JPH1097227A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH1097227A
JPH1097227A JP25347096A JP25347096A JPH1097227A JP H1097227 A JPH1097227 A JP H1097227A JP 25347096 A JP25347096 A JP 25347096A JP 25347096 A JP25347096 A JP 25347096A JP H1097227 A JPH1097227 A JP H1097227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
image
signal
moving image
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25347096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Fujiwara
原 久 男 藤
Haruhiko Okumura
村 治 彦 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP25347096A priority Critical patent/JPH1097227A/ja
Publication of JPH1097227A publication Critical patent/JPH1097227A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静止画の場合にはコントラストが良く、動画
の場合には応答性の良い表示が可能な液晶表示装置を提
供する。 【解決手段】 静止画と動画を判別する判定回路6の出
力に基づいて対向電極駆動用増幅器7は動画の場合対向
電極への印加電圧を静止画の場合に比べて低くする。ま
た、液晶セルの温度を検出する温度検出手段9,91を
さらに備えて温度が低いときにも動画の場合と同様に印
加電圧を低下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
するもので、特に表示応答速度と画質を改善したものに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は大型化・高精細化
が進み、特に、テレビジョン受像機、パーソナルコンピ
ュータ等のディジタル機器のディスプレイを始めとし
て、その応用が拡大している。このうち、ディジタル機
器用途では、パーソナルコンピュータ等の高機能化によ
り液晶表示装置に表示される画像は、静止画から動画ま
で多岐に及んでいる。
【0003】液晶表示装置にはこれらの種々の画像に対
してより高画質な表示性能が求められている。しかしな
がら、現状の液晶表示装置では液晶材料の応答速度が遅
いため、動画表示に対しては十分な表示性能が得られて
いない。例えば、「白」表示と「黒」表示のみの2値表
示の場合でも応答速度は20〜30msであり、表示画
像のフィールド周期(約17ms)よりも遅い。さら
に、TV画像などのように中間調表示を行う場合は、2
値表示の場合よりも2〜3倍も応答速度は遅くなり、1
00mSを超えるような場合も生じる。したがって、こ
のような遅い応答特性を持つ液晶表示装置で動画像を表
示した場合、残像現象を起こして著しく画質を劣化させ
てしまう。
【0004】この様な液晶材料の応答速度の遅さに起由
する画質劣化を解決する手段として、表示信号に時間軸
フィルタをかけて応答速度を改善する低残像駆動法があ
る(例えば特開平4一288589号 液晶表示装置、
平成4年10月13日公開)。この方法によれば、入力
画像のうちのフィールド画像を保持する記憶回路を設
け、この記憶回路に保持された画像信号と入力画像信号
とから各画素の時間軸方向のレベル変動を検出し、その
出力に応じて入力画像信号の各画素の時間軸方向に高域
強調フィルタをかける時間軸フィルタ回路を設けている
ので、中間調での応答速度は改善され残像現象を除去す
ることができる。
【0005】しかし、実際の液晶表示装置では、このよ
うな低残像駆動法がいつでも最適に行われるとは限らな
い。すなわち、液晶表示装置に用いている駆動回路(ド
ライバ)の特性に基づく制限や電源電圧の変動(特に低
下)などにより低残像駆動に必要な駆動信号が制限され
てしまうことがあり、この場合は、期待した低残像効果
を得ることはできない。
【0006】図9にノーマリホワイトの表示モードを用
いた液晶表示装置における、液晶に印加された電圧対透
過率(V一T)特性を示す。通常、液晶セルは交流駆動
されており、ノーマリホワイトモードの液晶セルでは、
対向共通(コモン)電極を基準電位(第8図V一T特性
の0V)とした場合の「黒」表示の信号電圧の絶対値は
大きくなる。
【0007】また、液晶ドライバについては、低消費電
力化や高速動作を実現するために電源電圧の低下傾向が
見られ、現状で主流の5Vから、将来的には3.3V
や、2.2V、さらにはそれ以下の電源電圧になること
が予想されている。しかし、そのように電源電圧が低下
した場合には、図9に示すようなV一T特性では十分な
「黒」表示、つまり充分に低い透過率を得ることができ
なくなる。例えば、電源電圧が3.3Vになった場合に
は、図9に示すV一T特性の0Vと3.3V間の電圧を
液晶表示装置の表示に使用するが、印加電圧が3.3V
の場合には透過率が約10%弱にしかならず、十分な
「黒」表示とはならない。つまり、ドライバの電源電圧
が低下することにより「黒」の表示特性が劣化して行く
ということが予想される。
【0008】このような場合、コモン電極の電位を交流
化して実質的に「黒」表示の時の信号電圧を大きくする
「コモン反転駆動」が使用される。
【0009】図10はコモン反転駆動の場合の信号電圧
とコモン電位の関係を示す波形図である。図10に示す
コモン反転駆動法は、表示信号の1ライン(H)毎に液
晶セル駆動信号(Vsig )の交流化を行う「Hコモン反
転駆動法」の場合の駆動波形を示している。また同図に
示されているVsigpとVsignは表示信号であり、それぞ
れ正極性の表示信号と負極性の表示信号を表している。
【0010】同図に示すHコモン反転駆動において、表
示信号の信号振幅を変えずに「黒」表示時の電圧を大き
くする場合には、同図に実線で示してあるVcom の信号
振幅を大きくすれば良い。そうすることにより、同図に
点線で示してあるVsig の振幅を変えることなく実質的
にVsigp、Vsignの最大振幅を大きくでき、ノーマリホ
ワイトの表示モードの液晶パネルの「黒」表示の透過率
を低下させることが可能になり、コントラストの高い表
示を実現することが可能となる。
【0011】しかしながら、Vcom の振幅を大きくする
手法によれば、ドライバの電源電圧、つまり表示信号の
ダイナミックレンジをそのままにしながら、セルへの印
加電圧を大きくする方向にシフトしただけであるので、
「白」表示の場合に完全にセルへの印加電圧を0Vにで
きないという問題が生じる。
【0012】この事情を図9に示すV−T特性を用いて
説明すると、ドライバの電源電圧が3・3Vであり、か
つコモン振幅を大きく取らなかった場合の液晶セルへの
印加電圧は0〜3.3Vとなり、「黒」表示の透過率が
約10%弱にしかならず、そのコントラストは10:1
程度になってしまう。コントラストの改善のため、コモ
ン振幅を通常の場合よりも1.7V程度大きく取ること
により対策した場合、表示信号のダイナミックレンジは
3.3Vp‐pと同じであるが、印加電圧は1.7〜5
・0[V〕になり、「白」表示の透過率はほぼ100%
を保ったままで「黒」表示の透過率を1%弱にまで低下
させることが可能になり、そのコントラストは100:
1以上に回復し、静止画での表示品質は十分なレベルに
することが可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動画像
の表示においては、「白」表示の場合に液晶セルに印加
される電圧が0Vにならないことが問題となってくる。
一般に液晶の応答速度は液晶が印加された電界によって
立ち上がる速度Trと、電界を零にしたときに各分子間
の力によって元の状態に復帰する速度Tdにより決ま
る。これらのTrおよびTdは以下の式で表される。
【0014】 Tr=ηd2/(△εV一Kπ2)・・・・・・・・式(1) Td=ηd2/Kπ2・・・・・・・・・・・・・・式(2) ここで、Kは液晶の発散、捩れ、曲げの弾性係数をそれ
ぞれK1.K2,K3としたときに、K=K1+(K3
一2×K2)/4で表される定数である。△εは、液晶
分子の長軸方向の誘電率εsと短軸方向のεpの差(ε
s一εp)である。ηは液晶分子の捩れ粘性、dは液晶
セルの厚み(セルギャップ)、Vは印加電圧である。
【0015】上述した式(1)から明らかなように、液
晶の立ち上がる速度Trはセルへの印加電圧に依存して
おり、その速度は印加電圧が大きくなるほど速くなるこ
とが分かる。逆に立ち下がり速度Tdはセル構造や物性
に依存しており、セルに印加している電圧を小さくする
(開放する)方向では速度を速くしにくいことが分か
る。特に、(2)の立ち下がり速度Tdは液晶の捩れ等
の物性が最大限に発揮されるのは液晶セルへの印加電圧
が0Vとなる場合であるから、低電圧でもセルに電圧が
印加されている場合は、言わば「半捩れ」状態であり、
液晶の応答速度は上記(2)式よりはかなり遅くなって
しまう。即ち、ノーマリホワイトの表示モードを用いて
いる液晶表示装置の場合、「白」表示の時に0V以外の
電圧が印加されていると応答速度が大福に遅くなってし
まい、「白」表示時の印加電圧が大きくなるに従い、そ
の応答速度は中間調での応答速度に近くなり、場合によ
っては100ms以上になる場合も生じる。
【0016】このように、従来の液晶表示装置では、表
示画像のコントラストを優先させると、「白」表示の時
の液晶セルへの印加電圧が0Vよりも大きくなるため、
動画像を表示した場合は応答速度が低下してしまうとい
う問題があった。
【0017】本発明はこの様な点に鑑みてなされたもの
で、コントラストの良い静止画と応答性に優れた動画の
両方を実現した高品質な画像を表示することができる液
晶表示装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によれば、画素電極と対向電極間に液晶を挟
持した液晶セルを有する液晶表示装置において、表示画
像が静止画であるか動画であるかを判定する判定手段
と、前記判定手段の出力に従い、表示画像が動画である
場合の前記対向電極への印加電圧を、表示画像が静止画
である場合の液晶セルへの印加電圧よりも低下させる印
加電圧変更手段とを備えたことを特微とする。
【0019】前記印加電圧変更手段は、ノーマリホワイ
トの液晶パネルにおける動画表示の場合、黒表示に相当
する表示信号電圧の振幅を小さくすることにより液晶セ
ルへの印加電圧を小さくさせるもの、あるいはコモン反
転駆動の液晶セルにおける動画表示の場合、コモン電極
の振幅を小さくして液晶セルヘの印加電圧を小さくさせ
るものであると良い。
【0020】前記判定手段は入力された画像信号とこれ
を1フレームあるいは1フィールド遅延させた画像信号
との差分をとる差分回路と、この差分回路の差分出力と
判定基準に基づいて一致の程度から静止画か動画かを判
定する判定回路とを備えたものであると良い。
【0021】前記判定回路の前記判定基準は外部入力に
より変更可能とすることが好ましい。
【0022】動画像を表示する際の表示信号と液晶パネ
ルの透過率特性は、静止画の場合と動画の場合で、階調
レベルと透過率が一致するように、または階調レベルと
相対的な透過率特性が一致するように、液晶表示信号あ
るいは液晶表示セルへ印加する基準電圧を変更すること
ができる。
【0023】また、本発明の他の態様によれば、画素電
極と対向電極間に液晶を挟持した液晶セルを有する液晶
表示装置において、表示画像が静止画であるか動画であ
るかを判定する判定手段と、前記液晶セルの温度を検出
する温度検出手段と、前記判定手段の出力および前記温
度検出手段の出力に応じて、表示画像が動画である場合
の液晶セルへの印加電圧を、表示画像が静止画である場
合の液晶セルへの印加電圧よりも低下させるとともに、
前記温度が低い場合には動画として扱うよう液晶セルへ
の印加電圧を変更する印加電圧変更手段とを備えたこと
を特微とする。
【0024】本発明によれば、動画像を表示する場合の
液晶セルへの印加電圧は、静止画表示の場合の液晶セル
への印加電圧に較べて小さくなるように可変させる手段
を有することにより、動画を表示する場合には応答速度
を高速化して残像を低減させ高品質な動画像表示を実現
するとともに、静止画を表示する場合には液晶セルへの
印加電圧を表示画像のコントラストを優先した設定にす
ることにより、静止画を表示する場合にも高品質な画像
を表示できる。
【0025】また、液晶セルの温度も考慮した態様で
は、表示画像の種類のみでなく、温度が低下すると応答
性が低下する液晶の特性を考慮し、温度が低いときには
動画としての扱いを行うよう液晶セルへの印加電圧を小
さくすることにより応答性が向上する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳述
する。
【0027】図1は本発明の1実施の形態にかかる液晶
表示装置のブロック図である。
【0028】入力信号Siは遅延回路1、時間軸フィル
タ2および減算回路3に入力されている。遅延回路1は
1フィールドあるいは1フレームの遅延を行う周知の遅
延回路であり、その遅延出力Diは時間軸フィルタ回路
2および減算回路3に与えられる。
【0029】時間軸フィルタ回路2で作成された出力S
oは、表示信号駆動用増幅器4に与えられ、ここで液晶
セル5を駆動するのに適した信号レベル(信号振輻)と
極性反転が行われ、液晶駆動用表示信号Vsig として液
晶セル5に供給される。
【0030】一方、減算回路3では入力信号Siと遅延
回路1からの遅延信号Diである1フィールドあるい1
フレーム前の信号とが比較され、その表示信号の変化分
を表す差分信号SUBiが動画像/静止画像判定回路6
に入力されて、動画像であるか静止画像であるかが判定
される。
【0031】動画像/静止画像判定回路6の動画像であ
るか静止画像であるかを示す判定出力M/Sは対向電極
駆動用増幅器7に入力され、対向電極(コモン電極)に
印加されるVcom の振幅を変化させて液晶セル5に供給
される。
【0032】以下、さらに詳細に説明する。図2は遅延
回路1および時間軸フィルタ2の機能を示す説明図であ
る。ここではmフィールドからm+1フィールドに変化
したときに、白い円形の図形が画面の左から右へ移動す
るような動画が表示されているものとし、k番目の走査
線に沿った画像信号について検討する。
【0033】遅延回路1が1フィールドの遅延を行うも
のであるとすれば、現在観察される信号は図2のSiの
ようなものとなり、遅延回路1の出力は1フィールド前
の信号Diのように観察される。このように、時間軸フ
ィルタ回路2にはこれらの信号が入力されており、これ
らの信号をもとに高速応答駆動のための信号Soを得る
信号処理であるフィルタリング処理を行う。すなわち、
このフィルタリング処理は、液晶の残像を除去するため
にmフィールドとm+1フィールドで変化の有った表示
信号を、より強調するような処理が行われる。
【0034】具体的には、時間軸フィルタ回路2の出力
信号Soは、現信号Siに対して表示信号の変化部分を
強調した信号となる。mフィールド(1フィールド前)
からm+1フィールド(現フィールド)に表示信号が変
化した時のk番目の走査信号に注目してみると、第2図
に示すように白い円形の図形が左から右へ移動して、現
信号Siの信号レベルが高レベルから低レベルに変化し
た場合には、暗部高速応答駆動用強調信号0d、また円
形の図形が左から右へ移動したことにより、現信号Si
の信号レベルが低レベルから高レベルに変化した場合に
は明部高速応答駆動用強調信号0bが付加されて、時間
軸フィルタ回路2の出力信号Soが作成される。この出
力信号Soは、表示信号駆動用増幅器4により液晶セル
5に適応した信号レベル(信号振輻)と極性反転が行わ
れ、液晶セル5へ液晶駆動用表示信号Vsig が供拾され
る。
【0035】なお、遅延回路1が1フレームの遅延を行
うものである場合には、遅延回路1の出力は1フレーム
前の信号となる。
【0036】このように、液晶の応答速度を改善するた
めに、変化のあった表示信号を強調するような処理を行
うことにより、液晶の液晶の応答速度を改善し、表示画
像の残像現象を除去できる。
【0037】液晶セル5には、液晶駆動用表示信号Vsi
g のほかに、液晶層を挟んで表示信号が印加される電極
と対向している電極、いわゆる対向電極(またはコモン
電極)を駆動するための信号Vcom が供給されている。
このコモン電極駆動信号Vcom は、液晶駆動用表示信号
Vsig が動画像の場合と静止画像の場合とで液晶セルに
印加されるコモン電極駆動信号Vcom の信号振輻を異な
らせることにより表示特性の改善を図ることができる。
【0038】この信号振幅の変更は図1に主に示す動画
像/静止画像判定回路6および対向電極駆動用増幅器7
とで行われる。すなわち、入力信号Siと遅延回路1か
ら得られた1フィールドあるいは1フレーム前の情報で
ある遅延信号Diとの差分、すなわち表示信号の変化分
を減算回路3で計算し、差分信号SUBiが得られる。
この差分信号SUBiは動画像/静止画像判定回路6で
1フレーム分、つまり1画面分の画素について差分信号
が累積され、その累積結果は判定基準VARで判定さ
れ、その動画像/静止画像判定出力M/Sは対向電極駆
動用増幅器7に供給される。対向電極駆動用増幅器7で
は、動画像/静止画像判定出力M/Sに従い、静止画の
判定の際には対向電極駆動信号Vcom1の振幅を大きく
し、動画像の判定の際には対向電極駆動信号Vcom1を小
さくして液晶セル5に供給するようにしている。
【0039】以下、詳述する。減算回路3には現在の信
号Siと遅延回路1の出力である1フィールド前の信号
Diの双方が入力されており、これらの差分が差分信号
SUBiとして取り出される。具体的には静止画の場合
には現在の信号Siと1フィールド前の信号Diには差
が生じないため、差分信号SUBiはフィールド全体に
わたって「L」であるが、図2に示したように動画の場
合にはフィールドのどこかで差分信号SUBiに変化が
生じる。
【0040】この差分信号SUBiは動画像/静止画像
判定回路6に入力される。
【0041】次に、動画像/静止画像判定回路6の詳細
ブロック図を図3に示す。
【0042】入力端子から入力された減算回路3からの
差分信号SUBiはまず絶対値回路61でその値の絶対
値が求められる。これは、画像の変化の方向(「白」か
ら「黒」へ、あるいは「黒」から「白」へ)を考えず、
画像の変化量のみを抽出するためである。その絶対値デ
ータは累積加算器62で加算され、その累積加算緒果は
累積値保持用ラッチ回路63へ入力される。累積値保持
用ラッチ回路63の出力は、次の画素の画像変化量と加
算されるため、累積加算器62へフィードバックされる
とともに結果保持用ラッチ回路64へ入力される。累積
値保持用ラッチ回路63は1フィールドあるいは1フレ
ーム毎に信号φにより保持内容がクリアされる。また結
果保持用のラッチ回路64では、累積値保持用ラッチ回
路63がクリアされる直前の値を1フィールドあるいは
1フレームに一度信号φに基づいて取り込みを行う。
【0043】以上の累積加算部61〜64は画素数、階
調数が多くなれば回路規模が大きくなる。例えば、液晶
表示画面の画面の精度が水平640画素、垂直480画
素、表示可能な階調数8ビットの場合、累積加算器62
および累積値保持用ラッチ回路63は22ビットの精度
を要する。この場合、例えば絶対値回路61での出力を
1ビット、つまり変化の有無についての情報のみに削減
すれば、累積加算器62および累積値保持用ラッチ回路
63の精度は19ビットに削減される。さらに累積加算
する画素の情報を間引くことにより更にビット数の削減
が可能である。例えば、1/4間引きの場合には17ビ
ット、1/16間引きでは15ビットになる。従って、
このような累積加算回路は1画素分のビット数低減や間
引きにより回路規模を小さくすることができ、一般的な
累積加算器やLSIのライブラリに用意されている累積
加算器の標準的なビット数である16ビット以下に低減
させることが可能であり、容易に累積加算回路を実現す
ることが出来る。
【0044】このような間引きを行っても判定精度への
影響はない。すなわち、1/16間引きは4×4画素中
の1画素を抽出するものであり、640画素×480画
素の画面全体としては19200点も抽出しているた
め、動き判定(表示信号の変化検出)は十分な精度で判
定が可能である。
【0045】累積加算部61〜64で求められた結果は
比較器65の一方側(+側)入力へ与えられる。この比
較器65の他方側(−側)入力には外部から与えられる
判定基準VARがラッチ66を経て与えられる。このラ
ッチ66は結果保持用のラッチ回路64と同じタイミン
グで与えられる信号φfにより駆動されるため、判定基
準は累積結果と同時に取り込まれる。
【0046】この判定基準VARはユーザにより入力す
ることができる。すなわち、表示画面の一部に動画が表
示されている場合でも動画と判定して画面全体を動画の
処理にする動作、画面のほとんどに動画が表示されてい
る場合にのみ動画処理とする動作等をユーザの好みや要
求画質に基づいて選択できる。
【0047】比較器65での比較結果は、ラッチ67で
ラッチされ、アップダウンカウンタ68に与えられる。
比較結果データは、累積加算結果が判定基準値よりも大
きい場合には「動画」判定であるロジックレベル「H」
であり、逆の場合には「静止画」判定であるロジックレ
ベル「L」となっているので、アップダウンカウンタ6
8は比較器65からの「H」または「L」信号により、
カウントアップまたはカウントダウンし、ある一定数を
カウントするとカウンタの最大値または最小値でキャリ
ーアウト信号Coを出力する。このキャリーアウト信号
Coは反転されてアップダウンカウンタ68のイネーブ
ル端子に入力されている。
【0048】具体的な動作を述べると、例えば、比較器
65から「動画」判定の信号「H」がアップダウンカウ
ンタ68に入力された場合、アップダウンカウンタは0
からカウンタの最大値までカウントしキャリーアウト信
号Coを出力する。そのキャリーアウト信号Coは反転
してカウンタのイネーブル端子に入力され、カウンタの
動作が停止する。この停止状態、すなわち「動画」判定
状態は次にカウンタに「L」信号が入力されるまで続
き、次段の対向電極駆動用増幅器7に対する「動画」判
定結果M/Sを出力する。この状態でカウンタ68に比
較器65からの「静止画」の判定の信号「L」が入力さ
れると、イネーブル端子に与えられていたキャリーアウ
ト信号Coの出力が停止するため、動作停止が解除さ
れ、カウンタは動作を開始して、直前まで保持していた
最大値からダウンカウントを行う。
【0049】ダウンカウントの場合は、カウンタの最小
値つまり0でキャリーアウト信号Coが出力されるの
で、アップカウントの場合と同様にキャリーアウト信号
Coを反転させた信号でカウンタの動作を停止させる。
この状態は次に比較器75から「動画」判定信号「H」
が入力されるまで保持され、次段の対向電極駆動用増幅
器7に「静止画」の判定結果H/Sを出力する。
【0050】なお、このアップダウンカウンタが動作を
開始してから停止するまでは数フィールドまたは数フレ
ームの画面数をカウントしている。つまり、比較器75
からの出力で、すぐに「動画」または「静止画」状態に
切り替わるのではなく、数画面の時間をかけて「動画」
または「静止画」状態に徐々に切り替わるようにしてあ
る。従って、表示画像の一時的な書き換えや比較器75
での誤動作、外部からのノイズ等が発生しても、液晶セ
ル5に表示される表示画面には乱れを生じない。
【0051】以上のように、動画像/静止画像判定回路
6では、差分信号SUBiと動画/静止画の判定基準V
ARとを入力することにより、動画/静止画の判定拮果
M/Sを出力している。
【0052】図4は対向電極駆動用増幅器7の構成例を
示す回路図である。この回路は、図3に示した動画/静
止画判定回路6からの判定出力M/Sにより、増幅器の
ゲインを可変して段階的な出力を得るようにしたもので
ある。
【0053】この回路は、増幅器71の非反転入力端子
に、電圧V+の電源と接地間に接続された可変抵抗器7
2で取り出された対向電極駆動用信号の中心電位Vcomc
が与えられ、反転入力端子には対向電極反転駆動用信号
源73の電位が増幅率決定抵抗74で調整されたものが
供給されている。増幅器71の出力側と反転入力端子間
には複数の抵抗Rf1、...Rfnが並列に設けられたフ
ィードバック抵抗アレイ75およびこの抵抗のうちの1
つを動画/静止画判定回路6からの判定出力M/Sに基
づいて選択するスイッチ回路76が設けられ、判定出力
M/Sに基づいてフィードバック抵抗の値を変えて異な
る増幅率を得るようにしている。
【0054】増幅器71の出力は、ゲートが共通接続さ
れた2つの直列接続されたPNPトランジスタおよびN
PNトランジスタから成る電流増幅回路77を経て出力
電圧Vcom を得ている。
【0055】図5は図4の対向電極駆動用増幅器7から
出力される電圧レベルを示す波形図である。
【0056】中心電圧はVcomcとなっており、これを中
心として得られる対向電極駆動用の電圧がフィードバッ
ク抵抗Rf1、...Rfnの選択に応じて最も振輻の大き
いVcom1から最も振幅の小さいVcomnまで変化してい
る。例えば、動画/静止画判定回路6の判定出力M/S
が「静止画」の場合には、スイッチ回路76はフィード
バック抵抗をRf1に選択し、静止画でのコントラストが
向上するようにVcom1が液晶セル5に供拾されるように
する。また動画/静止画判定回路6の判定出力M/Sが
「動画」の場合には、動画の応答速度が向上するよう
に、フィードバック抵抗をRfnに選択して最も振幅の小
さいVcomnを液晶セル5へ供給する。動画/静止画判定
回路6の判定出力M/Sが「動画」と「静止画」の中間
にある場合には、その値に対応したフィードバック抵抗
を選択してVcom1〜Vcomnのうちの適当な振幅のVcom
を液晶セル5に供給する。
【0057】このように、増幅器51のフィードバック
抵抗を段階的に切り替えることにより、液晶セル5に印
加されるVcom を段階的に変化させて徐々に「静止画」
と「動画」の切り替えを行い、表示画像が急激に変化す
ることを防止しているので、「動画」と「静止画」の最
適な切り替えが可能となる。
【0058】次に液晶セルの温度を考慮した本発明の第
2の実施の形態について説明する。
【0059】図6は液晶セルの温度と応答速度との関係
を示すグラフである。このグラフにおいて、横軸は温
度、縦軸は印加電圧を解放することにより液晶セルが
「黒」から「白」へ変化する場合の応答速度を任意単位
として示す。このグラフによれば、温度が低下すると応
答速度も低下していき、0℃では室温時に比べて3〜4
倍にまで低下してしまうことがわかる。このように応答
速度が低下した場合には、静止画についても表示画像を
書き換える場合やスクロール表示の場合は著しい残像現
象を起こし表示画質を劣化させるため、応答速度を向上
させる対策が必要である。
【0060】図7は、このように温度が変化した場合に
も表示画質の劣化を防止した本発明の第2の実施の形態
を示すブロック図である。この実施の形態は、第1の実
施の形態が基本となっており、同じ構成要素には同じ参
照番号を付してその詳細な説明は省略する。
【0061】第2の実施の形態で特徴的なのは、液晶セ
ル5に温度検出のためのセンサ91が取り付けられてお
り、このセンサ91からの出力信号は検出回路9により
温度信号TEMPに変換され、この温度信号TEMPが
動画像/静止画像判定回路6’に与えられている点であ
る。ここで、温度センサとしては熱電対を用いている。
【0062】この第2の実施の形態でも「動画」と「静
止画」の判別により対向電極に印加する電圧を変化させ
るようにしているが、この電圧変化を起こさせる要因と
して温度変化信号が追加されている。
【0063】図8は図7の構成例で用いている動画/静
止画判定回路7の詳細構成を示すものである。ここに示
された構成は、図3の動画/静止画判定回路7の構成
に、温度検出出力信号TEMPを動画/静止画判定に用
いる累積加算器72に加える機能を追加したものであ
る。すなわち、図7の温度検出回路9から出力された温
度検出出力信号TEMPはバッファ増幅器81で受け付
けられ、A/D変換器82でアナログ電圧信号からディ
ジタルデータに変換される。このディジタルデータは保
持用ラッチ83でラッチされ、累積加算器62に与えら
れて加算される。なお、バッファ増幅器のゲインは可変
抵抗により変更できるようになっている。
【0064】次にこの動画/静止画判定回路7の動作に
ついて説明する。
【0065】温度センサである熱電対91は液晶セルに
近接して配置されているので、液晶セルの温度変化に応
じて抵抗値が変化する。温度検出回路9は定電流源を有
するため、液晶セル5の温度は電圧値の変化信号である
TEMPとして検出される。この信号は動画/静止画判
定回路6’に与えられ、バッファ増幅器81で必要なレ
ベルまで増幅される。この際、バッファ増幅器では0レ
ベルの調整が行われる。これは、温度検出出力TEMP
は液晶セル5の温度が低下した場合に応答速度改善のた
めの重要な意味を持つが、温度が高い場合には応答速度
にとっては重要度はさほど高くはないので、室温以下の
温度について温度検出分解能がとれるように増幅率を設
定するとともに、高温の部分では後段のA/D変換器8
0の入力ダイナミックレンジの外になるように、つまり
高温時にはA/D変換器80が不感となるように増幅器
81のオフセットレベルを設定するものである。
【0066】その増幅器81の出力はA/D変換器82
に入力され、A/D変換器82でディジタルデータに変
換された後、このディジタルデータは保持用ラッチ83
でラッチされ、さらに累積加算器62に与えられて絶対
値回路61の出力およびラッチ回路63の出力とともに
加算される。
【0067】従って、ディジタル化された温度検出信号
は累積加算をする際にある一定のバイアスを加える操作
を行っており、温度が低下するに従って加えるバイアス
量がが増加する。即ち、画像信号の変化量が一定の場合
でも温度が低下することにより累積加算時のバイアス量
が増加するため、その累積結果は大きくなり、低温時に
は「動画」の判定をし易くなり残像による動画像の劣化
を小さくできる。また、液晶セル5の温度が0℃に近く
なったら、累積加算器72に加えるバイアス量を累積加
算器が飽和するような値、つまり画像信号の「動画」
「静止画」に無関係に常に「動画」判定するような値と
することにより、静止画の書き換え時の残像を減少させ
ることが可能となる。
【0068】また、さらに、液晶の応答速度が低温時に
低下するのは液晶の一般的性質であり、特定の液晶材料
によるものではない。従って、本発明はあらゆる材料、
表示方式の液晶パネルに適用することができる。
【0069】さらに、温度検出に実施の形態では熱電対
を用いたが、小型で温度検出が可能なあらゆるセンサを
用いることができる。
【0070】また、動画像を表示する際の表示信号と液
晶パネルの透過率特性は、静止画の場合と動画の場合
で、階調レベルと透過率が一致するように、または階調
レベルと相対的な透過率特性が一致するように、液晶表
示信号あるいは液晶表示セルへ印加する基準電圧を変え
るようにすることができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶セルに印加する対向電極駆動信号の信号振輻を動画
像を表示する場合には静止画を表示する場合に比べて小
さくすることでコントラストよりも液晶の応答速度を高
速化することを優先し、残像の少ない高品質な動画像表
示が可能になる。
【0072】また表示画像の種類と液晶セルの温度によ
り対向電極駆動信号の信号振幅を変動させた本発明によ
れば、液晶セルの温度が低下した場合に応答速度が低下
することに起因する画面書換時の残像現象を除去するこ
とができ、動画像から静止画像さらには温度変化の場合
にそれぞれ高品質な画像表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図。
【図2】動画について得られる種々の波形を示す説明
図。
【図3】図1における動画/静止画判定回路の構成例を
示す回路図。
【図4】対向電極駆動信号用増幅器の構成例を示す回路
図。
【図5】対向電極駆動信号の一例を示す波形図。
【図6】液晶セルの温度と応答速度との関係を説明する
グラフ。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。
【図8】図2における動画/静止画判定回路の構成例を
示す回路図。
【図9】液晶パネルの電圧対透過率特性の一例を示すグ
ラフ。
【図10】走査線毎に表示信号と対向電極駆動信号を反
転させる駆動法を説明する波形図。
【符号の説明】
1…遅延回路 2…時間軸フィルタ回路 3…減算回路 4…動画像/静止画像判定回路 5…液晶セル 6…動画像/静止画像判定回路 7…対向電極駆動用増幅器 9…熱電対駆動回路 61…絶対値回路 62…累積加算器 63、64、66、67…ラッチ回路 65…比較器 68…アップダウンカウンタ 71…増幅器 72…可変抵抗器 75…フィードバック抵抗 76…スイッチ回路 77…電流増幅回路 81…温度検出結果増幅用増幅器 82…A/D変換器 83…ラッチ回路 91…熱電対

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素電極と対向電極間に液晶を挟持した液
    晶セルを有する液晶表示装置において、 表示画像が静止画であるか動画であるかを判定する判定
    手段と、 前記判定手段の出力に従い、表示画像が動画である場合
    の前記対向電極への印加電圧を、表示画像が静止画であ
    る場合の液晶セルへの印加電圧よりも低下させる印加電
    圧変更手段とを備えたことを特微とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記印加電圧変更手段は、ノーマリホワイ
    トの液晶パネルにおける動画表示の場合、黒表示に相当
    する表示信号電圧の振幅を小さくすることにより液晶セ
    ルへの印加電圧を小さくさせるものであることを特徴と
    する請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記印加電圧変更手段は、コモン反転駆動
    の液晶セルにおける動画表示の場合、コモン電極の駆動
    電圧振幅を小さくして液晶セルヘの印加電圧を小さくさ
    せるものであることを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示装置。
  4. 【請求項4】前記判定手段は入力された画像信号とこれ
    を1フレームあるいは1フィールド遅延させた画像信号
    との差分をとる差分回路と、この差分回路の差分出力と
    判定基準に基づいて一致の程度から静止画か動画かを判
    定する判定回路とを備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】前記判定回路の前記判定基準を外部入力に
    より変更可能としたことを特徴とする請求項4に記載の
    液晶表示装置。
  6. 【請求項6】動画像を表示する際の表示信号と液晶パネ
    ルの透過率特性は、静止画の場合と動画の場合で、階調
    レベルと透過率が一致するように、または階調レベルと
    相対的な透過率特性が一致するように、液晶表示信号あ
    るいは液晶表示セルへ印加する基準電圧を可変とするこ
    とを特微とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液
    晶表示装置。
  7. 【請求項7】画素電極と対向電極間に液晶を挟持した液
    晶セルを有する液晶表示装置において、 表示画像が静止画であるか動画であるかを判定する判定
    手段と、 前記液晶セルの温度を検出する温度検出手段と、 前記判定手段の出力および前記温度検出手段の出力に応
    じて、表示画像が動画である場合の液晶セルへの印加電
    圧を、表示画像が静止画である場合の液晶セルへの印加
    電圧よりも低下させるとともに、前記温度が低い場合に
    は動画として扱うよう液晶セルへの印加電圧を変更する
    印加電圧変更手段とを備えたことを特微とする液晶表示
    装置。
JP25347096A 1996-09-25 1996-09-25 液晶表示装置 Pending JPH1097227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25347096A JPH1097227A (ja) 1996-09-25 1996-09-25 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25347096A JPH1097227A (ja) 1996-09-25 1996-09-25 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1097227A true JPH1097227A (ja) 1998-04-14

Family

ID=17251839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25347096A Pending JPH1097227A (ja) 1996-09-25 1996-09-25 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1097227A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001060078A (ja) * 1999-06-15 2001-03-06 Sharp Corp 液晶表示方法および液晶表示装置
JP2001290467A (ja) * 2000-04-05 2001-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置及び情報携帯機器
WO2004070697A1 (ja) * 2003-02-03 2004-08-19 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置
KR100502037B1 (ko) * 2000-11-13 2005-07-25 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 액정 표시 장치
JP2006189663A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Denso Corp 液晶表示装置
WO2006109516A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置
WO2006112110A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-26 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置の駆動方法
WO2006112108A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-26 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置の駆動方法
JP2006330263A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 平面表示装置および平面表示装置の駆動方法
WO2007026685A1 (ja) * 2005-09-01 2007-03-08 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置、および液晶表示装置の駆動方法
CN100371782C (zh) * 2003-12-29 2008-02-27 Lg.菲利浦Lcd株式会社 用于驱动液晶显示装置的方法和装置
US7362295B2 (en) 2003-03-11 2008-04-22 Samsung Electronics Co. Ltd. Apparatus and method for driving liquid crystal display and for determining type of image represented by image data
CN100433094C (zh) * 2005-08-15 2008-11-12 中华映管股份有限公司 适用于显示器的减低烙痕装置及相关减低烙痕方法
JP2009080499A (ja) * 2000-10-25 2009-04-16 Samsung Electronics Co Ltd 液晶表示装置、その駆動装置、及びその駆動方法
JP2010060969A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Seiko Epson Corp 液晶装置及び電子機器
US7932889B2 (en) 2001-03-15 2011-04-26 Samsung Electronics Co., Ltd. LCD with adaptive luminance intensifying function and driving method thereof
WO2011145379A1 (ja) * 2010-05-21 2011-11-24 シャープ株式会社 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法
US8451209B2 (en) 2002-12-06 2013-05-28 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001060078A (ja) * 1999-06-15 2001-03-06 Sharp Corp 液晶表示方法および液晶表示装置
JP2001290467A (ja) * 2000-04-05 2001-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置及び情報携帯機器
JP2009080499A (ja) * 2000-10-25 2009-04-16 Samsung Electronics Co Ltd 液晶表示装置、その駆動装置、及びその駆動方法
KR100502037B1 (ko) * 2000-11-13 2005-07-25 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 액정 표시 장치
US7932889B2 (en) 2001-03-15 2011-04-26 Samsung Electronics Co., Ltd. LCD with adaptive luminance intensifying function and driving method thereof
US8451209B2 (en) 2002-12-06 2013-05-28 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
KR100717229B1 (ko) 2003-02-03 2007-05-11 샤프 가부시키가이샤 액정 표시 장치
WO2004070697A1 (ja) * 2003-02-03 2004-08-19 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置
US7911430B2 (en) 2003-02-03 2011-03-22 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display
US7362295B2 (en) 2003-03-11 2008-04-22 Samsung Electronics Co. Ltd. Apparatus and method for driving liquid crystal display and for determining type of image represented by image data
CN100371782C (zh) * 2003-12-29 2008-02-27 Lg.菲利浦Lcd株式会社 用于驱动液晶显示装置的方法和装置
JP2006189663A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Denso Corp 液晶表示装置
WO2006112110A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-26 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置の駆動方法
US8264441B2 (en) 2005-03-31 2012-09-11 Sharp Kabushiki Kaisha Method for driving liquid crystal display apparatus
JPWO2006112108A1 (ja) * 2005-03-31 2008-11-27 シャープ株式会社 液晶表示装置の駆動方法
WO2006112108A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-26 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置の駆動方法
US8723775B2 (en) 2005-03-31 2014-05-13 Sharp Kabushiki Kaisha Method for driving liquid crystal display apparatus
JP4515503B2 (ja) * 2005-03-31 2010-08-04 シャープ株式会社 液晶表示装置の駆動方法
US8462091B2 (en) 2005-03-31 2013-06-11 Sharp Kabushiki Kaisha Method for driving liquid crystal display apparatus
WO2006109516A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置
US8217880B2 (en) 2005-03-31 2012-07-10 Sharp Kabushiki Kaisha Method for driving liquid crystal display apparatus
JP2006330263A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 平面表示装置および平面表示装置の駆動方法
CN100433094C (zh) * 2005-08-15 2008-11-12 中华映管股份有限公司 适用于显示器的减低烙痕装置及相关减低烙痕方法
WO2007026685A1 (ja) * 2005-09-01 2007-03-08 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置、および液晶表示装置の駆動方法
JP2010060969A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Seiko Epson Corp 液晶装置及び電子機器
WO2011145379A1 (ja) * 2010-05-21 2011-11-24 シャープ株式会社 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法
US9024854B2 (en) 2010-05-21 2015-05-05 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device and driving method of a liquid crystal display device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1097227A (ja) 液晶表示装置
TWI230370B (en) Driving circuit of a liquid crystal display and driving method thereof
US20060267893A1 (en) Methods, circuits and displays for selectively compensating for gray-scale
KR101429282B1 (ko) 액정용 구동 장치, 액정용 구동 방법 및 액정 표시 장치
JP3305240B2 (ja) 液晶表示パネル駆動装置と駆動方法
JP4436622B2 (ja) 液晶表示装置
JP4707301B2 (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
US5625387A (en) Gray voltage generator for liquid crystal display capable of controlling a viewing angle
US8462091B2 (en) Method for driving liquid crystal display apparatus
JP5080132B2 (ja) データ補償回路及びこれを有する表示装置
US20060232505A1 (en) Active matrix-type liquid crystal display device
US20070285377A1 (en) Electro-optical device, circuit and method for driving the same, and electronic apparatus
JPH0720828A (ja) 液晶表示装置
JPWO2003098588A1 (ja) 液晶表示装置
US20090237338A1 (en) Liquid crystal display device and driving method thereof, over-drive correction device and data production method thereof and electronic device
JPH06189232A (ja) 液晶駆動方法及び液晶表示装置
KR100495934B1 (ko) 표시구동장치 및 그 구동제어방법
US7061464B2 (en) Liquid crystal display and method for driving the same
US7221347B2 (en) Apparatus and method to improve a response speed of an LCD
WO2018188203A1 (zh) 压缩算法验证方法、存储介质及显示装置
WO2020147619A1 (zh) 灰度驱动表生成装置及方法、显示面板及驱动方法
JP2008020858A (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
CN111968594B (zh) 显示驱动方法、显示驱动系统和显示装置
US7369110B2 (en) Mobile display module
KR101399237B1 (ko) 액정표시장치 및 그의 구동방법