JPH1097788A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH1097788A
JPH1097788A JP8249585A JP24958596A JPH1097788A JP H1097788 A JPH1097788 A JP H1097788A JP 8249585 A JP8249585 A JP 8249585A JP 24958596 A JP24958596 A JP 24958596A JP H1097788 A JPH1097788 A JP H1097788A
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JP
Japan
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signal
bus cycle
row address
access
address
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JP8249585A
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English (en)
Inventor
Osamu Nishii
修 西井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAMの高速ページモードをプロセッサの複数
回のバスサイクルにわたり適用可能とする。 【解決手段】 ロウアドレスストローブ信号によって制
御されるメモリを有する情報処理装置に、バスサイクル
が終了したときにロウアドレスストローブ信号を非活性
化する第1手段と、バスサイクルが終了したときに、次
のバスサイクルが開始されるまでの間、ロウアドレスス
トローブ信号を活性化する第2手段と、該第1手段と該
第2手段のいずれかを選択する手段とを設ける。 【効果】 同一ロウのアクセス連続が見込まれるとき、
第2手段を用いることで、処理速度の高速化がはかれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、特
にその中でダイナミックメモリを有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】ダイナミックメモリ(以下DRAM;Dynamic
Random Access Memoryと称する)に関する従来技術がHIT
ACHI DRAM DATA BOOK, Mar 1991, 44頁−57頁に記載さ
れている。
【0003】ダイナミックメモリのアドレスはロウ・ア
ドレスとカラム・アドレスからなり、それぞれのアドレ
スのストローブはロウ・アドレス・ストローブ(Row Add
ressStrobe; RAS信号)とカラム・アドレス・ストローブ
(Column Address Strobe; CAS信号)と呼ばれる。本明細
書において、これらの信号には負極性を意味する#をつ
けるものとし、RAS#、CAS#と称する。
【0004】DRAMのアクセスの基本的手順は第1にロウ
・アドレスを与え、第2にカラム・アドレスを与えるこ
とである。基本的手順に忠実に従うと、n個のデータを
転送するためにはn回のロウ・アドレスの転送と、n回
のカラム・アドレス転送を要する。この基本的手順と比
べてアクセス速度、単位時間当たりのデータ転送量を改
善する方法として、高速ページモードが知られ、現在一
般的に使用されている。高速ページモードでは同一ロウ
に属しカラムアドレスのみ異なる複数のデータをアクセ
スする場合に、第2回目以降のアクセスではロウ・アド
レスを省略し、カラム・アドレス入力から処理を開始す
る。
【0005】この高速ページモードを使用すると、ロウ
・アドレス入力を省略できる分、あるいはロウアクセス
に関するメモリ内部処理が低減される分、通常のアクセ
スサイクルに比べてリード・アドレスアクセス時間(ア
ドレス入力からリードデータ出力時間)が改善される。
また最小データ転送ピッチ(2個の連続したアクセスの
時間間隔)も改善される。
【0006】該文献では51頁、54頁にそれぞれ通常
リードサイクル、高速ページモードのリードサイクルの
タイミング図が記載されている。該文献によれば高速ペ
ージモードにより、リード・アドレスアクセス時間は6
0nsから30nsに、最小データ転送ピッチは120nsか
ら45nsに改善される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】DRAMの高速ページ
モードはデータアクセスの高速処理には有効である。し
なしながらDRAMの高速ページモードをプロセッサの
複数回のバスサイクルにわたり適用しようと試みるとす
ると、一部のアクセスシーケンスに対してかえって所要
サイクルが増加する場合がある。
【0008】図2は、2回のDRAMバスサイクルを行
う場合の第2回目のバスサイクルの動作を示したもので
ある。ただし、ここでアクセスするアドレスはアクセス
開始の寸前まで確定していないものとする。また2つの
タイミングチャート201、202の両方とも第1回目
のバスサイクルのDRAMロウアドレスと第2回目のバ
スサイクルのDRAMロウアドレスは相異なるものとす
る。タイミングチャート201は、第1回目のDRAM
バスサイクルの終了時にRAS#=Lのままで保つ制御
の方針をとったときの動作である。なお、以下、Lo
w、“L”は低電位、High、“H”は高電位を意味
するものとする。205はDRAMのアドレス信号、2
06はDRAMのデータ信号、207はRAS#信号、
208はCAS#信号である。信号203はプロセッサ
の内部から発せられる、バスサイクルを要求する信号で
ある。
【0009】タイミングチャート201で、信号203
がHighになったときに、1回目と2回目のアクセス
のロウアドレスが相違なることが判明する。そのため一
旦RAS#信号をHighにして、その後新しいロウア
ドレスをDRAMに与えてRAS#信号をLowにして
いる。204はRAS#信号がHighなる期間であるが、この
期間中にDRAMのプリチャージが行われる。その値は前DR
AM DATA BOOKによれば、該HM514256A-6では最低tRP=50n
sを確保しなれればならない。
【0010】図2のタイミングチャート202は高速ペ
ージモードを複数のバスサイクルにわたり使用しない制
御の方針をとったときの動作を示す。そのとき1回目の
アクセスの終了時にRAS#信号をHighにしている。信号2
03がHighになったときには、新しいロウアドレスをDR
AMに与えてRAS#信号をLowにするところから処理が始ま
る。
【0011】201と202を比較するとおおよそDRAM
のプリチャージ時間tRPの分、201のほうが所要時間
を余分に要する。これが先に述べた、DRAMの高速ページ
モードをプロセッサの複数回のバスサイクルにわたり適
用しようと試みるた場合の処理サイクルの増加である。
【0012】本発明が解決しようとする課題は、DRAMの
高速ページを複数回のバスサイクルにわたり適用するこ
とによりバスサイクル処理速度を高速にしつつ、同時に
一部のアクセスシーケンスに対して起る、DRAMの高速ペ
ージを複数回のバスサイクルにわたり適用したためにか
えって処理速度が低下する問題を回避することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】ひとつのバスサイクルが
終了したときに該ロウ・アドレス・ストローブ信号を非
活性化する第1の手段を有し、ひとつのバスサイクルが
終了したときに該ロウ・アドレス・ストローブ信号を活
性化したまま継続する第2の手段を有し、該第1の手段
と該第2の手段の選択手段を有することを特徴とする。
該第1の手段と該第2の手段の一方を適切に選択するこ
とにより処理時間が最小化される。
【0014】また、その選択手段は、プロセッサの特定
の命令実行にともない書かれるレジスタ値に従って選択
を行う。
【0015】また、その該選択手段は、プロセッサの過
去のバスサイクルのアドレスから演算した結果に従って
選択を行う。
【0016】また、その選択手段は、該プロセッサの命
令アクセスに応答して該第2の動作を、該プロセッサの
データアクセスに応答して該第1の動作を選択する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、情報処理装置の全体図で
ある。101はプロセッサ、102はDRAMである。10
2は4個のDRAM LSIからなる。DRAM制御信
号生成部105は、DRAMの制御信号であるアドレス
113(MA(13:0))、データ114(MD
(3:0)(7:0))、RAS#信号115、CAS
#信号116(CAS#(3:0))、書き込みイネー
ブル信号117(WE#(3:0))を作成している。
ここで、ひとつのバスサイクルが終了したときに該ロウ
・アドレス・ストローブ信号を非活性化する第1の手段
とひとつのバスサイクルが終了したときに該ロウ・アド
レス・ストローブ信号を活性化したまま継続する第2の
選択手段は、DRAM制御信号生成部105の中に論理
回路として実現されている。高速ページモード継続使用
レジスタ104の値は、第1の手段と第2の手段の選択
の際に用いられる。
【0018】この高速ページモード継続使用レジスタ1
04は、DRAM制御信号生成部105によって設定され
る。レジスタ104の出力値は継続使用指示信号111
であり、バスサイクルの開始時と終了時に作用する。継
続使用指示信号111の値が「1」の場合、複数回のバ
スサイクルにわたりDRAMの高速ページ動作を適用するこ
とを意味し、「0」の場合、複数回のバスサイクルにわ
たりDRAMの高速ページ動作を適用しないことを意味
する。
【0019】プロセッサのバスサイクルアドレス生成部
103は、外部メモリをアクセスする際のアクセスアド
レス110を出力する。アドレス信号113、データ信
号114、RAS#信号115、CAS#信号116、書き込みイ
ネーブル信号117はプロセッサ101、DRAM102の間
のLSI間信号である。書き込みイネーブル信号117も
また負極性の信号であり、Lで書き込み、Hで読み出しを
意味する。アドレス信号113は14ビットの信号線から
なる。データ信号114は32ビットであり、4個のDRAM
と8本ずつの接続を有する。CAS#信号116、書き込み
イネーブル信号117はそれぞれ4ビットであり、4個のD
RAMと1本ずつの接続を有する。
【0020】106はロウアドレスレジスタであり、前
回に行われたDRAMアクセスのロウアドレスを保持する。
107は一致比較器であり、レジスタ106の出力であ
るロウアドレスレジスタ値118と、現在のアクセスア
ドレス110のロウ部分が等しいか否かを判定する。一
致比較器107は、ロウアドレスレジスタ値118とア
クセスアドレス110が等しい場合1を、等しくない場
合0を119としてDRAM制御信号生成部105に伝達す
る。
【0021】108はロウ有効ビットであり、ロウアド
レスレジスタ106が有効であるか否かを示す。ビット
=1のとき有効、ビット=0のとき無効とする。112
は有効ビット108の書き込み兼読み出し信号であり、
DRAM制御信号生成部105に接続している。有効ビット
108はRAM制御信号生成部105によって電源投入直
後、またはバスアクセス開始のとき書き込まれ、バスア
クセス開始のとき読み出される。電源投入直後には0が
書き込まれる。
【0022】図3はDRAMバスサイクルが終了したときの
動作を決定する真理値表である。この表は信号111が
1のとき、複数回のバスサイクルにわたりDRAMの高速ペ
ージ動作を適用する動作を具体的に説明するものとなっ
ている。図3の真理値表301はDRAM制御信号生成部1
05の中に論理回路として実現されている。
【0023】真理値表301の入力は継続使用指示信号
111の値、出力はRAS#信号115の値を示す。真理値
表301の310の場合の説明:信号111=1のと
き、RAS#信号115=Lとなる。またこのとき有効ビッ
ト108に1を書き込む。現在のアクセスアドレス11
0のロウアドレス部分がロウアドレスレジスタ106に
書き込む。真理値表301の311の場合の説明:信号
111=0のとき、RAS#信号115=Hとなる。またこ
のとき有効ビット108に0を書き込む。現在のアクセ
スアドレス110のロウアドレス部分がロウアドレスレ
ジスタ106に書き込む。図4は図3の動作が機能する
場合を示すタイミング図である。図は4個のデータ転送
を含む1回のリードサイクルが行われていることを示
し、時刻401以降のRAS#信号115の値は表3によっ
て定まる。図4の中の310、311は2つの場合に対
するタイミング図が重ねあわせて記載されているが、こ
の2つが表301の出力310、311に対応している
ことを示す。310はDRAMの高速ページ動作を継続して
使用していることを、311はDRAMの高速ページ動作を
継続して使用していないことを意味する。
【0024】図5は新しいDRAMバスサイクルを開始する
場合の動作を決定する真理値表である。501が真理値
表全体である。この真理値表はDRAM制御信号生成部10
5の中に論理回路として実現されている。真理値表50
1の入力は継続使用指示信号111、ロウ一致比較信号
119、ロウ有効ビット読み出し信号112である。表
の出力はRAS#信号115, CAS#(3:0)信号116であ
る。
【0025】真理値表501の510の場合の説明:入
力信号111=1、かつロウ一致比較信号119=0の
とき、RAS#信号115、CAS#(3:0)信号116の両方にH
を出力する。このケースは前回のロウアドレスと今回の
ロウアドレスが等しくないため、高速ページ動作を継続
して行うことができず、一旦プリチャージ動作に遷移す
ることを示す。
【0026】真理値表501の511の場合の説明:入
力信号111=1、かつロウ一致比較信号119=1、
かつロウ有効ビット読み出し信号112=0のとき、RA
S#信号115、CAS#(3:0)信号116の両方にHを出力す
る。このケースは前回のロウアドレスと今回のロウアド
レスが等しいが、前回のロウアドレスの効果が何らかの
効果により無効化されてため、高速ページ動作を継続し
て行うことができず、一旦プリチャージ動作に遷移する
ことを示す。
【0027】真理値表501の512の場合の説明:入
力信号111=1、かつロウ一致比較信号119=1、
かつロウ有効ビット読み出し信号112=1のとき、RA
S#信号115にLを、また、CAS#(3:0)信号116のう
ち数個にLを出力する。このケースは前回のロウアドレ
スと今回のロウアドレスが等しく、かつ前回のロウアド
レスが有効であるため、高速ページ動作を継続して行う
ことを示す。CAS#(3:0)信号116のうちLを出力するの
が4個でなく数個でないのは例えばプロセッサからの1
バイトのみの書き込みの可能性が有るからである。
【0028】真理値表501の513の場合の説明:入
力信号111=0のとき、RAS#信号115にLを、CAS#
(3:0)信号116にHを出力する。信号111=0は複数
回のバスサイクルにわたりDRAMの高速ページ動作を適用
しないことを意味するから、前回のロウアドレスに関す
る情報は全く用いられず、DRAMアクセスのロウアドレス
送出からの動作を行うことを示す。
【0029】図6は図5の動作を説明するためのタイミ
ング図である。図中には3つの場合のタイミング図60
1、602、603が記載されている。601、60
2、603は皆2回のDRAMバスサイクルから成ってい
る。また3つに共通して、時刻604で1回目のバスサ
イクル要求が、時刻605で2回目のバスサイクル要求
が発生しているものとする。また図601−603中ア
ドレス信号(113)の“R”はロウアドレスを、“C”はカ
ラムアドレスを意味するものとする。
【0030】タイミング図601は図5での場合510
に対応する動作を示す。場合510になるときには信号
111=Hである。信号111=Hであることは高速ペー
ジ動作を継続使用することを意味するのでので、1回目
のバスサイクル607の終了後RAS#信号115をLに保った
ままにしている。時刻605で2回目のバスサイクル要
求が発生するが、その時2回のロウアドレスが異なるた
めDRAMの高速ページ動作を継続して使用できないことが
判明するので、いったんRAS#信号115をHにして、その後
時刻606になりRAS#信号115をLにし、2回目のバスサ
イクル608を開始する。
【0031】タイミング図602は図5での場合512
に対応する動作を示す。場合512になるときには信号
111=Hである。信号111=Hであるので、1回目の
バスサイクル609の終了後RAS#信号115をLに保ったま
まにしている。時刻605で2回目のバスサイクル要求
が発生し、その時2回のロウアドレスが等しいためDRAM
の高速ページ動作を継続して使用できることが判明する
ので、RAS#信号115=LowのままCAS#信号616をLにし、
2回目のバスサイクル610を開始する。
【0032】タイミング図603は図5での場合513
に対応する動作を示す。場合513になるときには信号
111=Lである。信号111=Lであることは高速ペー
ジ動作を継続使用しないことを意味するのでので、1回
目のバスサイクル611の終了後RAS#信号115をHにして
いる。時刻605で2回目のバスサイクル要求が発生
し、RAS#信号115=Lにし、2回目のバスサイクル612
を開始する。
【0033】1回目と2回目のロウアドレスが等しいと
きには、動作は602か603の一方になる。その中で
より高速なのは602であり継続使用指示信号111=
Hのときに達成される。
【0034】1回目と2回目のロウアドレスが等しくな
いときには、動作は601か603の一方になる。その
中でより高速なのは603であり継続使用指示信号11
1=Lのときに達成される。
【0035】図7はレジスタ104の内部構成を示した
ものである。701はフリップフロップ、702は3ス
テートバッファである。703、704は2入力ANDゲ
ートであり2つの入力の論理積を出力する。705はア
ドレスデコーダである。706はインバータであり入力
の論理否定を出力する。710はプロセッサ内部バス、
711はライト指示信号、712はアクセスイネーブル
信号、713はプロセッサ内部アドレスである。
【0036】レジスタ104はメモリマップド(memory
mapped)レジスタとして実現されている。該マップドア
ドレス(特定のアドレス)へのストア命令により信号71
1=1、712=1、713=デコード対象アドレスと
なり、703の出力は1になる。その結果プロセッサバ
ス710の値が701に書き込まれる。該マップドアド
レスへのロウド命令により信号711=0、712=
1、713=デコード対象アドレスとなり、704の出
力は1になる。その結果701の書き込み値がプロセッ
サバス710に送られる。信号111はフリップフロッ
プ701の出力値である。
【0037】図8はレジスタ104の別な実施例を示し
たものである。801はフリップフロップである。80
2はアクセス開始指示信号である。アクセス開始時に一
致比較信号119が801に書き込まれる。
【0038】図8のレジスタを用いた場合、バスサイク
ルnとバスサイクル(n+1)のロウアドレスが等しいとき、
バスサイクル(n+1)の終了時に高速ページの継続動作を
行う。これはバスサイクルnとバスサイクル(n+1)のロウ
アドレスが等しいときバスサイクル(n+2)のロウアドレ
スも等しい確率が高いという理由からきている。信号1
11はフリップフロップ801の出力値である。
【0039】図9はレジスタ104の別な実施例を示し
たものである。901はフリップフロップである。90
2はアクセス開始指示信号である。903は命令/デー
タ識別信号であり、命令のときに1を示す。アクセスの
開始時に信号903が901に書き込まれる。信号11
1はフリップフロップ901の出力値である。
【0040】図9のレジスタを用いた場合、あるバスサ
イクルが命令アクセスのときに、高速ページの継続動作
を行う。これは2つの命令アクセスが連続する場合に
は、アドレスが連続しロウアドレスも等しい確率が高い
という理由からきている。
【0041】図9のレジスタ104を用いた場合、プロ
セッサの命令アクセスの終了後は、バスサイクルが終了
したときに次のバスアクセスが開始されるまでの間該ロ
ウ・アドレス・ストローブ信号を活性化したまま継続す
る動作を、プロセッサのデータアクセスの終了後は、バ
スサイクルが終了したときに該ロウ・アドレス・ストロ
ーブ信号を非活性化する動作を選択する。
【0042】
【発明の効果】DRAMの高速ページを複数回のバスサイク
ルにわたり適用すると処理速度が低下するアクセスシー
ケンスに対しては、タイミング図603に示すようにDR
AMの高速ページを複数回のバスサイクルにわたり適用せ
ず、それ以外のアクセスシーケンスに対しては、タイミ
ング図602に示すようにDRAMの高速ページを複数回の
バスサイクルにわたり適用することが可能である。これ
により最適な処理速度を達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた情報処理装置の全体図である。
【図2】従来の情報処理装置でのダイナミックメモリを
アクセスするときのタイミング図である。
【図3】ダイナミックメモリのバスサイクルを終了する
ときの動作表である。
【図4】本発明を用いた情報処理装置でのタイミングチ
ャートである。
【図5】ダイナミックメモリのバスサイクルを開始する
ときの動作表である。
【図6】本発明を用いた情報処理装置でのタイミングチ
ャートである。
【図7】レジスタ104の内部構成図である。
【図8】レジスタ104の別な構成図である。
【図9】レジスタ104の別な構成図である。
【符号の説明】
101:プロセッサ、102:ダイナミックメモリ(DRA
M)、103:アクセスアドレス生成部、104:高速ペ
ージモード継続使用レジスタ、105:DRAM制御信号生
成部、106:ロウアドレスレジスタ、107:ロウ一
致比較器、108:ロウレジスタの有効性を示す有効ビ
ット、110:アクセスアドレス信号線、111:高速
ページモード継続使用信号、112:ロウ有効ビットの
読み出しおよび書き込み信号、113:アドレス信号、
114:データ信号、115:ロウ・アドレス・ストロ
ーブ信号、116:カラム・アドレス・ストローブ信
号、117:書き込みイネーブル信号、118:ロウア
ドレスレジスタのレジスタ値、119:ロウ一致比較結
果、201,202:タイミング図、203:アクセス
開始指示信号、204:プリチャージ期間、205:ア
ドレス信号、206:データ信号、207:ロウ・アド
レス・ストローブ信号、208:カラム・アドレス・ス
トローブ信号、301:真理値表、310,311:場
合分けの各々、401:リードバスサイクル終了時刻、
501:真理値表、510から513:場合分けの各
々、601,602,603:タイミング図、604,
605,606:時刻、607から612:バスサイク
ル、701:フリップフロップ、702:3ステートバ
ッファ、703,704:2入力ANDゲート、705:
アドレスデコーダ、706:インバータ(論理反転
器)、801:フリップフロップ、802:アクセス開
始指示信号、901:フリップフロップ、902:アク
セス開始指示信号、903:命令/データアクセス識別
信号。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセッサ、ダイナミックメモリを有し、 ダイナミックメモリはロウ・アドレス・ストローブ信号
    によって制御され、 該プロセッサが発するすくなくともひとつの開始アドレ
    スと予め決まった数のデータ転送からなるバスサイクル
    を有し、 ひとつのバスサイクルが終了したときに該ロウ・アドレ
    ス・ストローブ信号を非活性化する第1の手段を有し、 ひとつのバスサイクルが終了したときに,次のバスアク
    セスが開始されるまでの間該ロウ・アドレス・ストロー
    ブ信号を活性化したまま継続する第2の手段を有し、 該第1の動作と該第2の動作の選択手段を有することを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】該選択手段は、該プロセッサの特定の命令
    実行にともない書かれるレジスタ値に従って選択を行う
    ことを特徴とする、請求項1に記載する情報処理装置。
  3. 【請求項3】該選択手段は、該プロセッサの過去のバス
    サイクルのアドレスから演算した結果に従って選択を行
    うことを特徴とする、請求項1に記載する情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】該選択手段は、該プロセッサの命令アクセ
    スに応答して該第2の動作を、該プロセッサのデータア
    クセスに応答して該第1の動作を選択することを特徴と
    する、請求項1に記載する情報処理装置。
JP8249585A 1996-09-20 1996-09-20 情報処理装置 Pending JPH1097788A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001059573A1 (fr) * 2000-02-07 2001-08-16 Hitachi, Ltd. Dispositif de traitement de l'information et circuit integre a semi-conducteurs
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