、かつ、フロントドアが閉じられたとき同フ
ロントドアにより完全に覆われるように構成されてい
る。
【0007】すなわち、フロントドアが閉じられれば、
フロントドアステップはフロントドアにより完全に覆わ
れるため、フロントドアステップの上面から外側面にか
けてすべり止めが取り付けられていても、フロントドア
ステップ外側面におけるすべり止めもフロントドアによ
り覆われて、車外に露出することは全くないので、従来
と比較して車両の見栄えを容易に向上させることができ
る。
【0008】また、本発明にかかる請求項2所載のフロ
ントドアステップは、請求項1において、上記前輪フェ
ンダの車幅方向外側に位置する後端部が車両の後下方へ
の傾斜面を有し、かつ、上記フロントドアが閉じられた
とき、上記フロントドアに取り付けられたウェザストリ
ップが上記フロントドアと、上記傾斜面または上記傾斜
面上のカバーとの間をシールするように構成されてい
る。
【0009】すなわち、フロントドアが閉じられれば、
フロントドアに取り付けられたウェザストリップによ
り、フロントドアとフロントドアステップ後端部の傾斜
面または傾斜面上のカバーとの間がシールされるので、
フロントドアステップが前輪フェンダの車幅方向外側へ
張り出していても、前輪の回転にともなって泥水等がフ
ロントドアステップの上面へ侵入することは容易に防止
することができる。
【0010】さらに、本発明にかかる請求項3所載のフ
ロントドアステップは、請求項2において、上記傾斜面
が車両の前外方へも傾斜している。
【0011】すなわち、フロントドアステップ後端部の
傾斜面が車両の前外方へも傾斜しているため、フロント
ドアが略水平方向に閉じられるとき、フロントドアに取
り付けられたウェザストリップがフロントドアステップ
後端部の傾斜面またはその傾斜面上のカバー表面に対し
広い範囲で当接しやすく、従って、フロントドアステッ
プやフロントドアの寸法誤差、組み付け誤差等を容易に
吸収し、前輪の回転にともなって泥水等がフロントドア
ステップの上面へ侵入することを一層確実に防止するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例につい
て、前記従来装置と同等部分には同一符号を付けて説明
する。図1〜図6において、小型バスのフロントドアス
テップ3は前輪2のフェンダ4よりも車幅方向外側へ張
り出しているが、その上面5の後端部、すなわち、前輪
フェンダ4の車幅方向外側における部分が車両の後下方
及び前外方への傾斜面10を形成し、傾斜面10をふく
む上面5及び外側面6にわたって樹脂製等のすべり止め
7が取り付けられており、すべり止め7のうち傾斜面1
0を覆う部分の傾斜表面7´は平滑となっている。
【0013】また、フロントドア1の後面には上下方向
に延びるウェザストリップ11がクリップ止めされてい
ると共に、ウェザストリップ11の分岐部12がフロン
トドア1の後下面にクリップ止めされており、図2のよ
うにフロントドア1が閉じられたときには、フェンダ4
の外側面や車体に形成された凹部8及びフロントドアス
テップ3全体がフロントドア1によって完全に覆われ、
かつ、図1のシール線A及び図4で示されているよう
に、ウェザストリップ11が前輪フェンダ4の外側面に
当接して、フロントドア1の内面側と前輪フェンダ4の
外側面との間をシールすると同時に、図6で示されてい
るように、フロントドアステップ上面5の傾斜面10を
覆うすべり止め7の平滑な傾斜表面7´上にウェザスト
リップ11の下端縁が当接して、フロントドア1の後面
下端と傾斜面10におけるすべり止め7との間をシール
している。
【0014】すなわち、フロントドア1が閉じられたと
き、フロントドアステップ3全体がフロントドア1によ
り完全に覆われているので、フロントドア1に車体側面
とのシール用ウェザストリップを設けなくとも、車両側
面からフロントドアステップ3上へ泥水等が侵入するこ
とは容易に制止できると同時に、フロントドアステップ
3が前輪フェンダ4よりも車幅方向外側へ張り出し、し
かも、フロントドアステップ3の外側面6にまですべり
止め7が取り付けられていても、そのすべり止め7はフ
ロントドア1により覆われて、車外に露出することが全
くないため、すべり止め7が車体の塗装色と異なってい
るかどうかには関係なく、車両外観の見栄えを従来と対
比して格段に向上させることができる。
【0015】また、フロントドアステップ3は、上面5
の後端部である前輪フェンダ4の車幅方向外側が車両の
後下方及び前外方への傾斜面10を形成し、その傾斜面
10を覆うすべり止め7の平滑な傾斜表面7´も車両の
後下方及び前外方へ傾斜しているため、フロントドア1
が略水平方向に閉じられるときウェザストリップ11の
下端縁がすべり止め7の平滑な傾斜表面7´上に当接し
やすく、しかも、車両各部の寸法誤差や組み付け誤差を
簡単に吸収して、フロントドア1の後面下端と傾斜面1
0を覆うすべり止め7の傾斜表面7´との間を確実にシ
ールすることができるので、フロントドア1が閉じられ
たとき、前輪2の回転により泥水等がはね上げられて
も、車両後方からフロントドアステップ3の上面5へ侵
入することはウェザストリップ11により容易に防止す
ることが可能となる。
【0016】さらに、前輪フェンダ4の車幅方向外側へ
張り出したフロントドアステップ上面5の後端部が車両
の後下方及び前外方への傾斜面10を形成し、傾斜面1
0を覆うすべり止め7の傾斜表面7´も同様に傾斜して
いるため、運転者の乗車時にフロントドアステップ上面
5へ足を乗せやすくて、大層便利な長所がある。
【0017】なお、上記実施形態例においては、フロン
トドアステップ上面の後端部傾斜面にもすべり止めの一
部がカバーとして取り付けられているが、この傾斜面に
対するカバーの取り付けを省略し、フロントドアに取り
付けられたウェザストリップによりフロントドアと上記
傾斜面との間をシールするようにしても、上記実施形態
例と同等の作用効果を奏することができるのはいうまで
もない。
【0018】
【発明の効果】本発明にかかる請求項1所載のフロント
ドアステップにあっては、閉じられたフロントドアによ
りフロントドアステップが完全に覆われるため、フロン
トドアステップの上面から外側面にかけてすべり止めが
取り付けられていても、フロントドアステップ外側面に
おけるすべり止めもフロントドアにより覆われて、車外
に露出することは全くないので、従来と比較して車両の
見栄えを容易に向上させることができる。
【0019】また、本発明にかかる請求項2所載のフロ
ントドアステップにあっては、フロントドアに取り付け
られたウェザストリップにより、閉じられたフロントド
アとフロントドアステップ後端部の傾斜面または傾斜面
上のカバーとの間がシールされるので、フロントドアス
テップが前輪フェンダの車幅方向外側へ張り出していて
も、前輪の回転にともなって泥水等がフロントドアステ
ップの上面へ侵入することは容易に防止することができ
る。
【0020】さらに、本発明にかかる請求項3所載のフ
ロントドアステップにあっては、フロントドアに取り付
けられたウェザストリップにより、閉じられたフロント
ドアとフロントドアステップ後端部の傾斜面または傾斜
面上のカバーとの間が一層確実にシールされるので、フ
ロントドアステップやフロントドアの寸法誤差、組み付
け誤差等を容易に吸収し、前輪の回転にともなって泥水
等がフロントドアステップの上面へ侵入することを容易
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における概略分解斜視図。
【図2】図1のII矢視拡大図。
【図3】図1の III−III 縦断面拡大図。
【図4】図1のIV−IV横断面拡大図。
【図5】図2のV−V横断面拡大図。
【図6】図2のVI−VI縦断面拡大図。
【図7】従来車両の概略斜視図。
【図8】図7におけるVIII部の概略分解斜視拡大図。
【図9】図8のIX−IX縦断面拡大図。
【図10】図8のX−X横断面拡大図。
【符号の説明】 1 フロントドア 2 前輪 3 フロントドアステップ 4 前輪フェンダ 5 上面 6 外側面 7 すべり止め 10 傾斜面 11 ウェザストリップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両における前輪フェンダの前方に設け
    られ、上記前輪フェンダよりも車幅方向外側へ張り出し
    て上面にスリップ止めが取り付けられ、かつ、フロント
    ドアが閉じられたとき同フロントドアにより完全に覆わ
    れるように構成されたフロントドアステップ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記前輪フェンダの
    車幅方向外側に位置する後端部が車両の後下方への傾斜
    面を有し、かつ、上記フロントドアが閉じられたとき、
    上記フロントドアに取り付けられたウェザストリップが
    上記フロントドアと、上記傾斜面または上記傾斜面上の
    カバーとの間をシールするように構成されたフロントド
    アステップ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記傾斜面が車両の
    前外方へも傾斜したフロントドアステップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067272A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Toyota Auto Body Co Ltd 車両のステップ構造
CN113771757A (zh) * 2021-08-25 2021-12-10 东风汽车集团股份有限公司 汽车踏板机构控制方法、装置、设备及存储介质

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