JPH1097382A - タッチスクリーン付き端末装置及びタッチスクリーン - Google Patents

タッチスクリーン付き端末装置及びタッチスクリーン

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JPH1097382A
JPH1097382A JP17371297A JP17371297A JPH1097382A JP H1097382 A JPH1097382 A JP H1097382A JP 17371297 A JP17371297 A JP 17371297A JP 17371297 A JP17371297 A JP 17371297A JP H1097382 A JPH1097382 A JP H1097382A
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film
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Mikko Terho
テルホ ミッコ
Risto Poramo
ポラモ リスト
Jukka Lekkala
レッカーラ ユッカ
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Nokia Mobile Phones Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の範囲は接触感知ディスプレー構造
(50)であり、これとの関係で接触感知素子(20、
40)が使用される。 【解決手段】 本発明の接触感知ディスプレー構造(5
0)では、接触感知素子(20、40)は、ディスプレ
ー(12、101)の下の保護されたスペースに置かれ
ている。ディスプレー(12、101)に触れると、力
はディスプレー(12、101)を通して接触感知フィ
ルム(20、40)に伝わる。接触を検出するために好
ましくは例えばEMF(Electro Mechanical Film (電
気機械フィルム))フィルム(20、40、106)が
使用され、ディスプレーとしては例えばLCDディスプ
レーが使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報を表示すると
ともに情報を該端末装置に入力するためのタッチスクリ
ーンを有する端末装置と、タッチスクリーンとに関し、
このタッチスクリーンは、前後に配置されたディスプレ
ー・ユニット及び力に基づいて接触を検出する力感知手
段を有し、該力感知手段は該ディスプレー・ユニットの
後ろに配置されている。
【0002】
【従来の技術】“タッチスクリーン”ディスプレーは、
ユーザーインターフェースの入出力インターフェースと
して、即ちディスプレーとして且つ例えばキーパッドと
して機能することのできるディスプレーである。タッチ
スクリーンによって、ユーザーは、情報を入力すること
ができるとともに、自分の指又は例えばプラスチック製
先端部付きのペンで該ディスプレーの表面に触れること
によって所望の機能を選択することができる。通常、タ
ッチスクリーンと関連して、テキストに基づくメニュー
やアイコンが使用され、該ディスプレーの表面のそれら
の上に触れることによってユーザーは所望の機能を起動
させることができる。多くの方法でタッチスクリーンを
実現することができる。スクリーンへの接触を、例えば
互いに交差するようにディスプレーの前に配置された赤
外線及び光検出器を用いて、検出することができる。こ
の方法は、主として、コンピュータのモニターなどの、
陰極線管を備えた大型のディスプレーとの関係で使用さ
れる。ディスプレーの表面に取り付けられた透明なフォ
イル(箔)を利用して静電容量又は抵抗を測定すること
により接触を検出することもできる。
【0003】現在、特に小型の装置で非常に一般的とな
っているディスプレーはLCD(Liquid Crystal Dipla
ys(液晶ディスプレー))である。LCDは、透明な電
極と、液晶を内蔵する手段と、偏光フィルターとから成
る薄いディスプレーである。最もありふれた構造の1つ
は、いわゆる“ねじれネマティック”型LCDディスプ
レーである。その構造では、ガラス板同士の間に設けら
れた液体層の分子を制御電圧により所望の方向に向け、
ディスプレー・エレメントの光学的特性を変化させてデ
ィスプレーに所望の図形を発生させるようになってい
る。
【0004】タッチスクリーンを実現する非常にありふ
れた方法は、接触感知面をLCDディスプレー上に設け
ることである。それを実現する最も普通の方法は、透明
な接触感知フィルムをLCDディスプレーの表面に取り
付けることであり、このフィルムに触れると、その電気
的特性が変化する。該フィルムに向けられた接触により
生じる力は、普通は、該接触感知フィルムに配置された
ポイントを測定することから抵抗測定を通して検出され
る。これらの解決策は、例えば、一般にPDA(Person
al Digital Assistant(個人用デジタルアシスタン
ト))と呼ばれている電子ポケットコンピュータに使用
されている。接触を感知する透明なフィルムをLCDデ
ィスプレーの表面に取り付けると、そのフィルムが光学
的歪みを引き起こし、特に該ディスプレーのコントラス
トを低下させるので、該LCDディスプレーの品質に問
題が生じる。また、これらの接触感知面は磨耗したり破
損したりしやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】米国特許公報第5、1
05、186号は、光学的検出に基づく接触感知ディス
プレーによって上記の問題を解決しようとしている。前
記特許公報が提示した解決策は、半透明反射器を下に据
え付けたLCDディスプレーである。その半透明反射器
の下には、例えば光感知LDR(Light Dependent Resi
stor (光依存抵抗器))抵抗器などの光検出手段が配置
される。例えば指が該ディスプレーに触れると陰が生じ
て、その指の場所からの光の進行が遮断されることにな
るので、それらの検出器により、該光検出器に到達する
光の量を測定することによって該LCDディスプレーへ
の接触を検知しようとしている。しかし、周囲の光の変
化や、光を受け取る方向や、該ディスプレーの位置が、
信頼できる検出を大いに妨げるので、光の量に基づく測
定は困難である。その上、照明条件が悪いと、その検出
は必ずしもうまくはゆかない。LCDディスプレーの必
須のコンポーネントである、該ディスプレーの下に置か
れる反射器は、前記の特許公報の構成においては、半透
明の反射器と置換されざるを得なくなっている。そのた
めに、そのLCDディスプレーのコントラストは、反射
器が従来と同様に例えば鏡によって実現されていたなら
ば到達し得たのと同じレベルには到達しない。前記の特
許公報に記載されている解決策を用いれば、接触感知フ
ィルムの磨耗や破損の危険等の、前節に記載した在来の
タッチスクリーンの問題の一部を防止することができ
る。しかし、前記の解決策は、検出に信頼性がないこと
やコントラストが低下するなどの新たな欠点を包含して
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】今、タッチスクリーンが
発明され、それを使えば上記の問題を緩和することがで
きる。本発明のディスプレー構造では、接触面の側から
見て該ディスプレーの下に接触感知素子が置かれる。該
ディスプレーに触れると、該ディスプレーは撓んで、機
械的なインパルスを該接触感知素子に伝える。該接触感
知素子からのインパルスは、該素子と関連して設けられ
ている検出手段により解読される。該接触感知素子はデ
ィスプレーの下に置かれるので、本発明は、好ましいこ
とに、ディスプレーの光学的特性を制限しない。この方
法で高品質のタッチスクリーンを得ることができ、その
製造コストは低いので、多くの用途に適している。本発
明は、接触感知EMF(Electro Mechanical Film (電
気機械フィルム))フィルムとLCDディスプレーとの
組み合わせとして実現するために好ましく適用可能であ
るが、同等の特性を有する他の素子を使用することもで
きる。
【0007】本発明の端末装置及びタッチスクリーン
は、該タッチスクリーンのディスプレー・ユニットの接
触面が、接触を受ける接触面を形成するようになってい
ることを特徴とする。
【0008】次に、添付図面を参照して本発明を一層詳
しく説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、タッチスクリーンの1つの
好ましい実施例を例として取り上げて本発明を詳しく説
明する。このタッチスクリーンではLCDディスプレー
がディスプレーとして使用され、EMFフィルムが接触
感知素子として使用されている。
【0010】図1は、最も広く使用されているいわゆる
“ねじれネマティック”型の液晶ディスプレー12の横
断面を示している。液晶ディスプレー12は、透明な電
極3、液晶分子15を含む液晶層5、及び偏光フィルタ
ー1及び9から成っている。ディスプレーのユーザーに
最も近いところに(図の一番上側)偏光フィルター1が
あり、これは、液晶層5を保護するガラス板2の上にあ
る。電極3(ディスプレー内に見えるパターン)は、伝
導性の透明な層(例えば、インジウム酸化錫(indiumti
noxide、ITO )を用いてガラス板2の下に設けられる。
いわゆる配向層4が電極3の表面に統合されている。そ
れに接する液晶層5の中の液晶分子15は配向され、そ
の様にして液晶層5全体(液晶分子15を内包している
配向層4及び6の間の層)の中の分子を希望通りに配向
させる。液晶層5の他方の側には配向層6があり、次に
電極3と同様の透明電極7がある。次の層は保護ガラス
層8であり、その底面に偏光フィルター9が設けられて
いる。偏光フィルター9の偏光軸は本質的に偏光フィル
ター1の偏光軸と平行である。偏光フィルター9の他方
の側に反射器10があり、これは図において上向きに光
を反射する。
【0011】所望のパターンに配設されているディスプ
レー・エレメント、即ち電極3及び電極7、の間に、電
源13及びスイッチ11を用いて電場を印加することに
より、ディスプレーを制御する電場を印加する。液晶デ
ィスプレーの機能は、該ディスプレー内に電場が無いと
きには光は層1〜9を通して進んで反射器10から反射
されるという現象に基づいている。その場合、ディスプ
レーの背景は明るく見える。制御電圧13が電極3及び
7の間に印加されると、それにより生じた電場は、偏光
フィルター1及び9で偏りを与えられた光が該構造を通
過できなくなって該構造に吸収されることとなるよう
に、媒体5の中の液晶分子15を回転させる。その場
合、電極3に隣接する背景は黒く見える。制御電圧のレ
ベルを調整することによって種々の程度の暗さを得るこ
とができる。これは単色ディスプレーの機能についての
説明であるが、カラー・ディスプレー及び他の種類のデ
ィスプレーとの関係での本発明の使用を制限するものは
何もない。
【0012】図2は、EMF(電気機械フィルム)20
の構造を示す。EMFフィルム20は、2軸配向プラス
チックフィルム24であり、その中には微少バブル23
が製造段階で形成されている。EMFフィルムを製造す
る1つの方法は、製造段階で意図的に不純物をプラスチ
ック24に加えることであり、それは、該フィルムが引
き延ばされるときにプラスチック24の中に小さな割れ
目(微少バブル23)を生じさせる。微少バブル23の
2軸配向は、製造時に該プラスチックフィルムを幅方向
及び縦方向の両方に引き延ばして微少バブル23を平ら
に且つ卵形にすることにより得られている。通常、微少
バブル23の直径は約100μm、厚みは約0.5μm
である。
【0013】製造時に、コロナ放電によりプラスチック
フィルム24の中に例えば約1mC/m2の永久電荷を
生じさせることによって、プラスチックフィルム24は
エレクトレットにされている。コロナ放電中では、電場
が非常に強いために、空気がイオン化して、微少バブル
23とプラスチック24との境界面に生じたポテンシャ
ルの穴に自由電荷が捕らえられる。EMFフィルム20
の両面に、蒸着された又はかぶせられた薄い金属フィル
ム電極21、22がある。EMFフィルム20の構造と
製造方法とは米国特許公報第4、654、546号に記
載されている。EMFフィルム20に力又は圧力を加え
ると内部電荷分布が変化し、それは電極21及び22の
上の鏡映電荷分布の対応する変化として見える。
【0014】鏡映電荷分布の変化を幾つかの方法で測定
することができる。その方法の1つは、電極21及び2
2の間の電圧を測定することである。EMFフィルムの
内部抵抗はギガオーム又はテラオームの程度であり、従
って良好な測定結果を得るためには、測定増幅器の入力
インピーダンスは少なくともメガオームでなければなら
ないが、好ましくは数十又は数百メガオームである。こ
れは高度な要件を測定装置に課す。EMFフィルム20
における電荷の変化を測定するもっと好ましい方法は、
図3に示されている電荷増幅器を使用することである。
電荷増幅器30では、フィルムの電極21、22の間の
電流を短絡回路で測定する。電荷増幅器接続(図3)
は、演算増幅器30、抵抗器31及び33、及びコンデ
ンサ32及び34から成る。抵抗器31及びコンデンサ
32は演算増幅器30の入力インピーダンスを平衡させ
るために使われていて、これらは該接続の伝達関数に影
響を及ぼさない。抵抗器33は、直流増幅を制限するた
めに使われている。演算増幅器30の入力は、EMFフ
ィルム20の電極21及び22に接続されている。電荷
増幅器接続の出力で、EMFフィルム20に加わってい
る力又は圧力の変化量に比例する出力電圧、ΔUout
得られる:
【数1】 ここでΔQはEMFフィルム20の電極21及び22の
間の電荷の変化量であり、Cはコンデンサ34のキャパ
シタンスである。
【0015】保護装置25(図3)を測定電極に付加す
ることにより、図2の構造にEMFフィルム20を使用
することができる。保護装置25は、例えば、薄い電極
20、21を電気的に(EMC 、 Electromagnetic Compa
tibility(電磁的両立性))且つ/又は機械的に保護す
る薄い金属又はプラスチックのシートであってよい。図
4は、いわゆるデュアルEMFフィルム40を示す。そ
の中央の電極43は2つの機能フィルム半部41及び4
2のための共通“ホット”電極43として作用し、外側
の電極44及び45は接地された保護電極を形成する。
機能に関しては、共通電極43は図2及び3に示されて
いる別の実施例の電極22に相当し、互いに接続されて
いる外側電極44及び45は、電極21に相当する。電
極43と電極44及び45の対との間の電荷分布の変化
は、デュアルEMFフィルム40の出力46及び47を
図3に示されている演算増幅器30の入力に接続するこ
とによって同様に検出される。
【0016】図5は、本発明のタッチスクリーン50の
構造を示しており、この構造ではデュアルEMFフィル
ム40がLCDディスプレー12の下に置かれている。
この場合、指51がLCDディスプレー12の表面の上
の偏光フィルター1を押すと、LCDディスプレー12
は撓んで、その力を更にEMFフィルム40に向ける。
支持ベース52に当接しているEMFフィルム40の保
護電極45と支持ベース52とは協同して堅固な表面を
形成しており、それは、EMFフィルム40と比べて本
質的に弾力を欠いているので、EMFフィルム40は指
51の場所で押し合わされる。押すことにより生じた力
によって図2の説明で記載したように出力46及び47
の間に電位差を生じさせる。この様に、例えば図3の電
荷増幅器と当業者に従来から知られている電圧計54と
を用いて出力46及び47の間の電圧を測定することに
よって、接触を知ることができる。支持スタッド53を
LCDディスプレー12に取り付けることは従来公知で
ある。接触により引き起こされて結局は現れる妨害を無
くするために、そして特に本発明のタッチスクリーンの
接触検出の分解能を高めるために、LCDディスプレー
12内の支持スタッド53の数を増やすことができる。
支持スタッド53の数が多いほど、より高い接触検出精
度が得られる。
【0017】タッチスクリーン50の機能は試験構造に
より試験されている。図6(A)は使用された試験構造
の側面図であり、図6(B)はそれを上から、即ちディ
スプレーの接触面の方向から見た図である。この試験構
造の底部はアルミニウムの厚い板60により形成されて
いる。厚い底板60は、この構造が測定中に撓むのを防
止する。EMFフィルム20はアルミニウム板60に接
着されている。同じく、LCDディスプレー12はEM
Fフィルム20の上に接着されている。EMFフィルム
20の電極21(アルミニウムフォイル)に、図6
(B)に示されているパターンが焼き付けられており、
そのパターンは、4つの別々の電極A1〜A4により形
成される電極領域61を有する。試験で使用された電極
領域61は、幅が約15mm、高さが約32mmであ
り、各電極の高さは約8mmであった。他に、4つの電
極A1〜A4の同様のグループが4つあるが、それらの
寸法は異なっている。図では、それらに符号II〜Vが
付されている。LCDディスプレー12の、個々の電極
A1〜A2の部位を押しながら各電極A1〜A4からの
信号を測定することによって、図6に示されている構造
が試験された。同様の測定が電極グループII〜Vにも
行われ、測定結果は本質的に電極領域61からの試験結
果と同様であった。電極領域62の最小の電極E1及び
E2は高さが約2mm、幅が15mmであったが、測定
結果によると、使用される電極A1〜A4、E1−E2
のサイズを更に小さくして接触検出精度を改善すること
ができる。
【0018】図7(A)は、接触感知ディスプレー構造
50の電極A1の部位を押したとき、個々の電極A1〜
A4により生成される相対信号強度を示している。図7
(A)から、指51がLCDディスプレー12の表面
(偏光フィルター1)に接触すると下向きの信号ピーク
が生じることが分かる。同様に、指がLCDディスプレ
ー12から離れるとき、上向きの信号ピークが生じる。
この結果から、接触された領域にある電極A1により生
成された信号が、A1の隣の電極A2により生成された
信号より明らかに強いことが明らかに分かる。従って、
指で押された領域を簡単なレベル検出器92A、92B
(図9(A))により容易に検出することができる。同
様に、図7(B)は、LCDディスプレー12の電極A
2の部位が押されたときに電極A1〜A4により生成さ
れる信号を示す。この場合には電極A2により生成され
た信号が最強であり、従ってそれがレベル検出器によっ
て識別される。この両図において水平軸のスケールは接
触時と撤去時とをミリ秒単位で表しており、垂直軸の値
は電極A1〜A4からの相対電圧を表している。これら
の結果は、ディスプレー12の接触面がディスプレー1
2を通ってEMFフィルム20、40に移っていること
を証明している。
【0019】典型的なEMFフィルムの感度は約27p
C/Nであるが、その値は該フィルムの構造と製造プロ
セスとによりまちまちである。本発明の接触感知ディス
プレー構造50では、接触を検出するために使われる結
合は容量性であり、このことはデュアルEMFフィルム
40が押圧力や圧力ではなくて該フィルムに向けられた
力の変化に反応することを意味する。シングルEMFフ
ィルム20もこれと全く同様に作用する。力の変化に基
づく検出は、好都合なことに、出力電極46及び47
(図4及び5)の間で測定された電位差の変化から多目
的に使用できる情報を収集することを可能にする。
【0020】電位差は、EMFフィルム40に向けられ
た力に比例するので、異なる力でLCDディスプレー1
2を押せば異なる機能が始動するようになっている接触
感知ディスプレー構造50を実現することが可能であ
る。例えば、LCDディスプレー12に接触することに
より供給された情報が正しく入力されていることを確認
したい場合に、本発明のこの特徴を利用することができ
る。その場合、LCDディスプレー12の選択されたポ
イントを強く押したり、或いは希望に応じて任意のポイ
ントを強く押すことにより、一定の入力確認機能が実行
される。LCDディスプレー12の強い押圧は、例えば
多レベル検出器により、検出される。同じく、LCDデ
ィスプレーに向けられる力が強くなりすぎるのを防止す
るために、種々の装置に多レベル型レベル検出器を使用
することができる。その場合、EMFフィルム20、4
0から検出された信号が或る所定限界値を超えたときに
警告信号を発生させることによってLCDディスプレー
12の破損を好ましく防止することができる。
【0021】接触感知ディスプレー構造50に向けられ
ている力の変化の検出に基づく本発明の検出は非常に迅
速で正確であり、指で該ディスプレーを押すときも指を
該ディスプレーの表面から離すときも同じく作用する。
従って、押す動作の持続時間を明らかにしやすい。従っ
て、接触感知ディスプレー構造50のLCDディスプレ
ー12の12個のセクションの各々に、押す動作の持続
時間に応じて数個の機能を配分することができる。指で
押し、指を持ち上げる動作と、それが行われた場所とを
表示する能力は、コンピュータから従来公知となってい
る“ドラッグ・アンド・ドロップ”機能(“drag and d
rop ”function)を実現することも可能とする。“ドラ
ッグ・アンド・ドロップ”機能では、例えばコンピュー
タのユーザーは、マウスのボタンを自分の指で押してそ
れを下げた状態に保つことによって、そのときにポイン
タがあった場所にあったディスプレー要素を該ポインタ
で捉える。その後、ユーザーは、自分が選択したその要
素を所望のポイントまで引きずってゆき、自分の指をマ
ウスのボタンから離すことによってその要素を解放する
ことができる。同じ原理に従って、本発明の接触感知デ
ィスプレー構造50は、指又は特別のポインティング・
デバイスをLCDディスプレー12の表面上で動かすだ
けでLCDディスプレー12においてテキスト列や図形
を楽に移動させることを可能とする。
【0022】図8(A)及び8(B)は、EMFフィル
ム20、40の表面の伝導フィルム21、22、44に
パターンを作り出す2つの異なる方法を示す。一定の機
能を選択するための別々のグラフィック・アイコンが数
個だけディスプレーに作られるような場合にそうである
ように、ディスプレーで扱われる情報が高い解像度を必
要としない場合には、図8(A)に示されているよう
に、押されるべき各領域に個々の電極80〜8
0′′′′′を設けるのが好ましい。この場合、各領域
に、例えば図3の電荷増幅器などの、信号増幅器が個別
にある。その場合、押す毎に信号S1〜S6が個別に生
じる。高い解像度が要求される場合にはマトリックスを
使って接触感知ディスプレー構造50への接触を検出す
るのが有益であり、それを使えば、指示されるべき各領
域にそれ自身の電極が必要とされるわけではないので、
好ましいことに信号Y1〜Y4及びX1〜X5の数を減
らすことができる。図8(B)に示されているこの実施
例では、シングルEMFフィルム20が使用される。水
平の行Y1〜Y4に対応する電極は、薄いフィルム20
の上面21にパターン付けされている。また、垂直の列
X1〜X5に対応する電極はフィルム20の底面22に
パターン付けされている。各電極Y1〜Y4及びX1〜
X5のために1個の増幅器30が設けられ、その9個の
増幅器の各々の1端子は同じ電位に接続され、例えば、
増幅器30の負の端子が地電位に接続される。水平信号
Y1〜Y4及び垂直信号X1〜X5を地電位と比較する
ことにより、それらの信号から接触点が検出される。例
えば、EMFフィルム20のポイントX1/Y4が押さ
れたときには、地電位と電極Y4及びX1との間に電荷
の変化が生じる。電荷が変化すると電極Y4及びX1の
論理状態が変化して、プロセッサ97はポイントY4/
X1の押圧を検出する。このマトリックス法では、使用
される論理に高度の知性が要求されるけれども、増幅器
30及び電極Y1〜Y4及びX1〜X5の量を節約する
ことができる。
【0023】本発明の接触感知ディスプレー構造50に
おいて図8(A)のEMFフィルム20の電極80〜8
0′′′′′のために個々の信号S1〜S4が使用され
るか、それとも図8(B)のマトリックス法が使われる
かに関わらず、電極80〜80′′′′′、Y1〜Y
4、及びX1〜X5から得られた信号は前置増幅器91
Aと91B、及び前置増幅段91C(図9(A)及び9
(B))で増幅される。例えば、図3に示されている電
荷増幅器接続を用いて各前置増幅器を実現することが可
能である。各電極に個別の信号S1〜S6がある場合に
は、好ましいことに簡単なレベル検出器92A及び92
Bを用いて検出を行うことができる。レベル検出器92
A及び92Bは、前置増幅器91A及び91Bから受け
取った信号レベルを所定の限界値と比較し、その所定限
界値を超えたか否かにより論理“0”又は“1”を出力
することによって指示を与える。必要ならば多レベル電
荷増幅器92A及び92Bを使用することもでき、その
場合には、EMFフィルム20、40に向けられた力を
所望の精度で示すことが可能である。その場合、指示を
行うためにはレベル検出器92A及び92B1個あたり
に必要なビット数は当然に多くなる。レベル指示器92
A及び92Bの出力から解読されたデジタル信号を更に
論理ユニット93で処理することができる。論理ユニッ
ト95と関連させてクロック94を設けることにより、
例えば、EMFフィルム20、40に向けられた押圧動
作の持続時間を測定することが可能となる。また、論理
ユニット95を用いて、例えば、キーパッドを意味する
EMFフィルム20、40の表面を通して一定のコード
ナンバーを打ち込むなどの一定の押圧シーケンスを認識
することが可能である。PLD(Programmable Logic D
evice (プログラマブル論理デバイス))論理回路及び
ASIC(Application Specific Integrated Circuits
(特定アプリケーション用集積回路))回路などの、当
業者に従来から知られているコンポーネントを用いて論
理ユニットを実現することができる。また、図9(B)
との関係で説明したように、プロセッサ97及びメモリ
ー98で実行されるプログラムを通して論理ユニット9
3を実現することができる。
【0024】図8(B)のマトリックスに基づく検出法
ではアナログ・マルチプレクサー95が使用される。ア
ナログ・マルチプレクサー95は、被制御アナログスイ
ッチ回路網である。アナログ・マルチプレクサー95
は、電位の検出とメモリー98での登録のためにA/D
変換器96へ信号Y1〜Y4及びX1〜X5を切り換え
る。プロセッサ97は、A/D変換器96から読みとっ
た値を解読して、前節で述べたように、それを所定限界
値と比較する。
【0025】アナログ・マルチプレクサー95の利点
は、好ましいことに、高価なA/D変換器96が1個し
か必要でないことである。数個のA/D変換器を使うこ
とを妨げるものは何もないけれども、マルチプレクサー
95及びA/D変換器96は高速であるので、幾つもの
A/D変換器96は一般に不要である。A/D変換器9
6はプロセッサ97に直結されているので、信号Y1〜
Y4及びX1〜X5を濾波し検出する際に複雑なアルゴ
リズムを実行することができる。複雑なアルゴリズムの
例は、例えば、先に述べたLCDディスプレー12の表
面上で実行される“ドラッグ・アンド・ドロップ”機能
と引きずられた図形の認識である。プロセッサ116が
必要とする該アルゴリズムと他のプログラムコードとは
メモリー117に記憶される。
【0026】本発明の接触感知ディスプレー構造50に
用いられるEMFフィルム20、40は非常に薄いの
で、体積が非常に小さいタッチスクリーンを製造するこ
とが可能である。押圧を検出するためにEMFフィルム
20、40を使うことができ、従ってそれは図10
(A)及び10(B)に示されている本発明の好ましい
実施例に極めて適している。図10(A)は端末装置1
00を示しており、この場合にはそれは移動局100で
ある。該移動局は、ディスプレー101と、メニューキ
ー102と、数字キー103とを有する。移動局100
のディスプレー101は本発明のタッチスクリーン(図
5)である。このタッチスクリーンのEMFフィルム2
0、40は、キーパッド102及び103の下に延ばさ
れている。従って、キーパッド102及び103は、同
じEMFフィルム20、40を利用して実現されてい
る。
【0027】図10(B)は、移動局100の側面図で
ある。LCDディスプレ−101はEMF−フィルム1
06の上に配置されている。可撓性のEMFフィルム1
06はキーパッド102及び103の下に達している。
EMFフィルム106は、カバー105を通して、移動
局100のカバー105の押圧又は該カバーに向けられ
た力の変化を認識することができるので、機械的なキー
や押しボタンを使わずにキーパッド102及び103を
実現することができる。移動局100の外側から見る
と、キーパッド102及び103は実際には移動局のカ
バーの上の、塗装又は彫刻により作られた単なるマーク
に過ぎない。従って、ゴムマットや、例えば“金属ドー
ム”型のキーパッドに使われている、在来のキーパッド
から従来公知となっている金属フォイルは、好ましいこ
とに不要である。キーパッド102及び103には機械
的に磨耗するコンポーネントは全く不要であるので、そ
れらの信頼性を非常に高くし、小スペースで実現するこ
とができる。
【0028】また、タッチスクリーン101とキーパッ
ド102及び103とは唯一のEMFフィルム106で
実現されているので、非常に低い製造コストが達成され
る。EMFフィルム106は非常に薄いので、EMFフ
ィルム106を用いてキーパッド102及び103を実
現すれば、例えばかなり大きな電池107を、外回りの
寸法の小さな移動局100の中に置くことが可能とな
る。
【0029】図10(C)は移動局110を示してお
り、これに本発明のタッチスクリーン50が利用されて
いる。この実施例では、ディスプレー101全体がタッ
チスクリーン50を利用して実現されている。両方のキ
ーパッド102及び103がLCDディスプレー12に
作られる記号を用いて実現されている。この実施例は、
ディスプレーに大きな画像を生じさせることを可能とす
るものであり、或いは数十行のテキストをディスプレー
12に表示することができる。
【0030】図10(D)は、図10Aに示されている
移動局100の横断面A−A’を示す。横断面A−A’
は、ディスプレー101の位置で作られている。LCD
ディスプレー101はカバー105と一体化されてお
り、EMFフィルム106はLCDディスプレー101
の直下に置かれている。図10(E)は、同様に、キー
パッド103の位置での横断面B−B’を示している。
この図では、EMFフィルム106がどの様にカバー1
05の底面に直接固定されているか分かる。その固定
を、例えば接着剤を用いて行うことができるけれども、
既に製造段階でEMFフィルム106をカバー105の
表面に直接統合することも可能である。図10(F)は
他の実施例を示しており、その実施例ではEMFフィル
ム106はカバー105の内側に統合されている。EM
Fフィルム106が該カバーの外面により近い位置に置
かれるほど、EMFフィルム106の作用のためにはよ
り好都合である。EMFフィルム106をカバー105
の外面に置くことも可能である。しかし、その場合に
は、電極21、44の破損を防ぐためにEMFフィルム
20、40、106の電極21、44の上に充分な保護
フィルムが確実に存在するようにしなければならない。
【0031】以上は、実例を取り上げて本発明の実現及
び実施例を解説したものである。本発明は上記の実施例
の詳細に限定されるものではなく、本発明の特徴から逸
脱せずに本発明を他の実施例で実現し得るということは
当業者にとっては明らかなことである。上で提示した実
例は説明的なものであって、限定的なものではないと解
されるべきである。従って、本発明を実現し使用する可
能性は、特許請求の範囲の請求項によってのみ限定され
る。従って、請求項により定義される、同等の実施例を
包含する本発明の種々の実施例は、本発明の範囲に含ま
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】“ねじれネマティック”型のLCDディスプレ
ーの構成要素と構造とを示す図である。
【図2】接触感知EMF(Electro Mechanical Film
(電気機械フィルム))フィルムの構造を示す図であ
る。
【図3】EMFフィルムにより生じたインパルスを増幅
するために使われる電荷増幅器を示す図である。
【図4】EMFフィルムの別の構造と、該フィルムの中
での電荷の分布とを示す図である。
【図5】本発明のタッチスクリーンとその構成要素とを
示す図である。
【図6】(A)および(B)はそれぞれ本発明のタッチ
スクリーンの試験に使用された実施例を示す図である。
【図7】(A)及び(B)はそれぞれ本発明のタッチス
クリーンについての試験結果を示す図である。
【図8】(A)及び(B)はそれぞれ本発明のタッチス
クリーンに使用し得る電極を実現する方法を示す図であ
る。
【図9】(A)及び(B)はそれぞれEMFフィルムの
電極から受信されたインパルスの処理と接触の検出とを
示す図である。
【図10】(A)乃至(F)はそれぞれ端末装置への本
発明のタッチスクリーンの適用を示す図である。
【符号の説明】
1…接触面 12…ディスプレー・ユニット 101…タッチスクリーン 100,110…端末装置 20,40,106…力感知手段(EMFフィルム)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユッカ レッカーラ フィンランド国,エフイーエン−33730 タンペレ,リーナハルヤンカツ 10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示するとともに情報を該端末装
    置(100、110)に入力するためのタッチスクリー
    ン(101)を有する端末装置(100、110)にお
    いて、このタッチスクリーン(101)は、前後に配置
    されたディスプレー・ユニット(12)及び力に基づい
    て接触を検出する力感知手段(20、40、106)を
    有し、該力感知手段(20、40、106)は、接触面
    (1)の側から見て該ディスプレー・ユニット(12)
    の後ろに配置されており、該ディスプレー・ユニット
    (12)は力を該力感知手段(20、40、106)に
    伝えるようになっており、該ディスプレー・ユニット
    (12)は該タッチスクリーン(101)の接触を受け
    止める接触面(1)を形成するようになっていることを
    特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 該端末装置(100、110)は、移動
    端末装置であることを特徴とする請求項1に記載の端末
    装置。
  3. 【請求項3】 該ディスプレー・ユニット(12)はL
    CDディスプレー(12)であることを特徴とする請求
    項1に記載の端末装置。
  4. 【請求項4】 該力感知手段(20、40、106)は
    EMF(Electro Mechanical Film (電気機械フィル
    ム))フィルムであることを特徴とする請求項1に記載
    の端末装置。
  5. 【請求項5】 接触とその接触の位置(1)とを指示す
    るために、別々の導線(S1−S6)を有する金属フィ
    ルム電極(21、22、80−80′′′′′)が該力
    感知手段(20、40、106)の上に設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は4に記載の端末装置。
  6. 【請求項6】 導線(Y1、Y2、Y3、Y4)を有す
    る平行な長方形の第1金属フィルム電極(21、Y1、
    Y2、Y3、Y4)が該力感知手段(20、40、10
    6)の第1面(21)の上に設けられ、導線(Y1、Y
    2、Y3、Y4)を有する平行な長方形の第2金属フィ
    ルム電極(22、X1、X2、X3、X4、X5)が前
    記力感知手段(20、40、106)の第2面(22)
    の上に設けられており、該第1金属フィルム電極(2
    1、Y1、Y2、Y3、Y4)及び該第2金属フィルム
    電極(22、X1、X2、X3、X4、X5)は本質的
    に互いに垂直な位置を占めており、該第1金属フィルム
    電極(21、Y1、Y2、Y3、Y4)及び該第2金属
    フィルム電極(22、X1、X2、X3、X4、X5)
    は、接触とその接触の位置(1)とを指示するマトリッ
    クス構造を形成していることを特徴とする請求項1又は
    4に記載の端末装置。
  7. 【請求項7】 該力感知手段(20、40、106)
    は、該カバー(105)を通して力に基づいてキー(1
    02、103)の押圧を検出するために、該端末装置
    (100、110)の該カバー(105)に付されてい
    る該キー(102、103)の後ろに設けられており、
    該力感知手段(20、40、106)は、該端末装置
    (100、110)の該カバー(105)の内面又は該
    カバー(105)に置かれていることを特徴とする請求
    項1に記載の端末装置。
  8. 【請求項8】 情報を表示するとともに情報を入力する
    ためのタッチスクリーン(101)において、前後に配
    置されたディスプレー・ユニット(12)及び力に基づ
    いて接触を検出する力感知手段(20、40、106)
    を有し、該力感知手段(20、40、106)は、接触
    面(1)の側から見て該ディスプレー・ユニット(1
    2)の後ろに配置されており、該ディスプレー・ユニッ
    ト(12)は力を該力感知手段(20、40、106)
    に伝えるようになっており、該ディスプレー・ユニット
    (12)は該タッチスクリーン(101)の接触を受け
    止める接触面(1)を形成するようになっていることを
    特徴とするタッチスクリーン。
  9. 【請求項9】 タッチスクリーン(101)を有する端
    末装置(100、110)との関係で接触とその接触の
    位置とを検出する方法において、 その接触及び接触の位置(1)は、該タッチスクリーン
    (101)のディスプレー・ユニット(12)の背後に
    置かれた接触感知手段(20、40、106)によって
    検出され、 前記ディスプレー・ユニット(12)は力を該接触感知
    手段(20、40、106)に伝え、 該ディスプレー・ユニット(12)の表面(1)は該端
    末装置(100、110)のユーザーの接触を受け止め
    ることを特徴とする方法。
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