JPH11105073A - 射出成形品の製造装置 - Google Patents

射出成形品の製造装置

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JPH11105073A
JPH11105073A JP27172597A JP27172597A JPH11105073A JP H11105073 A JPH11105073 A JP H11105073A JP 27172597 A JP27172597 A JP 27172597A JP 27172597 A JP27172597 A JP 27172597A JP H11105073 A JPH11105073 A JP H11105073A
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JP
Japan
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core
article
injection molding
injection
cooling device
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JP27172597A
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English (en)
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Sumio Nakatake
純夫 中武
Hiroshi Sugiura
洋 杉浦
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部に冷却装置を有する射出成形装置を改良
するものであり、装置を最適条件で停止させることがで
き、仕掛かり品が不良品となることがない射出成形品の
製造装置を提供。 【解決手段】 電熱線巻回装置2、端子取付け装置3か
ら成る前処理装置と、投入・取り出しの為の搬送装置
(A)4、射出成形機5、冷却装置6及びコア分離装置
8によって構成される。コア分離装置8、電熱線巻回装
置2、端子取付け装置3、搬送装置(A)4の間は、搬
送装置(B)9によって接続されており、冷却装置6内
には、搬送装置(C)33が内蔵されている。自動停止
手段が機能すると、前処理装置は処理中のコア10の処
理終了を待って停止する。そして前処理が終了したコア
10だけが射出成形機5に設置されて射出成形が行わ
れ、冷却装置6を通過してコア分離装置8によって製品
がコアから分離されて仕掛かり品が全て排出された後に
搬送装置が全停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形品の製造
装置に関するものであり、特に電気融着継手に代表され
る電気融着式配管部材を製造する装置として好適なもの
である。
【0002】
【従来の技術】ガス管や給水等の配管を接続する部材と
して、電気融着継手が知られている。図7は、電気融着
継手の斜視図及び断面図である。電気融着継手100
は、短管形状をした合成樹脂製の配管部材であり、開口
部101の内面に電熱線102が埋設され、外周部に二
つの接続端子103が露出されたものである。そして電
気融着継手100では、開口部101内に熱可塑性樹脂
の管を挿入し、接続端子間103に通電して電熱線10
2を発熱させ、管及び電気融着継手100の一部を溶融
して両者を接合させる。
【0003】電気融着継手の製造には、射出成形が活用
され、所定の前処理を施したコアを使用し、該コアの付
属物と樹脂とを一体化させる方策が採用されている。以
下、図8乃至図10を参照しつつ、一般的な電気融着継
手の製造工程を概説する。電気融着継手100の製造に
使用される成形型110は、図9の様に、電気融着継手
100の外周部を成形する外型111と穴部を成形する
棒状のコア112から成る構成が採用される。また前記
した成形型110は外型111が射出成形機に取り付け
られ、コア112は外型111から取り外し可能であ
る。
【0004】電気融着継手100を製造する際には、前
処理として、図8の様にコア10に電熱線102の巻回
と、端子103の取付けが行われる。次いで図9の様
に、電熱線102を巻き付けた状態のコア112を、射
出成形型(外型)111に収容する。この状態で成形型
110内に溶融樹脂を注入し、コア112と外型111
との間で形成される成形キャビテイに樹脂を充填する。
溶融樹脂は成形型110内を流れ、電熱線102の周囲
を埋めると共に所定の短管形状の本体部を形成する。
【0005】そして成形型110を冷却することにより
内部の樹脂を固化する。その後、外型111を開き、図
10(a)の様なコア112と共に、短管状の本体の開
口部内面に電熱線が埋設された電気融着継手100を取
り出す。さらに図10(b)の様にコア112を分割
し、コア112から電気融着継手100を脱型する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来技術にお
いては、成形型110の温度調節は、専ら外型111に
よって行われ、外型111に設けられた熱媒配管に冷却
水や冷風を送ることにより、内部の樹脂が固化されてい
た。しかしながら電気融着継手100は、厚肉の成形品
であり、成形型内だけで冷却すると冷却に長時間を有
し、生産性が悪い問題があった。また成形型内だけで冷
却すると、電気融着継手100の各部の冷却速度が異な
るためにひけが生じてしまう問題があった。そこで本発
明者らは、製造ラインに冷却装置を配置し、成形品たる
電気融着継手100を成形型から取り出して外部で冷却
する方策を発明した。この発明によると、電気融着継手
100は、成形型の外部で冷却され、射出成形機内に電
気融着継手100が止まる時間が短いために生産性が飛
躍的に向上する。また電気融着継手100は各部が均一
に冷却され、ひけ等の不良は少ない。
【0007】しかしながら、上記した方法を実現した製
造装置を検討したところ、従来技術には無かった新たな
問題に直面した。すなわち上記した製造ラインによる
と、装置を停止させるタイミングによって、不良品が発
生してしまう場合がある。具体的に説明すると、上記し
た製造ラインでは、射出成形機とは別途の冷却装置を持
ち、成形型から取り出した電気融着継手100を冷却す
る。そのため冷却装置内に電気融着継手100を入れて
おく時間や、冷却装置の冷却温度等の冷却条件は製品性
能を大きく左右する。しかし、就業時間の終了によって
装置を停止する場合や、突発的な事態によって装置を停
止した場合、ただちに全ての装置を停止してしまうと所
定の冷却条件を満足させることができない。そのため装
置の停止によって仕掛かり品に不良が発生してしまう懸
念があった。そこで本発明は、先の発明をさらに発展さ
せ、装置を最適条件で停止させることができ、仕掛かり
品が不良品となることがない射出成形品の製造装置を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして上記した課題を解
決するための請求項1記載の発明は、前処理装置と、射
出成形機と、冷却装置と、搬送手段を備え、物品は搬送
手段によって各装置間に順次搬送され、前処理装置によ
って処理された物品が射出成形機内に設置されて射出成
形が行われ、成形品が取り出されて冷却装置によって冷
却され、さらに成形品は冷却装置から脱せられる一連の
成形が連続的に行われる射出成形品の製造装置におい
て、製造を停止させる自動停止手段を備え、該自動停止
手段は、前処理が終了した物品及び前処理中の物品が前
処理を終えて射出成形され、更に当該物品の成形品が冷
却装置を脱した状態で搬送手段を全停止させることを特
徴とする射出成形品の製造装置である。
【0009】本発明の射出成形品の製造装置によると、
前処理が終了した物品及び前処理中の物品が前処理を終
えて射出成形され、更に当該物品の成形品が冷却装置を
脱した状態で搬送手段か停止される。すなわち仕掛かり
品が全て射出成形され、さらに冷却が終了した状態で装
置が停止する。そのため仕掛かり品は自動停止手段によ
って通常の条件で冷却され、冷却条件が安定するので不
良が発生する懸念はない。
【0010】また上記した発明を具体化した請求項2に
記載の発明は、物品は、搬送手段によって前処理装置
と、射出成形機と、冷却装置の間を段階的に移動し、さ
らに冷却装置を脱した後に物品から射出成形物が分離さ
れ、物品は再度前処理装置に戻って各装置の間を循環す
るものであり、自動停止手段が機能すると、前処理装置
は処理中の物品の処理終了を待って停止し、以後前処理
装置は作動せずに搬送手段によって物品だけが搬送され
るか或いは搬送手段によって前処理装置をバイパスして
物品だけが搬送され、さらに前処理が終了した物品だけ
が射出成形機内に設置されて射出成形が行われた後、搬
送手段によって射出成形機をバイパスして物品だけが搬
送され、冷却装置において射出成形された成形品が全て
排出された後に搬送手段が全停止されることを特徴とす
る請求項1に記載の射出成形品の製造装置である。
【0011】本発明の射出成形品の製造装置では、前工
程の装置から順次停止し、新たなに処理を行わず、仕掛
かり品だけが下流の工程に流れる。そして仕掛かり品が
全て射出成形された状態で装置が停止する。
【0012】さらに上記した発明を発展させた請求項3
に記載の発明は、前処理装置と射出成形機との間には前
処理がなされた物品をストックするストックゾーンがあ
り、ストックゾーン内の物品と前処理装置によって処理
中の物品が射出成形され、冷却装置によって冷却され、
さらに冷却装置から脱した後に搬送手段が全停止される
ことを特徴とする請求項2に記載の射出成形品の製造装
置である。
【0013】本発明の射出成形品の製造装置では、スト
ックゾーンが設けられているので、前処理に要する時間
と射出成形に要する時間にずれがあっても円滑に処理す
ることができる。またストックゾーンの物品について
も、製造の全工程が終了した状態で装置が停止する。
【0014】さらに上記した発明を電気融着式配管部材
に応用した発明は、射出成形品は、電気融着式配管部材
であり、物品は分割可能なコアであり、前処理装置は電
熱線巻回装置と端子取付け装置であり、さらに冷却装置
の後段にコア分割装置が設けられていることを特徴とす
る請求項2又は3に記載の射出成形品の製造装置であ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の実施形態につ
いて説明する。図1は、本発明の実施形態の射出成形品
の製造装置のレイアウト図である。図2は、図1のレイ
アウト図の電熱線巻回装置の正面図である。図3は、図
2の電熱線巻回装置の張力付与部の詳細図である。図4
は、本発明の実施形態の射出成形品の製造装置で使用す
る成形型のコアの正面断面図及びそのA−A断面図であ
る。図5は、図1のレイアウト図の冷却装置の正面図及
び側面図である。図6は、図5の冷却装置の要部拡大断
面図である。図7は、本発明及び従来技術の射出成形品
の製造装置で製造された電気融着継手の斜視図及び断面
図である。図8は、本発明及び従来技術の射出成形品の
製造装置で製造される電気融着継手の前処理工程を示す
説明図である。図9は、本発明及び従来技術の射出成形
品の製造装置の射出成形工程を示す説明図である。図1
0は、本発明及び従来技術の射出成形品の製造装置のコ
アから電気融着継手を脱型する工程を示す説明図であ
る。図11乃至図18は、本発明の射出成形品の製造装
置における自動停止手段の動作を説明する説明図であ
る。
【0016】図1において、1は本発明の実施形態の射
出成形品の製造装置を示す。本実施形態の射出成形品の
製造装置は、具体的には電気融着継手100を製造する
装置であり、大きく分けて、電熱線巻回装置2、端子取
付け装置3からから成る前処理装置と、投入・取り出し
の為の搬送装置(A)4、射出成形機5、冷却装置6及
びコア分離装置8によって構成される。またコア分離装
置8、電熱線巻回装置2、端子取付け装置3、搬送装置
(A)4の間は、コンベアからなる搬送装置(B)9に
よって接続されている。さらに前記した冷却装置6内に
は、後期する搬送装置(C)33が内蔵されている。製
造装置1では、成形型7と、多数のコア(物品)10を
使用して製造が行われる。
【0017】装置の構成を順次説明すると、電熱線巻回
装置2は、図2の様であり、張力付与部70と、巻回部
71によって構成されている。張力付与部70は、フレ
ーム72の下部に電熱線102の原反ロール73が回転
可能に取り付けられたものである。またフレーム72の
上部には張力付与部70の本体部分があり、当該本体部
分は、二つのガイドロール75,76と、その中間に設
けられた昇降ロール77を有している、さらに原反ロー
ル73と最初のガイドロール75の間には張力制御機7
8が配された構成となっている。昇降ロール77はシリ
ンダー80のロッドに自由回転可能に取り付けられてい
おり、前記した張力制御機78と相まって電熱線102
に所定の張力を付与する。
【0018】巻回部71は、縦型のものが採用されてお
り、送り装置82と、回転主軸87とセンター88、タ
ーンテーブル83及び載せ代え機構85によって構成さ
れている。
【0019】巻回部71は、縦型旋盤と同等の構成であ
り、回転主軸とセンターの間にコア10を縦向きに挟
み、コア10を回転させることができるものである。ま
た送り装置82は、回転主軸の回転に応じて縦方向に移
動するものである。さらにターンテーブル83は、コア
10を載置して回転し、回転主軸側と搬送装置(B)9
側の相互間にコア10を移送する。載せ代え機構85
は、ハンド手段と回転手段を備え、コア10を掴んでタ
ーンテーブル83と搬送装置(B)9の間でコア10を
移動させるものである。
【0020】端子取付け装置3、公知のそれと何ら異な
るものではなく、特に説明を要しない。また搬送装置
(B)9は、コア分離装置8、電熱線巻回装置2、端子
取付け装置3、搬送装置(A)4の間にあって、この順
にコア10を搬送するものであり、端子取付け装置3と
搬送装置(A)4の前にはストックボジションがある。
【0021】本実施形態では、冷却装置6およびコア1
0は、従来技術のものと異なる構成が採用されている。
すなわち電気融着式配管部材の製造装置1では、従来技
術と同様に外型11とコア10とを有する射出成形型7
が使用されるが、コア10に冷却機能が付加されてい
る。コア10の構造は、図4の通りである。コア10
は、中央から二つに分割可能な構造となっており、組み
合わされた状態では、棒状をしている。外観形状をより
具体的に説明すると、コア10の長手方向の中央部分に
太い円柱部13があり、両端に芯部14が設けられてい
る。そして円柱部13と芯部14の境界部分にはフラン
ジ形状部15が設けられている。さらに芯部14の先端
部、言い換えればコア10の両端部にもフランジ形状部
18が設けられている。
【0022】本実施形態で採用するコア10では、その
内部に、一端から他端にかけて連通する冷媒通路20が
設けられている。冷媒通路20は、前記した芯部14の
フランジ形状部18に開口している。そして冷媒通路2
0は、開口部22から、芯部14の中心に沿って延び、
円柱部13の内部に入って外周寄りに設けられた8筋の
小穴25に分岐している。
【0023】冷却装置6は、冷風供給部31と、冷風回
収部32、搬送装置(C)33、冷凍機34および送風
機35によって構成されている。また図示しないダンパ
ーが設けられている。冷風供給部31は架台30を有
し、この架台30の長手方向に沿って、冷風主管38が
設けられている。そして冷風主管38の上面部からは、
複数の枝管40が一定の間隔を開けて多数設けられてい
る。また枝管40の先端には、伸縮自在なチューブ41
が取り付けられ、さらにチューブ41はノズル42の入
り側に接続されている。
【0024】ここでノズル42は、先端側(吐出側)が
テーパー形状をした部材である。また各ノズル42は、
4個づつが一組となって、昇降板45に取り付けられて
いる。昇降板45は、板状であり、図5、6の様に中央
部分の下面にエアーシリンダー48が取り付けられてい
る。また昇降板45の下面であって、エアーシリンダー
48の両側の部位には、ガイド棒とスリーブからなるガ
イド部材49が設けられ、昇降板45の動作を上下の平
行移動だけに規制している。従って昇降板45は、シリ
ンダーの伸縮に応じて上下に移動し、これに伴ってノズ
ル42が昇降する。
【0025】冷風回収部32は、前記した冷風主管38
の上部に平行に配されたものであり、断面形状が長方形
の空気ダクトである。また冷風回収部32の下面には、
スリットが設けられている。
【0026】搬送装置(C)33は、コマ送りが可能な
コンベア装置であり、一定間隔でパレット50が設けら
れている。パレット50には、コアの端部のフランジ形
状部18と略同一形状の窪み51が設けられている。ま
たパレット50の中央部には、コンベア装置と共に上下
に貫通する貫通穴52が設けられている。さらに貫通穴
52の下面には、前記したノズル42と略一致するテー
パ部53が設けられている。搬送装置(C)33の動作
は、前記した昇降板45の動作と同期しており、搬送装
置(C)33の動作が停止した状態で昇降板45が上下
移動し、昇降板45が下部にある状態の時に搬送装置
(C)33が移動動作を行う。
【0027】上記した冷風供給部31、冷風回収部3
2、冷凍機34および送風機35は、冷風回収部32が
冷凍機34を介して送風機35の吸気側に接続され、送
風機35の排気側は冷風供給部31と接続されている。
また後記する様にノズル42がコア10の冷媒通路20
と当接され、冷媒通路20の他端側は冷風回収部32に
近接するので、冷風供給部31、コア10、冷風回収部
32、冷凍機34、送風機35、冷風供給部31の順に
冷気が循環する循環回路が構成される。また当該回路の
いずれかの部位に図示しないダンパーが設けられてい
る。
【0028】次に、射出成形品の製造装置1の通常時の
運転を説明する。射出成形品の製造装置1では、搬送装
置(B)9によってコア10が搬送され、コア10に前
処理として巻回作業と端子付け作業が行われる。すなわ
ち図8(a)の様なコア10が、図2で示すように搬送
装置(B)9に載置されて運ばれ、コア10は電熱線巻
回装置2の載せ代え機構85のハンド手段によって掴ま
れて、ターンテーブル83に載置される。そしてターン
テーブル83を回転させてコア10を回転主軸側に位置
させる。そして回転主軸によってコア10が回転され、
同時に送り装置82がコア10に対して軸方向に移動し
てコア10に電熱線102が巻回される。
【0029】こうして図8(b)の様に、コア10に電
熱線102が巻回されると、ターンテーブル83を回転
させてコア10を搬送装置(B)9側に移動させ、載せ
代え機構85のハンド手段によってコア10を掴み、搬
送装置(B)9に載置する。そしてコア10は、搬送装
置(B)9によって次工程たる端子取付け装置3に移送
される。端子取付け装置3では、図8(c)の様に電熱
線102の両端に端子103が取り付けられる。
【0030】そしてこの状態のコア10を、搬送装置
(A)4のハンドで掴み、射出成形機5内に搬送し、射
出成形機5に取り付けられた成形型7の外型11の、所
定位置にコア10をセットする。
【0031】次いで、成形型7のキャビティにポリエチ
レン樹脂やポリプロピレン樹脂、塩化ビニル樹脂等の熱
可塑性樹脂を充填する。そして充填が終了した後に、外
型11を冷却して内部の電気融着継手100を固化させ
るが、本実施形態では、電気融着継手100が完全に冷
却される前に、外型11を開き、搬送装置(A)4によ
ってコア10を取り出す。この時のコア10には、外周
面に電気融着継手100が成形されており、コア10
は、成形品たる電気融着継手100と共に取り出される
こととなる。
【0032】そして本実施形態の製造装置1では、取り
出したコア10を電気融着継手100を付けた状態のま
まで、冷却装置6に載置する。すなわち図6に示した様
に、搬送装置(C)33のパレット50の窪み51に、
コア10のフランジ形状部18を嵌め込み、コア10を
縦置きに載置する。
【0033】冷却装置6の搬送装置(C)33は、前記
した様にコマ送り的な動作をするものであり、一定時間
停止し、次の一定時間で一コマ移動し、また一定時間停
止するといった動作を繰り返す。そして搬送装置(C)
33が停止状態にある時、エアーシリンダー48が伸長
して昇降板45が上昇してノズル42を引き上げる。そ
のためノズル42は、搬送装置(C)33のテーパ部5
3と当接しノズル42の先端部分は、コア10の冷媒通
路20内に入る。そして図示しないダンパーが開かれて
ノズル42から冷風を噴射され、コア10の冷媒通路2
0内に冷風が吹き込まれる。
【0034】冷媒通路20は、前記した様に内部で成形
面に近接した8本の小穴25が設けられ、冷風は、コア
10内において、成形面に近接した部位を流れる。その
ためコア10の成形面の温度が低下し、コア10に付い
た電気融着継手100は、内部側から冷却される。なお
コア10の冷媒通路20を通過した冷風は、冷風回収部
32に入り、冷凍機34で再度冷却され送風機35で加
圧されて冷風主管38に再送され、冷風主管38、コア
10、冷風回収部32、冷凍機34及び送風機35の間
を循環する。
【0035】そして一定時間が経過すると、ダンパーが
閉止されてノズル42からの冷風の噴射が停止される。
同時にエアーシリンダー48のロッドが縮み、昇降板4
5が下降してノズル42が搬送装置(C)33のテーパ
部53を離れる。続いて搬送装置(C)33が動作し、
コア10は次の位置に移動する。次の位置でも、先と同
様の動作が繰り返され、電気融着継手100は内部側か
ら冷却される。
【0036】上記した工程を何度も繰り返し、コア10
は次第に冷却されて行く。そして冷却装置6の端部まで
送られたコア10は、冷却装置6から脱する。最後にコ
ア分離装置8によってコア10が分割され、成形品たる
電気融着継手100が分離される。そして分割されたコ
ア10は再度組み立てられ、搬送装置(B)9に載置さ
れ、物品は再度前処理装置に戻って各装置の間を循環
し、先の工程を繰り返す。
【0037】以上は、一個のコア10に着目して各装置
の作用を説明したが、本製造装置1では、コア10は連
続的に搬送され、一定の時間間隔をおいて次々に電気融
着継手100が製造される。
【0038】次に本製造装置1の特徴たる自動停止手段
の機能について説明する。図11乃至図18は、本発明
の射出成形品の製造装置における自動停止手段の動作を
説明する説明図であり、図1に示した製造装置1の各装
置を模式的に表示している。すなわち電熱線巻回装置
2、端子取付け装置3、投入・取り出しの為の搬送装置
(A)4、射出成形機5、冷却装置6及びコア分離装置
8が順次配置されており、コア分離装置8、電熱線巻回
装置2、端子取付け装置3、搬送装置(A)4の間は、
搬送装置(B)9によって接続されている。冷却装置6
内には、搬送装置(C)33が内蔵されている。また図
11乃至図18では、説明が容易となるように、各装置
及び搬送装置におけるコア10の停止可能位置を四角で
表示している。
【0039】図11乃至図18の説明図では、搬送装置
(A)4は、電熱線巻回装置2の前に8個のコア10が
待機可能なストックゾーン72がある。また端子取付け
装置3と射出成形機5の間には、3個のコア10が待機
可能なストックゾーン73がある。さらに射出成形機5
と冷凍装置6の間には、1個のストックゾーン75が設
けられている。また各停止可能位置の中の丸印は、コア
10を表し、丸の形によるコアの状態は、次の表の通り
である。また点が付された停止可能位置は、コア10が
無いことを示す。
【0040】
【表1】
【0041】本製造装置1が定常運転されている時の状
態は、図11の通りである。すなわち本製造装置1が定
常運転されている場合は、搬送装置(B)9の前側のス
トックゾーン72に、3個の前処理がされていないコア
10があり、電熱線巻回装置2、端子取付け装置3には
それぞれ巻回途中と端子付け途中の仕掛かり品のコア8
2,83がある。また搬送装置(B)9の後側のストッ
クゾーン73には、3個の端子取付け済みのコア84,
85,86がある。さらに射出成形機5内には射出成形
途中の仕掛かり品のコア87がある。また冷却装置6内
には、各停止可能位置の全てに射出成形済みの仕掛かり
品がある。
【0042】いま図11の状態の時に、自動停止手段が
作動したとすると、電熱線巻回装置2と端子取付け装置
3及び射出成形機5は、それぞれ保持しているコア8
2.83に対して所定の一連の作業を行う。すなわち電
熱線巻回装置2では、巻回途中のコア82に対して最後
まで電熱線102を巻回し、端子取付け装置3ではコア
83に二つの端子103を取り付ける。
【0043】そしてこれらの作業が終了すると、電熱線
巻回装置2だけが停止するが、他の装置は、その後も通
常運転を継続する。従って次の段階では、各コア10は
順送りに搬送され、図12の様に、電熱線巻回装置2に
は前処理がされていないコア81が載置されることとな
る。また端子取付け装置3には図11の状態の際に電熱
線巻回装置2上にあったコア82が移動され、端子付け
作業が行われる。さらに端子取付け装置3上にあったコ
ア83は、搬送装置(B)9の後側のストックゾーン7
3に運ばれる。さらに当該ストックゾーン73にあった
コア84,85,86の内、先頭の86は、搬送装置
(A)4によって射出成形機5内に搬送され、射出成形
が行われる。また射出成形機5内にあったコア87は、
搬送装置(A)4によって取り出され、冷却装置6に載
置される。冷却装置6では一つづつコマ送りされ、先端
にあったコア90が排出されてコア分離装置8でコア1
0と電気融着継手100が分離される。さらにコア分離
装置8で分離されたコア90は、再度組み立てられて搬
送装置(B)9に載置され、ストックゾーン72に移動
する。
【0044】そして前記した様に、前段階で電熱線巻回
装置2上にあったコア82が端子取付け装置3に載置さ
れ、当該コア82に対する端子付け作業が終了すると、
端子取付け装置3が停止する。先の図11の段階で、既
に電熱線巻回装置2が停止しているので、前処理装置
(電熱線巻回装置2と端子取付け装置3)が全て停止す
るが、他の装置はさらに通常運転を継続する。そして各
搬送装置によって各コア10は順送りに搬送される。
【0045】その結果、図13に示す様に、電熱線巻回
装置2には何らの前処理がされていないコア80が搬送
され、また端子取付け装置3には電熱線巻回装置2上に
あった何らの前処理もされていないコア81が移動され
る。端子取付け装置3は既に停止しているので、端子取
付け装置3に載置されたコア80には何らの処理も行わ
れない。また図12の状態の時に端子取付け装置3上に
あった端子取付け済みのコア82は、搬送装置(B)9
の後側のストックゾーン73に運ばれる。以下、順次、
先の段階と同様の操作が行われ、ストックゾーン73に
あった先頭のコア85が、搬送装置(A)4によって射
出成形機5内に搬送されて射出成形が行われ、射出成形
機5内にあったコア86は、搬送装置(A)4によって
取り出され、冷却装置6に載置される。また冷却装置6
の先端にあったコア91が排出されてコア分離装置8で
コア10と電気融着継手100が分離される。
【0046】こうして順次作業が進むと、図14の様に
射出成形機5の前段にあったストックゾーン73のコア
82,83,84が全て射出成形され、電熱線巻回装置
2、端子取付け装置3及びストックゾーン73には前処
理がされていないコア77,乃至81が載置された状態
となる。
【0047】そして搬送装置(A)4によって射出成形
機5内のコア82が取り出されて冷却装置6に搬送され
ると、搬送装置(A)4が停止し、図15の様に射出成
形機5の前のストックゾーン73にあった前処理がされ
ていないコア81は、射出成形機5をバイパスし、コア
81は予備ステージ75に載置される。こうして射出成
形機5は停止される。
【0048】その後は、冷却装置6とコア分離装置8と
搬送装置(B)9及び搬送装置(C)33だけが機能
し、各コアが順送りに搬送される。また射出成形機5は
先と同様にバイバスされる。従って図16の様に電熱線
巻回装置2、端子取付け装置3、搬送装置(B)9の後
側のストックゾーン73には前処理がされていないコア
が載置され、さらに当該前処理がされていないコアは、
予備ステージ75を経て冷却装置6に運ばれて行く。
【0049】そして冷却装置6内に残った仕掛かり品の
コアが所定の数量となると、図17の様に前処理装置
(電熱線巻回装置2と端子取付け装置3)の前段部分で
コア10が停止される。なお冷却装置6内に残った仕掛
かり品の数量を検知する方法は、予めコア10の総数
や、冷却装置6の容量、ストックゾーン72,73の数
等を記憶しておき、冷却装置6から排出されるコア10
の数をカウントして冷却装置6内に残った仕掛かり品の
数量を検知する方法が活用される。また或いは冷却装置
6の所定の位置に仕掛かり品のコア10か、前処理がさ
れていないコア10かを検知するセンサーを設ける方策
も有効である。
【0050】そして冷却装置6内の搬送装置(C)33
を動作させて仕掛かり品のコア83,82を順次排出す
る。またコア83,82が排出されるとコア分離装置8
でコア10と電気融着継手100が分離され、コア分離
装置8で分離されたコア10は、再度組み立てられて搬
送装置(B)9に載置されてストックゾーン72に移動
する。その結果、図18の様に電熱線巻回装置2、端子
取付け装置3及び射出成形機5にはコアが無い状態とな
り、冷却装置6とストックゾーン73には前処理がされ
ていないコアが載置されることとなる。そしてこの状態
の後に、冷却装置6と、コア分離装置8、搬送装置
(B)9、搬送装置(C)33が停止される。すなわち
製造装置1の全ての搬送装置が停止し、製造装置1は休
止状態となる。
【0051】本実施形態の製造装置1を再起動する際
は、搬送装置(B)9、搬送装置(C)33と、前処理
装置(電熱線巻回装置2と端子取付け装置3)を、搬送
装置(A)4と射出成形機5に先立って動作させる。そ
して電熱線巻回装置2と端子取付け装置3によって順次
前処理を行い、射出成形機5の前のストックゾーン73
にある前処理がされていないコア95,96,97は、
射出成形機5をバイパスさせて冷却装置6に搬送する。
【0052】そしてコア87が電熱線巻回装置2と端子
取付け装置3によって前処理され終わり、当該コア87
が射出成形機5の直前に来たとき、搬送装置(A)4を
起動させ、コア87を射出成形機5に搬送して射出成形
を行う。以後は、定常生産状態に移行する。
【0053】以上、説明した実施形態では、自動停止の
際に、電熱線巻回装置2及び端子取付け装置3を停止し
た後、これらの装置上に前処理がされていないコア10
を載置させる構成としたが、射出成形機5と同様に、こ
れらの前処理装置をバイパスさせる構成とすることもで
きる。また搬送装置から各装置、あるいは各装置から搬
送装置へのコア10の載せ替えや射出成形機5へのコア
10の装着については、作業者が行う場合もある。上記
した実施形態では、電気融着継手の射出成形を例に挙げ
て本発明を説明したが、本発明は、電気融着継手の射出
成形機に限定されるものではなく、外部に冷却装置を有
する射出成形装置に広く適用可能である。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、自動停止手段
によって、仕掛かり品が全て射出成形され、さらに冷却
が終了した状態で装置が停止する。本発明の射出成形品
の製造装置では、仕掛かり品が通常の条件で冷却された
後に自動停止するので、ひけ等の不良が発生する懸念が
ない。さら本発明の射出成形品の製造装置では、冷却が
終了し、仕掛かり品が無い状態で停止するので、原料の
無駄が生じない。
【0055】また請求項2に記載の発明では、自動停止
の際に前工程の装置から順次停止して行く構成が採用さ
れているので、仕掛かり品が全て射出成形され、さらに
冷却が終了した状態で装置が停止する。そのため不良の
発生はさらに少ない。加えて本発明では、前処理工程に
おいても新たな作業が行われず、さらに既に仕掛かりと
なっているものについては以降の全ての工程を完遂でき
るので、材料の無駄がない。
【0056】さらに請求項3に記載の発明では、前処理
に要する時間と射出成形に要する時間にずれがあっても
円滑に処理することができる効果がある。
【0057】また請求項4記載の発明では、電気融着式
配管部材の製造に際して不良率を減少させることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の射出成形品の製造装置のレ
イアウト図である。
【図2】図1のレイアウト図の電熱線巻回装置の正面図
である。
【図3】図2の電熱線巻回装置の張力付与部の詳細図で
ある。
【図4】本発明の実施形態の射出成形品の製造装置で使
用する成形型のコアの正面断面図及びそのA−A断面図
である。
【図5】図1のレイアウト図の冷却装置の正面図及び側
面図である。
【図6】図5の冷却装置の要部拡大断面図である。
【図7】本発明及び従来技術の射出成形品の製造装置で
製造された電気融着継手の斜視図及び断面図である。
【図8】本発明及び従来技術の射出成形品の製造装置で
製造される電気融着継手の前処理工程を示す説明図であ
る。
【図9】本発明及び従来技術の射出成形品の製造装置の
射出成形工程を示す説明図である。
【図10】本発明及び従来技術の射出成形品の製造装置
のコアから電気融着継手を脱型する工程を示す説明図で
ある。
【図11】本発明の射出成形品の製造装置における自動
停止手段の動作を説明する説明図である。
【図12】本発明の射出成形品の製造装置における自動
停止手段の動作を説明する説明図である。
【図13】本発明の射出成形品の製造装置における自動
停止手段の動作を説明する説明図である。
【図14】本発明の射出成形品の製造装置における自動
停止手段の動作を説明する説明図である。
【図15】本発明の射出成形品の製造装置における自動
停止手段の動作を説明する説明図である。
【図16】本発明の射出成形品の製造装置における自動
停止手段の動作を説明する説明図である。
【図17】本発明の射出成形品の製造装置における自動
停止手段の動作を説明する説明図である。
【図18】本発明の射出成形品の製造装置における自動
停止手段の動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 射出成形品の製造装置 2 電熱線巻回装置 3 端子取付け装置 4 搬送装置(A) 5 射出成形機 7 成形型 6 冷却装置 10 コア 80〜87 コア 90,91 コア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前処理装置と、射出成形機と、冷却装置
    と、搬送手段を備え、物品は搬送手段によって各装置間
    に順次搬送され、前処理装置によって処理された物品が
    射出成形機内に設置されて射出成形が行われ、成形品が
    取り出されて冷却装置によって冷却され、さらに成形品
    は冷却装置から脱せられる一連の成形が連続的に行われ
    る射出成形品の製造装置において、製造を停止させる自
    動停止手段を備え、該自動停止手段は、前処理が終了し
    た物品及び前処理中の物品が前処理を終えて射出成形さ
    れ、更に当該物品の成形品が冷却装置を脱した状態で搬
    送手段を全停止させることを特徴とする射出成形品の製
    造装置。
  2. 【請求項2】 物品は、搬送手段によって前処理装置
    と、射出成形機と、冷却装置の間を段階的に移動し、さ
    らに冷却装置を脱した後に物品から射出成形物が分離さ
    れ、物品は再度前処理装置に戻って各装置の間を循環す
    るものであり、自動停止手段が機能すると、前処理装置
    は処理中の物品の処理終了を待って停止し、以後前処理
    装置は作動せずに搬送手段によって物品だけが搬送され
    るか或いは搬送手段によって前処理装置をバイパスして
    物品だけが搬送され、さらに前処理が終了した物品だけ
    が射出成形機内に設置されて射出成形が行われた後、搬
    送手段によって射出成形機をバイパスして物品だけが搬
    送され、冷却装置において射出成形された成形品が全て
    排出された後に搬送手段が全停止されることを特徴とす
    る請求項1に記載の射出成形品の製造装置。
  3. 【請求項3】 前処理装置と射出成形機との間には前処
    理がなされた物品をストックするストックゾーンがあ
    り、ストックゾーン内の物品と前処理装置によって処理
    中の物品が射出成形され、冷却装置によって冷却され、
    さらに冷却装置から脱した後に搬送手段が全停止される
    ことを特徴とする請求項2に記載の射出成形品の製造装
    置。
  4. 【請求項4】 射出成形品は、電気融着式配管部材であ
    り、物品は分割可能なコアであり、前処理装置は電熱線
    巻回装置と端子取付け装置であり、さらに冷却装置の後
    段にコア分割装置が設けられていることを特徴とする請
    求項2又は3に記載の射出成形品の製造装置。
JP27172597A 1997-10-03 1997-10-03 射出成形品の製造装置 Pending JPH11105073A (ja)

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