JPH1096411A - 油圧パワーユニット装置 - Google Patents
油圧パワーユニット装置Info
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Abstract
中の操作スイッチの押し続けからモータの焼損などを防
止する。 【解決手段】 油圧ポンプを駆動するモータと、該油圧
ポンプにより駆動されるシリンダピストンと、該モータ
の駆動電力源と、該駆動電力源を該モータへ与えるため
のスイッチとを備える油圧パワーユニット装置におい
て、該モータへの通電回路を開閉する半導体から成る開
閉装置と、該油圧ポンプの吐出圧力から該シリンダピス
トンの動作完了を検出する手段と、該検出する手段から
の該シリンダピストンの動作完了検出信号に基づいて、
該スイッチの閉路状態継続中は該開閉装置を非導通状態
に保持する保持回路とを備えたことを特徴とする。
Description
関し、特に従来のパワーユニットに必要であった手動式
キースイッチ、電磁コンタクトスイッチ、安全弁を必要
としない油圧パワーユニットに関するものである。
図8に示される様に構成されていた。
中1は手動キースイッチ、2は外部操作用押ボタンスイ
ッチ、4はモータ、5は油圧ポンプ、6はオイルタン
ク、7は切換弁、8は油吐出口ポート(A)、9は油吐
出口ポート(B)、10は油圧シリンダ、11は安全
弁、12はバッテリ、13はシリンダおよび14はパワ
ーユニットをそれぞれ示す。
動式キースイッチ1を閉路し、外部操作用押ボタンスイ
ッチ2を閉路にすると、電磁式コンタクタスイッチ3が
作動し、モータ4が回転する。
プリングを介して直結されており、油圧ポンプ5は回転
駆動される。油圧ポンプ5の回転と共にオイルタンク6
内の作動油は油圧ポンプ5内に吸入され切換弁7を介し
て油吐出口ボート(A)8(または油吐出口ポート
(B)9)から吐出される。吐出された作動油は油圧シ
リンダ10の一方の油室に送られ、ピストン13を往復
駆動し、その一方でピストン13により他方の油室から
排除された作動油は油吐出口ポート(B)9(または油
吐出口ポート(A)8)を介して切換弁7に戻り、オイ
ルタンク6に還流される。
たとき、余剰になった作動油は安全弁11を介してオイ
ルタンク6に還流される。
ボタンスイッチ2が誤って押された場合に、モータが作
動するのを防ぐ為と、外部押ポタンスイッチ2が固渋な
どで連続的に閉路し続ける様な場合にモー夕を手動で闇
路させる為に必要とされるスイッチである。
パワーユニットを手元で操作するためのスイッチで、モ
ータ用のスイッチSWと、図示しない切換弁用のスイッ
チとから構成される。通常の操作では、シリンダピスト
ン13の運動完了を操作者が判断し、この外部操作用押
ボタンスイッチ2を関路している。
に閉路することもあるし、操作者が誤って閉路し続ける
場合もある。また、オイルタンク6内の作動油が漏れな
どで、シリンダピストン13が正常動作しないような場
合に、操作者が該外部操作用押ボタンスイッチ2を連続
的に閉路させることかある。
の往動運動(または復動運動)が完了してもなお外部操
作用押ボタンスイッチ2が押され続けた場合に、過度の
油圧上昇を防ぐ為に安全弁11を設けることが必要であ
る。もし、安全弁11がないときは、過度の油圧上昇の
ため油圧装置が破壊したり、モータ電流か上昇してモー
タの焼損事故に至り、危険な状態に陥る。
ら数百アンペアと大きく、これを手動スイッチで開閉す
るとなるとスイッチが大型化するため、小さな手動スイ
ッチでモータ電流を開閉できるようにする目的で前記電
磁式コンタクタスイッチ3が設けられている。安全弁1
1が作動したときの電磁式コンタクタスイッチ3の接点
電流は、電磁式コンタクタスイッチ3の許容を越えるよ
うな電流が流れるときもある。
圧パワーユニットでは、以下に述べる如き欠点が存在す
する。即ち、 1.シリンダピストン13の往動運動(または復動運
動)か完了した時、安全弁11が作動し、余剰になった
作動油は安全弁11を介してオイルタンク6へ還流する
が、この安全弁11が作動する時に、安全弁から異音が
発生し騒音の要因となる。
チ3の接点に錆や異物が付着すると接点導通不良によ
り、モー夕作動不能となることがある。
点が過電流および長時間使用による発熱から溶着した場
合、モー夕4は連続運転状態となりモータ焼損となる。
夕焼損の原因となる。
や誤操作等により、連続閉路状態になったとき、モー夕
4は連続運転状態となりモータ焼損となる。
化等で、シリンダピストン13が正常動作しないような
場合に、操作者が外部操作用押ボタンスイッチ2を連続
閉路状態にさせることにより、モータ焼損となる。
らかの機械的な障害物により運動不能状態になったと
き、モー夕4に過負荷が加わり、モータ焼損となる。
パワーユニットに必要であった手動式キースイッチ、電
磁コンタクタスイッチ、安全弁を必要せず、雑音の少な
い、モー夕が焼損されることが無い、軽量で、製造コス
トの安価な油圧パワーユニットを提供することを目的と
する。
トのモー夕電流を開閉する開閉装置に半導体を使用し、
シリンダピストンの往動または復動運動が完了したこと
を油圧ポンプの吐出圧力の変化から検出し、所定時間
(モータ焼損しない時間または、油圧が上昇し油圧系統
を破壊しない時間)後にもなお、押ボタンスイッチが閉
路状態にあるとき、開閉装置の関路状態を保持させ、こ
れにより操作用押ボタンスイッチが誤って押し続けられ
た場合でも、モータを保護できる様に構成したことを特
徴とする。
が閉路されてから、シリンダピストンの往動または復動
運動が完了するに十分な時間を持ってもなお、圧力の変
化がなく、更に押ボタンスイッチが閉路状態にあると
き、開閉装置を開路させ、これにより、オイルタンク内
の作動油不足や劣化などによるモータの連続運転がなく
なり、モータを保護できる様に構成したことを特徴とす
る。
する回路を設け、シリンダピストンの往動または復動運
動が完了したときに生じる油圧ポンプの吐出圧力を所定
値になるように制御し、圧力制御の開始を検出し、所定
時間後にもなお、押ボタンスイッチが閉路状態にあると
き、開閉装置の闇路状態を保持させ、これにより、モー
タ及び、油圧系統の更なる保護が可能となる様に構成し
たことを特徴とする。
る。
成図を示す。図1において、図8と同一の符号は、それ
ぞれ図8と同一のものを示す。
ッチ2が誤って押されてもモータ4が作動するのを防止
するための運転席用スイッチ16が接続されてる。この
運転席用スイッチ16に直列に外部操作用押ボタンスイ
ッチ2が接続されている。しの外部操作用押ボタンスイ
ッチ2は、該外部操作用押ボタンスイッチ2が関路状態
の時に信号“1”を出力し、外部操作用押ボタンスイッ
チ2が閉路状態になってから所定時間(シリンダピスト
ン13が往動または復動運動するのに十分な時間)後に
信号“0”を出力するためのタイマー回路17(第2の
タイマー)が接続されている。さらに、該外部操作用押
ボタンスイッチ2は、AND回路18の1つの入力端
子、および保持回路19の1つの入力端子にそれぞれ接
続されている。また、前記タイマー回路17の出力はA
ND回路18の他の入力端子に接続されている。
を開閉する半導体スイッチであるMOSトランジスタ2
0に接続されている。
サ21が接続されている。
置23に接続され、該圧力検出装置23の出力はタイマ
ー回路25(第1のタイマー)に接続され、該タイマー
回路25の出力は前記保持回路19の他方の入力端子に
接続されている。この保持回路19の出力は前記AND
回路18の他の入力端子に接続されている。
ライホィール・ダイオード22を介して該バッテリ12
が接続されている。
5の出力と、外部操作用押ボタンスイッチ2の出力を入
力し、外部操作用押ボタンスイッチ2の出力が“0”の
ときに回路をリセットし、信号“1”を出力し、タイマ
ー回路25の出力が“0”のときに回路をセットし、信
号“0”を出力し、タイマー回路25と外部操作用押ボ
タンスイッチ2の両出力が“1”のときは“1”になる
前の状態を保持し、両出力が同時に“0”になったとき
には、信号“0”を出力する様に構成されている。
は、モータ電流がオフしたときに発生するサージ電圧を
吸収する様に構成されている。
23の出力が“0”のときは信号“1”を出力し、圧力
検出装置23の出力が“1”になってから所定時間(1
〜2秒)後に信号“0”を出力する様に構成されてい
る。
1の出力を入力し、油圧ポンプの吐出圧力が所定の値に
達したか否かを検出し、所定値に達していないときは、
信号“0”を出力し、所定値に達したときは、信号
“1”を出力する様に構成されている。
動が完了したときの圧力である。
いカップリングを介して直結されており、油圧ポンプ5
はオイルタンク6内の作動油中に配置されている。該油
圧ポンプ5は切換弁7を介して油吐出口ポート(A)8
または油吐出口ポート(B)9に接続され、油吐出口ポ
ート(A)8はピストン13により形成される一方の油
室に接続され、油吐出口ポート(B)9は、ピストン1
3により形成される他方の油室に接続される。また、油
吐出口ポート(B)9(または油吐出口ポート(A)
8)は切換弁7を介してオイルタンク6に帰還されてい
る。
成図を示す。
ダイオード、RTIは時間設定用抵抗、CTIは時間設
定用コンデンサ、UIはインバータ素子である。
い、両者の積がおおよその設定時間となる。放電用ダイ
オードD1は、入力が“1”から“0”になったとき
に、時間設定用コンデンサCT1の電荷を速やかに放電
させるためのダイオードである。
す。
はインバータ素子である。
示す。
基準電圧源、VRIは電流設定用のボリュームをそれぞ
れ示す。
徴ある動作を説明する。
16か常に閉路しているものとする。
ND回路18の入力の1つに信号“0”があるので、A
ND回路18は信号“0”を出力し、MOSトランジス
タ20は非導通状態となり、モータ4は、停止状態とな
る。この状態では、タイマー回路25の出力は“1”で
あるので、保持回路19はリセット状態となり“1”を
出力する。タイマー回路17も“1”を出力する。
と、保持回路19はリセット状態のままで“1”を出力
し、AND回路18の入力は全てが“1”となって、A
ND回路18は“1”を出力する。これにより、MOS
トランジスタ20は導通状態になり、モータ4に電流が
流れ、モー夕4と油圧ポンプ5が回転し、シリンダピス
トン13が駆動される。
と、モータ4の負荷が大きくなり、油圧ポンプの吐出圧
力が上昇し、圧力センサ21は圧力に比例した電圧を出
力する。
値)まで上昇したとき、圧力検出装置23は“1”を出
力する。
れ、所定時間後(1〜2秒後)に信号“0”を出力す
る。
なり、信号“0”を出力する。
ら信号“0”が入力されるので、AND回路18は信号
“0”を出力し、MOSトランジスタ20は非導通状態
となり、モータ電流が流れなくなり、モータ4は停止す
る。
った瞬間に、モータ4からサージ電圧が発生するが、フ
ライホィールダイオード22がこれを吸収する。
ト内の各素子にダメージを与えるほどでない場合は、フ
ライホィールダイオード22は必要ない。
置23は再び“0”を出力し、タイマー回路25は
“1”を出力する。保持回路19の入力は、“1”、
“1”となり、セット状態が保持され、“0”を出力し
たままである。
が閉路し続けられる限り、この状態が保持されるので、
モータ4の停止状態は保持される。従って、外部操作用
押ボタンスイッチ2の固渋や故障等で、該外部操作用押
ボタンスイッチ2がシリンダピストン13の運動完了後
も押し続けられても、モータ4は自動的に停止されるの
で焼損することはない。これは、本発明の特徴の1つで
ある。
吐出圧力は、通常作動中の圧力より大きくなるので、モ
ータ4の起動時に圧力検出装置23にて起動圧力を検出
して、保持回路19がセット状態になり、モータ4を停
止させてしまう。これを防止するため、本発明はタイマ
ー回路25の計時時間を、モータ4の起動時間より長め
に(例えば、1秒〜2秒)設定し、該誤動作を防止して
いる。
3の運動が完了してから、モータ4が焼損することはな
く、油圧系統を破壊するほど油圧が上昇することもな
い。
操作用樹ボタンスイッチ2を一度開路にし(保持回路1
9はリセットされる)、閉路すれば初期状態になり、起
動できる。
に送られるのであるが、オイルタンク6内の作動油が漏
れなどで不足し、正常に作動油がシリンダ10に送られ
なくなった場合は、操作者が外部操作用押ボタンスイッ
チ2を押し続けることがある。この場合は、シリンダピ
ストンの運動が完了せず、油圧ポンプの吐出圧力の上昇
が起きないため、圧力検出装置23は、”0”を出力し
たままである。
すると、信号”0”を出力し、AND回路18の出力
が”0”となるので、MOSトランジスタ20が非導通
状態となり、モー夕4は停止する。従って、このような
異常状態で、外部操作用押ボタンスイッチ2が押し(閉
路)続けられても、タイマー回路17が”0”を出力し
続けるので、モータ4の停止状態が保持され、モータ4
の焼損が防止される。これは、本発明の特徴の1つであ
る。
動完了を操作者が判断し、外部操作用スイッチ2を開路
するのであるが、操作ミスや外部操作用スイッチ2の固
渋により開路されないとしても、或いは、オイルタンク
6内の作動油不足や劣化などで外部操作用スイッチ2が
押され続けたとしても、前記の動作のいずれか一方が自
動的に行われ、モータ4は自動的に停止される。この状
態は、外部操作用スイッチ2が閉路し続ける間、保持さ
れる。これは、本発明の特徴の1つである。
何らかの機械的な損害物により運動不能状態になったと
きでも、油圧ポンプの吐出圧力の変化から、前記の動作
が行われ、モータ4を焼損から保護できる。これは、本
発明の特徴の1つである。
明する。
す。
一のものを示す。
較すると、第1実施例の圧力検出装置23に代えて油圧
ポンプの吐出圧力を一定に保持するために圧力制御装置
27を設け、この出力をAND回路28に接続した点に
特徴がある。
ンスイッチ2が誤って押されてもモータ4が作動するの
を防止するための運転席用スイッチ16が接続されて
る。この運転席用スイッチ16に直列に外部操作用押ボ
タンスイッチ2が接線されている。この外部操作用押ボ
タンスイッチ2は、該外部操作用押ボタンスイッチ2が
開路状態の時に信号“1”を出力し、外部操作用押ボタ
ンスイッチ2が閉路状態になってから所定時間(シリン
ダピストン13が往動または復動運動するのに十分な時
間)後に信号“0”を出力するためのタイマー回路17
(第2のタイマー)が接続されている。さらに、該外部
操作用押ボタンスイッチ2は、AND回路28の1つの
入力端子、および保持回路19の1つの入力端子にそれ
ぞれ接続されている。また、前記タイマー回路17の出
力はAND回路28の他の入力端子に接続されている。
を開閉する半導体スイッチであるMOSトランジスタ2
0に接続されている。また、油圧ポンプの吐出側には圧
力センサが接続されている。圧力検出装置23がこの圧
力センサ21に接続され、さらに前記MOSトランジス
タ20にもフライホィール・ダイオード22を介して該
バッテリ12が接続されている。
置27に接続され、該圧力制御装置27の出力はタイマ
ー回路25(第1のタイマー)に接続され、該タイマー
回路25の出力は前記保持回路19の他方の入力端子に
接続されている。この保持回路19の出力は前記AND
回路28の他の入力端子に接続されている。更に、該圧
力制御装置27の出力はAND回路28の他の入力端子
に接続されている。
5の出力と、外部操作用押ボタンスイッチ2の出力を入
力し、外部操作用押ボタンスイッチ2の出力が0のとき
に回路をリセットし、信号“1”を出力し、タイマー回
路25の出力が0のときに回路をセットし、信号“0”
を出力し、タイマー回路25と外部操作用押ボタンスイ
ッチ2の両出力が“1”のときは“1”になる前の状態
を保持し、両出力が同時に“0”になったときには、信
号“0”を出力する様に構成されている。
タ電流が関路したときに発生するサージ電圧を吸収する
様に構成されている。
出力が0のときは信号“1”を出力し、圧力制御装置2
7の出力が“1”になってから所定時間(1〜2秒)後
に信号“0”を出力する様に構成されている。
は、圧力センサ21の出力を入力し、該入力が所定値の
下限値以下のときにはAND回路28に信号“1”を出
力(図7出力c)し、該入力か所定値の上限値に以上の
ときにはAND回路28に信号“0”を出力(図7出力
c)し、圧力センサ21の出力が所定値の上下限値を上
下(脈動)しているときにはタイマー回路25に信号
“1”を出力(図7出力d)し、そうでない場合にはタ
イマー回路25に信号“0”を出力(図7出力d)する
様に構成されている。
いカップリングを介して直結されており、油圧ポンプ5
はオイルタンク6内の作動油中に配置されている。該油
圧ポンプ5は切換弁7を介して油吐出口ポート(A)8
または油吐出口ポート(B)9に接続され、油吐出口ポ
ート(A)8はピストン13により形成される一方の油
室に接続され、油吐出口ポート(B)9は、ピストン1
3により形成される他方の油室に接続される。また、油
吐出口ポート(B)9(または油吐出口ポート(A)
8)は切換弁7を介してオイルタンク6に帰還されてい
る。
図を示す。
準電圧源、VR2は圧力設定用のボリューム、D2はダ
イオード、R2はヒステリシス用抵抗、R3、R4は抵
抗、CIはコンデンサ、U7はインバータ素子をそれぞ
れ示す。また、R3とR4は、R3<R4になるように
設定されている。CI×R4の時定数は、MOSトラン
ジスタがオン・オフする周期より大きめに設定されてい
る。
閉路してから油圧ポンプの吐出圧力が制御され、タイマ
ー回路25によりモータ電流がオフされ、更に、外部操
作用押ボタンスイッチ2が開路されるまでの、図5に×
印で示した各点、図2に示すタイマー回路25のコンデ
ンサCTI電圧、及び図6に示す圧力制御装置27のコ
ンデンサCI電圧をそれぞれ示す信号波形図を示す。
る動作を説明する。
ND回路28の入力の1つに信号“0”があるので、A
ND回路28は信号“0”を出力し、MOSトランジス
タ20は非導通状態となり、モータ4は停止している。
(c)は“1”であり、出力(d)は“0”である。タ
イマー回路25は入力が“0”であるから信号“1”を
保持回路19に出力する。これにより、保持回路19は
リセット状態となり信号“1”をAND回路28に出力
する。また、タイマー回路17も信号“1”を出力す
る。したがって、モータ4は停止状態になる。
路すると、保持回路19はリセット状態のままで信号
“1”を出力し、AND回路28の入力が全て“1”と
なって、AND回路28は“1”を出力する。これによ
り、MOSトランジスタ20は導通状態になり、モータ
4に電流が流れ、モータ4と油圧ポンプ5が回転し、シ
リンダピストン13が駆動される。
(図7のピストン停止)、モータ4の負荷が大きくな
り、油圧ポンプの吐出圧力が上昇し、圧力センサ21は
圧力に比例した電圧を出力する。モータ電流が電流制御
装剛27の設定電流の上限値(図7の設定上限)に達す
ると、電流制御装置27の出力(c)は“0”になり、
AND回路28の出力が“0”になり、MOSトランジ
スタ20が非導通状態になる。
装置27の設定圧力の下限値(図7の設定下限)に達す
ると、圧力制御装置27の出力(c)は“1”になり、
AND回路28の出力が“1”になる。これにより、M
OSトランジスタ20が再び導通状態になる。
昇するときと、下降するときとで、ヒステリシスを設け
ている。ヒステリシスの上限値は、モータが焼損しない
で、且つ油圧上昇によって装置の各部が破損しない値に
設定し、下限値はシリンダピストン13の通常の動作圧
力より大きく設定する。
にある一定圧力に保持されるので、モータ4及び油圧系
統の更なる保護が可能となる。更に、MOSトランジス
タ20の導通/非導通の周期を許容範囲内とすることが
でき、半導体スイッチの破損を防止できる。
上下しているので、圧力制御装置27の出力(d)が
“1”になり、この信号“1”がタイマー回路25に入
力され、タイマー回路25は所定時間後(1秒〜2秒
後)に信号“0”を保持回路19に出力する。
態になり、信号“0”をAND回路28に出力する。
されるので、AND回路28は信号“0”を出力し、M
OSトランジスタ20は非導通状態となり、モータ電流
が流れなくなり、モータ4は停止し、油圧ポンプの吐出
圧力が低下する。
力(d)は再び信号“0”を出力し、タイマー回路25
は信号“1”を出力する。保持回路19への入力信号
は、“1”、“1”となるが、セット状態が保持され、
保持回路19は“0”を出力したままである。
閉路し続けられる限り、この状態が保持されるので、モ
ータ4は停止状態を保持する。
操作用押ボタンスイッチ2を一度関路にし(保持回路1
9はリセットされる)、閉路すれは初期状態になり、起
動できる。
駆動するモータの電流を開閉する開閉装置に半導体を使
用し、操作用押ボタンスイッチの指令により該モータを
駆動し、該油圧ポンプにより駆動されるシリンダピスト
ンの往動または復動運動が完了したことを該油圧ポンプ
の吐出圧力の変化から検出し、所定の圧力を越えてから
所定時間後にもなお、該押ボタンスイッチが閉路状態に
あることをタイマー回路により検出し、該押ボタンスイ
ッチが開路されるまで該タイマー回路の検出を保持する
保持回路にて、該半導体スイッチを非常通にさせるよう
に構成したことを特徴とする。
が閉路されてから、シリンダピストンの往動または復動
運動か完了するに十分な時間を持ってもなお、油圧ポン
プの吐出圧力の変化がなく、更に押ボタンスイッチが閉
路状態にあることをタイマー回路により検出し、該半導
体スイッチを非導通にさせるように構成した。
所定値より大きいときに、該半導体スイッチを非導通に
し、小さいときに導通させ、圧力を所定値に制御する圧
力制御装置を備え、圧力制御装置内に圧力制御の開始を
検出する検出回路を設け、該検出回路か圧力制御を検出
してから所定時間後にもなお前記押ボタンスイッチが閉
路状態にあることをタイマー回路により検出し、前記押
ボタンスイッチが開路するまで前記タイマー回路の検出
を保持する保持回路にて、前記半導体スイッチを非導通
にさせるように構成したことを特徴とする。
押し続けられた場合でも、モータを焼損等から保護でき
る。
などによるモータの連続運転がなくなり、モータを保護
できる。
が可能となる。
発生を防止できる。
れるので、接点不良がなくなり信頼性が向上でき、更に
接点溶着によるモータの焼損が回避できる。
ストも軽減できる等の優れた効果を有する。
を示す。
を示す。
す。
示す。
してから油圧ポンプの吐出圧力が制御され、タイマー回
路25によりモータ電流が闇路され、更に、外部操作用
押ボタンスイッチ2が関路されるまでの、図5に×印で
示した各点、図2に示すタイマー回路25のコンデンサ
CTI電圧、及び図6に示す圧力制御装置27のコンデ
ンサCI電圧をそれぞれ示す信号波形図。
ッチ、3 電磁式コンタクトスイッチ、4 モータ、5
油圧ポンプ、6 オイルタンク、7 切換弁、8 油
吐出口ポート(A)、9 油吐出口ポート(B)、10
油圧シリンダ、11 安全弁、12 バッテリ、13
シリンダピストン、14 パワーユニット、16 運
転席用スイッチ、17 タイマー回路、18 AND回
路、19保持回路、20 MOSトランジスタ、21
圧力センサ、22 フライホィール・ダイオード、23
圧力検出装置、25 タイマー回路、27 圧力制御
装置、28 AND回路
Claims (7)
- 【請求項1】 油圧ポンプを駆動するモー夕と、 該油圧ポンプにより駆動されるシリンダピストンと、 該モータの駆動電力源と、 を備えた油圧パワーユニット装置において、 該モータへの通電回路を開閉する半導体から成る開閉装
置と、 該開閉装置の開閉を操作者が指示するための外部操作用
スイッチと、 該油圧ポンプの吐出圧力から該シリンダピストンの動作
完了を検出する手段と、 該検出する手段からの該シリ
ンダビストンの動作完了検出信号に基づいて、該外部操
作用スイッチの閉路状態継続中は該開閉装置を非導通状
態に保持する保持回路と、 を備えたことを特徴とする油圧パワーユニット装置。 - 【請求項2】 前記該油圧ポンプの吐出圧力から該シリ
ンダピストンの動作完了を検出する手段が、 前記シリンダピストンの運動が完了したときの油圧ポン
プの吐出圧力を所定値として、該吐出圧力が該所定値に
達したことを検出する圧力検出装置と、 該圧力検出装置からの所定値検出信号で起動され、所定
時間の計時後にシリンダピストンの動作完了検出出力を
出力するタイマーと、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の油圧パワー
ユニット装置。 - 【請求項3】 該外部操作用スイッチが閉路された時か
ら該シリンダピストンの運動が完了するに十分な時間を
計時した後にシリンダピストン動作完了検出出力を出力
するタイマーと、 該外部操作用スイッチの閉路状態継続中は、該タイマー
のシリンダピストン動作完了検出出力または前記保持回
路に保持された非導通信号のいずれかにより該開閉装置
を非導通状態にする回路と、 を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載
の油圧パワーユニット装置。 - 【請求項4】 油圧ポンプを駆動するモータと、 該油圧ポンプにより駆動されるシリンダピストンと、 該モータの駆動電力源と、 を備えた油圧パワーユニット装置において、 該モータへの通電回路を開閉する半導体から成る開閉装
置と、 該開閉装置の開閉を操作者が指示するための外部操作用
スイッチと、 該外部操作用スイッチが閉路された時から該シリンダピ
ストンの運動が完了するに十分な時間を計時した後にシ
リンダピストン動作完了検出出力を出力するタイマー
と、 該タイマーのシリンダピストン動作完了検出出力に基づ
いて、該外部操作用スイッチの閉路状態継続中は該開閉
装置を非導通状態にする回路と、 を備えたことを特徴とする油圧パワーユニット装置。 - 【請求項5】 油圧ポンプを駆動するモータと、 該油圧ポンプにより駆動されるシリンダピストンと、 該モータの駆動電力源と、 を備えた油圧パワーユニット装置において、 該モータへの通電回路を開閉する半導体から成る開閉装
置と、 該開閉装置の開閉を操作者が指示するための外部操作用
スイッチと、 前記シリンダピストンの運動が完了したときの油圧ポン
プの吐出圧力を所定値として、該吐出圧力が該所定値に
達したことを検出する圧力検出装置と、 該圧力検出装置からの所定値検出信号で起動され、所定
時間の計時後にシリンダピストン動作完了検出出力を出
力し、該圧力検出装置からの非検出信号入力時に非シリ
ンダピストン動作完了検出出力を出力する第1のタイマ
ーと、 該外部操作用スイッチが閉路された時から該シリンダピ
ストンの運動が完了するに十分な時間を計時した後にシ
リンダピストン動作完了検出出力を出力する第2のタイ
マーと、 該第1のタイマーのシリンダピストン動作完了検出出力
または非シリンダピストン動作完了検出出力と、該外部
操作用スイッチの開閉路状態信号とがそれぞれ入力さ
れ、該外部操作用スイッチが閉路状態である場合には、
シリンダピストン動作完了検出出力の入力後は前記開閉
装置を非導通状態にする非導通信号を保持する保持回路
と、 該保持回路からの非導通信号、前記第2のタイマ…から
のシリンダピストン動作完了検出出力、または該外部操
作用スイッチの開路状態信号のいずれかが存在する場合
に、該開閉装置を非導通状態にする回路と、 を備えたことを特徴とする油圧パワーユニット装置。 - 【請求項6】 油圧ポンプを駆動するモータと、 該油圧ポンプにより駆動されるシリンダピストンと、 該モータの駆動電力源と、 を備えた油圧パワーユニット装置において、 該モータへの通電回路を開閉する半導体から成る開閉装
置と、 該開閉装置の開閉を操作者が指示するための外部操作用
スイッチと、 該シリンダピストンの動作が完了したときに生じる油圧
ポンプの吐出圧力に所定範囲を設け、該所定範囲の所定
上限値以上のときに該開閉装置の非導通信号を出力し、
該所定範囲の所定下限値以下のときに該開閉装置の導通
信号を出力し、更に該吐出圧力が該所定範囲内で脈動す
るときに圧力の制御中であることを検出する検出信号を
出力する圧力制御回路と、 該圧力制御装置からの該検出信号で起動され、所定時間
の計時後にシリンダピストン動作完了検出出力を出力す
るタイマーと、 該タイマーからの該シリンダピストンの動作完了検出信
号に基づいて、該外部操作用スイッチの閉路状態継続中
は該開閉装置を非導通状態に保持する保持回路と、 を備えたことを特徴とする油圧パワーユニット装置。 - 【請求項7】 油圧ポンプを駆動するモー夕と、 該油圧ポンプにより駆動されるシリンダピストンと、 該モータの駆動電力源と、 を備えた油圧パワーユニット装置において、 該モータへの通電回路を開閉する半導体から成る開閉装
置と、 該開閉装置の開閉を操作者が指示するための外部操作用
スイッチと、 該シリンダピストンの動作が完了したときに生じる油圧
ポンプの吐出圧力に所定範囲を設け、該所定範囲の所定
上限値以上のときに該開閉装置の非導通信号を出力し、
該所定範囲の所定下限値以下のときに該開閉装置の導通
信号を出力し、更に該吐出圧力が該所定範囲内で脈動す
るときに圧力の制御中であることを検出する検出信号を
出力する圧力制御回路と、 該圧力制御装置からの該検出信号で起動され、所定時間
の計時後にシリンダピストン動作完了検出出力を出力
し、該圧力制御装置からの非検出信号入力時に非シリン
ダピストン動作完了検出出力を出力する第1のタイマー
と、 該外部操作用スイッチが閉路された時から該シリンダピ
ストンの運動が完了するに十分な時間を計時した後にシ
リンダピストン動作完了検出出力を出力する第2のタイ
マーと、 該第1のタイマーのシリンダピストン動作完了検出出力
または非シリンダピストン動作完了検出出力と、該外部
操作用スイッチの開閉路状態信号とがそれぞれ入力さ
れ、該外部操作用スイッチが閉路状態である場合には、
シリンダピストン動作完了検出出力の入力後は前記開閉
装置を非導通状態にする非導通信号を保持する保持回路
と、 該保持回路からの非導通信号、前記第2のタイマーから
のシリンダピストン動作完了検出出力、該圧力制御回路
からの非導通信号または該外部操作用スイッチの関路状
態信号のいずれかが存在する場合に、該開閉装置を非導
通状態にする回路と、 を備えたことを特徴とする油圧パワーユニット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25027096A JP3220647B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 油圧パワーユニット装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25027096A JP3220647B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 油圧パワーユニット装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1096411A true JPH1096411A (ja) | 1998-04-14 |
JP3220647B2 JP3220647B2 (ja) | 2001-10-22 |
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---|---|---|---|
JP25027096A Expired - Fee Related JP3220647B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 油圧パワーユニット装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980086021A (ko) * | 1997-05-30 | 1998-12-05 | 토니헬샴 | 유압식 건설기계의 오동작 방지장치 |
CN107095578A (zh) * | 2017-05-23 | 2017-08-29 | 深圳前海小智萌品科技有限公司 | 马达精准控制装置、自动冲奶机及其出粉控制方法 |
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US8312509B2 (en) | 2006-09-21 | 2012-11-13 | Intel Corporation | High integrity firmware |
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1996
- 1996-09-20 JP JP25027096A patent/JP3220647B2/ja not_active Expired - Fee Related
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