JPH1096411A - 油圧パワーユニット装置 - Google Patents

油圧パワーユニット装置

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JPH1096411A
JPH1096411A JP25027096A JP25027096A JPH1096411A JP H1096411 A JPH1096411 A JP H1096411A JP 25027096 A JP25027096 A JP 25027096A JP 25027096 A JP25027096 A JP 25027096A JP H1096411 A JPH1096411 A JP H1096411A
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Kimio Haneda
公雄 羽田
Yutaka Izumida
豊 泉田
Kazumi Nishizawa
一海 西沢
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Nikko Denki Kogyo KK
Nikko Electric Industry Co Ltd
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Nikko Denki Kogyo KK
Nikko Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダピストンの動作完了後、又は誤動作
中の操作スイッチの押し続けからモータの焼損などを防
止する。 【解決手段】 油圧ポンプを駆動するモータと、該油圧
ポンプにより駆動されるシリンダピストンと、該モータ
の駆動電力源と、該駆動電力源を該モータへ与えるため
のスイッチとを備える油圧パワーユニット装置におい
て、該モータへの通電回路を開閉する半導体から成る開
閉装置と、該油圧ポンプの吐出圧力から該シリンダピス
トンの動作完了を検出する手段と、該検出する手段から
の該シリンダピストンの動作完了検出信号に基づいて、
該スイッチの閉路状態継続中は該開閉装置を非導通状態
に保持する保持回路とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧パワーユニットに
関し、特に従来のパワーユニットに必要であった手動式
キースイッチ、電磁コンタクトスイッチ、安全弁を必要
としない油圧パワーユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の油圧パワーユニットは、
図8に示される様に構成されていた。
【0003】即ち、図8は従来装置の回路図を示し、図
中1は手動キースイッチ、2は外部操作用押ボタンスイ
ッチ、4はモータ、5は油圧ポンプ、6はオイルタン
ク、7は切換弁、8は油吐出口ポート(A)、9は油吐
出口ポート(B)、10は油圧シリンダ、11は安全
弁、12はバッテリ、13はシリンダおよび14はパワ
ーユニットをそれぞれ示す。
【0004】この様な従来装置において、操作者が、手
動式キースイッチ1を閉路し、外部操作用押ボタンスイ
ッチ2を閉路にすると、電磁式コンタクタスイッチ3が
作動し、モータ4が回転する。
【0005】モータ4と油圧ポンプ5は図示しないカッ
プリングを介して直結されており、油圧ポンプ5は回転
駆動される。油圧ポンプ5の回転と共にオイルタンク6
内の作動油は油圧ポンプ5内に吸入され切換弁7を介し
て油吐出口ボート(A)8(または油吐出口ポート
(B)9)から吐出される。吐出された作動油は油圧シ
リンダ10の一方の油室に送られ、ピストン13を往復
駆動し、その一方でピストン13により他方の油室から
排除された作動油は油吐出口ポート(B)9(または油
吐出口ポート(A)8)を介して切換弁7に戻り、オイ
ルタンク6に還流される。
【0006】シリンダピストン13の往復運動が完了し
たとき、余剰になった作動油は安全弁11を介してオイ
ルタンク6に還流される。
【0007】ここで、手動式キースイッチ1は、外部押
ボタンスイッチ2が誤って押された場合に、モータが作
動するのを防ぐ為と、外部押ポタンスイッチ2が固渋な
どで連続的に閉路し続ける様な場合にモー夕を手動で闇
路させる為に必要とされるスイッチである。
【0008】また、外部操作用押ポタンスイッチ2は、
パワーユニットを手元で操作するためのスイッチで、モ
ータ用のスイッチSWと、図示しない切換弁用のスイッ
チとから構成される。通常の操作では、シリンダピスト
ン13の運動完了を操作者が判断し、この外部操作用押
ボタンスイッチ2を関路している。
【0009】しかし、スイッチSWが固渋などで連続的
に閉路することもあるし、操作者が誤って閉路し続ける
場合もある。また、オイルタンク6内の作動油が漏れな
どで、シリンダピストン13が正常動作しないような場
合に、操作者が該外部操作用押ボタンスイッチ2を連続
的に閉路させることかある。
【0010】上述の如き原因で、シリンダピストン13
の往動運動(または復動運動)が完了してもなお外部操
作用押ボタンスイッチ2が押され続けた場合に、過度の
油圧上昇を防ぐ為に安全弁11を設けることが必要であ
る。もし、安全弁11がないときは、過度の油圧上昇の
ため油圧装置が破壊したり、モータ電流か上昇してモー
タの焼損事故に至り、危険な状態に陥る。
【0011】また、モータ4の通常の作動電流は数十か
ら数百アンペアと大きく、これを手動スイッチで開閉す
るとなるとスイッチが大型化するため、小さな手動スイ
ッチでモータ電流を開閉できるようにする目的で前記電
磁式コンタクタスイッチ3が設けられている。安全弁1
1が作動したときの電磁式コンタクタスイッチ3の接点
電流は、電磁式コンタクタスイッチ3の許容を越えるよ
うな電流が流れるときもある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の油
圧パワーユニットでは、以下に述べる如き欠点が存在す
する。即ち、 1.シリンダピストン13の往動運動(または復動運
動)か完了した時、安全弁11が作動し、余剰になった
作動油は安全弁11を介してオイルタンク6へ還流する
が、この安全弁11が作動する時に、安全弁から異音が
発生し騒音の要因となる。
【0013】2.モータ起動用電磁式コンタクタスイッ
チ3の接点に錆や異物が付着すると接点導通不良によ
り、モー夕作動不能となることがある。
【0014】3.前項電磁式コンタクタスイッチ3の接
点が過電流および長時間使用による発熱から溶着した場
合、モー夕4は連続運転状態となりモータ焼損となる。
【0015】4.モー夕の使用頻度が激しい場合、モー
夕焼損の原因となる。
【0016】5.外部操作用押ボタンスイッチ2の固渋
や誤操作等により、連続閉路状態になったとき、モー夕
4は連続運転状態となりモータ焼損となる。
【0017】6.オイルタンク6内の作動油の不足や劣
化等で、シリンダピストン13が正常動作しないような
場合に、操作者が外部操作用押ボタンスイッチ2を連続
閉路状態にさせることにより、モータ焼損となる。
【0018】7.シリンダピストン13の運動中に、何
らかの機械的な障害物により運動不能状態になったと
き、モー夕4に過負荷が加わり、モータ焼損となる。
【0019】本発明はこの点を改良するもので、従来の
パワーユニットに必要であった手動式キースイッチ、電
磁コンタクタスイッチ、安全弁を必要せず、雑音の少な
い、モー夕が焼損されることが無い、軽量で、製造コス
トの安価な油圧パワーユニットを提供することを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、パワーユニッ
トのモー夕電流を開閉する開閉装置に半導体を使用し、
シリンダピストンの往動または復動運動が完了したこと
を油圧ポンプの吐出圧力の変化から検出し、所定時間
(モータ焼損しない時間または、油圧が上昇し油圧系統
を破壊しない時間)後にもなお、押ボタンスイッチが閉
路状態にあるとき、開閉装置の関路状態を保持させ、こ
れにより操作用押ボタンスイッチが誤って押し続けられ
た場合でも、モータを保護できる様に構成したことを特
徴とする。
【0021】また、本発明は、操作用押ボタンスイッチ
が閉路されてから、シリンダピストンの往動または復動
運動が完了するに十分な時間を持ってもなお、圧力の変
化がなく、更に押ボタンスイッチが閉路状態にあると
き、開閉装置を開路させ、これにより、オイルタンク内
の作動油不足や劣化などによるモータの連続運転がなく
なり、モータを保護できる様に構成したことを特徴とす
る。
【0022】また、本発明は、圧力検出部に圧力を制御
する回路を設け、シリンダピストンの往動または復動運
動が完了したときに生じる油圧ポンプの吐出圧力を所定
値になるように制御し、圧力制御の開始を検出し、所定
時間後にもなお、押ボタンスイッチが閉路状態にあると
き、開閉装置の闇路状態を保持させ、これにより、モー
タ及び、油圧系統の更なる保護が可能となる様に構成し
たことを特徴とする。
【0023】
【実施例1】本発明の第1実施例を図に基づいて説明す
る。
【0024】図1は、本発明の第1実施例の要部回路構
成図を示す。図1において、図8と同一の符号は、それ
ぞれ図8と同一のものを示す。
【0025】バッテリ12に、外部操作用押ボタンスイ
ッチ2が誤って押されてもモータ4が作動するのを防止
するための運転席用スイッチ16が接続されてる。この
運転席用スイッチ16に直列に外部操作用押ボタンスイ
ッチ2が接続されている。しの外部操作用押ボタンスイ
ッチ2は、該外部操作用押ボタンスイッチ2が関路状態
の時に信号“1”を出力し、外部操作用押ボタンスイッ
チ2が閉路状態になってから所定時間(シリンダピスト
ン13が往動または復動運動するのに十分な時間)後に
信号“0”を出力するためのタイマー回路17(第2の
タイマー)が接続されている。さらに、該外部操作用押
ボタンスイッチ2は、AND回路18の1つの入力端
子、および保持回路19の1つの入力端子にそれぞれ接
続されている。また、前記タイマー回路17の出力はA
ND回路18の他の入力端子に接続されている。
【0026】このAND回路18の出力は、モー夕電流
を開閉する半導体スイッチであるMOSトランジスタ2
0に接続されている。
【0027】また、油圧ポンプ5の吐出側には圧力セン
サ21が接続されている。
【0028】この圧力センサ21の出力は、圧力検出装
置23に接続され、該圧力検出装置23の出力はタイマ
ー回路25(第1のタイマー)に接続され、該タイマー
回路25の出力は前記保持回路19の他方の入力端子に
接続されている。この保持回路19の出力は前記AND
回路18の他の入力端子に接続されている。
【0029】また、前期MOSトランジスタ20にもフ
ライホィール・ダイオード22を介して該バッテリ12
が接続されている。
【0030】ここで、保持回路19は、タイマー回路2
5の出力と、外部操作用押ボタンスイッチ2の出力を入
力し、外部操作用押ボタンスイッチ2の出力が“0”の
ときに回路をリセットし、信号“1”を出力し、タイマ
ー回路25の出力が“0”のときに回路をセットし、信
号“0”を出力し、タイマー回路25と外部操作用押ボ
タンスイッチ2の両出力が“1”のときは“1”になる
前の状態を保持し、両出力が同時に“0”になったとき
には、信号“0”を出力する様に構成されている。
【0031】また、フライホィール・ダイオード22
は、モータ電流がオフしたときに発生するサージ電圧を
吸収する様に構成されている。
【0032】また、タイマー回路25は、圧力検出装置
23の出力が“0”のときは信号“1”を出力し、圧力
検出装置23の出力が“1”になってから所定時間(1
〜2秒)後に信号“0”を出力する様に構成されてい
る。
【0033】また、圧力検出装置23は、圧力センサ2
1の出力を入力し、油圧ポンプの吐出圧力が所定の値に
達したか否かを検出し、所定値に達していないときは、
信号“0”を出力し、所定値に達したときは、信号
“1”を出力する様に構成されている。
【0034】該所定値とは、シリンダピストン13の運
動が完了したときの圧力である。
【0035】また、モータ4は油圧ポンプ5に図示しな
いカップリングを介して直結されており、油圧ポンプ5
はオイルタンク6内の作動油中に配置されている。該油
圧ポンプ5は切換弁7を介して油吐出口ポート(A)8
または油吐出口ポート(B)9に接続され、油吐出口ポ
ート(A)8はピストン13により形成される一方の油
室に接続され、油吐出口ポート(B)9は、ピストン1
3により形成される他方の油室に接続される。また、油
吐出口ポート(B)9(または油吐出口ポート(A)
8)は切換弁7を介してオイルタンク6に帰還されてい
る。
【0036】図2に、タイマー回路17、25の回路構
成図を示す。
【0037】図2中、RIは放電用抵抗、DIは放電用
ダイオード、RTIは時間設定用抵抗、CTIは時間設
定用コンデンサ、UIはインバータ素子である。
【0038】時間設定をするのは、RT1とCT1で行
い、両者の積がおおよその設定時間となる。放電用ダイ
オードD1は、入力が“1”から“0”になったとき
に、時間設定用コンデンサCT1の電荷を速やかに放電
させるためのダイオードである。
【0039】図3に、保持回路19の回路構成図を示
す。
【0040】図3中、U2、U3はNAND素子、U4
はインバータ素子である。
【0041】図4に、圧力検出装置23の回路構成図を
示す。
【0042】図4中、U5はコンバレータ素子、VIは
基準電圧源、VRIは電流設定用のボリュームをそれぞ
れ示す。
【0043】
【動作の説明】この様に構成した本発明第1実施例の特
徴ある動作を説明する。
【0044】以下の説明においては、運転席用スイッチ
16か常に閉路しているものとする。
【0045】外部操作用スイッチ2が関路のときは、A
ND回路18の入力の1つに信号“0”があるので、A
ND回路18は信号“0”を出力し、MOSトランジス
タ20は非導通状態となり、モータ4は、停止状態とな
る。この状態では、タイマー回路25の出力は“1”で
あるので、保持回路19はリセット状態となり“1”を
出力する。タイマー回路17も“1”を出力する。
【0046】ここで外部操作用スイッチ2を閉路する
と、保持回路19はリセット状態のままで“1”を出力
し、AND回路18の入力は全てが“1”となって、A
ND回路18は“1”を出力する。これにより、MOS
トランジスタ20は導通状態になり、モータ4に電流が
流れ、モー夕4と油圧ポンプ5が回転し、シリンダピス
トン13が駆動される。
【0047】シリンダピストン13の運動が完了する
と、モータ4の負荷が大きくなり、油圧ポンプの吐出圧
力が上昇し、圧力センサ21は圧力に比例した電圧を出
力する。
【0048】圧力が圧力検出装置23の設定圧力(所定
値)まで上昇したとき、圧力検出装置23は“1”を出
力する。
【0049】タイマー回路25に信号“1”が入力さ
れ、所定時間後(1〜2秒後)に信号“0”を出力す
る。
【0050】これにより、保持回路19はセット状態に
なり、信号“0”を出力する。
【0051】AND回路18の入力に、保持回路19か
ら信号“0”が入力されるので、AND回路18は信号
“0”を出力し、MOSトランジスタ20は非導通状態
となり、モータ電流が流れなくなり、モータ4は停止す
る。
【0052】MOSトランジスタ20が非導通状態にな
った瞬間に、モータ4からサージ電圧が発生するが、フ
ライホィールダイオード22がこれを吸収する。
【0053】モータ4からのサージ電圧がパワーユニッ
ト内の各素子にダメージを与えるほどでない場合は、フ
ライホィールダイオード22は必要ない。
【0054】モータ電流が流れなくなると、圧力検出装
置23は再び“0”を出力し、タイマー回路25は
“1”を出力する。保持回路19の入力は、“1”、
“1”となり、セット状態が保持され、“0”を出力し
たままである。
【0055】この様に、外部操作用押ボタンスイッチ2
が閉路し続けられる限り、この状態が保持されるので、
モータ4の停止状態は保持される。従って、外部操作用
押ボタンスイッチ2の固渋や故障等で、該外部操作用押
ボタンスイッチ2がシリンダピストン13の運動完了後
も押し続けられても、モータ4は自動的に停止されるの
で焼損することはない。これは、本発明の特徴の1つで
ある。
【0056】ここで、モータ4の起動時の油圧ポンプの
吐出圧力は、通常作動中の圧力より大きくなるので、モ
ータ4の起動時に圧力検出装置23にて起動圧力を検出
して、保持回路19がセット状態になり、モータ4を停
止させてしまう。これを防止するため、本発明はタイマ
ー回路25の計時時間を、モータ4の起動時間より長め
に(例えば、1秒〜2秒)設定し、該誤動作を防止して
いる。
【0057】1〜2秒間程度では、シリンダピストン1
3の運動が完了してから、モータ4が焼損することはな
く、油圧系統を破壊するほど油圧が上昇することもな
い。
【0058】再び、モータ4を起動したい場合は、外部
操作用樹ボタンスイッチ2を一度開路にし(保持回路1
9はリセットされる)、閉路すれば初期状態になり、起
動できる。
【0059】また、通常は、作動油が油圧シリンダ10
に送られるのであるが、オイルタンク6内の作動油が漏
れなどで不足し、正常に作動油がシリンダ10に送られ
なくなった場合は、操作者が外部操作用押ボタンスイッ
チ2を押し続けることがある。この場合は、シリンダピ
ストンの運動が完了せず、油圧ポンプの吐出圧力の上昇
が起きないため、圧力検出装置23は、”0”を出力し
たままである。
【0060】一方、タイマー回路17は、所定時間経過
すると、信号”0”を出力し、AND回路18の出力
が”0”となるので、MOSトランジスタ20が非導通
状態となり、モー夕4は停止する。従って、このような
異常状態で、外部操作用押ボタンスイッチ2が押し(閉
路)続けられても、タイマー回路17が”0”を出力し
続けるので、モータ4の停止状態が保持され、モータ4
の焼損が防止される。これは、本発明の特徴の1つであ
る。
【0061】更に、通常は、シリンダピストン13の運
動完了を操作者が判断し、外部操作用スイッチ2を開路
するのであるが、操作ミスや外部操作用スイッチ2の固
渋により開路されないとしても、或いは、オイルタンク
6内の作動油不足や劣化などで外部操作用スイッチ2が
押され続けたとしても、前記の動作のいずれか一方が自
動的に行われ、モータ4は自動的に停止される。この状
態は、外部操作用スイッチ2が閉路し続ける間、保持さ
れる。これは、本発明の特徴の1つである。
【0062】また、シリンダピストン13の運動中に、
何らかの機械的な損害物により運動不能状態になったと
きでも、油圧ポンプの吐出圧力の変化から、前記の動作
が行われ、モータ4を焼損から保護できる。これは、本
発明の特徴の1つである。
【0063】
【第2実施例】本発明の第2実施例を図面に基づいて説
明する。
【0064】図5は第2実施例の要部回路構成図を示
す。
【0065】図5で図1、図8と同一符号はそれぞれ同
一のものを示す。
【0066】第2実施例を図1に示した第1実施例と比
較すると、第1実施例の圧力検出装置23に代えて油圧
ポンプの吐出圧力を一定に保持するために圧力制御装置
27を設け、この出力をAND回路28に接続した点に
特徴がある。
【0067】即ち、バッテリ12に、外部操作用押ボタ
ンスイッチ2が誤って押されてもモータ4が作動するの
を防止するための運転席用スイッチ16が接続されて
る。この運転席用スイッチ16に直列に外部操作用押ボ
タンスイッチ2が接線されている。この外部操作用押ボ
タンスイッチ2は、該外部操作用押ボタンスイッチ2が
開路状態の時に信号“1”を出力し、外部操作用押ボタ
ンスイッチ2が閉路状態になってから所定時間(シリン
ダピストン13が往動または復動運動するのに十分な時
間)後に信号“0”を出力するためのタイマー回路17
(第2のタイマー)が接続されている。さらに、該外部
操作用押ボタンスイッチ2は、AND回路28の1つの
入力端子、および保持回路19の1つの入力端子にそれ
ぞれ接続されている。また、前記タイマー回路17の出
力はAND回路28の他の入力端子に接続されている。
【0068】このAND回路28の出力は、モー夕電流
を開閉する半導体スイッチであるMOSトランジスタ2
0に接続されている。また、油圧ポンプの吐出側には圧
力センサが接続されている。圧力検出装置23がこの圧
力センサ21に接続され、さらに前記MOSトランジス
タ20にもフライホィール・ダイオード22を介して該
バッテリ12が接続されている。
【0069】この圧力センサ21の出力は、圧力制御装
置27に接続され、該圧力制御装置27の出力はタイマ
ー回路25(第1のタイマー)に接続され、該タイマー
回路25の出力は前記保持回路19の他方の入力端子に
接続されている。この保持回路19の出力は前記AND
回路28の他の入力端子に接続されている。更に、該圧
力制御装置27の出力はAND回路28の他の入力端子
に接続されている。
【0070】ここで、保持回路19は、タイマー回路2
5の出力と、外部操作用押ボタンスイッチ2の出力を入
力し、外部操作用押ボタンスイッチ2の出力が0のとき
に回路をリセットし、信号“1”を出力し、タイマー回
路25の出力が0のときに回路をセットし、信号“0”
を出力し、タイマー回路25と外部操作用押ボタンスイ
ッチ2の両出力が“1”のときは“1”になる前の状態
を保持し、両出力が同時に“0”になったときには、信
号“0”を出力する様に構成されている。
【0071】フライホィール・ダイオード22は、モー
タ電流が関路したときに発生するサージ電圧を吸収する
様に構成されている。
【0072】タイマー回路25は、圧力制御装置27の
出力が0のときは信号“1”を出力し、圧力制御装置2
7の出力が“1”になってから所定時間(1〜2秒)後
に信号“0”を出力する様に構成されている。
【0073】第2実施例の特徴である圧力制御装置27
は、圧力センサ21の出力を入力し、該入力が所定値の
下限値以下のときにはAND回路28に信号“1”を出
力(図7出力c)し、該入力か所定値の上限値に以上の
ときにはAND回路28に信号“0”を出力(図7出力
c)し、圧力センサ21の出力が所定値の上下限値を上
下(脈動)しているときにはタイマー回路25に信号
“1”を出力(図7出力d)し、そうでない場合にはタ
イマー回路25に信号“0”を出力(図7出力d)する
様に構成されている。
【0074】また、モータ4は油圧ポンプ5に図示しな
いカップリングを介して直結されており、油圧ポンプ5
はオイルタンク6内の作動油中に配置されている。該油
圧ポンプ5は切換弁7を介して油吐出口ポート(A)8
または油吐出口ポート(B)9に接続され、油吐出口ポ
ート(A)8はピストン13により形成される一方の油
室に接続され、油吐出口ポート(B)9は、ピストン1
3により形成される他方の油室に接続される。また、油
吐出口ポート(B)9(または油吐出口ポート(A)
8)は切換弁7を介してオイルタンク6に帰還されてい
る。
【0075】図6に、圧力制御装置27の要部回路構成
図を示す。
【0076】図中、U6はコンバレータ素子、V2は基
準電圧源、VR2は圧力設定用のボリューム、D2はダ
イオード、R2はヒステリシス用抵抗、R3、R4は抵
抗、CIはコンデンサ、U7はインバータ素子をそれぞ
れ示す。また、R3とR4は、R3<R4になるように
設定されている。CI×R4の時定数は、MOSトラン
ジスタがオン・オフする周期より大きめに設定されてい
る。
【0077】図7は、外部操作用押ボタンスイッチ2が
閉路してから油圧ポンプの吐出圧力が制御され、タイマ
ー回路25によりモータ電流がオフされ、更に、外部操
作用押ボタンスイッチ2が開路されるまでの、図5に×
印で示した各点、図2に示すタイマー回路25のコンデ
ンサCTI電圧、及び図6に示す圧力制御装置27のコ
ンデンサCI電圧をそれぞれ示す信号波形図を示す。
【0078】
【動作の説明】この様に構成した、第2実施例の特徴あ
る動作を説明する。
【0079】外部操作用スイッチ2が開路のときは、A
ND回路28の入力の1つに信号“0”があるので、A
ND回路28は信号“0”を出力し、MOSトランジス
タ20は非導通状態となり、モータ4は停止している。
【0080】この状態では、圧力制御装置27の出力
(c)は“1”であり、出力(d)は“0”である。タ
イマー回路25は入力が“0”であるから信号“1”を
保持回路19に出力する。これにより、保持回路19は
リセット状態となり信号“1”をAND回路28に出力
する。また、タイマー回路17も信号“1”を出力す
る。したがって、モータ4は停止状態になる。
【0081】いま、外部操作用スイッチ2を操作者が閉
路すると、保持回路19はリセット状態のままで信号
“1”を出力し、AND回路28の入力が全て“1”と
なって、AND回路28は“1”を出力する。これによ
り、MOSトランジスタ20は導通状態になり、モータ
4に電流が流れ、モータ4と油圧ポンプ5が回転し、シ
リンダピストン13が駆動される。
【0082】シリンダピストン13の運動が完了すると
(図7のピストン停止)、モータ4の負荷が大きくな
り、油圧ポンプの吐出圧力が上昇し、圧力センサ21は
圧力に比例した電圧を出力する。モータ電流が電流制御
装剛27の設定電流の上限値(図7の設定上限)に達す
ると、電流制御装置27の出力(c)は“0”になり、
AND回路28の出力が“0”になり、MOSトランジ
スタ20が非導通状態になる。
【0083】この状態で、圧力が下降を始め、圧力制御
装置27の設定圧力の下限値(図7の設定下限)に達す
ると、圧力制御装置27の出力(c)は“1”になり、
AND回路28の出力が“1”になる。これにより、M
OSトランジスタ20が再び導通状態になる。
【0084】圧力制御装置27の設定圧力は、圧力が上
昇するときと、下降するときとで、ヒステリシスを設け
ている。ヒステリシスの上限値は、モータが焼損しない
で、且つ油圧上昇によって装置の各部が破損しない値に
設定し、下限値はシリンダピストン13の通常の動作圧
力より大きく設定する。
【0085】本第2実施例では、圧力は上述の所定範囲
にある一定圧力に保持されるので、モータ4及び油圧系
統の更なる保護が可能となる。更に、MOSトランジス
タ20の導通/非導通の周期を許容範囲内とすることが
でき、半導体スイッチの破損を防止できる。
【0086】一方、圧力は圧力制御装置27の設定値を
上下しているので、圧力制御装置27の出力(d)が
“1”になり、この信号“1”がタイマー回路25に入
力され、タイマー回路25は所定時間後(1秒〜2秒
後)に信号“0”を保持回路19に出力する。
【0087】保持回路19は、入力条件によりセット状
態になり、信号“0”をAND回路28に出力する。
【0088】AND回路28の入力に信号“0”が入力
されるので、AND回路28は信号“0”を出力し、M
OSトランジスタ20は非導通状態となり、モータ電流
が流れなくなり、モータ4は停止し、油圧ポンプの吐出
圧力が低下する。
【0089】圧力が低下すると、圧力制御装置27の出
力(d)は再び信号“0”を出力し、タイマー回路25
は信号“1”を出力する。保持回路19への入力信号
は、“1”、“1”となるが、セット状態が保持され、
保持回路19は“0”を出力したままである。
【0090】従って、外部操作用押ボタンスイッチ2が
閉路し続けられる限り、この状態が保持されるので、モ
ータ4は停止状態を保持する。
【0091】再び、モータ4を起動したい場合は、外部
操作用押ボタンスイッチ2を一度関路にし(保持回路1
9はリセットされる)、閉路すれは初期状態になり、起
動できる。
【0092】
【効果】以上説明したように、本発明は、油圧ポンプを
駆動するモータの電流を開閉する開閉装置に半導体を使
用し、操作用押ボタンスイッチの指令により該モータを
駆動し、該油圧ポンプにより駆動されるシリンダピスト
ンの往動または復動運動が完了したことを該油圧ポンプ
の吐出圧力の変化から検出し、所定の圧力を越えてから
所定時間後にもなお、該押ボタンスイッチが閉路状態に
あることをタイマー回路により検出し、該押ボタンスイ
ッチが開路されるまで該タイマー回路の検出を保持する
保持回路にて、該半導体スイッチを非常通にさせるよう
に構成したことを特徴とする。
【0093】また、本発明は、操作用押ボタンスイッチ
が閉路されてから、シリンダピストンの往動または復動
運動か完了するに十分な時間を持ってもなお、油圧ポン
プの吐出圧力の変化がなく、更に押ボタンスイッチが閉
路状態にあることをタイマー回路により検出し、該半導
体スイッチを非導通にさせるように構成した。
【0094】また、本発明は、油圧ポンプの吐出圧力が
所定値より大きいときに、該半導体スイッチを非導通に
し、小さいときに導通させ、圧力を所定値に制御する圧
力制御装置を備え、圧力制御装置内に圧力制御の開始を
検出する検出回路を設け、該検出回路か圧力制御を検出
してから所定時間後にもなお前記押ボタンスイッチが閉
路状態にあることをタイマー回路により検出し、前記押
ボタンスイッチが開路するまで前記タイマー回路の検出
を保持する保持回路にて、前記半導体スイッチを非導通
にさせるように構成したことを特徴とする。
【0095】従って、操作用押ボタンスイッチが誤って
押し続けられた場合でも、モータを焼損等から保護でき
る。
【0096】また、オイルタンク内の作動油不足や劣化
などによるモータの連続運転がなくなり、モータを保護
できる。
【0097】また、モータおよび油圧系統の更なる保護
が可能となる。
【0098】また、安全弁が不要となるので騒音発生の
発生を防止できる。
【0099】また、モータ起動が半導体スイッチで行わ
れるので、接点不良がなくなり信頼性が向上でき、更に
接点溶着によるモータの焼損が回避できる。
【0100】更に、装置が軽量化、小型化でき、製造コ
ストも軽減できる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例の要部回路構成図
を示す。
【図2】図2は、タイマー回路17、25の回路構成図
を示す。
【図3】図3は、保持回路19の回路構成図を示す。
【図4】図4は、圧力検出装置23の回路構成図を示
す。
【図5】図5は、第2実施例の要部回路構成図を示す。
【図6】図6は、圧力制御装置27の要部回路構成図を
示す。
【図7】図7は、外部操作用押ボタンスイッチ2が閉路
してから油圧ポンプの吐出圧力が制御され、タイマー回
路25によりモータ電流が闇路され、更に、外部操作用
押ボタンスイッチ2が関路されるまでの、図5に×印で
示した各点、図2に示すタイマー回路25のコンデンサ
CTI電圧、及び図6に示す圧力制御装置27のコンデ
ンサCI電圧をそれぞれ示す信号波形図。
【図8】従来装置の回路構成図。
【符号の説明】
1 手動式キースイッチ、2 外部操作用押ボタンスイ
ッチ、3 電磁式コンタクトスイッチ、4 モータ、5
油圧ポンプ、6 オイルタンク、7 切換弁、8 油
吐出口ポート(A)、9 油吐出口ポート(B)、10
油圧シリンダ、11 安全弁、12 バッテリ、13
シリンダピストン、14 パワーユニット、16 運
転席用スイッチ、17 タイマー回路、18 AND回
路、19保持回路、20 MOSトランジスタ、21
圧力センサ、22 フライホィール・ダイオード、23
圧力検出装置、25 タイマー回路、27 圧力制御
装置、28 AND回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプを駆動するモー夕と、 該油圧ポンプにより駆動されるシリンダピストンと、 該モータの駆動電力源と、 を備えた油圧パワーユニット装置において、 該モータへの通電回路を開閉する半導体から成る開閉装
    置と、 該開閉装置の開閉を操作者が指示するための外部操作用
    スイッチと、 該油圧ポンプの吐出圧力から該シリンダピストンの動作
    完了を検出する手段と、 該検出する手段からの該シリ
    ンダビストンの動作完了検出信号に基づいて、該外部操
    作用スイッチの閉路状態継続中は該開閉装置を非導通状
    態に保持する保持回路と、 を備えたことを特徴とする油圧パワーユニット装置。
  2. 【請求項2】 前記該油圧ポンプの吐出圧力から該シリ
    ンダピストンの動作完了を検出する手段が、 前記シリンダピストンの運動が完了したときの油圧ポン
    プの吐出圧力を所定値として、該吐出圧力が該所定値に
    達したことを検出する圧力検出装置と、 該圧力検出装置からの所定値検出信号で起動され、所定
    時間の計時後にシリンダピストンの動作完了検出出力を
    出力するタイマーと、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の油圧パワー
    ユニット装置。
  3. 【請求項3】 該外部操作用スイッチが閉路された時か
    ら該シリンダピストンの運動が完了するに十分な時間を
    計時した後にシリンダピストン動作完了検出出力を出力
    するタイマーと、 該外部操作用スイッチの閉路状態継続中は、該タイマー
    のシリンダピストン動作完了検出出力または前記保持回
    路に保持された非導通信号のいずれかにより該開閉装置
    を非導通状態にする回路と、 を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載
    の油圧パワーユニット装置。
  4. 【請求項4】 油圧ポンプを駆動するモータと、 該油圧ポンプにより駆動されるシリンダピストンと、 該モータの駆動電力源と、 を備えた油圧パワーユニット装置において、 該モータへの通電回路を開閉する半導体から成る開閉装
    置と、 該開閉装置の開閉を操作者が指示するための外部操作用
    スイッチと、 該外部操作用スイッチが閉路された時から該シリンダピ
    ストンの運動が完了するに十分な時間を計時した後にシ
    リンダピストン動作完了検出出力を出力するタイマー
    と、 該タイマーのシリンダピストン動作完了検出出力に基づ
    いて、該外部操作用スイッチの閉路状態継続中は該開閉
    装置を非導通状態にする回路と、 を備えたことを特徴とする油圧パワーユニット装置。
  5. 【請求項5】 油圧ポンプを駆動するモータと、 該油圧ポンプにより駆動されるシリンダピストンと、 該モータの駆動電力源と、 を備えた油圧パワーユニット装置において、 該モータへの通電回路を開閉する半導体から成る開閉装
    置と、 該開閉装置の開閉を操作者が指示するための外部操作用
    スイッチと、 前記シリンダピストンの運動が完了したときの油圧ポン
    プの吐出圧力を所定値として、該吐出圧力が該所定値に
    達したことを検出する圧力検出装置と、 該圧力検出装置からの所定値検出信号で起動され、所定
    時間の計時後にシリンダピストン動作完了検出出力を出
    力し、該圧力検出装置からの非検出信号入力時に非シリ
    ンダピストン動作完了検出出力を出力する第1のタイマ
    ーと、 該外部操作用スイッチが閉路された時から該シリンダピ
    ストンの運動が完了するに十分な時間を計時した後にシ
    リンダピストン動作完了検出出力を出力する第2のタイ
    マーと、 該第1のタイマーのシリンダピストン動作完了検出出力
    または非シリンダピストン動作完了検出出力と、該外部
    操作用スイッチの開閉路状態信号とがそれぞれ入力さ
    れ、該外部操作用スイッチが閉路状態である場合には、
    シリンダピストン動作完了検出出力の入力後は前記開閉
    装置を非導通状態にする非導通信号を保持する保持回路
    と、 該保持回路からの非導通信号、前記第2のタイマ…から
    のシリンダピストン動作完了検出出力、または該外部操
    作用スイッチの開路状態信号のいずれかが存在する場合
    に、該開閉装置を非導通状態にする回路と、 を備えたことを特徴とする油圧パワーユニット装置。
  6. 【請求項6】 油圧ポンプを駆動するモータと、 該油圧ポンプにより駆動されるシリンダピストンと、 該モータの駆動電力源と、 を備えた油圧パワーユニット装置において、 該モータへの通電回路を開閉する半導体から成る開閉装
    置と、 該開閉装置の開閉を操作者が指示するための外部操作用
    スイッチと、 該シリンダピストンの動作が完了したときに生じる油圧
    ポンプの吐出圧力に所定範囲を設け、該所定範囲の所定
    上限値以上のときに該開閉装置の非導通信号を出力し、
    該所定範囲の所定下限値以下のときに該開閉装置の導通
    信号を出力し、更に該吐出圧力が該所定範囲内で脈動す
    るときに圧力の制御中であることを検出する検出信号を
    出力する圧力制御回路と、 該圧力制御装置からの該検出信号で起動され、所定時間
    の計時後にシリンダピストン動作完了検出出力を出力す
    るタイマーと、 該タイマーからの該シリンダピストンの動作完了検出信
    号に基づいて、該外部操作用スイッチの閉路状態継続中
    は該開閉装置を非導通状態に保持する保持回路と、 を備えたことを特徴とする油圧パワーユニット装置。
  7. 【請求項7】 油圧ポンプを駆動するモー夕と、 該油圧ポンプにより駆動されるシリンダピストンと、 該モータの駆動電力源と、 を備えた油圧パワーユニット装置において、 該モータへの通電回路を開閉する半導体から成る開閉装
    置と、 該開閉装置の開閉を操作者が指示するための外部操作用
    スイッチと、 該シリンダピストンの動作が完了したときに生じる油圧
    ポンプの吐出圧力に所定範囲を設け、該所定範囲の所定
    上限値以上のときに該開閉装置の非導通信号を出力し、
    該所定範囲の所定下限値以下のときに該開閉装置の導通
    信号を出力し、更に該吐出圧力が該所定範囲内で脈動す
    るときに圧力の制御中であることを検出する検出信号を
    出力する圧力制御回路と、 該圧力制御装置からの該検出信号で起動され、所定時間
    の計時後にシリンダピストン動作完了検出出力を出力
    し、該圧力制御装置からの非検出信号入力時に非シリン
    ダピストン動作完了検出出力を出力する第1のタイマー
    と、 該外部操作用スイッチが閉路された時から該シリンダピ
    ストンの運動が完了するに十分な時間を計時した後にシ
    リンダピストン動作完了検出出力を出力する第2のタイ
    マーと、 該第1のタイマーのシリンダピストン動作完了検出出力
    または非シリンダピストン動作完了検出出力と、該外部
    操作用スイッチの開閉路状態信号とがそれぞれ入力さ
    れ、該外部操作用スイッチが閉路状態である場合には、
    シリンダピストン動作完了検出出力の入力後は前記開閉
    装置を非導通状態にする非導通信号を保持する保持回路
    と、 該保持回路からの非導通信号、前記第2のタイマーから
    のシリンダピストン動作完了検出出力、該圧力制御回路
    からの非導通信号または該外部操作用スイッチの関路状
    態信号のいずれかが存在する場合に、該開閉装置を非導
    通状態にする回路と、 を備えたことを特徴とする油圧パワーユニット装置。
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