JPH1110361A - 超音波溶接方法 - Google Patents

超音波溶接方法

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JPH1110361A
JPH1110361A JP16774597A JP16774597A JPH1110361A JP H1110361 A JPH1110361 A JP H1110361A JP 16774597 A JP16774597 A JP 16774597A JP 16774597 A JP16774597 A JP 16774597A JP H1110361 A JPH1110361 A JP H1110361A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接初期段階におけるホーン出力の急激な変
化を低減させ、ワークの接合強度の安定化を図ること。 【解決手段】 アンビル5とホーン4との間に複数のワ
ーク6と7をセットする。次に、これらのワーク6、7
に一定圧Pを加えた状態で電圧可変電源11を入れホー
ン4を超音波振動させて超音波溶接を開始する。この溶
接中、電圧可変電源11の出力電圧が制御装置13によ
って制御され、溶接初期段階(溶接開始時点から少なく
とも0.2秒が経過する時点までの期間)においては、
出力電圧を低下させホーン出力を低下させる。その後出
力電圧を徐々に増大させホーン出力を徐々に増大させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のワークを超
音波振動を利用して接合させる超音波溶接方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からの超音波溶接方法の一例を実施
するための超音波溶接装置を図6に示す。
【0003】図6に示す超音波溶接装置は、アンビル
(作業台ともいう。)5とホーン(超音波工具ともい
う。)4との間にワーク(接合部材ともいう。)6と7
とをセットし、加圧手段(図示せず。)によってワーク
6と7に圧力Pを加えながらホーン4を超音波振動させ
ることによりワーク6と7とを接合させるものである。
【0004】この超音波溶接装置は、定電圧電源1を備
える。
【0005】定電圧電源1は、交流電源(例えば、AC
200V)に接続され、溶接時、図2に出力電圧パター
ンaとして示す定電圧Vを溶接開始時点tS から溶接終
了時点tE まで出力する。
【0006】定電圧電源1の定電圧は、定速度定振幅型
発振器2に印加される。
【0007】振動子3は、定速度定振幅型発振器2の出
力信号に基づいて超音波を出力する。
【0008】ホーン4は、振動子3の超音波出力を増幅
する。
【0009】さらに、この超音波溶接装置は、溶接時に
ワーク6とワーク7との接合界面6a、7aの変形量を
間接的に検出するために、ホーン保持部8の下降量を検
出する変位量センサ9を備える。
【0010】また、この超音波溶接装置は、変位量セン
サ9からの検出信号を入力し、ホーン保持部8の下降量
が予め定めた設定値に達したとき、上記定電圧電源1の
出力を停止させ溶接を終了させる制御装置10を備え
る。
【0011】ところで、上述したような超音波溶接装置
を用いた超音波溶接方法に限らず、超音波溶接を行なう
場合、図7に示すように、溶接開始から溶接完了までの
全体の変位量L(一方のワーク6に対するホーン4のス
リップ防止用ローレット4aの食込量Le1と、他方のワ
ーク7に対するアンビル5の食込量Le2と、二枚のワー
ク6と7の接合界面6a、7aの変形量LW との和であ
り、L=Le1+Le2+LW で表される。)において変形
量LW の占める割合が大きいことが、接合強度の増大に
つながる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、溶接初
期におけるワーク6と7同士の摩擦は大きい。また、定
速度定振幅型発振器2を用いた場合、ホーン4の振幅を
一定にするために初期に大きなホーン駆動力が必要とさ
れる。
【0013】このため、従来の超音波溶接方法による
と、図3に出力パターンaとして示すように、溶接初期
(通常、溶接開始時点tS から約0.03秒〜0.05
秒が経過した時点)にホーン4の出力Wのピークが現
れ、また、溶接初期段階(通常、溶接開始時点tS から
約0.3秒〜0.5秒が経過するまでの期間)にホーン
出力Wの急激な変化が生じる。
【0014】そして、このようなホーン出力Wの急激な
変化時(溶接初期段階)に、加圧力変動によりワーク6
に対するホーン4のグリップ力が不足すると、図8に示
すように、ワーク6がホーン4の超音波振動に追従でき
ず、滑りが発生してホーン4の超音波振動がワーク6へ
十分に伝達されず、ワーク6、7の接合界面6a、7a
の摩擦清浄化及び昇温が不十分となって接合強度が低下
する。なお、図8において、矢印vP はホーン4の振動
の方向及び大きさ、矢印vW はワーク6の振動の方向及
び大きさをそれぞれ便宜的に表している。
【0015】ホーン4とワーク6間で上記のような滑り
が発生すると、図8に示すように、ホーン4の振幅量が
ワーク6の振幅量よりも大きくなり、ホーン4のローレ
ット4aがワーク6を長時間塑性変形させ、ワーク6に
対するローレット4aの食込量Le1が増大する。このた
め、溶接による全体の変位量Lに対する食込量Le1の割
合は、約0.3mmの変位量Lに対し約0.15〜0.
2mmの大きな食込量Le1となり、接合強度に直接関与
する変形量LW が減少し、接合強度が不安定であった。
【0016】そこで、従来、接合強度の安定化を図るた
め、治具やホーンを改良したり、あるいは溶接中に加圧
力を変化させる方法がとられていた。しかし、治具やホ
ーンを改良する方法では、多種のワークへの適応が困難
である上、溶接過程を最適の状態にするには限界があっ
た。また、加圧力を変化させる方法では、溶接中に加圧
力を変化させるため、装置の耐久性を低下させるという
問題がある。
【0017】なお、接合強度安定化のための一つの案と
して、全体の変位量Lを予め大きな値に設定し、変形量
W の増大を図ることが考えられる。しかし、変位量L
を大きな値に設定することは、反面、溶接時間の増大を
招き、時間当りの溶接回数が減少することになり、生産
効率上好ましくない。さらに、ホーンのローレットのワ
ークへの食込量が増大し易く、ホーンのローレットの食
い込みにより生じるワーク表面の凹部が深くなるため、
外観が重要視される製品などの製造には好適とはいえな
いという問題が発生する。このため、変位量Lを大きな
値に設定するという案も十分な解決策とはいえない。
【0018】本発明は、上記問題点にかんがみなされた
ものであり、溶接初期段階におけるホーン出力のピーク
及び急激な変化を低減させ、ワークの接合強度の安定化
を図ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波溶接方法
では、請求項1に記載のように、溶接初期段階に、ホー
ン出力を低下させる。このため、溶接初期段階におい
て、ホーンによってグリップされるワークは、ホーンの
超音波振動に十分追従可能となり、滑りがほとんど発生
しない。したがって、ワークがホーンによって塑性変形
される時間が短くなり、ホーンの食込量が減少する。
【0020】そして、ホーン出力低下後、ホーン出力は
徐々に増大しワークの接合界面が発熱してワーク同士が
接合される。
【0021】このように本発明の超音波溶接方法による
と、ホーンの食込量が減少するため、溶接時の全体の変
位量に対するワーク接合面の変形量が増大し、ワークの
接合強度を安定化させることができる。
【0022】ここで、溶接初期段階のホーン出力低下期
間は、ホーン出力のピーク及び急激な変化が現れる期間
が、通常、溶接開始時点から約0.3秒〜0.5秒が経
過するまでの期間であることから、請求項2に記載のよ
うに、溶接開始時点から少なくとも0.2秒が経過する
時点までの期間に設定することが望ましい。
【0023】また、ホーン出力の制御は、オープンルー
プ制御によってもよいが、請求項3に記載のようにフィ
ードバック制御によることが精度的に好ましい。
【0024】また、本発明の超音波溶接方法によると、
上述したように溶接初期段階にホーンの超音波振動にワ
ークが十分追従できるようになるため、本発明の超音波
溶接方法は、請求項4に記載のように、本来的にホーン
の超音波振動に追従しにくい大型ワークの溶接に好適で
あり、また、請求項5に記載のように、位置決めピンで
振動を抑制する必要がある多層重ね溶接にも好適とな
る。
【0025】そして、本発明の超音波溶接方法は、請求
項6に記載の超音波溶接装置を用い、複数のワークを一
定圧で加圧しながら超音波溶接を開始し、溶接初期段階
に、制御装置によりホーンの出力を低下させるよう電圧
可変電源の出力電圧を制御し、その後、制御装置により
ホーンの出力を徐々に増大させるよう電圧可変電源の出
力電圧を制御することによって実施できる。
【0026】上記超音波溶接装置の発振器としては、請
求項7に記載のように、溶接初期段階にピークと急激な
出力変化が生じる、ホーンを定速度及び定振幅で駆動す
る定速度定振幅型発振器が使用される。
【0027】上記超音波溶接装置は、ホーン出力をオー
プンループ制御するものであってもよいが、請求項8に
記載のように、出力検出センサからの検出信号に基づい
てホーンの出力パターンを検出し、該検出した出力パタ
ーンを最適出力パターンに一致させるよう電圧可変電源
の出力電圧をフィードバック制御することが、精度的に
好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。
【0029】図1は、本実施例による超音波溶接方法を
実施するための超音波溶接装置の構成を示す。
【0030】図1に示す超音波溶接装置は、電圧可変電
源11と定速度定振幅型発振器2と振動子3とホーン
(超音波工具)4とホーン保持部8と変位量センサ9と
出力検出センサ12と制御装置13と表示装置14とを
備える。
【0031】電圧可変電源11には、交流電源(例え
ば、AC200V)が接続される。電圧可変電源11
は、定速度定振幅型発振器2に出力電圧Vを印加するも
のであり、出力電圧Vは制御装置13によって制御され
る。
【0032】定速度定振幅型発振器2は、ホーン4を定
速度かつ定振幅で駆動するものであり、印加電圧、すな
わち、電圧可変電源11の出力電圧V、に応じた振幅を
有する信号を出力する。
【0033】振動子3は、定速度定振幅型発振器2の出
力信号の振幅に応じた振幅を有する超音波を出力する。
【0034】ホーン4は、振動子3の超音波出力を増幅
する。
【0035】変位量センサ9は、ワーク6とワーク7と
の接合界面6a、7aの変形量LWを間接的に検出する
ために、ホーン保持部8の下降量を検出する。
【0036】出力検出センサ12は、ホーン4の出力W
を間接的に検出するために定速度定振幅型発振器2の出
力を検出し、制御装置13に入力する。
【0037】制御装置13は、ホーン4の最適出力パタ
ーンを予め記憶しており、出力検出センサ12からの検
出信号に基づいてホーン4の出力パターンを検出し、該
検出した出力パターンを最適出力パターンに一致させる
よう電圧可変電源11の出力電圧Vをフィードバック制
御する。
【0038】ここで、最適出力パターンは、図3に波形
bとして表される。この波形bと従来の波形aとを比較
すれば明らかなように、最適出力パターンでは、溶接初
期段階(通常、溶接開始時点tS から少なくとも0.2
秒が経過する時点までの期間)に出力Wが低く、その
後、出力Wが徐々に増大している。
【0039】制御装置13は、このような最適出力パタ
ーンが得られるよう電圧可変電源11の出力電圧Vを図
2に波形bとして表すように制御する。
【0040】また、制御装置13は、変位量センサ9か
らの検出信号を入力し、ホーン保持部8の下降量が予め
定めた設定値Lに達したとき、電圧可変電源11の出力
を停止させ溶接を終了させる。
【0041】次に、上記のように構成された超音波溶接
装置を用いた超音波溶接方法を説明する。
【0042】まず、アンビル5とホーン4のローレット
4aとの間にワーク6と7とをセットし、加圧手段(図
示せず。)によってワーク6と7に一定の圧力Pを加え
る。なお、加圧手段は、溶接中、常に圧力Pが一定とな
るよう加圧する。
【0043】次に、電圧可変電源11を入れ、ホーン4
を超音波振動させてワーク6、7の溶接を開始する。
【0044】この溶接時、制御装置13は、出力検出セ
ンサ12からの検出信号に基づいてホーン4の出力パタ
ーンを検出し、該検出した出力パターンを図3図示波形
bの最適出力パターンに一致させるよう電圧可変電源1
1の出力電圧Vをフィードバック制御する。
【0045】最適出力パターンは、上述したように、溶
接初期段階に出力Wが低く、その後、出力Wが徐々に増
大している。したがって、図4に示すように、溶接初期
段階において、ホーン4のローレット4aによってグリ
ップされるワーク6は、ホーン4の超音波振動に十分追
従でき、各々の振動VP 、VW の振幅量がほぼ一致し、
滑りがほとんど発生しない。したがって、ワーク6がホ
ーン4のローレット4aによって塑性変形される時間が
短くなり、ホーン4の食込量Le1が減少する。そして、
ホーン出力Wの低下後、ホーン出力Wは徐々に増大して
ゆくためワーク6、7の接合界面6a、7aが発熱して
ワーク6、7同士が接合される。
【0046】そして、変位量センサ9からの検出信号に
よりホーン保持部8の下降量が予め定めた設定値Lに達
したと制御装置13において判断されたとき、制御装置
13は電圧可変電源11の出力を停止させ、これにより
溶接が終了する。
【0047】以上説明したように、本実施例の超音波溶
接方法によると、ホーン4の食込量Le1が減少するた
め、溶接時の全体の変位量Lに対するワーク接合面6
a、7aの変形量LW が増大し、ワーク6、7の接合強
度を安定化させることができる。
【0048】また、制御装置13は、任意の最適出力パ
ターンを比較的自由に記憶できるため、種々のワーク、
材料に応じた最適な出力パターンを容易に得ることがで
きる。
【0049】また、ホーン4からワーク6への伝達ロス
が少ないため、ホーンセレーションの簡略化を図ること
ができる。
【0050】また、本実施例の超音波溶接方法によると
溶接初期段階でホーンの超音波振動にワークが追従でき
るため、本来的にホーンの超音波振動に追従しにくい、
接合面の面積が100mm2 以上の大型ワークの溶接、
並びに、図5に示すように位置決めピン5aなどで振動
を抑制する必要が有るワーク15と16と17の多層重
ね溶接に本実施例は好適となる。例えば、約120mm
2 のリング形状をした銅板(t=0.5mm)と鉄板
(t=2〜3mm)とアルミ板(t=1〜2mm)の3
個の部品を位置決めピン5aにて位置決めしながら重ね
溶接する場合、剪断強度は、従来法では300〜450
kgfであったのが、本発明方法では400〜450k
gfと安定した。
【0051】なお、上述した実施例では、ホーン出力W
をフィードバック制御しているが、出力検出センサ12
を取り除き、オープンループ制御するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例による超音波溶接方法を実施するため
の超音波溶接装置の構成図である。
【図2】本発明方法における電圧可変電源の出力電圧V
と従来方法における定電圧電源の出力電圧Vとの比較を
示すグラフである。
【図3】本発明方法におけるホーン出力Wと従来方法に
おけるホーン出力Wとの比較を示すグラフである。
【図4】本発明方法における溶接過程を説明するための
説明図である。
【図5】本発明方法の一適用分野としての多層重ね溶接
を説明するための説明図である。
【図6】従来の超音波溶接方法を実施するための超音波
溶接装置の構成図である。
【図7】溶接による全体の変位量とホーンの食込量と接
合面の変形量とアンビルの食込量との関係を説明するた
めの説明図である。
【図8】従来方法における溶接過程を説明するための説
明図である。
【符号の説明】
2 定速度定振幅型発振器(発振器) 3 振動子 4 ホーン 5 アンビル 6、7、15、16、17 ワーク 11 電圧可変電源 12 出力検出センサ 13 制御装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンビルとホーンとの間に複数のワーク
    をセットし、これらのワークを一定圧で加圧しながら前
    記ホーンを超音波振動させることにより、前記複数のワ
    ークを接合させる超音波溶接方法において、 溶接初期段階に前記ホーンの出力を低下させ、その後前
    記ホーン出力を徐々に増大させることを特徴とする超音
    波溶接方法。
  2. 【請求項2】 前記溶接初期段階のホーン出力低下期間
    は、溶接開始時点から少なくとも0.2秒が経過する時
    点までの期間に設定されていることを特徴とする請求項
    1に記載の超音波溶接方法。
  3. 【請求項3】 前記ホーン出力はフィードバック制御さ
    れることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超
    音波溶接方法。
  4. 【請求項4】 前記各々のワークは大型ワークであるこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3のいず
    れかに記載の超音波溶接方法。
  5. 【請求項5】 前記各々のワークは位置決めピンで位置
    決めされて多層重ね溶接されるワークであることを特徴
    とする請求項1、請求項2又は請求項3のいずれかに記
    載の超音波溶接方法。
  6. 【請求項6】 出力電圧が可変な電圧可変電源と、該電
    圧可変電源の出力電圧に応じた振幅を有する信号を出力
    する発振器と、該発振器の出力信号の振幅に応じた振幅
    を有する超音波を出力する振動子と、該振動子の超音波
    出力を増幅するホーンと、前記電圧可変電源の出力電圧
    を制御する制御装置とを有する超音波溶接装置を用い、
    複数のワークを接合させる超音波溶接方法であって、 アンビルと前記ホーンとの間に前記複数のワークをセッ
    トし、 これらのワークを一定圧で加圧しながら超音波溶接を開
    始し、 溶接初期段階に、前記制御装置により前記ホーンの出力
    を低下させるよう前記電圧可変電源の出力電圧を制御
    し、 その後、前記制御装置により前記ホーンの出力を徐々に
    増大させるよう前記電圧可変電源の出力電圧を制御する
    ことを特徴とする超音波溶接方法。
  7. 【請求項7】 前記発振器は定速度定振幅型発振器であ
    ることを特徴とする請求項6に記載の超音波溶接方法。
  8. 【請求項8】 前記ホーンの出力を検出するための出力
    検出センサを設けると共に、前記制御装置に前記ホーン
    の最適出力パターンを予め記憶しておき、 前記出力検出センサからの検出信号に基づいて前記ホー
    ンの出力パターンを検出し、該検出した出力パターンを
    前記最適出力パターンに一致させるよう前記電圧可変電
    源の出力電圧をフィードバック制御することを特徴とす
    る請求項6又は請求項7に記載の超音波溶接方法。
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