JPH1097573A - ワークフローシステム - Google Patents

ワークフローシステム

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JPH1097573A
JPH1097573A JP27175796A JP27175796A JPH1097573A JP H1097573 A JPH1097573 A JP H1097573A JP 27175796 A JP27175796 A JP 27175796A JP 27175796 A JP27175796 A JP 27175796A JP H1097573 A JPH1097573 A JP H1097573A
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Hiroyuki Tarumi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分岐やループを含むワークフロー業務において
は、ワークフローの各単位業務の予告を適切に行うこと
を可能とするシステムの提供。 【解決手段】ワークフロー業務が分岐を含む場合に、ワ
ークフローシステムが単位業務の各々を、担当する担当
作業者に予め予告を行う際に、すべての単位業務に対し
て予告を行い(ステップ2)、分岐するノードの処理待
ち後、分岐の結果を参照して、該分岐の結果実行が不要
となった単位業務の予告をキャンセルする(ステップ
4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
に関し、特に、業務の手順と業務上の情報の流れを定
義、運用、及び管理するための、ワークフローシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の作業者が関わる一連の業務の手順
を定義し、運用・管理する、いわゆるワークフローシス
テムは、業務手順に従った業務の運用、及び管理を可能
としている。
【0003】一般に、従来のワークフローシステムにお
けるワークフローの定義とは、業務を複数の単位業務に
分解した上で、各単位業務の実行順序、各単位業務を担
当する担当者、各単位業務間で受け渡しされるデータの
形式を定義したものである。例えば、出張伝票の処理と
いう業務の一例では、出張伝票を作成する第1の単位業
務、それを承認する第2の単位業務、切符やホテルを予
約する第3の単位業務、出張経費の精算申請を行う第4
の単位業務、該精算申請に基づく経理処理をする第5の
単位業務、から成っているものと考えることができ、こ
れらの単位業務は、この順で実行される。
【0004】このうち第1、及び第4の単位業務は出張
者本人が担当し、第2の単位業務は出張者本人の上司、
第3の単位業務は秘書、第5の単位業務は経理担当者が
それぞれ担当する。また、各単位業務間で受け渡しされ
るデータは出張伝票である。
【0005】出張伝票の処理の例では、各単位業務は一
つずつ順に実行されたが、複数の単位業務のうち一つだ
けが条件によって実行されるような条件分岐や、複数の
単位業務が並行して実行される並行処理があっても良
い。
【0006】図20は、ワークフローシステムの典型的
な構成としてクライアント・サーバ方式の構成例を示す
ブロック図である。図20を参照すると、ワークフロー
クライアント1001は、作業者に各々一つ割り当てられ、
作業者に対するワークフロー単位業務の内容の通知、単
位業務の期限管理等を行う。またワークフローサーバ10
00は、ワークフロー業務の定義を保持し、ワークフロー
業務の進捗を管理し、各ワークフロークライアント1001
に対して単位業務の発生を通知する。
【0007】ワークフローサーバ1000、及びクライアン
ト1001とも計算機システム(プログラム)として構成さ
れており、その間の通信は、計算機システム間の様々な
通信手段によって実現される。なお、ワークフローサー
バ1000と各ワークフロークライアント1001とは、同一の
計算機ハードウェア上で稼働していても、異なる計算機
ハードウェア上で稼働していてもよい。また、一般に
は、ワークフローサーバ1000と各ワークフロークライア
ント1001のいずれも、動作を開始してから終了するまで
同一の計算機ハードウェア上に留まっている必要はな
い。
【0008】図21は、ワークフロー業務における業務
の流れを表現する典型的なチャート図の一例を示す図で
ある。図21を参照して、チャートは、複数のノード10
02をアーク1003で接続したものである。各ノード1002
は、いずれかの作業者と該作業者のなすべき単位作業を
表現し、各アーク1003は業務の手順を表現している。
【0009】これらのワークフローシステムの従来例と
しては、例えば以下に記載のものがあり、それぞれの技
術事項は以下に掲げた文献に記載されている。
【0010】(1)Staffware(商品名)については、
日本ユニシス(株)社発行の製品カタログ及び営業資
料、例えば1994年2月3日に東京で開催されたグル
ープウェア・ソリューション’94で配布された資料に
記載されている。
【0011】(2)ActionWorkflow(商品名)について
は、刊行物、“The Information Society”、Vol.9、第
391から404頁の、“The Action Workflow Approa
ch toWorkflow Management Technology”と題する論文
に記載されている。
【0012】(3)Regatta(商品名)については、1
993年11月1日から4日まで米国カリフォルニア州
Milpitasで開催された会議“Conference on Organizati
onalComputing Systems”で発表され、論文集の第13
0〜141頁の“Visual Support for Reengineering W
ork Processes”と題する論文に記載されている。
【0013】ところで、一部のワークフローシステム
や、同様の機能を提供する電子メール回覧システムで
は、複数の作業者が順に作業を行うとき、将来の単位業
務に携わる作業者の利用するワークフロークライアント
1001に対して単位業務予告を行う。例えば、図21に示
すように、複数の作業者が、P1、P2、P3、…、Pnの
順に単位業務を行う場合、P1が単位業務を開始すると
きに、P2以降の作業者に対して予め単位業務の予告を
行うことにより、作業者の作業スケジュールを予告して
おくことができる。
【0014】このような従来技術としては、例えば特開
平6−216934号公報(発明の名称:「電子メール
回覧システム」)に記載されたものがある。同公報に
は、電子メールの回覧において、回覧先に予め予告メー
ルを送る方式が提案されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ワークフロ
ー業務の手順においては、一般には、分岐が発生する。
例えばP1の次の作業者が条件によってP2aまたはP2b
のいずれかになるような場合である。このような場合に
対して、単位業務の予告を行う方式については、従来、
明らかとされていなかった(第1の問題点)。
【0016】さらに、ワークフローによる業務の手順に
おいては、一般にはループ(同種の単位業務の繰り返
し)が発生する。例えば、図21において、P3が業務
をP2に差し戻すような場合である。このような場合に
対して、単位業務の予告を行う方式については、従来、
明らかにされていなかった(第2の問題点)。
【0017】したがって、本発明は、上記事情に鑑みて
なされたものであって、その目的は、上記した二つの問
題点、すなわち、分岐が発生するワークフローにおいて
単位業務の予告を行う方式が明らかでないという第1の
問題点と、ループが発生するワークフローにおいて単位
業務の予告を行う方式が明らかでないという第2の問題
点とを、解消するワークフローシステムを提供すること
にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、複数の作業者が担当し、該各々の作業者が担
当する単位業務の一連のつながりによって実現されるワ
ークフロー業務について、該ワークフロー業務を構成す
る各単位業務の要件、担当作業者名、順序、開始予定時
刻、締切予定時刻、および各単位業務のつながりを決定
する条件を定義し、該定義に基づいて各作業者が業務を
実行するのに必要なソフトウェアおよびハードウェアを
必要に応じて制御し、さらに必要に応じて各作業者に単
位業務の実行を促すワークフローシステムにおいて、前
記ワークフロー業務が分岐を含む場合に、前記ワークフ
ローシステムが前記単位業務の各々を担当する担当作業
者に予め予告を行う際に、(a)すべての単位業務に対
して予告を行い、(b)分岐の結果を参照して、該分岐
の結果、実行が不要となった単位業務に対する予告をキ
ャンセルする、上記各工程を含むことを特徴とする。
【0019】また、本発明は、第2の視点において、前
記ワークフロー業務が分岐を含む場合に、前記ワークフ
ローシステムが前記単位業務の各々を担当する担当作業
者に予め予告を行う際に、(a)過去に最も頻繁に分岐
したワークフローの流れである最頻分岐フローに属する
単位業務の予告を行い、(b)実際の分岐が最頻分岐フ
ロー以外であった場合に、前記最頻分岐フローに属する
単位業務の予告をキャンセルし、(c)実際の分岐が最
頻分岐フロー以外であった場合に、実際に分岐したフロ
ーに属する単位業務の予告を改めて行う、上記各工程を
含むことを特徴とする。
【0020】さらに、本発明は、第3の視点において、
前記ワークフロー業務が特定の複数の単位業務を繰り返
すループを含む場合に前記ワークフローシステムが前記
単位業務の各々を担当する担当作業者に予め予告を行う
際に、(a)前記ループを構成する各単位業務に関して
予告を行い、(b)前記ループを脱出した後の最初の単
位業務の開始予定時刻を、前記ループを構成する最後の
単位業務の開始予定時刻に、前記ループを構成する最後
の単位業務を開始してからループを終了するまでの時間
の平均を加えた時刻として予告する、上記各工程を含む
ことを特徴とする。
【0021】そして、本発明は、第4の視点において、
前記ワークフロー業務が特定の複数の単位業務を繰り返
すループを含む場合に前記ワークフローシステムが前記
単位業務の各々を担当する担当作業者に予め予告を行う
際に、(a)前記ループを構成する各単位業務のうち前
記ループの最後の単位業務を除くものに関して予告を行
い、(b)前記ループの後の単位業務に関して予告を行
い、(c)前記ループの最後の単位業務に関して、該単
位業務の開始予定時刻を該単位業務の第1回目の開始予
定時刻とし、該単位業務の締切予定時刻を該ループの後
の最初のノードの単位業務開始予定時刻として予告す
る、上記各工程を含むことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、前記した第1の問題点を解決するための第1の手段
として、分岐するすべてのフローに対して単位業務の予
告を行う、ことを特徴としたものである。
【0023】例えば、図1に示したチャートのように、
P2の次のステップがP31、P32、P33に分岐してお
り、その次のステップがそれぞれP41、P42、P43であ
る場合を考える。このとき、予め可能性のあるすべての
作業者(P2、P31、P32、P33、P41、P42、P43の
すべて)に対して予告を行い、P2において分岐先が確
定した時点で、分岐しないことが判明した作業者に対し
て予告のキャンセルを行う。
【0024】本発明は、その好ましい第2の実施の形態
において、前記第1の問題点を解決するための第2の手
段として、過去の分岐履歴を調査し、最も頻度の高い分
岐先に単位業務の予告を行う、ものである。
【0025】例えば、図1に示すように、P2の次のス
テップがP31、P32、P33に分岐しており、その次のス
テップがそれぞれP41、P42、P43である場合を考え
る。このとき、P2における過去の分岐履歴を調査し、
最も頻度の高い分岐先(例えばP31とする)のフローに
のみ予告を行い、他のフローには予告を行わない。
【0026】そして、現実の分岐先が予告と異なった場
合は、その時点で真の分岐先のフローに対して予告を行
い、誤りとなった分岐先には予告のキャンセルを行う。
【0027】次に本発明は、その好ましい第3の実施の
形態において、前記第1の問題点を解決するための第3
の手段として、過去の分岐履歴を調査し、最も頻度の高
い分岐先のフローと、他のフローの最初のノードにのみ
単位業務の予告を行う、ことを特徴としている。
【0028】例えば、図1に示すように、P2の次のス
テップがP31、P32、P33に分岐しており、その次のス
テップがそれぞれP41、P42、P43である場合を考え
る。このとき、P2における過去の分岐履歴を調査し、
最も頻度の高い分岐先(例えばP31とする)で始まるフ
ローと、他のフローの最初のノードにのみ予告を行い、
他のフローには予告を行わない。
【0029】そして現実の分岐先(例えばP32とする)
が予告と異なった場合には、その時点で、真の分岐先の
フローの二番目以降のノード(P42)に対して予告を行
い、分岐しないフローに属するノード(P31、P41、P
33)には予告のキャンセルを行う。
【0030】本発明は、その好ましい第4の実施の形態
において、前記第1の問題点を解決するための第4の手
段として、過去の分岐履歴を調査し、最も頻度の高い分
岐先のフローと、他のフローの最初のN日分(Nは既定
値)の単位業務のみ予告を行う、ものである。
【0031】例えば、図1に示すように、P2の次のス
テップがP31、P32、P33に分岐しており、その次のス
テップがそれぞれP41、P42、P43である場合を考え
る。このとき、P2における過去の分岐履歴を調査し、
もっとも頻度の高い分岐先(例えばP31とする)で始ま
るフローと、他のフローの最初のN日分の単位業務に関
するノードにのみ予告を行い、他のフローには予告を行
わない。
【0032】そして現実の分岐先(例えばP32とする)
が予告と異なった場合は、その時点で、真の分岐先のフ
ローのN日目以降の作業に関するノードに対して予告を
行い、分岐しないフローに属するノードには予告のキャ
ンセルを行う。
【0033】本発明は、その好ましい第5の実施の形態
において、前記第1の問題点を解決するための手段とし
て、前記第1から第4の手段と、を合わせて用いる。
【0034】この実施の形態では、分岐するノード(以
下「分岐ノード」という。図1のP2が分岐ノードであ
る)に至る以前のステップでの単位業務が終了した際
に、作業結果のデータを調査し、もし分岐先が確定して
いれば、分岐先の変更を必要に応じて行うものである。
【0035】例えば、図1に示すように、P2の次のス
テップがP31、P32、P33に分岐しており、その次のス
テップがそれぞれP41、P42、P43である場合に、前記
第2の手段と合わせて第5の手段を用いると次のように
なる。すなわち、P2における過去の分岐履歴を調査
し、最も頻度の高い分岐先(例えばP31とする)で始ま
るフローにのみ予告を行い、他のフローには予告を行わ
ない。さらに、P2に至る以前のステップであるP1で単
位業務が終了すると同時に、各単位業務の結果のデータ
を調査する。ここで分岐先が確定していれば、その時点
でもし分岐先の変更が必要であれば、真の分岐先のフロ
ーの各ノードに対して予告を行い、分岐しないフローに
属するノードには予告のキャンセルを行う。
【0036】一例として、購入要求書において、20万
円以上は部長の承認が必要という場合、購入要求者が金
額をインプットした時点で、部長承認が必要かどうかは
判定できるので、その時点で予告を確定し、不要な予告
はキャンセルできる。
【0037】また、本発明は、その好ましい実施の形態
において、前記第2の問題点を解決するため、以下の二
種類の手段を提供する。
【0038】すなわち本発明は、その好ましい第6の実
施の形態において、前記第2の問題点を解決するための
第1の手段として、過去のループの履歴を調査し、ルー
プが終了するまでの平均時間に基づいて作業開始時刻を
予告する、ものである。例えば、図2に示したチャート
のように、P3がある条件が満たされるまでの間業務を
P2に差し戻すような場合を考える。
【0039】このとき、P3における過去の履歴を調査
し、ループが終了するまでの平均的時間(日数)を求め
る。そして、P2、P3に対しては第1回目のループの時
刻を予告し、P4に対しては、P3における第1回目のル
ープの時刻にP3を抜ける平均日数を加算した時刻を予
告する。
【0040】また本発明は、その好ましい第7の実施の
形態において、前記第2の問題点を解決するための第2
の手段として、ワークフロー業務の最終的締切と、同業
務の開始時刻をもとにして、ループに許容される期間を
求め、それを予告に用いる、ものである。例えば、図2
に示すように、P3がある条件が満たされるまでの間業
務をP2に差し戻すような場合を考える。
【0041】このとき、業務の最終的締切(図2ではP
4における締切)と、業務開始時刻(図2ではP1におけ
る開始時刻)をもとにしてループに許される期間を制限
して予告する。すなわち、P3では最終締切からP4での
所要時間を引いた時刻を単位業務の終了時刻、一回目の
ループにおいてP3に業務が渡される時刻を単位業務の
開始時刻として予告する。
【0042】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。下記記載の実施例と、本願請求項に記載の
発明との対応について簡単に説明すると、第1〜第5の
実施例は、請求項1〜5に記載された発明にそれぞれ対
応する実施例であり、第6の実施例6は、請求項6から
請求項13に記載された発明に対応する実施例、第7の
実施例は請求項14から請求項18に記載された発明に
対応する実施例である。
【0043】
【実施例1】図3は、本発明の一実施例を説明するため
のフローチャートであり、図20に示したワークフロー
サーバ1000が、単位業務の予告およびキャンセルを行う
アルゴリズム(処理フロー)を説明するためのフローチ
ャートである。
【0044】図3を参照して、ステップ1は、ワークフ
ロー業務の開始を示しており、次のステップ2は、ワー
クフロー業務の開始時に、当該ワークフロー業務の全て
のノードに単位業務を予告する。
【0045】ステップ3では、分岐するノード(例えば
図1のP2のようなノード)での処理が終了するまで待
ち状態となる。この段階に至るまでの、他のノードの単
位業務の実施とその終了待ちの処理等については、図3
では省略されている。
【0046】ステップ4では、分岐するノードでの分岐
の結果を参照し、その結果、分岐しないフローに属する
全てのノードに対して、単位業務の予告をキャンセルす
る。
【0047】図4は、図3に示した本実施例に係る処理
フローを、具体例として図1のチャートで示されるワー
クフロー業務に適用した場合の処理フローを示すフロー
チャートである。
【0048】図4を参照して、ステップ41は、図3の
ステップ1に対応する。またステップ42は、図3のス
テップ2に対応し、全てのノード、P1、P2、P31、P
32、P33、P41、P42、P43に単位業務を予告する。
【0049】ステップ43は、図3のステップ3に対応
し、分岐ノードであるP2での作業終了を待つ。
【0050】ステップ44からステップ47までは、図
3のステップ4に対応している。ステップ44では、実
際の分岐先がどこになったのかを調査する。もし、分岐
先がP31であれば、ステップ45にて分岐しないフロー
に属するノードであるP32、P33、P42、P43にキャン
セル信号を送信する。同様にして、分岐先がP32であれ
ばステップ46にてP31、P33、P41、P43にキャンセ
ル信号を送信し、また分岐先がP33であればステップ4
7にてP31、P32、P41、P42にキャンセル信号を送信
する。
【0051】
【実施例2】図5は、本発明の第2の実施例を説明する
ためのフローチャートであり、ワークフローサーバ1000
(図20参照)が、単位業務の予告およびキャンセルを
行うアルゴリズム(処理フロー)を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0052】図5を参照して、ステップ51は、ワーク
フロー業務の開始を示しており、次のステップ52で
は、分岐するノードでの過去の分岐履歴を調査し、過去
に最も頻繁に分岐したフローを最頻分岐フローとする。
この調査を行うためには、ワークフローサーバ1000(図
2参照)は、ワークフロー業務を実行する度に分岐の履
歴を記録しておく必要がある。また、ワークフロー業務
に複数の分岐ノードがある場合は、すべての分岐ノード
において最頻分岐先を決定する処理が必要である。
【0053】ステップ53では、分岐ノードまでの全ノ
ードと、最頻分岐フローに属する全ノードに対して予告
を行う。分岐ノードが複数ある場合は、いずれの分岐ノ
ードでも最頻分岐フローに属するノードに対してのみ予
告を行う。
【0054】ステップ54では、分岐するノードでの処
理が終了するまで待つ。ステップ55では、分岐の結果
を判定し、もしも実際の分岐が最頻分岐フローでなけれ
ばステップ56とステップ57を実行する。ステップ5
6では、最頻分岐フローに属するノードに対して行われ
ていた予告をキャンセルする。ステップ57では、実際
の分岐フローにおいて、そのフローに属する全ノードに
対して予告を行う。
【0055】図6は、図5に示した本実施例の処理フロ
ーを、具体的に図1のチャートで示されるワークフロー
業務に適用した場合の処理フローを示すフローチャート
である。
【0056】図6を参照して、ステップ61は、図5の
ステップ51に対応する。またステップ62は、図5の
ステップ52に対応する。ここでは、最頻分岐フローが
ノードP3iで始まるフローであるものとする(iは変
数)。
【0057】図6のステップ63、ステップ64は、図
5のステップ53、ステップ54にそれぞれ対応する。
【0058】ここでは、分岐先がP3i以外のときにステ
ップ66とステップ67を実行する。またステップ66
はステップ56に対応する。ステップ67はステップ5
7に対応する。
【0059】
【実施例3】図7は、本発明の第3の実施例を説明する
ためのフローチャートであり、図20に示したワークフ
ローサーバ1000が単位業務の予告およびキャンセルを行
うアルゴリズム(処理フロー)を示すフローチャートで
ある。
【0060】図7を参照して、ステップ71は、ワーク
フロー業務の開始であり、次のステップ72では、分岐
ノードでの過去の分岐履歴を調査し、過去に最も頻繁に
分岐したフローを最頻分岐フローとする。この調査を行
うためには、ワークフローサーバ1000(図2参照)は、
ワークフロー業務を実行する度に分岐の履歴を記録して
おく必要がある。また、ワークフロー業務に複数の分岐
がある場合には、すべての分岐ノードにおいて最頻分岐
先を決定する処理が必要である。
【0061】ステップ73では、分岐ノードまでの全ノ
ードと、最頻分岐フローに属する全ノードと、それ以外
の分岐フローに属する最初のノードに対して予告を行
う。分岐ノードが複数ある場合には、いずれの分岐ノー
ドでも同様である。ステップ74では、分岐ノードでの
処理が終了するまで待つ。
【0062】ステップ75では、分岐の結果を判定し、
もしも実際の分岐が最頻分岐フローであればステップ7
6を実行し、もしも最頻分岐フローでなければステップ
77とステップ78を実行する。
【0063】ステップ76では、最頻分岐フロー以外の
フローに属する最初のノードに対してキャンセルを送信
する。
【0064】ステップ77では、最頻分岐フローに属す
るノードに対して行われていた予告と、それ以外の実際
に分岐しなかったフローに属する最初のノードに対して
行われていた予告をキャンセルする。
【0065】ステップ78では、実際の分岐フローにお
いて、そのフローに属するノードでまだ予告を行ってい
ないノードに対して予告を行う。
【0066】図8は、図7に示した本実施例の処理フロ
ーを、具体的に図1のチャートで示されるワークフロー
業務に適用した場合の処理フローを示すフローチャート
である。
【0067】図8を参照して、ステップ81は、図7の
ステップ71に対応する。またステップ82は、図7の
ステップ72に対応する。ここでは、最頻分岐フローが
ノードP3iで始まるフローであるとする(iは変数)。
【0068】ステップ83、84は、図7のステップ7
3、74に対応する。またステップ85は、図7のステ
ップ75に対応する。ここでは、分岐先がP3i以外のと
きにステップ87とステップ88を実行する。また、ス
テップ86は、図7のステップ76に対応する。
【0069】
【実施例4】図9は、本発明の第4の実施例を説明する
ためのフローチャートであり、図20に示したワークフ
ローサーバ1000が単位業務の予告およびキャンセルを行
う処理フローを示すフローチャートである。
【0070】図9を参照して、ステップ91は、ワーク
フロー業務の開始である。次のステップ92では、分岐
ノードでの過去の分岐履歴を調査し、過去に最も頻繁に
分岐したフローを最頻分岐フローとする。この調査を行
うためには、ワークフローサーバ1000(図2参照)は、
ワークフロー業務を実行する度に分岐の履歴を記録して
おく必要がある。また、ワークフロー業務に複数の分岐
がある場合は、すべての分岐ノードにおいて最頻分岐先
を決定する処理が必要である。
【0071】ステップ93では、分岐ノードまでの全ノ
ードと、最頻分岐フローに属する全ノードと、それ以外
の分岐フローに属する最初のN日分のノードに対して予
告を行う。最初のN日分のノードとは、分岐ノードの単
位業務の締切の後N日以内に締切の設定されている単位
業務が割り当てられているノードを言う。分岐ノードが
複数ある場合は、いずれの分岐ノードでも同様である。
【0072】ステップ94では、分岐ノードでの処理が
終了するまで待つ。
【0073】ステップ95では、分岐の結果を判定し、
もしも実際の分岐が最頻分岐フローであればステップ9
6を実行し、もしも最頻分岐フローでなければステップ
97とステップ98を実行する。
【0074】ステップ96では、最頻分岐フロー以外の
フローに属する最初のノードに対してキャンセルを送信
する。ステップ97では、最頻分岐フローに属するノー
ドに対して行われていた予告と、それ以外の実際に分岐
しなかったフローに属する最初のN日分のノードに対し
て行われていた予告をキャンセルする。
【0075】ステップ98では、実際の分岐フローにお
いて、そのフローに属するノードでまだ予告を行ってい
ないノードに対して予告を行う。
【0076】図10は、図9に示した本実施例の処理フ
ローを、具体的に図1のチャートで示されるワークフロ
ー業務に当てはめた場合の処理フローを示すフローチャ
ートである。
【0077】図10を参照して、ステップ101は、図
9のステップ91に対応する。またステップ102は、
図9のステップ92に対応する。ここでは、最頻分岐フ
ローがノードP3iで始まるフローであるとする(iは変
数)。
【0078】ステップ103、104は、図9のステッ
プ93、94に対応する。またステップ105は、図9
のステップ95に対応する。ここでは、分岐先がP3i以
外のときにステップ107とステップ108を実行す
る。また、ステップ106は、図9のステップ96に対
応する。
【0079】図11は、次の発明の第5の実施例を説明
するために用いる、ワークフローのチャート図である。
これは、図1とほぼ同じであるが、P1の前にP0が追加
されている。追加の理由は、分岐ノードP2の前に複数
のノードがある方が第5の実施の形態を理解し易いから
である。
【0080】
【実施例5】図12は、本発明の第5の実施例を説明す
るためのフローチャートであり、図20に示したワーク
フローサーバ1000が単位業務の予告およびキャンセルを
行う処理フローを説明するためのフローチャートであ
る。
【0081】図12を参照して、ステップ121は、ワ
ークフロー業務の開始である。次のステップ122で
は、分岐ノードでの過去の分岐履歴を調査し、過去に最
も頻繁に分岐したフローを最頻分岐フローとする。この
調査を行うためには、ワークフローサーバ1000(図2参
照)は、ワークフロー業務を実行する度に分岐の履歴を
記録しておく必要がある。また、ワークフロー業務に複
数の分岐がある場合は、すべての分岐ノードにおいて最
頻分岐先を決定する処理が必要である。
【0082】ステップ123では、分岐ノードまでの全
ノードと、最頻分岐フローに属する全ノードに対して予
告を行う。分岐ノードが複数ある場合は、いずれの分岐
ノードでも最頻分岐フローに属するノードに対してのみ
予告を行う。
【0083】ステップ124では、分岐ノード以前の各
ノードの単位業務の処理の完了を待ち、ステップ125
において分岐ノードにおける分岐先フローが確定してい
るかどうかを判断する。例えば、購入処理の場合、購入
金額の数値によって部長承認が必要かそうでないかが判
定できるが、このような数値は分岐ノードに至る以前に
確定していることが多い。
【0084】ステップ125では、単位業務の結果を参
照して分岐先フローが確定しているか否かを判定するの
である。もし、分岐先が確定しており、それが最頻分岐
フローと異なっているならば、ステップ126、127
を実行する。分岐先が最頻分岐フローに確定すれば、何
もしない。分岐先が未確定ならば、ステップ124にて
次のノードの単位業務の完了を待つ。ステップ126と
ステップ127は予告の変更に関わる処理であり、この
うちステップ126では、不要になった予告をキャンセ
ルし、ステップ127では、新たに必要になった予告を
行う。
【0085】なお、ここでは、各単位業務の結果を参照
して分岐先フローが確定しているか否かを判定する方法
を、前記第2の実施例で用いた予告方法と組み合わせて
用いたが、第1、第3、第4の実施例で説明した予告方
法と組み合わせてもよいことは勿論である。
【0086】図13は、図12に示した処理フローを、
具体的に図11のチャートで示されるワークフロー業務
に適用した場合の処理フローを示すフローチャートであ
る。
【0087】図13を参照して、ステップ131は、図
12のステップ121に対応する。ステップ132は、
図12のステップ122に対応する。ここでは、最頻分
岐フローがノードP3iで始まるフローであるとする(i
は変数)。
【0088】ステップ133は、図12のステップ12
3に対応する。ステップ134は、図2のステップ12
4に対応し、P0、P1、あるいはP2における単位業務
実行を待つことになる。
【0089】ステップ135は、図12のステップ12
5に対応する。分岐先が最頻分岐フロー以外のフロー
(P3j、jはiとは異なる)に決まった場合、ステップ
136(ステップ126に対応)でP3i、P4iに対する
予告をキャンセルし、ステップ137(ステップ127
に対応)でP3j、P4jに予告する。
【0090】
【実施例6】次に、本発明の第6の実施例について説明
する。この第6の実施例および次の第7の実施例は、ル
ープを含むワークフローに関するものである。
【0091】図14は、ループを一般的に示すチャート
図である。ノードPmからノードPkに対して差戻しが発
生する可能性がある。以下、Pkを「ループ開始ノー
ド」、Pmを「ループ終端ノード」、PkとPmの間にあ
るノードを「ループ中間ノード」と呼ぶことにする。
【0092】また、これまでの実施例の説明では、単位
業務の開始時刻と締切時刻の予告内容については特に説
明しなかったが、以下の実施例の説明においては、厳密
な解釈が必要である。すなわち、単位業務の予告におい
ては、単位業務開始予定時刻と締切予定時刻の両方を予
告するが、以下の説明ではそのどちらを予告しているの
かを厳密に示す。なお、あるノードにおける単位業務の
締切予定時刻と、該ノードの次のノードにおける単位業
務開始予定時刻は常に等しい。
【0093】図15は、本発明の第6の実施例におい
て、図20に示したワークフローサーバ1000が単位業務
の予告を行う処理フローを説明するためのフローチャー
トである。
【0094】図15を参照して、ステップ151は、ワ
ークフロー業務の開始である。ステップ152では、ル
ープ終端ノードまでの各ノードに対して予告を行う。こ
の予告は、ループの第1回目における単位業務開始予定
時刻とする。この時刻については、ワークフロー業務の
定義に記載されているものとする。ここで、ループ終端
ノードに予告した単位業務開始予定時刻をtmとする。
【0095】ステップ153では、ループ終端ノードに
おけるループを抜けるまでの過去の平均時間を求め、そ
れをtdとする。tdは、ループを回る回数とは関係なく、
ループを抜けるまでに要した実際の時間である。すなわ
ち、ループ終端ノードにおける最初の単位業務の開始時
刻から、同終端ノードにおける最後の単位業務の終了時
刻までの経過時間の平均である。tdの算出を可能にする
ためには、ワークフローサーバ1000はワークフロー業務
を実行する度にループ実行の履歴を記録しておく必要が
ある。
【0096】ステップ154では、ループ終端ノードの
次のノード(図14ではPm+1)に予告を行う。予告
する単位業務開始予定時刻はtm+tdとする。ステップ1
55では、さらに後続のノードに予告を行う。これらの
予告における単位業務開始予定時刻には、各単位業務に
要する時間を順次加算した値を用いる。例えば、Pm+
1の次のノードには、tm+tdにPm+1での単位業務所
要時間を加算し、それを単位業務開始予定時刻として予
告する。これらの単位業務所要時間は、ワークフロー業
務の定義にて決められているものとする。
【0097】なお、ここではtdをループを抜けるまでの
過去の平均時間として求めたが、これは一例であって、
平均値ではなく最頻値を利用したり、最大値あるいは最
小値を利用しても良い。
【0098】図16は、図15に示した本実施例の処理
フローを、図2のチャートで示されるワークフロー業務
に適用した場合の処理フローを説明するためのフローチ
ャートである。
【0099】図16を参照して、ステップ161は、図
15のステップ151に対応する。ステップ162は、
図15のステップ152に対応する。ここでは、ループ
開始ノードP2と、ループ終端ノードP3に対して第1回
目のループにおける単位業務開始予定時刻の予告を行
う。
【0100】ステップ163は、図15のステップ15
3に対応する。ステップ164は、図15のステップ1
54に対応し、ループ終端ノードの次のノードであるP
4に対して予告を行う。図2に示したチャートの場合、
P4が最後のノードなので、ステップ155に対応する
ステップは、図16では、不要である。
【0101】
【実施例7】次に、本発明の第7の実施例について説明
する。図17は、本発明の第7の実施例において、図2
0に示したワークフローサーバ1000が単位業務の予告お
よびキャンセルを行う処理フローを説明するためのフロ
ーチャートである。
【0102】図17を参照して、ステップ171は、ワ
ークフロー業務の開始である。次のステップ172で
は、ループに入る前のノードに予告し、またループ開始
ノードおよびループ中間ノードには第1回目のループに
おける単位業務開始予定時刻を予定する。
【0103】ステップ173では、ループ終端ノードの
次のノードから、ワークフロー業務全体の最後のノード
までについて予告を行う。この予告では、ワークフロー
業務全体の最後のノードの締切時刻を基準にして、各ノ
ードにおける単位業務所要時間を順次差し引き、各ノー
ドにおける単位業務開始予定時刻として予告する。すな
わち、各ノードにおける単位業務開始予定時刻は、最後
のノードから逆順で決定される。ここで、ワークフロー
業務全体の最後のノードにおける締切予定時刻と、各ノ
ードにおける単位業務所要時間はワークフロー定義によ
って与えられているものとする。
【0104】ステップ174では、ループ終端ノードに
対する予告を行う。この予告における単位業務開始予定
時刻は第1回目のループにおける単位業務開始予定時刻
であり、締切予定時刻は該ループ終端ノードの次のノー
ド(図14ではPm+1)における業務開始予定時刻と
同一とする。ループ終端ノードでは、この締切予定時刻
をワークフロー業務がループを抜けるまでの時間の目安
として利用する。なお、本第7の実施の形態は、一つの
ワークフロー業務中に二つ以上のループが存在する場
合、その最後のループにのみ使用できる。
【0105】図18は、図17に示した本実施例の処理
フローを、具体的に図2のチャートで示されるワークフ
ロー業務に適用した場合の処理フローを説明するフロー
チャートである。
【0106】図18を参照して、ステップ181は、図
17のステップ171に対応する。ステップ182は、
図17のステップ152に対応する。ここでは、ループ
開始ノードP2に対して第1回目のループにおける単位
業務開始予定時刻の予告を行う。
【0107】ステップ183は、図17のステップ17
3に対応する。ここでは、ループ終端ノード以後のノー
ドはP4のみであるので、P4における単位業務開始予定
時刻としては、ワークフロー全体の業務締切時刻から、
P4における単位業務所要時間を引いた時刻(t4とす
る)を用いる。
【0108】ステップ184は、図17のステップ17
4に対応し、ループ終端ノードであるP3に対して予告
を行う。ここでは、単位業務締切予定時刻はt4である。
【0109】次に、本発明の第6および第7の実施例に
おいて、ループ開始ノード、ループ中間ノード、および
ループ終端ノードの二回目以降の実行についての予告の
方法について説明する。
【0110】図19は、図14で示したループのあるワ
ークフローチャート図の最初の一回目のループを展開し
て表現したチャート図である。
【0111】図19の第1行は、ループの一回目(ノー
ド192、…、ノード193)、およびループ終端ノード193
の一回目の実行でループを抜けた場合のフロー(ノード
194、…)を表している。
【0112】図19の第2行は、ループの第2回目(ノ
ード195、…、ノード196)、およびそれ以降(ノード19
7、…)を表わしている。
【0113】上記第6および第7の実施例の説明では、
図19の2行目に当たる部分の予告方法について説明さ
れていないので、以下で、これについて補足説明する。
【0114】まず、ノード197は、図19の上では別に
描かれているが、実はノード194と同一であり、図15
のステップ154および図17のステップ173で予告
済である。このため、ここではノード195からノード196
までの、ループの二回目以降の実行に関する単位業務の
予告について説明する。
【0115】ループ開始ノード195、およびループ中間
ノードに関しては、二回目以降の実行については当初予
告されていない。そこで、当該ノードの一回目の実行が
終わったときに再度二回目の予告を行うこととする。同
様に二回目の実行が終われば三回目の実行の予告を行
う。その際、一回目のループ終端ノード193を分岐と解
釈すれば、上記第1から第5の実施例の説明で示した方
法で予告できる。
【0116】すなわち、上記第1の実施例によれば必ず
予告する。一方、上記第2の実施例によれば、最頻分岐
フローがループの戻りである場合のみ予告する。この場
合、最頻かどうかはループの回数で判断する。たとえ
ば、ループを二回回るのが最頻であれば、ループ実行の
二回目までは予告するが三回目は予告しない。
【0117】また第3の実施例あるいは第4の実施例に
よれば、ループの最頻繰り返し回数までは必ず予告し、
その次のループに関してはループ開始ノードのみ予告す
るか、あるいはループ開始ノードからN日分の単位業務
のみ予告する。
【0118】そして上記第5の実施例によれば、ループ
の最頻回数までは必ず予告するが、ループが繰り返され
るかどうかを各単位業務の終了時に調査し、繰り返され
ないことが判明した時点で予告をキャンセルする。な
お、以上の説明において、ノード194(すなわちノード1
97と同一)については、第1から第5の実施例による処
理を行わない。
【0119】さらに、ループの二回目の単位業務の予告
は、ループ1回目の単位業務が終了したときに予告す
る、と前述したが、ノード193を分岐ノードと解釈する
場合、本発明の第2、第3、第4、第5の実施例を用い
れば、ワークフロー業務の開始当初に最頻ループ回数分
の予告を行うことも可能である。また第3、及び第4の
実施例においては、最頻ループ回数の次のループに関し
ても、ループ開始ノードあるいはループ開始からN日分
の単位業務については、予告することとなる。
【0120】また、ループ終端ノード196に関しては、
上記第7の実施例においては、ループが終了する時刻を
単位業務締切予定時刻として予告しており、ループを抜
けるまでを大きな一つの単位業務として予告しているた
め、二回目以降のループに関しては予告は必要ない。
【0121】そして上記第6の実施例の場合は、ループ
開始ノード195あるいはループ中間ノードと同一の方法
で予告する。
【0122】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るワークフローシステムによれば、分岐、およびループ
を含むワークフロー業務においても、各々の単位業務に
ついて予告を行うことができる、という効果を奏する。
【0123】このため、本発明によれば、ワークフロー
の各単位業務に従事する作業者は、分岐やループを含む
ワークフロー業務に関わる場合であっても、自己のなす
べき単位業務を早期に予想することができ、そのため仕
事のスケジュール計画を効率的に行うことが可能とさ
れ、業務の効率化及び生産性の向上を達成するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための図であり、
分岐のあるワークフローの一例を示す図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するための図であり、
ループのあるワークフローの一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例において、ワークフロー
サーバが単位業務の予告およびキャンセルを行う処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例の具体的動作を説明する
ための図であり、図3の処理フローを図1のチャートで
示されるワークフロー業務にに適用した場合の具体的な
処理フローを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例において、ワークフロー
サーバが単位業務の予告およびキャンセルを行う処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例の具体的動作を説明する
ための図であり、図5の処理フローを図1のチャートで
示されるワークフロー業務にに適用した場合の具体的な
処理フローを示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例において、ワークフロー
サーバが単位業務の予告およびキャンセルを行う処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施例の具体的動作を説明する
ための図であり、図7の処理フローを図1のチャートで
示されるワークフロー業務に適用した場合の具体的な処
理フローを示すフローチャートである。
【図9】本発明の第4の実施例において、ワークフロー
サーバが単位業務の予告およびキャンセルを行う処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図10】本発明の第4の実施例の具体的動作を説明す
るための図であり、図9の処理フローを図1のチャート
で示されるワークフロー業務に適用した場合の具体的な
処理フローを示すフローチャートである。
【図11】本発明の第5の実施例を説明するための図で
あり、分岐のあるワークフローの一例を示す図である。
【図12】本発明の第5の実施例において、ワークフロ
ーサーバが単位業務の予告およびキャンセルを行う処理
フローを示すフローチャートである。
【図13】本発明の第5の実施例の具体的動作を説明す
るための図であり、図12の処理フローを図11のチャ
ートで示されるワークフロー業務に適用した場合の具体
的な処理フローを示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施例を説明するための図であり、
ループのあるワークフローを一般的に表すチャート図で
ある。
【図15】本発明の第6の実施例において、ワークフロ
ーサーバが単位業務の予告およびキャンセルを行う処理
フローを示すフローチャートである。
【図16】本発明の第6の実施例の具体的動作を説明す
るための図であり、図15の処理フローを図2のチャー
トで示されるワークフロー業務に適用した場合の具体的
な処理フローを示すフローチャートである。
【図17】本発明の第7の実施例において、ワークフロ
ーサーバが単位業務の予告およびキャンセルを行う処理
フローを示すフローチャートである。
【図18】本発明の第7の実施例の具体的動作を説明す
るための図であり、図17の処理フローを図2のチャー
トで示されるワークフロー業務に適用した場合の具体的
な処理フローを示すフローチャートである。
【図19】図14のループの一回目を展開したチャート
図である。
【図20】ワークフローシステムの典型的な構成を示す
ブロック図である。
【図21】ワークフロー業務における業務の流れを表現
する典型的なチャート図の一例を示す図である。
【符号の説明】
191〜197 ノード 1000 ワークフローサーバ 1001 ワークフロークライアント 1002 ノード 1003 アーク ステップ1〜184 ワークフローサーバ1000が単位業
務の予告およびキャンセルを行うアルゴリズムのステッ
プ P0、P1、P2、P2a、P2b、P3、P31、P32、P33、
P3i、P3j、P41、P42、P43、P4j、Pk、Pm、Pn
ノード

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の作業者が担当し、該各々の作業者が
    担当する単位業務の一連のつながりによって実現される
    ワークフロー業務について、該ワークフロー業務を構成
    する各単位業務の要件、担当作業者名、順序、開始予定
    時刻、締切予定時刻、および各単位業務のつながりを決
    定する条件を定義し、該定義に基づいて各作業者が業務
    を実行するのに必要なソフトウェアおよびハードウェア
    を必要に応じて制御し、さらに必要に応じて各作業者に
    単位業務の実行を促すワークフローシステムにおいて、 前記ワークフロー業務が分岐を含む場合に、前記ワーク
    フローシステムが前記単位業務の各々を担当する担当作
    業者に予め予告を行う際に、 (a)すべての単位業務に対して予告を行い、 (b)分岐の結果を参照して、該分岐の結果実行が不要
    となった単位業務の予告をキャンセルする、 上記各工程を含むことを特徴とするワークフローシステ
    ム。
  2. 【請求項2】複数の作業者が担当し、該各々の作業者が
    担当する単位業務の一連のつながりによって実現される
    ワークフロー業務について、該ワークフロー業務を構成
    する各単位業務の要件、担当作業者名、順序、開始予定
    時刻、締切予定時刻、および各単位業務のつながりを決
    定する条件を定義し、該定義に基づいて各作業者が業務
    を実行するのに必要なソフトウェアおよびハードウェア
    を必要に応じて制御し、さらに必要に応じて各作業者に
    単位業務の実行を促すワークフローシステムにおいて、 前記ワークフロー業務が分岐を含む場合に、前記ワーク
    フローシステムが前記単位業務の各々を担当する担当作
    業者に予め予告を行う際に、 (a)過去に最も頻繁に分岐したワークフローの流れで
    ある最頻分岐フローに属する単位業務の予告を行い、 (b)実際の分岐が最頻分岐フロー以外であった場合
    に、前記最頻分岐フローに属する単位業務の予告をキャ
    ンセルし、 (c)実際の分岐が最頻分岐フロー以外であった場合
    に、実際に分岐したフローに属する単位業務の予告を改
    めて行う、 上記各工程を含むことを特徴とするワークフローシステ
    ム。
  3. 【請求項3】前記工程(a)において、前記最頻分岐フ
    ロー以外のフローに属する単位業務についても、該単位
    業務が前記分岐の直後の単位業務であるならば、これを
    予告し、 前記工程(b)において、前記最頻分岐フロー以外に属
    する単位業務についても前記実際の分岐の結果によって
    実行されないことが判明した場合には、該単位業務につ
    いて行った予告をキャンセルし、 前記工程(c)において、前記実際に分岐したフローに
    属する単位業務に予告を行う際に、既に予告済の単位業
    務については、予告を省略する、 ことを特徴とする請求項2記載のワークフローシステ
    ム。
  4. 【請求項4】前記工程(a)において、前記最頻分岐フ
    ロー以外のフローに属する単位業務についても、該単位
    業務が、前記分岐の後の一定時間内に開始されるべき、
    単位業務であるならば、これを予告することを特徴とす
    る請求項3記載のワークフローシステム。
  5. 【請求項5】ワークフロー業務中で分岐点となる単位業
    務を表現する分岐ノードに至るまでの各単位業務が終了
    する都度、前記ワークフローシステムが、該単位業務の
    結果を参照して、前記分岐ノードにおける、分岐の選択
    枝である分岐フローが確定しているか否かを判定し、 前記分岐フローが確定していれば、既に行った予告のう
    ち分岐しないことが確定したフローに属する単位業務に
    対する予告をキャンセルし、分岐することが確定したフ
    ローに属する単位業務のうち予告が未了の単位業務への
    予告を行うことを特徴とする請求項1、2、3、4のい
    ずれか一に記載のワークフローシステム。
  6. 【請求項6】複数の作業者が担当し、該各々の作業者が
    担当する単位業務の一連のつながりによって実現される
    ワークフロー業務について、該ワークフロー業務を構成
    する各単位業務の要件、担当作業者名、順序、開始予定
    時刻、締切予定時刻、および各単位業務のつながりを決
    定する条件を定義し、該定義に基づいて各作業者が業務
    を実行するのに必要なソフトウェアおよびハードウェア
    を必要に応じて制御し、さらに必要に応じて各作業者に
    単位業務の実行を促すワークフローシステムにおいて、 前記ワークフロー業務が特定の複数の単位業務を繰り返
    すループを含む場合に前記ワークフローシステムが前記
    単位業務の各々を担当する担当作業者に予め予告を行う
    際に、 (a)前記ループを構成する各単位業務に関して予告を
    行い、 (b)前記ループを脱出した後の最初の単位業務の開始
    予定時刻を、前記ループを構成する最後の単位業務の開
    始予定時刻に、前記ループを構成する最後の単位業務を
    開始してからループを終了するまでの時間の平均を加え
    た時刻として予告する、 上記各工程を含むことを特徴とするワークフローシステ
    ム。
  7. 【請求項7】前記工程(b)において、前記ループを脱
    出した後の最初の単位業務の開始予定時刻を、前記ルー
    プを構成する最後の単位業務の開始予定時刻に、前記ル
    ープを構成する最後の単位業務を開始してからループを
    終了するまでの時間の最頻値を加えた時刻として予告す
    る、ことを特徴とする請求項6記載のワークフローシス
    テム。
  8. 【請求項8】前記工程(b)において、前記ループを脱
    出した後の最初の単位業務の開始予定時刻を、前記ルー
    プを構成する最後の単位業務の開始予定時刻に、前記ル
    ープを構成する最後の単位業務を開始してからループを
    終了するまでの時間の最大値を加えた時刻として予告す
    ることを特徴とする請求項6記載のワークフローシステ
    ム。
  9. 【請求項9】前記工程(b)において、前記ループを脱
    出した後の最初の単位業務の開始予定時刻を、前記ルー
    プを構成する最後の単位業務の開始予定時刻に、前記ル
    ープを構成する最後の単位業務を開始してからループを
    終了するまでの時間の最小値を加えた時刻として予告す
    る、ことを特徴とする請求項6記載のワークフローシス
    テム。
  10. 【請求項10】前記工程(a)において、前記ループを
    構成する各単位業務の第1回目の実行についてのみ、予
    告を行うことを特徴とする請求項6、7、8、9のいず
    れか一に記載のワークフローシステム。
  11. 【請求項11】前記工程(a)において、前記ループの
    繰り返しの回数の最頻値がNであるときに、前記ループ
    を構成する各単位業務の第N回目の実行までを最初に予
    告を行うことを特徴とする請求項6、7、8、9のいず
    れか一に記載のワークフローシステム。
  12. 【請求項12】前記工程(a)において、前記ループの
    繰り返しの回数の最頻値がNであるときに、前記ループ
    を構成する各単位業務の第N回目の実行までと、前記ル
    ープを構成する最初の単位業務の第N+1回目の実行と
    を最初に予告を行うことを特徴とする請求項6、7、
    8、9のいずれか一に記載のワークフローシステム。
  13. 【請求項13】前記工程(a)において、前記ループの
    繰り返しの回数の最頻値がNであるときに、前記ループ
    を構成する各単位業務の第N回目の実行までと、前記ル
    ープを構成する最初の一定時間内に行われるべき単位業
    務の第N+1回目の実行とを最初に予告を行うことを特
    徴とする請求項6、7、8、9のいずれか一に記載のワ
    ークフローシステム。
  14. 【請求項14】複数の作業者が担当し、該各々の作業者
    が担当する単位業務の一連のつながりによって実現され
    るワークフロー業務について、該ワークフロー業務を構
    成する各単位業務の要件、担当作業者名、順序、開始予
    定時刻、締切予定時刻、および各単位業務のつながりを
    決定する条件を定義し、該定義に基づいて各作業者が業
    務を実行するのに必要なソフトウェアおよびハードウェ
    アを必要に応じて制御し、さらに必要に応じて各作業者
    に単位業務の実行を促すワークフローシステムにおい
    て、 前記ワークフロー業務が特定の複数の単位業務を繰り返
    すループを含む場合に前記ワークフローシステムが前記
    単位業務の各々を担当する担当作業者に予め予告を行う
    際に、 (a)前記ループを構成する各単位業務のうち前記ルー
    プの最後の単位業務を除くものに関して予告を行い、 (b)前記ループの後の単位業務に関して予告を行い、 (c)前記ループの最後の単位業務に関して、該単位業
    務の開始予定時刻を該単位業務の第1回目の開始予定時
    刻とし、該単位業務の締切予定時刻を該ループの後の最
    初のノードの単位業務開始予定時刻として予告する、 上記各工程を含むことを特徴とするワークフローシステ
    ム。
  15. 【請求項15】前記工程(a)において、前記ループを
    構成する各単位業務のうち前記ループの最後の単位業務
    を除くものに関して予告を行う際に、ループの第1回目
    の実行についてのみ予告を行うことを特徴とする請求項
    14記載のワークフローシステム。
  16. 【請求項16】前記工程(a)において、前記ループの
    繰り返しの回数の最頻値がNであるときに、前記ループ
    を構成する各単位業務のうち前記ループの最後の単位業
    務を除くものに関して予告を行う際に、ループの第N回
    目の実行までを最初に予告することを特徴とする請求項
    14記載のワークフローシステム。
  17. 【請求項17】前記工程(a)において、前記ループの
    繰り返しの回数の最頻値がNであるときに、前記ループ
    を構成する各単位業務のうち前記ループの最後の単位業
    務を除くものに関して予告を行う際に、ループの第N回
    目の実行までと、前記ループを構成する最初の単位業務
    の第N+1回目の実行とを最初に予告することを特徴と
    する請求項14記載のワークフローシステム。
  18. 【請求項18】前記工程(a)において、前記ループの
    繰り返しの回数の最頻値がNであるときに、前記ループ
    を構成する各単位業務のうち、前記ループの最後の単位
    業務を除くものに関して予告を行う際に、ループの第N
    回目の実行までと、前記ループを構成する最初の一定時
    間内に行われるべき単位業務の第N+1回目の実行と、
    を最初に予告する、ことを特徴とする請求項14記載の
    ワークフローシステム。
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JP2005276170A (ja) * 2004-02-23 2005-10-06 Ricoh Co Ltd プロセス管理装置、ユーザ端末装置、プロセス管理プログラム、ユーザ端末プログラム、記録媒体、プロセス管理方法及びプロセス実行方法

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