JPH11102398A - スケジューリング方法および記録媒体 - Google Patents

スケジューリング方法および記録媒体

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JPH11102398A
JPH11102398A JP27985997A JP27985997A JPH11102398A JP H11102398 A JPH11102398 A JP H11102398A JP 27985997 A JP27985997 A JP 27985997A JP 27985997 A JP27985997 A JP 27985997A JP H11102398 A JPH11102398 A JP H11102398A
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JP
Japan
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combination
permutation
evaluation value
evaluation
lot
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Application number
JP27985997A
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English (en)
Inventor
Shinya Mizuno
慎也 水野
Arihito Ota
有人 太田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組合せと順序決めとが複合された複合型計画
問題について、真の最適解を探索できるようにする。 【解決手段】 スケジュール対象材料を組合せたロット
パターンを決めるための処理を行って組合せの評価点を
得るステップ(b)と、得られたロット同士の順列を決
めるための処理を行って順列の評価点を得るステップ
(c)とを有し、組合せの評価点と順列の評価点とを合
計した総合評価点の最も高い組合せおよび順列の内容を
最適なスケジュールとして出力するようにすることによ
り、組合せまたは順列の一方の観点だけでなく、両方の
観点から見てより優れたスケジューリング結果を得るこ
とができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスケジューリング方
法および記録媒体に関し、特に、組合せと順序とが複合
された問題について最適なスケジュールを決定するため
の複合型計画問題の解探索方法に用いて好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼を始めとする多くの産業における製
造プロセスでは、複数の製品を様々な工程で処理して製
造している。このような製造プロセスでは、プロセス内
における物流制御あるいは処理順序計画の最適化を人手
を介さずに自動的に行うことが望まれている。また、こ
のような製造プロセス以外の分野においても、様々な計
画型問題について、最適化の自動化が望まれている。
【0003】そのために、コンピュータ等を用いて作業
や処理等の最適なスケジュールを決定するためのスケジ
ューリング方法が従来提案されている。一般に、コンピ
ュータを用いたジョブスケジューリング等の最適化問題
は、少なくとも1つ以上の変数とこれらの変数によって
定義される評価関数とが与えられ、所定の制約条件の下
でこの評価関数を最大あるいは最小とする変数の組を求
める問題である。
【0004】例えば、製鉄所におけるスケジューリング
では、複数の材料や物品をあるロット単位にまとめ、こ
のロット単位で作業の順序を決めるといったように、組
合せ決めと順序決めとが複合された問題(以下、複合問
題と呼ぶ)が多い。商品をどの順番で処理し、出来上が
ったものをどのトラックに積み込むかといったトラック
による配送計画問題も同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、このような複合問題に対しては、組合せを決定する
部分と順序を決定する部分とがそれぞれ独立した形態で
解探索が行われていた。すなわち、製鉄所におけるスケ
ジューリングを例に挙げて説明すると、まず最初に最適
と思われるロットの組合せの解を組合せ評価用の評価項
目を用いて求め、次に、その求めた各ロットに対して最
適と思われる作業順を順列評価用の評価項目を用いて求
める。逆に、最初に最適と思われる順列を求めておき、
その後でその順列に対して最適と思われる組合せを求め
る場合もある。
【0006】何れにしても、従来のスケジューリング方
法では、組合せは組合せ単独で評価を行い、順列は順列
単独で評価を行っており、それらを同時に評価すること
はなかった。そのため、組合せあるいは順列の一方だけ
を見れば最適なスケジュールとして評価されるものであ
っても、組合せと順列の両方を含めて全体として評価し
た場合には、必ずしも最適なスケジュールが得られると
は限らないという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、組合せと順序決めとが複合され
た複合型計画問題について、組合せと順序決めとを融合
した解探索方法を提供し、両者の観点を総合して見た場
合の真の最適解を探索できるようにすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のスケジューリン
グ方法は、スケジュール対象物の組合せを決めるための
スケジューリング処理を行うことによって組合せの評価
値を得るステップと、上記スケジュール対象物の順列を
決めるためのスケジューリング処理を行うことによって
順列の評価値を得るステップとを有し、上記組合せの評
価値と上記順列の評価値とを総合して評価し、総合評価
値の最も良い組合せおよび順列の内容を最適なスケジュ
ールとして出力する。
【0009】本発明の他の特徴とするところは、スケジ
ュール対象物の組合せを決めるためのスケジューリング
処理を行うことによって複数の組合せパターンについて
組合せの評価値を得るステップと、上記組合せのスケジ
ューリング処理の際に得られる各々の組合せパターンに
ついて、組合せ同士の順列または/および各組合せ内の
スケジュール対象物の順列を決めるためのスケジューリ
ング処理を夫々行うことによって順列の評価値を得るス
テップとを有し、上記組合せの評価値と上記順列の評価
値とを総合して評価し、総合評価値の最も良い組合せお
よび順列の内容を最適なスケジュールとして出力する。
【0010】本発明のその他の特徴とするところは、ス
ケジュール対象物の組合せパターンを仮に決定し、その
組合せの評価値を得る第1のステップと、上記第1のス
テップで得られた組合せパターンについて、組合せ同士
の最適な順列を決めるための処理を行い、最適な順列の
評価値を得る第2のステップと、上記第1のステップで
得られた組合せの評価値と、上記第2のステップで得ら
れた順列の評価値とを合計し、その合計値がメモリに記
憶された前回までの合計値よりも大きいときに、上記メ
モリの内容を、今回の合計値と対応する組合せおよび順
列の内容に更新する第3のステップとを有し、上記第1
〜第3のステップの処理を、所定の収束条件を満たすま
で繰り返し行うようにする。
【0011】本発明のその他の特徴とするところは、ス
ケジュール対象物の組合せパターンを仮に決定する第1
のステップと、上記第1のステップで得られた組合せパ
ターンについて、組合せ内でのスケジュール対象物の最
適な順列を各組合せ毎に決めるための処理を行い、各組
合せ毎に最適な順列の評価値を得る第2のステップと、
上記第2のステップで各組合せ毎に得られた順列の評価
値の合計がメモリに記憶された前回までの合計評価値よ
りも大きいときに、上記メモリの内容を、今回の合計評
価値と対応する組合せおよび順列の内容に更新する第3
のステップとを有し、上記第1〜第3のステップの処理
を、所定の収束条件を満たすまで繰り返し行うようにす
る。
【0012】本発明のその他の特徴とするところは、ス
ケジュール対象物の組合せパターンを仮に決定し、その
組合せの評価値を得る第1のステップと、上記第1のス
テップで得られた組合せパターンについて、組合せ同士
の最適な順列を決めるための処理を行い、組合せ同士順
列の評価値を得る第2のステップと、上記第1のステッ
プで得られた組合せパターンについて、組合せ内でのス
ケジュール対象物の最適な順列を各組合せ毎に決めるた
めの処理を行い、各組合せ毎に組合せ内順列の評価値を
得る第3のステップと、上記第1のステップで得られた
組合せの評価値と、上記第2のステップで得られた組合
せ同士順列の評価値と、上記第3のステップで得られた
各組合せ毎の組合せ内順列の評価値とを全て合計し、そ
の合計値がメモリに記憶された前回までの合計値よりも
大きいときに、上記メモリの内容を、今回の合計値と対
応する組合せおよび順列の内容に更新する第4のステッ
プとを有し、上記第1〜第4のステップの処理を、所定
の収束条件を満たすまで繰り返し行うようにする。
【0013】本発明のその他の特徴とするところは、ス
ケジュール対象物の組合せパターンを仮に決定し、その
組合せの評価値を得る第1のステップと、上記第1のス
テップで得られた組合せパターンについて、組合せ内で
のスケジュール対象物の最適な順列を各組合せ毎に決め
るための処理を行い、各組合せ毎に組合せ内順列の評価
値を得る第2のステップと、上記第1のステップで得ら
れた組合せパターンについて、組合せ同士の最適な順列
を決めるための処理を行い、組合せ同士順列の評価値を
得る第3のステップと、上記第1のステップで得られた
組合せの評価値と、上記第2のステップで得られた各組
合せ毎の組合せ内順列の評価値と、上記第3のステップ
で得られた組合せ同士順列の評価値とを全て合計し、そ
の合計値がメモリに記憶された前回までの合計値よりも
大きいときに、上記メモリの内容を、今回の合計値と対
応する組合せおよび順列の内容に更新する第4のステッ
プとを有し、上記第1〜第4のステップの処理を、所定
の収束条件を満たすまで繰り返し行うようにする。
【0014】本発明のその他の特徴とするところは、ス
ケジュール対象物の組合せパターンを仮に決定し、その
組合せの評価値を得る第1のステップと、上記第1のス
テップで得られた組合せパターンについて、組合せ同士
の順列と各組合せ内のスケジュール対象物の順列とを決
めるための処理を行い、組合せ同士順列の評価値と組合
せ内順列の評価値との合計が最も良い順列を得る第2の
ステップと、上記第1のステップで得られた組合せの評
価値と、上記第2のステップで得られた順列の合計評価
値とを合計し、その合計値がメモリに記憶された前回ま
での合計値よりも大きいときに、上記メモリの内容を、
今回の合計値と対応する組合せおよび順列の内容に更新
する第3のステップとを有し、上記第1〜第3のステッ
プの処理を、所定の収束条件を満たすまで繰り返し行う
ようにする。
【0015】本発明のその他の特徴とするところは、上
記スケジュール対象物の組合せ決めおよび順序決めに利
用する解探索手法として遺伝的アルゴリズムを利用す
る。
【0016】また、本発明の記憶媒体は、スケジュール
対象物の組合せを決めるためのスケジューリング処理を
行うことによって組合せの評価値を得るステップと、上
記スケジュール対象物の順列を決めるためのスケジュー
リング処理を行うことによって順列の評価値を得るステ
ップとを有し、上記組合せの評価値と上記順列の評価値
とを総合して評価し、総合評価値の最も良い組合せおよ
び順列の内容を最適なスケジュールとして出力するよう
にする手順をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録する。
【0017】本発明は上記技術手段より成るので、スケ
ジュール対象物の組合せを仮に決めて評価したときに得
られる組合せの評価値と、スケジュール対象物の順列を
仮に決めて評価したときに得られる順列の評価値とが更
に総合して評価され、総合評価値が最も良いときの組合
せおよび順列の内容が最適なスケジュールとして出力さ
れるようになる。これにより、組合せまたは順列の一方
の観点だけでなく、両方の観点から見てより優れたスケ
ジューリング結果を得ることができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)以下、本発明の一実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に
よるスケジューリング方法を説明するための動作説明図
である。ここでは、製鉄所におけるスケジューリングを
例に挙げて説明する。第1の実施形態で扱う問題は、最
初に多くの材料や物品の組合せを仮に決めてこれらをロ
ット単位にまとめ、このロット同士の順列を決める問題
である。
【0019】図1において、△,▲,▽,▼,○,●,
◎,◇,◆の各記号は、それぞれ材料や物品の種類を表
すものであり、同じ記号同士は互いに同じ種類の材料等
であることを示し、異なる記号同士は互いに異なる材料
等であることを示している。また、これらの記号の複数
個を[]で括ったものは、複数の材料をロットにまとめた
ものを示している。以下に述べる例では、図1(a)に
示すような各種材料をスケジュール対象としてスケジュ
ーリングを行う場合について説明する。
【0020】本実施形態のスケジューリング方法では、
まず図1(b)に示すように、遺伝的アルゴリズムを利
用して複数のロットの組(パターンA)を仮に1つ生成
する。このとき、生成した複数のロットのそれぞれにつ
いて材料の組合せの観点だけから評価を行うことによ
り、それぞれの評価点を得る。図1(b)の例では、グ
ループa,b,c,dの4つのロットが生成され、それ
ぞれの評価点として30点、10点、20点、10点が
得られた様子が示されている。そして、各ロットの評価
点を合計することにより、図1(b)のようなロットパ
ターンAによる組合せの場合の合計評価点として70点
を得る。
【0021】次に、図1(c)に示すように、上記図1
(b)の段階で生成したグループa〜dの4つのロット
に対して、遺伝的アルゴリズムを利用してロット同士の
順列を探索し、幾つかの順列のパターンを得る。なお、
図1(c)において、各ロットが並べられた水平方向は
時間軸を示しており、ロットに対して行う各種の作業が
当該時間軸上に配置されている。すなわち、各ロットの
横並びは、図の左側から右側方向に順に各ロットの作業
を行っていくというスケジュールを示す。
【0022】ここで、このとき生成した複数の順列のそ
れぞれについて順序の観点だけから評価を行うことによ
り(より優先して処理すべきものをより早く処理すると
いう時間的な評価が主になる)、それぞれの順列のパタ
ーン毎に評価点を得る。そして、このようにして得られ
た各順列の評価点の中の最高点と、上記図1(b)の段
階で得た組合せの評価点とを合計する。
【0023】これにより、図1(b)のロットパターン
Aのように材料を組み合わせた場合の当該ロット単位の
作業順序として最も良いパターンと、そのときの総合評
価点(材料の組合せおよびロットの作業順序の両面から
評価した評価点)とを得る。図1(c)の例では、順列
の評価点の最高点が80点であったとして、組合せおよ
び順列の総合評価点として150点を得ている。
【0024】このようにしてロットパターンAの組合せ
に関して総合評価点を求めたら、次には図1(d)に示
すように、再び遺伝的アルゴリズムを利用して、図1
(b)のパターンAとは別の複数のロットの組(パター
ンB)を更に生成する。このときも、生成した複数のロ
ットのそれぞれについて材料の組合せの観点だけから評
価を行うことにより、それぞれの評価点を得る。
【0025】図1(d)の例では、グループe,f,
g,hの4つのロットが生成され、それぞれの評価点と
して20点、30点、50点、5点が得られた様子が示
されている。そして、各ロットの評価点を合計すること
により、図1(d)のようなロットパターンBによる組
合せの場合の合計評価点として105点を得る。これか
ら分かるように、材料のロットへのまとめ方、すなわち
材料の組合せの観点だけから評価した場合には、パター
ンAの組合せよりもパターンBの組合せの方が優れてい
るということになる。
【0026】次に、図1(e)に示すように、上記図1
(d)の段階で生成したグループe〜hの4つのロット
に対して、遺伝的アルゴリズムを利用してロット同士の
順列を探索し、幾つかの順列のパターンを得る。そし
て、このとき生成した複数の順列のそれぞれについて順
序の観点だけから評価を行うことにより、それぞれの順
列のパターン毎に評価点を得る。
【0027】そして、このようにして得られた各順列の
評価点の中の最高点(図1(e)の例の場合は30点)
と、上記図1(d)の段階で得た組合せの評価点(10
5点)とを合計することにより、ロットパターンBのよ
うに材料を組み合わせた場合の当該ロット単位の作業順
序として最も良いパターンと、そのときの総合評価点
(この例の場合は135点)とを得る。これから分かる
ように、材料の組合せの観点だけで評価した場合にはパ
ターンBの方が優れていたが、組合せと順列との両方の
観点から評価すればパターンAの方が優れていると言え
る。
【0028】以下同様にして、パターンA,B以外のロ
ットパターンを遺伝的アルゴリズムによって生成し、そ
れぞれのパターンについて、組合せおよび順列の両面か
ら評価した総合評価点を得る。これを所定の収束条件を
満たすまで繰り返し行い、最終的に組合せおよび順列の
総合評価点が最も大きかったものを、最適なスケジュー
ルとして出力する。
【0029】なお、上述の遺伝的アルゴリズムは、生物
の進化過程をモデルとした遺伝的操作を用いて、与えら
れた問題に対する解を求める手法である。すなわち、遺
伝的アルゴリズムでは、幾つかの解候補(遺伝子)を生
成してそれぞれについて適応度を評価し、評価値の高い
解候補を選択してそれらに対して交差、突然変異などの
操作を加えることにより、より適応度の高い解候補を求
めていく。そして、評価値がある値に達したときの解候
補を、求める解とする。
【0030】この遺伝的アルゴリズムを利用した本実施
形態では、遺伝的アルゴリズムを適用するに際して、材
料の組合せを試行するための遺伝子としての組合せ遺伝
子と、順列を試行するための遺伝子としての順列遺伝子
とを用意する。そして、組合せ遺伝子によって仮決めさ
れた全てのロットを対象として、順列遺伝子にそのロッ
トの作業順を決定させる。つまり、組合せ遺伝子の解評
価方法として、順列遺伝子を用いる。このときの順列遺
伝子の表現要素がロットであり、各ロットa〜dまたは
e〜hが順列遺伝子の順序要素である。
【0031】また、本明細書では、解探索手法として、
遺伝的アルゴリズムを利用した場合について述べるが、
解探索手法としてはこれに限られるものではなく、例え
ば、モンテカルロ法のようなランダム探索手法や、探索
木の縦型探索手法などの手法を用いることができる。
【0032】図2は、上述のような本実施形態によるス
ケジューリング方法の処理の流れを示すフローチャート
である。図2において、まず最初にステップS1で、遺
伝的アルゴリズムを利用して、複数の材料をロット単位
にまとめた組合せパターンを1つ探索する(例えば、図
1(b)に示すロットパターンAの組合せ)。そして、
ステップS2で、上記ステップS1にて得た組合せパタ
ーンに対して材料の組合せの観点のみから評価を行い、
組合せの評価点(図1(b)の場合は70点)を得る。
ここで得た評価点は、図示しない第1のメモリに保存さ
れる。
【0033】次に、ステップS3では、上記ステップS
1にて得た複数のロットに関して、遺伝的アルゴリズム
を用いてロット同士の順列を1つを探索する(例えば、
図1(c)に示す最上段の順列)。そして、ステップS
4で、上記ステップS3にて得たロットの順列に対して
順序の観点のみから評価を行い、順列の評価点(今の例
の場合は50点)を得る。ここで得たロット同士の順列
とその評価点は、上記第1のメモリとは別の図示しない
第2のメモリに保存される。
【0034】ステップS5では、ロット同士の順列探索
のために設定されている所定の収束条件を満たすかどう
かを判断し、満たさない場合はステップS3に戻り、ロ
ット同士の別の順列を更に1つ探索する(例えば、図1
(c)に示す中段の順列)。そして、ステップS4でそ
の新たな順列に対して評価を行い、評価点を得る(今の
例の場合は80点)。このとき、上記第2のメモリに保
存されている順列の評価点と今回得た順列の評価点とを
比較し、今回の評価点の方が高ければ、第2のメモリの
内容を今回得たロット同士の順列とその評価点とに書き
換える。
【0035】なお、図1(c)の例の場合、ロットは全
部で4つであり、これらロット同士の順列の種類は全部
で4!=24通りと少ないので、ステップS5の収束条
件として、全通りの順列を探索したかどうかを判断する
ようにすることが可能である。一方、生成されるロット
の数が多い場合には、処理時間との兼ね合いで収束条件
を適当に決めれば良い。
【0036】上記ステップS3〜S5のループ処理によ
り、上記ステップS1にて得られた1つのロットパター
ンに関して、最適と思われるロット順とその評価点(図
1(c)の例の場合は、中段のロット順でその評価点が
80点)が得られる。その後は、ステップS6に進み、
上記ステップS2にて得た組合せの評価点(今の場合7
0点)と、上記順列の最高評価点(今の場合80点)と
を加算する。これが、そのときのロットパターンの組合
せの中では最適な順列の総合評価点となる。この総合評
価点とロット同士の順列は、上述した第1、第2のメモ
リとは更に別の図示しない第3のメモリに保存される。
なお、この第3のメモリの内容も、その後のループ処理
によってより高い総合評価点が得られた場合は、そのと
きの内容に書き換えられる。
【0037】次に、ステップS7に進み、複数個の材料
から複数組のロットを生成する組合せ探索のために設定
されている所定の収束条件を満たすかどうかを判断し、
満たさない場合はステップS1に戻り、別の組合せパタ
ーンを更に1つ探索する(例えば、図1(d)に示すロ
ットパターンBの組合せ)。ここでの収束条件も処理時
間との兼ね合いで適当に決めれば良いが、例えば、得ら
れる総合評価点が何世代にもわたって大きくならない場
合に探索を打ち切るようにしたり、所定個の組合せパタ
ーンを探索したら打ち切るようにすることが可能であ
る。
【0038】その後、上記ステップS7で所定の収束条
件を満たすと判断した場合には、ステップS8に進む。
このとき、それまでのステップS1〜S7のループ処理
により、最適と思われるロットパターンの組合せとその
ロット同士の順列とが得られている。ステップS8で
は、その総合評価点の最も高いロットの組合せと順列と
で成るスケジュールを最適なスケジュールとして出力
し、スケジューリング処理を終了する。
【0039】このように、本実施形態によれば、組合せ
と順序決めとが複合された複合型計画問題について、組
合せと順序決めとを融合した解探索方法を提供すること
ができ、組合せおよび順列の両面から判断して真の最適
解を得ることができる。言い換えれば、従来のスケジュ
ーリング方法によると、上述の例で仮にロットパターン
Bの評価点が組合せの評価点としては最高であったとす
ると、図1(e)中の最上段のスケジュールが最適なも
のとして出力されてしまう。しかし、このスケジュール
は、組合せの観点を主に評価した場合には最適である
が、順列も含めて全体として評価した場合には最適とは
言えない。これに対して本実施形態によれば、組合せお
よび順列の両方を平等に評価した最適な解を得ることが
できる。
【0040】(第2の実施形態)以上の第1の実施形態
は、最初に多くの材料の組合せを決めてこれらをロット
単位にまとめ、このロット同士の順列を決める問題であ
った。しかし、現実の問題では、ロット同士の順列では
なくロット内の材料の順列が問題となる場合もある。以
下に述べる第2の実施形態は、最初に多くの材料の組合
せを仮に決めてこれらをロット単位にまとめ、ロットそ
れぞれの中での材料の順列を決める問題を扱うものであ
る。図3は、この第2の実施形態によるスケジューリン
グ方法を説明するための動作説明図である。
【0041】第2の実施形態において、遺伝的アルゴリ
ズムを利用して複数のロットの組を生成するところまで
は、第1の実施形態と同様である(図3(a)
(b))。ただし、本実施形態の場合、この段階におい
て材料の組合せの観点からの評価は行わない。次に、図
3(c)に示すように、得られたグループa,b,c,
dの4つのロットの夫々に対して、遺伝的アルゴリズム
を用いてロット内の材料の順列を探索する処理を行い、
幾つかの順列のパターンを得る。そして、それぞれの順
列のパターンについて評価を行うことにより、評価点を
得る。
【0042】図3(c)の例では、グループaのロット
内の材料について探索された複数の順列パターンに対し
ては、上から順に20点、30点、40点、……の評価
点が得られ、グループbのロット内の材料について探索
された複数の順列パターンに対しては、上から順に30
点、40点、60点、……の評価点が得られ、グループ
cのロット内の材料について探索された複数の順列パタ
ーンに対しては、上から順に30点、20点、10点、
……の評価点が得られ、グループdのロット内の材料に
ついて探索された複数の順列パターンに対しては、上か
ら順に20点、60点、30点、……の評価点が得られ
た様子が示されている。
【0043】そして、このようにして各ロット毎に得た
複数のロット内順列の中から、評価点の最も高い順列を
各ロット毎に採用する(図3(c)では採用する順列に
※を付して示している)。ここで各グループa〜dにつ
いて採用した順列のロットを左から順に並べたものが、
仮決めしたロットパターンAに関しては最適なスケジュ
ールとなる。また、このときのロットパターンAの総合
評価点は、各ロット毎に採用した順列の評価点を合計し
た点であり、今の例の場合は40+60+30+60=
190点である。
【0044】このようにしてロットパターンAの組合せ
に関して総合評価点を求めたら、再び遺伝的アルゴリズ
ムを利用して、図3(b)のパターンAとは別の複数の
ロットの組(図示せず)を更に生成する。このときも、
得られた各ロットのそれぞれに対して、ロット内の材料
の順列を探索評価し、評価点の最も高い順列を各ロット
毎に採用することにより、仮決めした別のロットパター
ンに関して最適なスケジュールとその総合評価点とを得
る。
【0045】以下同様にして、様々なロットパターンを
遺伝的アルゴリズムによって順次生成し、それぞれのパ
ターンについてロット内順列の観点から評価した総合評
価点を得る。これを所定の収束条件を満たすまで繰り返
し行い、最終的に総合評価点が最も大きかったものを、
最適なスケジュールとして出力する。
【0046】以上のように、本実施形態では、遺伝的ア
ルゴリズムを適用するに際して、組合せ遺伝子によって
仮決めされた全てのロットを対象として、それぞれのロ
ット内の材料や物品の処理順序を順列遺伝子に決定させ
る。すなわち、組合せ遺伝子の解評価方法として、順列
遺伝子を用いる。このときの順列遺伝子の順序要素が材
料や物品(上記の△,▲,……等の記号)である。
【0047】図4は、上述のような第2の実施形態によ
るスケジューリング方法の処理の流れを示すフローチャ
ートである。図4において、まず最初にステップS11
で、遺伝的アルゴリズムを利用して、複数の材料をロッ
ト単位にまとめた組合せのパターンを1つ探索する(例
えば、図3(b)に示すロットパターンAの組合せ)。
そしてステップS12では、上記ステップS11にて得
た複数のロットの中から1つのロットを選択する(例え
ばグループaのロット)。
【0048】次に、ステップS13では、上記ステップ
S12にて選択した1つのロットに関して、遺伝的アル
ゴリズムを用いてロット内の材料の順列を1つ探索する
(例えば、図3(c)に示すグループaの最上段の順
列)。そして、ステップS14で、上記ステップS13
にて生成したロット内順列に対して評価を行い、評価点
を得る(今の例の場合は20点)。ここで得たロット内
順列とその評価点は、図示しない第1のメモリに保存さ
れる。
【0049】ステップS15では、ロット内順列の探索
のために設定されている所定の収束条件を満たすかどう
かを判断し、満たさない場合はステップS13に戻り、
別のロット内順列を更に1つ探索する(例えば、図3
(c)に示すグループaの中段の順列)。そして、ステ
ップS14でその新たな順列に対して評価を行い、評価
点を得る(今の例の場合は30点)。このとき、上記第
1のメモリに保存されている評価点と今回得た評価点と
を比較し、今回の評価点の方が高ければ、第1のメモリ
の内容を今回得たロット内順列とその評価点とに書き換
える。
【0050】上記ステップS13〜S15のループ処理
により、上記ステップS12で選択した1つのロットに
関して、最適と思われるロット内順列とその評価点(図
1(c)の例の場合は、グループaの3段目のロット内
順列でその評価点が40点)が得られる。その後は、ス
テップS16に進み、上記ステップS11にて生成され
た複数のロットを全て選択して最適なロット内順列を決
定したかどうかを判断する。
【0051】ここで、未処理のロットが残っている場合
は、ステップS12に戻り、別のロットを選択する(例
えばグループbのロット)。そして、この選択した新た
なロットに関しても上述のステップS13〜S15のル
ープ処理を行うことにより、そのロットに関して最適な
ロット内順列と最高評価点とを得る。このような処理を
上記ステップS11にて生成した全てのロットついて行
うことにより、各ロット毎に最適なロット内順列と最高
評価点とを得る。
【0052】上記ステップS12〜S16のループ処理
により、上記ステップS11で得られた1つのロットパ
ターンに関して、最適と思われるロット内順列とその評
価点とが各ロット毎に得られたら、ステップS17に進
み、各ロット毎の最高評価点を合計する。これが、その
ときのロットパターンの組合せの中では最適な順列の総
合評価点となる(今の例の場合は190点)。この総合
評価点と各ロット毎に採用したロット内順列は、上記第
1のメモリとは別の図示しない第2のメモリに保存され
る。なお、この第2のメモリの内容も、その後のループ
処理によってより高い総合評価点が得られた場合は、そ
のときの内容に書き換えられる。
【0053】次に、ステップS18に進み、複数個の材
料から複数組のロットを生成する組合せ探索のために設
定されている所定の収束条件を満たすかどうかを判断
し、満たさない場合はステップS11に戻り、別の組合
せパターンを更に1つ探索する。ここでの収束条件も処
理時間との兼ね合いで適当に決めれば良いが、例えば、
得られる総合評価点が何世代にもわたって大きくならな
い場合に探索を打ち切るようにしたり、所定個の組合せ
パターンを探索したら打ち切るようにすることが可能で
ある。
【0054】その後、上記ステップS18で所定の収束
条件を満たすと判断した場合には、ステップS19に進
む。このとき、それまでのステップS11〜S18のル
ープ処理により、最適と思われるロットパターンの組合
せと各ロット内順列とが得られている。ステップS19
では、その総合評価点の最も高いロットの組合せと順列
とで成るスケジュールを最適なスケジュールとして出力
し、スケジューリング処理を終了する。
【0055】このように、第2の実施形態においても、
組合せと順序決めとが複合された複合型計画問題につい
て、組合せと順序決めとを融合した解探索方法を提供す
ることができ、組合せおよび順列の両面から判断して真
の最適解を探索することができる。特に本実施形態で
は、複数の材料のロットへのまとめ方と各ロット内での
材料の順序との両面から判断して最適なスケジュールを
得ることができる。
【0056】(第3の実施形態)以下に述べる第3の実
施形態は、上述した第1の実施形態と第2の実施形態と
を組み合わせたものであり、最初に多くの材料の組合せ
を仮に決めてこれらをロット単位にまとめ、このロット
同士の順列とロット内の順列とを決める問題を扱うもの
である。この場合、順列を決めるに際して、ロット同士
の順列を決めた後でロット内の順列を決める場合と、ロ
ット内の順列を決めた後でロット同士の順列を決める場
合との2通りが考えられる。
【0057】図5は、この第3の実施形態によるスケジ
ューリング方法の処理の一例を示すフローチャートであ
る。これは、ロット同士の順列を決めた後でロット内の
順列を決める場合を示すものである。図5において、ま
ず最初にステップS21で、遺伝的アルゴリズムを用い
て、複数の材料をロット単位にまとめた組合せパターン
を1つ探索する。そして、ステップS22で、上記ステ
ップS21で得た組合せパターンに対して材料の組合せ
の観点のみから評価を行い、組合せの評価点を得る。こ
こで得た組合せの評価点は、図示しない第1のメモリに
保存される。
【0058】次に、ステップS23では、上記ステップ
S21にて得た複数のロットに関して、遺伝的アルゴリ
ズムを用いてロット同士の順列を1つを探索する。そし
て、ステップS24で、上記ステップS23にて得たロ
ット同士の順列に対して順序の観点のみから評価を行
い、ロット同士の順列の評価点を得る。ここで得たロッ
ト同士の順列とその評価点は、上記ステップS22で述
べた第1のメモリとは別の図示しない第2のメモリに保
存される。
【0059】ステップS25では、ロット同士の順列探
索のために設定されている所定の収束条件を満たすかど
うかを判断し、満たさない場合はステップS23に戻
り、ロット同士の別の順列を更に1つ探索する。そし
て、ステップS24でその新たな順列に対して評価を行
い、ロット同士の順列の評価点を得る。このとき、上記
第2のメモリに保存されている順列の評価点と今回得た
順列の評価点とを比較し、今回の評価点の方が高けれ
ば、第2のメモリの内容を今回得たロット同士の順列と
その評価点とに書き換える。
【0060】上記ステップS23〜S25のループ処理
により、上記ステップS21にて得られた1つのロット
パターンに関して、最適と思われるロット同士の順列と
その評価点とが得られる。これが、そのときのロットパ
ターンの組合せの中では最適なロット同士の順列とな
り、その場合の各ロット内での材料の順列が以降の処理
によって更に決められる。
【0061】すなわち、以上のようにして最適なロット
同士の順列が決められたら、ステップS26に進み、上
記ステップS21にて得た複数のロットの中から1つの
ロットを選択する。次に、ステップS27では、上記ス
テップS26にて選択した1つのロットに関して、遺伝
的アルゴリズムを用いてロット内の材料の順列を1つ探
索する。そして、ステップS28で、上記ステップS2
7にて生成したロット内順列に対して評価を行い、評価
点を得る。ここで得たロット内順列とその評価点は、図
示しない第3のメモリに保存される。
【0062】ステップS29では、ロット内順列の探索
のために設定されている所定の収束条件を満たすかどう
かを判断し、満たさない場合はステップS27に戻り、
別のロット内順列を更に1つ探索する。そして、ステッ
プS28でその新たな順列に対して評価を行い、ロット
内順列の評価点を得る。このとき、上記第3のメモリに
保存されている順列の評価点と今回得た順列の評価点と
を比較し、今回の評価点の方が高ければ、第3のメモリ
の内容を今回得たロット内順列とその評価点とに書き換
える。
【0063】上記ステップS27〜S29のループ処理
により、上記ステップS26で選択した1つのロットに
関して、最適と思われるロット内順列とその評価点とが
得られる。このようにして或る1つのロットに関してそ
のロット内の材料の順列の最高評価点が得られたら、ス
テップS30に進み、上記ステップS21にて生成され
た複数のロットを全て選択して最適なロット内順列を決
定したかどうかを判断する。
【0064】ここで、未処理のロットが残っている場合
は、ステップS26に戻り、別のロットを選択する。そ
して、この選択した新たなロットに関しても上述のステ
ップS27〜S29のループ処理を行うことにより、そ
のロットに関して最適なロット内順列と最高評価点とを
得る。このような処理を上記ステップS21にて生成し
た全てのロットついて行うことにより、各ロット毎に最
適なロット内順列と最高評価点とを得る。
【0065】上記ステップS26〜S30のループ処理
により、上記ステップS21で得られた1つのロットパ
ターンに関して、最適と思われるロット内順列とその評
価点とが各ロット毎に得られたら、ステップS31に進
み、第1〜第3のメモリに格納されている組合せの評価
点、ロット同士の順列の評価点、および各ロット内での
順列の評価点を全て合計する。これが、そのときのロッ
トパターンの組合せの中では最適な順列の総合評価点と
なる。
【0066】この総合評価点とそのときのロット同士お
よび各ロット内の順列の内容は、上述した第1〜第3の
メモリとは更に別の図示しない第4のメモリに保存され
る。なお、この第4のメモリの内容も、その後のループ
処理によってより高い総合評価点が得られた場合は、そ
のときの内容に書き換えられる。
【0067】次に、ステップS32に進み、複数個の材
料から複数組のロットを生成する組合せ探索のために設
定されている所定の収束条件を満たすかどうかを判断
し、満たさない場合はステップS21に戻り、別の組合
せパターンを更に1つ探索する。そして、その新たな組
合せパターンについてステップ22〜S31の処理を行
う。その後、ステップS32で所定の収束条件を満たす
と判断した場合には、ステップS33に進む。
【0068】このとき、それまでのステップS21〜S
32のループ処理により、最適と思われるロットパター
ンの組合せとそのロット同士および各ロット内の順列と
が得られている。ステップS34では、その総合評価点
の最も高いロットの組合せと順列とで成るスケジュール
を最適なスケジュールとして出力し、スケジューリング
処理を終了する。
【0069】なお、以上に述べたように各ロット内での
材料の順列の評価を各ロット毎に独立して行うようにし
た場合には、1つのロットパターンに関しては、ロット
同士の順列がどのようになっても最適なロット内順列は
一意に決められる。これに対して本実施形態では、以上
の例の他に、次の図6のフローチャートに示すような手
順によって最適なスケジュールを探索するようにするこ
とも可能である。
【0070】図6において、まず最初にステップS41
で、遺伝的アルゴリズムを用いて、複数の材料をロット
単位にまとめた組合せパターンを1つ探索する。そし
て、ステップS42で、上記ステップS41にて得た組
合せパターンに対して材料の組合せの観点のみから評価
を行い、組合せの評価点を得る。ここで得た組合わせの
評価点は、図示しない第1のメモリに保存される。
【0071】次に、ステップS43では、上記ステップ
S41にて得た複数のロットに関して、遺伝的アルゴリ
ズムを用いてロット同士の順列を1つを探索する。そし
て、ステップS44で、上記ステップS43にて得たロ
ット同士の順列に対して順序の観点のみから評価を行
い、ロット同士の順列の評価点を得る。ここで得たロッ
ト同士の順列とその評価点は、上記ステップS42で述
べた第1のメモリとは別の図示しない第2のメモリに保
存される。
【0072】次に、ステップS45で、上記ステップS
41にて得た複数のロットの中から1つのロットを選択
し、次のステップS46で、その選択した1つのロット
内の材料の順列を遺伝的アルゴリズムによって1つ探索
する。そして、ステップS47で、上記ステップS46
にて生成したロット内順列に対して評価を行い、評価点
を得る。このとき、隣接するロット間での隣接する材料
の並び順も評価の対象とする。ここで得たロット内順列
とその評価点は、上記第1、第2のメモリとは更に別の
図示しない第3のメモリに保存される。
【0073】ステップS48では、ロット内順列の探索
のために設定されている所定の収束条件を満たすかどう
かを判断し、満たさない場合はステップS46に戻り、
別のロット内順列を更に1つ探索する。そして、ステッ
プS47でその新たな順列に対して評価を行い、ロット
内順列の評価点を得る。このとき、上記第3のメモリに
保存されているロット内順列の評価点と今回得たロット
内順列の評価点とを比較し、今回の評価点の方が高けれ
ば、第3のメモリの内容を今回得たロット内順列とその
評価点とに書き換える。
【0074】上記ステップS46〜S48のループ処理
により、上記ステップS45で選択した1つのロットに
関して、最適と思われるロット内順列とその評価点とが
得られる。このようにして或る1つのロットに関してそ
のロット内の材料の順列の最高評価点が得られたら、ス
テップS49に進み、上記ステップS41にて生成され
た複数のロットを全て選択して最適なロット内順列を決
定したかどうかを判断する。
【0075】ここで、未処理のロットが残っている場合
は、ステップS45に戻り、別のロットを選択する。そ
して、この選択した新たなロットに関しても上述のステ
ップS46〜S48のループ処理を行うことにより、そ
のロットに関して最適なロット内順列と最高評価点とを
得る。このような処理を上記ステップS41にて生成し
た全てのロットついて行うことにより、各ロット毎に最
適なロット内順列と最高評価点とを得る。
【0076】上記ステップS45〜S49のループ処理
により、上記ステップS41で得られた1つのロットパ
ターンを上記ステップS43にて得られたロット同士の
順列にした場合に、最適と思われるロット内順列とその
評価点とが各ロット毎に得られる。その後、ステップS
50に進み、その時点で上記第3のメモリに格納されて
いる各ロット毎のロット内順列の最高評価点と、上記ス
テップS44にて得た上記第2のメモリ内のロット同士
の順列の評価点とを全て合計する。この合計評価点と対
応する各ロット毎に採用したロット内順列およびロット
同士の順列は、上述した第1〜第3のメモリとは別の図
示しない第4のメモリに保存される。
【0077】次に、ステップS51では、ロット同士の
順列探索のために設定されている所定の収束条件を満た
すかどうかを判断し、満たさない場合はステップS43
に戻り、ロット同士の別の順列を更に1つ探索する。そ
して、ここで得た新たなロット同士の順列に対しても、
上述したステップS44〜S50の処理を行うことによ
り、そのロット同士の順列を採用した場合に最適と思わ
れる各ロット毎のロット内順列とその合計評価点とを得
る。
【0078】このとき、ステップS50では、上記第4
のメモリに保存されているロット同士およびロット内順
列の合計評価点と今回得た合計評価点とを比較し、今回
の評価点の方が高ければ、第4のメモリの内容を、今回
得たロット同士および各ロット内順列の内容とその合計
評価点とに書き換える。
【0079】上記ステップS43〜S51のループ処理
により、上記ステップS41にて得られた1つのロット
パターンに関して、最適と思われるロット同士の順列お
よび各ロット内の順列と、その合計評価点とが得られ
る。その後は、ステップS52に進み、上記ステップS
42にて得た上記第1のメモリ内の組合せの評価点と、
その時点で上記第4のメモリに格納されている順列の最
高評価点とを加算する。これが、そのときのロットパタ
ーンの組合せの中では最適な順列の総合評価点となる。
【0080】この総合評価点とそのときのロット同士お
よび各ロット内の順列の内容は、上述した第1〜第4の
メモリとは更に別の図示しない第5のメモリに保存され
る。なお、この第5のメモリの内容も、その後のループ
処理によってより高い総合評価点が得られた場合は、そ
のときの内容に書き換えられる。
【0081】次に、ステップS53に進み、複数個の材
料から複数組のロットを生成する組合せ探索のために設
定されている所定の収束条件を満たすかどうかを判断
し、満たさない場合はステップS41に戻り、別の組合
せパターンを更に1つ探索する。そして、その新たな組
合せパターンについてステップ42〜S52の処理を行
う。その後、ステップS53で所定の収束条件を満たす
と判断した場合には、ステップS54に進む。
【0082】このとき、それまでのステップS41〜S
53のループ処理により、最適と思われるロットパター
ンの組合せとそのロット同士および各ロット内の順列と
が得られている。ステップS54では、その総合評価点
の最も高いロットの組合せと順列とで成るスケジュール
を最適なスケジュールとして出力し、スケジューリング
処理を終了する。
【0083】このように、第3の実施形態によれば、複
数の材料をロットへまとめる際の組合せと、ロット同士
の順列および各ロット内での材料の順列とを決めるため
の問題が複合された複合型計画問題について、組合せと
順序決めとを融合した解探索方法を提供することがで
き、組合せおよび順列の両面から判断して真の最適解を
探索することができる。
【0084】以上のような第1〜第3の実施形態による
スケジューリング方法を実現するための装置は、例えば
図7に示すように、CPU1、ROM2、RAM3(上
述した第1〜第5のメモリは、例えばこのRAM3によ
り構成される)などが相互にバス4で接続されて成るマ
イクロコンピュータにより構成される。そして、そのよ
うなスケジューリングを行うためのCPU1の作業プロ
グラムは、上記ROM2に格納される。この場合、上記
作業プログラムを格納したROM2は、本発明の記録媒
体を構成する。
【0085】また、上記マイクロコンピュータに周辺イ
ンタフェース5を介してハードディスク6を接続し、こ
のハードディスク6に上記作業プログラムを格納するよ
うにしても良い。このハードディスク6には上記作業プ
ログラムを外部から供給することが可能であり、この場
合、ハードディスク6や上記作業プログラムを供給する
ための手段、例えば上記作業プログラムを格納した記録
媒体も、本発明の記録媒体を構成する。
【0086】なお、上記作業プログラムを格納するため
の記録媒体としては、ROM2やハードディスク6の他
に、例えばフロッピーディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード等を用いることができる。
【0087】なお、以上の実施形態では、最初に多くの
材料や物品の組合せを仮に決めてこれらをロット単位に
まとめ、ロット同士の順列あるいはロット内での材料の
順列を後から決める問題を扱ったが、これとは逆に、最
初に多くの材料や物品の全体の順列を仮に決めて、この
ようにして決めた順列の下で後から複数の材料をロット
単位にまとめていく問題についても本発明を適用するこ
とが可能である。
【0088】
【発明の効果】本発明は上述したように、スケジュール
対象物の組合せを決めるためのスケジューリング処理を
行って組合せの評価値を得るステップと、順列を決める
ためのスケジューリング処理を行って順列の評価値を得
るステップとを有し、組合せの評価値と順列の評価値と
を総合した総合評価値の最も良い組合せおよび順列を最
適なスケジュールとして出力するようにしたので、組合
せまたは順列の一方の観点だけでなく、両方の観点から
見てより優れたスケジューリング結果を得ることができ
るようになる。このように、本発明によれば、組合せと
順序決めとが複合された複合型計画問題について、組合
せと順序決めとを融合した解探索方法を提供することが
でき、組合せおよび順列の両面から判断して真の最適解
を探索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるスケジューリン
グ方法を説明するための動作説明図である。
【図2】本発明の第1の実施形態によるスケジューリン
グ方法の処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態によるスケジューリン
グ方法を説明するための動作説明図である。
【図4】本発明の第2の実施形態によるスケジューリン
グ方法の処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施形態によるスケジューリン
グ方法の処理の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施形態によるスケジューリン
グ方法の処理の他の例を示すフローチャートである。
【図7】本実施形態のスケジューリング方法を実現する
ための装置の概要を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 バス 5 周辺インタフェース 6 ハードディスク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スケジュール対象物の組合せを決めるた
    めのスケジューリング処理を行うことによって組合せの
    評価値を得るステップと、 上記スケジュール対象物の順列を決めるためのスケジュ
    ーリング処理を行うことによって順列の評価値を得るス
    テップとを有し、 上記組合せの評価値と上記順列の評価値とを総合して評
    価し、総合評価値の最も良い組合せおよび順列の内容を
    最適なスケジュールとして出力するようにしたことを特
    徴とするスケジューリング方法。
  2. 【請求項2】 スケジュール対象物の組合せを決めるた
    めのスケジューリング処理を行うことによって複数の組
    合せパターンについて組合せの評価値を得るステップ
    と、 上記組合せのスケジューリング処理の際に得られる各々
    の組合せパターンについて、組合せ同士の順列または各
    組合せ内のスケジュール対象物の順列を決めるためのス
    ケジューリング処理を夫々行うことによって順列の評価
    値を得るステップとを有し、 上記組合せの評価値と上記順列の評価値とを総合して評
    価し、総合評価値の最も良い組合せおよび順列の内容を
    最適なスケジュールとして出力するようにしたことを特
    徴とするスケジューリング方法。
  3. 【請求項3】 スケジュール対象物の組合せを決めるた
    めのスケジューリング処理を行うことによって複数の組
    合せパターンについて組合せの評価値を得るステップ
    と、 上記組合せのスケジューリング処理の際に得られる各々
    の組合せパターンについて、組合せ同士の順列および各
    組合せ内のスケジュール対象物の順列を決めるためのス
    ケジューリング処理を夫々行うことによって順列の評価
    値を得るステップとを有し、 上記組合せの評価値と上記順列の評価値とを総合して評
    価し、総合評価値の最も良い組合せおよび順列の内容を
    最適なスケジュールとして出力するようにしたことを特
    徴とするスケジューリング方法。
  4. 【請求項4】 スケジュール対象物の組合せパターンを
    仮に決定し、その組合せの評価値を得る第1のステップ
    と、 上記第1のステップで得られた組合せパターンについ
    て、組合せ同士の最適な順列を決めるための処理を行
    い、最適な順列の評価値を得る第2のステップと、 上記第1のステップで得られた組合せの評価値と、上記
    第2のステップで得られた順列の評価値とを合計し、そ
    の合計値がメモリに記憶された前回までの合計値よりも
    大きいときに、上記メモリの内容を、今回の合計値と対
    応する組合せおよび順列の内容に更新する第3のステッ
    プとを有し、 上記第1〜第3のステップの処理を、所定の収束条件を
    満たすまで繰り返し行うようにしたことを特徴とするス
    ケジューリング方法。
  5. 【請求項5】 スケジュール対象物の組合せパターンを
    仮に決定する第1のステップと、 上記第1のステップで得られた組合せパターンについ
    て、組合せ内でのスケジュール対象物の最適な順列を各
    組合せ毎に決めるための処理を行い、各組合せ毎に最適
    な順列の評価値を得る第2のステップと、 上記第2のステップで各組合せ毎に得られた順列の評価
    値の合計がメモリに記憶された前回までの合計評価値よ
    りも大きいときに、上記メモリの内容を、今回の合計評
    価値と対応する組合せおよび順列の内容に更新する第3
    のステップとを有し、 上記第1〜第3のステップの処理を、所定の収束条件を
    満たすまで繰り返し行うようにしたことを特徴とするス
    ケジューリング方法。
  6. 【請求項6】 スケジュール対象物の組合せパターンを
    仮に決定し、その組合せの評価値を得る第1のステップ
    と、 上記第1のステップで得られた組合せパターンについ
    て、組合せ同士の最適な順列を決めるための処理を行
    い、組合せ同士順列の評価値を得る第2のステップと、 上記第1のステップで得られた組合せパターンについ
    て、組合せ内でのスケジュール対象物の最適な順列を各
    組合せ毎に決めるための処理を行い、各組合せ毎に組合
    せ内順列の評価値を得る第3のステップと、 上記第1のステップで得られた組合せの評価値と、上記
    第2のステップで得られた組合せ同士順列の評価値と、
    上記第3のステップで得られた各組合せ毎の組合せ内順
    列の評価値とを全て合計し、その合計値がメモリに記憶
    された前回までの合計値よりも大きいときに、上記メモ
    リの内容を、今回の合計値と対応する組合せおよび順列
    の内容に更新する第4のステップとを有し、 上記第1〜第4のステップの処理を、所定の収束条件を
    満たすまで繰り返し行うようにしたことを特徴とするス
    ケジューリング方法。
  7. 【請求項7】 スケジュール対象物の組合せパターンを
    仮に決定し、その組合せの評価値を得る第1のステップ
    と、 上記第1のステップで得られた組合せパターンについ
    て、組合せ内でのスケジュール対象物の最適な順列を各
    組合せ毎に決めるための処理を行い、各組合せ毎に組合
    せ内順列の評価値を得る第2のステップと、 上記第1のステップで得られた組合せパターンについ
    て、組合せ同士の最適な順列を決めるための処理を行
    い、組合せ同士順列の評価値を得る第3のステップと、 上記第1のステップで得られた組合せの評価値と、上記
    第2のステップで得られた各組合せ毎の組合せ内順列の
    評価値と、上記第3のステップで得られた組合せ同士順
    列の評価値とを全て合計し、その合計値がメモリに記憶
    された前回までの合計値よりも大きいときに、上記メモ
    リの内容を、今回の合計値と対応する組合せおよび順列
    の内容に更新する第4のステップとを有し、 上記第1〜第4のステップの処理を、所定の収束条件を
    満たすまで繰り返し行うようにしたことを特徴とするス
    ケジューリング方法。
  8. 【請求項8】 スケジュール対象物の組合せパターンを
    仮に決定し、その組合せの評価値を得る第1のステップ
    と、 上記第1のステップで得られた組合せパターンについ
    て、組合せ同士の順列と各組合せ内のスケジュール対象
    物の順列とを決めるための処理を行い、組合せ同士順列
    の評価値と組合せ内順列の評価値との合計が最も良い順
    列を得る第2のステップと、 上記第1のステップで得られた組合せの評価値と、上記
    第2のステップで得られた順列の合計評価値とを合計
    し、その合計値がメモリに記憶された前回までの合計値
    よりも大きいときに、上記メモリの内容を、今回の合計
    値と対応する組合せおよび順列の内容に更新する第3の
    ステップとを有し、 上記第1〜第3のステップの処理を、所定の収束条件を
    満たすまで繰り返し行うようにしたことを特徴とするス
    ケジューリング方法。
  9. 【請求項9】 上記スケジュール対象物の組合せ決めお
    よび順序決めに利用する解探索手法として、遺伝的アル
    ゴリズムを利用することを特徴とする請求項1〜8の何
    れか1項に記載のスケジューリング方法。
  10. 【請求項10】 スケジュール対象物の組合せを決める
    ためのスケジューリング処理を行うことによって組合せ
    の評価値を得るステップと、上記スケジュール対象物の
    順列を決めるためのスケジューリング処理を行うことに
    よって順列の評価値を得るステップとを有し、上記組合
    せの評価値と上記順列の評価値とを総合して評価し、総
    合評価値の最も良い組合せおよび順列の内容を最適なス
    ケジュールとして出力するようにする手順をコンピュー
    タに実行させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002197402A (ja) * 2000-10-05 2002-07-12 Ns Solutions Corp シミュレーション装置、シミュレーションシステム、シミュレーション方法、記録媒体、及びプログラム
WO2018220885A1 (ja) * 2017-05-31 2018-12-06 株式会社日立製作所 生産計画作成装置、生産計画作成方法及び生産計画作成プログラム

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