JPH1110154A - 電解水生成器用整流装置 - Google Patents

電解水生成器用整流装置

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JPH1110154A
JPH1110154A JP17906297A JP17906297A JPH1110154A JP H1110154 A JPH1110154 A JP H1110154A JP 17906297 A JP17906297 A JP 17906297A JP 17906297 A JP17906297 A JP 17906297A JP H1110154 A JPH1110154 A JP H1110154A
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JP
Japan
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rectifier
electrolysis
thyristor
thyristors
electrolyzed water
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Application number
JP17906297A
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English (en)
Inventor
Susumu Tanaka
進 田中
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NIPPON INTEC KK
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NIPPON INTEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力消費量が少なく、放熱器のいらない電解
水生成器の整流装置を得る。 【解決手段】 トランス1の2次側にはセンタータップ
を基準として各々10〜50Vが出力される。5は陰陽
電極4、3に直流電流を供給するための、各2個の組合
せからなる2組のサイリスタ対からなる整流器で、2組
のサイリスタのいずれかのサイリスタ対が指示信号によ
って動作する両波整流回路が出力電圧を+、−方向とす
る2回路構成されている。サイリスタS1、S3は正電
解、また、サイリスタS2、S4は逆電解で動作する。6
はサイリスタ対に動作信号を出力するための制御信号出
力手段で、それぞれのサイリスタに信号を出力するホォ
ットカプラからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水道水などの原
水を電気分解して陽極水と陰極水を連続的に生成する電
解水生成器における、電解槽に供給する直流電源の整流
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電解水生成器は電解槽内をイオン透過性
隔膜によって陰極室と陽極室に分域し、それぞれの室内
に電極を挿入し、極室内に供給した原水を電極間の通電
によって電気分解することにより、陰極室から陰極水、
陽極室から陽極水を電解生成するものである。
【0003】従来の電解槽に供給する直流電圧の整流装
置として、電源トランスの2次側に4個のダイオードを
ブリッジに組み合わせ、ダイオードブリッジ回路として
交流から脈流を得て、電解槽の陰陽極に印加している。
【0004】図2に示す上記装置では、電解槽2の陰陽
極4、3に印加する直流電源の電源回路は交流電源10
が電源トランス11を介して4個のダイオードが組み合
わされた整流回路12に入り、その出力側の正極と負極
は平滑コンデンサ13を介した後、極性反転スイッチ1
4を介して陰陽極4、3にそれぞれ接続されている。
【0005】また、制御用の電力を得るために電源トラ
ンス11の別な2次側が整流回路15、平滑コンデンサ
16を介して定電圧回路17に接続され、この定電圧回
路17が制御ユニット18などに接続し、逆洗指示によ
り、リレー19により極性反転スイッチ14を逆接続位
置に切換えて陰陽極4、3の印加電圧を逆転して電解槽
のスケールを除去している。
【0006】また、正常電解と共に逆電解を容易に行う
ため、図3のように、ダイオードブリッジ回路20のダ
イオードD1〜D4を2個ずつ両極性で使用して、センタ
ータップ21を基準として両波整流回路が+、−の2回
路構成しているものもある。この逆極性への反転は、電
極反転制御回路22によりスイッチ素子23−1または
23−2をオン、オフすることによって行う。ダイオー
ドブリッジ回路20から出力されるセンタータップ21
を基準とする両波整流された+の直流電圧E+は正常電
解において、また、−の直流電圧E−は逆電解において
それぞれ使用され、電極3、4に印加される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電解水生成器におけるダイオードブリッジ回路によ
る電整流装置は下記のような課題を有している。 (i)常時4個のダイオードが駆動される全波整流方式
であるから、発熱量が多く比較的大きな放熱器をつける
必要がある。 (ii)上記放熱器は電解水生成器筐体内のマウントを制
約させる。このためマウントの制約を排除すると筐体は
大きくなり設計しずらい。
【0008】そこで本発明者は発熱量が比較的少ない、
マウント設計の容易な直流電源の整流装置を提供しよう
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の電解
水生成器用整流装置は、電解槽をイオン透過性隔膜によ
って分域し、陰電極を挿入した陰極室と陽電極を挿入し
た陽極室の電極間に所定の直流電流を印加する電解電源
を設けて前記電解槽内に供給される原水を上記電極間の
通電によって電解し、陰極室から陰極水、陽極室から陽
極水を生成する連続式電解水生成器において、前記電解
電源はサイリスタを組み合わせたブリッジ回路から整流
回路が構成されていることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2の電解水生成器用整流装
置は、請求項1の電解水生成器用整流装置であって、前
記整流装置は、正電解用電力、逆電解用電力を自在に電
解電源として供給することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の電解水生成器用用
整流装置の一実施例で、図3と対照されるもので、トラ
ンスにはセンタータップが設けられ、このセンタータッ
プを基準として各2個の組合せからなる2組のサイリス
タのいずれかのサイリスタ対が指示信号によって動作す
る両波整流回路が出力電圧を+、−方向とする2回路構
成されている。この結果、正電解、逆電解の指示信号に
よって、正電解のときには上記サイリスタ対の出力電圧
を+方向とする電解電流が流れ、また、逆電解のときに
は上記サイリスタ対の出力電圧を−方向とする電解電流
が流れて各々正電解、逆電解を行うことができる。
【0012】図1において、1は商業交流電圧から所定
の電解電圧を得るためのトランスでその2次側にはセン
タータップを基準として各々10〜50Vが出力され
る。左記出力電圧は電解槽の大きさや電極板の構成によ
って自在に設定される。2は電解水生成器の電解槽であ
り、その中に陰陽電極4、3が対峙するように配設され
ている。5は陰陽電極4、3に直流電流を供給するため
の、各2個の組合せからなる2組のサイリスタ対からな
る整流器で、S1、S3は正電解、すなわち、電解槽2に
設けられた陰陽電極の陽電極3に陽電圧を印加し、陰電
極4に陰電圧を印加する通常動作で動作する。また、S
2、S4は逆電解、すなわち、電解槽2に設けられた陰陽
電極の陽電極3に陰電圧を印加し、陰電極4に陽電圧を
印加する逆電解動作で動作する。
【0013】6はサイリスタ対に動作信号を出力するた
めの制御信号出力手段で、それぞれのサイリスタに信号
を出力するホォットカプラからなる。ホォットカプラへ
の入力信号は図示しない、整流した脈流を所望する電解
度に応じて部分的に使用規定する分周率設定手段や電解
水の電解度を生成器の使用者の所望によって可変する手
動スイッチや自動スイッチから得た信号をパルスにした
パルス信号からなる。例えば、アルカリ水を生成すると
き、所望する電解度が弱アルカリ性の場合、商業周波数
の全波整流から得られる毎秒100個のパルスに対して
弱アルカリ性に適した特定の分周率を設定し、その分周
率に従ったパルス信号を制御信号出力手段6へ入力す
る。この入力によって、制御信号出力手段6は整流回路
に出力信号を送り、整流回路からは分周率設定手段が規
定した交流の全波整流波形の一部が欠如した脈流を電極
に供給する。この結果、所望する電解度が弱アルカリ性
電解水が得られる。
【0014】D1、D2はサイリスタに半波同期信号を供
給するためのダイオードで、サイリスタは上記信号によ
り半波ごとにリセットされる。制御信号入力手段6の出
力信号に従い各2個の組合せからなる2組のサイリスタ
対のいずれかの対が動作するので、ダイオードブリッジ
回路と同様に整流作用を行わすことができる。しかも上
記に記したように、交流の全波整流から得られる脈流の
一部を欠如した脈流を自在に出力できる。この際、サイ
リスタが電流を遮断するとき整流回路には殆ど電流が流
れず、サイリスタ自体の電流の断続に電力消費を殆ど伴
わないので、整流回路からの熱損失を少なくすることが
できる。このため、ダイオードブリッジ整流器に付設さ
れるような大きな放熱器を使用する必要がなく経済性が
高いばかりか、部品配置が容易になる。
【0015】なお、図においては、各2個の組合せから
なる2組のサイリスタ対を用いて全波整流を行っている
が、各1個の2組のサイリスタ対からなる半波整流回路
を使用できる。これらを構成するブリッジ回路はそれ自
体公知の回路を用いればよく、特に限定された構成のも
のを使用する必要はない。
【0016】上記電源は長期に亘り極めて安定して動作
する。従って、装置をメイテナンスフリーとして動作さ
せることが可能になる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、実用上下
記のような優れた効果を得ることができる。 (イ)電力を供給するときのみサイリスタが働くので、
発熱量が少なく放熱器は小さなものでも十分に機能す
る。 (ロ)上記のように放熱器は小さなものでも十分機能す
るので、電解水生成器筐体内のマウントが放熱器によっ
て制約させる恐れがない。このためマウントの自由度が
高くなり設計が容易となる。 (ハ)電解水を得るための電力は少なくなり、経済性が
高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】従来例の電解水生成器の整流装置を示す図であ
る。
【図3】従来例の電解水生成器の整流装置を示す別な図
である。
【符号の説明】
1 トランス 2 電解槽 3 陽電極 4 陰電極 5 整流器 6 制御信号入力手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解槽をイオン透過性隔膜によって分域
    し、陰電極を挿入した陰極室と陽電極を挿入した陽極室
    の電極間に所定の直流電流を印加する電解電源を設けて
    前記電解槽内に供給される原水を上記電極間の通電によ
    って電解し、陰極室から陰極水、陽極室から陽極水を生
    成する連続式電解水生成器において、 前記電解電源はサイリスタを組み合わせたブリッジ回路
    から整流回路が構成されていることを特徴とする電解水
    生成器用整流装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の電解水生成器用整流装置であ
    って、前記整流装置は、正電解用電力、逆電解用電力を
    自在に電解電源として供給することを特徴とする電解水
    生成器用整流装置。
JP17906297A 1997-06-19 1997-06-19 電解水生成器用整流装置 Pending JPH1110154A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160030966A1 (en) * 2014-08-01 2016-02-04 Hcmed Innovations Co., Ltd. Circuit for liquid atomizing device and device thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160030966A1 (en) * 2014-08-01 2016-02-04 Hcmed Innovations Co., Ltd. Circuit for liquid atomizing device and device thereof
US9364846B2 (en) * 2014-08-01 2016-06-14 Hcmed Innovations Co., Ltd. Circuit for liquid atomizing device and device thereof

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