JPH1098818A - 電気ケーブルの延線方法 - Google Patents

電気ケーブルの延線方法

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JPH1098818A
JPH1098818A JP26939196A JP26939196A JPH1098818A JP H1098818 A JPH1098818 A JP H1098818A JP 26939196 A JP26939196 A JP 26939196A JP 26939196 A JP26939196 A JP 26939196A JP H1098818 A JPH1098818 A JP H1098818A
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JP
Japan
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electric cable
gantry
electric
cable
extending
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JP26939196A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Sato
三男 佐藤
Mitsuru Miyano
充 宮野
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Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芯線の断線や保護被覆に損傷を与えることな
く電気ケーブルをケーブルダクト等の延線路に沿って効
率良く延線する方法を提供すること。 【解決手段】 駆動装置4により駆動されるエンドレス
状の搬送架台1を電気ケーブル8の延線路に沿って仮設
し、ケーブルドラム7より引き出した電気ケーブル8を
引線し前記搬送架台1に載せ、それを搬送しつつ延線し
ていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケーブルトレイ等の
搬送路に沿って電気ケーブルを延線する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場やビルなどにおいては、受電盤と配
電盤の間、または配電盤と制御盤の間などに、ケーブル
トレイやケーブルダクト等を利用して多数の電気ケーブ
ルが敷設される。従来、電気ケーブルを延線するには、
ケーブルドラムから引き出した電気ケーブルを多数の作
業員が延線路に沿って並んで引っ張るか、または電気ケ
ーブルの端部をパイロットワイヤに結び、巻き取りウイ
ンチ等を利用して延線する方法が一般的に採用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記いずれに
方法も延線に際しての手間と作業時間が大きく、また電
気ケーブルが重い場合や長い距離を延線する場合には電
気ケーブルに大きな引張荷重が加わり、それによる芯線
の断線や保護被覆の損傷等を引き起こす場合もあり、そ
れらの対策が強く望まれていた。そこで本発明はそのよ
うな問題を解決する新しい電気ケーブルの延線方法を提
供することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の延線方法は、駆動装置により駆動されるエンドレス
状の搬送架台を電気ケーブルの延線路に沿って仮設し、
ケーブルドラムより引き出した電気ケーブルを引線して
前記搬送装置に載せ、それを搬送しつつ延線していくこ
とを特徴とするものである。本発明の延線方法によれ
ば、延線路に沿って仮設した搬送架台に電気ケーブルを
載せ、それを駆動装置により駆動して搬送するので、延
線に際しての手間と作業時間を大幅に低減できる。また
電気ケーブルに加わる引張荷重を極めて小さくできる。
そのため電気ケーブルが重い場合や長い距離を延線する
場合でも、電気ケーブルの芯線の断線や保護被覆の損傷
等を引き起こすおそれがない。
【0005】本発明の延線方法の好ましい実施の形態に
おいては、複数のケーブルドラムより引き出した各電気
ケーブルを引線して搬送架台に載せ、それを搬送しつつ
延線していく。このように構成すると延線効率をさらに
高めることができる。本発明の延線方法の他の好ましい
実施の形態においては、基体に固定された主軸にそれぞ
れ独立に回転自在に軸支された複数の溝付きプーリーを
備えた整列装置を使用し、複数のケーブルドラムより引
き出した各電気ケーブルを該整列装置の各溝付きプーリ
ーにガイドさせ、それを引線し搬送架台に載せるように
する。このような整列装置を使用することにより、電気
ケーブルを各溝付きプーリーにガイドさせる際にそれら
の位置を独立して長手方向の前後に自在に調整できるの
で、複数の電気ケーブルの先端部を揃えて容易に整列さ
せることができる。
【0006】本発明の延線方法のさらに他の好ましい実
施の形態においては、エンドレス状の搬送架台を異なる
ルートで往路と復路に仮設し、搬送架台の移動方向を切
り換えることにより同一の電気ケーブル供給位置から往
路と復路に電気ケーブルを延線していく。このように構
成すると、エンドレス状の搬送架台の利用効率を高める
ことができる。
【0007】本発明の延線方法のさらに他の好ましい実
施の形態においては、電気ケーブルを長手方向に所定長
挟持できるように対向配置した一対のエンドレスベルト
体と、各エンドレスベルト体をその対向面が同方向に同
速度で移動するように駆動する駆動装置と、前記一対の
エンドレスベルト体の間隔を調整する調整手段とを備え
た引線装置により電気ケーブルを引線する。このような
引線装置は、電気ケーブルをその長手方向に直線的に所
定長挟持し両側から同時に加圧駆動するので、電気ケー
ブルとエンドレスベルト体との間に大きな摩擦抵抗を発
生させることができる。そのため引線力が大きく、電気
ケーブルの重量が大きい場合や電気ケーブルの本数が多
くなっても容易に引線できる。さらに電気ケーブルの直
径が変化しても対応できる。
【0008】本発明の延線方法のさらに他の好ましい実
施の形態においては、車輪装置により移動可能にされた
複数の架台ユニットを互いに上下左右に揺動可能に連結
してエンドレス状とした搬送架台を使用する。このよう
な搬送架台を使用することにより、延線に上下左右の比
較的急な曲がり部があっても容易に対応できる。そして
さらに好ましくは、架台ユニットにおける電気ケーブル
の載置部が、上方に開放されている構造とされる。この
ような架台ユニットを使用することにより、搬送装置へ
の電気ケーブルの載置、およびそこからの取り出しを容
易に行うことができる。
【0009】本発明の延線方法のさらに他の好ましい実
施の形態においては、架台ユニットを両側から挟むよう
に対向配置されて内側が同方向になるように同期して駆
動される一対のエンドレス状の駆動ベルトと、該駆動ベ
ルトに設けられた掛合部を有する駆動装置とを使用し、
該駆動装置の掛合部に架台ユニットにおける車輪装置の
車輪を掛合して搬送装置を駆動する。このような駆動装
置を使用することにより、搬送架台は両側を同期する一
対のエンドレス状の駆動ベルトで駆動されるので、搬送
架台に偏った駆動力を加えることなく、しかも搬送架台
は所定長にわたって両側から均等な駆動力で駆動され
る。
【0010】本発明の延線方法のさらに他の好ましい実
施の形態においては、延線路の曲がり部に合わせた曲率
を有する上部が開放された本体を備え、該本体が搬送装
置の架台ユニットの通過できる幅の底部とその両側に設
けた溝部を有し、さらに該底部にガイドローラを設けた
曲がり部ガイド装置を使用することができる。その曲が
り部ガイド装置を延線路の曲がり部に配置することによ
り、通過する架台ユニットはその車輪装置の車輪が前記
溝部に保持案内されると共にそのガイド面が前記ガイド
ローラに案内される。それにより延線路の上下または左
右の曲がり部、あるいはこれらが複合する曲がり部、ま
たは折り返し部の曲がり部のいずれにおいても、走行す
る搬送架台の安定性を確保できる。またかかる曲がり部
ガイド装置を使用しても、搬送架台を含めて延線路の上
方を遮蔽することがないので、搬送架台への電気ケーブ
ルの載置および取り出しの障害にならない。
【0011】
【発明の実施の形態】次に図面により本発明の実施の形
態を説明する。図1は本発明の電気ケーブル延線方法の
1例を説明する平面図で、図2はその正面図である。こ
れらの図において、搬送架台1は電気ケーブルの延線路
に沿ってエンドレス状に形成されるが、この例では、ル
ープ部分2と折り返し部分3の2箇所において駆動装置
4で駆動されるようになっている。図1(図2)の例で
は、ループ部分2で4箇所の水平方向の曲がり部、それ
から折り返し部分3に向かう往路で3箇所の上下方向の
曲がり部、折り返し部分3からループ部分2への復路で
3箇所の上下方向の曲がり部が形成され、さらに折り返
し部分3では大きな水平方向の曲がり部となっている。
そしてこれらの曲がり部には、搬送架台1が軌道から外
れないようにその上下および左右の動きを所定範囲内に
制限する曲がり部ガイド装置5が設けられる。
【0012】複数のケーブルドラム7(この例では4
個)から引き出される電気ケーブル8は、整列装置9で
集合され1列に整列した状態で引線装置10に送出さ
れ、そこで引線された各電気ケーブル8は電気ケーブル
供給位置6から搬送架台1に供給される。搬送架台1に
供給された各電気ケーブル8は、その先端部を搬送架台
1に載置して適宜の固定手段で仮固定した後に駆動装置
4を起動することにより、各電気ケーブル8は搬送架台
1で搬送され延線される。上記方法において、ループ部
分2から折り返し部分3まで電気ケーブル8をAルート
で延線してから適宜切断し、駆動装置4を逆転して残り
のBルートを新たに延線することもできる。その場合は
図1に点線で示すように、上述した整列装置9から整列
して送出される複数の電気ケーブル8をさらに別の整列
装置9aに導入して方向を変え、引線装置10aに送出
してBルートに供給することができる。
【0013】図3は搬送架台1の例を示す部分平面図
で、図4はそれを構成する架台ユニット11部分を示す
側面図である。搬送架台1は複数の架台ユニット11と
それらの間を上下左右に揺動可能に連結する連結手段1
2を備えている。そして架台ユニット11は電気ケーブ
ルを載置する載置部13と、その両側から立設された一
対の側壁部14を有し、さらに架台ユニット11を移動
可能にする車輪装置15を有している。載置部13と一
対の側壁部14は金属板のような剛性の高い板材を折り
曲げて一体的に作られ(あるいはプラスチックの射出成
形により作っても良い)、板材両側の断面コ字形部分に
設けた軸受部に車輪装置15の車軸16が軸支され、車
軸16が側壁部14より突出した部分に車輪17が固定
されている。そして車輪装置15はこのような車軸16
と車輪17の組み合わせが進行方向に前後して2組設け
られている。なお板材両側の断面コ字型部分における垂
直な側部、すなわちガイド板13aは、後述するように
曲がり部ガイド装置5におけるガイドローラを案内する
ものである。
【0014】架台ユニット11間を上下左右に揺動可能
に連結する連結手段12は、一対の長い板バネ体18に
より構成され、それらは架台ユニット11間で交差し、
且つ架台ユニット11に回転自在に連結される。すなわ
ち板バネ体18の面は載置部13の載置面に平行な状態
で、ヒンジピン19により載置部13の裏面側に回動自
在に連結される。そして板バネ体18の撓みにより架台
ユニット11間を上下方向に揺動可能とし、連結部の回
動により架台ユニット11間を左右方向に揺動可能とす
ることができる。搬送架台1を電気ケーブルの延線路に
沿ってエンドレス状に仮設するには、例えば図4のよう
に、電気ケーブルの延線路に沿って敷設されるケーブル
ラック20に敷板20aを敷き、その上に連結された状
態の各架台ユニット11を順次載せて行く方法が簡便で
ある。そして電気ケーブルの延線が終了した後に搬送架
台1と共に敷板20aを取り除く。
【0015】図5は図3の搬送架台1に電気ケーブル8
を載置し、その上部を飛び出し防止用の押さえ部材24
で押さえた状態を示す平面図、図6はその正面図、図7
はそのA−A断面図である。これらの図において、架台
ユニット11の各側壁部14の上部には長方形に切り欠
いた挿入孔22と、その挿入孔22の下側に取り付けた
バネ23により構成される掛合部21が設けられる。各
側壁部14の間隔より若干長い金属板または硬質なプラ
スチック板で作られた押さえ部材24の両端部には僅か
な段差が付与されている。そして電気ケーブル8を載置
後、押さえ部材24を湾曲させながら該段差部の先端部
を挿入孔22に挿入して下方からバネ23を押しつける
ことにより押さえ部材24は側壁部14に掛合され、電
気ケーブル8は上方から押さえられる。また押さえ部材
24を側壁部14から取り外すには、バネ23を手で戻
した状態で押さえ部材24を湾曲させながら挿入孔22
より引き出せばよい。
【0016】図8は曲がり部ガイド装置5を延線路の上
下曲がり部に設けた例を示す平面図で、図9はその正面
図、図10は図8におけるB−B断面図である。これら
の図において、曲がり部ガイド装置5は延線路の上方の
直線部から下り傾斜の途中まで(図8、図9の左側部
分)、すなわち架台ユニット11の走行による力が安全
レベルに低下する位置まで設けられる。なお上下曲がり
部においては上下方向の力が架台ユニット11に作用す
るほか若干の左右の振れ応力も作用するが、この曲がり
部ガイド装置5によれば、それによる架台ユニット11
左右の動きも有効に制限できる。搬送架台1は延線路を
一方向に走行する場合と両方向に走行(往復走行)する
場合があるので、曲がり部ガイド装置5の位置はそれに
応じて選定する。なお図示の例では、下り傾斜の下部か
ら下方に位置する延線路の直線部分までにも、同様な曲
がり部ガイド装置5が設けられているが、これは場合に
よっては省略してもよい。
【0017】図10に示すように、曲がり部ガイド装置
5は断面がほぼC型の細長い本体25を備えている。本
体25は架台ユニット11が通過できる幅の底部26
と、その両側に設けた一対の断面コ字型の溝部27を有
している。底部26の中央部は段差状に高くなってお
り、その両端部付近に一対のガイドローラ28が設けら
れる。そして溝部27に架台ユニット11の車輪17が
保持案内されることにより架台ユニット11の上下の動
きが所定範囲に制限され、ガイドローラ28に架台ユニ
ット11のガイド板13aが案内されることにより架台
ユニット11の左右の動きが所定範囲に制限される。上
下の許容される動き範囲は溝部27の高さと車輪17の
直径の差により、左右の許容される動き範囲はガイドロ
ーラ28とガイド板13a面の間隔により設定される。
なお曲がり部ガイド装置5はケーブルラック等の延線路
に適宜載置するだけでよい。
【0018】図11は曲がり部ガイド装置5を延線路の
左右曲がり部(この例では右曲がり部)に設けた例を示
す平面図である。この曲がり部ガイド装置5はその曲が
り方向、すなわちその曲率方向等が異なるだけで図8に
示したものと同様に構成される。なお曲がり部ガイド装
置5は、曲がり部を走行する架台ユニット11の力が安
全レベルに低下する位置まで設ける。
【0019】図12は曲がり部ガイド装置5を延線路の
折り返し部分3における曲がり部に設けた例を示す平面
図で、図13はその正面図である。これらの図において
折り返し部分3の延線路は、上段Aルートから下段Bル
ートに移ることがあり、その部分を連絡するケーブルラ
ックは普通存在しない。上段Aルート端部に、図12の
如く左方向および下方向に曲がる曲がりガイド装置34
を設け、下方向の受け側には搬送架台1を平らにする曲
がりガイド装置35を設け、それに円弧状曲がりガイド
装置36が連結されている。更に曲がりガイド装置34
には、高さ調整装置30が設けられている。この高さ調
整装置30は、上部にねじ部を設けた支柱31とそのね
じ部に螺合するナット32とLMガイド33を有し、ナ
ット32の螺合位置を変えることにより、曲がりガイド
装置34の高さを調整される。
【0020】図12において、上段のAルート端部の曲
がりガイド装置34と受け側曲がりガイド装置35の連
絡部分には搬送架台が走行する敷板相当板は存在しない
が、一般に折り返し部分は電気ケーブルを搬送しないの
で、架台搬送装置が自重を支える強度を有していれば差
し支えない。また、説明図には図示しないが折り返し部
分は延線ルート途中でAルートからBルートに移る場合
もあり得る。この場合には曲がり部ガイド装置5を変形
することで上記と同様に構成できる。なお円弧状のケー
ブルラック20に隣接して搬送架台1を駆動する駆動装
置4が設けられている。
【0021】図14は搬送架台1を駆動する駆動装置4
の1例を示す平面図である。駆動装置4は複数の架台ユ
ニット11(この例では4個)を直線状に両側から挟む
ように対向配置された一対のエンドレス状の駆動ベルト
体41を備えており、それら駆動ベルト体41は駆動手
段42によりその内側が同方向(架台ユニット11の移
動方向と同じ方向)になるように同期して駆動される。
駆動手段42は、駆動モータ43と、その出力歯車44
に噛合する駆動歯車45と、駆動歯車45に結合した
(図の下側の駆動ベルト体41を駆動する)駆動軸46
と、駆動歯車45に噛合する駆動歯車47と、駆動歯車
47に結合した(図の上側の駆動ベルト体41を駆動す
る)駆動軸48を有する。なお図14に示すように、駆
動装置4の前後部分に図8から図10に示したような曲
がり部ガイド装置5が設けられ、それにより搬送架台1
は駆動装置4の入口部と出口部において上下および左右
の動きを所定範囲内に制限されて、各架台ユニット11
と駆動装置4の掛合部の掛合(後述)がより確実に行わ
れる。
【0022】図15は駆動ベルト体41の一方(下側)
を構成する軌道形成体の平面図、図16はその正面図で
ある。軌道形成体49は図示しないフレームに支持さ
れ、その周囲を図17に示すキャタピラユニット連結帯
50が周回する。図17はキャタピラユニット連結帯5
0の1例を示す部分的正面図で、図18はそのC−C断
面図である。これらの図において、キャタピラユニット
連結帯50は複数のキャタピラユニット51を連結して
形成される。すなわち各キャタピラユニット51のリン
ク部52間にガイドローラ53を介在させた状態で、リ
ンク部52をヒンジピン54で連結してエンドレス状に
される。そして各キャタピラユニット51の中間部の少
し下方には前記架台ユニット11の車輪17が掛合する
掛合孔からなる掛合部55が設けられる。さらにリンク
部52にはガイドローラ56が取り付けられる。
【0023】図19は、前記キャタピラユニット連結帯
50を軌道形成体49の周囲に周回するようにして取り
付けることにより一対の駆動ベルト体41を構成し、そ
の駆動ベルト体41間にケーブル8を搬送する搬送架台
1を挟んで駆動している状態を示す断面図である。軌道
形成体49はフレーム57にボルト58でその上下を固
定することにより支持され、その軌道形成体49を周回
するキャタピラユニット連結帯50はガイドローラ56
によりフレーム57に案内されて駆動される。なお一対
の駆動ベルト体41は図示しない適当な基板に固定され
る。
【0024】図20は引線装置10の1例を示す平面図
で、図21はその正面図である。これらの図において、
引線装置10は把手62の付いた携帯用ケース61に収
容され、電気ケーブルの敷設現場の持ち込み易いように
なっている。なお図21には引線装置10を構成する一
部の部品が点線で示されている。携帯用ケース61の左
右には電気ケーブルの導入部63と送出部64が設けら
れる。さらに携帯用ケース61は上部ケーシング65と
下部ケーシング66に分割され、それらは調整手段67
によりその間隔を調整可能になるようにして連結されて
いる。
【0025】調整手段67は携帯用ケース61の四隅に
設けた上部ブラケット68と下部ブラケット69、さら
に上部に鍔と下部にねじ部を形成した4本のネジ軸70
を有している。そして各ネジ軸70の上部にスプロケッ
ト71が固定されている。各スプロケット71はエンド
レスのチェイン72で相互に連結され、4本のネジ軸7
0の少なくとも1本の頭部には棒レンチ挿入部73が形
成される。各ネジ軸70の上部は上部ブラケット68に
挿通されて鍔により下降を制限され、下部は下部ブラケ
ット69に螺合される。そして1本のネジ軸70(図2
0では左下のネジ軸70)の頭部に形成した棒レンチ挿
入部73に棒レンチを挿入して回転することにより、各
ネジ軸70が同期して回転し、上部ケーシング65と下
部ケーシング66の間隔が均等に調整される。
【0026】携帯用ケース61の導入部63から導入さ
れる電気ケーブル8を長手方向に所定長だけ直線的に挟
持するように、一対のエンドレスベルト体74、75が
上下に対向配置される。すなわち電気ケーブル8との接
触面が対向するように、上部ケーシング65にエンドレ
スベルト体74、下部ケーシング66にエンドレスベル
ト体75がそれぞれ支持されている。各エンドレスベル
ト体74、75はその対向面(電気ケーブル8との接触
面)が同方向に且つ同速度で移動するように駆動手段7
6で駆動される。なおエンドレスベルト体74、75は
図14ないし図17に示した軌道形成体49とその周囲
を周回するキャタピラユニット連結帯50と同様に構成
することができる。
【0027】駆動手段76はモータ等の駆動源77とそ
の出力歯車78に噛合する減速歯車79、該減速歯車7
9に噛合する駆動歯車80と81、それら駆動歯車80
と81を連結する連結歯車82と83を有し、さらに下
部ケーシング66と駆動歯車80と81の軸、連結歯車
82と83の軸を相互に連結する複数のリンク等を有し
ている。そして調整手段67により上部ケーシング65
と下部ケーシング66の間隔を調整する際に、これらリ
ンクにより、導入部63から導入される電気ケーブル8
を中心としてその間隔が変化するようになされる。
【0028】図22はケーブルドラムより引き出される
電気ケーブルを整列し、前記引線装置10に送出する整
列装置9の1例を示す平面図で、図23はそのD−D断
面図である。この例では整列装置9が携帯用ケース90
に収容できるように構成されている。図26に示すよう
に、携帯用ケース90は底部91と、該底部91に適宜
の掛合部により分離可能に取り付けられる蓋部92を有
し、蓋部92の側部に持ち運び用の把手93が取り付け
られる。なお以下に述べるように、底部91は本発明の
整列装置9の取り付け用の基体を兼用することができ
る。
【0029】図22および図23において、主軸94は
軸芯を水平方向に順次ずらせた多段軸(この例では4段
軸)とされ、最下段の軸部94aが携帯用ケース90の
底部91と兼用される基体95に複数のボルト96で固
定され、それから上部の各軸部94b〜94dがそれよ
り下側の軸部に順次複数のボルト96で固定される。な
お水平方向への軸芯のずれは整列する電気ケーブル8の
直径以上とされる。また主軸94は多段軸とせずに通常
の軸とすることもできる。主軸94の各軸部94a〜9
4dに軸受97を介してそれぞれ溝付きプーリー98が
回転自在に支持されている。そして各溝付きプーリー9
8の溝部99の内径は整列する電気ケーブル8の直径以
上とされる。
【0030】基体95の周辺部に沿うように、縦横方向
の細長い掛合溝100が設けられ、該掛合溝100に複
数の溝付き導入ローラ101がスライド可能、すなわち
基体95に対する位置を調整可能に掛合されている。各
溝付き導入ローラ101は、ケーブルドラムから引き出
される電気ケーブルの方向に合わせてその角度を調整で
きるようにその軸部に回転自在に連結され、それらの高
さは対応する溝付きプーリー98の溝部99に適合する
ように可変とされる。
【0031】溝付き導入ローラ101の反対側に位置す
る掛合溝100に一対の補助軸102がスライド可能に
掛合され、各補助軸32に複数段(この例では4段)の
溝付き送出ローラ103が設けられている。なおこれら
補助軸102は基体95に対して傾斜して掛合されてい
る。基体95に貫通孔を有するブラケット106が設け
られ、その貫通孔に補助軸104がピン107により傾
斜角度を調整可能にして固定されている。さらに補助軸
104に複数の溝付き押しつけローラ105が多段に設
けられている。溝付き押しつけローラ105の各段の溝
部の高さは、対応する溝付きプーリー98の各段の溝部
の高さに一致されており、溝付きプーリー98の溝部に
図5に点線で示すように電気ケーブル8がガイドされた
とき、それを溝付き押しつけローラ105の溝部で挟持
し押しつけられるようになっている。
【0032】図24は図1に示す方向変換用の整列装置
9aの1例を示す平面図で、図25はそのE−E断面図
である。なおこれらの図において図22(図23)と同
じ部分には同一符号が付されている。この整列装置9a
が図22(図23)に示す整列装置9と異なる部分は、
整列装置9における複数の溝付き導入ローラ101が存
在しないだけで、その他は同じように構成されている。
そして整列装置9で整列された複数の電気ケーブル8は
図の斜め下方から一対の溝付き送出ローラ103に導入
され、溝付きプーリー98の各溝部にて方向を変え、溝
付き押しつけローラ105にて押さえて下方の引線装置
へ送出される。
【0033】図27は図22に示す整列装置9、または
図24に示す整列装置9aを携帯用ケース90に収容し
た状態の透視図で、図28は携帯用ケース90の蓋部9
2を外して携帯用ケース90の蓋部91に固定されてい
る整列装置9または9aを該蓋部92の上に載せた状態
を示す部分断面図である。このようにして携帯用ケース
90は整列装置を使用する際の据え付け台として使用す
ることができる。
【0034】図29、図30は本発明の方法をビル等の
建物内における電気ケーブルの延線に適用した状態を示
す平面図である。図29に示すように、この例では配電
盤110と制御盤111が設置されている建物2階に4
個のケーブルドラムを配置し、引き出された各電気ケー
ブル8を整列装置9で整列して引線装置10に導入す
る。引線装置10から送り出される電気ケーブル8は駆
動装置4で駆動される搬送台1でA方向に搬送される。
搬送台1は図29の右側から図30に示す1階の現場操
作盤を経て、延長されて折り返し部3で折り返される。
次いで、搬送台1は往路と同じルートの復路(下段ケー
ブルラック)を延長されて図29のループ部分2の制御
盤111のルートに戻る。2階のループ部分2の下側ル
ートの制御盤111から電気ケーブル8を延線するに
は、整列装置9の送出側に逆送用の整列装置9aと引線
装置10aを追加(または整列装置9と引線装置10の
配置を変えて使用)し、駆動装置4を逆転して搬送台1
をB方向に移動させる。
【0035】
【発明の効果】本発明の延線方法によれば、延線路に沿
って仮設した搬送架台に電気ケーブルを載せ、それを駆
動装置により駆動して搬送するので、延線に際しての手
間と作業時間を大幅に低減できる。また電気ケーブルに
加わる引張荷重を極めて小さくできる。そのため電気ケ
ーブルが重い場合や長い距離を延線する場合でも、電気
ケーブルの芯線の断線や保護被覆の損傷等を引き起こす
おそれがない。
【0036】本発明の延線方法においては、さらに延線
効率を高めるために、複数のケーブルドラムより引き出
した各電気ケーブルを引線して搬送架台に載せ、それを
搬送しつつ延線していくことができる。本発明の延線方
法においては、基体に固定された主軸にそれぞれ独立に
回転自在に軸支された複数の溝付きプーリーを備えた整
列装置を使用し、複数のケーブルドラムより引き出した
各電気ケーブルを該整列装置の各溝付きプーリーにガイ
ドさせ、それを引線し搬送架台に載せるようにすること
ができる。このような整列装置を使用することにより、
電気ケーブルを各溝付きプーリーにガイドさせる際にそ
れらの位置を独立して長手方向の前後に自在に調整でき
るので、複数の電気ケーブルの先端部を揃えて容易に整
列させることができる。
【0037】本発明の延線方法においては、エンドレス
状の搬送架台の利用効率を高めるために、エンドレス状
の搬送架台を異なるルートの往路と復路に仮設し、搬送
架台の移動方向を切り換えることにより同一の電気ケー
ブル供給位置から往路と復路に電気ケーブルを延線して
いくことができる。本発明の延線方法においては、電気
ケーブルを長手方向に所定長挟持できるように対向配置
した一対のエンドレスベルト体と、各エンドレスベルト
体をその対向面が同方向に同速度で移動するように駆動
する駆動装置と、前記一対のエンドレスベルト体の間隔
を調整する調整手段とを備えた引線装置により電気ケー
ブルを引線することができる。このような引線装置は、
電気ケーブルをその長手方向に直線的に所定長挟持し両
側から同時に加圧駆動するので、電気ケーブルとエンド
レスベルト体間に大きな摩擦抵抗を発生させることがで
きる。そのため引線力が大きく、電気ケーブルの重量が
大きい場合や電気ケーブルの本数が多くなっても容易に
引線できる。さらに電気ケーブルの直径が変化しても対
応することができる。
【0038】本発明の延線方法においては、車輪装置に
より移動可能にされた複数の架台ユニットを互いに上下
左右に揺動可能に連結してエンドレス状とした搬送架台
を使用することができる。このような搬送架台を使用す
ることにより、延線に上下左右の比較的急な曲がり部が
あっても容易に対応できる。そしてさらに好ましくは架
台ユニットにおける電気ケーブルの載置部が上方に開放
されている構造とされる。このような架台ユニットを使
用することにより、搬送装置への電気ケーブルの載置お
よびそこからの取り出しを容易に行うことができる。本
発明の延線方法においては、架台ユニットを両側から挟
むように対向配置されて内側が同方向になるように同期
して駆動される一対のエンドレス状の駆動ベルトと、該
駆動ベルトに設けられた掛合部とを有する駆動装置を使
用し、該駆動装置の掛合部に架台ユニットにおける車輪
装置の車輪を掛合して搬送装置を駆動する。このような
駆動装置を使用することにより、搬送架台の両側が同期
して移動する一対のエンドレス状の駆動ベルトで駆動さ
れるので、搬送架台に偏った駆動力を加えることなく、
しかも搬送架台は所定長にわたって両側から均等な駆動
力で駆動される。
【0039】本発明の延線方法においては、延線路の曲
がり部に合わせた曲率を有する上部が開放された本体を
備え、該本体が搬送装置の架台ユニットの通過できる幅
の底部とその両側に設けた溝部を有し、さらに該底部に
ガイドローラを設けた曲がり部ガイド装置を使用するこ
とができる。その曲がり部ガイド装置を延線路の曲がり
部に配置することにより、通過する架台ユニットはその
車輪装置の車輪が前記溝部に保持案内されると共にその
ガイド面が前記ガイドローラに案内される。それにより
延線路の上下または左右の曲がり部、あるいはこれらが
複合する曲がり部、または折り返し部の曲がり部のいず
れにおいても、走行する搬送架台の安定性を確保でき
る。またかかる曲がり部ガイド装置を使用しても、搬送
架台を含めて延線路の上方を遮蔽することがないので、
搬送架台への電気ケーブルの載置および取り出しの障害
にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気ケーブルの延線方法の例を示す平
面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】搬送架台の1例を示す部分平面図。
【図4】搬送架台を構成する架台ユニット部分を示す側
面図。
【図5】図3の搬送架台1に電気ケーブル8を載置し、
その上部を飛び出し防止用の押さえ部材24で押さえた
状態を示す平面図。
【図6】図5の正面図。
【図7】図6のA−A断面図。
【図8】曲がり部ガイド装置5を延線路の上下曲がり部
に設けた例を示す平面図。
【図9】図8の正面図。
【図10】図8におけるB−B断面図。
【図11】曲がり部ガイド装置5を延線路の左右曲がり
部に設けた例を示す平面図。
【図12】曲がり部ガイド装置5を延線路の折り返し部
分3における曲がり部に設けた例を示す平面図。
【図13】図12の正面図。
【図14】搬送架台1を駆動する駆動装置4の1例を示
す平面図。
【図15】駆動ベルト体41の一方を構成する軌道形成
体の平面図。
【図16】図15の正面図。
【図17】キャタピラユニット連結帯50の1例を示す
部分的正面図。
【図18】図17のC−C断面図。
【図19】駆動ベルト体41間にケーブル8を搬送する
搬送架台1を挟んで駆動する状態を示す断面図。
【図20】引線装置10の1例を示す平面図。
【図21】図20の正面図。
【図22】ケーブルドラムより引き出される電気ケーブ
ルを整列し、前記引線装置10に送出する整列装置9の
1例を示す平面図。
【図23】図22のD−D断面図。
【図24】方向変換用として使用される整列装置9aの
1例を示す平面図。
【図25】図24のE−E断面図。
【図26】携帯用ケース90の斜視図。
【図27】整列装置9(9a)を携帯用ケース90に収
容した状態の透視図。
【図28】整列装置9(9a)a蓋部92の上に載せた
状態を示す部分断面図。
【図29】本発明の方法をビル等の建物内における電気
ケーブルの延線に適用した状態を示す平面図。
【図30】本発明の方法をビル等の建物内における電気
ケーブルの延線に適用した状態を示す平面図。
【符号の説明】
1 搬送架台 2 ループ部分 3 折り返し部分 4 駆動装置 5 曲がり部ガイド装置 6 電気ケーブル供給位置 7 ケーブルドラム 8 電気ケーブル 9 整列装置 9a 整列装置 10 引線装置 10a 引線装置 11 架台ユニット 12 連結手段 13 載置部 13a ガイド板 14 側壁部 15 車輪装置 16 車軸 17 車輪 18 板バネ体 19 ヒンジピン 20 ケーブルラック 20a 敷板 21 掛合部 22 挿入孔 23 バネ 23 押さえ部材 25 本体 26 底部 27 溝部 28 ガイドローラ 30 高さ調整装置 31 支柱 32 ナット 33 LMガイド 34 曲がりガイド装置 35 曲がりガイド装置 36 円弧状曲がりガイド装置 41 駆動ベルト体 42 駆動手段 43 駆動モータ 44 出力歯車 45 駆動歯車 46 駆動軸 47 駆動歯車 48 駆動軸 49 軌道形成体 50 キャタピラユニット連結帯 51 キャタピラユニット、 52 リンク部 53 ガイドローラ 54 ヒンジピン、 55 掛合部 56 ガイドローラ 57 フレーム 58 ボルト 61 携帯用ケース 62 把手 63 導入部 64 送出部、 65 上部ケーシング 66 下部ケーシング 67 調整手段 68 上部ブラケット 69 下部ブラケット 70 ネジ軸 71 スプロケット 72 チェイン 73 棒レンチ挿入部 74 エンドレスベルト体 75 エンドレスベルト体 76 駆動手段 77 駆動源 78 出力歯車 79 減速歯車 80 駆動歯車 81 駆動歯車 82 連結歯車 83 連結歯車 90 携帯用ケース 91 底部 92 蓋部 93 把手 94 主軸 94a 軸部 94b 軸部 94c 軸部 94d 軸部 95 基体 96 ボルト 97 軸受 98 溝付きプーリー 99 溝部 100 掛合溝 101 溝付き導入ローラ 102 補助軸 103 溝付き送出ローラ 104 補助軸 105 溝付き押しつけローラ 106 ブラケット 107 ピン 110 配電盤 111 制御盤

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置4により駆動されるエンドレス
    状の搬送架台1を電気ケーブル8の延線路に沿って仮設
    し、ケーブルドラム7より引き出した電気ケーブル8を
    引線し前記搬送架台1に載せ、それを搬送しつつ延線し
    ていくことを特徴とする電気ケーブルの延線方法。
  2. 【請求項2】 複数のケーブルドラム7より引き出した
    各電気ケーブル8を引線し搬送架台1に載せ、それを搬
    送しつつ延線していく請求項1に記載の電気ケーブルの
    延線方法。
  3. 【請求項3】 基体95に固定された主軸94にそれぞ
    れ独立に回転自在に軸支された複数の溝付きプーリー9
    8を備えた整列装置9を使用し、複数のケーブルドラム
    7より引き出した各電気ケーブル8を該整列装置9の各
    溝付きプーリー98にガイドさせ、その各電気ケーブル
    8を引線し搬送架台1に載せる請求項2に記載の電気ケ
    ーブルの延線方法。
  4. 【請求項4】 エンドレス状の搬送架台1を異なるルー
    トで往路と復路に仮設し、搬送架台1の移動方向を切り
    換えることにより同一の電気ケーブル供給位置6から往
    路と復路に電気ケーブル8を延線していく請求項1また
    は請求項2に記載の電気ケーブルの延線方法。
  5. 【請求項5】 電気ケーブル8をその方向に所定長挟持
    できるように対向配置した一対のエンドレスベルト体7
    4、75と、各エンドレスベルト体74、75をその対
    向面が同方向に同速度で移動するように駆動する駆動装
    置76と、前記一対のエンドレスベルト体74、75の
    間隔を調整する調整手段67とを備えた引線装置10を
    使用して電気ケーブル8を引線する請求項1〜請求項4
    のいずれかに記載の電気ケーブルの延線方法。
  6. 【請求項6】 車輪装置15により移動可能にされた複
    数の架台ユニット11を互いに上下左右に揺動可能に連
    結してエンドレス状とした搬送架台1を使用する請求項
    1〜請求項5のいずれかに記載の電気ケーブルの延線方
    法。
  7. 【請求項7】 各架台ユニット11における電気ケーブ
    ル8の載置部13の上方が開放されている請求項6に記
    載の電気ケーブルの延線方法。
  8. 【請求項8】 架台ユニット11を両側から挟むように
    対向配置されて内側が同方向になるように同期して駆動
    される一対のエンドレス状の駆動ベルト41と、該駆動
    ベルト41に設けられた掛合部55を有する駆動装置4
    を使用し、該駆動装置4の掛合部55に架台ユニット1
    1における車輪装置15の車輪17を掛合して搬送架台
    1を駆動する請求項6または請求項7記載の電気ケーブ
    ルの延線方法。
  9. 【請求項9】 延線路の曲がり部に合わせた曲率を有し
    て上部が開放された本体25を備え、該本体25は搬送
    架台1の架台ユニット11が通過できる幅の底部26と
    その両側に設けた溝部27を有し、さらに該底部26に
    ガイドローラ28を設けてなる曲がり部ガイド装置5を
    延線路の曲がり部に配置し、通過する架台ユニット11
    における車輪装置15の車輪17を前記溝部27に保持
    案内させると共にそのガイド板13aを前記ガイドロー
    ラ28に案内させるようにした請求項6〜請求項8のい
    ずれかに記載の電気ケーブルの延線方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU716837B1 (en) * 1998-11-04 2000-03-09 Hitachi Plant Engineering & Construction Co., Ltd. Construction method of laying cable and cable laying apparatus
SG81944A1 (en) * 1998-11-14 2001-07-24 Hitachi Plant Eng & Constr Co Construction method of laying cable and cable laying apparatus
CN113572083A (zh) * 2021-09-06 2021-10-29 江苏电子信息职业学院 一种建筑电气工程穿线施工装置

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