JPH1096455A - チエーン張力調整装置 - Google Patents

チエーン張力調整装置

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JPH1096455A
JPH1096455A JP24977696A JP24977696A JPH1096455A JP H1096455 A JPH1096455 A JP H1096455A JP 24977696 A JP24977696 A JP 24977696A JP 24977696 A JP24977696 A JP 24977696A JP H1096455 A JPH1096455 A JP H1096455A
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JP
Japan
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oil
pressure chamber
oil passage
plunger
check ball
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Application number
JP24977696A
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English (en)
Inventor
Manabu Okada
学 岡田
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH1096455A publication Critical patent/JPH1096455A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0848Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H7/0848Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
    • F16H2007/0859Check valves

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部にオイルを排出しないようにして、ダン
ピング力を発生させるようにして、オイルポンプを大型
化することなく、車両の潤滑系および油圧作動系を円滑
に行えるようにすること。 【解決手段】 ボールシート14に穴 147をあけ、チェッ
クボール12で油路 143を閉塞した状態で、高圧室 101と
油路 143とを連通する油路を形成する。これにより、メ
インスプリング13を押し縮めてチェックボール12をボー
ルシート14の座に密着させる時に、高圧室 101内のオイ
ルを逆流させ、かつ、ダンピング力発生時に高圧室 101
と油路 143とを連通する油路を通して、高圧室内のオイ
ルを逆流させるので、高圧室 101から外部への油の放出
はまったくなく、エンジンの潤滑系や油圧作動系の油量
および油圧の低下がなくなり、潤滑および油圧作動系の
作動を確実にすると共に、油圧ポンプを小型化すことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チエーン張力調整
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チエーン張力調整装置の使用例として、
図12を用いて説明すると、クランクタイミングスプロケ
ット1とアイドラスプロケット2との間にタイミングチ
エーン3がかけられていて、クランクタイミングスプロ
ケット1の回転がアイドラスプロケット2に伝達され、
更にアイドラスプロケット2とインテ−クカムシャフト
タイミングスプロケット4およびエキゾ−ストカムシャ
フトタイミングスプロケット5にかけられたタイミング
チエーン6により、アドラスプロケット2の回転がイン
テ−クカムシャフトタイミングスプロケット4およびエ
キゾ−ストカムシャフトタイミングスプロケット5に伝
達されるようになっている。そして、タイミングチエー
ン3およびタイミングチエーン6にはチエーン張力調整
装置(テンショナアジャスタ)7および8が設けられて
いる。
【0003】先ず、テンショナアジャスタ7および8の
概略を説明する。図6において、ボディ9にはプランジ
ャ嵌合穴 901があけられていて、このプランジャ嵌合穴
901にプランジャ10が摺動可能に嵌合している。また、
ボディ9にあけられたボールシート嵌着孔 902にはボー
ルシート14が嵌着されている。プランジャ10には高圧室
101が設けられている。そして、プランジャ10に矢印方
向の力Fが働いて、プランジャ10が高圧室 101内に押し
込まれた時に、メインスプリング13によってリテ−ナ11
が押されて、チェックボール12をボールシート14の先端
に押しつけ、力Fが無くなった時にメインスプリング13
の弾性力によってプランジャ10を押すことにより、チェ
ックボール12をボールシート14の先端から離すようにし
ている。
【0004】ボールシート14は図7および図11に示すよ
うに、その外周面に環状凹溝 141が設けられていて、こ
の環状凹溝 141にはオイル供給孔 142があけられてい
る。このオイル供給孔 142はボールシート14の中心に設
けられた油路 143に連通しており、この油路 143の開口
端にはチェックボール12が着座する座 144が形成されて
いる。図10は図6におけるチェックボール12の部分を部
分拡大して示した図であり、チェックボール12はリテ−
ナ11内において、更にチェックボールスプリング16によ
って、座 144に押しつけられるように、弾性力が付与さ
れている。そして、チェックボール12が座 144に密着し
た時には油路 143が閉じられると共に、圧力室 101が密
閉になり、チェックボール12が座 144から離れた時には
油路 143が開かれて、圧力室 101にオイルが供給される
ようになっている。
【0005】次に、テンショナアジャスタ7および8の
作動について説明する。先ず、オイルの流れについて説
明すると、図9に示すボディ9にあけられたオイル供給
孔18は、シリンダブロックの油路に接続されていると共
に、ボールシート14に設けられた環状凹溝 141に開口し
ており、エンジンブロックの油路を流れているオイルの
一部は、オイル供給孔18、環状凹溝 141、オイル供給孔
142、油路 143および座 144とチェックボール12との間
の間隙を通って、高圧室 101に供給され、高圧室 101内
の所定の油圧を保っている。
【0006】先ず、第一の従来例においては、図6に示
すようにプランジャ10に高圧室リリーフ孔 102があけら
れている。また、高圧室 101の油圧を低くしておくこと
によって、プランジャ10に力Fが働いた時にプランジャ
10がプランジャ嵌合穴 901内に押し込まれてメインスプ
リング13を押し縮め、チェックボール12を座 144に密着
させることによってダンピング力を発生させるので、高
圧室リリーフ孔 102からオイルを外部に放出して、高圧
室 101内の油圧を下げるようにしている。
【0007】そして、図6においてプランジャ10にチエ
ーンの振動などによる力Fが矢印の方向に働いた場合
に、プランジャ10がプランジャ嵌合穴 901内に押し込ま
れると共に、メインスプリング13を押し縮めて、チェッ
クボール12を座 144に圧接し、高圧室 101を密閉にす
る。そして、高圧室 101内の油圧が上昇することによ
り、高圧室リリーフ孔 102から高圧室 101内のオイルが
排出されてプランジャ10にダンピング力が発生し、この
ダンピング力によってチエーンの張力を調整するように
している。
【0008】また、第二の従来例では高圧室リリーフ孔
102の代わりに、プランジャ10とプランジャ嵌合穴 901
との間の摺動面に間隙15を形成して、高圧室 101内のオ
イルを排出するようにしている。そして、プランジャ10
に働いている力Fが無くなった時に、メインスプリング
13の弾性力によってプランジャ10がプランジャ嵌合穴90
1から押し出される。これによって、高圧室 101は真空
になると共に、チェックボール12が座 144から離れて、
高圧室 101内にオイルが供給され、このオイルを高圧室
リリーフ孔 102または間隙15から外部に放出しながら、
高圧室 101内の油圧を低くするようにしている。また、
上記チェックボール12による油路 143の開閉はチエーン
の振動などによって頻繁に行われ、これにともない、高
圧室リリーフ孔 102あるいは間隙15からその都度、高圧
室 101内のオイルが外部に排出されることによって、ダ
ンピング力を得るようにしている。
【0009】次に、第三の従来例は図8に示すように、
ボディ9に高圧室前リリーフ孔17があけられている。こ
の従来例は先の従来例とは異なり、高圧室 101に供給す
るオイルの一部を、この高圧室前リリーフ孔17から外部
に排出して、高圧室 101内の油圧を低く調整するように
したものである。すなわち、高圧室前リリーフ孔17から
オイルの一部を排出して、高圧室 101内の油圧を低く調
整することにより、図6における力Fによって、プラン
ジャ10がプランジャ嵌合穴 901内に押し込まれることに
より、メインスプリング13を押し縮めてチェックボール
12を座 144に圧着し、高圧室 101を密閉にする。この状
態で更にプランジャ10が押し込まれると、高圧室 101内
の油圧が上昇し、例えば間隙15からオイルを放出してダ
ンピング力を発生させて、チエーンの張力を調整するよ
うにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例はいづれ
も、高圧室内の油圧を低く保つために、および、ダンピ
ング力を得るために、高圧室リリーフ孔 102、間隙15お
よび高圧室前リリーフ孔17からオイルを外部に排出する
ようにしているので、次の通り改良すべき問題がある。
すなわち、プランジャ10の高圧室 101に供給されるオイ
ルは、シリンダヘッドの油路を流れているオイルの一部
であるので、上記従来例のようにオイルを外部に排出す
るということは、シリンダヘッドの油路を流れているオ
イルの一部を排出するということになる。したがって、
上記オイルの排出は、車両の潤滑系や油圧作動系に必要
なオイルの量および圧力に影響を及ぼすという問題があ
る。そこで、この問題を解決するためには、この排出さ
れるオイルの量および油圧の低下を見込んだ、オイルポ
ンプの容量および吐出圧力にしなければならず、油圧ポ
ンプが大型化すると共に、オイルポンプが大型化するこ
とによって、このポンプを駆動するための動力が増加
し、エネルギの無駄な消費が多くなるという問題があ
る。
【0011】本発明は外部にオイルを排出しないように
して、プランジャにダンピング力を発生させ、また、外
部にオイルを排出しないようにして、高圧室内の油圧を
調整するようにして、オイルポンプを大型化することな
く、車両の潤滑系および油圧作動系を円滑に行えるよう
にしたチエーン張力調整装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る請求項1の記載から把握される手段は、
ボディにプランジャを摺動可能に挿入し、該プランジャ
に設けた高圧室とボディに設けた油路とをチェックボー
ルで仕切り、プランジャの移動を利用して、メインスプ
リングの弾性力によりチェックボールを開閉し、高圧室
内の油圧とメインスプリングの弾性力の両方で、高圧室
のオイルをリークさせながらプランジャにダンピング力
を発生させるようにしたチエーン張力調整装置におい
て、ダンピング力発生時にリークする油量を高圧室内に
供給するように油路の流路面積を小さくして油路にオリ
フィス効果を持たせ、前記高圧室に流入する油の量を制
限するようにしたことを特徴とする。
【0013】次に、請求項2の記載から把握される手段
は、ボディにプランジャを摺動可能に挿入し、該プラン
ジャに設けた高圧室とボディに設けた油路とをチェック
ボールで仕切り、プランジャの移動を利用して、メイン
スプリングの弾性力によりチェックボールを開閉し、高
圧室内の油圧とメインスプリングの弾性力の両方で、プ
ランジャに押し付け力を発生させるようにしたチエーン
張力調整装置において、前記チェックボールで前記油路
を閉塞した状態で、高圧室と油路とを連通する油路を設
けたことを特徴とする。
【0014】次に、請求項3の記載から把握される手段
は、高圧室に連通するボディにあけた孔に油路を設けた
ボールシートを嵌入し、チェックボールが圧接されて該
油路を閉塞するボールシートの先端に油路を横切るよう
にU溝を設け、チェックボールで油路が閉塞された状態
で高圧室と油路とを連通する油路を形成したことを特徴
とする。
【0015】次に、請求項4の記載から把握される手段
は、高圧室に連通するボディにあけた孔に油路を設けた
ボールシートを嵌入し、チェックボールが圧接されて該
油路を閉塞するボールシートの先端外周面に油路に連通
する孔を設け、チェックボールで油路が閉塞された状態
で高圧室と油路とを連通する油路を形成したことを特徴
とする。
【0016】次に、上記各手段から把握される発明によ
って、課題がどのように解決されるかについて説明す
る。先ず、請求項1の記載から把握される本発明におい
て、ボディにプランジャを摺動可能に挿入し、このプラ
ンジャに設けた高圧室とボディに設けた油路とをチェッ
クボールで仕切り、プランジャの移動を利用して、メイ
ンスプリングの弾性力によりチェックボールを開閉し、
高圧室内の油圧とメインスプリングの弾性力の両方で、
高圧室のオイルをリークさせながらプランジャにダンピ
ング力を発生させるようにしたチエーン張力調整装置で
あって、ダンピング力発生時にリークする油量を高圧室
内に供給するように油路の流路面積を小さくして油路に
オリフィス効果を持たせ、前記高圧室に流入する油の量
を制限するようにしたので、高圧室内の油圧を低くし
て、メインスプリングを押し縮めてチェックボールで高
圧室を密閉にするのに、高圧室内のオイルを外部に放出
しないようにして行うことができ、かつ、ダンピング力
発生時にプランジャとボディとの間の摺動面からリーク
するオイルだけが外部に放出されることになる。
【0017】次に、請求項2の記載から把握される本発
明によれば、ボディにプランジャを摺動可能に挿入し、
このプランジャに設けた高圧室とボディに設けた油路と
をチェックボールで仕切り、プランジャの移動を利用し
て、メインスプリングの弾性力によりチェックボールを
開閉し、高圧室内の油圧とメインスプリングの弾性力の
両方で、プランジャに押し付け力を発生させるようにし
たチエーン張力調整装置であって、前記チェックボール
で前記油路を閉塞した状態で、高圧室と油路とを連通す
る油路を設けたので、高圧室内の油圧を低くして、メイ
ンスプリングを押し縮めてチェックボールで高圧室を密
閉にするのに、高圧室内のオイルを逆流させて外部に放
出しないようにして行うことができ、かつ、ダンピング
力発生時にチェックボールで前記油路を閉塞した状態
で、高圧室と油路とを連通する油路を通して、高圧室内
のオイルを逆流させることができる。
【0018】次に、請求項3の記載から把握される本発
明によれば、高圧室に連通するボディにあけた孔に油路
を設けたボールシートを嵌入し、チェックボールが圧接
されて油路を閉塞するボールシートの先端に油路を横切
るようにU溝を設け、チェックボールで油路が閉塞され
た状態で高圧室と油路とを連通する油路を形成したの
で、高圧室内の油圧を低くして、メインスプリングを押
し縮めてチェックボールで高圧室を密閉にするのに、高
圧室内のオイルを逆流させて外部に放出しないようにし
て行うことができ、かつ、ダンピング力発生時にチェッ
クボールで前記油路を閉塞した状態で、高圧室と油路と
を連通する油路を通して、高圧室内のオイルを逆流させ
ることができる。
【0019】次に、請求項4の記載から把握される本発
明によれば、高圧室に連通するボディにあけた孔に油路
を設けたボールシートを嵌入し、チェックボールが圧接
されて油路を閉塞するボールシートの先端外周面に油路
に連通する孔を設け、チェックボールで油路が閉塞され
た状態で高圧室と油路とを連通する油路を形成したの
で、高圧室内の油圧を低くして、メインスプリングを押
し縮めてチェックボールで高圧室を密閉にするのに、高
圧室内のオイルを逆流させて外部に放出しないようにし
て行うことができ、かつ、ダンピング力発生時にチェッ
クボールで前記油路を閉塞した状態で、高圧室と油路と
を連通する油路を通して、高圧室内のオイルを逆流させ
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】上記各請求項の記載から把握され
る発明について、実施の形態を説明する。請求項1の記
載から把握される本発明において、図6に示すように、
ボディ9にプランジャ10を摺動可能に挿入し、このプラ
ンジャ10に設けた高圧室 101とボディ9のボールシート
嵌着孔 901に嵌着したボールシート14に設けた油路 143
(図11参照)とをチェックボール12で仕切り、プランジ
ャ10の移動を利用して、メインスプリング13の弾性力に
よりチェックボール12を開閉し、高圧室 101内の油圧と
メインスプリング13の弾性力の両方で、プランジャ10に
押し付け力を発生させるようにしたチエーン張力調整装
置であって、前記プランジャ10とボディ9との間の間隙
15からリークする油量を高圧室 101内に供給するよう
に、図5に示す油路145および 146の流路面積を小さく
してこの油路 145と 146にオリフィス効果を持たせ、前
記高圧室 101に流入する油の量を制限するようにする。
【0021】次に、請求項2の記載から把握される本発
明におて、図6に示すように、ボディ9にプランジャ10
を摺動可能に挿入し、このプランジャ10に設けた高圧室
101とボディ9のボールシート嵌着孔 901に嵌着したボ
ールシート14に設けた油路 143(図11参照)とをチェッ
クボール12で仕切り、プランジャ10の移動を利用して、
メインスプリング13の弾性力によりチェックボール12を
開閉し、高圧室 101内の油圧とメインスプリング13の弾
性力の両方で、プランジャ10に押し付け力を発生させる
ようにしたチエーン張力調整装置であって、図1および
図2に示すように、油路 143に連通する孔 147を設け、
チェックボール12で油路 143を閉塞した状態で、高圧室
101と油路 143とを連通する油路を設ける。
【0022】次に、請求項3の記載から把握される本発
明において、図3および図4に示すように、高圧室 101
に連通するボディ9にあけたボールシート嵌着孔 902に
油路143を設けたボールシート14を嵌入し、チェックボ
ール12が圧接されて油路 143を閉塞するボールシート14
の先端に油路 143を横切るようにU溝 148を設け、チェ
ックボール12で油路 143が閉塞された状態で高圧室 101
と油路 143とを連通する油路を形成する。
【0023】次に、請求項4の記載から把握される本発
明において、図1および図2に示すように、高圧室 101
に連通するボディ9にあけたボールシート嵌着孔 902に
油路143を設けたボールシート14を嵌入し、チェックボ
ール12が圧接されて油路 143を閉塞するボールシート14
の先端外周面に油路 143に連通する孔 147を設け、チェ
ックボール12で油路 143が閉塞された状態で高圧室 101
と油路 143とを連通する油路を形成する。
【0024】
【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。テ
ンショナアジャスタ7および8の基本的な部分は、図6
に示したものと同じである。すなわち、ボディ9にはプ
ランジャ嵌合穴 901があけられていて、このプランジャ
嵌合穴 901にプランジャ10が摺動可能に嵌合している。
また、ボディ9にあけられたボールシート嵌着孔 902に
はボールシート14が嵌着されている。プランジャ10には
高圧室 101が設けられている。そして、プランジャ10に
矢印方向の力Fが働いて、プランジャ10が高圧室 101内
に押し込まれた時に、メインスプリング13によってリテ
−ナ11が押されて、チェックボール12をボールシート14
の先端に押しつけ、力Fが無くなった時にメインスプリ
ング13の弾性力によってプランジャ10を押すことによ
り、チェックボール12をボールシート14の先端から離す
ようにしている。
【0025】また、ボールシート14は図7および図11に
示すように、その外周面に環状凹溝141が設けられてい
て、この環状凹溝 141にはオイル供給孔 142があけられ
ている。このオイル供給孔 142はボールシート14の中心
に設けられた油路 143に連通しており、この油路 143の
開口端にはチェックボール12が着座する座 144が形成さ
れている。図10は図6におけるチェックボール12の部分
を部分拡大して示した図であり、チェックボール12はリ
テ−ナ11内において、更にチェックボールスプリング16
によって、座 144に押しつけられるように、弾性力が付
与されている。
【0026】図1はチェックボール12の部分を一部拡大
して示した図であり、ボディ9にあけられたボールシー
ト嵌着孔 902には、図2に示すボールシート14が嵌着さ
れている。このボールシート14には油路 143に開口する
ように孔 147があけられている。この孔 147の位置は、
図1に示すようにボールシート14がボールシート嵌着孔
902に嵌着されて、チェックボール12が座 144(図11参
照)に着座した状態で、高圧室 101と油路 143が連通す
る位置である。
【0027】また、この孔 147のオイル流通面積は、プ
ランジャ10に力F(図6参照)が働いて、プランジャ10
がプランジャ嵌合穴 901に押し込まれた時に、高圧室 1
01内のオイルがチェックボール12と座 144との間の間隙
および孔 147を通して逆流し、メインスプリング13を押
し縮めて、チェックボール12を座 144に圧接した後に、
孔 147から高圧室 101内のオイルを引き続き逆流させ
て、プランジャ10にダンピング力を発生させるようなオ
イル流通面積になっている。そして、このボールシート
14を使用した場合には、図6に示すような高圧室リリー
フ孔 102または間隙15は設けない。その他の部分につい
ては、図6に示したのと同じであるので、同一部分には
同一符号を付して、その説明は省略する。
【0028】このように構成した本実施例の作用につい
て、次に説明する。先ず、高圧室 101にオイルが供給さ
れる時の作用について説明する。通常においては、高圧
室 101内の油圧と設定されたタイミングチエーン3また
は6(図12参照)の張力とが釣り合った状態にある。そ
こで、高圧室 101にオイルが供給される状態とは、所定
の張力で張られているタイミングチエーン3または6が
振動して、その振動がマイナス側になった時に、メイン
スプリング13によってプランジャ10がプランジャ嵌合孔
902から押し出されて上記力の釣り合いが保たれ、チェ
ックボール12が座 144から離れて、高圧室 101内が負圧
になる状態である。
【0029】このように、高圧室 101が負圧になった状
態において、チェックボール12にて油路 143を閉塞した
状態で、高圧室 101と油路 143とを連通する油路を形成
するように孔 147を設けたので、チェックボール12と座
144との間の間隙および孔 147から、短時間に高圧室 1
01内にオイルを供給して、追従を円滑にすることがで
き、かつ、孔 147から逆流させながらタイミングチエー
ン3または6の設定された張力と、メインスプリング13
の弾性力に加算された高圧室 101内の油圧とが釣り合う
ように、高圧室 101内の油圧を調整することができる。
したがって、高圧室 101内の油圧はメインスプリング13
の弾性力を差し引いた低い圧力になっている。
【0030】次に、プランジャ10をプランジャ嵌合穴 9
01内に押し込んで、ダンピング力を発生させる時の作用
について説明する。このダンピング力を発生させる状態
とは、タイミングチエーン3または6の振動がプラス側
に働いて、図6に示す力Fがプランジャ10にかかる状態
である。そして、このダンピング力を発生させる前の状
態は、タイミングチエーン3または6の設定された張力
と、メインスプリング13の弾性力に加算された高圧室 1
01内の油圧とが釣り合った状態である。
【0031】そこで、チェックボール12にて油路 143を
閉塞した状態で、高圧室 101と油路143とを連通する油
路を形成するように孔 147を設けたので、図6に示す力
Fがプランジャ10に働いた場合に、高圧室 101内のオイ
ルを孔 147から逆流させながら、メインスプリング13の
弾性力に抗してプランジャ10がプランジャ嵌合穴 901内
に押し込まれ、メインスプリング13を押し縮めてチェッ
クボール12を座 144に着座させることができる。そし
て、チェックボール12が座 144に着座した後に更にプラ
ンジャ10が押されて、高圧室 101内の油圧が上昇し、こ
の油圧の上昇に追従して高圧室 101内のオイルを孔 147
を通して逆流させ、ダンピング力を発生させることがで
きる。このように、高圧室 101内のオイルを外部に放出
することなく、高圧室 101にオイルを供給し、かつ、ダ
ンピング力を発生させることができる。
【0032】次に、第二実施例について説明する。この
実施例は図1に示した実施例の孔 147の代わりに、図4
に示すようにU溝 148を設けたものである。そして、こ
のU溝 148の深さおよび幅は、図3に示すように、ボデ
ィ9にあけられたボールシート嵌着孔 902にボールシー
ト14が嵌着され、チェックボール12が座 144(図11参
照)に着座した状態で、高圧室 101と油路 143が連通す
るように決められている。
【0033】また、図3においてチェックボール12が座
144に着座して、U溝 148の一部が開口して形成される
オイル流通面積は、プランジャ10に力F(図6参照)が
働いて、プランジャ10がプランジャ嵌合穴 901に押し込
まれた時に、高圧室 101内のオイルがチェックボール12
と座 144との間の間隙およびU溝 148の一部が開口して
形成される上記オイル流通部を通して逆流し、メインス
プリング13を押し縮めて、チェックボール12を座 144に
圧接した後に、U溝 148の上記一部開口から高圧室 101
内のオイルを引き続き逆流させて、プランジャ10にダン
ピング力を発生させるようなオイル流通面積になってい
る。そして、このボールシート14を使用した場合には、
図6に示すような高圧室リリーフ孔 102または間隙15は
設けない。その他の部分については、図6に示したのと
同じであるので、同一部分には同一符号を付して、その
説明は省略する。また、この第二実施例についての作用
は、図1および図2に示した実施例と同じであるので、
その説明は省略する。
【0034】次に、第三実施例について説明する。この
実施例は図5に示すように、ボールシート14に設けた油
路 145およびオイル供給孔 146のオイル流通面積を小さ
くしたものである。このボールシート14を使用した場合
には、図6における高圧室前リリーフ孔 102または間隙
15を設ける。そして、この油路 145およびオイル供給孔
146のオイル流通面積は、ダンピング力を発生させる時
に高圧室前リリーフ孔102または間隙15からリークする
オイルを補充するに必要なオイルを、高圧室に供給でき
る大きさに決められている。
【0035】具体的には、タイミングチエーンの振動数
とプランジャ10のストローク長により、単位時間当たり
のオイルのリーク量を求め、高圧室 101の負圧とオイル
供給源との間の圧力差により、オイル供給孔 146から油
路 145を流れるオイルの流動抵抗が所定の圧力損失にな
るように、オイル供給孔 146と油路 145の流路面積を決
定する。
【0036】このように構成した本実施例の作用につい
て説明する。上記図1に示した実施例と同様に、先ず、
高圧室 101にオイルが供給される時の作用について説明
すると、油路 145およびオイル供給孔 146のオイル流通
面積は、ダンピング力を発生させる時に高圧室前リリー
フ孔 102または間隙15からリークするオイルを補充する
に必要なオイルを、高圧室に供給できる大きさであるの
で、例え高圧室前リリーフ孔 102または間隙15が設けら
れていても、高圧室 101に供給されるオイルの量が制限
されているので、高圧室前リリーフ孔 102または間隙15
からオイルがリークすることはない。また、このよう
に、高圧室 101に供給されるオイルの量が制限されるの
で、高圧室 101内の油圧を低くすることができ、ダンピ
ング力を発生させる時に、プランジャ10を押してメイン
スプリング13を押し縮め、チェックボール12を座 144に
圧接することができる。
【0037】このように、ダンピング力を発生させる時
に、チェックボール12を座 144に圧接することができる
ので、タイミングチエーン3または6の振動がプラス側
に働いて、図6に示す力Fがプランジャ10に働いた時
に、チェックボール12が座 144に圧接して真空室 101を
密閉にし、高圧室 101内の油圧の上昇に追従して、高圧
室前リリーフ孔 102または間隙15から、高圧室 101内の
オイルを放出して、ダンピング力を発生させることがで
きる。
【0038】次に、第四の実施例について説明する。こ
の第四の実施例は図1と図2に示した第一の実施例およ
び図3と図4に示した第二実施例のボールシート14の油
路 143を、図5に示した油路 145にし、またオイル供給
孔 142を図5に示したオイル供給孔 146にしたものであ
る。そして、このボールシート14を使用した場合には、
図6における高圧室前リリーフ孔 102および間隙15は設
けない。そして、この実施例における油路 145とオイル
供給孔 146の流路面積は、ダンピング力発生時におい
て、第一実施例の孔 147または第二実施例のU溝 148の
開口部から逆流するオイルの量を、高圧室 101に供給す
るに必要な流路面積として決定する。
【0039】そして、この第四実施例の作用が、第一お
よび第二実施例と異なる点は、高圧室 101に供給するオ
イルの量を制限して、高圧室 101内の油圧を低くするこ
とができ、ダンピング力を発生させる時点において、プ
ランジャ10をプランジャ嵌合穴 901に押し込んで、メイ
ンスプリング13を押し縮め、チェックボール12を座 144
に円滑に圧着することができる。その他の作用について
は、第一および第二実施例とおなじであるので、その説
明は省略する。
【0040】
【発明の効果】以上詳述した通り請求項1の記載に基づ
いて、発明の詳細な説明から把握される本発明によれ
ば、油路の流路断面積を、ダンピング力を発生させる時
にリークする油量を高圧室内に供給するに必要な最小面
積にして、前記高圧室に流入する油の量を制限し、従来
のように、高圧室に供給した余分な油を外部に逃がす必
要がなくなり、ダンピング力を発生させる時にリークす
る少量の油が外部に逃げるだけであることから、油量お
よび油圧の低下がエンジンの潤滑系や油圧作動系の油圧
に影響を与えるほどに大きくなく、潤滑および油圧作動
系の作動を確実にすると共に、油圧ポンプを小型化し、
無駄なエネルギの消費をなくすことができる。
【0041】次に、請求項2の記載に基づいて、発明の
詳細な説明から把握される本発明によれば、チェックボ
ールで油路を閉塞した状態で、高圧室と油路とを連通す
る油路を設け、高圧室内の油圧を低くして、メインスプ
リングを押し縮めてチェックボールで高圧室を密閉にす
るのに、高圧室内のオイルを逆流させて外部に放出しな
いようにし、かつ、ダンピング力発生時にチェックボー
ルで前記油路を閉塞した状態で、高圧室と油路とを連通
する油路を通して、高圧室内のオイルを逆流させるの
で、高圧室から外部への油の放出はまったくなく、エン
ジンの潤滑系や油圧作動系の油量および油圧の低下がな
くなり、潤滑および油圧作動系の作動を確実にすると共
に、油圧ポンプを小型化し、無駄なエネルギの消費をな
くすことができる。
【0042】次に請求項3の記載に基づいて、発明の詳
細な説明から把握される本発明によれば、高圧室に連通
するボディにあけた孔に油路を設けたボールシートを嵌
入し、チェックボールが圧接されて油路を閉塞するボー
ルシートの先端に油路を横切るようにU溝を設け、チェ
ックボールで油路が閉塞された状態で高圧室と油路とを
連通する油路を形成し、高圧室内の油圧を低くして、メ
インスプリングを押し縮めてチェックボールで高圧室を
密閉にするのに、高圧室内のオイルを逆流させて外部に
放出しないようにし、かつ、ダンピング力発生時にチェ
ックボールで前記油路を閉塞した状態で、高圧室と油路
とを連通する油路を通して、高圧室内のオイルを逆流さ
せるので、高圧室から外部への油の放出はまったくな
く、エンジンの潤滑系や油圧作動系の油量および油圧の
低下がなくなり、潤滑および油圧作動系の作動を確実に
すると共に、油圧ポンプを小型化し、無駄なエネルギの
消費をなくすことができる。
【0043】次に、請求項4の記載に基づいて、発明の
詳細な説明から把握される本発明によれば、高圧室に連
通するボディにあけた孔に油路を設けたボールシートを
嵌入し、チェックボールが圧接されて油路を閉塞するボ
ールシートの先端外周面に油路に連通する孔を設け、チ
ェックボールで油路が閉塞された状態で高圧室と油路と
を連通する油路を形成し、高圧室内の油圧を低くして、
メインスプリングを押し縮めてチェックボールで高圧室
を密閉にするのに、高圧室内のオイルを逆流させて外部
に放出しないようにし、かつ、ダンピング力発生時にチ
ェックボールで前記油路を閉塞した状態で、高圧室と油
路とを連通する油路を通して、高圧室内のオイルを逆流
させるので、高圧室から外部への油の放出はまったくな
く、エンジンの潤滑系や油圧作動系の油量および油圧の
低下がなくなり、潤滑および油圧作動系の作動を確実に
すると共に、油圧ポンプを小型化し、無駄なエネルギの
消費をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す縦断面図であ
る。
【図2】図1におけるボールシートの斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部を示す縦断面図であ
る。
【図4】図3におけるボールシートの斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例であるボールシートの縦断
面図である。
【図6】従来のチエーン張力調整装置の縦断面図であ
る。
【図7】図6におけるボールシートの斜視図である。
【図8】チエーン張力調整装置のボディの正面図であ
る。
【図9】チエーン張力調整装置のボディの背面図であ
る。
【図10】図6の要部を示す縦断面図である。
【図11】図10におけるボールシートの縦断面図である。
【図12】チエーン張力調整装置が使用されているエンジ
ンの正面図である。
【符合の説明】
9 ボディ 901 プランジャ嵌合穴 902 ボールシート嵌着孔 10 プランジャ 101 高圧室 102 高圧室リリ−フ孔 11 リテ−ナ 12 チェックボール 13 メインスプリング 14 ボールシート 141 環状凹溝 142 オイル供給孔 143 油路 144 座 145 油路 146 オイル供給孔 147 孔 148 U溝 15 間隙 16 チェックボールスプリング 17 高圧室前リリーフ孔 18 オイル供給孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディにプランジャを摺動可能に挿入
    し、該プランジャに設けた高圧室とボディに設けた油路
    とをチェックボールで仕切り、プランジャの移動を利用
    して、メインスプリングの弾性力によりチェックボール
    を開閉し、高圧室内の油圧とメインスプリングの弾性力
    の両方で、高圧室のオイルをリークさせながらプランジ
    ャにダンピング力を発生させるようにしたチエーン張力
    調整装置において、ダンピング力を発生させる時にリー
    クする油量を高圧室内に供給するように油路の流路面積
    を小さくして油路にオリフィス効果を持たせ、前記高圧
    室に流入する油の量を制限するようにしたことを特徴と
    するチエーン張力調整装置。
  2. 【請求項2】 ボディにプランジャを摺動可能に挿入
    し、該プランジャに設けた高圧室とボディに設けた油路
    とをチェックボールで仕切り、プランジャの移動を利用
    して、メインスプリングの弾性力によりチェックボール
    を開閉し、高圧室内の油圧とメインスプリングの弾性力
    の両方で、プランジャに押し付け力を発生させるように
    したチエーン張力調整装置において、前記チェックボー
    ルで前記油路を閉塞した状態で、高圧室と油路とを連通
    する油路を設けたことを特徴とするチエーン張力調整装
    置。
  3. 【請求項3】 高圧室に連通するボディにあけた孔に油
    路を設けたボールシートを嵌入し、チェックボールが圧
    接されて該油路を閉塞するボールシートの先端に油路を
    横切るようにU溝を設け、チェックボールで油路が閉塞
    された状態で高圧室と油路とを連通する油路を形成した
    ことを特徴とする、請求項2に記載のチエーン張力調整
    装置。
  4. 【請求項4】高圧室に連通するボディにあけた孔に油路
    を設けたボールシートを嵌入し、チェックボールが圧接
    されて該油路を閉塞するボールシートの先端外周面に油
    路に連通する孔を設け、チェックボールで油路が閉塞さ
    れた状態で高圧室と油路とを連通する油路を形成したこ
    とを特徴とする、請求項2に記載のチエーン張力調整装
    置。
JP24977696A 1996-09-20 1996-09-20 チエーン張力調整装置 Pending JPH1096455A (ja)

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