JPH11103292A - 周回放送データの課金処理方法および装置 - Google Patents

周回放送データの課金処理方法および装置

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JPH11103292A
JPH11103292A JP26345297A JP26345297A JPH11103292A JP H11103292 A JPH11103292 A JP H11103292A JP 26345297 A JP26345297 A JP 26345297A JP 26345297 A JP26345297 A JP 26345297A JP H11103292 A JPH11103292 A JP H11103292A
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JP26345297A
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English (en)
Inventor
Teruyuki Shidara
輝之 設楽
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星放送により周回放送にて配信されるデー
タに対して課金処理を行う装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 データ配信サーバ1は要求頻度の高い送
信要求データをそのリストともにアップリンクセンタ2
および衛星3を介して周回放送する。放送データはアン
テナ4にて受信され、リストが周回放送データリスト保
持手段5aに保持される。リストにあるデータの送信要
求があると、要求データ取得手段5bはそのデータを取
得して要求データ保持手段5cに保持し、それの課金情
報を課金情報保持手段5dに保持する。通知条件設定手
段5fはリストにないデータを要求する際、周回放送デ
ータを受信してから一定時間後、課金情報の合計額が一
定金額に達したとき、または課金情報通知コマンドを受
信したときなどに、課金情報を公衆回線網6を通じてデ
ータ配信サーバ1に送るよう通知条件を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周回放送データの課
金処理方法および装置に関し、特に衛星を利用したディ
ジタル放送にてユーザから要求されたデータを周回放送
しているディジタル放送システムにあって、端末で受信
されたデータに対して課金処理を行う周回放送データの
課金処理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地上波テレビジョン放送を利用したデー
タ放送があるが、近年、これよりも高速な伝送速度を確
保することができる通信衛星(CS)を利用したデータ
放送が始められようとしている。たとえばアプリケーシ
ョンソフトウェアなどのデータを配信するパーソナルコ
ンピュータユーザ向けのCSデータ放送サービスでは、
ユーザが端末から電話回線、インターネットなどを利用
してデータを配信するサーバにデータ送信の要求をし、
その要求が認められると、その都度要求されたデータが
放送され、端末にて受信することが可能になる。
【0003】このようなシステムでは、端末からのデー
タ要求に基づきデータ送信要求の回数分データの放送を
行うことになる。したがって、同じデータについて興味
のあるユーザが多い場合には、同じデータに送信要求が
集中してしまうことになり、放送のバンド幅がその人気
のある同一データに占有されてしまって、ユーザ数が増
えてもデータ配信コストが一定であるというデータ放送
の利点がなくなる。
【0004】これに対し、ユーザから要求されるデータ
送信要求の頻度の高いデータについては短い周期で繰り
返し放送する周回放送が本出願人により提案されている
(特願平9−152486)。この提案によれば、ユー
ザから要求されたデータ送信要求の頻度を計算し、要求
頻度の高いデータについては周回放送するようにして、
データ送信要求が集中しても放送のバンド幅が同一のデ
ータで占有されることがないようにしている。これによ
り、データ送信要求が集中しても、受信側のデータ待ち
時間を減らすことができ、サーバの処理量も減らすこと
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ユーザの送信要求に応
じて個別に放送されるデータについては、端末がデータ
送信要求をしたデータの受信の確認に基づいて課金処理
が行われるが、周回放送の場合には、データ送信要求と
放送されるデータとが1対1で対応しておらず、実際に
データ送信要求を行うことなしに受信が可能なことか
ら、これに対応した新たな課金管理が必要になる。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、周回放送で配信されたデータを受信したとき
の端末側での課金処理の方法および装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、公衆回
線網を通じて要求されたデータのうち要求頻度の高いデ
ータについては周回放送されるデータを受信するときの
周回放送データの課金処理方法において、送信要求しよ
うとするデータを受け付け、周回放送データとともに送
信された周回放送データのリストに前記送信要求しよう
とするデータがあるかどうかを判断し、前記周回放送デ
ータのリストに前記送信要求しようとするデータがある
ときは、前記周回放送データから要求した前記データお
よび課金情報を保持し、保持された前記課金情報を前記
公衆回線網を通じてデータ配信サーバに通知する、よう
にしたことを特徴とする周回放送データの課金処理方法
が提供される。
【0008】この方法によれば、送信要求したデータが
周回放送されているデータの場合に、データ配信サーバ
にデータ送信要求を出すことなく送信要求したデータが
受信される。このとき、そのデータの課金情報も保持さ
れ、後で保持された課金情報をデータ配信サーバに通知
することにより、先に受信した送信要求データは利用可
能になる。これにより、もともと、送信要求の多いデー
タに対して集中して出されるデータ送信要求をデータ配
信サーバは分散して受けることが可能になり、データ配
信サーバの処理量が軽減される。
【0009】また、本発明により、公衆回線網を通じて
要求されたデータのうち要求頻度の高いデータについて
は周回放送されるデータを受信するときの周回放送デー
タの課金処理装置において、受信データより取得した周
回放送されている高要求頻度データのリストを保持する
周回放送データリスト保持手段と、前記受信データから
前記リストに含まれている送信要求データを選択受信す
る要求データ取得手段と、取得した前記送信要求データ
を保持する要求データ保持手段と、前記保持された送信
要求データの課金情報を保持する課金情報保持手段と、
前記保持された課金情報を前記公衆回線網を通じてデー
タ配信サーバに通知する課金情報通知手段と、を備えて
いることを特徴とする周回放送データの課金処理装置が
提供される。
【0010】上記構成によれば、周回放送データリスト
保持手段には周回放送データとともに送信されてくる周
回放送中のデータのリストが保持されている。要求デー
タ取得手段はユーザからデータ送信要求を受けると、周
回放送データリスト保持手段に保持されているリストを
参照し、そのリストに要求しようとするデータが含まれ
ているかどうかを判断し、その送信要求データがリスト
に含まれている場合には、そのデータを周回放送中のデ
ータから取得し、要求データ保持手段に保持する。この
とき、そのデータについての課金情報を課金情報保持手
段に保持しておく。この課金情報はあらかじめ定めた任
意のときに課金情報通知手段が公衆回線網を通じてデー
タ配信サーバに通知するまで、課金情報保持手段に保持
される。課金情報通知手段はリストに含まれていないデ
ータの送信を公衆回線網を通じてデータ配信サーバに要
求するとき、課金情報保持手段が課金情報の保持を開始
してから所定時間後に、課金情報保持手段に保持されて
いる課金情報の合計額が所定の金額に達したときに、ま
たはデータ配信サーバから放送されてくる課金情報通知
コマンドを受信したときに、課金情報をデータ配信サー
バに通知する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の周回放送データの
課金処理装置の原理構成を示した図である。この図に
は、周回放送データを配信するデータ配信サーバ1があ
り、アップリンクセンタ2に接続されている。このアッ
プリンクセンタ2から送信された放送データは衛星3を
介して放送される。放送されたデータはアンテナ4にて
受信される。アンテナ4の出力は受信端末の課金処理装
置5に接続される。この課金処理装置5は周回放送デー
タリスト保持手段5aと、要求データ取得手段5bと、
要求データ保持手段5cと、課金情報保持手段5dと、
課金情報通知手段5eと、通知条件設定手段5fとを備
えている。課金処理装置5の課金情報通知手段5eは公
衆回線網6を通じてデータ配信サーバ1に接続されてい
る。
【0012】データ配信サーバ1は公衆回線網6を通じ
てユーザから送信要求のあったデータをその都度用意し
て送信する。また、データ配信サーバ1は要求頻度の高
い送信要求データをある一定の周期で繰り返し放送す
る。このとき、データ配信サーバ1は周回放送される高
要求頻度のデータのリストも送信する。このような送信
要求データおよびリストはアップリンクセンタ2および
衛星3を介して放送される。
【0013】放送されたデータはアンテナ4にて受信さ
れ、受信端末の課金処理装置5に入力される。課金処理
装置5では、まず、受信データから周回放送されている
データのリストを取得し、周回放送データリスト保持手
段5aに保持しておく。ここで、ユーザによるデータ送
信要求が入力されると、要求データ取得手段5bにてそ
の送信要求データは周回放送データリスト保持手段5a
に保持されているリストにあるかどうかが判断され、リ
ストにある場合は、データ配信サーバに要求することな
くそのデータを取得する。取得したデータは要求データ
保持手段5cに保持され、そのデータの課金情報は課金
情報保持手段5dに保持される。この課金情報保持手段
5dに保持された課金情報は課金に関する情報を課金情
報通知手段5eによりデータ配信サーバ1に送る機会が
来るまで保持される。通知条件設定手段5fは保持され
た課金情報をデータ配信サーバ1に送る条件を設定する
もので、そのデータ配信サーバ1に接続する条件として
は、次に、周回放送されていないデータを公衆回線網6
を通じてデータ配信サーバ1に送信要求する際に送るよ
うにしたり、周回放送データを受信してから一定時間後
に送るようにしたり、保持された課金情報の合計額が一
定金額に達したら送るようにしたり、あるいはデータ配
信サーバ1からの課金情報通知コマンドを受信したとき
に送るようにするなどを設定することができる。また、
それらの条件はデータ配信サーバ1から送られる条件変
更コマンドにより変更することができる。
【0014】図2はディジタル放送システムの全体構成
を示す図である。図2において、データ放送のサービス
を提供するサービスプロバイダ11があり、このサービ
スプロバイダ11には情報を提供するコンテンツプロバ
イダ12aが専用回線を通じて接続されている。また、
サービスプロバイダ11はインターネット13を通じて
他のコンテンツプロバイダ12b,12cが接続されて
いる。サービスプロバイダ11の出力は衛星15に向け
て電波を送信するアップリンクセンタ14に接続されて
いる。衛星15からの電波を受信する端末16a,16
b,16cはそれぞれアンテナ17a,17b,17c
を備えている。また、各端末16a,16b,16cは
公衆回線網18を経由してサービスプロバイダ11に接
続されている。
【0015】衛星15はディジタル放送用の通信衛星で
ある。端末16a,16b,16cは、本放送システム
で行われるサービスをユーザに提供するもので、パーソ
ナルコンピュータやテレビジョン受像機で構成され、ア
ップリンクセンタ14から衛星15を介して送信された
データを受信し、ユーザに対して表示・印刷などの出力
を行う。また、端末16a,16b,16cは、公衆回
線網18による上りの回線を使ってサービスプロバイダ
11と接続されて視聴記録などの端末の使用履歴やユー
ザ操作によるデータ送信要求などの送信を、公衆回線網
18を通じ、サービスプロバイダ11に対して行う。
【0016】コンテンツプロバイダ12a,12b,1
2cは、ユーザに対して放送・送信されるデータおよび
情報を保有し、ユーザからのデータ送信要求によって、
サービスプロバイダ11からデータ要求がインターネッ
ト13または専用線を経由して送信されると、そのデー
タ要求に応じて該当するデータをサービスプロバイダ1
1に送信する。
【0017】公衆回線網18は電話会社が提供するアナ
ログ/ディジタル電話回線網である。インターネット1
3は、全体的なシステムを指し、特定のハードウェア/
ソフトウェアを意味しない。アップリンクセンタ14
は、通信衛星ディジタル放送の送り出しセンタであり、
サービスプロバイダ11から送られたデータを多重化・
変調して衛星15に対して送信する。
【0018】ここで、サービスプロバイダ11にてデー
タを発信するサーバの構成例について説明する。図3は
要求されたデータを送り出すサービスプロバイダのサー
バの構成例を示すブロック図である。サービスプロバイ
ダのサーバ20はデータをアップリンクセンタに出力す
るデータ多重化部21と、電話回線に接続されたデータ
要求処理部22と、コンテンツプロバイダにインターネ
ットまたは専用線を介して接続されたデータ取得部23
とから構成されている。
【0019】データ要求処理部22は、外部の公衆回線
網18を通じて端末からのデータ送信要求を受け付ける
とともに、端末が受信したデータに対する課金情報を受
けて課金処理を行う。データ取得部23は、データ要求
処理部22からのデータ要求に応じて、要求されたデー
タを保持するコンテンツプロバイダに要求し、そのコン
テンツプロバイダからデータを取得したり、要求された
データの要求頻度を計算する。
【0020】データ多重化部21は、データ取得部23
にて取得したデータを受けると、そのデータとこのデー
タ多重化部21内にキャッシュしている周回放送データ
とを多重化し、周回放送データのヘッダ部分に高要求頻
度データのリストを付加して、MPEG2−TS(Movi
ng Picture Experts Group phase 2 - Transport Strea
m )のパケットを生成する。
【0021】次に、このサービスプロバイダのサーバの
動作について説明する。図4は周回放送を行うサービス
プロバイダのサーバの動作の流れを示すフローチャート
である。まず、ユーザから外部の公衆回線網を通じて接
続要求があると、データ要求処理部22はその公衆回線
網を介して受信端末と接続し、データ送信要求を受ける
(ステップS1)。次に、データ要求処理部22がデー
タ取得部23に対して送信要求されたデータの取得要求
を出すと、データ取得部23はそれを受けて、取得要求
を受けたデータを外部の専用線およびインターネットな
どを通じてコンテンツプロバイダからデータを取得する
(ステップS2)。ここで、データ取得部23は要求さ
れたデータの要求頻度を計算する(ステップS3)。次
に、データ取得部23は要求頻度の計算の結果、要求さ
れたデータの要求頻度が周回放送する頻度に達したかど
うかを判断する(ステップS4)。要求されたデータが
周回放送する頻度に達していない場合には、データ取得
部23はデータ多重化部21に対してデータを多重化す
る際に付加するパケット識別子(ID)を問い合わせて
取得し、このパケットIDをデータに付与してデータ多
重化部21に送信するとともにデータ要求処理部22に
対しても送信する。これを受けてデータ多重化部21
は、受信したデータに当該パケットIDを付加して多重
化し、外部の専用線などを介してデータをアップリンク
センタに送信し、データを放送する(ステップS5)。
また、データ要求処理部22はデータ取得部23より受
信したパケットIDをデータ要求を行った端末に対して
送信し、このIDをもとに端末がデータを受信したのを
確認して課金処理を行う。
【0022】ステップS4の判断において、要求された
データが周回放送する頻度に達している場合には、デー
タ取得部23はデータ多重化部21に対して要求された
データを周回放送リストに加えて更新するように要求
し、データ多重化部21から更新した周回放送リストを
取得する(ステップS6)。データ取得部23はその更
新した周回放送リストから該当するパケツトIDを外部
から取得したデータに付与してデータ多重化部21に送
信するとともに、データ要求処理部22に対して更新さ
れた周回放送リストを送信する。そして、データ多重化
部21はデータ取得部23より受信したデータを周回放
送用にキャッシュしている周回放送データに加えて、更
新された周回放送リストと周回放送データとを多重化
し、外部の専用線などを介してデータをアップリンクセ
ンタに送信し、新しい周回放送リストと周回放送データ
とを放送する(ステップS7)。
【0023】次に、端末16a,16b,16cの構成
例について説明する。図5はディジタル放送を受信する
端末の構成例を示すブロック図である。端末30はチュ
ーナ31を有し、その入力には衛星15からの電波を受
信するアンテナが接続されている。チューナ31の出力
は内部バス32を介してプログラマブルディジタル信号
プロセッサ(DSP)33に接続されている。このプロ
グラマブルDSP33には、ランダムアクセスメモリ
(RAM)34と、キーボード、リモートコントロー
ラ、マウスなどの入力装置によりユーザ入力を受けるシ
リアルコントローラ35と、モニタに接続されるビデオ
エンコーダ36と、スピーカに接続されるオーディオA
D/DA(analog to digital/digital to analog 変
換)回路37とが接続されている。オーディオAD/D
A回路37はまた、電話回線に接続される回線コントロ
ーラ38に接続されている。
【0024】チューナ31はディジタル衛星放送用のチ
ューナであり、外部のアンテナからの信号をダウンコン
バート/フィルタリングなどのフロントエンド処理を行
い、A/D(analog to digital )変換によりMPEG
2−TSデータにしてプログラマブルDSP33に送
る。
【0025】プログラマブルDSP33は、MPEG2
−TSのデマルチプレクス/デコード/モデム機能/シ
ステム制御などを行うもので、RISC(reduced inst
ruction set computer)型CPU(central processing
unit )部とDSP部とからなり、CPU部およびDS
P制御部のプログラムは外部から変更可能である。シリ
アルコントローラ35は、ユーザが使用するキーボー
ド、リモートコントローラ、マウスなどの入力装置から
のデータを受け取ってプログラマブルDSP33に出力
する。RAM34は、プログラマブルDSP33が使用
し、MPEG2−TSのバッファリング、MPEGデコ
ード時のバッファ、表示データの格納などに使用され
る。回線コントローラ38は、プログラマブルDSP3
3の制御により外部の公衆電話回線に接続され、サービ
スプロバイダのサーバに対して視聴履歴やデータ送信要
求などを送信する。
【0026】オーディオAD/DA回路37は、プログ
ラマブルDSP33から出力されたオーディオデータを
D/A変換して外部のスピーカに出力するとともに、回
線コントローラ38を介して受けた音声信号をA/D変
換してプログラマブルDSP33に渡したり、プログラ
マブルDSP33のモデム機能からのデータをD/A変
換してその音声信号を回線コントローラ38に渡す。ビ
デオエンコーダ36は、プログラマブルDSP33から
出力された画像データをD/A変換して外部のモニタに
出力する。
【0027】次に、周回放送が行われているときの端末
のデータ送信要求および受信処理の流れについて説明す
る。図6は端末における受信処理の流れを示すフローチ
ャートである。まず、ユーザからのデータ要求の入力を
受ける(ステップS11)。すなわち、シリアルコント
ローラ35は外部の入力装置からユーザによって入力さ
れたデータ要求を受けると、そのデータ要求をプログラ
マブルDSP33に送信する。ここで、プログラマブル
DSP33は外部の衛星15により放送され、チューナ
31が受信してRAM34に保存されている周回放送リ
ストを参照して、ユーザが要求したデータが周回放送リ
ストにあるかどうかを判断する(ステップS12)。ユ
ーザが要求したデータが周回放送リストにある場合に
は、プログラマブルDSP33は、チューナ31が受信
した周回放送データから該当するデータを選択してRA
M34に保存する(ステップS13)。そして、プログ
ラマブルDSP33はユーザから要求されたデータとと
もに受信した当該データの課金情報をサーバに対して送
信するまでRAM34に保持する(ステップS14)。
【0028】ステップS12にて、ユーザが要求したデ
ータが周回放送リストにないと判断された場合には、プ
ログラマブルDSP33は、オーディオAD/DA回路
37および回線コントローラ38を介して外部の公衆電
話回線網経由でサービスプロバイダのサーバに接続する
(ステップS15)。プログラマブルDSP33はRA
M34に周回放送データを受信した際の課金情報が保持
されているかどうかを判断する(ステップS16)。端
末が課金情報を保持している場合には、プログラマブル
DSP33はRAM34に課金情報が保持されているこ
とをオーディオAD/DA回路37および回線コントロ
ーラ38を介して外部の公衆電話回線網経由でサービス
プロバイダのサーバに通知する(ステップS17)。プ
ログラマブルDSP33はサーバとの間で課金情報の通
信を行い、RAM34に保持されている課金情報を消去
し、周回放送データ受信に関する課金情報保持状態でな
くする(ステップS18)。
【0029】ステップS16にて端末が課金情報を保持
していないと判断された場合、または端末が周回放送デ
ータ受信に関する課金情報保持状態でなくなった場合に
は、プログラマブルDSP33は、オーディオAD/D
A回路37および回線コントローラ38を介して外部の
公衆電話回線網経由でサーバに対してデータの要求を行
う(ステップS19)。次に、プログラマブルDSP3
3はサーバから要求したデータを受信する際のパケット
IDを得る(ステップS20)。次に、プログラマブル
DSP33はチューナ31が受信した放送データから、
該当するパケットIDを持つデータを選択してRAM3
4に保存する(ステップS21)。そして、プログラマ
ブルDSP33はサーバに対して要求したデータを受信
したことを通知し、課金情報を通信する(ステップS2
2)。
【0030】このようにして、サーバに対して要求しよ
うとするデータが周回放送されており、実際の要求を行
うことなしにデータを受信することが可能である場合
に、課金に関する情報を端末からサーバに送る機会が来
るまで保持しておき、サーバと双方向通信網で接続され
たときに、課金情報を保持していることを通知して、サ
ーバと課金情報の通信を行うため、データ送信要求ごと
にサーバに接続する必要がないので、データ送信要求の
集中が緩和され、サーバおよび端末の通信処理量が軽減
され、回線料を節約することが可能になる。
【0031】次に、周回放送データを受信したときの課
金情報をサーバからの課金情報通知コマンドに従いサー
バに対して通知する処理の例について説明する。図7は
端末における課金処理の流れを示すフローチャートであ
る。まず、プログラマブルDSP33は、ユーザ入力/
特定データ受信/タイマイベントなどの何らかのイベン
トを待つ(ステップS31)。次に、プログラマブルD
SP33は、チューナ31が受信したデータにサーバ側
から送信された課金情報通知コマンドが含まれているか
どうかを判断する(ステップS32)。ここで、受信デ
ータに課金情報通知コマンドが含まれていた場合には、
プログラマブルDSP33は、RAM34に課金情報が
保持されていれば、オーディオAD/DA回路37およ
び回線コントローラ38を介して外部の公衆電話回線網
経由でサービスプロバイダのサーバに接続する(ステッ
プS33)。次に、プログラマブルDSP33は、オー
ディオAD/DA回路37および回線コントローラ38
を介して外部の公衆電話回線網経由でサーバに対して課
金情報を保持していることを通知する(ステップS3
4)。そして、プログラマブルDSP33は、サーバと
課金情報の通信を行い、周回放送データ受信に関する課
金情報保持状態でなくする(ステップS35)。
【0032】ステップS32にて受信データに課金情報
通知コマンドが含まれていないと判断された場合には、
シリアルコントローラ35が外部の入力装置からのユー
ザ入力を受けてプログラマブルDSP33に送信した
後、プログラマブルDSP33はその入力がデータ要求
のイベントであるかどうかを判断する(ステップS3
6)。もし、イベントがサーバ側からの課金情報通知コ
マンド受信またはユーザからのデータ要求入力以外であ
った場合、プログラマブルDSP33は、各イベントに
応じた処理を行う(ステップS37)。
【0033】イベントがユーザからのデータ要求入力で
あった場合、プログラマブルDSP33は、外部の衛星
からチューナ31が受信してRAM34に保存されてい
る周回放送リストから、ユーザが要求したデータがある
かどうかを判断する(ステップS38)。ユーザの要求
したデータが周回放送リストにあれば、プログラマブル
DSP33は、チューナ31が受信した周回放送データ
から該当するデータを選択してRAM34に保存する
(ステップS39)。プログラマブルDSP33は、ユ
ーザから要求されたデータとともに受信した当該データ
の課金情報をサーバに対して送信するまでRAM34に
保持する(ステップS40)。
【0034】ステップS38にてユーザの要求したデー
タが周回放送リストにないと判断されると、サーバにデ
ータを要求する(ステップS41)。ここでは、プログ
ラマブルDSP33が、オーディオAD/DA回路37
および回線コントローラ38を介して外部の公衆電話回
線網経由でサーバに対してデータの要求を行い、サーバ
から要求したデータを受信する際のパケットIDを得る
(ステップS42)。次に、プログラマブルDSP33
は、外部の衛星からチューナ31が受信した放送データ
から、該当するパケットIDを持つデータを選択してR
AM34に保存する。そして、プログラマブルDSP3
3は、サーバに対して要求したデータを受信したことを
通知し、課金情報を通信する(ステップS43)。
【0035】次に、周回放送データを受信したときの課
金情報をサーバに対しタイマイベントに従って通知する
別の処理の例について説明する。図8は端末における別
の課金処理の流れを示すフローチャートである。まず、
プログラマブルDSP33は、ユーザ入力/特定データ
受信/タイマイベントなどの何らかのイベントを待つ
(ステップS51)。次に、プログラマブルDSP33
は、課金情報をサーバに通知するためのタイマイベント
が発生したかどうかを判断する(ステップS52)。こ
こで、タイマイベントが発生し、受信データに課金情報
通知コマンドが含まれていた場合には、プログラマブル
DSP33は、RAM34に課金情報が保持されていれ
ば、オーディオAD/DA回路37および回線コントロ
ーラ38を介して外部の公衆電話回線網経由でサービス
プロバイダのサーバに接続する(ステップS53)。次
に、プログラマブルDSP33は、オーディオAD/D
A回路37および回線コントローラ38を介して外部の
公衆電話回線網経由でサーバに対して課金情報を保持し
ていることを通知する(ステップS54)。そして、プ
ログラマブルDSP33は、サーバとの間で課金情報の
通信を行い、周回放送データ受信に関する課金情報保持
状態でなくする(ステップS55)。
【0036】ステップS52にてイベントが課金情報を
サーバに通知するためのタイマイベントでないと判断さ
れた場合には、シリアルコントローラ35が外部の入力
装置からのユーザ入力を受けてプログラマブルDSP3
3に送信された後、プログラマブルDSP33はその入
力がデータ要求のイベントであるかどうかを判断する
(ステップS56)。もし、イベントがサーバ側からの
課金情報通知コマンド受信またはユーザからのデータ要
求入力以外であった場合、プログラマブルDSP33
は、各イベントに応じた処理を行う(ステップS5
7)。
【0037】イベントがユーザからのデータ要求入力で
あった場合、プログラマブルDSP33は、外部の衛星
からチューナ31が受信してRAM34に保存されてい
る周回放送リストから、ユーザが要求したデータがある
かどうかを判断する(ステップS58)。ユーザの要求
したデータが周回放送リストにあれば、プログラマブル
DSP33は、チューナ31が受信した周回放送データ
から該当するデータを選択してRAM34に保存する
(ステップS59)。プログラマブルDSP33は、ユ
ーザから要求されたデータとともに受信した当該データ
の課金情報をサーバに対して送信するまでRAM34に
保持する(ステップS60)。次に、課金情報を通知す
るタイマイベントを設定する(ステップS61)。そし
て、プログラマブルDSP33は、課金情報をサーバに
通知するためのタイマイベントが設定されていない場合
に、このタイマイベントを設定して課金情報保持から一
定の時間が経過しても外部の公衆電話回線網経由でサー
バとの接続がないときは、自ら課金情報を通知するよう
にする。
【0038】ステップS58にてユーザの要求したデー
タが周回放送リストにないと判断されると、サーバにデ
ータを要求する(ステップS62)。ここでは、プログ
ラマブルDSP33が、オーディオAD/DA回路37
および回線コントローラ38を介して外部の公衆電話回
線網経由でサーバに対してデータの要求を行い、サーバ
から要求したデータを受信する際のパケットIDを得
る。次に、プログラマブルDSP33は、チューナ31
が受信した放送データから、該当するパケットIDを持
つデータを選択してRAM34に保存する(ステップS
63)。そして、プログラマブルDSP33は、サーバ
に対して要求したデータを受信したことを通知し、課金
情報を通信する(ステップS64)。
【0039】次に、周回放送データを受信したときの課
金情報をその累計額に従いサーバに対して通知するさら
に別の処理の例について説明する。図9は端末における
別の課金処理の流れを示すフローチャートである。ま
ず、シリアルコントローラ35は、外部の入力装置から
のデータ要求入力を受け、そのユーザからのデータ要求
をプログラマブルDSP33に入力する(ステップS7
1)。プログラマブルDSP33は、チューナ31が受
信してRAM34に保存されている周回放送リストの中
にユーザから要求されたデータがあるかどうかを判断す
る(ステップS72)。周回放送リストに要求されたデ
ータがなければ、プログラマブルDSP33は、オーデ
ィオAD/DA回路37および回線コントローラ38を
介して外部の公衆電話回線網経由でサーバに対してデー
タの要求を行い、サーバから要求したデータを受信する
際のパケットIDを得る(ステップS73)。次に、プ
ログラマブルDSP33は、チューナ31が受信したデ
ータから、該当するパケットIDを持つデータを選択
し、そのデータをRAM34に保存する(ステップS7
4)。そして、プログラマブルDSP33は、サーバに
対して要求したデータを受信したことを通知し、課金情
報を通信する(ステップS75)。
【0040】ステップS72にて周回放送リストに要求
されたデータがあると判断された場合には、プログラマ
ブルDSP33は、チューナ31が受信したデータから
該当するデータを選択してRAM34に保存する(ステ
ップS76)。次に、プログラマブルDSP33は、ユ
ーザから要求されたデータとともに受信した当該データ
の課金情報をサーバに対して送信するまでRAM34に
保持する(ステップS77)。次に、プログラマブルD
SP33は、RAM34に保持されている課金情報の合
計額を計算する(ステップS78)。ここで、プログラ
マブルDSP33は、RAM34に保持されている課金
情報の合計額が、課金情報をサーバに通知する条件の一
定額に達しているかどうかを判断する(ステップS7
9)。課金情報の合計額が一定額に達していなければ、
そのままこの処理は終了する。
【0041】ステップS79において合計額が課金情報
をサーバに通知する条件の一定額に達していると判断さ
れたならば、プログラマブルDSP33は、オーディオ
AD/DA回路37および回線コントローラ38を介し
て外部の公衆電話回線網経由でサービスプロバイダのサ
ーバに接続する(ステップS80)。次に、プログラマ
ブルDSP33は、オーディオAD/DA回路37およ
び回線コントローラ38を介して外部の公衆電話回線網
経由でサーバに対して課金情報を保持していることを通
知する(ステップS81)。そして、プログラマブルD
SP33は、サーバと課金情報の通信を行い、周回放送
データ受信に関する課金情報保持状態でなくする(ステ
ップS82)。
【0042】次に、周回放送データを受信したときの課
金情報をサーバに対して通知する際の条件をサーバから
放送されるコマンドにより変更するようにした端末の処
理の例について説明する。
【0043】図10は端末の別の課金処理の流れを示す
フローチャートである。まず、プログラマブルDSP3
3は、ユーザ入力/特定データ受信/タイマイベントな
どの何らかのイベントを待つ(ステップS91)。次
に、プログラマブルDSP33は、RAM34に保持し
ている課金情報をサーバに通知する条件になったかどう
かを判断する(ステップS92)。ここで、課金情報を
サーバに通知する条件になった場合には、プログラマブ
ルDSP33は、オーディオAD/DA回路37および
回線コントローラ38を介して外部の公衆電話回線網経
由でサービスプロバイダのサーバに接続する(ステップ
S93)。次に、プログラマブルDSP33は、オーデ
ィオAD/DA回路37および回線コントローラ38を
介して外部の公衆電話回線網経由でサーバに対して課金
情報を保持していることを通知する(ステップS9
4)。そして、プログラマブルDSP33は、サーバと
課金情報の通信を行い、周回放送データ受信に関する課
金情報保持状態でなくする(ステップS95)。
【0044】ステップS92にて課金情報をサーバに通
知する条件になっていないと判断された場合には、プロ
グラマブルDSP33は、チューナ31が受信したデー
タにサーバ側から送信された課金情報通知を変更するコ
マンドが含まれているかどうかを判断する(ステップS
96)。ここで、受信データに課金情報通知を変更する
コマンドが含まれていれば、プログラマブルDSP33
は、RAM34に保持されている課金情報をサーバ側に
通知する条件を変更して、RAM34に保存する(ステ
ップS97)。イベントがサーバ側からの課金情報通知
条件変更コマンドの受信以外であった場合および受信デ
ータに課金情報通知を変更するコマンドが含まれていな
い場合には、プログラマブルDSP33は、各イベント
に応じた処理を行う(ステップS98)。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、周回放
送されているデータを受信した場合に課金情報を端末側
で保持する構成にした。これにより、周回放送のデータ
についても、送信要求のたびにサービスプロバイダのサ
ーバと端末とで課金情報の通信を行う方式にくらべて、
サーバおよび端末の通信処理を省くことができるため処
理量が減るとともに、サーバとの通信回線を接続する必
要がないため回線料を削減することができるようにな
る。
【0046】また、周回放送されているデータを受信し
た際の課金情報を保持していることを、通信回線が接続
されたときに端末側から通知するようにしたことによ
り、サーバが課金情報保持状態を管理する必要がないた
め、サーバの処理が簡潔になる。
【0047】周回放送されているデータを受信した際の
課金情報を保持していることを、サーバ側から放送する
課金情報通知コマンドで問い合わせるようにしたことに
より、非常に多くの端末に同時に問い合わせが可能であ
るとともに、通信回線を接続する必要がないため処理が
簡単になり回線量と時間を削減することができる。
【0048】周回放送されているデータを受信した際の
課金情報を保持していることを、一定時間または課金の
合計額により端末側から通知するようにしたことによ
り、サーバが課金情報保持状態を管理する必要がないた
め処理が簡潔になる。
【0049】周回放送されているデータ受信した際の課
金情報を端末側が保持していることをサーバに通知する
条件を、サーバ側から放送するコマンドで変更するよう
にしたことにより、端末の課金状態管理をサーバ側が柔
軟に行うことができるようになるとともに、通信回線を
接続する必要がないため処理が簡単になり、回線料およ
び時間を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の周回放送データの課金処理装置の原理
構成を示した図である。
【図2】ディジタル放送システムの全体構成を示す図で
ある。
【図3】要求されたデータを送り出すサービスプロバイ
ダのサーバの構成例を示すブロック図である。
【図4】周回放送を行うサービスプロバイダのサーバの
動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】ディジタル放送を受信する端末の構成例を示す
ブロック図である。
【図6】端末における受信処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図7】端末における課金処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図8】端末における別の課金処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図9】端末における別の課金処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図10】端末の別の課金処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1……データ配信サーバ、2……アップリンクセンタ、
3……衛星、4……アンテナ、5……課金処理装置、5
a……周回放送データリスト保持手段、5b……要求デ
ータ取得手段、5c……要求データ保持手段、5d……
課金情報保持手段、5e……課金情報通知手段、5f…
…通知条件設定手段、6……公衆回線網、11……サー
ビスプロバイダ、12a,12b,12c……コンテン
ツプロバイダ、13……インターネット、14……アッ
プリンクセンタ、15……衛星、16a,16b,16
c……端末、17a,17b,17c……アンテナ、1
8……公衆回線網。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線網を通じて要求されたデータの
    うち要求頻度の高いデータについては周回放送されるデ
    ータを受信するときの周回放送データの課金処理方法に
    おいて、 送信要求しようとするデータを受け付け、 周回放送データとともに送信された周回放送データのリ
    ストに前記送信要求しようとするデータがあるかどうか
    を判断し、 前記周回放送データのリストに前記送信要求しようとす
    るデータがあるときは、前記周回放送データから要求し
    た前記データおよび課金情報を保持し、 保持された前記課金情報を前記公衆回線網を通じてデー
    タ配信サーバに通知する、 ようにしたことを特徴とする周回放送データの課金処理
    方法。
  2. 【請求項2】 前記課金情報をデータ配信サーバに通知
    するステップは、前記公衆回線網を通じてデータ配信サ
    ーバに接続する次の機会に、保持されている前記課金情
    報を前記データ配信サーバに通知するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の周回放送データの課金処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記課金情報をデータ配信サーバに通知
    するステップは、周回放送データとともに送信された課
    金情報通知コマンドに応答して、保持されている前記課
    金情報を前記公衆回線網を通じて前記データ配信サーバ
    に通知するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    周回放送データの課金処理方法。
  4. 【請求項4】 前記課金情報をデータ配信サーバに通知
    するステップは、前記課金情報を前記データ配信サーバ
    に通知する条件をあらかじめ設定し、前記条件が満たさ
    れたときに、保持されている前記課金情報を前記公衆回
    線網を通じて前記データ配信サーバに通知するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の周回放送データの課
    金処理方法。
  5. 【請求項5】 前記課金情報をデータ配信サーバに通知
    する条件は、前記課金情報の保持を開始してから経過し
    た時間とし、前記時間が所定時間に達したとき、保持さ
    れている前記課金情報を前記公衆回線網を通じて前記デ
    ータ配信サーバに通知するようにしたことを特徴とする
    請求項4記載の周回放送データの課金処理方法。
  6. 【請求項6】 前記課金情報をデータ配信サーバに通知
    する条件は、保持されている前記課金情報の合計額と
    し、前記合計額が所定の金額に達したとき、保持されて
    いる前記課金情報を前記公衆回線網を通じて前記データ
    配信サーバに通知するようにしたことを特徴とする請求
    項4記載の周回放送データの課金処理方法。
  7. 【請求項7】 前記課金情報をデータ配信サーバに通知
    する条件は、前記周回放送データとともに送信される条
    件変更コマンドに従って変更されるようにしたことを特
    徴とする請求項4記載の周回放送データの課金処理方
    法。
  8. 【請求項8】 公衆回線網を通じて要求されたデータの
    うち要求頻度の高いデータについては周回放送されるデ
    ータを受信するときの周回放送データの課金処理装置に
    おいて、 受信データより取得した周回放送されている高要求頻度
    データのリストを保持する周回放送データリスト保持手
    段と、 前記受信データから前記リストに含まれている送信要求
    データを選択受信する要求データ取得手段と、 取得した前記送信要求データを保持する要求データ保持
    手段と、 前記保持された送信要求データの課金情報を保持する課
    金情報保持手段と、 前記保持された課金情報を前記公衆回線網を通じてデー
    タ配信サーバに通知する課金情報通知手段と、 を備えていることを特徴とする周回放送データの課金処
    理装置。
  9. 【請求項9】 前記課金情報通知手段に対して前記デー
    タ配信サーバに課金情報を通知する条件を設定する通知
    条件設定手段をさらに備えていることを特徴とする請求
    項8記載の周回放送データの課金処理装置。
  10. 【請求項10】 前記通知条件設定手段は、前記リスト
    に含まれていないデータの送信を前記公衆回線網を通じ
    て前記データ配信サーバに要求するときに、前記課金情
    報保持手段に保持された前記課金情報を前記データ配信
    サーバに通知するよう設定することを特徴とする請求項
    9記載の周回放送データの課金処理装置。
  11. 【請求項11】 前記通知条件設定手段は、前記課金情
    報保持手段が課金情報の保持を開始してから所定時間後
    に、前記課金情報保持手段に保持された課金情報を前記
    データ配信サーバに通知するよう設定することを特徴と
    する請求項9記載の周回放送データの課金処理装置。
  12. 【請求項12】 前記課金情報の保持を開始してから前
    記データ配信サーバに通知するまでの時間は、前記デー
    タ配信サーバから放送される条件変更コマンドに従って
    通知条件が変更されることを特徴とする請求項11記載
    の周回放送データの課金処理装置。
  13. 【請求項13】 前記通知条件設定手段は、前記課金情
    報保持手段に保持されている課金情報の合計額が所定の
    金額に達したとき、前記課金情報保持手段に保持された
    課金情報を前記データ配信サーバに通知するよう設定す
    ることを特徴とする請求項9記載の周回放送データの課
    金処理装置。
  14. 【請求項14】 前記合計額の所定の金額は、前記デー
    タ配信サーバから放送される条件変更コマンドに従って
    通知条件が変更されることを特徴とする請求項13記載
    の周回放送データの課金処理装置。
  15. 【請求項15】 前記通知条件設定手段は、前記データ
    配信サーバから放送される課金情報通知コマンドを受信
    したとき、前記課金情報保持手段に保持された課金情報
    を前記データ配信サーバに通知するよう設定することを
    特徴とする請求項9記載の周回放送データの課金処理装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001048645A1 (fr) * 1999-12-28 2001-07-05 Sony Corporation Dispositif et procede de traitement de donnees numeriques

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